JP6216060B2 - 結晶の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、炭化珪素の結晶の製造方法に関する。
現在、トランジスタ等のデバイスを形成する基板材料として、炭素と珪素との化合物である炭化珪素(Silicon Carbide:SiC)が注目されている。炭化珪素は、バンドギャップがシリコンに比べて広く、絶縁破壊に至る電界強度が大きいこと等を理由に注目されている。例えば、特開2012−136391号公報には、炭化珪素の結晶のウェハ、ひいては炭化珪素の結晶のインゴットを製造することが記載されている。
本開示の結晶の製造方法は、炭化珪素の結晶の製造方法であり、準備工程、接触工程、第1成長工程、昇温工程、降温工程および第2成長工程を備える。準備工程は、種結晶と、坩堝と、前記坩堝内に貯留された珪素溶媒に炭素を溶解した溶液とを準備する工程を有する。接触工程は、前記種結晶の下面を前記溶液に接触させる工程を有する。第1成長工程は、前記溶液の温度を第1温度域に上げて、前記溶液の温度を第1温度域に維持しつつ前記種結晶を引き上げることによって、前記種結晶の下面に結晶を成長させる工程を有する。昇温工程は、前記第1成長工程の後、前記溶液の温度を上げる工程を有する。降温工程は、前記第1成長工程の後、前記溶液の温度を下げる工程を有する。第2成長工程は、前記昇温工程および前記降温工程の後、前記溶液の温度を前記第1温度域に維持しつつ前記結晶をさらに成長させる工程を有する。
本開示の結晶の製造方法に使用する結晶製造装置の一例を模式的に示す断面図である。 本開示の結晶の製造方法における経過時間と溶液の温度との関係の概略を示すグラフである。 本開示の結晶の製造方法における経過時間と溶液の温度との関係の概略を示すグラフである。 本開示の結晶の製造方法における経過時間と溶液の温度との関係の概略を示すグラフである。
<結晶製造装置>
以下に、本開示の結晶の製造方法に使用する結晶製造装置の一例について図1を参照しつつ説明する。図1は、結晶製造装置の概略を示している。なお、本開示の実施形態(本実施形態)に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
結晶製造装置1は、半導体部品等に使用される炭化珪素の結晶2を製造する装置である。結晶製造装置1は、種結晶3の下面に結晶2を成長させることによって、結晶2を製造する。結晶製造装置1は、図1に示したように、主に、保持部材4および坩堝5を含んでいる。保持部材4には種結晶3が固定され、坩堝5内には溶液6が収容される。結晶製造装置1は、種結晶3の下面を溶液6に接触させて、種結晶3の下面に結晶2を成長させる。
結晶2は、例えば、加工されてウェハになり、このウェハは半導体部品製造プロセスを経て半導体部品の一部となる。結晶2は、種結晶3の下面に成長した炭化珪素の結晶の塊である。結晶2は、例えば、断面で見たときに例えば円形状または多角形状の平面形状を有する、板状または柱状であってもよい。結晶2は、例えば、炭化珪素の単結晶であってもよい。結晶2の直径または幅は、例えば、25mm以上200mm以下に設定することができる。結晶2の高さは、例えば、30mm以上300mm以下に設定することができる。なお、「直径または幅」とは、結晶2の平面形状の中心を通って縁まで達する直線の長さを指す。結晶2の高さは、結晶2の下面から上面(種結晶3の下面)までの距離を指す。
種結晶3は、結晶製造装置1で成長させる結晶2の種とすることができる。言い変えれば、種結晶3は、結晶2が成長するための土台になる。種結晶3は、例えば、円形状または多角形状の平面形状を有する平板状であってもよい。種結晶3は、結晶2と同じ材料からなる結晶であってもよい。本実施形態では、炭化珪素の結晶2を製造するため、炭化珪素の結晶からなる種結晶3を用いる。種結晶3は、単結晶または多結晶からなる。本実施形態では、種結晶3は単結晶からなる。
種結晶3は、保持部材4の下面に固定されている。種結晶3は、例えば、炭素を含んだ接着材によって、保持部材4に固定されている。
保持部材4は、種結晶3を保持することができる。また、保持部材4は、溶液6に対して種結晶3の搬入出を行なう。言い換えれば、保持部材4は、種結晶3を溶液6に接触させたり、溶液6から結晶2を遠ざけたりすることができる。
保持部材4は、図1に示したように、移動装置7の移動機構に固定されている。移動装置7は、保持部材4を、例えばモータなどを利用して上下方向に移動させることができる。その結果、移動装置7によって保持部材4は上下方向に移動し、種結晶3は保持部材4の移動に伴って上下方向に移動することができる。
保持部材4は、例えば、柱状であってもよい。保持部材4は、例えば、炭素の多結晶体または炭素を焼成した焼成体であってもよい。保持部材4は、保持部材4の平面形状の中心部を貫通して上下方向に伸びた軸の周囲に回転可能に移動装置7に固定されていてもよい。言い換えれば、保持部材4は、自転可能であってもよい。
溶液6は、坩堝5の内部に溜まって(収容されて)おり、結晶2を成長させるために結晶2の原料を種結晶3に供給することができる。溶液6は、結晶2と同じ材料を含む。すなわち、結晶2は炭化珪素の結晶であるから、溶液6は炭素と珪素とを含む。本実施形態の溶液6は、珪素の溶媒(珪素溶媒)に、炭素を溶質として溶解させたものである。なお、溶液6は、炭素の溶解度を向上させる等の理由から、例えば、ネオジム(Nd)、アルミニウム(Al)、タンタル(Ta)、スカンジウム(Sc)、クロム(Cr)、ジルコニウム(Zr)、ニッケル(Ni)またはイットリウム(Y)等の金属材料を添加材として1種類または2種類以上含んでいてもよい。
坩堝5は、溶液6を収容することができる。また、坩堝5は、結晶2の原料を内部で融解することができる。坩堝5は、例えば、炭素を含有した材料で形成されてもよい。本実施形態の坩堝5は、例えば、黒鉛で形成されている。本実施形態では、坩堝5の中で珪素を融解させて、融解した珪素に坩堝5の一部(炭素)を溶解させることによって、溶液6としている。坩堝5は、溶液6を貯留するために、例えば、上面に開口している凹状の部材である。
本実施形態では、炭化珪素の結晶2を成長させる方法として溶液法を用いている。溶液法では、溶液6を、種結晶3の近傍において、熱力学的に準安定状態に保ちつつ結晶2の析出が溶出よりも進行する条件に制御し、種結晶3の下面に結晶2を成長させることができる。すなわち、溶液6では、珪素(溶媒)に炭素(溶質)を溶解させており、炭素の溶解度は、溶媒の温度が高くなるほど大きくなる。ここで、加熱して高温になった溶液6が種結晶3への接触で冷えると、溶解した炭素が過飽和状態になって、溶液6が種結晶3の近傍において局所的に準安定状態となる。そして、その溶液6が安定状態(熱力学的に平衡状態)に移行しようとして、種結晶3の下面に炭化珪素の結晶2として析出する。その結果、種結晶3の下面に結晶2を成長させることができる。
坩堝5は、坩堝容器8の内部に配されている。坩堝容器8は、坩堝5を保持することができる。この坩堝容器8と坩堝5との間には、保温材9が配されている。この保温材9は、坩堝5の周囲を囲んでいる。保温材9は、坩堝5からの放熱を抑制し、坩堝5内の温度分布を均一に近付けることができる。坩堝5は、坩堝5の底面の中心部を貫通して上下方向に伸びた軸の周囲に回転可能に坩堝容器8の内部に配されていてもよい。言い換えれば、坩堝5は、自転可能であってもよい。
坩堝容器8は、チャンバー10の内部に配されている。チャンバー10は、結晶2の成長を行なう空間と外部の雰囲気とを分離することができる。チャンバー10を有することによって、結晶2に余分な不純物が混じることを低減することができる。チャンバー10の内部の雰囲気中は、例えば、不活性ガスで満たされてもよい。これによって、チャンバー10の内部を外部から遮断することができる。なお、坩堝容器8は、チャンバー10の底面に支持されていてもよいが、坩堝容器8の下面からチャンバー10の底部を貫通して下方に伸びる支持軸によって支持されてもよい。
チャンバー10は、保持部材4の通過する通過孔101と、チャンバー10内にガスを供給する給気孔102と、チャンバー10内からガスを排出する排気孔103とを有している。さらに、結晶製造装置1は、チャンバー10の内部にガスを供給するガス供給部を有している。結晶製造装置1の雰囲気中のガスは、ガス供給部を介して給気孔102からチャンバー10内にガスが供給され、排気孔103から排出される。
チャンバー10は、例えば、円筒状であってもよい。チャンバー10は、例えば150mm以上1000mm以下の直径の円形の底面を有しており、例えば500mm以上2000mm以下の高さを有している。チャンバー10は、例えば、ステンレスまたは絶縁性の石英等の材料で形成されてもよい。チャンバー10内に供給される不活性ガスとしては、例えば、アルゴン(Ar)またはヘリウム(He)等であってもよい。
坩堝5には、加熱装置11によって、熱が加えられる。本実施形態の加熱装置11は、コイル12および交流電源13を含んでおり、例えば電磁波を利用した電磁加熱方式によって坩堝5を加熱することができる。なお、加熱装置11は、例えば、カーボン等の発熱抵抗体で生じた熱を伝熱する方式等の他の方式を採用することができる。この伝熱方式の加熱装置を採用する場合は、(坩堝5と保温材9との間に)発熱抵抗体が配されることになる。
コイル12は、導体によって形成され、坩堝5の周囲を囲んでいる。具体的には、コイル12は、坩堝5を円筒状に囲むように、チャンバー10の周囲に配されている。コイル12を有する加熱装置11は、コイル12による円筒状の加熱領域を有している。なお、本実施形態では、チャンバー10の周囲にコイル12を配置しているが、コイル12はチャンバー10の内側に位置していてもよい。
交流電源13は、コイル12に交流電流を流すことができる。コイル12に電流が流れて電場が発生することによって、電場内に位置した坩堝容器8に誘導電流が発生する。この誘導電流のジュール熱によって坩堝容器8が加熱される。そして、坩堝容器8の熱が保温材9を介して坩堝5へ伝達されることで、坩堝5が加熱される。交流電流の周波数を坩堝容器8に誘導電流が流れやすいように調整することで、坩堝5内の設定温度までの加熱時間を短縮したり、電力効率を向上させたりすることができる。
本実施形態では、交流電源13および移動装置7が制御装置14に接続されて制御されている。つまり、結晶製造装置1は、制御装置14によって、溶液6の加熱および温度制御と、種結晶3の搬入出とが連動して制御されている。制御装置14は、中央演算処理装置およびメモリ等の記憶装置を含んでおり、例えば公知のコンピュータからなる。
<結晶の製造方法>
以下、本開示の結晶の製造方法について、図2を参照しつつ説明する。なお、図2は、本開示の結晶の製造方法を説明する図であり、具体的には経過時間を横軸にし、温度を縦軸にした場合の結晶製造時の溶液6の温度変化の概略を示すグラフである。
結晶の製造方法は、主に、準備工程、第1成長工程、昇温工程、降温工程、第2成長工程および引き離し工程を有する。なお、本開示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
(準備工程)
種結晶3を準備する。種結晶3は、例えば、昇華法または溶液法等によって製造された炭化珪素の結晶の塊を平板状に形成したものでもよい。本実施形態では、本開示の結晶の製造方法によって得られてた結晶2を種結晶3として使用している。その結果、種結晶3と種結晶3の表面に成長する結晶2との組成を近付けることができ、結晶2における組成の違いに起因した転移の発生等を低減することができる。なお、平板状への加工は、例えば、機械加工によって炭化珪素の塊を切断することによって行なえばよい。
保持部材4を準備して、保持部材4の下面に種結晶3を固定する。具体的には、保持部材4を準備した後、保持部材4の下面に炭素を含有する接着材を塗布する。次いで、接着材を挟んで保持部材4の下面上に種結晶3を配して、保持部材4の下面に種結晶3を固定する。なお、本実施形態では、種結晶3を保持部材4に固定した後、保持部材4の上端を移動装置7に固定する。移動装置7へは、上述した通り、保持部材4の中心部分を貫通して上下方向に伸びた軸の周囲を保持部材4が回転可能に固定する。
坩堝5と、坩堝5内に収容された、珪素溶媒に炭素を溶解した溶液6とを準備する。具体的には、まず、坩堝5を準備する。次いで、坩堝5内に、珪素の原料となる珪素粒子を入れて、坩堝5を珪素の融点(1420℃)以上に加熱する。このとき、融解して液化した珪素(溶媒)内に、坩堝5を形成している炭素(溶質)が溶解する。その結果、珪素溶媒に炭素を溶解した溶液6を坩堝5内に準備することができる。なお、溶液6に炭素を含ませるには、予め原料として炭素粒子を加えることによって、珪素粒子を融解させると同時に炭素を溶解させてもよい。
坩堝5をチャンバー10内に収容する。本実施形態では、坩堝5は、加熱装置11のコイル12に囲まれたチャンバー10内に、坩堝容器8内に保温材9を介して配されて収容される。なお、溶液6の準備は、坩堝5をチャンバー10に収容して、加熱装置11によって坩堝5を加熱することで行なってもよい。また、予め坩堝5を結晶製造装置1の外で加熱して溶液6を形成した後に、坩堝5をチャンバー10内に収容してもよい。また、溶液6を坩堝5以外の他の容器等で形成した後、チャンバー10内に設置された坩堝5に溶液6を注ぎ込んでもよい。
(接触工程)
種結晶3の下面を溶液6に接触させる。種結晶3は、保持部材4を下方に移動させることで、下面を溶液6に接触させる。なお、本実施形態では、種結晶3を下方向へ移動させることで種結晶3を溶液6に接触させているが、坩堝5を上方向へ移動させることで種結晶3の下面を溶液6に接触させてもよい。
種結晶3は、種結晶3の少なくとも下面が溶液6の液面に接触していればよい。また、種結晶3を溶液6内に沈めて、下面とともに種結晶3の側面または上面を溶液6に接触させてもよい。
(第1成長工程)
溶液6に接触させた種結晶3の下面に、溶液6から結晶2を成長させる。結晶2の成長は、まず、種結晶3の下面と種結晶3の下面近傍の溶液6との間に温度差ができる。そして、種結晶3と溶液6との温度差によって、溶液6中に溶解している炭素が過飽和状態になれば、溶液6中の炭素および珪素が炭化珪素の結晶2として種結晶3の下面に析出し、結晶2は成長する。なお、結晶2は、少なくとも種結晶3の下面に成長していればよいが、種結晶3の下面および側面から成長させてもよい。
種結晶3を引き上げることによって、結晶2を柱状に成長させることができる。すなわち、結晶2の平面方向および下方への成長速度を調整しながら種結晶3を上方向に少しずつ引き上げることによって、一定の幅または径を保った状態で結晶2を成長させることができる。種結晶3の引き上げの速度は、例えば、50μm/h以上2000μm/h以下に設定することができる。
種結晶3の引上げは、図2に示したように、溶液6を第1温度域まで上げて、溶液6の温度を第1温度域T1に維持しつつ行なう。すなわち、溶液6の温度を一定に維持するように制御しつつ結晶2を成長させる。溶液6の温度を一定に維持しつつ結晶2を成長させることによって、例えば溶液6の温度を変動させる場合と比較して溶液6の温度制御が容易になり、作業効率を向上させることができる。
なお、図2においては、第1成長工程を「A」とし、昇温工程を「B」とし、降温工程「C」とし、第2成長工程を「D」として示している。また、図3、4においても、図1と同様に、各種工程をアルファベットで示している。
第1温度域T1とは、結晶2の成長時の溶液6の温度に対して、±10℃以内の温度域を指す。また、第1成長工程において、結晶2の成長時の溶液6の温度は、例えば、1900℃以上2100℃以下の範囲内のいずれかに設定することができる。また、第1成長工程において、結晶2の成長時間は、例えば、10時間以上150時間以下に設定することができる。
溶液6の温度を測定する方法としては、例えば、熱電対で直接的に測定する方法または放射温度計を用いて間接的に測定する方法を用いることができる。溶液6の温度が変動する場合には、溶液6の温度として、例えば一定時間において複数回測定した温度を平均して求めた温度を用いることができる。
溶液6の温度は、種結晶3を溶液6に接触させた後に、第1温度域T1まで上げてもよい。これによれば、例えば種結晶3の表面を溶液6によって溶解させることができ、種結晶3の表面に付着するゴミ等を除去することができる。その結果、種結晶3の表面に成長する結晶2の品質を向上させることができる。
一方で、溶液6の温度は、種結晶3が溶液6に接触する前に、第1温度域T1まで上げてもよい。溶液6の温度を上昇させてから種結晶3を接触させることによって、第1結晶成長工程の前に種結晶3の溶解を低減することができ、結晶2の生産効率を向上させることができる。
(昇温工程)
溶液6の温度を上げる。その結果、例えば結晶2にドーピングされるドーパントとして窒素を選択した場合に、窒素は溶液6の温度が上がるほど溶解度が小さくなるため、溶液6中の窒素濃度を低下させることができる。
溶液6の温度の昇温幅は、例えば、30℃以上200℃以下に設定することができる。昇温工程が、後に記載される降温工程よりも先に行なわれる場合、溶液6の温度は、第1温度域T1よりも高い第2温度域T2まで上げることができる。第2温度域T2は、例えば、1930℃以上2300℃以下に設定することができる。一方で、昇温工程が、後に記載される降温工程よりも後に行なわれる場合、溶液6の温度は、第1温度域T1まで上げることができる。溶液6の温度は、例えば、加熱装置11の出力を変動させることによって調整することができる。また、昇温工程は、例えば、0.5時間以上3時間以下の時間を費やして行なうことができる。
昇温工程は、第1成長工程で成長した結晶2を溶液6から離して行なわれてもよい。その結果、結晶2が溶けることを低減することができ、結晶2の生産効率を向上させることができる。
一方で、結晶2を溶液6に接触させて、昇温工程を行なってもよい。その結果、例えば結晶2の表面を溶液6によって溶かすことができ、例えば結晶2に溝が形成された場合でも、結晶2の溝を無くすことができる。
また、昇温工程の途中で結晶2を溶液6から離してもよい。その結果、結晶2を溶かす量を調整することができる。
結晶2を溶液6から離すときは、結晶2を回転させながら行なってもよい。その結果、結晶2の下面に付着する溶液6の量を低減することができる。
昇温工程において溶液6に珪素原料を追加してもよい。これにより、結晶成長または蒸発等によって消費された珪素を補給することができ、溶液6の組成を所望の組成に維持しやすくなる。その結果、結晶2の品質を向上させることができる。
昇温工程の前に珪素原料を追加してもよい。その結果、昇温工程において十分に炭素を溶解させることができるため、後の第2成長工程を開始しやすくなる。
(降温工程)
溶液6の温度を下げる。その結果、例えば結晶2にドーピングされるドーパントとして窒素を選択した場合に、窒素は溶液6の温度が下がるほど溶解度が大きくなるため、溶液6中の窒素濃度を上げることができる。
本開示の結晶の製造方法によれば、第1成長工程の後、昇温工程を経て降温工程を行なった場合、昇温工程によって溶液6内の窒素濃度が低下することから、降温工程において窒素を供給しなければ、溶液6の窒素濃度を低減することができる。その結果、例えば後の第2成長工程によって、窒素濃度が低下した結晶2を製造することができる。
一方で、図3に示すように第1成長工程の後に降温工程を経て昇温工程を行なった場合、降温工程によって溶液6内の窒素濃度が上がることから、第1成長工程で消費した窒素を補充することができる。その結果、例えば後の第2成長工程によって、第1成長工程で成長した結晶2と同等の窒素濃度の結晶2を製造することができる。
以上のように、第1成長工程の後に、昇温工程および降温工程を行うことによって、後の第2成長工程で成長する結晶2内のドーパント量を調整することができる。また、以上のようにドーパント量を調整することによって、例えば結晶2に縞状の模様を形成することができ、結晶2をウェハに加工する際の目印として利用することも可能になる。
降温工程は、昇温工程の後に行なわれてもよい。その結果、溶液6の温度を第2温度域T2まで上げることができ、成長中に溶液6内に発生する気泡を膨張させ、浮力によって溶液6外に排出することできる。
昇温工程は、降温工程の後に行なわれてもよい。その結果、溶液6の最高温度が第1温度域T1になることから、装置の安全対策やヒーター電源の容量を小さくでき、さらに生産に必要な電力も少なくすることができる。さらに、余分な温度履歴を結晶2に与えないことで、結晶2の品質の低下を低減することできる。
溶液6の温度の降温幅は、例えば、30℃以上200℃以下に設定することができる。降温工程が昇温よりも先に行なわれる場合、溶液6の温度は、第1温度域T1よりも低い第3温度域T3まで上げることができる。第3温度域T3は、例えば、1700℃以上2070℃以下に設定することができる。一方で、降温工程が昇温工程よりも後に行なわれる場合、溶液6の温度は、第1温度域T1まで下げることができる。降温工程は、例えば、0.5時間以上3時間以下の時間を費やして行なうことができる。
溶液6の温度は、溶液6の溶媒である珪素の融点以上に維持されていてもよい。溶液6の温度を珪素の融点以上に維持することによって、溶液6が固化して体積膨張するのを抑制し、坩堝5が割れることを低減することができる。
溶液6の降温は、溶液6の下部の温度が溶液6の上部の温度よりも小さくなるように行ってもよい。このようにして溶液6の温度を下げることによって、溶液6のうち坩堝5の底部の近傍の温度を下げて、雑晶を坩堝5の底面に固着させやすくすることができる。
なお、溶液6の下部の温度を溶液6の上部の温度よりも小さくするには、例えば坩堝5の底部の温度を坩堝5の壁部の温度よりも下げることによって下げる。これは、坩堝5を加熱装置11に対して下方に位置させることによって、坩堝5の底部の温度を坩堝5の壁部の温度よりも小さくすることができる。また、加熱装置11の坩堝5の底部近傍における加熱の出力を小さくすることによって、坩堝5の温度を調整することもできる。また、坩堝5と坩堝容器8との間に配された保温部材9の位置を移動させることによって、坩堝5の底部の温度を坩堝5の壁部の温度よりも小さくすることができる。また、保持部材4を冷却して種結晶3から保持部材4へ移動する熱量を増加させることによって、溶液6の上部の温度を低減してもよい。
また、降温工程の後に昇温工程を行う場合、溶液6の昇温は、溶液6の上部の温度が溶液6の下部の温度よりも高くなるように行なってもよい。すなわち、溶液6の昇温を、例えば坩堝5の壁部が坩堝5の底部よりも温度が高くなるようにして行なってもよい。これによって、例えば坩堝5の底部に雑晶を固着させた場合に、坩堝5が溶液6内に溶け出すことによって坩堝5の底部から雑晶が離れて結晶2に取り込まれることを低減することができる。
降温工程において、珪素原料を追加してもよい。その結果、溶液6よりも温度が低い原料を投入することで、溶液6の温度を下げやすくすることができる。その結果、降温工程の時間を短縮することができる。
降温工程の前に、珪素原料を追加してもよい。その結果、珪素原料を融解する時間を確保することができ、溶液6の組成を安定させることができる。
降温工程において、結晶2は溶液6から離してもよいし、溶液6に接触させていてもよい。結晶2を溶液6から離した場合、結晶2の表面が冷えて結晶2の表面に雑晶が形成されることを抑制することができる。その結果、結晶2の品質を向上させることができる。
降温工程および昇温工程は、第1成長工程および第2成長工程よりも短時間に行なわれるとよい。その結果、結晶2の生産効率を向上させることができる。
降温工程は、昇温工程よりも長時間で行なわれるとよい。その結果、降温中の雑晶の発生を低減することができる。
昇温工程は、降温工程よりも長時間で行なわれるとよい。その結果、少ない電力で昇温が可能になる。
(第2成長工程)
第1成長工程で成長した結晶2をさらに成長させる。結晶2の成長は、溶液6の温度を第1温度域T1に維持しつつ行なう。その結果、第1成長工程と同等の条件で結晶2を成長させることができ、結晶2の品質を維持しやすくなる。種結晶3の引き上げの速度は、例えば、50μm/h以上2000μm/h以下に設定することができる。溶液6の温度は、例えば、1900℃以上2100℃以下に設定することができる。なお、第2成長工程において、結晶2の成長は、例えば、10時間以上150時間以下行なうことができる。
(引き離し工程)
結晶2を成長させた後、成長した結晶2を溶液6から引き離し、結晶成長を終了する。
本発明は上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
本発明においては、昇温工程および降温工程と第2成長工程とをそれぞれ複数回繰り返してもよい。その結果、結晶2を長尺化することができる。
また、図4に示すように、昇温工程および降温工程は、例えば繰り返すごとに、順序を反対にしてもよい。
1 結晶製造装置
2 結晶
3 種結晶
4 保持部材
5 坩堝
6 溶液
7 移動装置
8 坩堝容器
9 保温材
10 チャンバー
101 通過孔
102 給気孔
103 排気孔
11 加熱装置
12 コイル
13 交流電源
14 制御装置
T1 第1温度域
T2 第2温度域
T3 第3温度域

Claims (8)

  1. 炭化珪素の結晶の製造方法であって、
    種結晶と、坩堝と、前記坩堝内に貯留された珪素溶媒に炭素を溶解した溶液とを準備する準備工程と、
    前記種結晶の下面を前記溶液に接触させる接触工程と、
    前記溶液の温度を第1温度域に上げて、前記溶液の温度を第1温度域に維持しつつ前記種結晶を引き上げることによって、前記種結晶の下面に結晶を成長させる第1成長工程と、
    前記第1成長工程の後、前記溶液の温度を上げる昇温工程と、
    前記第1成長工程の後、前記溶液の温度を下げる降温工程と、
    前記昇温工程および前記降温工程に続いて、前記溶液の温度を前記第1温度域に維持しつつ前記結晶をさらに成長させる第2成長工程と、を備え
    前記第1成長工程および前記第2成長工程の少なくとも一方において、前記溶液は炭化珪素のドーパントを含んでおり、
    前記昇温工程および前記降温工程を介して、前記第2成長工程で成長する結晶中の前記ドーパントの濃度を制御する、結晶の製造方法。
  2. 前記降温工程は、前記昇温工程の後に行ない、
    前記昇温工程では、前記溶液の温度を前記第1温度域よりも高い第2温度域まで上げて、
    前記降温工程では、前記溶液の温度を前記第2温度域から前記第1温度域まで下げる、請求項1に記載の結晶の製造方法。
  3. 前記昇温工程は、前記降温工程の後に行ない、
    前記降温工程では、前記溶液の温度を前記第1温度域よりも低い第3温度域まで下げて、
    前記昇温工程では、前記溶液の温度を前記第3温度域から前記第1温度域まで上げる、請求項1に記載の結晶の製造方法。
  4. 前記昇温工程は、前記結晶を前記溶液から離して行なう、請求項2または3に記載の結晶の製造方法。
  5. 前記降温工程は、前記結晶を前記溶液から離して行なう、請求項2〜4のいずれかに記載の結晶の製造方法。
  6. 前記第2成長工程と、前記昇温工程および前記降温工程とを繰り返す、請求項2〜5のいずれかに記載の結晶の製造方法。
  7. 前記降温工程において、前記溶液の降温は、前記溶液の下部の温度が前記溶液の上部の温度よりも小さくなるように行なう、請求項2〜6のいずれかに記載の結晶の製造方法。
  8. 前記第3温度域は、珪素の融点以上である、請求項3に記載の結晶の製造方法。
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