JP6227491B2 - バルブタイミング制御装置 - Google Patents
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- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
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Description
前記駆動回転体もしくは前記従動回転体の他方と一体的に設けられ、前記各転動体同士を離しつつ前記転動体の径方向の移動を許容する保持部材とを備え、前記偏心回転体の外周または前記軸受の内周に形成された1箇所以上の凹部を有し、該凹部内に少なくとも1個以上の付勢部材を設け、該付勢部材は前記偏心回転体に対して前記軸受を径方向外側に異なる2方向以上から付勢するように設けられたことを特徴とする。
図1〜図3に示すように、固定子16は、封止プレート11の内周側に一体的に設けられた円板状の樹脂プレート22と、該樹脂プレート22の内側に設けられた一対の樹脂ホルダー23a、23bと、該各樹脂ホルダー23a、23bの内部に径方向に沿って摺動自在に収容配置される。コイルスプリング24a、24bの弾性力で各先端面がコミュテータ20の外周面に径方向から弾接する切換ブラシ(整流子)である第1ブラシ25a、25bと、樹脂ホルダー23a、23bの前端面に、各外端面を露出した状態で埋設固定された内外二重の円環状のスリップリング26a、26bと、各第1ブラシ25a、25bと各スリップリング26a、26bを電気的に接続するピグテールハーネス27a、27bと、から主として構成されている。なお、スリップリング26a、26bが給電機構の一部を構成し、また、第1ブラシ25a、25bやコミュテータ20、ピグテールハーネス27a、27bなどが通電切替手段として構成されている。
このカム面39aは、円周方向の肉厚が変化して外径の軸心Yがモータ出力軸13の軸心Xから径方向へ僅かに偏心しており、最小肉厚部39bの径方向反対側にある最大肉厚部39cから円周方向に約±45度の部分に溝形状からなる凹部70a、70b(付勢部材収容)がそれぞれ形成されていると共に、該凹部70a、70b内に独立した付勢部材である板ばね71、72がそれぞれ収容されている。
バルブタイミング制御装置を始動しない状態では、図示しない内燃機関のクランクシャフトが回転駆動するとタイミングチェーンを介してタイミングスプロケット1が回転する。その回転力が内歯構成部19と雌めじ形成部6を介してモータハウジング5、つまり電動モータ12が同期回転する。一方、内歯構成部19の回転力が、各ローラ48から保持器41及び従動部材9を経由してカムシャフト2に伝達される。これによって、カムシャフト2の回転駆動によりカムが吸気弁を開閉作動する。
クランクシャフト駆動時のカムシャフト2は、図示しないバルブに設けられたバルブスプリングによってトルク変動(交番トルク)を受ける。具体的には、バルブ開時はバルブスプリング圧縮による正のトルクを、バルブ閉時はバルブスプリング伸張による負のトルクを受ける。このように、カムシャフト2には正逆が切替る交番トルク(トルク変動)が作用する。
図12は、第二の実施例の減速機構8を示す。
偏心軸部39は、第一の実施例と同様に、円周方向の肉厚が変化して外径の軸心Yがモータ出力軸13の軸心Xから径方向へ僅かに偏心しており、最小肉厚部39bから径方向反対側にある最大肉厚部39cの左右の円周方向に溝部である凹部70e(付勢部材収容)が形成されていると共に、該凹部70e内に付勢部材である板ばね73が収容されている。具体的に説明すると、凹部70eは、偏心軸部39の外周部を一定の肉厚で偏心軸部39の最大肉厚部39cを中心として左右の円周方向に±45度以上で切欠形成されていると共に、最大肉厚部39cは接線方向に沿って長方形に切欠形成されて、縦断面Dカット状に形成されている。
図13は、本実施例の減速機構8を示す。
偏心軸部39の凹部70eの形状は、板ばね73と当接する中央部が円弧状の円弧部70gで形成され、収容する板ばね73の中央部の円弧部73cが該円弧状70g内周面で当接することで板ばね73が凹部70e内で円周方向に移動し難く安定し、第二の実施例と同様の効果が得られる。
図14は、第四の実施例の減速機構8を示す。
偏心軸部39は、第一の実施例と同様に円周方向の肉厚が変化して外径の軸心Yがモータ出力軸13の軸心Xから径方向へ僅かに偏心しており、最小肉厚部39bから径方向反対側にある最大肉厚部39c側に凹部70h(付勢部材収容)が形成されていると共に、該凹部70h内に付勢部材である板ばね75が収容されている。
1a…スプロケット本体
1b…ギヤ部
2…カムシャフト
2a…フランジ部
2b…ストッパ凹溝
2e…前端面
3…カバー部材
3a…膨出部
3b…円筒壁
3c…保持用孔
3h…段差円環部
4…位相変換機構
5…ハウジング
5a…ハウジング本体
5b…底部
5c…軸部挿通孔
5d…延出部
6…
7…ボルト
8…減速機構
9…従動部材
10…カムボルト
11…封止プレート
12…電動モータ(中間回転体)
13…モータ出力軸
14、15…永久磁石(ステータ)
17…鉄心ロータ
18…電磁コイル
18a…コイル部
19…環状部材
19a…内歯
25a、25b…第1ブラシ
28…ブラシ保持体
39…偏心軸部
41…保持器
43…大径ボールベアリング
43a…外輪
43b…内輪
43c…ボール
43d、43f…内端面
43e、43g…外端面
47…中径ボールベアリング
47a…内輪
47b…外輪
47c…ボール
48…ローラ
60…外輪固定部
60a…内周面
60b…第1固定段差面
61…保持プレート
61a…内周面
61b…ストッパ凸部
62…スペーサ
63…内輪固定部
63a…外周面
63b…第2固定段差面
70…凹部
71、72…板ばね
73、74…板ばね(第二の実施形態)
75…板ばね(第四の実施形態)
Claims (13)
- クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、
カムシャフトに固定された従動回転体と、
前記駆動回転体に対して相対回転する電動モータと、
該電動モータから回転力が伝達され、回転中心に対して偏心回転する偏心回転体と、
該偏心回転体の外周に設けられ、内輪と外輪が相対回転する軸受と、
前記駆動回転体または前記従動回転体の一方に一体的に設けられ、内周に噛合い部を有する内周噛合い部と、
前記軸受の外周に周方向へほぼ等間隔位置に回転自在に設けられ、前記偏心回転体の偏心回転によって前記内周噛合い部との噛合い箇所が周方向へ移動する複数の転動体と、
前記駆動回転体もしくは前記従動回転体の他方と一体的に設けられ、前記各転動体同士を離しつつ前記転動体の径方向の移動を許容する保持部材とを備え、
前記偏心回転体の外周または前記軸受の内周に形成された1箇所以上の凹部を有し、該凹部内に少なくとも1個以上の付勢部材を設け、該付勢部材は前記偏心回転体に対して前記軸受を径方向外側に異なる2方向以上から付勢するように設けられたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項1に記載のバルブタイミング制御装置において、
前記付勢部材は、円弧状に形成された板バネであることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項2に記載のバルブタイミング制御装置において、
前記2方向以上に付勢力を発生する付勢部材は、前記偏心回転体中心から前記軸受を径方向外側に付勢する独立した2個以上の付勢部材で構成されることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項2に記載のバルブタイミング制御装置において、
前記2方向以上に付勢力を発生する付勢部材の中央部は、前記偏心回転体の凹部の底部に当接していると共に、前記付勢部材の両端部が前記軸受内周面に2箇所以上で当接していることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項4に記載のバルブタイミング制御装置において、
前記付勢部材は、少なくとも1個以上の円弧状に形成された板バネであることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項5に記載のバルブタイミング制御装置において、
前記付勢部材の中央部と、前記偏心回転体の凹部は当接し、該当接部を中心として前記付勢部材が揺動可能であることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項6に記載のバルブタイミング制御装置において、
前記付勢部材の中央部は円弧形状に形成され、前記偏心回転体の凹部に当接していることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項6に記載のバルブタイミング制御装置において、
前記偏心回転体の凹部中央は、平坦な平面形状からなり、該平面形状部に前記付勢部材中央部が当接していることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項6に記載のバルブタイミング制御装置において、
前記付勢部材中央部は凹状に形成され、該凹状の底面は平坦で前記偏心回転体の凹部に当接していることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項7に記載のバルブタイミング制御装置において、
前記偏心回転体の凹部中央は円弧形状からなり、該円弧形状部に前記付勢部材中央部の円弧形状が当接していることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項6に記載のバルブタイミング制御装置において、
前記偏心回転体の凹部は、前記偏心回転体の外周面に接線方向に沿って切欠かれた平坦な平面形状部を少なくとも2面以上有して構成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項6に記載のバルブタイミング制御装置において、
前記付勢部材の両端縁は湾曲形状に形成されており、前記偏心回転体の凹部の底面に前記付勢部材の湾曲形状部が当接していることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項1記載のバルブタイミング制御装置において、
2方向以上に作用する付勢部材の付勢方向は、第1の付勢部材による付勢方向に対して、第2の付勢部材の付勢方向が垂直方向に作用するように設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
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