JP3349814B2 - レーザ加工装置のオートスケジュール運転装置 - Google Patents
レーザ加工装置のオートスケジュール運転装置Info
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- Laser Beam Processing (AREA)
Description
トスケジュール運転装置に関し、特にワークテーブルに
交換可能に配置される材料載置パレットを使用する型式
のレーザ加工装置のオートスケジュール運転装置に関す
るものである。
材料載置パレットが交換可能に配置され、ワークテーブ
ルに対する材料の搬出入が材料載置パレットごとに行わ
れ、ワークテーブルに配置された材料載置パレットの材
料にレーザ加工を行う型式のものがある。
料載置パレットを各棚に出し入れ可能に格納するパレッ
トストッカと、パレットストッカに格納された材料載置
パレットをパレットストッカより取り出してこれをワー
クテーブルに交換可能に搬送するパレットチェンジャと
を付属設備として有するレーザ加工装置が知られてい
る。
軸移動量を少なくするために、タレットパンチプレスと
は異なり、材料単位の加工プログラム(シートプログラ
ム)を使用せず、一つの製品をレーザ加工するための、
即ち一つの製品の加工軌跡を定義する製品加工プログラ
ムを使用することが行われ、また一つの材料に同一製品
を複数個加工する場合には一つの製品加工プログラムを
製品加工個数だけ繰り返し実行する多数個取りプログラ
ムを使用すること、また一つの材料に複数種類の製品を
加工する場合には各製品の製品加工プログラムを材料に
割り付け、各製品加工プログラムを順次実行するマルチ
ジョブプログラムを使用することが行われている。
ては、一つの材料載置パレットに複数個の材料を載置す
ることが物理的には可能であるが、しかし、一つの材料
載置パレットに複数個の材料が載置された場合、二枚目
以降の材料の配置位置が不明であるため、従来、多数個
取りプログラム、マルチジョブプログラムの何れもが、
各材料載置パレットごとに一つの基準位置に位置決め配
置された一つの材料についてしか製品加工プログラムを
展開することができない。
材料の大きさの如何に拘らず、一つの材料しか載置され
ず、パレット面積が有効に使用されないことが多くあ
る。このことはパレットストッカにおいては、パレット
ストッカのスペース有効度合いを著しく低減する原因に
なる。
載置された場合、二枚目以降の材料の加工に際して加工
ヘッドが各材料において予め定義されている加工開始位
置まで軸移動させることが行われれば、一つの材料載置
パレットに材料を複数個載置し、その各材料を順次加工
することが可能であるが、しかし各材料の加工開始位置
を示す材料載置パレット上の座標値が未知であるため、
加工ヘッドの軸移動は手操作に依存せざるを得ず、この
ため一つの材料載置パレットの材料加工についても連続
無人運転を行うことができなくなる。
位置を示す座標値をメージャなどを使用した実測により
取得し、この情報をプログラムすれば、材料の載置個数
に関係なく一つの材料載置パレットについて連続無人運
転が可能になるが、しかし実際にはメージャなどを使用
した実測により正確な座標値を取得することは難しく、
また一つの材料に製品を配置するプログラムは、通常、
多数個取りプログラムであるから、多数個取りプログラ
ムを更に呼び出す管理プログラムが必要になる。
ラムにする方法があるが、この場合にはプログラムが長
くなり、仕様変更のためのプログラム編集性が悪いもの
になる。
されたものであり、一つの材料載置パレットに複数個の
材料が載置されても、その各材料にマルチジョブ方式に
て任意の製品加工プログラムを割り付け、材料載置パレ
ット、パレットストッカのスペースを有効に利用した上
で多種多様の製品の加工を連続無人運転にて行い、しか
も、合理的なプログラム構成により、メモリ容量の制約
を受けることがなく、またオートスケジュール運転のた
めのプログラム作成性、編集性に優れたレーザ加工装置
のオートスケジュール運転装置を提供することを目的と
している。
るため、本発明によるレーザ加工装置のオートスケジュ
ール運転装置は、ワークテーブルに材料載置パレットが
交換可能に配置され、ワークテーブルに配置された材料
載置パレットの材料にレーザ加工を行うレーザ加工装置
のオートスケジュール運転装置において、一つの製品を
レーザ加工するための製品加工プログラムを複数種類記
憶する製品加工プログラム記憶部と、材料に製品単位で
割り付ける製品加工プログラムを指定するプログラム割
り付けデータを材料単位で記憶するプログラム割り付け
データ記憶部と、材料載置パレットに配置された複数個
の材料の各々に対して加工範囲を示すデータと前記プロ
グラム割り付けデータとを加工順に割り付けたマルチシ
ートスケジュールデータを材料載置パレット単位で記憶
するマルチシートスケジュールデータ記憶部と、前記マ
ルチシートスケジュールデータに記述されている加工順
に従ってプログラム割り付けデータを読み出し、当該プ
ログラム割り付けデータが指定する製品加工プログラム
を前記製品加工プログラム記憶部より順次呼び出し、前
記マルチシートスケジュールデータに記述されている各
材料の加工範囲データを参照して製品加工プログラムを
順次実行するプログラム実行部とを有していることを特
徴としている。
明によるレーザ加工装置のオートスケジュール運転装置
は、パレットストッカの各棚に出し入れ可能に格納され
た材料載置パレットがパレットチェンジャによりワーク
テーブルに交換可能に配置され、ワークテーブルに配置
された材料載置パレットの材料にレーザ加工を行うレー
ザ加工装置のオートスケジュール運転装置において、パ
レットストッカの各棚に格納された材料載置パレットの
ワークテーブルに対する取出し順序を指定するパレット
搬出順序データを記憶したパレット搬出順序データ記憶
部と、一つの製品をレーザ加工するための製品加工プロ
グラムを複数種類記憶する製品加工プログラム記憶部
と、材料載置パレットに配置された複数個の材料の各々
に対して加工範囲を示すデータと前記プログラム割り付
けデータとを加工順に割り付けたマルチシートスケジュ
ールデータを材料載置パレット単位で記憶するマルチシ
ートスケジュールデータ記憶部と、前記パレット搬出順
序データ記憶部に記憶されているパレット搬出順序デー
タに従ってパレットチェンジャによる材料載置パレット
のパレットストッカより取出しを制御するパレットチェ
ンジャ制御部と、ワークテーブルに載置された材料載置
パレットについて前記マルチシートスケジュールデータ
に記述されている加工順に従ってプログラム割り付けデ
ータを読み出し、当該プログラム割り付けデータが指定
する製品加工プログラムを前記製品加工プログラム記憶
部より順次呼び出し、前記マルチシートスケジュールデ
ータに記述されている各材料の加工範囲データを参照し
て製品加工プログラムを順次実行するプログラム実行部
とを有していることを特徴としている。
スケジュール運転装置は、上述の如き構成に加えて、材
料載置パレットに配置された各材料の材料配置座標値を
ワークテーブルあるいはレーザ加工ヘッドの実軸移動に
より取得するティーチング実行部を有していてもよい。
スケジュール運転装置は、上述の如き構成に加えて、材
料の材質、板厚などに応じて加工速度、レーザ出力、ア
シストガス供給仕様などの加工条件を定義した加工条件
ファイルを複数個記憶した加工条件ファイル記憶部を有
しており、製品加工プログラムは前記加工条件ファイル
記憶部に記憶されている加工条件ファイルを指定する加
工条件ファイル指定行を有し、製品加工プログラムにて
指定された加工条件ファイルにより定義された加工条件
を設定することをもう一つの特徴としていてもよい。
記憶部に製品加工プログラムが複数種類格納され、材料
に製品単位で割り付けられた製品加工プログラムを指定
するプログラム割り付けデータが材料単位のファイルと
してプログラム割り付けデータ記憶部に記憶され、材料
載置パレットに配置された複数個の材料の各々に対して
加工範囲を示すデータとプログラム割り付けデータとを
加工順に割り付けたマルチシートスケジュールデータが
材料載置パレット単位のファイルとしてマルチシートス
ケジュールデータ記憶部に記憶され、プログラム実行部
が、マルチシートスケジュールデータに記述されている
加工順に従ってプログラム割り付けデータを読み出し、
このプログラム割り付けデータが指定する製品加工プロ
グラムを製品加工プログラム記憶部より順次呼び出し、
マルチシートスケジュールデータに記述されている各材
料の加工範囲データを参照して製品加工プログラムを順
次実行する。
材料載置パレットがパレットチェンジャによりワークテ
ーブルに交換可能に配置される場合、パレット搬出順序
データ記憶部がパレット搬出順序データを記憶し、パレ
ットチェンジャ制御部がパレット搬出順序データ記憶部
に記憶されているパレット搬出順序データに従ってパレ
ットチェンジャによる材料載置パレットのパレットスト
ッカよりの取出しを制御する。
トに配置された各材料の材料配置座標値をワークテーブ
ルあるいはレーザ加工ヘッドの実軸移動により取得し、
この取得データは材料条件データ記憶部に取り込まれ
る。
度、レーザ出力、アシストガス供給仕様などの加工条件
を定義した加工条件ファイルが加工条件ファイル記憶部
に複数個記憶され、製品加工プログラムの加工条件ファ
イル指定行にて指定された加工条件ファイルにより定義
された加工条件が設定される。
説明する。
転装置を含むレーザ加工装置の一実施例を示している。
レーザ加工装置1は、材料載置パレットPを交換可能に
載置されて図示されていないサーボ系により機械座標系
のX軸方向とY軸方向に移動する可動ワークテーブル
(パレット支持フレーム)3と、Z軸方向(垂直方向)
に移動可能な加工ヘッド5とを有し、図示されていない
レーザ発振器よりレーザビームを加工ヘッド5に与えら
れ、加工ヘッド5のZ軸方向移動による高さ調整のもの
に可動ワークテーブル3がNC加工プログラムに基づい
てX軸方向とY軸方向に移動することにより、可動ワー
クテーブル3上の材料載置パレットPに載置されている
材料(シート材)Wに指定の工具軌跡をもってレーザ加
工、例えばレーザ切り抜き加工を行う。
トッカ7とパレットチェンジャャ9とが設置されてい
る。パレットストッカ7は上下複数段の棚11を有して
おり、各棚11に材料載置パレットPを出し入れ可能に
格納する。パレットチェンジャャ9は、指定された棚1
1に格納されている材料載置パレットPを取り出してこ
れを可動ワークテーブル3上に搬送するローディング搬
送と、可動ワークテーブル3上の材料載置パレットPを
元の棚11に戻すアンローディング搬送とを行う。
17と、エクゼキュータ19とを含んでいる。
に、一つの製品をレーザ加工するためのNC文による製
品加工プログラムを複数種類記憶する製品加工プログラ
ム記憶部21と、材料Wに製品単位で割り付ける製品加
工プログラムを指定するプログラム割り付けデータを材
料W単位のファイルとして記憶するプログラム割り付け
データ記憶部23と、材料載置パレットPに配置された
複数個の材料W(図3参照)の各々に対して加工範囲を
示すデータとプログラム割り付けデータとを加工順に割
り付けたマルチシートスケジュールデータとを材料載置
パレットP単位のファイルとして記憶するマルチシート
スケジュールデータ記憶部25と、パレットストッカ7
の各棚11に格納された材料載置パレットPの可動ワー
クテーブル3に対する取出し順序を指定するパレット搬
出順序データを記憶したパレット搬出順序データ記憶部
27とを有している。
品加工プログラムの割り付けは、製品加工プログラム記
憶部21に記憶されている製品加工プログラムが各々固
有するプログラム番号を対話入力にて指定することに行
われればよく、ここではプログラム割り付けデータの材
料W単位のファイルはジョブファイルと呼び、このファ
イルはジョブ番号により呼び出される。
について詳細は説明が必要ならば、特開平2−2956
84号公報を参照されたい。
ミング装置などにより複数種類作成され、製品加工プロ
グラム記憶部21に各プログラム単位で呼出可能に格納
されており、この製品加工プログラムの割り付けは、一
つの材料Wに同一の製品加工プログラムを複数個割り付
けることも、相互に異なった複数個の製品加工プログラ
ムを割り付けることも可能である。
憶部25に記憶されるマルチシートスケジュールデータ
のフォーマット例を示しており、これは、材料番号と、
材質と、板厚と、加工範囲と、プログラム割り付けデー
タを特定するジョブ番号の各データフィールドを有し、
これらを各材料W毎に加工順に記述される。
ける各材料Wの加工範囲は各材料Wの材料配置座標値を
もって示され、加工範囲は材料Wが全て矩形であると云
う前提のもとに、図5に示されているように、材料Wの
一つの対角線上の二つの角点の座標値により指定され
る。
ールデータ記憶部25のデータテーブルは図示のテーブ
ル形式により画面表示され、原点位置配置の材料W(1)
のように、二つの角点の各々の座標値が材料サイズより
判っている場合は、上述のデータテーブルの(a)〜
(d)のそれぞれに順次カーソルを合わせて座標値を対
話方式にてキー入力する。
標値が未知のものについては、それら材料Wを実際に載
置した材料載置パレットPを可動ワークテーブル3に載
せ、可動ワークテーブル3をX軸方向とY軸方向とに手
動送りし、加工ヘッド5よりの可視光線ガイドを用いて
材料Wの角点を加工ヘッド5のZ軸線位置に位置させ、
ソフトキーとして準備されたティーチキーを押すことに
より、実軸移動下の座標値をカソールにより指定されて
いる(e)〜(p)に直接取り込む。これは、ティーチ
ング機能と呼ばれ、NC装置13のエクゼキュータ19
によるティーチング実行部29によって実行される。
記憶部31を含んでいる。加工条件ファイル記憶部31
は、材料Wの材質、板厚などに応じて加工速度、レーザ
出力、アシストガス供給仕様などの加工条件を定義して
加工条件ファイルを複数個記憶しており、この加工条件
ファイルはファイル番号により個別に読みされ、また各
ファイル毎に変更可能に対話入力方式にて編集される。
件の各項目を示す指令行を含まず、図6に例示されてい
るように、加工条件ファイルを番号で指定する加工条件
ファイル指定行(図6では1、2行目)のみを書換可能
に有している。
ページに、また各ページに複数の加工条件データを有し
ており、製品加工プログラムではファイルページ呼び出
しと何番目の条件を使用するかを指定する。
チェンジャャ9の動作を制御する。PCM17は、パレ
ットチェンジャ制御部として動作し、パレット搬出順序
データ記憶部27に記憶されているパレット搬出順序デ
ータに従ってパレットチェンジャ9による材料載置パレ
ットPのパレットストッカ7より取出しを制御する。
ータによるプログラム実行手段であり、ワークテーブル
3に配置された材料載置パレットPのマルチシートスケ
ジュールデータをマルチシートスケジュールデータ記憶
部25より読み出し、このマルチシートスケジュールデ
ータに記述されている加工順に従ってプログラム割り付
けデータ(ジョブファイル)をプログラム割り付けデー
タ記憶部23より読み出し、プログラム割り付けデータ
が指定する製品加工プログラムを製品加工プログラム記
憶部21より順次呼び出し、マルチシートスケジュール
データに記述されている各材料の加工範囲データを参照
して製品加工プログラムを順次実行する。
される。
を示している。このフローにおいては、まずパレットス
トッカ7の棚11に格納されている任意の材料載置パレ
ットPをパレットチェンジャ9によりレーザ加工装置1
の可動ワークテーブル3に取出し、その材料載置パレッ
トP上に材料Wをセットする(ステップ10)。
スペース的に許す限り、材料配置個数、材質、板厚の何
れにも制限されることなく行われてよく、図3に示され
ているように、各種材質、板厚の材料Wが、複数個、一
つの材料載置パレットP一杯に混在配置されればよい。
工範囲データを加工順に入力する(ステップ20)。こ
の加工範囲データ入力は、上述の如く、原点位置配置の
材料W(1) のように、二つの角点の各々の座標値が材料
サイズより判っている場合は、座標値のキー入力によ
り、材料W(2) 〜(4) のように座標値が未知のものにつ
いては、ティーチング実行部21によるティーチングに
より行われる。
テップ30)。
ている各材料Wの加工範囲を含む材料条件データが材料
載置パレットP毎のデータファイルとしてマルチシート
スケジュールデータ記憶部25に格納される。
されているジョブファイル(プログラム割り付けデー
タ)をジョブ番号により各材料Wに割り付け指定する
(ステップ40)。
ケジュール運転のためのデータ入力は完了する。
加工装置1の可動ワークテーブル3上に呼び出してデー
タ入力が行われるから、棚11の材料載置パレットPに
セットされた材料Wとプログラムとを事前に一致させる
べく規則通りの材料配置を各材料載置パレットPに行う
必要がなくなる。
ル運転を連続して行う場合は(ステップ50肯定)、可
動ワークテーブル3上にデータ入力完了の材料載置パレ
ットPをパレットチェンジャ9により元の棚11に戻し
(ステップ60)、ステップ10に戻り、ステップ10
〜40を繰り返す。
の棚11に対する材料載置パレットPの出し入れによ
り、各棚11に格納された材料載置パレットPの可動ワ
ークテーブル3に対する取出し順序を指定するパレット
搬出順序データがパレット搬出順序データ記憶部27に
書き込まれる。
運転データによるオートスケジュール運転フローを示し
ている。
れると(ステップ100)、まずパレット搬出順序デー
タ記憶部27に書き込まれているパレット搬出順序デー
タに従って所定の棚11より材料載置パレットPをパレ
ットチェンジャ9によって可動ワークテーブル3に取り
出す(ステップ110)。
チシートスケジュールデータをマルチシートスケジュー
ルデータ記憶部25より読み出し、そしてこのマルチシ
ートスケジュールデータに記述されていて加工順に従っ
た加工対象の材料Wに対応するジョブファイルをプログ
ラム割り付けデータ記憶部23より読み出し、このジョ
ブファイルが指定する製品加工プログラムを製品加工プ
ログラム記憶部21より検索してエクゼキュータ19上
に呼び出す(ステップ120)。
ているファイル番号に従って加工条件ファイルを加工条
件ファイル記憶部31より読み込む(ステップ13
0)。これより加工条件ファイルによって指定される加
工条件が設定される。
ログラムを実行し、その実行プログラムに従ってレーザ
加工装置1を設定されている加工条件にて動作させ、ワ
ークテーブル3に取り出された材料載置パレットP上の
材料Wに対し、実行中の製品加工プログラムにより定義
されている工具軌跡に従ったレーザ加工を製品単位で行
う(ステップ140)。
一材料Wにおいて他の加工の有無をプログラム割り付け
データより判別する(ステップ150)。
ップ130に戻ってステップ130と140とを繰り返
し実行する。
同一の材料載置パレットPにおいて未加工の他の材料の
有無をプログラム割り付けデータと材料条件データより
判別する(ステップ160)。
ップ120に戻り、次の加工対象の材料Wに対応する材
料条件データを材料条件データ記憶部23より呼び出し
て加工条件を設定し、以降、ステップ130と140と
を繰り返し実行する。
置パレットP上の各材料Wに対するレーザ加工が全て完
了したことであり、この場合には、次のスケジュール運
転対象の材料載置パレットPがパレットストッカ7に存
在するか否かをパレット搬出順序データより判別する
(ステップ170)。
象の材料載置パレットPが有れば、ステップ110へ戻
り、可動ワークテーブル3上の加工完了の材料載置パレ
ットPをパレットチェンジャ9によって元の棚11に戻
し、パレット搬出順序データに従って所定の棚11より
次のスケジュール運転対象の材料載置パレットPをパレ
ットチェンジャ9によって可動ワークテーブル3に取り
出し、以降ステップ120〜160を繰り返し実行す
る。
料載置パレットPが無ければ、スケジュール運転が完了
し、運転を終了する。
トスケジュール運転装置は、ワークテーブルが固定で、
レーザ加工ヘッドが三次元移動する形式のレーザ加工装
置にも同様に適用される。
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
によるレーザ加工装置のオートスケジュール運転装置に
よれば、一つの材料載置パレットに複数個の材料を載置
し、その各材料にマルチジョブ方式にて任意の製品加工
プログラムを割り付けることが可能になり、即ち一つの
材料載置パレットにスペースが許す限り色々な材質、板
厚の材料を混在セットすることと、その各材料について
色々な製品加工プログラムによる製品を加工することが
可能になり、これらのことから、材料載置パレット、パ
レットストッカのスペースを有効に利用した上で多種多
様の製品の加工が連続無人運転にて行われるようにな
る。
割り付けはプログラム割り付けデータ(ジョブファイ
ル)により示されるから、このことをNC文に書き込む
必要が無くなり、製品加工プログラムの割り付けのたび
にNC文を編集する必要がなくなり、NC装置のプログ
ラムメモリには、純粋に製品加工プログラムのみを登録
でき、メモリ容量の制約を受けることがない。
に配置された各材料の材料配置座標値をワークテーブル
あるいはレーザ加工ヘッドの実軸移動により取得し、こ
の取得データを材料条件データ記憶部に取り込むことが
行われるから、メジャーを使用した材料配置位置測定な
どの段取りが不要になり、また正確な材料配置座標値が
得られ、位置精度の高い加工が行われる。
き込まれず、加工条件ファイルとして製品加工プログラ
ムとは別に加工条件ファイル記憶部に記憶されるから、
このことによっても製品加工プログラムは短いものにな
り、また加工条件の変更がNCプログラムなどの専門家
を必要とすることなく加工条件ファイル指定行にて指定
する加工条件ファイルのファイル変更のみにより簡便に
行われ得るようになる。
むレーザ加工装置の一実施例を示す概略構成図である。
ール運転装置における記憶手段のマップを示す説明図で
ある。
示す平面図である。
例を示す説明図である。
る。
ール運転装置にて使用する製品加工プログラムの一例を
示す説明図である。
ール運転装置におけるスケシュール運転データ作成フロ
ーを示すフローチャートである。
ール運転装置におけるオートスケジュール運転フローを
示すフローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 ワークテーブルに材料載置パレットが交
換可能に配置され、ワークテーブルに配置された材料載
置パレットの材料にレーザ加工を行うレーザ加工装置の
オートスケジュール運転装置において、 一つの製品をレーザ加工するための製品加工プログラム
を複数種類記憶する製品加工プログラム記憶部と、 材料に製品単位で割り付ける製品加工プログラムを指定
するプログラム割り付けデータを材料単位で記憶するプ
ログラム割り付けデータ記憶部と、 材料載置パレットに配置された複数個の材料の各々に対
して加工範囲を示すデータと前記プログラム割り付けデ
ータを加工順に割り付けたマルチシートスケジュールデ
ータとを材料載置パレット単位で記憶するマルチシート
スケジュールデータ記憶部と、 前記マルチシートスケジュールデータに記述されている
加工順に従ってプログラム割り付けデータを読み出し、
当該プログラム割り付けデータが指定する製品加工プロ
グラムを前記製品加工プログラム記憶部より順次呼び出
し、前記マルチシートスケジュールデータに記述されて
いる各材料の加工範囲データを参照して製品加工プログ
ラムを順次実行するプログラム実行部と、 を有していることを特徴とするレーザ加工装置のオート
スケジュール運転装置。 - 【請求項2】 パレットストッカの各棚に出し入れ可能
に格納された材料載置パレットがパレットチェンジャに
よりワークテーブルに交換可能に配置され、ワークテー
ブルに配置された材料載置パレットの材料にレーザ加工
を行うレーザ加工装置のオートスケジュール運転装置に
おいて、 パレットストッカの各棚に格納された材料載置パレット
のワークテーブルに対する取出し順序を指定するパレッ
ト搬出順序データを記憶したパレット搬出順序データ記
憶部と、 一つの製品をレーザ加工するための製品加工プログラム
を複数種類記憶する製品加工プログラム記憶部と、 材料に製品単位で割り付ける製品加工プログラムを指定
するプログラム割り付けデータを材料単位で記憶するプ
ログラム割り付けデータ記憶部と、 材料載置パレットに配置された複数個の材料の各々に対
して加工範囲を示すデータと前記プログラム割り付けデ
ータとを加工順に割り付けたマルチシートスケジュール
データを材料載置パレット単位で記憶するマルチシート
スケジュールデータ記憶部と、 前記パレット搬出順序データ記憶部に記憶されているパ
レット搬出順序データに従ってパレットチェンジャによ
る材料載置パレットのパレットストッカより取出しを制
御するパレットチェンジャ制御部と、 ワークテーブルに載置された材料載置パレットについて
前記マルチシートスケジュールデータに記述されている
加工順に従ってプログラム割り付けデータを読み出し、
当該プログラム割り付けデータが指定する製品加工プロ
グラムを前記製品加工プログラム記憶部より順次呼び出
し、前記マルチシートスケジュールデータに記述されて
いる各材料の加工範囲データを参照して製品加工プログ
ラムを順次実行するプログラム実行部と、 を有していることを特徴とするレーザ加工装置のオート
スケジュール運転装置。 - 【請求項3】 材料載置パレットに配置された各材料の
材料配置座標値をワークテーブルあるいはレーザ加工ヘ
ッドの実軸移動により取得するティーチング実行部を有
していることを特徴とする請求項1または2に記載のレ
ーザ加工装置のオートスケジュール運転装置。 - 【請求項4】 材料の材質、板厚などに応じて加工速
度、レーザ出力、アシストガス供給仕様などの加工条件
を定義した加工条件ファイルを複数個記憶した加工条件
ファイル記憶部を有しており、製品加工プログラムは前
記加工条件ファイル記憶部に記憶されている加工条件フ
ァイルを指定する加工条件ファイル指定行を有し、製品
加工プログラムにて指定された加工条件ファイルにより
定義された加工条件を設定することを特徴とする請求項
1〜3のいずれかに記載のレーザ加工装置のオートスケ
ジュール運転装置。
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1994
- 1994-02-08 JP JP01428094A patent/JP3349814B2/ja not_active Expired - Fee Related
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