JP6209485B2 - 蓋付カップ容器 - Google Patents

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本発明は、蓋付カップ容器に関する。
従来から、蓋付カップ容器として、開口部がシール材で密封された有底筒状のカップ体と、カップ体に被着され、シール材を覆う天壁部を有する蓋体と、天壁部に連結されてシール材を破断して開封する開封部材と、を備えた構成が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
実用新案登録第2589151号公報
しかしながら、上述した従来の蓋付カップ容器にあっては、例えば電子レンジや湯せん等によってカップ体内の内容物を加熱する際、カップ本体の内圧が過度に高くなるおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、加熱時における内圧の上昇を抑制できる蓋付カップ容器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る蓋付カップ容器は、開口部がシール材で密封された有底筒状のカップ体と、前記カップ体に被着され、前記シール材を覆う天壁部を有する蓋体と、前記天壁部に形成された貫通孔の上方、または該貫通孔内に配置され、前記シール材を破断して開封する開封部材と、を備える蓋付カップ容器であって、前記開封部材は、前端に切刃が形成され、かつ後端がヒンジ部を介して前記天壁部に連結された切刃部と、前記切刃部から後方に向けて突出するとともに、前記貫通孔を通して前記シール材に対向する操作部と、を備え、前記操作部には、下方に向けて突出し、前記カップ体内の加圧時に膨出するシール材により突き上げられる突き上げ突起が形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、内容物の加熱等によりカップ体内が加圧され、シール材が膨張すると、シール材の膨張部分が貫通孔を通して突き上げ突起に接触することで、突き上げ突起を介して操作部が突き上げられる。すると、切刃部がヒンジ部周りに回動して、シール材を押下することで、シール材が破断される。これにより、カップ体内の内容物から発生した蒸気が、シール材のうち切刃により破断された部分を通して外部に逃げる。その結果、カップ体の内圧を開放することができ、加熱時における内圧の上昇を抑制できる。
また、前記切刃部は、容器軸に対して前方に位置し、前記突き上げ突起の少なくとも一部は、容器軸に対して後方に位置していてもよい。
この構成によれば、切刃部と突き上げ突起との間の距離を確保できるので、シール材をより小さな力で破断し易くなる。
本発明に係る蓋付カップ容器によれば、加熱時における内圧の上昇を抑制できる。
本実施形態における蓋付カップ容器の平面図である。 図1のA−A線に相当する断面図である。 本実施形態における蓋付カップ容器の他の構成を示す平面図である。 図3のB−B線に相当する断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態の蓋付カップ容器1は、内容物が収容されるとともに、開口部2aがシール材24で密封された有底筒状のカップ体2と、カップ体2に被着され、シール材24を覆う有頂筒状の蓋体3と、蓋体3に着脱可能に装着された有頂筒状のオーバーキャップ4(図2参照)と、を備えている。なお、カップ体2、蓋体3、及びオーバーキャップ4は、それぞれの中心軸が共通軸上に位置している。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸Oに沿うカップ体2側を単に下側、オーバーキャップ4側を単に上側という。さらに、容器軸O方向から見た平面視で容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O周りに周回する方向を周方向という。
図2に示すように、カップ体2の胴部11は下方から上方に向かうに従い漸次拡径されている。また、胴部11の上端縁には、径方向の外側に向かって突出する外フランジ部12が全周に亘って形成されている。
また、カップ体2の外フランジ部12には、カップ体2の開口部2aを上方から覆うシール材24が貼着されている。これにより、カップ体2がシール材24で密封されている。なお、シール材24には、例えば合成樹脂フィルムをアルミニウム等の金属膜で被覆した熱融着性樹脂シートや、樹脂フィルム等が好適に用いられる。また、シール材24は、接着や、熱溶着、超音波溶着等の各種溶着等、種々の手段を用いて貼着することが可能である。
図1、図2に示すように、蓋体3は、カップ体2の外フランジ部12を径方向の外側から囲繞する周壁部21と、周壁部21の上端開口部を閉塞する天壁部22と、周壁部21よりも小径とされ、天壁部22から上方に向けて立設された突出筒23と、を備えている。また、本実施形態において、蓋体3は、天壁部22の下面が上述したシール材24に接着や、各種溶着等の手段を用いて貼着されることで、カップ体2に着脱不能に取り付けられている。但し、シール材24を天壁部22の下面に貼着せず、周壁部21をアンダーカット嵌合等の方法により外フランジ部12に装着し、蓋体3をカップ体2に対して着脱可能に取り付けても構わない。
天壁部22には、容器軸O方向に貫通する第1貫通孔(貫通孔)31が形成されている。この第1貫通孔31は、図1に示すように、径方向のうち一方向L1に沿って延在しており、後述する開封部材33の外形形状に対応する形状を呈している。なお、第1貫通孔31のうち、一方向L1の一端側は他端側に比べて天壁部22の外周寄りに位置している。なお、以下の説明では、一方向L1のうち、一端側を前方といい、他端側を後方という。
また、天壁部22のうち、第1貫通孔31の上方、及び第1貫通孔31内に位置する部分にはシール材24を破断して蓋付カップ容器1を開封する開封部材33が配設されている。開封部材33は、前方に位置する切刃部34と、後方に位置して切刃部34に連設された操作部35と、これら切刃部34及び操作部35間を接続する接続部36と、を備えている。
切刃部34は、第1貫通孔31内に位置するとともに、容器軸O方向から見た平面視において、一方向L1に直交する他方向L2に沿う幅が前方に向かうに従い先細っている。また、切刃部34には、他方向L2に沿う両側に向けて突出する一対の突出片37が連設されている。これら突出片37は、他方向L2の外側に向かうに従い一方向L1における幅が漸次縮小している。具体的に、突出片37の前端縁は、切刃部34の前端縁に滑らかに連なり、後端縁は他方向L2に沿って延在している。また、突出片37は、その後端縁がそれぞれヒンジ部38を介して天壁部22に連結されている。これらヒンジ部38は、容器軸Oよりも前方に位置するとともに、他方向L2に沿って延在している。これにより、開封部材33がヒンジ部38周りに回動可能とされている。なお、切刃部34、及び突出片37の前端縁が本実施形態の切刃を構成している。そして、図示の例において、切刃は、シール材24の外周部上に配設されている。
操作部35は、容器軸O方向から見た平面視で円環状とされ、シール材24に対して上方に間隔をあけて配設されている。また、操作部35の内側には、開封時における指挿入用の第2貫通孔41が形成されている。なお、図示の例において、第2貫通孔41は、容器軸Oと同軸状に形成されている。
接続部36は、容器軸O方向から見た平面視で矩形状とされるとともに、前方から後方に向かうに従い上方に向けて傾斜して延在している。
このように、本実施形態の開封部材33は、切刃部34、操作部35、接続部36、及び突出片37により構成されるとともに、その外形が容器軸O方向から見た平面視で上述した第1貫通孔31と同等の形状を呈している。
また、上述したシール材24は、天壁部22の下面全体に接着や溶着等の手段を用いて貼着されるとともに、上述した第1貫通孔31を下方から覆っている。なお、本実施形態において、シール材24は、開封部材33のうち、天壁部22の下面と面一で配置される部分(切刃部34及び突出片37)にも貼着されている(図2参照)。
また、天壁部22のうち、開封部材33に対して他方向L2の両側に位置する部分には、一方向L1に沿って延びる一対のスリット43が形成されている。各スリット43のうち、一方向L1で操作部35及び接続部36と同等に位置する部分は、これら操作部35及び接続部36に対して他方向L2に間隔をあけて延在し、切刃部34及び突出片37と同等に位置する部分は、これら切刃部34及び突出片37の前端縁(切刃)に沿って延在している。
したがって、各スリット43は、他方向L2の両側から開封部材33を取り囲むとともに、開封部材33における前端縁で合流している。また、スリット43のうち、一方向L1で接続部36と同等に位置する部分(ヒンジ部38よりも後方に位置する部分)には、スリット43の他方向L2で対向する内壁面同士の間を破断可能に連結する連結片44が形成されている。なお、図示の例において、スリット43の後部は容器軸Oよりも後方に位置している。また、開封操作時において、天壁部22のうち、開封部材33を含むスリット43に囲まれた内側部分を、外側部分に対して分離可能とする構成であれば、スリット43に代えて、例えば天壁部22に対して破断可能な程度の薄肉に形成された薄肉部としても構わない。また、連結片44を設けない構成としても構わない。
さらに、天壁部22のうち、一方向L1に沿う開封部材33よりも後方に位置する部分には、他方向L2に間隔をあけた状態で上方に向けて突出する一対の係止壁51が配設されている。これら係止壁51には、他方向L2に沿う内側に向けて突出する係止突部51aが各別に形成されている。そして、各係止壁51(係止突部51a)には、開封時において開封部材33の各突出片37や、天壁部22のうちヒンジ部38を介して各突出片37と折り重なる部分が各別に係止され、開封部材33の復元変位を規制するようになっている。
突出筒23は、上端縁が開封部材33及び係止壁51よりも上方に位置し、開封部材33及び係止壁51を径方向の外側から囲繞している。また、突出筒23のうち、開封部材33に対してL1方向の後方で対向する部分には、下方に向けて窪む収容部55が形成されている。この収容部55は、開封時において開封部材33の接続部36が収容されるようになっている。すなわち、開封時において、操作部35は容器軸O方向から見た平面視において、カップ体2に対して後方に突出した状態となる。
ここで、開封部材33の操作部35には、下方に向けて突出する突き上げ突起61が形成されている。突き上げ突起61は、図1に示すように、操作部35後部の内周部分に位置するとともに、容器軸O方向から見た平面視において、第2貫通孔41の開口縁に沿って延びる円弧状を呈している。すなわち、突き上げ突起61は、容器軸Oよりも後方に位置している。なお、容器軸O方向から見た平面視において、切刃部34の中央部と突き上げ突起61の中央部とは、一方向L1に沿う同一直線上に位置している。
また、突き上げ突起61は、図2に示すように、容器軸O方向に沿う縦断面視が長方形状とされ、その下端面が平坦面とされている。なお、図示の例において、突き上げ突起61の下端面は、容器軸O方向における高さが天壁部22の上面と同等の高さに位置しており、第1貫通孔31を通してシール材24に容器軸O方向で対向している。すなわち、容器軸O方向において、シール材24と突き上げ突起61の下端面との間の距離は、シール材24と操作部35の下面との間の距離よりも狭くなっている。
次に、上述した蓋付カップ容器1の作用を説明する。以下の説明では、例えば電子レンジや湯せん等によって蓋付カップ容器1内の内容物を加熱した後、蓋付カップ容器1を開封する方法について説明する。
まず、内容物を加熱すると、加熱によって蓋付カップ容器1の内圧が上昇するとともに、それに伴ってシール材24が上方に向けて膨張する。すると、シール材24のうち、開封部材33の操作部35及び接続部36と容器軸O方向で重なる部分が、第1貫通孔31を通過して天壁部22よりも上方に向けて膨張することになる。
その後、シール材24のうち、第1貫通孔31を通過した部分は、突き上げ突起61の下端面に接触して、突き上げ突起61を介して操作部35を上方に向けて突き上げる。すると、開封部材33がヒンジ部38周りに回動し、切刃部34の前端部が下降してシール材24を押下することで、シール材24が破断される。これにより、カップ体2内の内容物から発生した蒸気が、シール材24のうち切刃部34により破断された部分(不図示)を通して外部に逃げる。その結果、カップ体2の内圧を開放することができ、加熱時における内圧の上昇を抑制できる。
なお、本実施形態では、上述したようにヒンジ部38よりも後方に位置する部分において、スリット43の内壁面同士が連結片44によって連結されているため、操作部35の上昇に伴い、スリット43に囲まれた内側部分全体が上昇するのを抑制できる。この場合、操作部35の上昇に伴い、開封部材33をヒンジ部38周りに積極的に回動させ、切刃部34によってシール材24を確実に破断できる。
次に、内容物の加熱後、蓋付カップ容器1を開封する方法について説明する。本実施形態の蓋付カップ容器1においては、複数種類(例えば3種類)の開封操作の中から、操作者が適宜操作を選択できるようになっている。
第1操作では、まず操作部35の第2貫通孔41内に指を挿入し、操作部35を上方に向けて引き上げ、開封部材33を、操作部35が上方に位置し、切刃部34が下方に位置する起立姿勢とする。すなわち、開封部材33をヒンジ部38周りに回動させると、開封部材33における切刃部34の前端部が下降してシール材24を押下することで、シール材24が大きく破断される。具体的に、シール材24は、スリット43のうち、切刃部34及び突出片37の前端縁(切刃)に沿って引き裂かれることになる。これにより、シール材24のうち、切刃部34及び突出片37に対応する部分に、容器軸O方向から見た平面視で三角形状の開口が形成される。
そして、カップ体2の内外がシール材24の開口を通して連通することで、蓋付カップ容器1が開封される。なお、この状態でシール材24の開口を飲み口や注出口として利用することで、蓋付カップ容器1内の内容物を得ることができる。
また、第2操作では、上述した第1操作後、操作部35を後方に向けて引き寄せる。すると、連結片44が破断されるとともに、シール材24のうち、切刃部34及び突出片37に貼着された部分が、開封部材33とともに後方に向けて移動する。これにより、シール材24は、スリット43に沿って引き裂かれることになり、シール材24のうち、スリット43に囲まれた内側部分に容器軸O方向から見た平面視で五角形状の開口が形成される。すなわち、第2操作では、第1操作に比べて大きい開口を形成できる。
その後、操作部35を下方に向けて押し込むと、開封部材33の各突出片37や、天壁部22のうちヒンジ部38を介して各突出片37と折り重なる部分が各係止壁51の係止突部51aに各別に係止されるとともに、開封部材33の接続部36が収容部55内に収容される。これにより、開封部材33の復元変位が規制される。
また、第3操作では、上述した第1操作を行うことなく、開封部材33を後方に向けて引き寄せ、蓋付カップ容器1を開封する。すなわち、上述した第2操作と同様に、シール材24は、スリット43に沿って引き裂かれることになり、シール材24のうち、スリット43に囲まれた内側部分に容器軸O方向から見た平面視で五角形状の開口を形成することができる。
このように、本実施形態では、操作部35に突き上げ突起61が形成されているため、カップ体2内の加圧時に膨出するシール材24によって突き上げ突起61を介して操作部35が突き上げられることで、シール材24が切刃部34により破断される。これにより、カップ体2内の内容物から発生した蒸気が、シール材24のうち切刃部34により形成された開口を通して外部に逃げる。その結果、カップ体2の内圧を開放することができ、加熱時における内圧の上昇を抑制できる。
また、本実施形態では、切刃部34が容器軸Oに対して前方に位置し、突き上げ突起61が容器軸Oに対して後方に位置しているので、切刃部34と突き上げ突起61との間の一方向L1における距離を確保でき、シール材24をより小さな力で破断し易くなる。
さらに、本実施形態では、操作部35の内周部分に突き上げ突起61が形成されているため、開封操作時において、操作部35内を通して指等を進入させた場合に、突き上げ突起61の後面、及び操作部35の外周部分に指等を引っ掛けることができる。これにより、シール材24の開封操作性を向上させることができる。
また、操作部35の内周部分に突き上げ突起61が形成されているため、突き上げ突起61を容器軸O寄りに配置することが可能になる。その結果、シール材24を過度に膨出変形させることなく、シール材24を切刃によって破断できる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、操作部35後部の内周部分に突き上げ突起61が形成された構成について説明したが、これに限られない。すなわち、カップ体2内の加圧時に膨出するシール材24によって突き上げ突起61を介して操作部35を突き上げる構成であれば、操作部35の任意の位置に突き上げ突起61を形成することが可能である。この場合、例えば図3、図4に示すように、操作部35のうち、他方向L2の両側に位置する部分に一対の突き上げ突起61を形成しても構わない。なお、各突き上げ突起61は、容器軸O方向から見た平面視において、切刃部34の中央部を通り一方向L1に沿って延びる対称線を中心にして線対称となる位置に配設されている。
また、突き上げ突起61を接続部36に配設しても構わない。
さらに、上述した実施形態では、複数種類の開封操作を行えるような構成について説明したが、これに限らず、少なくとも第1操作のみが行えるような構成であれば構わない。
さらに、上述した実施形態では、開封部材33のほぼ全体を他方向L2の両側から取り囲むようにスリット43を形成した場合について説明したが、これに限らない。例えば、第1操作のみが行えるような構成を採用した場合には、切刃部34及び突出片37の前端縁のみに沿ってスリット43を形成しても構わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…蓋付カップ容器
2…カップ体
2a…開口部
3…蓋体
22…天壁部
24…シール材
31…第1貫通孔(貫通孔)
33…開封部材
61…突き上げ突起

Claims (2)

  1. 開口部がシール材で密封された有底筒状のカップ体と、
    前記カップ体に被着され、前記シール材を覆う天壁部を有する蓋体と、
    前記天壁部に形成された貫通孔の上方、または該貫通孔内に配置され、前記シール材を破断して開封する開封部材と、を備える蓋付カップ容器であって、
    前記開封部材は、
    前端に切刃が形成され、かつ後端がヒンジ部を介して前記天壁部に連結された切刃部と、
    前記切刃部から後方に向けて突出するとともに、前記貫通孔を通して前記シール材に対向する操作部と、を備え、
    前記操作部には、下方に向けて突出し、前記カップ体内の加圧時に膨出するシール材により突き上げられる突き上げ突起が形成されていることを特徴とする蓋付カップ容器。
  2. 前記切刃部は、容器軸に対して前方に位置し、
    前記突き上げ突起の少なくとも一部は、容器軸に対して後方に位置していることを特徴とする請求項1記載の蓋付カップ容器。
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