JP6227617B2 - 感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 - Google Patents
感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6227617B2 JP6227617B2 JP2015221229A JP2015221229A JP6227617B2 JP 6227617 B2 JP6227617 B2 JP 6227617B2 JP 2015221229 A JP2015221229 A JP 2015221229A JP 2015221229 A JP2015221229 A JP 2015221229A JP 6227617 B2 JP6227617 B2 JP 6227617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- photosensitive resin
- carboxyl group
- compound
- photosensitive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Materials For Photolithography (AREA)
- Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
前記支持フィルムの、感光性樹脂層を設ける面側の算術平均表面粗さRaが50〜390nmであることを特徴とするものである。
本発明による感光性ドライフィルムについて、図面を参照しながら説明する。図1及び図2は、本発明による感光性ドライフィルムの一実施形態を示した概略断面図である。図1に示すように、感光性ドライフィルム1は、支持フィルム10と、支持フィルムの一方の面に設けられた感光性樹脂層20と、を備えている。また、本発明においては、感光性樹脂層20の表面に塵等が付着するのを防止するとともに、感光性ドライフィルムの取扱性を考慮して、図2に示すように、感光性樹脂層20の、支持フィルム10とは反対の面に、更に保護フィルム30が設けられていてもよい。以下、本発明による感光性ドライフィルムを構成する各構成要素について説明する。
支持フィルムは、後記する感光性樹脂層を支持するとともに、後記するように感光性樹脂層の露光、現像時に、感光性樹脂層の支持フィルムと接する側の表面に所定の表面形態を賦型する役割を有するものである。本発明においては、感光性樹脂層を設ける面側の算術平均表面粗さRaが50〜390nmの範囲にある支持フィルムを用いる。このような表面形態を有する支持フィルムを使用することにより、感光性ドライフィルムの露光、現像時の解像性を高く保持しながら、感光性ドライフィルムを用いて得られた硬化被膜(ソルダーレジスト層)の表面にアンダーフィルを充填する際の充填性を向上できるとともに、硬化被膜とモールド材との密着性も向上させることができる。すなわち、支持フィルムの所定の表面形態が硬化被膜の表面に賦型されることにより、アンダーフィルの充填性やモールド材との密着性が向上する。なお、算術平均表面粗さRaとは、JIS B0601に準拠して測定された値を意味する。
上記した所定表面粗さを有する面側の支持フィルム上に設けられる感光性樹脂層は、感光性ドライフィルムを露光、現像することによってパターニングされ、回路基板上に設けられた硬化被膜(ソルダーレジスト層)となる。このような感光性樹脂層としては、従来公知のソルダーレジストインキを制限なく使用できるが、以下、本発明による感光性ドライフィルムの感光性樹脂組層として好ましく使用できる感光性樹脂組成物の一例を説明する。
(2)後述するような2官能(固形)エポキシ樹脂の水酸基を、さらにエピクロロヒドリンでエポキシ化した多官能エポキシ樹脂に、(メタ)アクリル酸を反応させ、生じた水酸基に2塩基酸無水物を付加させたカルボキシル基含有感光性樹脂、
(3)1分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ化合物に、1分子中に少なくとも1個のアルコール性水酸基と1個のフェノール性水酸基を有する化合物と、(メタ)アクリル酸などの不飽和基含有モノカルボン酸とを反応させ、得られた反応生成物のアルコール性水酸基に対して、無水マレイン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、アジピン酸などの多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂、
(4)ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS、ノボラック型フェノール樹脂、ポリ−p−ヒドロキシスチレン、ナフトールとアルデヒド類の縮合物、ジヒドロキシナフタレンとアルデヒド類との縮合物などの1分子中に2個以上のフェノール性水酸基を有する化合物と、エチレンオキシド、プロピレンオキシドなどのアルキレンオキシドとを反応させて得られる反応生成物に、(メタ)アクリル酸などの不飽和基含有モノカルボン酸を反応させ、得られる反応生成物に多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂、
(5)1分子中に2個以上のフェノール性水酸基を有する化合物とエチレンカーボネート、プロピレンカーボネートなどの環状カーボネート化合物とを反応させて得られる反応生成物に、不飽和基含有モノカルボン酸を反応させ、得られる反応生成物に多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂、
(6)脂肪族ジイソシアネート、分岐脂肪族ジイソシアネート、脂環式ジイソシアネート、芳香族ジイソシアネートなどのジイソシアネート化合物と、ポリカーボネート系ポリオール、ポリエーテル系ポリオール、ポリエステル系ポリオール、ポリオレフィン系ポリオール、アクリル系ポリオール、ビスフェノールA系アルキレンオキシド付加体ジオール、フェノール性ヒドロキシル基およびアルコール性ヒドロキシル基を有する化合物などのジオール化合物の重付加反応によるウレタン樹脂の末端に、酸無水物を反応させてなる末端カルボキシル基含有ウレタン樹脂、
(7)ジイソシアネートと、ジメチロールプロピオン酸、ジメチロール酪酸などのカルボキシル基含有ジアルコール化合物と、ジオール化合物との重付加反応によるカルボキシル基含有ウレタン樹脂の合成中に、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートなどの分子中に1つの水酸基と1つ以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物を加え、末端(メタ)アクリル化したカルボキシル基含有ウレタン樹脂、
(8)ジイソシアネートと、カルボキシル基含有ジアルコール化合物と、ジオール化合物との重付加反応によるカルボキシル基含有ウレタン樹脂の合成中に、イソホロンジイソシアネートとペンタエリスリトールトリアクリレートの等モル反応物など、分子中に1つのイソシアネート基と1つ以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物を加え、末端(メタ)アクリル化したカルボキシル基含有ウレタン樹脂、
(9)(メタ)アクリル酸などの不飽和カルボン酸と、スチレン、α−メチルスチレン、低級アルキル(メタ)アクリレート、イソブチレンなどの不飽和基含有化合物との共重合により得られるカルボキシル基含有感光性樹脂、
(10)後述するような多官能オキセタン樹脂に、アジピン酸、フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸などのジカルボン酸を反応させ、生じた1級の水酸基に、2塩基酸無水物を付加させたカルボキシル基含有ポリエステル樹脂に、さらにグリシジル(メタ)アクリレート、α−メチルグリシジル(メタ)アクリレートなどの1分子中に1つのエポキシ基と1つ以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物を付加してなるカルボキシル基含有感光性樹脂、および
(11)上述した(1)〜(10)のいずれかのカルボキシル基含有感光性樹脂に、1分子中に環状エーテル基と(メタ)アクリロイル基を有する化合物を付加させたカルボキシル基含有感光性樹脂、等が挙げられる。なお、ここで(メタ)アクリレートとは、アクリレート、メタクリレートおよびそれらの混合物を総称する用語で、以下他の類似の表現についても同様である。
R2は、炭素原子数1〜4のアルキル基、炭素原子数1〜4のアルコキシ基、または、炭素原子数1〜4のアルキル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよいフェニル基を表す。
R3は、酸素原子または硫黄原子で連結されていてもよく、フェニル基で置換されていてもよい炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数1〜4のアルコキシ基で置換されていてもよいベンジル基を表す。
R4は、ニトロ基、または、X−C(=O)−で表されるアシル基を表す。
Xは、炭素原子数1〜4のアルキル基で置換されていてもよいアリール基、チエニル基、モルホリノ基、チオフェニル基、または、下記式で示される構造を表す。)
オブ ダイヤーズ アンド カラリスツ(The Society of Dyers
and Colourists)発行)番号が付されているものが挙げられる。
93,94,95,128,155,166,180等が挙げられる。ベンズイミダゾロン系黄色着色剤としては、Pigment Yellow 120,151,154,156,175,181等が挙げられる。また、モノアゾ系黄色着色剤としては、Pigment Yellow 1,2,3,4,5,6,9,10,12,61,62,62:1,65,73,74,75,97,100,104,105,111,116,167,168,169,182,183等が挙げられる。また、ジスアゾ系黄色着色剤としては、Pigment Yellow 12,13,14,16,17,55,63,81,83,87,126,127,152,170,172,174,176,188,198等が挙げられる。
本発明による感光性ドライフィルムは、上記した感光性樹脂層の表面に塵等が付着するのを防止するとともに取扱性を向上させる目的で、感光性樹脂層の支持フィルムとは反対の面に保護フィルムが設けられていてもよい。
次に、上記した感光性ドライフィルムを用いて、回路パターンが形成された基板上に硬化被膜を備えたプリント配線板を製造する方法を説明する。図3は、プリント配線基板の製造方法の工程を説明するための概略断面図である。一例として、図2に示したような保護フィルムを備えた感光性ドライフィルムを用いてプリント配線板を製造する方法を説明する。先ず、i)上記した感光性ドライフィルムから保護フィルムを剥離して、感光性樹脂層を露出させ、ii)前記回路パターンが形成された基板上に、前記感光性ドライフィルムの感光性樹脂層を貼合し、iii)前記感光性ドライフィルムの支持フィルム上から露光を行い、iv)前記感光性ドライフィルムから支持フィルムを剥離して現像を行うことにより、前記基板上にパターニングされた樹脂層を形成し、v)前記パターニングされた樹脂層を光照射ないし熱により硬化させて、硬化被膜を形成する、ことによりプリント配線板が形成される。なお、図1に示したような保護フィルムが設けられていない感光性ドライフィルムを使用する場合は、保護フィルムの剥離工程(i工程)が不要であることは言うまでもない。以下、各工程について説明する。
温度計、窒素導入装置兼アルキレンオキシド導入装置および撹拌装置を備えたオートクレーブに、ノボラック型クレゾール樹脂(昭和電工社製ショーノールCRG951、OH当量:119.4)119.4gと、水酸化カリウム1.19gとトルエン119.4gとを仕込み、撹拌しつつ系内を窒素置換し、加熱昇温した。次に、プロピレンオキシド63.8gを徐々に滴下し、125〜132℃、0〜4.8kg/cm2で16時間反応させた。その後、室温まで冷却し、この反応溶液に89%リン酸1.56gを添加混合して水酸化カリウムを中和し、不揮発分62.1%、水酸基価が182.2g/eq.であるノボラック型クレゾール樹脂のプロピレンオキシド反応溶液を得た。得られたノボラック型クレゾール樹脂は、フェノール性水酸基1当量当りアルキレンオキシドが平均1.08モル付加しているものであった。
上記のようにして得られたカルボキシル基含有感光性樹脂と、脂環式骨格を有するカルボキシル基含有アクリル共重合体(ダイセル社製サイクロマーP(ACA)Z320 (カルビトールアセテート35%含有)と、アクリレート化合物として感光性モノマーであるジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(日本化薬社製KAYARAD DPHA)と、熱硬化性成分であるエポキシ樹脂として、ノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬社製RE−306CA90、カルビトールアセテート10%含有)およびビフェノールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬社製NC−3000H CA75、カルビトールアセテート25%含有)と、光重合開始剤としてBASFジャパン社製Irgacure OXE02と、フィラーとして硫酸バリウム(堺化学社製B−30)および球状シリカ(アドマテックス社製アドマファイン SO−E2)と、熱硬化触媒としてメラミンと、着色剤として、三菱化学社製カーボンブラックM−50、ジオキサジンバイオレット Violet B、C.I.Pigment Yellow 147、C.I.Pigment Blue 15:3、およびBASFジャパン社製Red A2BNから選択される各成分を下記表1に示す割合(質量部)にて配合し、攪拌機にて予備混合した後3本ロールミルで混練して、感光性樹脂組成物1〜2および4〜5を調製した。
<感光性ドライフィルムの作製>
上記のようにして得られた感光性樹脂組成物1にメチルエチルケトン300gを加えて希釈し、攪拌機で15分間撹拌して塗工液を得た。塗工液を、算術表面粗さRa150nmである厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(ユニチカ社製エンブレットPTH−25)上に塗布し、通常、80℃の温度で15分間乾燥し、厚み20μmの感光性樹脂層を形成した。次いで、感光性樹脂層上に、厚み18μmのポリプロピレンフィルム(フタムラ社製OPP−FOA)を貼り合わせて、感光性ドライフィルムを作製した。
回路形成された基板(500mm×600mm×0.4mmt)表面を化学研磨し、上記のようにして得られた感光性ドライフィルムからポリエチレンフィルムを剥離して、表面研磨された側の面に、感光性ドライフィルムの感光性樹脂層を貼り合わせ、続いて、真空ラミネーター(名機製作所製 MVLP−500)を用いて加圧度:0.8Mpa、70℃、1分、真空度:133.3Paの条件で加熱ラミネートして、基板と感光性樹脂層とを密着させた。
実施例1において、算術表面粗さRa150nmである厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに代えて、算術表面粗さRa270nmである厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(ユニチカ社製エンブレットPTHA−25)を使用した以外は、実施例1と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例1において、算術表面粗さRa150nmである厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに代えて、算術表面粗さRa380nmである厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ社製ルミラーX42)を使用した以外は、実施例1と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例1において、算術表面粗さRa150nmである厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに代えて、算術表面粗さRa400nmである厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(ユニチカ社製SM−D)を使用した以外は、実施例1と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例1において、算術表面粗さRa150nmである厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに代えて、算術表面粗さRa23nmである厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱樹脂社製 R−310)を使用した以外は、実施例1と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例1において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物2を使用した以外は、実施例1と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例2において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物2を使用した以外は、実施例2と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例3において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物2を使用した以外は、実施例3と同様にしてプリント配線板を作製した。
比較例1において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物2を使用した以外は、比較例1と同様にしてプリント配線板を作製した。
比較例2において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物2を使用した以外は、比較例2と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例1において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物3を使用した以外は、実施例1と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例2において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物3を使用した以外は、実施例2と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例3において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物3を使用した以外は、実施例3と同様にしてプリント配線板を作製した。
比較例1において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物3を使用した以外は、比較例1と同様にしてプリント配線板を作製した。
比較例2において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物3を使用した以外は、比較例2と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例1において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物4を使用した以外は、実施例1と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例2において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物4を使用した以外は、実施例2と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例3において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物4を使用した以外は、実施例3と同様にしてプリント配線板を作製した。
比較例1において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物4を使用した以外は、比較例1と同様にしてプリント配線板を作製した。
比較例2において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物4を使用した以外は、比較例2と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例1において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物5を使用した以外は、実施例1と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例2において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物5を使用した以外は、実施例2と同様にしてプリント配線板を作製した。
実施例3において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物5を使用した以外は、実施例3と同様にしてプリント配線板を作製した。
比較例1において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物5を使用した以外は、比較例1と同様にしてプリント配線板を作製した。
比較例2において、感光性樹脂組成物1に代えて、感光性樹脂組成物5を使用した以外は、比較例2と同様にしてプリント配線板を作製した。
上記のようにして作製した実施例1〜15および比較例1〜10の各プリント配線板の硬化被膜表面の60度鏡面反射率を、マイクロトリグロス(ビック・ケミー・ジャパン社製)を用いて測定した。測定された数値の平均値を求め、少数点以下1桁目を四捨五入し、以下の評価基準により光沢度の評価を行った。
○:60度鏡面反射率の平均値が10を超え、40未満のもの
×:60度鏡面反射率の平均値が10以下か、40以上のもの
評価結果は下記の表2に示される通りであった。
上記のようにして作製した実施例1〜15および比較例1〜10の各プリント配線板の硬化被膜表面の水との接触角を、KYOWA INTERFACE SCIENCE社製の接触角計(DM300)を用いて測定した。測定された接触角は下記の表2に示される通りであった。
上記のようにして作製した実施例1〜15および比較例1〜10の各プリント配線板の硬化被膜の表面に、モールド材(住友ベークライト社製SUMIKON EME−G770)を用いて、円柱型(直径2.523mm、高さ3.00mm)のモールドプレス成形を行い、175℃で4時間加熱することによりモールド材を硬化させた。その後、硬化被膜表面に設けられたモールド材にシェアを与え、硬化被膜とモールド材との剥離強度を測定した。測定結果は、下記の表2に示される通りであった。
上記のようにして作製した実施例1〜15および比較例1〜10の各プリント配線板の硬化被膜において、直径80μmのネガパターンを介して露光、現像された開口部の直径を、光学顕微鏡を用いて測定した。解像性の評価基準は以下の通りとした。
○:直径の実測値が76μmを超え、84μm未満であったもの
(ネガパターンに対しての誤差が5%未満)
×:直径の実測値が76μm以下、84μm以上であったもの
(ネガパターンに対しての誤差が5%以上)
解像性の評価結果は、下記の表2に示される通りであった。
上記のようにして作製した実施例1〜15および比較例1〜10の基板について、ライン/スペース=50/50μmのクシ型電極パターンを用い、上記の条件で評価基板を作製し、電気特性の評価を行った。 評価方法は、このクシ型電極を121℃、97%R.H.の加温加湿条件下でDC30Vのバイアス電圧を印加し、絶縁劣化に至るまでの時間を測定した。電気特性の評価基準は、ここで、電気抵抗値が1×10−6Ωを下回った時点で絶縁劣化と判定した。電気特性の評価結果は下記の表2に示される通りであった。
上記のようにして作製した実施例1〜15および比較例1〜10の基板の表面をプラズマ処理(アルゴンガス、500W、60秒)した後、シリコンダイを実装した。実装後、シリコンダイと基板との隙間にアンダーフィルを流し込み170°で硬化させた。最後にシリコンダイをグラインダーを用いて切除し、アンダーフィルの充填性を評価した。また、基板表面にプラズマ処理を行わずに、上記と同様の評価を行った。評価基準は以下の通りとした。
○:アンダーフィルがシリコンダイの下前面に均一に充填されている
×:部分的に気泡を含んでいる
アンダーフィル充填性の評価結果は下記の表2に示される通りであった。
2 基板
3 回路
4 フォトマスク
5 樹脂層
6 硬化被膜
10 支持フィルム
20 感光性樹脂層
30 保護フィルム
Claims (5)
- 支持フィルムと、前記支持フィルムの一方の面に設けられた感光性樹脂層と、を備えた感光性ドライフィルムであって、
前記支持フィルムが、熱可塑性樹脂とフィラーとを含む樹脂組成物からなり、
前記支持フィルムの、感光性樹脂層を設ける面側の算術平均表面粗さRaが50〜390nmであり、
前記感光性樹脂層を形成する際に用いられる感光性樹脂組成物が、カルボキシル基含有感光性樹脂と熱硬化性成分とを含んでなり、
前記カルボキシル基含有感光性樹脂が、
(1)1分子中に2個以上のフェノール性水酸基を有する化合物とアルキレンオキシドとを反応させて得られる反応生成物に、不飽和基含有モノカルボン酸を反応させ、得られる反応生成物に多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂、
(2)1分子中に2個以上のフェノール性水酸基を有する化合物と環状カーボネート化合物とを反応させて得られる反応生成物に、不飽和基含有モノカルボン酸を反応させ、得られる反応生成物に多塩基酸無水物を反応させて得られるカルボキシル基含有感光性樹脂、
(3)ジイソシアネート化合物とジオール化合物との重付加反応によるウレタン樹脂の末端に、酸無水物を反応させてなる末端カルボキシル基含有ウレタン樹脂、
(4)ジイソシアネートとカルボキシル基含有ジアルコール化合物とジオール化合物との重付加反応によるカルボキシル基含有ウレタン樹脂の合成中に、分子中に1つの水酸基と1つ以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物を加え、末端(メタ)アクリル化したカルボキシル基含有ウレタン樹脂、
(5)ジイソシアネートとカルボキシル基含有ジアルコール化合物とジオール化合物との重付加反応によるカルボキシル基含有ウレタン樹脂の合成中に、分子中に1つのイソシアネート基と1つ以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物を加え、末端(メタ)アクリル化したカルボキシル基含有ウレタン樹脂、
(6)多官能オキセタン樹脂にジカルボン酸を反応させ、生じた1級の水酸基に、2塩基酸無水物を付加させたカルボキシル基含有ポリエステル樹脂に、さらに1分子中に1つのエポキシ基と1つ以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物を付加してなるカルボキシル基含有感光性樹脂、
(7)前記(1)〜(6)のいずれかのカルボキシル基含有感光性樹脂に1分子中に環状エーテル基と(メタ)アクリロイル基を有する化合物を付加させたカルボキシル基含有感光性樹脂、および
(8)不飽和カルボン酸と不飽和基含有化合物との共重合により得られるカルボキシル基含有樹脂に分子中に環状エーテル基と(メタ)アクリロイル基を有する化合物を付加させたカルボキシル基含有感光性樹脂、
からなる群より選択される少なくとも1種であり、
前記熱硬化性成分が、イソシアネート化合物、ブロックイソシアネート化合物、アミノ樹脂、マレイミド化合物、ベンゾオキサジン樹脂、カルボジイミド樹脂、シクロカーボネート化合物、多官能エポキシ化合物、多官能オキセタン化合物、およびエピスルフィド樹脂からなる群より選択される少なくとも1種である、ことを特徴とする、ソルダーレジスト層形成用感光性ドライフィルム。 - 前記感光性樹脂層の、前記支持フィルムとは反対の面に、保護フィルムを更に備えてなる、請求項1に記載の感光性ドライフィルム。
- 前記保護フィルムと前記感光性樹脂層との接着力が、前記支持フィルムと前記感光性樹脂層との接着力よりも小さい、請求項2に記載の感光性ドライフィルム。
- 前記感光性樹脂層の厚みが、5〜150μmである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の感光性ドライフィルム。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の感光性ドライフィルムを用いてプリント配線板を
製造する方法であって、
基板上に、前記感光性ドライフィルムの感光性樹脂層を貼合し、前記感光性ドライフィ
ルムの支持フィルム上から露光を行い、
前記感光性ドライフィルムから支持フィルムを剥離して現像を行うことにより、前記基
上にパターニングされた樹脂層を形成し、
前記パターニングされた樹脂層を光照射ないし熱により硬化させて、硬化被膜を形成す
る、ことを含んでなり、
前記硬化被膜表面の算術平均表面粗さRaが50〜390nmである、プリント配線板
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015221229A JP6227617B2 (ja) | 2014-06-30 | 2015-11-11 | 感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014135225 | 2014-06-30 | ||
JP2014135225 | 2014-06-30 | ||
JP2015221229A JP6227617B2 (ja) | 2014-06-30 | 2015-11-11 | 感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015025558A Division JP5882510B2 (ja) | 2014-06-30 | 2015-02-12 | 感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017130666A Division JP2017191336A (ja) | 2014-06-30 | 2017-07-03 | 感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 |
JP2017130660A Division JP6258547B2 (ja) | 2014-06-30 | 2017-07-03 | 感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016027435A JP2016027435A (ja) | 2016-02-18 |
JP2016027435A5 JP2016027435A5 (ja) | 2016-09-23 |
JP6227617B2 true JP6227617B2 (ja) | 2017-11-08 |
Family
ID=55352798
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015221229A Active JP6227617B2 (ja) | 2014-06-30 | 2015-11-11 | 感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 |
JP2017130660A Active JP6258547B2 (ja) | 2014-06-30 | 2017-07-03 | 感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 |
JP2017130666A Pending JP2017191336A (ja) | 2014-06-30 | 2017-07-03 | 感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 |
Family Applications After (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017130660A Active JP6258547B2 (ja) | 2014-06-30 | 2017-07-03 | 感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 |
JP2017130666A Pending JP2017191336A (ja) | 2014-06-30 | 2017-07-03 | 感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JP6227617B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6690367B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2020-04-28 | 日立化成株式会社 | 感光性樹脂組成物、感光性樹脂フィルム、硬化物の製造方法、積層体、及び電子部品 |
JP6409106B1 (ja) * | 2017-08-30 | 2018-10-17 | 太陽インキ製造株式会社 | 硬化性樹脂組成物、ドライフィルム、硬化物およびプリント配線板 |
JP2019178305A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 太陽インキ製造株式会社 | 硬化性樹脂組成物、該組成物からなるドライフィルム、硬化物および該硬化物を有するプリント配線板 |
JP7225553B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2023-02-21 | 住友ベークライト株式会社 | ソルダーレジスト形成用の樹脂シート |
WO2019221012A1 (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 日立化成株式会社 | 感光性フィルム及び永久マスクレジストの形成方法 |
JP7001866B1 (ja) | 2020-08-26 | 2022-01-20 | 株式会社タムラ製作所 | 感光性ドライフィルム及び感光性ドライフィルムを用いたプリント配線板の製造方法 |
WO2022138246A1 (ja) * | 2020-12-25 | 2022-06-30 | 富士フイルム株式会社 | 転写材料及び積層体の製造方法 |
JPWO2022202661A1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | ||
CN113835298B (zh) * | 2021-09-30 | 2023-11-28 | 明冠新材料股份有限公司 | 一种感光干膜及其制备方法 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006154622A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | パターン形成材料及びパターン形成方法 |
JP2007178500A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Fujifilm Corp | 感光性フイルム、並びに、永久パターン及びその形成方法 |
JP2008166313A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-17 | Nichigo Morton Co Ltd | レジストパターン形成方法 |
JP2008250246A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fujifilm Corp | 感光性積層体の製造方法、並びにプリント配線板及びその製造方法 |
JP2009223142A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Fujifilm Corp | 感光性フィルムの粗面化処理方法、及び感光性フィルム |
JP2010072340A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Fujifilm Corp | 感光性組成物、感光性フィルム、感光性積層体、永久パターン形成方法、及びプリント基板 |
JP2010085513A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 感光性ドライフィルム |
JP2011043854A (ja) * | 2010-11-15 | 2011-03-03 | Asahi Kasei E-Materials Corp | 感光性樹脂積層体 |
CN103299242B (zh) * | 2010-12-28 | 2016-08-10 | 太阳油墨制造株式会社 | 光固化性树脂组合物、其干膜和固化物以及使用它们的印刷电路板 |
JP5829035B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2015-12-09 | 太陽インキ製造株式会社 | 光硬化性樹脂組成物、ドライフィルム、硬化物及びプリント配線板 |
JP5514356B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2014-06-04 | 太陽インキ製造株式会社 | 光硬化性樹脂組成物、プリント配線板、及び光硬化性樹脂組成物の製造方法 |
KR101734425B1 (ko) * | 2013-09-24 | 2017-05-11 | 주식회사 엘지화학 | 드라이 필름 솔더 레지스트의 제조 방법과, 이에 사용되는 필름 적층체 |
JP5864524B2 (ja) * | 2013-12-26 | 2016-02-17 | 太陽ホールディングス株式会社 | 光硬化性樹脂組成物 |
JP6841585B2 (ja) * | 2014-03-27 | 2021-03-10 | 積水化学工業株式会社 | 積層構造体の製造方法及び積層フィルム |
US11054744B2 (en) * | 2014-04-25 | 2021-07-06 | Showa Denko Materials Co., Ltd. | Photosensitive element, laminate, permanent mask resist, method for producing same, and method for producing semiconductor package |
-
2015
- 2015-11-11 JP JP2015221229A patent/JP6227617B2/ja active Active
-
2017
- 2017-07-03 JP JP2017130660A patent/JP6258547B2/ja active Active
- 2017-07-03 JP JP2017130666A patent/JP2017191336A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016027435A (ja) | 2016-02-18 |
JP6258547B2 (ja) | 2018-01-10 |
JP2017191336A (ja) | 2017-10-19 |
JP2017191335A (ja) | 2017-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102135507B1 (ko) | 감광성 드라이 필름 및 그것을 사용한 프린트 배선판의 제조 방법 | |
JP6258547B2 (ja) | 感光性ドライフィルムおよびそれを用いたプリント配線板の製造方法 | |
JP5847814B2 (ja) | 光硬化性熱硬化性樹脂組成物 | |
JP6345855B1 (ja) | 感光性フィルム積層体およびそれを用いて形成された硬化物 | |
WO2014051035A1 (ja) | 光硬化性樹脂組成物、プリント配線板、及び光硬化性樹脂組成物の製造方法 | |
JP6215497B1 (ja) | 感光性フィルム積層体およびそれを用いて形成された硬化物 | |
JP6199525B1 (ja) | 感光性フィルム、感光性フィルム積層体およびそれらを用いて形成された硬化物 | |
JP6352480B1 (ja) | 感光性フィルム積層体およびそれを用いて形成された硬化物 | |
JP6175205B1 (ja) | 感光性フィルム、感光性フィルム積層体およびそれらを用いて形成された硬化物 | |
JP6845772B2 (ja) | 感光性フィルム積層体およびそれを用いて形成された硬化物 | |
JP6199524B1 (ja) | 感光性フィルム、感光性フィルム積層体およびそれらを用いて形成された硬化物 | |
KR102158944B1 (ko) | 감광성 필름, 감광성 필름 적층체 및 그들을 사용하여 형성된 경화물 | |
TWI785002B (zh) | 感光性薄膜層合體及使用其所形成之硬化物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160804 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160804 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20160804 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20160907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160909 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20161104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170310 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20170501 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170703 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170915 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171011 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6227617 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |