JP6347764B2 - 内燃機関のバルブタイミング制御装置及びこの装置の組立方法 - Google Patents
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Description
また、前記スプロケット本体の後端面にボルト固定された円環状のストッパプレートの内周に設けられたストッパ凸部が、前記カムシャフトの一端部に有する円盤状のフランジ部の外周に形成されたストッパ凹溝の周方向の対向縁に当接して、前記タイミングスプロケットとカムシャフトの遅角側と進角側の最大相対回転位置を規制するようになっている。
〔装置の組立方法〕
次に、バルブタイミング制御装置の各構成部品の組立方法、特に、前記大径ボールベアリング43を、前記スプロケット本体1aと従動部材9の固定端部9aとの間に組み付ける方法について説明する。
〔本実施形態の作動〕
以下、本実施形態の作動について説明すると、まず、機関のクランクシャフトの回転駆動に伴ってタイミングチェーンを介してタイミングスプロケット1が回転し、その回転力が内歯構成部19を介してモータハウジング5に伝達されて、該モータハウジング5が同期回転する。一方、前記内歯構成部19の回転力が、各ローラ48から保持器41及び従動部材9を経由してカムシャフト2に伝達される。これによって、カムシャフト2のカムが吸気弁を開閉作動させる。
1a…スプロケット本体
2…カムシャフト
2a…一端部
3…位相変更機構
8…電動モータ
9…従動部材(従動回転体)
9a…固定端部
9b…円筒部
9d…第1嵌合溝
12…減速機構
13…モータ出力軸
19…内歯構成部
19a…内歯
41…保持器
43…大径ボールベアリング
44…外輪
44a…一端面
44b…他端面
45…内輪
45a…一端面
45b…他端面
60…外輪固定面(外輪固定部)
60a…第1規制面
61…ストッパプレート
61d…第2規制面
62…内輪固定面(内輪固定部)
62a…第3規制面
63…アダプタ(固定部材)
64…外周部
64a…第4規制面
65…内周部
65a…凸部
65b…第2嵌合溝
Claims (8)
- クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、
カムシャフトと一体に回転する従動回転体と、
前記駆動回転体の筒状本体の内周と従動回転体の外周との間に設けられ、該両者を相対回転可能に軸受けする軸受部と、
モータ出力軸の回転駆動によって前記駆動回転体に対して従動回転体を相対回転させる電動モータと、
前記モータ出力軸の軸方向の端部に設けられた偏心軸部と、
前記筒状本体の軸方向の端部に設けられ、内周に複数の内歯が形成された内歯構成部と、
前記偏心軸部の外周側と前記各内歯との間に設けられた複数の転動体と、
前記従動回転体に設けられ、前記各転動体を転動自在に保持する保持器と、
前記従動回転体の前記カムシャフト側の外側部に設けられた固定部材と、
前記固定部材と前記筒状本体の軸方向外端面に設けられた保持プレートとの間に設けられて、前記駆動回転体と従動回転体の最大相対回転位置を規制するストッパ機構と、
前記筒状本体の内周面の軸方向外端側に円環状に切欠形成され、前記軸受部の外輪が嵌入保持される外輪固定部と、
前記従動回転体の外周面に形成されて、前記軸受部の内輪が嵌入保持される円環状の内輪固定部と、
前記外輪固定部の軸方向内端部に形成されて、前記外輪の軸方向の一端面が当接して位置決めされる第1規制面と、
前記保持プレートの内側面に形成されて、前記外輪が第1規制面に当接した状態で、該外輪の軸方向の他端面と隙間をもって対峙する第2規制面と、
前記内輪固定部に形成されて、前記内輪が前記内輪固定部に嵌入保持された状態で、前記内輪の軸方向の一端面が隙間をもって対峙する第3規制面と、
前記固定部材に形成されて、前記内輪が嵌入保持された状態で、前記内輪の軸方向の他端面に当接する第4規制面と、
を備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 前記軸受部の外輪を前記外輪固定部に圧入によって保持する一方、前記内輪を前記内輪固定部に圧入によって保持したことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置。
- 前記保持プレートを、円環状に形成すると共に、前記筒状本体の外端面にボルトによって固定する一方、
前記固定部材を、円環状に形成すると共に、前記従動回転体に固定したことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 前記固定部材は、外周部の内側面に前記第4規制面が形成されていると共に、内周部に、前記従動回転体に設けられた固定用穴に軸方向から圧入する凸部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置。
- 前記従動回転体の固定用穴の深さを、前記軸受部の内輪を前記内輪固定部に圧入して前記第3規制面に当接する前に、前記凸部が固定用穴の底面に当接するような深さに設定したことを特徴とする請求項4に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置。
- 前記内輪が内輪固定部に最大に圧入され、かつ前記固定部材の第4規制面が前記内輪の他端面と当接した状態において、前記固定部材の前記第4規制面よりも径方向内側の内側面と該内側面が軸方向で対向する前記従動回転体の外端面との間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置。
- クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、
カムシャフトと一体に回転する従動回転体と、
前記駆動回転体の筒状本体の内周と従動回転体の外周との間に設けられ、該両者を相対回転可能に軸受けする軸受部と、
モータ出力軸の回転駆動によって前記駆動回転体に対して従動回転体を相対回転させる電動モータと、
前記モータ出力軸の軸方向の端部に設けられた偏心軸部と、
前記筒状本体の軸方向の端部に設けられ、内周に複数の内歯が形成された内歯構成部と、
前記偏心軸部の外周側と前記各内歯との間に設けられた複数の転動体と、
前記従動回転体に設けられ、前記各転動体を転動自在に保持する保持器と、
前記従動回転体の前記カムシャフト側の外側部に設けられた固定部材と、
前記固定部材と前記筒状本体の軸方向外端面に設けられた保持プレートとの間に設けられて、前記駆動回転体と従動回転体の最大相対回転位置を規制するストッパ機構と、
前記筒状本体の内周面の軸方向のカムシャフト側に円環状に切欠形成され、前記軸受部の外輪が嵌入保持される外輪固定部と、
前記従動回転体の外周面に形成されて、前記軸受部の内輪が嵌入保持される円環状の内輪固定部と、
前記外輪固定部の軸方向内端部に形成されて、前記外輪の軸方向の一端面が当接して位置決めされる第1規制面と、
前記保持プレートの内側面に形成されて、前記外輪が第1規制面に当接した状態で、該外輪の軸方向の他端面と隙間をもって対峙する第2規制面と、
前記保持器の背面側に形成されて、前記内輪が前記内輪固定部に嵌入保持された状態で、前記内輪の軸方向の一端面が隙間をもって対峙する第3規制面と、
前記固定部材の内側面に形成されて、前記内輪が嵌入保持された状態で、前記内輪の軸方向の他端面に当接する第4規制面と、
を備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の組立方法であって、
前記軸受部の外輪を、前記筒状本体の外輪固定部に前記筒状本体の軸方向外端側から圧入して、前記外輪の一端面を前記第1規制面に当接させる工程と、
前記軸受部の内輪を、前記従動回転体の内輪固定部に軸方向から途中まで圧入する工程と、
前記固定部材の第4規制面を前記内輪の軸方向の他端面に押し当てながら前記固定部材によって内輪を前記内輪固定部にさらに圧入すると共に、最大圧入位置で前記内輪の一端面と前記第3規制面との間に隙間を形成する工程と、
前記筒状本体の外端面に前記保持プレートを固定すると共に、該固定状態で保持プレートの第2規制面と前記外輪の他端面との間に隙間を形成する工程と、
を備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置の組立方法。 - 前記固定部材は、外周部の内側面に前記第4規制面が形成されていると共に、内周部に、前記従動回転体に設けられた穴部に圧入する圧入部が形成され、
前記従動回転体の穴部の深さを、前記軸受部の内輪を前記内輪固定部に圧入して一端面が前記第3規制面に当接する前に、前記圧入部が穴部の底面に当接するように形成したことを特徴とする請求項7に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置の組立方法。
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