JP6230928B2 - 折板屋根用の安全設備 - Google Patents

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本発明は、折板屋根の屋根面において各種作業を実施するに際して墜落防止や落下養生を目的として軒先近傍位置に設置される安全設備に関する。
この種の安全設備としては特許文献1,2に示されるものが知られている。
これらはいずれも折板屋根の屋根面に支柱を自立状態で立設するとともに、その支柱を二方向から控え支柱あるいは斜めサポートにより支持して転倒を防止するようにしたうえで、支柱間に親綱としてのロープを架設する構成のものである。
実開平1−119743号公報 特開2009−228209号公報
上記従来の安全設備は、支柱の他に控え支柱あるいは斜めサポートを用いるので全体として部品点数が多く、そのためコスト高であるし、設置や撤去のための作業も必ずしも簡単ではなく、しかも見栄えがあまり良くないものであり、広く普及するに至っていない。
上記事情に鑑み、本発明は折板屋根の屋根面に設置するための有効適切な安全設備を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、折板屋根の屋根面に設置される安全設備であって、少なくとも一対二台の支柱が間隔をおいて配置されてそれら支柱の上端部相互間に親綱が架設可能とされ、前記支柱は同一形状かつ同一寸法の一組三本の脚体が三脚状に組み合わせられて、それら脚体の上端部どうしが相対回転可能かつ分解可能な状態で連結可能とされ、前記脚体の下端部がそれぞれ前記折板屋根に固定金具を介して取り外し可能な状態で連結可能とされていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の折板屋根用の安全設備であって、落下養生用のネットが前記親綱により支持されて前記支柱の間に展開された状態で設置可能とされていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、折板屋根の屋根面に設置される安全設備であって、少なくとも一対二台の支柱架台が間隔をおいて配置されてそれら支柱架台の間に親綱が架設可能とされ、前記支柱架台は、同一形状かつ同一寸法の一組三本の脚体が三脚状に組み合わせられてそれら脚体の上端部どうしが相対回転可能かつ分解可能な状態で連結された支柱を構成要素として、該支柱が二台一組として近接して配置されてそれら支柱の上端部相互間に腕木の基端部が取り外し可能な状態で連結可能とされた構成とされ、前記支柱架台を構成している前記支柱における前記脚体の下端部がそれぞれ前記折板屋根に固定金具を介して取り外し可能な状態で連結可能とされ、前記親綱が前記腕木の先端部相互間に架設可能とされていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の折板屋根用の安全設備であって、落下養生用のネットが前記親綱により支持されて前記支柱架台の間に展開された状態で設置可能とされていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1,2,3または4記載の折板屋根用の安全設備であって、前記支柱を構成する脚体は、上端部が上部連結片とされ、下端部が下部連結片とされ、それら上部連結片と下部連結片との間が本体部とされる金属製の帯板を素材として形成され、前記上部連結片は前記帯板の上端部が裏面側に折り曲げられることによって形成されているとともに、該上部連結片には他の脚体を連結するための上部連結孔が形成され、前記下部連結片は前記帯板の下端部が表面側に折り曲げられることによって形成されているとともに、該下部連結片には前記固定金具を連結するための下部連結孔が形成され、前記下部連結片および前記上部連結片は、前記脚体が前記折板屋根の屋根面に設置された状態において水平状態となるように、それぞれ前記本体部に対して逆方向に同一角度傾斜する状態で形成されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の折板屋根用の安全設備であって、前記本体部、あるいは前記本体部と前記下部連結片には、前記帯板の両側縁部が表面側に折り起こされることによって補剛リブが形成されていることを特徴とする。
本発明の折板屋根用の安全設備は、三本の同一形状・同一寸法の脚体を三脚状に組み合わせて支柱を構成し、その支柱における各脚体の下端部を折板屋根のハゼ部などに固定することで少なくとも一対二台の支柱を間隔をおいて設置し、それら支柱の上端部相互間に親綱を架設するものであるので、折板屋根の屋根面に容易に設置可能かつ容易に撤去可能であり、極めて簡易かつ安価な設備でありながら屋根面で各種作業を行う際の作業安全性を充分に確保することが可能である。
本発明の第1実施形態である安全設備を示す図であって、(a)は設置状態を示す全体図、(b)は部分正面図である。 同、支柱の構成要素である脚体を示す図であって、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は上面図、(e)は底面図、(f)は断面図((a)におけるf−f線視図))である。 同、脚体の展開図である。 同、3枚の脚体を重ねた状態を示す図であって、(a)は横置きした状態を示す全体図、(b)は断面図である。 同、屋根面に対する脚体の下端部の連結状態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 本発明の第2実施形態である安全設備を示すであって、(a)、(b)はいずれも設置状態を示す全体図である。 本発明の第3実施形態である安全設備の支柱を示す図であって、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は(b)に対応した側面図である。 本発明の第3実施形態である安全設備の支柱の構成要素である脚体を示す図であって、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は上面図、(e)は底面図、(f)は断面図((a)におけるf−f線視図))である。 同、脚体の展開図である。
本発明の折板屋根用の安全設備の第1実施形態を図1〜図5を参照して説明する。
本実施形態の安全設備は、折板屋根1の屋根面において各種作業を実施するに際して墜落防止や落下養生のために軒先近傍位置に設置されるものであって、図1(a)に示すように一対二台の支柱2を適宜の間隔(たとえば5m程度)をおいて設置して、それら支柱2の上端部相互間に親綱9を架設可能としたものであり、特に支柱2の構成に特徴を有するものである。
すなわち、本実施形態の安全設備は、上記の支柱2として同一形状かつ同一寸法の一組三本の脚体3を三脚状に組み合わせてそれら脚体3の上端部どうしを相対回転可能かつ分解可能な状態で連結可能とした構成のものであり、図5に示すようにそれら脚体3の下端部をそれぞれ折板屋根1(本実施形態では折板屋根1のハゼ部1a)に対して固定金具8を介して取り外し可能な状態で連結することによって、これら脚体3により構成される三脚としての支柱2を折板屋根1上に設置可能としたことを主眼としている。
支柱2を構成する脚体3について図2〜図4を参照して説明する。
図2(a)〜(f)に正面図、左側面図、右側面図、上面図、底面図、断面図を示し、図3に展開図を示しているように、本実施形態における脚体3は金属製の帯板(たとえば厚さ1mm以上、好ましくは厚さ1.2mm、2.3mmの鋼板(亜鉛メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板など)が好適に採用可能である)を素材として形成されたもので、その上端部が上部連結片3bとされ、下端部が下部連結片3cとされ、それら上部連結片3bと下部連結片3cとの間が本体部3aとされているものである。
上部連結片3bは素材としての帯板の上端部が裏面側に所定角度折り曲げられて形成されているとともに、その上部連結片3bには他の脚体3を連結するための連結金具7が挿通される上部連結孔4が形成されている。
下部連結片3cは帯板の下端部が表面側に所定角度折り曲げられて形成されているとともに、その下部連結片3cには固定金具8を連結するための下部連結孔5が形成されている。
上部連結片3bおよび下部連結片3cは、3本の脚体3を三脚状に組み合わせて折板屋根1の屋根面に設置した状態において上部連結片3bおよび下部連結片3cがいずれも水平状態となり、それにより本体部3aが鉛直面に対して所定角度をなす状態で設置されるように、それぞれ本体部3aに対して逆方向に同一角度傾斜する状態で形成されている。
そして、上記の脚体3における上部連結片3bと下部連結片3cとの間の本体部3a、および下部連結片3cには、それぞれ帯板の両側縁部が表面側に折り起こされることによって補剛リブ6が形成されている。
なお、脚体3における本体部3aに対する上部連結片3bと下部連結片3cの傾斜角度θ1(図2(a)参照)は、上記のようにこの脚体3により構成される三脚としての支柱2を屋根面に設置した際に上部連結片3bおよび下部連結片3cがいずれも水平状態となるように適宜設定すれば良く、その限りにおいて傾斜角度θ1は特に限定されないがたとえばθ1=120°程度(本実施形態では122°)とすることが好ましい。
また、本体部3aおよび下部連結片3cに対して補剛リブ6を形成するために帯板の両側縁部を折り起こす角度θ2(図2(f)参照)は、本体部3aおよび下部連結片3cが所望の剛性を有するものとなるように適宜設定すれば良いが、たとえばθ2=120°程度(本実施形態では113°、あるいは120°)とすると良い。
脚体3をそのような形状としておくと、それら脚体3の上端部どうしを連結金具7により連結することのみで三脚状の支柱2を容易に組み立てることができるし、連結金具7を取り外すことのみで支柱2を個々の脚体3に容易に解体可能である。
しかも、それぞれの脚体3は単なる帯板を素材として形成された同一形状、同一寸法の軽量かつコンパクトなものであって安価に製作可能であるし、連結金具7を緩めた状態ではその連結金具7を支点として脚体3を回転させることで図4(a)、(b)に示すように全体を1本に重ね合わせることができるから、その状態で容易に持ち運び可能かつ収納・保管可能であって極めて便利であり合理的である。
本実施形態の安全設備を設置するに際しては、3本の脚体3を三脚状に組み合わせてそれらの上部連結片3bを互いに重ね合わせてそれぞれの上部連結孔4の位置を合致させ、そこに連結金具7を挿通してボルト締結することにより三脚としての支柱2を組み立てる。
なお、連結金具7としては,図示例のように親綱9を架設するための金具を兼用し得る汎用のアイボルトが好適に採用可能であるが、それに限らずたとえば単なるボルト等の適宜の金具を用いることでも良い。
また、支柱2を組み立てる際には各脚体3が平面視において可及的に等間隔になるように(相互に120度の角度をなすように)それぞれの脚体の位置を位置決めすることが好ましいが、必要であればハゼ部1aの位置に応じて各脚体3の位置を微調整すれば良く、その際には上部連結片3bを連結している連結金具7を緩めてそれを支点として所望の脚体3を水平面内において回転させて所望の脚体3の下部連結片3cを固定するべきハゼ部1aの位置に導けば良い。
そして、各脚体3の下端部の下部連結片3cを図5に示すように固定金具8を用いて折板屋根1のハゼ部1aに対して取り外し可能に連結することにより、この支柱2を折板屋根1の所定位置たとえば軒先近傍位置に自立状態で設置する。そのための固定金具8としては折板屋根1に対して各種の部材を取り付けるための各種の汎用市販品を任意に採用可能である。
また、支柱2は、折板屋根1(折板屋根1の軒先)に対し、3本の脚体3の位置(向き)や固定箇所をどのように選定してもよく、本実施形態のように限定する必要はない。
しかる後に、双方の支柱2の上端部相互間に図1に示すように親綱9を架設する。その際、上記のように連結金具7としてアイボルトを用いる場合には親綱9をそのアイボルトに対して係止すれば良いが、他の連結金具7を用いた場合には親綱9を支柱2の上端部に対して適宜の金具類を用いて連結するか、あるいは親綱9を支柱2の上端部に直接的に結び付けて連結すれば良い。
これにより、親綱9が軒先の位置を明確に明示する目印となって作業員の墜落防止に寄与し得るものとなり、折板屋根1の屋根面で各種作業を行う際の作業安全性を充分に確保することができる。
なお、本発明の安全設備は、図1(a)に示すように支柱2の間に親綱9を架設することのみでも安全確保に寄与し得るが、さらに図1(b)に示すように落下養生用のネット10を支柱2の間において親綱9により支持して展開した状態で設置し、そのネット10の下縁部を折板屋根1に対して連結しておくことにより、さらに安全性を向上させることができる。
また、上記実施形態のように少なくとも一組二台の支柱2をたとえば5m程度の間隔をおいてそれらの間に親綱9を架設すれば良いが、親綱9の所要長さが長いような場合(つまり軒先の延長が長いような場合)には、3台以上の多数の支柱2を軒先に沿って適宜の間隔をおいて配列してそれらの間に一連の親綱9を架設すれば良い。
勿論、本実施形態の安全設備は作業終了後には固定金具8を取り外すことのみで支柱2を容易に撤去可能であるし、撤去した支柱2を他の場所や他の作業現場において何度でも繰り返して転用可能である。
図6(a)、(b)は本発明の第2実施形態を示すものである。
これは、上記実施形態における支柱2を二台一組として用いてそれら支柱2を腕木20により連結した支柱架台21を構成し、少なくとも一対二台の支柱架台21の間に親綱9を架設するようにしたものである。
すなわち、本第2実施形態における支柱架台21は、上記実施形態における三脚状の支柱2を構成要素として、その支柱2を二台一組として近接して配置してそれら支柱2の上端部に連結金具7により腕木20の基端部を取り外し可能に連結した構成としている。つまり、本第2実施形態における支柱架台21は、全6本の脚体3により構成される二連の三脚状の支柱2により腕木20を片持ち状態で支持した構成とされているものである。
そして、上記実施形態と同様に脚体3の下端部に形成した下部連結片3cを折板屋根1のハゼ部1aに対して固定金具8を介して取り外し可能に連結して、少なくとも一組二台の支柱架台21を軒先に沿って所定間隔で設置したうえで、図6(a)に示すように腕木20の先端部相互間に親綱9を架設し、さらに必要に応じて図6(b)に示すように軒先位置にネット10を親綱9により支持して展開した状態で設置するようにしている。
なお、図示例では腕木20の先端部に対して親綱9を連結金具7(図示例ではアイボルト)を介して連結しているとともに、支柱架台21を構成している2台の支柱2の内の軒先側の支柱2と腕木20とを連結している連結金具7(同)に対しても親綱9を連結しており、したがって親綱9を軒先部に対して二重に架設したものとしている。
本実施形態によれば、各支柱架台21をそれぞれ2台の支柱2、すなわち全6本の脚体3による二連の三脚状の形態に構成しているので、折板屋根1に対してより確実堅固に設置することができる。
また、腕木20の長さを充分に長くすれば、支柱架台21を軒先から充分に離れた位置に設置したうえで親綱9やネット10を軒先の位置に設置できるので、支柱架台21の設置作業や撤去作業を軒先から離れた位置において安全に実施することが可能である。
図7、図8、図9は、本発明の折板屋根用の安全設備の第3実施形態を示すものである。
本実施形態の折板屋根用の安全設備は、第1実施形態に対し支柱2の構成を変更したものである。
具体的に、第1実施形態の支柱2の脚体3は、上部連結片3bと下部連結片3cとの間の本体部3a、および下部連結片3cに、それぞれ帯板の両側縁部が表面側に折り起こされることによって補剛リブ6が形成されている。
これに対し、本実施形態の支柱2の脚体3は、図7〜図9に示すように、本体部3aのみに補剛リブ6を設け、下部連結片3cに補剛リブ6を設けずに形成されている。
そして、このように下部連結片3cに補剛リブ6を設けずに脚体3を形成した場合であっても、第1実施形態で示した支柱2(安全設備)と同様の作用効果を得ることが可能である。
これに加えて、本実施形態においては、下部連結片3cに補剛リブ6を設けずに脚体3を形成することで、脚体3の加工が容易になり、脚体3ひいては支柱2、安全設備の製造コストを低減することが可能になる。
以上、本発明による折板屋根用の安全設備の実施形態について説明したが、本発明は上記の第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 折板屋根
1a ハゼ部
2 支柱
3 脚体
3a 本体部
3b 上部連結片
3c 下部連結片
4 上部連結孔
5 下部連結孔
6 補剛リブ
7 連結金具
8 固定金具
9 親綱
10 ネット
20 腕木
21 支柱架台

Claims (6)

  1. 折板屋根の屋根面に設置される安全設備であって、
    少なくとも一対二台の支柱が間隔をおいて配置されてそれら支柱の上端部相互間に親綱が架設可能とされ、
    前記支柱は同一形状かつ同一寸法の一組三本の脚体が三脚状に組み合わせられて、それら脚体の上端部どうしが相対回転可能かつ分解可能な状態で連結可能とされ、
    前記脚体の下端部がそれぞれ前記折板屋根に固定金具を介して取り外し可能な状態で連結可能とされていることを特徴とする折板屋根用の安全設備。
  2. 請求項1記載の折板屋根用の安全設備であって、
    落下養生用のネットが前記親綱により支持されて前記支柱の間に展開された状態で設置可能とされていることを特徴とする折板屋根用の安全設備。
  3. 折板屋根の屋根面に設置される安全設備であって、
    少なくとも一対二台の支柱架台が間隔をおいて配置されてそれら支柱架台の間に親綱が架設可能とされ、
    前記支柱架台は、同一形状かつ同一寸法の一組三本の脚体が三脚状に組み合わせられてそれら脚体の上端部どうしが相対回転可能かつ分解可能な状態で連結された支柱を構成要素として、該支柱が二台一組として近接して配置されてそれら支柱の上端部相互間に腕木の基端部が取り外し可能な状態で連結可能とされた構成とされ、
    前記支柱架台を構成している前記支柱における前記脚体の下端部がそれぞれ前記折板屋根に固定金具を介して取り外し可能な状態で連結可能とされ、
    前記親綱が前記腕木の先端部相互間に架設可能とされていることを特徴とする折板屋根用の安全設備。
  4. 請求項3記載の折板屋根用の安全設備であって、
    落下養生用のネットが前記親綱により支持されて前記支柱架台の間に展開された状態で設置可能とされていることを特徴とする折板屋根用の安全設備。
  5. 請求項1,2,3または4記載の折板屋根用の安全設備であって、
    前記支柱を構成する脚体は、上端部が上部連結片とされ、下端部が下部連結片とされ、それら上部連結片と下部連結片との間が本体部とされる金属製の帯板を素材として形成され、
    前記上部連結片は前記帯板の上端部が裏面側に折り曲げられることによって形成されているとともに、該上部連結片には他の脚体を連結するための上部連結孔が形成され、
    前記下部連結片は前記帯板の下端部が表面側に折り曲げられることによって形成されているとともに、該下部連結片には前記固定金具を連結するための下部連結孔が形成され、
    前記下部連結片および前記上部連結片は、前記脚体が前記折板屋根の屋根面に設置された状態において水平状態となるように、それぞれ前記本体部に対して逆方向に同一角度傾斜する状態で形成されていることを特徴とする折板屋根用の安全設備。
  6. 請求項5記載の折板屋根用の安全設備であって、
    前記本体部、あるいは前記本体部と前記下部連結片には、前記帯板の両側縁部が表面側に折り起こされることによって補剛リブが形成されていることを特徴とする折板屋根用の安全設備。
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