JP6218067B2 - 断熱パネル - Google Patents

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Description

本発明は、金属板に断熱材が設けられてなる断熱パネルに関するものである。
従来より、図3に示すように、鋼板等の金属板2に、ウレタンフォーム等の断熱材3が設けられてなる断熱パネル10が知られている。このような断熱パネル10は主に壁に用いられるもので、不燃性(または難燃性)が求められる住宅等に施工されることが多い。このため、断熱パネル10にケイ酸マグネシウム板7が設けられていた。
すなわち、壁に用いられる断熱パネル10は、表面に壁紙6が貼付されて利用される。断熱パネル10の表面に壁紙6が貼付される場合、金属板2に直に糊5が塗布され、この糊5により壁紙6が金属板2に貼付される場合、貼付され難い。このため、金属板2にエチレン酢酸ビニル系樹脂シーラー8が貼付され、このエチレン酢酸ビニル系樹脂シーラー8に糊5を介して壁紙6が貼付されるものであった。しかしながら、エチレン酢酸ビニル系樹脂シーラー8は燃焼し易いため、金属板2と断熱材3との間にケイ酸マグネシウム板7が設けられ、不燃性(または難燃性)が確保されるものであった。なお、図3中の符号70は、金属板2の裏面側にケイ酸マグネシウム板7が貼付されるための接着剤を示す。
特開2009−002038号公報
しかしながら、断熱パネル10にケイ酸マグネシウム板7が設けられると、断熱パネル10の重量が重くなり、取扱いがし難く施工性が悪くなるものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、難燃性または不燃性が確保され、且つ、重量が軽い断熱パネルを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の断熱パネルは、金属板と、前記金属板の裏面側に設けられる断熱材と、前記金属板の表面に接着剤にて貼付される、難燃性または不燃性のシートと、を備え、前記シートは、ケイ酸マグネシウム板と同じ防火性能を、ケイ酸マグネシウム板の単位面積当たりの重量よりも軽い単位面積当たりの重量で得られるものであることを特徴とする。
また、前記シートが、セラミックペーパーであることが好ましい。
また、前記セラミックペーパーの厚みが0.5乃至1mmであることが好ましい。
また、前記シートが、水酸化アルミニウムを含有する紙であることが好ましい。
また、前記紙の厚みが0.05乃至0.2mmであることが好ましい。
また、前記断熱材が、硬質ウレタンフォームを有することが好ましい。
また、前記硬質ウレタンフォームが、イソシアヌレートフォームであることが好ましい。
また、前記断熱材が、真空断熱材を有することが好ましい。
本発明にあっては、難燃性または不燃性のシートが用いられることで、重量が重いケイ酸マグネシウム板が用いられる必要がなく、断熱パネルの難燃性または不燃性が確保され、且つ、重量が軽くなる。
本発明の第一の実施形態および第三の実施形態における、壁紙が貼付された断熱パネルの一部切断した斜視図である。 本発明の第二の実施形態および第四の実施形態における、壁紙が貼付された断熱パネルの一部切断した斜視図である。 従来例における、壁紙が貼付された断熱パネルの一部切断した斜視図である。
本発明の断熱パネル1は、金属板2と、金属板2の裏面側に設けられる断熱材3と、金属板2の表面側に貼付される、難燃性または不燃性のシート4と、を備えることを特徴とする。
また、シート4が、セラミックペーパーであることが好ましい。
また、前記セラミックペーパーの厚みが0.5乃至1mmであることが好ましい。
また、シート4が、水酸化アルミニウムを含有する紙であることが好ましい。
また、前記紙の厚みが0.05乃至0.2mmであることが好ましい。
また、断熱材3が、硬質ウレタンフォーム31を有することが好ましい。
また、硬質ウレタンフォーム31が、イソシアヌレートフォームであることが好ましい。
また、断熱材3が、真空断熱材32を有することが好ましい。
以下、本発明の第一の実施形態について図1に基いて説明する。
第一の実施形態の断熱パネル1にあっては、金属板2が鋼板に亜鉛メッキが施されてなるものである。なお、金属板2の材質としては、銅や銅合金、アルミニウムやアルミニウム合金等、特に金属の種類は限定されない。また、金属板2の表面に各種金属のメッキが施されてもよいし、メッキが施されなくてもよい。また、金属板2の表面にエポキシ樹脂やポリエステルのプライマー処理が施されてもよいし、これらが施されなくてもよい。
断熱材3は、金属板2の裏面側に設けられるもので、第一の実施形態では、断熱材3は、硬質ウレタンフォーム31、特に、イソシアヌレートフォームを主要な構成要素とするものである。なお、断熱材3としては、イソシアヌレートフォーム以外の硬質ウレタンフォームでもよいし、他のウレタンでもよく、限定されない。
また第一の実施形態では、断熱材3は、金属板2の裏面側に接しない表面が、バックシートとしてのアルミ箔30により覆われている。なお、バックシートとしては、アルミ箔30の代わりに、別の金属箔や、金属が蒸着された樹脂フィルムや、無機物含浸紙でもよく、また、バックシートが設けられなくてもよい。
シート4は、難燃性または不燃性を備え、金属板2の表面側に貼付されるもので、第一の実施形態では、所謂セラミックペーパーで構成される。シート4は、接着剤40により金属板2の表面側貼付される。また、セラミックペーパーの厚みは、0.5〜1mmであることが好ましいが、0.5mm未満や1mmを超える厚みでもよい。
シート4の表面には、糊5が塗布され、この糊5により、壁紙6がシート4の表面に貼付される。なお、糊5および壁紙6は特に限定されない。
第一の実施形態の断熱パネル1にあっては、セラミックペーパーからなるシート4により難燃性または不燃性が確保される。これにより、断熱パネル1にケイ酸マグネシウム板7が設けられる必要がなくなる。また、ケイ酸マグネシウム板7が設けられた断熱パネル10と同程度の防火性能(耐火性能)を、セラミックペーパーが設けられた断熱パネル1で得ようとする場合、必要となるセラミックペーパーの単位面積当たりの重量は、ケイ酸マグネシウム板7よりも軽い。
具体的には、一例として、ケイ酸マグネシウム板7が1.8kg/mであるところ、セラミックペーパーでは0.1kg/mで済む。このように、難燃性または不燃性が確保され、且つ、重量が軽い断熱パネル1が得られる。
また更に、シーラーが用いられた従来の断熱パネル10にあっては、含水率が生産時に例えば4%以下である必要があり、含水率管理が必要となる。また更に、シーラーが用いられた従来の断熱パネル10にあっては、プレスで厚み調整が必要となる。
これに対し、第一の実施形態の断熱パネル1にあっては、含水率管理が不要であり、且つ、厚み調整が不要でプレスが不要である。
以下に、第一の実施形態の断熱パネル1に糊5により壁紙6が貼付された、壁紙6つき断熱パネル1の実施例1、実施例2と、比較例1について説明する。
壁紙6は、実施例1、実施例2、比較例1とも、株式会社サンゲツ製の品番:SG787の製品を使用した。
糊5は、実施例1、実施例2、比較例1とも、ヤヨイ化学株式会社製の品名:ルーアマイルドという製品を使用し、塗布量は固形分で19g/mとした。
セラミックペーパーは、実施例1において、大和理研工業株式会社製の品番:YS−Pの厚み0.5mmの製品を使用し、実施例2において、大和理研工業株式会社製の品番:YS−Pの厚み1mmの製品を使用した。
セラミックペーパーを金属板2に貼付するための接着剤は、実施例1、実施例2において、コニシ株式会社製の品番:CH72TAを使用し、塗布量は固形分で30g/mとした。
シーラーは、比較例1において、ヤヨイ化学株式会社製の品名:ブラゾールSSという製品を使用し、塗布量は固形分で40g/mとした。
金属板2は、実施例1、実施例2、比較例1とも、厚み0.3mmの亜鉛メッキ鋼板を使用した。
ウレタンは、実施例1、実施例2、比較例1とも、BASF INOAC ポリウレタン株式会社製の品番:HNB−7710−3Aという製品及びフォームライト200Bという製品の二液が混合されて形成されたものを使用した。
バックシートは、実施例1、実施例2、比較例1とも、厚み0.03mmのアルミニウム(アルミニウム箔)を使用した。
実施例1、実施例2、比較例1について、防火材料試験(所謂CCM試験)を行い、防火性能として、総発熱量(MJ/m)、最大発熱速度(kW/m)を計測した。
実施例1、実施例2、比較例1の構成と、防火性能について表1に示す。
Figure 0006218067
実施例1、実施例2の断熱パネル1が防火性能において比較例1の断熱パネル10より優れていることが確認された。
次に、本発明の第二の実施形態について図2に基いて説明する。なお、第二の実施形態は、第一の実施形態と大部分において同じであるため、同じ部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
第二の実施形態の断熱パネル1にあっては、断熱材3が、硬質ウレタンフォーム31、特に、イソシアヌレートフォームを主要な構成要素とするのに加え、真空断熱材32を有するものである。
第二の実施形態の断熱パネル1にあっても、難燃性または不燃性が確保され、且つ、重量が軽い断熱パネル1が得られ、更に、含水率管理が不要であり、且つ、厚み調整が不要でプレスが不要である、という効果が得られる。そして、第二の実施形態の断熱パネル1は、真空断熱材32を有することで、第一の実施形態よりも、断熱性能が向上するものである。
以下に、第二の実施形態の断熱パネル1に糊5により壁紙6が貼付された、壁紙6つき断熱パネル1の実施例3、実施例4と、比較例2について説明する。
壁紙6は、実施例3、実施例4、比較例2とも、株式会社サンゲツ製の品番:SG787の製品を使用した。
糊5は、実施例3、実施例4、比較例2とも、ヤヨイ化学株式会社製の品名:ルーアマイルドという製品を使用し、塗布量は固形分で19g/mとした。
セラミックペーパーは、実施例3において、大和理研工業株式会社製の品番:YS−Pの厚み0.5mmの製品を使用し、実施例4において、大和理研工業株式会社製の品番:YS−Pの厚み1mmの製品を使用した。
セラミックペーパーを金属板2に貼付するための接着剤は、実施例3、実施例4において、コニシ株式会社製の品番:CH72TAを使用し、塗布量は固形分で30g/mとした。
シーラーは、比較例2において、ヤヨイ化学株式会社製の品名:ブラゾールSSという製品を使用し、塗布量は固形分で40g/mとした。
金属板2は、実施例3、実施例4、比較例2とも、厚み0.3mmの亜鉛メッキ鋼板を使用した。
ウレタンは、実施例3、実施例4、比較例2とも、BASF INOAC ポリウレタン株式会社製の品番:HNB−7710−3Aという製品及びフォームライト200Bという製品の二液が混合されて形成されたものを使用した。
真空断熱材32は、実施例3、実施例4、比較例2とも、パナソニック株式会社製の8mm品を使用した。
バックシートは、実施例3、実施例4、比較例2とも、厚み0.03mmのアルミニウム(アルミニウム箔)を使用した。
実施例3、実施例4、比較例2について、防火材料試験(所謂CCM試験)を行い、防火性能として、総発熱量(MJ/m)、最大発熱速度(kW/m)を計測した。
実施例3、実施例4、比較例2の構成と、防火性能について表2に示す。
Figure 0006218067
実施例3、実施例4の断熱パネル1が防火性能において比較例2の断熱パネル10より優れていることが確認された。
次に、本発明の第三の実施形態について説明する。なお、第三の実施形態は、第一の実施形態と大部分において同じであるため、同じ部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
第三の実施形態の断熱パネル1にあっては、難燃性または不燃性を備えるシート4として、セラミックペーパーではなく、水酸化アルミニウムを含有する紙が用いられる。また、本実施形態では、水酸化アルミニウムを含有する紙の厚みが0.05〜0.2mmであるが、特に厚みは限定されない。
第三の実施形態の断熱パネル1にあっても、難燃性または不燃性が確保され、且つ、重量が軽い断熱パネル1が得られ、更に、含水率管理が不要であり、且つ、厚み調整が不要でプレスが不要である、という効果が得られる。
以下に、第三の実施形態の断熱パネル1に糊5により壁紙6が貼付された、壁紙6つき断熱パネル1の実施例5、実施例6について説明する。なお、比較例としては、上記比較例1を用いた。
壁紙6は、実施例5、実施例6とも、株式会社サンゲツ製の品番:SG787の製品を使用した。
糊5は、実施例5、実施例6とも、ヤヨイ化学株式会社製の品名:ルーアマイルドという製品を使用し、塗布量は固形分で19g/mとした。
水酸化アルミニウムを含有する紙は、実施例5において、リンテック株式会社製の品番:セラフォーム−100、厚み0.1mmの製品を使用し、実施例6において、リンテック株式会社製の品番:セラフォーム−200、厚み0.2mmの製品を使用した。
水酸化アルミニウムを含有する紙を金属板2に貼付するための接着剤は、実施例5、実施例6において、コニシ株式会社製の品番:CH72TAを使用し、塗布量は固形分で30g/mとした。
金属板2は、実施例5、実施例6とも、厚み0.3mmの亜鉛メッキ鋼板を使用した。
ウレタンは、実施例5、実施例6とも、BASF INOAC ポリウレタン株式会社製の品番:HNB−7710−3Aという製品及びフォームライト200Bという製品の二液が混合されて形成されたものを使用した。
バックシートは、実施例5、実施例6とも、厚み0.03mmのアルミニウム(アルミニウム箔)を使用した。
実施例5、実施例6、比較例1について、防火材料試験(所謂CCM試験)を行い、防火性能として、総発熱量(MJ/m)、最大発熱速度(kW/m)を計測した。
実施例5、実施例6、比較例1の構成と、防火性能について表3に示す。
Figure 0006218067
実施例5、実施例6の断熱パネル1が防火性能において比較例1の断熱パネル10より優れていることが確認された。
次に、本発明の第四の実施形態について説明する。なお、第四の実施形態は、第二の実施形態と大部分において同じであるため、同じ部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
第四の実施形態の断熱パネル1にあっては、難燃性または不燃性を備えるシート4として、セラミックペーパーではなく、水酸化アルミニウムを含有する紙が用いられる。また、本実施形態では、水酸化アルミニウムを含有する紙の厚みが0.05〜0.2mmであるが、特に厚みは限定されない。
第四の実施形態の断熱パネル1にあっても、難燃性または不燃性が確保され、且つ、重量が軽い断熱パネル1が得られ、更に、含水率管理が不要であり、且つ、厚み調整が不要でプレスが不要である、という効果が得られる。そして、第二の実施形態の断熱パネル1は、真空断熱材32を有することで、第三の実施形態よりも、断熱性能が向上するものである。
以下に、第四の実施形態の断熱パネル1に糊5により壁紙6が貼付された、壁紙6つき断熱パネル1の実施例7、実施例8について説明する。なお、比較例としては、上記比較例2を用いた。
壁紙6は、実施例7、実施例8とも、株式会社サンゲツ製の品番:SG787の製品を使用した。
糊5は、実施例7、実施例8とも、ヤヨイ化学株式会社製の品名:ルーアマイルドという製品を使用し、塗布量は固形分で19g/mとした。
水酸化アルミニウムを含有する紙は、実施例7において、リンテック株式会社製の品番:セラフォーム−100、厚み0.1mmの製品を使用し、実施例8において、リンテック株式会社製の品番:セラフォーム−200、厚み0.2mmの製品を使用した。
水酸化アルミニウムを含有する紙を金属板2に貼付するための接着剤は、実施例7、実施例8において、コニシ株式会社製の品番:CH72TAを使用し、塗布量は固形分で30g/mとした。
金属板2は、実施例7、実施例8とも、厚み0.3mmの亜鉛メッキ鋼板を使用した。
ウレタンは、実施例7、実施例8とも、BASF INOAC ポリウレタン株式会社製の品番:HNB−7710−3Aという製品及びフォームライト200Bという製品の二液が混合されて形成されたものを使用した。
真空断熱材32は、実施例7、実施例8とも、パナソニック株式会社製の8mm品を使用した。
バックシートは、実施例7、実施例8とも、厚み0.03mmのアルミニウム(アルミニウム箔)を使用した。
実施例7、実施例8、比較例2について、防火材料試験(所謂CCM試験)を行い、防火性能として、総発熱量(MJ/m)、最大発熱速度(kW/m)を計測した。
実施例7、実施例8、比較例2の構成と、防火性能について表4に示す。
Figure 0006218067
実施例7、実施例8の断熱パネル1が防火性能において比較例2の断熱パネル10より優れていることが確認された。
1 断熱パネル
2 金属板
3 断熱材
30 アルミ箔
31 硬質ウレタンフォーム
32 真空断熱材
4 シート
40 接着剤
5 糊
6 壁紙

Claims (8)

  1. 金属板と、
    前記金属板の裏面側に設けられる断熱材と、
    前記金属板の表面に接着剤にて貼付される、難燃性または不燃性のシートと、
    を備え
    前記シートは、ケイ酸マグネシウム板と同じ防火性能を、ケイ酸マグネシウム板の単位面積当たりの重量よりも軽い単位面積当たりの重量で得られるものであることを特徴とする断熱パネル。
  2. 前記シートが、セラミックペーパーであることを特徴とする請求項1記載の断熱パネル。
  3. 前記セラミックペーパーの厚みが0.5乃至1mmであることを特徴とする請求項2記載の断熱パネル。
  4. 前記シートが、水酸化アルミニウムを含有する紙であることを特徴とする請求項1記載の断熱パネル。
  5. 前記紙の厚みが0.05乃至0.2mmであることを特徴とする請求項4記載の断熱パネル。
  6. 前記断熱材が、硬質ウレタンフォームを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の断熱パネル。
  7. 前記硬質ウレタンフォームが、イソシアヌレートフォームであることを特徴とする請求項6記載の断熱パネル。
  8. 前記断熱材が、真空断熱材を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の断熱パネル。
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