JP6212073B2 - プログラムの内容に応じて格納先を自動選択する機能を備えた数値制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、数値制御装置に関し、特にプログラムの内容に応じて該プログラムの格納先を自動選択する機能を有する数値制御装置に関する。
工作機械を制御するための数値制御装置は、加工プログラムを格納するための不揮発性メモリを内蔵している。また、メモリカードやネットワークで接続したコンピュータのドライブなどの外部記憶装置を加工プログラムの格納に使うこともできる。
一方で、異なる特性を持つ複数のデバイスをまとめて、一つの記憶装置のように扱う技術が従来技術として開示されている(例えば、特許文献1)。
特許第4480479号公報
数値制御装置において加工プログラムに基づいた工作機械の制御を行う際に、加工プログラムを外部記憶装置に格納して該加工プログラムに基づく制御を行うと、外部記憶装置に対するデータ読み書きが低速であることが原因で、高速性が要求される運転においてデータの読み出しが間に合わなくなることがある。このような事態を避けるため、オペレータはあらかじめ加工プログラムの内容を確認して高速性が要求されるかどうかを判断し、高速性が要求される場合には不揮発性メモリを格納場所に、高速性が要求されない場合には外部記憶装置を格納場所にするようにしているが、このような作業には手間がかかり、また、オペレータが判断を誤って間違えることも多く発生する。
上記した、複数のデバイスをまとめて1つの記憶装置のように扱う技術を用いれば、オペレータは加工プログラムの格納先を意識する必要はなくなるが、一方で高速な読み出しが要求される加工プログラムが低速な外部記憶装置に格納される恐れがある。
特許文献1に開示される技術では、複数の外部記憶装置をまとめて、一つの記憶装置のように扱う際に、デバイスの特性と、格納するファイルの特性から、格納先のデバイスを決定する構成を備えてはいるものの、ファイルの用途、属性の判定を、ファイルの拡張子やサイズで行っているが、加工プログラムの場合は、高速読み出しが必要かどうかは加工プログラムの内容から判断する必要があり、ファイルの拡張子やサイズからは判断できない。
そこで本発明の目的は、オペレータが意識しなくとも加工プログラムを適切な格納先に格納する数値制御装置を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、プログラムに基づいて機械を制御する数値制御装置において、前記プログラムを格納可能な第1の記憶装置と、前記プログラムを格納可能な第2の記憶装置と、前記プログラムの格納先の情報を含む管理情報を記憶する管理情報記憶部と、前記プログラムを入力するプログラム入力部と、前記プログラム入力部から入力された前記プログラムの内容に基づいて、前記プログラムの実行時に前記プログラムの読み出しに高速性が要求されるかを解析するプログラム解析部と、前記プログラム解析部による解析の結果に基づいて、前記プログラムを前記第1の記憶装置または前記第2の記憶装置のいずれかに格納し、前記管理情報記憶部に記憶された前記プログラムの格納先の情報を更新するプログラム管理部と、を備え、前記第1の記憶装置は前記第2の記憶装置よりも前記プログラムの読み出し速度が高速である、ことを特徴とする数値制御装置である。
本願の請求項2に係る発明は、前記プログラム管理部は、前記プログラムの実行時に、前記管理情報記憶部を参照して前記プログラムの格納先を特定し、特定された前記プログラムの格納先から前記プログラムを読み出す、ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置である。
本願の請求項3に係る発明は、前記プログラム解析部は、前記プログラムに高速運転命令が含まれている場合に前記プログラムの読み出しに高速性が要求されると解析する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の数値制御装置である。
本願の請求項4に係る発明は、前記プログラム解析部は、前記プログラムの読み出しにあたり、前記プログラムが前記プログラムと異なる他のプログラムから該他のプログラムにおける高速運転中にサブプログラム呼出しされている場合に、前記プログラムの読み出しに高速性が要求されると解析する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の数値制御装置である。
本願の請求項5に係る発明は、前記プログラム解析部は、前記プログラムの読み出しにあたり、前記プログラムが前記プログラムと異なる他のプログラムから繰返し呼出しされている場合に、前記プログラムの読み出しに高速性が要求されると解析する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の数値制御装置である。
本発明により、加工プログラムが自動的に適切な読み出し速度の記憶装置に格納され、オペレータは加工プログラムの格納先を意識して切り替える必要が無くなり、誤操作や管理コストを減らすことができる。
本発明の実施形態における数値制御装置の概略ブロック図である。 本発明の実施形態における管理情報を例示する図である。 本発明の実施形態における解析情報を例示する図である。 本発明の実施形態における数値制御装置上で実行される処理の概略フローチャートである。 本発明の実施形態におけるデバイス選択処理のフローチャートである。 本発明の実施形態におけるプログラム解析処理のフローチャートである。 本発明の実施形態におけるファイル移動処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明では、加工プログラムを解析し、高速運転を行う命令の有無で高速な読み出しの必要性を判断する。また、解析時に、加工プログラムが呼び出すサブプログラムの名前を抽出し、高速運転を行う範囲内から呼ばれるサブプログラムについては高速な読み出しが必要と判断する。また、サブプログラム呼び出し命令に繰り返し回数が指定されているサブプログラムも高速な読み出しが必要と判断する。そして、高速な読み出しが必要な加工プログラムは高速な記憶装置に格納し、そうでない加工プログラムは低速な記憶装置に格納し、管理情報に加工プログラムの名称と記憶装置の組み合わせを記録する。加工プログラムを読み出す際は、管理情報から加工プログラムの名称を検索し、格納先の記憶装置から読み出しを行う。
なお、本発明において記憶装置とは、HDDやFlashROMなどのような装置に内蔵固定される媒体や、CFカード、SDカードなどのような比較的容易に交換可能な媒体、ネットワークを介してアクセス可能なネットワークストレージなど、データを記憶することが可能な媒体、更に、同一の装置または媒体上であってもプログラムから見て異なる領域として認識できるもの(ディスク上のパーティションが異なる領域、ネットワークストレージ上に設けられた異なる共有領域など)を意味する。
以降、本文では、加工プログラムを「プログラム」、読み出しに高速性が要求される命令を「高速運転命令」、読み出しに高速性が要求されるプログラムを「高速プログラム」、管理情報としてプログラムの情報を記録することを「登録」、プログラム毎の管理情報を「エントリー」、記憶装置を「デバイス」、デバイスにプログラムのファイルを記録することを「格納」と称す。
本発明の一実施形態における数値制御装置の構成を、図1の概略ブロック図にしたがって説明する。本実施形態の数値制御装置100は、プログラム入力部110、プログラム管理部120、管理情報記憶部125、プログラム解析部130、解析情報記憶部135、不揮発性メモリ140、ネットワーク制御部150を備える。
プログラム入力部110は、プログラムをシリアルポートやイーサネット(登録商標)のポートに接続された図示しない外部機器やメモリカードから読み込む。
不揮発性メモリ140は、高速な読み出しが可能な内蔵記憶装置であり、少なくとも高速運転命令が含まれているプログラムを記憶している場合において、該高速運転命令を実行する際に要求されるプログラム読み出し速度に応答可能な程度の読み出し速度を備えている。
ネットワーク制御部150は外部のサーバー200と通信を行い、サーバー200が備えるハードディスク210を外部記憶装置として扱う。
プログラム管理部120は、不揮発性メモリ140などの内蔵記憶装置と、図示しない外部機器やメモリカード、ハードディスク210などの外部記憶装置に対して読み書きを行う。プログラムを登録する際は管理情報記憶部125に記憶される管理情報を更新し、プログラムを読み出す際は管理情報記憶部125を参照してプログラムの格納先を特定し、特定した該格納先からプログラムを読み込む。
管理情報記憶部125に記憶される管理情報のエントリーはプログラム毎の情報を保持する。図2は、本実施形態における管理情報記憶部125に記憶される管理情報の例を示している。本実施形態の管理情報は、データ項目として、プログラムのファイル名、高速フラグ、サブプログラムカウンタ、繰返し呼出しカウンタ、格納先デバイス名、サブプログラムリスト、繰返し呼出しリストを備えている。
管理情報において、高速フラグは、プログラムが高速な読み出しを必要とする命令を使っていることを示す。サブプログラムカウンタは、このプログラムをサブプログラムとして呼び出す高速プログラムの数を示す。繰返し呼出しカウンタは、このプログラムを繰返しサブプログラム呼び出しする高速プログラムの数を示す。格納先デバイス名は、このプログラムが格納されているデバイスのデバイス名を示す。サブプログラムリストは、このプログラムが高速運転を行う範囲から呼び出すサブプログラム名のリストである。繰返し呼出しリストは、このプログラムが繰返し呼び出すサブプログラム名のリストである。
図2の例では、例えば、プログラム「O0002」については、高速な読み出しを必要とする命令を使っており、該プログラムをサブプログラムとして読み出す高速プログラム、および繰り返しサブプログラム呼出しする高速プログラムは無く、数値制御装置の内臓記憶装置に記憶されている。また、このプログラムは高速運転を行う範囲からプログラム「O8001」「O8003」を呼出し、また、このプログラムはプログラム「O8005」「O8003」を繰返し呼び出している。
解析情報記憶部135に記憶される解析情報には、プログラムを実行時に高速性が要求される運転の開始命令と終了命令、および当該命令により提供される機能が登録されている。図3は、本実施形態における解析情報記憶部135に記憶される解析情報の例を示している。図3の例では、例えば、高速運転開始命令として「G08P1」命令、「G08P1」命令による高速運転を終了させる高速運転終了命令として「G08P0」命令、およびこれら命令の機能名である「AI輪郭制御」が関連付けられた1つの解析情報として記憶されている。
プログラム解析部130は、解析情報記憶部135を参照してプログラムが高速読み出しを必要とするかどうかを判断する。また、サブプログラム名の抽出と、サブプログラムの高速読み出しの必要性の判断を行う。プログラム解析部130が実行するプログラム解析処理の詳細については後述する。
以下では、本実施形態における数値制御装置100上で実行されるプログラムの登録処理を、図4〜図7のフローチャートに従って説明する。
図4は、本実施形態における数値制御装置100上で実行されるプログラム登録処理の全体の流れを示すフローチャートである。本実施形態の数値制御装置100において、運転制御に用いるプログラムを新規に登録する場合には、まず、プログラム管理部120がプログラムを格納するデバイスを選択し(ステップSA01)、ステップSA01で選択されたデバイスにプログラムのファイルを格納し(ステップSA02)、プログラムを解析し(ステップSA03)、最後にファイルを移動する(ステップSA04)。なお、ファイルの格納とプログラム解析は同時に並列で実行してもよい。
図5は、図4におけるステップSA01で実行されるデバイス選択処理のフローチャートである。
●[ステップSB01]登録するプログラムが新規登録の場合、管理情報記憶部125に該プログラムを管理する管理情報のエントリーが存在しないので、はじめに登録するプログラムのプログラム名に基づいて管理情報記憶部125に該プログラムの管理情報のエントリーが存在するか否かを判定する。存在する場合にはステップSB03へ進み、存在しない場合にはステップSB02へ進む。
●[ステップSB02]プログラム管理部120は、管理情報記憶部125に、登録するプログラムの管理情報のエントリーを作成し、ステップSB10へ進む。
●[ステップSB03]登録するプログラムの管理情報のエントリーのデバイス名が空であるか否かを判定する。空である場合にはステップSB08へ進み、空である場合にはステップSB04へ進む。
●[ステップSB04]登録するプログラムの管理情報のエントリーが管理情報記憶部125に既に存在し、該エントリーのデバイス名が空でないのは、同名のプログラムを再登録(プログラムを変更)する場合であるから、登録するプログラムのプログラム名と同名のプログラムを該エントリーに登録されているデバイス名のデバイスから削除する。
●[ステップSB05]登録するプログラムの管理情報のエントリーのサブプログラムリスト上の各プログラムについて、呼び出し元のプログラムが無くなったので、これら各プログラムの管理情報のエントリーのサブプログラムカウンタの値を1減らす。
●[ステップSB06]登録するプログラムの管理情報のエントリーの繰返し呼出しリスト上の各プログラムについて、呼び出し元のプログラムが無くなったので、これら各プログラムの管理情報のエントリーのサブプログラムカウンタの値を1減らす。
●[ステップSB07]登録するプログラムの管理情報のエントリーの高速フラグを「No」に設定し、また、サブプログラムリストと繰返し呼出しリストを空にする。
●[ステップSB08]登録するプログラムの管理情報のエントリーにおいて、サブプログラムカウンタの値または繰返し呼び出しカウンタの値のいずれかが1以上であるか否かを判定する。いずれかが1以上である場合にはステップSB09へ進み、いずれも0である場合にはステップSB10へ進む。
●[ステップSB09]サブプログラムカウンタの値または繰返し呼び出しカウンタの値のいずれかが1以上である場合には、高速な読み出しが必要とされるので高速デバイスを選択する。
●[ステップSB10]サブプログラムカウンタの値または繰返し呼び出しカウンタの値のいずれかが1以上である場合、または新規登録である場合には、現段階では高速な読み出しが必要ないとみなして低速デバイスを選択する。
図6は、図4におけるステップSA03で実行されるプログラム解析処理のフローチャートである。本処理は、プログラム解析部130により実行される。
●[ステップSC01]プログラム解析部130は、解析情報記憶部135を参照して高速運転命令の一覧を読み出す。
●[ステップSC02]ステップSC01で読み出した高速運転命令が、プログラム登録処理において登録されたプログラム(以下、メインプログラム)内に存在するか判定する。存在する場合にはステップSC03へ進み、存在しない場合にはステップSC04へ進む。
●[ステップSC03]メインプログラムの管理情報のエントリーの高速フラグを「Yes」に設定する。
●[ステップSC04]メインプログラムを解析し、メインプログラムが呼び出すサブプログラムのプログラム名を抽出する。
●[ステップSC05]ステップSC04で抽出したサブプログラムについて、該サブプログラムの管理情報のエントリーが管理情報記憶部125に登録されていない場合、該サブプログラムの管理情報のエントリーを追加する。
●[ステップSC06]メインプログラムを解析し、メインプログラムの高速運転中に呼び出されているサブプログラムが存在するか否かを判定する。高速運転中にサブプログラムが呼び出されている場合にはステップSC07へ進み、そうでない場合にはステップSC09へ進む。
●[ステップSC07]ステップSC06でメインプログラムの高速運転中に呼び出されていると判定されたサブプログラムを、メインプログラムの管理情報のエントリーのサブプログラムリストに追加する。
●[ステップSC08]ステップSC06でメインプログラムの高速運転中に呼び出されていると判定されたサブプログラムの管理情報のエントリーのサブプログラムカウンタの値を1増やす。
●[ステップSC09]メインプログラムを解析し、メインプログラムから繰返し呼出されているサブプログラムが存在するか否かを判定する。繰返し呼出されているサブプログラムが存在する場合にはステップSC10へ進み、そうでない場合には本処理を終了する。
●[ステップSC10]ステップSC09でメインプログラムから繰返し呼出されている判定されたサブプログラムを、メインプログラムの管理情報のエントリーの繰返し呼出しリストに追加する。
●[ステップSC11]ステップSC09でメインプログラムから繰返し呼出されている判定されたサブプログラムの管理情報のエントリーの繰返し呼出しカウンタの値を1増やす。
図7は、図4におけるステップSA04で実行されるファイル移動処理のフローチャートである。本処理は、プログラム管理部120により実行される。
●[ステップSD01]プログラム管理部120は、管理情報記憶部125に記憶されている管理情報の各エントリーについて、以下のステップSD02〜ステップSD06を繰返し実行する。
●[ステップSD02]管理情報のエントリーについて、高速フラグ、サブプログラムカウンタ、繰返し呼出しカウンタの各値を参照し、高速フラグがYesか、サブプログラムカウンタまたは繰返し呼出しカウンタの何れかが1以上である場合には高速デバイスに格納するべきと判断しステップSD03へ進み、上記条件に該当しない場合には低速デバイスに格納するべきと判断しステップSD05へ進む。
●[ステップSD03]管理情報のエントリーについて、格納先デバイスの値を参照し、低速デバイスに格納されているか否かを判定する。低速デバイスに格納されている場合にはステップSD04へ進み、そうでない場合にはステップSD07へ進む。
●[ステップSD04]管理情報のエントリーのプログラムを低速デバイスから高速デバイスへとコピーして、低速デバイスから削除し、管理情報のエントリーの格納先デバイスを高速デバイスへと変更する。
●[ステップSD05]管理情報のエントリーについて、格納先デバイスの値を参照し、高速デバイスに格納されているか否かを判定する。高速デバイスに格納されている場合にはステップSD06へ進み、そうでない場合にはステップSD07へ進む。
●[ステップSD06]管理情報のエントリーのプログラムを高速デバイスから低速デバイスへとコピーして、高速デバイスから削除し、管理情報のエントリーの格納先デバイスを低速デバイスへと変更する。
●[ステップSD07]次の管理情報のエントリーがある場合には該エントリーを処理対象としてSD02へ戻ってループを繰返し、次の管理情報のエントリーが無い場合には本処理を終了する。
なお、上記したデバイス選択処理において、登録するプログラム管理情報のエントリーが既に管理情報記憶部125に存在し、該エントリーの格納先デバイスが空となっているのは(図5のフローチャートのステップSB03においてYesの流れ)、他のプログラムの登録時にサブプログラムとしてエントリーが作られた場合である。このような場合にはファイルの削除処理は不要であるため、ステップSB08へ進んでデバイスの選択を行う。デバイス選択後の処理は、プログラムを新規登録する場合と同様である。
以上の処理により、各プログラムの管理情報のエントリーが作成された上で、各プログラムの格納先が決定される。このように格納されたプログラムに基づいて数値制御装置が機械の運転制御を行う際には、プログラム管理部120が、管理情報記憶部125を参照して読出し対象となるプログラムの管理情報のエントリーから格納先デバイスに登録されているデバイス名を参照し、該デバイス名の記憶装置からプログラムのファイルを読み出し、該プログラムに基づいて機械の運転制御が実行される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態の例のみに限定されることなく、適宜の変更を加えることにより様々な態様で実施することができる。
例えば、上記実施形態で示した管理情報、解析情報が備えるデータ項目は、本発明を実施するための一例にすぎず、それぞれ必要に応じて他の適切なデータ項目を設けるようにしてもよい。
また、上記した解析情報として示されている高速運転が必要な命令についても、図2で示した命令は一例にすぎず、読出しに高速性が要求される命令(外部記憶装置の読み出し速度では、実行時のプログラム読み出しに間に合わなく命令または命令群)は全て高速運転命令として取り扱うようにしてもよい。更に、上記実施形態では解析情報記憶部135に高速運転命令に係る解析情報を記憶しておき、該解析情報に基づいてプログラムの読み出しに高速性が要求されるかを判定していたが、例えばシミュレーションなどを用いてプログラムの各命令の処理に必要な速度を算出し、算出した結果に基づいて必要なプログラムの読み出し速度を求めることで、プログラムの読み出しに高速性が要求されるかを判定するようにしてもよい。
100 数値制御装置
110 プログラム入力部
120 プログラム管理部
125 管理情報記憶部
130 プログラム解析部
135 解析情報記憶部
140 不揮発性メモリ
150 ネットワーク制御部
200 サーバー
210 ハードディスク

Claims (5)

  1. プログラムに基づいて機械を制御する数値制御装置において、
    前記プログラムを格納可能な第1の記憶装置と、
    前記プログラムを格納可能な第2の記憶装置と、
    前記プログラムの格納先の情報を含む管理情報を記憶する管理情報記憶部と、
    前記プログラムを入力するプログラム入力部と、
    前記プログラム入力部から入力された前記プログラムの内容に基づいて、前記プログラムの実行時に前記プログラムの読み出しに高速性が要求されるかを解析するプログラム解析部と、
    前記プログラム解析部による解析の結果に基づいて、前記プログラムを前記第1の記憶装置または前記第2の記憶装置のいずれかに格納し、前記管理情報記憶部に記憶された前記プログラムの格納先の情報を更新するプログラム管理部と、
    を備え、
    前記第1の記憶装置は前記第2の記憶装置よりも前記プログラムの読み出し速度が高速である、
    ことを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記プログラム管理部は、前記プログラムの実行時に、前記管理情報記憶部を参照して前記プログラムの格納先を特定し、特定された前記プログラムの格納先から前記プログラムを読み出す、
    ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 前記プログラム解析部は、前記プログラムに高速運転命令が含まれている場合に前記プログラムの読み出しに高速性が要求されると解析する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の数値制御装置。
  4. 前記プログラム解析部は、前記プログラムの読み出しにあたり、前記プログラムが前記プログラムと異なる他のプログラムから該他のプログラムにおける高速運転中にサブプログラム呼出しされている場合に、前記プログラムの読み出しに高速性が要求されると解析する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の数値制御装置。
  5. 前記プログラム解析部は、前記プログラムの読み出しにあたり、前記プログラムが前記プログラムと異なる他のプログラムから繰返し呼出しされている場合に、前記プログラムの読み出しに高速性が要求されると解析する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の数値制御装置。
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