JP5916499B2 - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents
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Description
前記ニードルベアリング38の径方向位置で全体がほぼオーバーラップする状態に配置されている。
また、本実施形態では、グリース45を用いることによって減速機構8からグリース45が電動モータ12側へ流動することがなくなることから、該減速機構8側と電動モータ12との間にシール部材を設ける必要が全くなくなる。このため、装置の軸方向の長さを短尺化することができる。
〔請求項a〕請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記潤滑剤は、グリースであることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
〔請求項b〕請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記潤滑剤は、ベアリングの内部や前記減速機構が配置された空間部内に充填したことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
〔請求項c〕請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記潤滑剤を、前記減速機構にも塗布したことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
〔請求項d〕クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、
カムシャフトに固定された従動回転体と、
スリップリングとブラシを介して外部から給電されることにより、前記駆動回転体に対して相対回転可能なモータ出力軸を有する電動モータと、
前記モータ出力軸の回転速度を減速して前記従動回転体に伝達する減速機構と、
前記従動回転体と相対回転する部位を軸受けすると共に、冷間始動時には半固体状になり、機関始動後の所定時間経過後には粘度が低下する性質を有する潤滑剤を内部に充填されたシール付きベアリングと、
を有する内燃機関の可変動弁装置において、
前記減速機構は、
前記駆動回転体と共に回転するトロコイド形状の内歯と、
該内歯の内周に前記モータ出力軸と共に回転し、内周面に対して外周面が偏心した円筒状の偏心軸と、
前記内歯と偏心軸と間に設けられた複数のローラと、
前記従動回転体と共に回転し、前記各ローラ間に介在される櫛歯状の保持器と、を備え、
前記偏心軸の回転によって前記内歯に対して前記保持器が相対回転することを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
〔請求項e〕請求項dに記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記偏心軸は、外周がシール付きボールベアリングによって軸受けされて、該ボールベアリングの内輪と外輪との間にも前記潤滑剤が充填されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
〔請求項f〕クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、
カムシャフトに固定された従動回転体と、
スリップリングとブラシを介して外部から給電されることにより、前記駆動回転体に対して相対回転可能なモータ出力軸を有する電動モータと、
前記モータ出力軸の回転速度を減速して前記従動回転体に伝達する減速機構と、
前記従動回転体と相対回転する部位を軸受けすると共に、冷間始動時には半固体状になり、機関始動後の所定時間経過後には粘度が低下する性質を有する潤滑剤を内部に充填されたシール付きベアリングと、
を有する内燃機関の可変動弁装置において、
前記シール付きベアリングは、前記駆動回転体と従動回転体との間と、前記モータ出力軸と従動回転体との間に設けられていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
〔請求項g〕クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、
カムシャフトに固定された従動回転体と、
スリップリングとブラシを介して外部から給電されることにより、前記駆動回転体に対して相対回転可能なモータ出力軸を有する電動モータと、
前記モータ出力軸の回転速度を減速して前記従動回転体に伝達する減速機構と、
前記従動回転体と相対回転する部位を軸受けすると共に、冷間始動時には半固体状になり、機関始動後の所定時間経過後には粘度が低下する性質を有する潤滑剤を内部に充填されたシール付きベアリングと、
を有する内燃機関の可変動弁装置において、
前記シール付きベアリングは、ボールベアリングであることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
〔請求項h〕請求項gに記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記電動モータの内部と前記減速機構とは、仕切板によって仕切られていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
〔請求項i〕請求項hに記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記モータ出力軸は、中空状の円筒状に形成されていると共に、該モータ出力軸の内周と前記従動回転体の外周との間に、内外輪間に前記潤滑剤が充填されたシール付きボールベアリングが設けられている共に、該シール付きボールベアリングの前記減速機構側にニードルベアリングが隣接して設けられ、前記ニードルベアリングと減速機構には、前記潤滑剤が塗布されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
〔請求項j〕制御軸を回転させることにより機関弁の作動特性が変更される内燃機関の可変動弁装置であって、
外部から給電されることによってステータに対して相対回転を行うロータを有する電動モータと、
前記制御軸に固定される出力部材と、
前記ロータの回転速度を減速して前記出力部材に伝達する減速機構と、
を備え、
前記出力部材が回転する部位に、常温で半固体状になり、機関始動後の所定時間経過後に粘度が低下する潤滑剤を塗布したことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置において、
前記電動モータのロータにはコイルが巻回されている共に、前記ステータには永久磁石が設けられ、
前記ロータに固定されたモータ出力軸に、コミュテータが設けられ、該コミュテータによって前記コイルに通電される電流が切り換えられて磁束が形成されることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
2…カムシャフト
3…カバー部材
4…位相変更機構
5…ハウジング
7…ボルト
8…減速機構
9…従動部材(従動回転体)
10…カムボルト
12…電動モータ
13…モータ出力軸
13a…大径部
13b…小径部
17…鉄心ロータ
18…コイル巻線
19a…内歯
26a、26b…スリップリング
30a、30b…ブラシ
37…小径ボールベアリング
38…ニードルベアリング
39…偏心カム軸
41…保持器
43…大径ボールベアリング
45…グリース
47…中径ボールベアリング
48…ローラ
Claims (3)
- クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、
カムシャフトに固定された従動回転体と、
スリップリングとブラシを介して外部から給電されることにより、前記駆動回転体に対して相対回転可能なモータ出力軸を有する電動モータと、
前記モータ出力軸の回転速度を減速して前記従動回転体に伝達する減速機構と、
前記電動モータの内部と前記減速機構とを仕切る仕切板と、
を備え、
前記モータ出力軸が前記駆動回転体に対して相対回転を行う際に相対的に可動する前記減速機構の部位に、常温以下で半固体状になり、機関始動後に所定時間が経過して前記減速機構内の温度が所定以上上昇すると粘度が低下する性質を有する潤滑剤を塗布し、
前記仕切板は、前記減速機構の可動する部位と前記電動モータの軸方向において対向する範囲よりも内周側において、前記モータ出力軸が挿通する挿通孔が形成され、
前記挿通孔は、その内周面と前記モータ出力軸の外周面との間に隙間を有している
ことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記減速機構は、前記駆動回転体と共に回転するトロコイド形状の内歯と、該内歯の内周に前記モータ出力軸と共に回転し、内周面に対して外周面が偏心した円筒状の偏心軸と、前記内歯と前記偏心軸との間に設けられた複数のローラと、前記従動回転体と共に回転し、前記各ローラを保持するローラ保持部を有する保持器と、前記偏心軸の外周に設けられ、外輪の外周面に前記各ローラの外周面が転動自在に当接するボールベアリングと、を備え、
前記減速機構の可動する部位は、前記ローラ保持部であることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。 - 請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
前記減速機構は、前記駆動回転体と共に回転するトロコイド形状の内歯と、該内歯の内周に前記モータ出力軸と共に回転し、内周面に対して外周面が偏心した円筒状の偏心軸と、前記内歯と前記偏心軸との間に設けられた複数のローラと、前記従動回転体と共に回転し、前記各ローラを保持するローラ保持部を有する保持器と、前記偏心軸の外周に設けられ、外輪の外周面に前記各ローラの外周面が転動自在に当接するボールベアリングと、を備え、
前記減速機構の可動する部位は、前記ボールベアリングの回転部であることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
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