JPH10312209A - Nc加工プログラムの管理方法およびnc装置ならびにnc加工プログラムの管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Nc加工プログラムの管理方法およびnc装置ならびにnc加工プログラムの管理プログラムを記録した記録媒体

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JPH10312209A
JPH10312209A JP13755097A JP13755097A JPH10312209A JP H10312209 A JPH10312209 A JP H10312209A JP 13755097 A JP13755097 A JP 13755097A JP 13755097 A JP13755097 A JP 13755097A JP H10312209 A JPH10312209 A JP H10312209A
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machining program
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Atsushi Terajima
厚 寺嶋
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】NC加工プログラムを物理的なメモリ容量の制
限を超えて記憶でき、入れ換えが簡単に行えるNC加工
プログラムの管理方法を提供する。 【構成】NC加工プログラムを記憶するNCプログラム
メモリ24と、NCプログラムメモリよりもアクセス時
間の長い補助記憶装置14とを有するNC装置におい
て、一群の互いに関連するNC加工プログラムを個別グ
ループとしてまとめて管理し、複数の異なる個別グルー
プに属するNC加工プログラムにより共通に使用される
一群のNC加工プログラムを共通グループとして管理
し、NCプログラムメモリには、グループ名により指定
した1つの個別グループと共通グループのそれぞれに属
するNC加工プログラムとをロードし、NCプログラム
メモリに他のNC加工プログラムをロードする場合は、
個別グループに属するNC加工プログラムを入れ換えて
ロードするようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等を制御
するNC(数値制御)装置におけるNC加工プログラム
の管理方法およびその方法を実施するためのNC装置な
らびにNC加工プログラムの管理プログラムを記録した
記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】NC装置においてNC加工プログラムを
記憶する記憶装置としては、リアルタイム処理を行うた
め、高速にアクセス可能な半導体メモリ等からなるNC
プログラムメモリが用いられる。アクセス速度の遅い固
定ディスク装置等の補助記憶装置は使用できない。NC
プログラムメモリは、OS(オペレーティング・システ
ム)のメモリセグメントの大きさの制限、マルチタスク
処理を行うためのメモリセグメント切り換えのオーバー
ヘッドの制限、半導体メモリの高価格と物理的容量の制
限等から、容量が限られている。具体的には、NCプロ
グラムメモリは32K〜2048KByte(紙テープ
長さで80〜5120m相当)程度の容量となる。この
ように、NCプログラムメモリの容量の制限により、加
工に使用するNC加工プログラムの全体の長さが制限を
受けることになる。
【0003】また、NC加工プログラムは、プログラム
番号(O(オー)番号)によって区別される比較的短い
メインプログラム、サブプログラムの集合体として構成
される。したがって、複雑な加工を行うNC加工プログ
ラムでは大容量のNCプログラムメモリを必要とすると
ともに、サブプログラム数が膨大な数になり、それらの
プログラムのプログラム番号を互いに重複しないように
管理することが必要となる。また、複数の種類の工作物
を順次加工するためには、加工に必要なNC加工プログ
ラムをNCプログラムメモリに記憶させておく必要があ
る。その膨大な数のプログラムのプログラム番号を、互
いに重複しないように呼び出し関係まで含めて調整する
ことは、非常に困難で手間のかかる作業である。
【0004】NC装置におけるNC加工プログラムの管
理上の以上の問題点を考慮して、実開平3−93909
号公報、特開平5−289727号公報、特開平4−3
33102号公報等に記載されているようなものが提案
されていた。本発明の出願人による実開平3−9390
9号公報には、NC加工プログラムをグループ別に管理
する方法が記載されている。すなわち、NCプログラム
メモリに複数の独立グループに属するNC加工プログラ
ムをグループ別に記憶し、かつ、各独立グループに共通
して使用されるNC加工プログラムを共通グループとし
て記憶する。そして、NC加工プログラムの実行、編
集、一覧表示を行う場合は、入力手段から入力され指定
された1つの独立グループと共通グループに属するNC
加工プログラムのみをアクセス可能とするものである。
【0005】このようにグループ化することにより、N
C加工プログラムのプログラム番号を、独立グループ内
および独立グループと共通グループとの間で重複しない
ようにすればよく、各独立グループ間の重複は考慮しな
くてよくなる。むしろ、各独立グループでのメインプロ
グラムに同一のプログラム番号を付与することにより、
開始プログラムのプログラム番号が固定して、NC加工
プログラムの実行時の開始プログラムの指定を間違えた
りすることがなくなる。
【0006】また、特開平5−289727号公報に
は、NC加工プログラムのパートプログラムを木構造の
格納領域に記憶し、検索開始点を指定でき、誤ったパー
トプログラムを編集してしまうことのないパートプログ
ラム管理装置が記載されている。そして、特開平4−3
33102号公報には、内部メモリ(NCプログラムメ
モリ)中の使用頻度の小さいプログラムを磁気記憶装置
に退避して、内部メモリを有効に利用するNCプログラ
ム管理方式が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の、NC加工プロ
グラムを共通グループと複数の独立グループとにグルー
プ化して、NCプログラムメモリに記憶するものでは、
全体のNC加工プログラムの長さは物理的なNCプログ
ラムメモリ容量の制限を受けることになる。したがっ
て、多数の種類の工作物を加工するのにも限界があり、
NCプログラムメモリ中のNC加工プログラムを入れ換
える必要が生じる。そのようなNC加工プログラムの入
れ換えは、各プログラム番号のプログラムを共通グルー
プおよび各独立グループに振り分けてNCプログラムメ
モリ中に記憶させる必要があり、面倒な作業となる。
【0008】また、NC加工プログラムのパートプログ
ラムを木構造の格納領域に記憶するものでも、同様に全
体のNC加工プログラムの長さが物理的なNCプログラ
ムメモリ容量の制限を受けることになり、NC加工プロ
グラムの入れ換え作業が面倒になるという問題点があ
る。さらに、NCプログラムメモリ中の使用頻度の小さ
いプログラムを磁気記憶装置に退避するものでは、入れ
換えの生じるNC加工プログラム全体についてプログラ
ム番号が重複しないように管理する必要が生じ、プログ
ラム作成時の作業が困難かつ複雑化する。またこれは、
作業者が加工を実行しようとする任意のNC加工プログ
ラムを、次々とNCプログラムメモリ中にロードできる
ものでもない。そのような意味においては、依然として
物理的なNCプログラムメモリ容量の制限を受けてい
る。
【0009】そこで、本発明は、NC加工プログラムが
物理的なNCプログラムメモリ容量の制限を超えて記憶
でき、NC加工プログラムの入れ換えがグループ名によ
り簡単に行えるNC加工プログラムの管理方法およびN
C装置ならびにNC加工プログラムの管理プログラムを
記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のNC加工プログラムの管理方法は、NC加
工プログラムを記憶するNCプログラムメモリと、前記
NCプログラムメモリよりもアクセス時間の長い補助記
憶装置とを有するNC装置において、一群の互いに関連
するNC加工プログラムをグループ名により指定するこ
とのできる個別グループとしてまとめて管理し、複数の
異なる前記個別グループに属するNC加工プログラムに
より共通に使用される一群のNC加工プログラムを共通
グループとして管理し、前記補助記憶装置に、前記共通
グループに属するNC加工プログラムと、複数の前記個
別グループに属するNC加工プログラムとを記憶してお
き、前記NCプログラムメモリには、グループ名を指定
することにより1つの前記個別グループに属するNC加
工プログラムと前記共通グループに属するNC加工プロ
グラムとをロードし、前記NCプログラムメモリに他の
NC加工プログラムをロードする場合は、ロードする一
群のNC加工プログラムをグループ名によって指定し、
現在NCプログラムメモリ中にある個別グループに属す
るNC加工プログラムを消去して新しく指定したグルー
プ名の個別グループに属するNC加工プログラムを前記
NCプログラムメモリにロードするようにしたものであ
る。
【0011】また、上記のNC加工プログラムの管理方
法において、前記NCプログラムメモリに他の個別グル
ープに属するNC加工プログラムをロードする場合に
は、ロードする他の個別グループの一群のNC加工プロ
グラムをグループ名によって指定し、現在NCプログラ
ムメモリ内にある個別グループに属するNC加工プログ
ラムを前記補助記憶装置にこの個別グループに属するN
C加工プログラムとしてストアし、ストア後、現在NC
プログラムメモリ中にある個別グループに属するNC加
工プログラムを消去して新しく指定したグループ名の個
別グループに属するNC加工プログラムを前記NCプロ
グラムメモリにロードすることが好ましい。
【0012】また、上記のNC加工プログラムの管理方
法において、前記NCプログラムメモリに他の個別グル
ープに属するNC加工プログラムをロードする場合に、
前記NCプログラムメモリ中の前記共通グループに属す
るNC加工プログラムを更新せずにそのまま利用するこ
とが好ましい。
【0013】また、上記のNC加工プログラムの管理方
法において、前記個別グループに属するNC加工プログ
ラムのプログラム番号の範囲と、前記共通グループのプ
ログラム番号の範囲とを互いに重複しないものとするこ
とが好ましい。
【0014】また、上記のNC加工プログラムの管理方
法において、前記補助記憶装置は、通信媒体を介してア
クセスするものであってもよい。
【0015】また、上記のNC加工プログラムの管理方
法において、前記個別グループは、階層構造を有するも
のであることが好ましい。
【0016】また、本発明のNC装置は、作業者が情報
を入力するための入力手段と、文字または図形を表示可
能な表示手段と、NC加工プログラムを記憶し、共通領
域および個別領域を有するNCプログラムメモリと、前
記NCプログラムメモリよりもアクセス時間が長く、N
C加工プログラムを共通グループと複数の個別グループ
にグループ分けして記憶する補助記憶装置と、前記補助
記憶装置に記憶された前記共通グループに属するNC加
工プログラムを前記NCプログラムメモリの前記共通領
域にロードするとともに、前記補助記憶装置に記憶され
た複数の個別グループのグループ名を前記表示手段に一
覧表示し、一覧表示したグループ名の中から入力手段か
らの入力により指定されたグループ名の個別グループに
属するNC加工プログラムを前記NCプログラムメモリ
の前記個別領域にロードするNC加工プログラム管理手
段とを有する。
【0017】また、上記のNC装置において、前記NC
加工プログラム管理手段は、前記NCプログラムメモリ
に他の個別グループに属するNC加工プログラムをロー
ドする場合に、前記NCプログラムメモリの前記共通領
域中のNC加工プログラムを更新せずにそのまま利用す
るものであることが好ましい。
【0018】また、上記のNC装置において、通信媒体
が接続された通信インターフェースを有し、前記補助記
憶装置は、前記通信媒体を介してアクセスするものであ
ってもよい。
【0019】また、上記のNC装置において、前記個別
グループは階層構造を有するものであることが好まし
い。
【0020】また、本発明のNC加工プログラムの管理
プログラムを記録した記録媒体は、NC加工プログラム
を記憶するNCプログラムメモリと、前記NCプログラ
ムメモリよりもアクセス時間の長い補助記憶装置とを有
するNC装置に、一群の互いに関連するNC加工プログ
ラムをグループ名により指定することのできる個別グル
ープとしてまとめて管理する手順と、複数の異なる前記
個別グループに属するNC加工プログラムにより共通に
使用される一群のNC加工プログラムを共通グループと
して管理する手順と、前記補助記憶装置に記憶された複
数の個別グループのグループ名を前記表示手段に一覧表
示する手順と、前記NCプログラムメモリに、前記共通
グループに属するNC加工プログラムをロードする手順
と、前記NCプログラムメモリに、グループ名により指
定された1つの前記個別グループに属するNC加工プロ
グラムをロードする手順とを実行させるプログラムを記
録したものである。
【0021】また、上記のNC加工プログラムの管理プ
ログラムを記録した記録媒体において、前記管理プログ
ラムは、前記NCプログラムメモリに他の個別グループ
に属するNC加工プログラムをロードする場合に、前記
NCプログラムメモリ中の前記共通グループに属するN
C加工プログラムを更新せずにそのまま利用する手順を
NC装置に実行させる部分プログラムを含むものである
ことが好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は、本発明のNC(数値制
御)加工プログラムの管理方法を実施するためのNC装
置1の構成を示す図である。NC装置1としては、個人
用小型コンピュータ(以下、パソコンという)の拡張ス
ロットにサーボモータの制御、シーケンス制御等を行う
NCボード2を装備して数値制御機能とパソコン機能と
を有するいわゆるパソコンNC装置が使用できる。NC
装置1には、種々のデータ処理を行う情報処理手段とし
てのCPU10が設けられており、CPU10にはバス
11を介して主記憶装置としてROM12およびRAM
13が接続されている。
【0023】CPU10は、ROM12に記憶されてい
るシステムプログラムおよびデータと、RAM13にロ
ード(メモリ中に読み込むこと)されたプログラムおよ
びデータに従って動作する。このようなプログラムとし
て、基本プログラムであるOS(オペレーティング・シ
ステム)やNC装置1としてのパソコンにNC装置とし
ての機能を実現させるNC機能プログラム、表示手段1
6に対して文字や図形の表示を行う表示制御プログラム
等がRAM13にロードされている。
【0024】また、CPU10にはバス11を介して補
助記憶装置として固定ディスク装置14が接続されてい
る。固定ディスク装置14からRAM13にCPU10
によって実行されるべき種々のプログラム等がロードさ
れる。それとともに固定ディスク装置14には工作機械
等に所望の加工を実行させるNC加工プログラムが記憶
されている。
【0025】また、NC装置1は、通信用インターフェ
ース15を介して工場内LAN(ローカル・エリア・ネ
ットワーク)等のネットワークに接続されている。この
工場内LANを介して、工場内LANに接続されたサー
バ用コンピュータが有する大容量固定ディスク装置にア
クセスしたり、工場内LANに接続された生産管理用コ
ンピュータとの間で生産管理用のデータの授受を行うこ
とが可能である。
【0026】CPU10にはバス11を介して入出力機
器が接続されている。入出力機器としては、文字および
図形を表示する表示手段16、作業者がデータを入力す
るための入力手段17がインターフェース回路を介して
バス11に接続されている。表示手段16としてはCR
T、EL表示パネルや液晶ディスプレイ等が使用でき、
入力手段17としてはキーボード、表示手段と一体に組
み合わせたタッチパネル等が使用できる。
【0027】入出力機器としてはさらに媒体入出力装置
18がある。媒体入出力装置18は、フレキシブルディ
スク、光磁気ディスク等の交換可能記憶媒体の入出力装
置、紙テープ読取装置等を含み、予め作成しておいたN
C加工プログラムを読み込んだり、逆にNC装置1内の
NC加工プログラムをフレキシブルディスク、光磁気デ
ィスク等に保存したりすることができる。また、シリア
ル入出力部19を介してシリアルデータによりNC加工
プログラムや他のデータの入出力を行うこともできる。
【0028】NC装置1としてのパソコンの拡張スロッ
トには、NCボード2が装着されている。NCボード2
にも種々のデータ処理を行うCPU20が設けられてお
り、CPU20にはNCボード2内のバス21を介して
ROM22およびRAM23が接続されている。ROM
22およびRAM23と並んで、RAMからなるNCプ
ログラムメモリ24もバス21に接続されている。
【0029】NCボード2は、バスインターフェース2
5によりパソコン本体側のバス11に接続されており、
互いにデータの送受を行うことができる。すなわち、N
C動作に必要なプログラムおよびデータを固定ディスク
装置14からRAM23にロードしたり、逆にRAM2
3から固定ディスク装置14に保存したりすることがで
きる。同様にNCプログラムメモリ24と固定ディスク
装置14との間でもNC加工プログラムのデータを自由
にやり取りすることができる。
【0030】NCボード2のサーボコントローラ26に
は、サーボアンプを介して工作機械の各駆動軸の駆動を
行うX軸サーボモータ31、Y軸サーボモータ32…が
接続されている。NCボード2の主軸インターフェース
27には、主軸アンプを介して主軸モータ33が接続さ
れている。NCボード2のシーケンス・I/Oコントロ
ーラ28には、複数の入出力インターフェース34…が
接続されており、シーケンス制御のための入出力を行
う。
【0031】NCボード2は、NCプログラムメモリ2
4中のNC加工プログラムに従って工作機械の主軸モー
タ33、X軸モータ31、Y軸モータ32等を駆動制御
し、工作機械の各可動部の駆動および位置決め制御を行
う。また、複数の入出力インターフェース34…を介し
て自動工具交換装置(ATC)、刃物台等の可動体をシ
ーケンス制御するために、各機器に対して入出力を行
う。
【0032】図2は、NCプログラムメモリ24と固定
ディスク装置14との間でのNC加工プログラムの入れ
換えを示す図である。NC加工プログラムは、1つの共
通グループと複数の個別グループとにグループ化されて
管理されている。これらのグループは、固定ディスク装
置14内に作成され、それぞれのグループ内に一群のN
C加工プログラムが記憶される。
【0033】各NC加工プログラムはプログラムの先頭
にO(オー)で始まるプログラム番号が書かれている。
このプログラム番号は、個別グループと共通グループと
では使用する範囲が重複しないように付与される。個別
グループでは0〜7999の番号を使用し、共通グルー
プでは8000〜9999の番号を使用する。共通グル
ープのNC加工プログラムとしては、例えばATCの制
御、APC(自動パレット交換装置)の制御、自動計測
装置の制御等に関するものがある。
【0034】複数の個別グループにはそれぞれ異なるグ
ループ名が付けられており、グループ名により各個別グ
ループが識別できる。NC装置1としてのパソコンのO
Sが、ファイルシステムにおいて階層ディレクトリを利
用可能なものであれば、NC加工プログラムのグループ
化に階層ディレクトリをそのまま利用することができ、
単にグループ名をディレクトリ名とすればよい。
【0035】個別グループは、工作物の種類ごとに1つ
のグループが作成されたり、互いに関連のある複数の工
作物に対して1つのグループが作成されたりする。1つ
の加工に対するNC加工プログラムは、一般的には1つ
のメインプログラムと多数のサブプログラムとからな
る。各サブプログラムはメインプログラムや他のサブプ
ログラムからプログラム番号によって呼び出されるもの
である。特定の工作物の加工に関するこれら一群のNC
加工プログラムが、1つの個別グループにまとめて記憶
される。
【0036】NCプログラムメモリ24には、共通グル
ープに属するNC加工プログラムを記憶する領域である
共通領域と、個別グループに属するNC加工プログラム
を記憶する領域である個別領域とが設けられている。N
Cプログラムメモリ24を初期化して、新しくNC加工
プログラムを固定ディスク装置14からロードする場合
は、ロードすべき個別グループのグループ名を指定する
と、固定ディスク装置14内の指定した個別グループに
記憶されているNC加工プログラムを個別領域にロード
し、固定ディスク装置14内の共通グループに記憶され
ているNC加工プログラムを共通領域にロードする。図
2では、C製品のNC加工プログラムがロードされてお
り、C製品の加工が実行できる。
【0037】次に、B製品の加工を行う場合は、NC装
置1からNC加工プログラムの入れ換えを指示し、個別
グループのグループ名として「B製品」を選択する。す
ると、NCプログラムメモリ24の共通領域のNC加工
プログラムは入れ換えずにそのままにしておき、個別領
域の「C製品」のNC加工プログラムを消去して、個別
領域に固定ディスク装置14内の個別グループ「B製
品」のNC加工プログラムをロードする。
【0038】NCプログラムメモリ24の個別領域から
C製品のNC加工プログラムを消去する前に、それらの
NC加工プログラムが編集等により変更されている場合
は固定ディスク装置14の個別グループ「C製品」にそ
れらのNC加工プログラムを保存(ストア)するように
してもよい。その際、保存するかどうかを作業者に問い
合わせて作業者が選択できるようにしてもよい。
【0039】また、共通領域のNC加工プログラムは基
本的には入れ換えずにそのまま使用するが、特に変更し
たい場合は、個別グループ中に共通グループと同じ範囲
のプログラム番号のNC加工プログラムを入れておき、
それを共通領域にロードすることもできる。共通領域の
NC加工プログラムを入れ換えた場合は、次のNC加工
プログラムのロード時に固定ディスク装置14の共通グ
ループからNCプログラムメモリ24の共通領域に再び
NC加工プログラムをロードする。
【0040】このようにNCプログラムメモリ24の個
別領域のNC加工プログラムを固定ディスク装置14か
ら、次々に入れ換えてロードすることができるので、N
Cプログラムメモリ24のメモリ容量を超えたほとんど
無制限の量のNC加工プログラムをNC装置に実行させ
ることができる。ロードするNC加工プログラムはグル
ープ化されており、グループ名を指定することにより一
群のNC加工プログラムがまとめてロードされるため、
NC加工プログラムの入れ換え作業が簡単になり作業ミ
スも減少する。
【0041】また、NCプログラムメモリ24の共通領
域のNC加工プログラムは入れ換えずに、各個別グルー
プによって共通に使用できるので、固定ディスク装置1
4の記憶容量が節約できる。NC加工プログラムを改
良、変更等する場合にも、共通グループのNC加工プロ
グラムを変更するだけで全ての個別グループのNC加工
プログラムによる加工に反映されるので、変更作業が容
易となる。
【0042】図3は、NCプログラムメモリ24のNC
加工プログラムを入れ換える場合のNC装置1の表示手
段16の画面を示す図である。グループ名としては階層
ディレクトリのディレクトリ名をそのまま利用し、NC
プログラムメモリ24の内容を指定したディレクトリの
内容に設定することができる。画面の左側には個別グル
ープとしてのディレクトリの階層構造が表示されてお
り、その中の1つのディレクトリが選択状態とされ、反
転表示等により他のディレクトリとは異なる表示とされ
ている。図3では、B社の「C製品」が選択状態になっ
ている。作業者は、上下移動のカーソルキー(図示せ
ず)により選択状態の表示を移動させ、所望のディレク
トリを選択することができる。
【0043】画面の右側の表示領域には、現在選択され
ているディレクトリ中のNC加工プログラムのプログラ
ム番号が一覧表示される。一覧表示は、プログラム番号
とプログラム番号後のコメントを表示する詳細表示と、
プログラム番号のみを多列表示する番号表示とがあり、
F6キー(詳細/番号)によりこれらの表示を切り換え
ることができる。図3は詳細表示を示している。また、
右側の表示領域に入りきれないプログラム番号がある場
合は、表示をF7キー、F8キーにより上下にスクロー
ルさせることができ、全てのプログラム番号を確認でき
る。
【0044】F1キー(作成)を押すことにより、新し
いディレクトリを作成することができる。現在選択され
ているディレクトリの下の階層に、画面下部のディレク
トリ名の入力領域に入力した名称のディレクトリを作成
する。図3の状態で、ディレクトリ名「C部品」を入力
すれば、ディレクトリ「C製品」の下の階層にディレク
トリ「C部品」が作成される。これはB社のC製品のた
めのC部品に関するものであることを示す。また、F2
キー(削除)を押すことにより現在選択されているディ
レクトリを削除することができる。ディレクトリを削除
すると、そのディレクトリ内に記憶されていたNC加工
プログラムは全て削除される。
【0045】上下移動のカーソルキーにより所望のディ
レクトリを選択し、画面右側の表示領域によりNC加工
プログラムの内容を確認して「入力」キー(図示せず)
を押すことにより、選択したディレクトリ内の全てのN
C加工プログラムをNCプログラムメモリ24の個別領
域にロードすることができる。このとき、選択されたデ
ィレクトリ内の全てのNC加工プログラムをロードする
には、NCプログラムメモリ24の容量が不足するよう
な場合、不要なNC加工プログラムを消去して再設定を
行うことができる。
【0046】このように個別グループとして階層ディレ
クトリを利用し、個別グループを階層構造とすることに
より、会社別、製品別、部品別等の階層的な管理が可能
となり、個別グループの選択が簡単かつ明瞭となり作業
ミスも減少する。
【0047】図4は、NCプログラムメモリ24にロー
ドされたNC加工プログラムの詳細を示す図である。共
通領域には、ATCサブプログラム(プログラム番号=
O8000)、APCサブプログラム(O8010)、
工作物計測サブプログラム(O8020)等がロードさ
れている。個別領域には、最初に実行されるメインプロ
グラム(O0010)、平面荒加工サブプログラム(O
0100)、ドリル加工サブプログラム(O020
0)、タップ加工サブプログラム(O0300)等がロ
ードされている。
【0048】NC加工プログラムの実行開始は、メイン
プログラム(O0010)が指定される。メインプログ
ラムには、各サブプログラムを呼び出すNC命令が書か
れている。例えば、「N150 M98 P100;」
のブロックは「O0100」の平面荒加工サブプログラ
ムを呼び出すものである。呼び出された各サブプログラ
ム中で、「M99;」のブロックを実行すると、再びメ
インプログラムの次のブロックに制御が戻ってくる。
【0049】個別グループ内のNC加工プログラムのプ
ログラム番号は、0〜7999の範囲で自由に設定して
よい。他の個別グループのプログラム番号を考慮するこ
となく、プログラム番号を設定することができるので、
プログラム作成時の作業負担が軽減される。各個別グル
ープのプログラム番号が個別グループ間で重複したとし
ても、1つの個別グループだけがNCプログラムメモリ
24にロードされるため、NCプログラムメモリ24内
ではプログラム番号が重複することがなく、問題なくN
C加工プログラムを実行できる。
【0050】さらに、各個別グループの中のNC加工プ
ログラムのプログラム番号をできるだけ共通化すること
によって、プログラム作成時の間違いやプログラム実行
開始の指定の間違いを減らすことができる。例えば、個
別グループA製品、B製品、C製品…の中のメインプロ
グラムのプログラム番号を全て「O0010」に統一す
る。そうすれば、NC加工プログラムの実行開始を指定
する際の指定違いが減少する。平面荒加工等の定型的な
加工工程のプログラム番号も共通化しておくことによ
り、NC加工プログラムの作成作業が容易になる。プロ
グラム番号の共通化により、各個別グループのプログラ
ム番号が個別グループ間で重複することになるが、1つ
の個別グループだけがNCプログラムメモリ24にロー
ドされるので、NCプログラムメモリ24内ではプログ
ラム番号が重複することがない。
【0051】以上のような実施の形態では、NC加工プ
ログラムをグループ化して記憶する補助記憶装置とし
て、NC装置1に内蔵された固定ディスク装置14を使
用したが、それに換えて工場用LANを介して接続され
たサーバ用コンピュータの固定ディスク装置等を使用し
てもよく、媒体入出力装置18に挿入される光磁気ディ
スク等の交換可能記録媒体を使用してもよい。また、N
C装置1としてはいわゆるパソコンNC装置を例に挙げ
て説明したが、内蔵の補助記憶装置または通信媒体に接
続された補助記憶装置を有するものであればどのような
NC装置であっても本発明を適用することができる。
【0052】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下のような効果を奏する。
【0053】このようにNCプログラムメモリの個別領
域のNC加工プログラムを補助記憶装置から、次々に入
れ換えてロードすることができるので、NCプログラム
メモリのメモリ容量を超えたほとんど無制限の量のNC
加工プログラムをNC装置に実行させることができる。
ロードするNC加工プログラムはグループ化されてお
り、グループ名を指定することにより一群のNC加工プ
ログラムがまとめてロードされるため、NC加工プログ
ラムの入れ換え作業が簡単になり作業ミスも減少する。
【0054】また、NC加工プログラム作成時に、個別
グループ内のNC加工プログラムのプログラム番号は、
他の個別グループのプログラム番号を考慮することな
く、自由に設定することができるので、プログラム作成
時の作業負担が軽減される。さらに、各個別グループの
中のNC加工プログラムのプログラム番号をほぼ共通化
することができ、プログラム作成時の間違いやプログラ
ム実行開始の指定の間違いを減らすことができる。
【0055】NCプログラムメモリの共通領域のNC加
工プログラムは入れ換えずに、各個別グループによって
共通に使用できるので、補助記憶装置の記憶容量が節約
できる。NC加工プログラムを改良、変更等する場合に
も、共通グループのNC加工プログラムを変更するだけ
で全ての個別グループのNC加工プログラムによる加工
に反映されるので、変更作業が容易となる。
【0056】個別グループのNC加工プログラムのプロ
グラム番号と、共通グループのNC加工プログラムのプ
ログラム番号とを互いに重複しない範囲の番号としたの
で、個別領域と共通領域のNC加工プログラムをそれぞ
れ独立して入れ換えることが可能となる。
【0057】補助記憶装置として通信媒体を介してアク
セスするものを使用することにより、工場内LAN等の
ネットワークに接続されたサーバ用コンピュータの大容
量固定ディスク装置を利用でき、NC装置に大容量の固
定ディスク装置を内蔵する必要がなくなりNC装置のコ
ストを低減できる。
【0058】個別グループを階層構造とすることによ
り、会社別、製品別、部品別等の階層的な管理が可能と
なり、個別グループの選択が簡単かつ明瞭となり作業ミ
スも減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のNC装置の構成を示す図であ
る。
【図2】図2は、NCプログラムメモリと固定ディスク
装置との間でのNC加工プログラムの入れ換えを示す図
である。
【図3】図3は、ディレクトリ設定時の表示手段の画面
を示す図である。
【図4】図4は、NCプログラムメモリにロードされた
NC加工プログラムの詳細を示す図である。
【符号の説明】
1…NC装置 2…NCボード 10…CPU 11…バス 12…ROM 13…RAM 14…固定ディスク装置 15…通信インターフェース 16…表示手段 17…入力手段 18…媒体入出力装置 19…シリアル入出力部 20…CPU 21…バス 22…ROM 23…RAM 24…NCプログラムメモリ 25…バスインターフェース 26…サーボコントローラ 27…主軸インターフェース 28…シーケンス・I/Oコントローラ 31…X軸モータ 32…Y軸モータ 33…主軸モータ 34…入出力インターフェース

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NC加工プログラムを記憶するNCプログ
    ラムメモリ(24)と、前記NCプログラムメモリ(2
    4)よりもアクセス時間の長い補助記憶装置(14)と
    を有するNC装置において、 一群の互いに関連するNC加工プログラムをグループ名
    により指定することのできる個別グループとしてまとめ
    て管理し、 複数の異なる前記個別グループに属するNC加工プログ
    ラムにより共通に使用される一群のNC加工プログラム
    を共通グループとして管理し、 前記補助記憶装置(14)に、前記共通グループに属す
    るNC加工プログラムと、複数の前記個別グループに属
    するNC加工プログラムとを記憶しておき、 前記NCプログラムメモリ(24)には、グループ名を
    指定することにより1つの前記個別グループに属するN
    C加工プログラムと前記共通グループに属するNC加工
    プログラムとをロードし、 前記NCプログラムメモリ(24)に他のNC加工プロ
    グラムをロードする場合は、ロードする一群のNC加工
    プログラムをグループ名によって指定し、現在NCプロ
    グラムメモリ(24)中にある個別グループに属するN
    C加工プログラムを消去して新しく指定したグループ名
    の個別グループに属するNC加工プログラムを前記NC
    プログラムメモリ(24)にロードするようにしたNC
    加工プログラムの管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載したNC加工プログラムの
    管理方法において、 前記NCプログラムメモリ(24)に他の個別グループ
    に属するNC加工プログラムをロードする場合には、ロ
    ードする他の個別グループの一群のNC加工プログラム
    をグループ名によって指定し、現在NCプログラムメモ
    リ(24)内にある個別グループに属するNC加工プロ
    グラムを前記補助記憶装置(14)にこの個別グループ
    に属するNC加工プログラムとしてストアし、ストア
    後、現在NCプログラムメモリ(24)中にある個別グ
    ループに属するNC加工プログラムを消去して新しく指
    定したグループ名の個別グループに属するNC加工プロ
    グラムを前記NCプログラムメモリ(24)にロードす
    るようにしたNC加工プログラムの管理方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載したNC加工プロ
    グラムの管理方法において、 前記NCプログラムメモリ(24)に他の個別グループ
    に属するNC加工プログラムをロードする場合に、前記
    NCプログラムメモリ(24)中の前記共通グループに
    属するNC加工プログラムを更新せずにそのまま利用す
    るNC加工プログラムの管理方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1つに記載したN
    C加工プログラムの管理方法において、 前記個別グループに属するNC加工プログラムのプログ
    ラム番号の範囲と、前記共通グループのプログラム番号
    の範囲とを互いに重複しないものとしたNC加工プログ
    ラムの管理方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1つに記載したN
    C加工プログラムの管理方法において、 前記補助記憶装置は、通信媒体を介してアクセスするも
    のであるNC加工プログラムの管理方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1つに記載したN
    C加工プログラムの管理方法において、 前記個別グループは、階層構造を有するものであるNC
    加工プログラムの管理方法。
  7. 【請求項7】作業者が情報を入力するための入力手段
    (17)と、 文字または図形を表示可能な表示手段(16)と、 NC加工プログラムを記憶し、共通領域および個別領域
    を有するNCプログラムメモリ(24)と、 前記NCプログラムメモリ(24)よりもアクセス時間
    が長く、NC加工プログラムを共通グループと複数の個
    別グループにグループ分けして記憶する補助記憶装置
    (14)と、 前記補助記憶装置(14)に記憶された前記共通グルー
    プに属するNC加工プログラムを前記NCプログラムメ
    モリ(24)の前記共通領域にロードするとともに、前
    記補助記憶装置(14)に記憶された複数の個別グルー
    プのグループ名を前記表示手段(16)に一覧表示し、
    一覧表示したグループ名の中から入力手段(17)から
    の入力により指定されたグループ名の個別グループに属
    するNC加工プログラムを前記NCプログラムメモリ
    (24)の前記個別領域にロードするNC加工プログラ
    ム管理手段(10)とを有するNC装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載したNC装置において、 前記NC加工プログラム管理手段(10)は、前記NC
    プログラムメモリ(24)に他の個別グループに属する
    NC加工プログラムをロードする場合に、前記NCプロ
    グラムメモリ(24)の前記共通領域中のNC加工プロ
    グラムを更新せずにそのまま利用するものであるNC装
    置。
  9. 【請求項9】請求項7〜8のいずれか1つに記載したN
    C装置であって、通信媒体が接続された通信インターフ
    ェース(15)を有し、 前記補助記憶装置は、前記通信媒体を介してアクセスす
    るものであるNC装置。
  10. 【請求項10】請求項7〜9のいずれか1つに記載した
    NC装置において、前記個別グループは階層構造を有す
    るものであるNC装置。
  11. 【請求項11】NC加工プログラムを記憶するNCプロ
    グラムメモリ(24)と、前記NCプログラムメモリ
    (24)よりもアクセス時間の長い補助記憶装置(1
    4)とを有するNC装置(1)に、 一群の互いに関連するNC加工プログラムをグループ名
    により指定することのできる個別グループとしてまとめ
    て管理する手順と、 複数の異なる前記個別グループに属するNC加工プログ
    ラムにより共通に使用される一群のNC加工プログラム
    を共通グループとして管理する手順と、 前記補助記憶装置(14)に記憶された複数の個別グル
    ープのグループ名を前記表示手段(16)に一覧表示す
    る手順と、 前記NCプログラムメモリ(24)に、前記共通グルー
    プに属するNC加工プログラムをロードする手順と、 前記NCプログラムメモリ(24)に、グループ名によ
    り指定された1つの前記個別グループに属するNC加工
    プログラムをロードする手順とを実行させるNC加工プ
    ログラムの管理プログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】請求項11に記載したNC加工プログラ
    ムの管理プログラムを記録した記録媒体において、前記
    管理プログラムは、 前記NCプログラムメモリ(24)に他の個別グループ
    に属するNC加工プログラムをロードする場合に、前記
    NCプログラムメモリ(24)中の前記共通グループに
    属するNC加工プログラムを更新せずにそのまま利用す
    る手順を前記NC装置(1)に実行させる部分プログラ
    ムを含むものであるNC加工プログラムの管理プログラ
    ムを記録した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017016233A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 ファナック株式会社 プログラムの内容に応じて格納先を自動選択する機能を備えた数値制御装置
US9846424B2 (en) 2013-03-29 2017-12-19 Mitsubishi Electric Corporation Numerical control apparatus

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