JP6224559B2 - Posシステム及びエラー通知方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、POSシステム及びエラー通知方法に関する。
コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の小売店のレジには、顧客が購入する商品の会計を行う際に、商品を登録するPOS(Point Of Sales)端末が設置されている。この種のPOS端末では、なんらかのエラーが発生すると、エラーの発生と対処要領などがディスプレイに表示される(例えば特許文献1参照)。
従来の装置は、操作者が使用しているPOS端末で発生したエラーを特定し、特定したエラーの対処要領をディスプレイに表示する。例えば、従来の装置は、簡単に対処できるものとして分類されたエラーを特定した場合、操作者本人が対処するための操作手順をディスプレイに表示する。この場合、操作者は表示された操作手順に従ってエラーに対処するための操作を行うことができる。また、従来の装置は、操作者本人では対処できないものとして分類されたエラーを特定した場合、例えば保守員等への連絡先をディスプレイに表示する。この場合、操作者は表示された連絡先に連絡して保守員等にエラーの対処を要求することができる。
しかし、操作者の対処能力には個人差がある。そのため、POS端末で発生したエラーを画一的に通知する従来の装置では、通知が適切に行われない場合がある。例えば、実際には操作者が対処できないエラーであっても操作者が対処できるエラーとして通知されてしまう場合がある。また、実際には操作者が対処できるエラーであっても操作者が対処できないエラーとして保守員等に通知されてしまう場合がある。従来の装置では、操作者が対処できないエラーが発生した場合には、操作者自らが、保守員等にエラーの対処の要求を行う必要がある。
特開2013−58029号公報
本発明は、POS端末で発生したエラーに対し、操作者の対処能力を考慮した、エラー対応を行う事を課題とする。
このような課題を解決するため、本発明の実施形態に係るPOSシステムは、エラーランク取得手段と、操作者対処ランク取得手段と、通知手段とを備える。エラーランク取得手段は、POS端末で発生したエラーのランクを取得する。操作者対処ランク取得手段は、POS端末を操作している操作者が対処可能なエラーのランクを、前記操作者を識別するための操作者識別情報と、前記操作者が対処可能なエラーのランクとを対応付けて記憶した操作者対処ランク記憶手段から取得する。通知手段は、エラーランク取得手段が取得したエラーのランクと操作者対処ランク取得手段が取得した操作者が対処可能なエラーのランクとに基づいて、POS端末で発生したエラーが操作者によって対処可能か否かを判別し、対処できないと判別した場合に、エラーの対処ができる人物にPOS端末で発生したエラーを通知する。
本発明の実施の形態に係るPOSシステムの構成を示す図である。 図1に示されるストアコントローラ及びPOS端末の構成を示す図である。 エラーへの対処を要求する画面の一例を示す図である。 エラーランクテーブルの構成を示す図である。 操作者対処ランクテーブルの構成を示す図である。 エラーレポートテーブルの構成を示す図である。 レジ番号の構成を示す図である。 操作者IDの構成を示す図である。 エラーコードテーブルの構成を示す図である。 エラー情報送信処理を示すフローチャートである。 エラー情報の構成を示す図である。 エラー通知処理を示すフローチャートである。 変形例に係るレジ操作者テーブルの構成を示す図である。 変形例に係る操作者対処ランクテーブルの構成を示す図である。 変形例に係るストアコントローラ及びPOS端末(エラー通知装置)を備えたシステムの構成を示す図である。 本発明の変形例に係るPOS端末がストアコントローラに送信する通知情報の構成を示す図である。
図面を参照して、本実施の形態に係るPOSシステムを説明する。図1に示すように、POSシステムは、ストアコントローラ10、POS端末20a,20b,20cを有している。このPOSシステムは、例えばコンビニエンスストアやスーパーマーケット等の店舗に設置されるシステムである。
図1に示すように、ストアコントローラ10は、LAN(Local Area Network)等のネットワークNを介して複数のPOS端末20a〜20cと接続されている。ストアコントローラ10及びPOS端末20a〜20cは同じ店舗内に設置される。ストアコントローラ10は店舗内の事務室等に設置され、POS端末20a〜20cは顧客が購入する商品の会計を行うレジに設置される。なお、以下の説明において、POS端末20a〜20cを区別しない場合は、それぞれをPOS端末20と総称する。
ストアコントローラ10は、例えばPC(Personal Computer)等から構成され、精算処理が行われた商品の名称、価格、数量、日時等を表す販売データをPOS端末20a〜20cから受信して記憶する。また、ストアコントローラ10は、複数のPOS端末20a〜20cの何れかでエラーが発生した場合に、エラーが発生したPOS端末20からエラー情報を受信する。ストアコントローラ10は、エラー情報を受信すると、POS端末20で発生したエラーが操作者本人によって対処できるか否かを判別し、操作者本人では対処できないと判別した場合に、エラーの発生を報知する。
図2に示すように、ストアコントローラ10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、表示出力部14と、音声出力部15と、操作部16とを備える。
通信部13は、ネットワークアダプタ等の通信インタフェース装置から構成される。通信部13は、制御部11の制御のもと、ネットワークNを介してPOS端末20と通信を行う。通信部13は、POS端末20から販売データやエラー情報等の各種データを受信して制御部11に供給する。
表示出力部14は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置から構成される。表示出力部14は、制御部11から供給される各種画像データを画面に表示する。例えば、表示出力部14は、店舗内で販売された商品の各種情報を表すデータ(販売データ)や、図3に例示するような、エラーの対処を要求する画面を表示する。
音声出力部15は、DAC(Digital Analog Converter)を備えたスピーカ装置から構成される。音声出力部15は、制御部11から供給される各種音声データを出力する。例えば、音声出力部15は、エラーの発生を通知するための警告音を出力する。
操作部16は、マウスやキーボード等の入力インタフェース装置から構成される。操作部16は、ユーザの各種操作を受け付け、受け付けた各種操作に対応する信号を制御部11に供給する。なお、表示出力部14と操作部16はGUI(Graphical User Interface)を構成していてもよい。
記憶部12は、HDD(Hard disk drive)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等の記憶装置から構成される。記憶部12は、制御部11が各種処理を行うために使用する各種プログラムおよびデータ、制御部11が各種処理を行うことにより生成又は取得した各種データを記憶する。
また、記憶部12は、エラー通知プログラム12a、エラーランクテーブル12b、操作者対処ランクテーブル12c、エラーレポートテーブル12dを記憶している。
エラー通知プログラム12aは、操作者本人が対処できないエラーが発生した場合に、そのエラーに対処ができる人物に対してエラーの対処が必要であることを通知するための制御プログラムであり、制御部11によって実行される。エラー通知プログラム12aを実行する制御部11は、エラー情報取得部11a、エラーランク取得部11b、操作者対処ランク取得部11c、通知部11dとして機能する。
エラーランクテーブル12bは、図4に示すように、エラーコード、エラー内容、及びエラーランクを有するテーブルである。エラーコードは、POS端末20で発生したエラーを識別する識別情報である。エラー内容は、エラーの内容を説明するためのテキスト情報である。エラーランクは、エラーへの対処の困難性(難易度)を数値で表した情報である。エラーランクは、ここでは数値が小さいほど難易度が高いものとする。例えば、エラーコードが「E001」であるエラーと、エラーコードが「E003」であるエラーとは、それぞれのエラーランクが「1」と「0」である。このため、エラーコードが「E003」であるエラーの方が、エラーコードが「E001」のエラーよりも対処が難しい(難易度が高い)ということになる。
図2に示す操作者対処ランクテーブル12cは、図5に示すように、操作者ID、操作者名、及び操作者対処ランクを有するテーブルである。操作者IDは、POS端末20を操作する操作者を一意に識別する識別情報である。操作者名は、POS端末20を操作する操作者の氏名を表したテキスト情報である。操作者対処ランクは、POS端末20について操作者が対処可能なエラーのランクを数値で表した情報である。操作者対処ランクは、操作者の知識や経験(習熟度)等を考慮し、操作者の対処能力に応じてシステムの管理者等により設定される。例えば、操作者ID「P001」に対応する操作者対処ランクは「1」である。一方、図4に示すエラーランクテーブル12bによれば、エラーコードが「E001」、「E002」、「E004」であるエラーのエラーランクは「1」以上である。従って、これらのエラーについては、エラーランクが操作者対処ランク以下であり、操作者本人が対処できると判別される。一方、エラーコードが「E003」であるエラーのエラーランクは「1」よりも小さい。従って、このエラーについては、操作者本人では対処できないと判別される。
図2に示すエラーレポートテーブル12dは、店舗内の各POS端末20で発生したエラーの履歴を表すテーブル(ログ)であり、各店舗を管理する本部に送られる。エラーレポートテーブル12dは、図6に示すように、エントリ毎に、発生時刻、レジ番号、操作者ID、操作者名、エラーコード、エラー内容、対応要否、対応有無を有する。発生時刻、レジ番号、操作者ID、及びエラーコードは、POS端末20から受信したエラー情報から抽出される。発生時刻は、エラーが発生した日時を表す情報である。レジ番号は、POS端末20を一意に識別する識別情報である。操作者IDは、POS端末20を操作する操作者を一意に識別する識別情報である。エラーコードは、POS端末20で発生したエラーを一意に識別する識別情報である。操作者名は、操作者の氏名を表したテキスト情報であり、操作者対処ランクテーブル12cから抽出される。エラー内容は、エラーの内容を説明するためのテキスト情報であり、エラーランクテーブル12bから抽出される。対応要否は、POS端末20で発生したエラーが操作者によって対処できるか否かを表す情報である。対応有無は、操作者本人が対処できないエラーが発生した場合にその対処ができる人物によって対処されたか否かを表す情報である。
図2に示す制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、CPUのメインメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)等から構成される。制御部11は、ストアコントローラ10全体を制御する。
また、制御部11は、記憶部12に記録されたエラー通知プログラム12aを実行することにより、エラー情報取得部11a、エラーランク取得部11b、操作者対処ランク取得部11c、通知部11dとして機能し、後述のエラー通知処理を行う。
POS端末20は、顧客が購入する商品の会計を行う際に、商品の名称、価格、数量、日時等を表す販売データをストアコントローラ10に登録する端末である。POS端末20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、表示出力部24と、音声出力部25と、バーコード読み取り部26と、電子マネー情報読み取り部27と、釣銭部28と、レシート印字部29と、操作部30と、を備える。
通信部23は、ネットワークアダプタ等の通信インタフェース装置から構成される。通信部23は、制御部21の制御のもと、ネットワークNを介してストアコントローラ10と通信を行う。通信部23は、販売データやエラー情報等の各種データをストアコントローラ10に送信する。
表示出力部24は、LCD等の表示装置から構成される。また、表示出力部24は、顧客側に向いている顧客用画面と、操作者側に向いている操作者用画面とを備える。顧客用画面及び操作者用画面には、商品の精算時に、商品の名称、価格(単価)、数量、合計金額、預かり金額、釣銭額等を表示する。また、POS端末20にエラーが発生した際、顧客用画面には「エラーが発生しました。しばらくお待ち下さい。」といったメッセージが表示され、レジ前で待機する顧客にエラーが発生した旨を通知する。また、POS端末20にエラーが発生した際、操作者用画面には「○○○に×××のエラーが発生しました。」といったエラーの原因を通知するメッセージ等が表示される。操作者はエラーの対処が可能か否かを自己判断し、対処が可能なエラーであれば操作者本人が対処する。
音声出力部25は、DACを備えたスピーカ装置から構成される。音声出力部25は、制御部21から供給される各種音声データを出力する。例えば、音声出力部25は、エラーが発生した旨を通知する警告音を出力する。
バーコード読み取り部26は、バーコードリーダから構成される。バーコード読み取り部26は、商品の会計処理時に、商品に付されたバーコードを読み取り、読み取ったバーコードを表す情報(バーコード情報)を制御部21に供給する。バーコード情報は、制御部21の制御のもと、ストアコントローラ10に送られる。
電子マネー情報読み取り部27は、電子マネー決済機能を有するカードまたは端末の情報を読み取るカードリーダから構成される。電子マネー情報読み取り部27は、電子マネーのサービス会社のホストコンピュータとオンラインで接続して決済を行うオンライン方式のものであってもよい。また、磁気カードやICカード等にチャージされた金銭によってオフラインで決済を行うオフライン方式のものであってもよい。
釣銭部28は、硬貨及び紙幣を入出金する釣銭装置から構成される。釣銭部28は、顧客から預かった預かり金額を入金口に投入し、顧客が購入する商品の合計金額と顧客から預かった預かり金額との差額分に相当する硬貨及び紙幣を払い出し口から出力する。
レシート印字部29は、レシートプリンタから構成される。レシート印字部29は、商品の名称、価格(単価)、数量、合計金額、預かり金額、釣銭額等をレシート紙に印字、出力する。
操作部30は、キーボード等の入力インタフェース装置から構成される。操作部30は、ユーザの各種操作を受け付け、受け付けた各種操作に対応する信号を制御部21に供給する。例えば、操作部30は、バーコード読み取り部26によって商品に付されたバーコードが読み取れなかったとき等に、操作者の操作に従ってバーコードの番号が入力される。なお、表示出力部24と操作部30はGUIを構成していてもよい。
記憶部22は、HDD、ROM、フラッシュメモリ等の記憶装置から構成される。記憶部22は、制御部21が各種処理を行うために使用する各種プログラムおよびデータ、制御部21が各種処理を行うことにより生成又は取得した各種データを記憶する。
また、記憶部22は、エラー情報送信プログラム22a、レジ番号22b、操作者ID22c、エラーコードテーブル22dを記憶している。
レジ番号22bは、POS端末20を一意に識別する識別情報であり、図7に示すように、POS端末20固有のレジ番号(「R001」)が設定されている。レジ番号22bは、例えばPOS端末20の設置時に、店長やシフトリーダー等の操作によって設定される。
図2に示す操作者ID22cは、POS端末20を操作する操作者を一意に識別する識別情報である。操作者ID22cは、POS端末20を使用する際に、操作部30等を介した操作者の操作によって設定される。操作者ID22cは、図8に示すように、操作者本人を識別するID(「P001」)が設定される。
図2に示すエラーコードテーブル22dは、図9に示すように、POS端末20に発生し得るエラー毎に、エラー判別情報、エラー内容、及びエラーコードを有するテーブルである。エラー判別情報は、エラーが発生したか否かを判別する基準を表す情報である。エラー内容は、エラーの内容を説明するためのテキスト情報である。エラーコードは、エラーを一意に識別する識別情報である。
図2に示す制御部21は、CPU、CPUのメインメモリとして機能するRAM等から構成される。なお、制御部21は、一部がASIC等の専用回路から構成されてもよい。制御部21は、POS端末20全体を制御する。
また、制御部21は、記憶部22に記録されたエラー情報送信プログラム22aを実行することにより、エラー判別部21a、エラー情報送信部21bとして機能し、後述のエラー情報送信処理を行う。
次に、このような構成を有するPOSシステムの動作の概要を説明する。
各POS端末20(POS端末20a〜20c)は、顧客の購入商品の商品コードを読み取って売上を登録する売上登録処理を行う。また、精算処理が行われる度に、商品の名称、価格、数量、日時等を表す販売データをストアコントローラ10に送信する。POS端末20は、売上登録処理と並行して、エラー検出処理を実行し、何らかのエラーを検出した場合に、それを報知する処理を行うと共にエラー情報をストアコントローラ10に送信する処理(エラー情報送信処理)を行う。
一方、ストアコントローラ10は、各POS端末20から送信されてくる販売データを受信し、これを記憶する処理を行う。ストアコントローラ10は、販売登録処理と並行して、各POS端末20から、そのPOS端末20で発生したエラーを示すエラー情報を取得する。ストアコントローラ10は、取得したエラー情報に基づいて、エラーが発生したPOS端末20の操作者本人が、発生したエラーに対処できるか(解決できるか)否かを判別する。ストアコントローラ10が、操作者本人ではこのエラーに対処できないと判別した場合には、エラーの名称や内容、及び対処能力を有する者が操作者本人に代わってエラーに対処する必要があること示すメッセージ等を、表示出力部14に表示する処理(エラー通知処理)を行う。
次に、本POSシステムに特有のエラー処理の動作を詳細に説明する。まず、図10を参照してPOS端末20が実行するエラー情報送信処理を説明する。
POS端末20が起動されると、制御部21は、記憶部22に記憶されたエラー情報送信プログラム22aを読み出して実行する。これにより、制御部21は、エラー判別部21a、エラー情報送信部21bとして機能する。
エラー判別部21aは、エラーコードテーブル22dに含まれる各種エラー判別情報を参照し、POS端末20においてエラーが発生したか否かを判別する(ステップS21)。エラー判別部21aは、エラーが発生したと判別するまでは待機状態を維持する(ステップS21;NO)。
エラー判別部21aは、エラーが発生したと判別した場合(ステップS21;YES)、発生したエラーに対応するエラー内容を表す画像を表示出力部24に表示する(ステップS22)。例えば、エラー判別部21aが、エラーコードテーブル22dに含まれた「エラー判別情報1」によってエラーが発生したと判別した場合、表示出力部24の操作者用画面には、同じエントリの「エラー内容1」により表されるエラーの情報を表示する。エラーの情報は、例えば、「電子マネーのサービス会社のホストコンピュータとの間で通信エラーが発生しました。」、といったメッセージ等である。また、エラー判別部21aは、表示出力部24の顧客用画面に「エラーが発生しました。しばらくお待ち下さい。」といったメッセージ等を表示する。POS端末20は、発生したエラーへの対処方法・解決方法をガイダンス表示してもよい。エラーが発生したPOS端末20の操作者は、エラーの難易度に応じて、自身で対処可能なエラーであれば、自ら解決を試みる。
一方、エラーが発生したPOS端末20のエラー情報送信部21bは、エラー発生時刻(発生時刻)、記憶部22に記憶されているレジ番号22b及び操作者ID22c、ならびに発生したエラーのエラーコードを有するエラー情報を生成する。そして、これをストアコントローラ10に送信する(ステップS23)。具体的には、エラー情報送信部21bは、図11に示すような、エラーが発生した時刻「**:**:**」、レジ番号「R001」、操作者ID「P001」、エラーコード「E001」を有するエラー情報をストアコントローラ10に送信する。
以上によりPOS端末20が実行する一連のエラー情報送信処理は終了する。エラー判別部21a及びエラー情報送信部21bは、POS端末20に供給されている電源が遮断されるか、またはユーザによって処理を中断する操作が行われるまで、上記ステップS21〜S23の処理を繰り返し行う。
つづいて、図12を参照してストアコントローラ10が実行するエラー通知処理を説明する。
ストアコントローラ10に電源が供給されると、制御部11は、記憶部12に記憶されたエラー通知プログラム12aを読み出して実行する。これにより、制御部11は、エラー情報取得部11a、エラーランク取得部11b、操作者対処ランク取得部11c、通知部11dとして機能する。
エラー情報取得部11aは、POS端末20からエラー情報を取得したか否かを判別する(ステップS11)。エラー情報取得部11aは、エラー情報を取得したと判別するまでは待機状態を維持する(ステップS11;NO)。
エラー情報取得部11aがエラー情報を取得したと判別すると(ステップS11;YES)、エラーランク取得部11bは、エラーランクテーブル12bを参照し、取得したエラー情報に含まれるエラーコードを基にPOS端末20で発生したエラーのランク(エラーランク)を取得する(ステップS12)。例えば、受信したエラー情報に含まれているエラーコードが「E001」の場合、エラーランク取得部11bは、エラーランクテーブル12bを参照し、エラーコード「E001」に対応するエラーランク「1」を取得する。
操作者対処ランク取得部11cは、操作者対処ランクテーブル12cを参照し、ステップS11で取得したエラー情報に含まれる操作者IDを基に操作者が対処可能なエラーのランク(操作者対処ランク)を取得する(ステップS13)。例えば、エラー情報に含まれている操作者IDが「P001」の場合、操作者対処ランク取得部11cは、操作者対処ランクテーブル12cを参照し、操作者ID「P001」に対応する操作者対処ランク「1」を取得する。
通知部11dは、ステップS12で取得されたエラーランクと、ステップS13で取得された操作者対処ランクとに基づいて、POS端末20で発生したエラーが操作者によって対処可能か否かを判別する(ステップS14)。例えば、エラーランクが操作者対処ランクよりも上である(エラーランクにより表される数値が操作者対処ランクにより表される数値よりも小さい)場合に、操作者によって対処できないと判別する(ステップS14;NO)。また、エラーランクが操作者対処ランク以下である(エラーランクにより表される数値が操作者対処ランクにより表される数値以上である)場合、操作者によって対処できると判別する(ステップS14;YES)。
上述したエラーコードが「E001」で、操作者IDが「P001」の場合、エラーランク及び操作者対処ランクは共に「1」(エラーランクが操作者対処ランク以下)である。このため、通知部11dは、操作者によって対処可能であると判別する(ステップS14;YES)。この場合、通知部11dは、ステップS15をスキップし、エラーレポートテーブル12dを更新する(ステップS16)。具体的には、通知部11dは、POS端末20から受信したエラー情報に含まれた発生時刻「**:**:**」、レジ番号「R001」、操作者ID「P001」、エラーコード「E001」、操作者対処ランクテーブル12cから抽出された操作者IDに対応する操作者名「AAA」、エラーランクテーブル12bから抽出されたエラーコードに対応するエラー内容「エラー内容1」、対応要否(ここでは「否」)、対応の有無(ここでは「無」)を表す情報を新たなエントリとしてエラーレポートテーブル12dに追加する。その後、通知部11dはステップS11に戻る。
一方、エラーランクが操作者対処ランクよりも上であった(エラーランクにより表される数値が操作者対処ランクにより表される数値よりも小さい)場合、通知部11dは、操作者によって対処できないと判別する(ステップS14;NO)。例えば、操作者ID「P001」を有する者が操作するPOS端末20において、エラーコードテーブル22dに含まれた「エラー判別情報3」によってエラーが発生したと判別された場合、エラー情報送信部21bは、操作者ID「P001」、エラーコード「E003」を含むエラー情報をストアコントローラ10に送信する。ストアコントローラ10の、エラーランク取得部11bは、エラーランクテーブル12bを参照し、エラー情報に含まれたエラーコード「E003」に対応するエラーランク「0」を取得する。また、操作者対処ランク取得部11cは、操作者対処ランクテーブル12cを参照し、エラー情報に含まれた操作者ID「P001」に対応する操作者対処ランク「1」を取得する。この場合、エラーランク「0」は、操作者対処ランク「1」よりも上であるので(エラーランクにより表される数値が操作者対処ランクにより表される数値よりも小さいので)、通知部11dは、操作者によって対処できないと判別する。
この場合、通知部11dは、図5に示す操作者対処ランクテーブル12cを参照し、発生したエラーに対処する能力を有する者を特定する。即ち、発生したエラーのエラーランク以上の操作者対処ランクを有する者を特定する。さらに、通知部11dは、エラー対処能力を有する者によるエラーの対処(解決)が必要であることを表示出力部14に表示し、音声出力部15に警告音を出力して、通知する(ステップS15)。例えば、通知部11dは、図3に例示するメッセージを表示することにより、発生したエラーへの対処が可能な者による支援が必要であることを通知する。図3の例であれば、表示内容に従って、操作者対処ランクが「0」の「XXX」や「YYY」が、発生したエラーに対処する。例えば、「エラー内容3」が釣銭部28で釣り銭切れが発生した旨を表すものであった場合、エラーが発生したPOS端末20が設置されたレジに補充用の釣り銭を持って行き、エラーを復旧させる操作を行う。
エラーの対処を行った人物は、表示出力部14に表示されたエラーの対処が完了したことを通知するための対処完了ボタン14dを、操作部30を介して選択する。この操作が行われると、通知部11dは、エラーレポートテーブル12dを更新する(ステップS16)。対処完了ボタン14dが選択された場合、通知部11dは、POS端末20から受信したエラー情報に含まれた発生時刻「**:**:**」、レジ番号「R001」、操作者ID「P001」、エラーコード「E003」、操作者対処ランクテーブル12cから抽出された操作者IDに対応する操作者名「AAA」、エラーランクテーブル12bから抽出されたエラーコードに対応するエラー内容「エラー内容3」、対応要否(ここでは「要」)、対応の有無(ここでは「有」)を表す情報を新たなエントリとしてエラーレポートテーブル12dに追加する。なお、対処者の操作者IDなどを合わせて登録してもよい。その後、通知部11dはステップS11に戻る。
以上によりストアコントローラ10が実行する一連のエラー通知処理は終了する。エラー情報取得部11a、エラーランク取得部11b、操作者対処ランク取得部11c、通知部11dは、ストアコントローラ10に供給されている電源が遮断されるか、またはユーザによって処理を中断する操作が行われるまで、上記ステップS11〜S16の処理を繰り返し行う。なお、記憶部12に記憶されたエラーレポートテーブル12dは、各店舗を管理する本部から要求された場合、または、予め設定された時刻(例えば毎日午前2時)に本部に設置された管理サーバ等(図示しない)に送信される。
以上説明したように、ストアコントローラ10は、エラーランクが操作者対処ランクよりも上である場合に、発生したエラーに操作者本人では対処できないと判別し、対処能力がある者による対処(応援)が必要である旨を表示出力部14に表示する。また、音声出力部15に警告音を出力する。このように、本実施の形態に係るストアコントローラ10によれば、発生したエラーに操作者本人が対処できるか否かを正確に判別し、操作者本人が対処できないエラーが発生した場合に、その対処ができる人物への対処の要求を適切に行うことができる。また、本実施の形態に係るストアコントローラ10によれば、操作者本人が対処できないエラーが発生した場合に、対処ができる人物への対処の要求を自動的に行うことができる。
なお、ストアコントローラ10の通知部11dは、取得したエラーランクが操作者対処ランク以下である(エラーランクにより表される数値が操作者対処ランクにより表される数値以上である)場合に、エラーに操作者本人が対処できるので、応援が不要であることを通知しても良い。
また、上記実施形態では、通知部11dは、エラーランクが操作者対処ランクよりも上である場合に、発生したエラーに操作者が対処できないと判別する例を説明した。この発明は、これに限定されない。例えば、操作者対処ランクとエラーランクとの差について、操作者によって対処できるエラーであるか否かを判別するための閾値を予め設定しておく。そして、操作者対処ランクとエラーランクとの差が予め設定された閾値を超えるか否かによって、操作者によって対処できるエラーであるか否かを判別しても良い。
例えば、エラーランクが操作者対処ランクよりも2以上の差をつけて下である(エラーランクにより表される数値が操作者対処ランクにより表される数値よりも2以上の差をつけて大きい)場合に、POS端末20で発生したエラーが操作者本人によって対処できると判別しても良い。また、エラーランクが操作者対処ランクよりも2以上の差をつけて下でない場合に、POS端末20で発生したエラーが操作者本人によって対処できないと判別しても良い。
これとは逆に、エラーランクが操作者対処ランクよりも2以上の差をつけて上である(エラーランクにより表される数値が操作者対処ランクにより表される数値よりも2以上の差をつけて小さい)場合に、POS端末20で発生したエラーが操作者本人によって対処できないと判別してもよい。また、エラーランクが操作者対処ランクよりも2以上の差をつけて上でない場合に、POS端末20で発生したエラーが操作者本人によって対処できると判別しても良い。
なお、ストアコントローラ10の通知部11dが判別した結果(POS端末20で発生したエラーが操作者によって対処可能か否か)を表す判別結果情報をPOS端末20に送信し、表示出力部24の操作者用画面に表示するようにしても良い。これにより、操作者は自己判断ではなく、表示された情報に従ってエラーの対処を行うか否かを判断できる。
図3に示す表示例では、発生したエラーに対処可能な人物を特定し、その人物名(図3では「XXX」と「YYY」)を報知した。これに限らず、単に、操作者自身では対処できないエラーが発生したこと、対処(応援)が必要であることを表示するのみでもかまわない。
また、上記実施の形態では、エラー対処に応援が必要となったときに、そのことをストアコントローラ10の画面に表示するのみであった。これに限らず、エラーへの対処ができる人物に対して、より確実な手法で通知するようにしてもよい。
例えば、ストアコントローラ10の通知部11dは、POS端末20で発生したエラーが操作者本人によって対処できないと判別した場合に、店舗内に設置されたスピーカ(図示しない)を用いたアナウンスを行ってもよい。例えば、スピーカを用いてエラーの対処が必要であることを放送し、店舗内にいるエラーへの対処ができる人物(図3の例であれば、XXXやYYY)に通知しても良い。この場合、例えば、スピーカからは、「「レジ番号『R001』で『エラー内容3』が発生しました。『XXX』または『YYY』はエラーの復旧作業を行ってください。」といった音声メッセージを出力する。
また、例えば、エラー対処能力を有する者が他のPOS端末20を操作している場合に、そのPOS端末20に、図3に例示したようなメッセージを表示するようにしてもよい。
この場合には、例えば、記憶部12には、図13に示すように、POS端末20毎に、その操作者を識別する操作者IDを登録しておく。なお、操作者IDは、POS端末20の操作者の交代時等に、各POS端末20からストアコントローラ10に通知される。制御部11は、通知に基づいて、図13に示すレジ操作者テーブル12gを更新する。
通知部11dは、操作者本人ではエラーに対処できないと判別すると(ステップS14;No)、図13に示すレジ操作者テーブル12gを参照し、エラーが発生したPOS端末20以外のPOS端末20の操作者の操作者IDを選択する。続いて、通知部11dは、図5に示す操作者対処ランクテーブル12cを参照し、各操作者IDに対応する操作者対処ランクを取得し、エラーに対処する能力を有する操作者を特定する。
続いて、特定した対処能力を有する操作者が操作しているPOS端末20を、レジ操作者テーブル12gから特定する。そして、通知部11dは、特定したPOS端末20に、エラーの対処(応援)が必要であることを通知する。通知を受け取ると、POS端末20のエラー判別部21aは、表示出力部24の画面の端部等に、図3に例示するようなメッセージを表示する。或いは、「レジ番号R001でエラー内容2が発生しました。復旧作業を支援してください。」といったメッセージ等を表示し、音声出力部25にエラーが発生したことを通知するための警告音を出力する。
なお、エラー対処能力を有する人物が操作しているPOS端末20が複数特定された場合、特定された全てのPOS端末20に通知しても良いし、一定の基準に従って、1又は複数のPOS端末20を選択し、選択したPOS端末20に通知しても良い。
また、担当者が携帯端末を携帯している場合、エラー対処能力を有する者が携帯している携帯端末に、エラーの対処(支援)に向かうべきことを通知してもよい。この場合、例えば、図5に示す操作者対処ランクテーブル12cに、各操作者IDに対応付けて、携帯電話番号やメールアドレス等の端末情報を予め登録しておく。通知部11dは、操作者本人がエラーに対処(解決)できないと判別すると(ステップS14;No)、操作者対処ランクテーブル12cを参照して、発生したエラーのエラーランク以上の操作者対処ランクを有する操作者を特定する。そして、その者の携帯端末情報を特定し、特定した携帯端末に画像、テキスト、音声等でメッセージを送信する。
さらに、図14に示す操作者対処ランクテーブル12c’のように、端末情報と操作中のPOS端末20を特定する情報を登録してもよい。この場合、通知部11dは、操作者本人ではエラーに対処できないと判別すると(ステップS14;No)、操作者対処ランクテーブル12c’を参照して、発生したエラーに対処可能な操作者を特定する。そして、その者の携帯端末情報及び/又は操作中のPOS端末20を特定し、特定した端末に画像、テキスト、音声等でメッセージを送信する。
また、上記実施の形態では、ストアコントローラ10がエラー通知装置である場合の例を説明したが、POS端末20がエラー通知装置として機能するように構成することも可能である。
この場合、図15に示すように、POS端末20の制御部21は、エラー判別部21a、エラーランク取得部21c、操作者対処ランク取得部21d、通知部21eを備える。記憶部22は、レジ番号22b、操作者ID22c、エラーコードテーブル22d、エラー通知プログラム22e、エラーランクテーブル22f、操作者対処ランクテーブル22gを備える。一方、ストアコントローラ10の制御部11は、通知受け取り部11eを備え、記憶部12は、エラーレポートテーブル12d、通知プログラム12eを備える。
このように構成されたPOS端末20では、エラー判別部21aによってエラーが発生したと判別された場合、エラーランク取得部21cは、発生したエラーのエラーコード(例えば「E003」)をエラーコードテーブル22dから抽出する。そして、そのエラーコードに対応するエラーランク(「0」)をエラーランクテーブル22fから抽出する。これにより、POS端末20で発生したエラーのランク(エラーランク)が取得される。
また、操作者対処ランク取得部21dは、操作者ID22c(例えば「P001」)に対応する操作者対処ランク(「1」)を操作者対処ランクテーブル22gから抽出する。これにより、操作者が対処可能なエラーのランク(操作者対処ランク)が取得される。そして、通知部21eは、上記実施の形態と同様に、エラーランク取得部21cによって取得されたエラーランクが、操作者対処ランク取得部21dによって取得された操作者対処ランクよりも上か否かを判別する。
通知部21eは、その判別結果に従って、操作者が対処可能か否かを識別する情報を表示出力部24の操作者用画面に表示する。これにより、操作者は自己判断ではなく、表示された情報に従ってエラーの対処を行うか否かを判断できる。
また、通知部21eは、図16に示すように、エラーの対処を行う必要があるか否かを通知する通知情報を生成し、この通知情報をストアコントローラ10に送信する。ストアコントローラ10の通知受け取り部11eは、POS端末20から送信された通知情報を受け取ると、これを表示出力部14に表示する。これにより、ストアコントローラ10が設置された事務室にいる店長やシフトリーダー等の従業員にエラーの対処が必要であること等が通知される。
このように、上記実施の形態で説明したPOS端末20をエラー通知装置として実現させた場合には、POS端末20で発生したエラーが操作者によって対処可能か否かを判別できる。そして、対処できないと判別した場合に、事務室に設置されたストアコントローラ10にエラーの対処が必要であることを通知することができる。これにより、事務室にいる店長やシフトリーダー等は、エラーが発生したPOS端末20が設置されたレジに出向いて、エラーを復旧させる操作を行う。
また、POS端末20で発生したエラーが操作者によって対処できると判別した場合に、エラーの対処が不要であることをストアコントローラ10に通知しても良い。POS端末20の操作者にもエラーの対処ができるか否かについて通知できるので、操作者は自己判断ではなく、表示された情報に従ってエラーの対処を行うか否かを判断できる。
ストアコントローラ10又はPOS端末20をエラー通知装置として機能させる例を説明したが、ネットワークNを介して接続された他のコンピュータ装置をエラー通知装置として機能させることも可能である。
その他、POS端末20は、店舗内に設置されたストアコントローラ10にエラー情報等を送信する以外に、店舗外に設置された他の端末にエラー情報等を送信しても良い。
また、エラー通知装置は、ストアコントローラ10やPOS端末20等の小売店に設置される端末に限定されず、例えばオフィスや一般家庭等に設置されるPC(Personal Computer)、プリンタ、スキャナ等のOS機器によって実現されても良い。
この場合も上記実施の形態と同様に、OS機器で発生したエラーのランク(エラーランク)を取得するエラー取得部と、OS機器を操作している操作者が対処可能なエラーのランク(操作者対処ランク)を取得する操作者対処ランク取得部と、取得したエラーランクと操作者対処ランクとに基づいて、OS機器で発生したエラーが操作者によって対処可能か否かを判別し、対処できないと判別した場合に、エラーの対処ができる人物にOS機器のエラーの対処が必要であることを通知する通知部と、を備える。
以上の説明では、エラーランクと操作者対処ランクとが1対1に対応する例を示したが、これらは異なっていてもよい。即ち、エラーランクがn段階で、操作者対処ランクがm(n≠m)段階であってもよい。この場合、各エラーランクに、そのランクのエラーを処理可能な者がどの操作者対処ランクを有する者なのかを予め対応付けておく。
なお、本発明に係るエラー通知装置は、一般的なPC等により実現できる。この場合、上記実施の形態で説明した動作を実行するためのプログラムをPC等にインストールし、このプログラムをPC等が実行することにより本発明に係るエラー通知装置として機能させることができる。このようなプログラムは、例えば、持ち運び可能な記録媒体等に記録されて配布される。持ち運び可能な記録媒体には、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、BD−ROM、MO等がある。
また、PC等にプログラムを提供する方法は任意である。例えば、プログラムを通信回線の掲示板(BBS)にアップロードし、通信回線を介してPC等に配信してもよい。また、プログラムは、プログラムを表す信号により搬送波を変調した変調波により伝送され、この変調波を受信した装置が変調波を復調してプログラムを復元するようにしてもよい。そして、PC等は、このプログラムを起動して、OSの制御のもと、他のアプリケーションと同様に実行する。これにより、PC等は、本発明に係るエラー通知装置として機能する。
その他、本発明は、上記実施の形態の説明および図面によって限定されるものではなく、上記実施の形態および図面に適宜変更等を加えることが可能である。
10 ストアコントローラ
11a エラー情報取得部
11b エラーランク取得部
11c 操作者対処ランク取得部
11d 通知部
11e 通知受取り部
12 記憶部
12a エラー通知プログラム
12b エラーランクテーブル
12c,12c’ 操作者対処ランクテーブル
12d エラーレポートテーブル
12f 通知プログラム
12g レジ操作者テーブル
13 通信部
14 表示出力部
15 音声出力部
16 操作部
20(20a,20b,20c) POS端末
21 制御部
21a エラー判別部
21b エラー情報送信部
21c エラーランク取得部
21d 操作者対処ランク取得部
21e 通知部
22 記憶部
22a エラー情報送信プログラム
22b レジ番号
22c 操作者ID
22d エラーコードテーブル
22e エラー通知プログラム
22f エラーランクテーブル
22g 操作者対処ランクテーブル
23 通信部
24 音声出力部
25 表示出力部
26 バーコード読み取り部
27 電子マネー情報読み取り部
28 釣銭部
29 レシート印字部
30 操作部

Claims (5)

  1. POS端末で発生したエラーのランクを取得するエラーランク取得手段と、
    前記POS端末を操作している操作者が対処可能なエラーのランクを、前記操作者を識別するための操作者識別情報と、前記操作者が対処可能なエラーのランクとを対応付けて記憶した操作者対処ランク記憶手段から取得する操作者対処ランク取得手段と、
    前記エラーランク取得手段が取得したエラーのランクと前記操作者対処ランク取得手段が取得した前記操作者が対処可能なエラーのランクとに基づいて、前記POS端末で発生したエラーが前記操作者によって対処可能か否かを判別し、対処できないと判別した場合に、エラーの対処ができる人物に前記POS端末で発生したエラーを通知する通知手段と、
    を備えるPOSシステム。
  2. 前記POS端末で発生したエラーを識別するためのエラー識別情報と、前記エラーのランクとを対応付けて記憶するエラーランク記憶手段をさらに備え、
    前記エラーランク取得手段は、前記POS端末で発生したエラーの前記エラー識別情報を特定し、特定した前記エラー識別情報に対応付けられたエラーのランクを前記エラーランク記憶手段から取得する請求項1に記載のPOSシステム。
  3. 記操作者対処ランク取得手段は、前記操作者の前記操作者識別情報を特定し、特定した前記操作者識別情報に対応付けられた前記操作者が対処可能なエラーのランクを前記操作者対処ランク記憶手段から取得する請求項1又は2に記載のPOSシステム。
  4. 前記POS端末でエラーが発生したか否かを判別するエラー判別手段をさらに備え、
    前記エラーランク取得手段は、前記エラー判別手段によって発生したと判別されたエラーのランクを取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のPOSシステム。
  5. POS端末を操作している操作者が対処可能なエラーのランクを、前記操作者を識別するための操作者識別情報と、前記操作者が対処可能なエラーのランクとを対応付けて記憶した操作者対処ランク記憶手段から取得する工程と、
    前記POS端末で発生したエラーのランクと前記操作者対処ランク記憶手段から取得した前記操作者が対処可能なエラーのランクとに基づいて、前記POS端末で発生したエラーが前記操作者によって対処可能か否かを判別する工程と、
    前記操作者によって対処できないと判別した場合に、前記エラーの対処ができる人物に前記エラーを通知する工程と、
    を含むエラー通知方法。
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