JP6232266B2 - 蓋付カップ容器 - Google Patents
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Description
本発明に係る蓋付カップ容器は、開口部がシール材で密封された有底筒状のカップ体と、前記カップ体に被着され、前記シール材を覆う天壁部を有する蓋体と、前記天壁部に形成された第1貫通孔の上方、または前記第1貫通孔内に配置され、前記シール材を破断して開封する開封部材と、を備える蓋付カップ容器であって、前記開封部材には、前記シール材に向けて尖る穿刺体が突設されていることを特徴としている。
しかも、第1貫通孔の上方、または第1貫通孔内に配置された開封部材に穿刺体を配設することで、開封部材を押し込む等して、第1貫通孔を通して穿刺体をシール材に当接させることで、シール材に穿刺孔を形成することができる。すなわち、加熱時におけるシール材の膨出時に限らず、加熱前後におけるユーザの任意のタイミングでシール材に穿刺孔を形成することも可能である。その結果、優れた操作性を具備させることができる。
この構成によれば、穿刺体が第2貫通孔から退避する位置、または天壁部の上面視において第2貫通孔の開口を広げる位置に移動自在とされているため、開封部材によりシール材を開封する際に、第2貫通孔内に指を挿入し易くなる。この場合、開封部材を用いたシール材の開封操作性を阻害することなく、第2貫通孔内に穿刺体を配設することができる。
図1〜図3に示すように、本実施形態の蓋付カップ容器1は、内容物が収容されるとともに、開口部2aがシール材24で密封された有底筒状のカップ体2と、カップ体2に被着され、シール材24を覆う有頂筒状の蓋体3と、蓋体3に着脱可能に装着された有頂筒状のオーバーキャップ4と、を備えている。なお、カップ体2、蓋体3、及びオーバーキャップ4は、それぞれの中心軸が共通軸上に位置している。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸Oに沿うカップ体2側を単に下側、オーバーキャップ4側を単に上側という。さらに、容器軸O方向から見た平面視で容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O周りに周回する方向を周方向という。
また、カップ体2の外フランジ部12には、カップ体2の開口部2aを上方から覆うシール材24が貼着されている。これにより、カップ体2がシール材24で密封されている。なお、シール材24には、例えば合成樹脂フィルムをアルミニウム等の金属膜で被覆した熱融着性樹脂シートや、樹脂フィルム等が好適に用いられる。また、シール材24は、接着や、熱溶着、超音波溶着等の各種溶着等、種々の手段を用いて貼着することが可能である。
また、上述したシール材24は、天壁部22の下面全体に接着や溶着等の手段を用いて貼着されるとともに、上述した第1貫通孔31を下方から覆っている。なお、本実施形態において、シール材24は、開封部材33のうち、天壁部22の下面と面一で配置される部分(切刃部34及び突出片37)にも貼着されている。
まず、内容物を加熱すると、加熱によって蓋付カップ容器1の内圧が上昇するとともに、それに伴ってシール材24が上方に向けて膨張する。すると、シール材24のうち、開封部材33の指掛け部35及び接続部36と容器軸O方向で重なる部分が、第1貫通孔31を通過して天壁部22よりも上方に向けて膨張することになる。その後、シール材24のうち、第1貫通孔31を通過した部分は、穿刺体61の下端に接触した後、穿刺体61により穿刺される。これにより、カップ体2内の内容物から発生した蒸気が、シール材24のうち穿刺体61により形成された穿刺孔(不図示)を通して外部に逃げる。その結果、カップ体2の内圧を開放することができ、加熱時における内圧の上昇を抑制できる。
しかも、第1貫通孔31の上方に配置された開封部材33に穿刺体61を配設することで、開封部材33を押し込む等して、第1貫通孔31を通して穿刺体61をシール材24に当接させ、シール材24に穿刺孔を形成することができる。すなわち、加熱時におけるシール材24の膨出時に限らず、加熱前後におけるユーザの任意のタイミングでシール材24に穿刺孔を形成することも可能である。その結果、優れた操作性を具備させることができる。
また、各軸部103は、回転板102から他方向L2に沿う両側に向けて突設されるとともに、その他方向L2に沿う外側端部が第2貫通孔41の内周縁に連設されている。
一方、蓋付カップ容器1の開封時において、指掛け部35の第2貫通孔41内に指を挿入する際、回転板102における前端部または後端部を押し込むことで、回転板102が軸部103周りに回転する。これにより、回転板102が一方向L1を厚さ方向とする回転姿勢(図5中の鎖線参照)となり、第2貫通孔41の開口が広がることになる。その結果、開封部材101によりシール材24を開封する際に、第2貫通孔41内に指を挿入し易くなる。この場合、開封部材101を用いたシール材24の開封操作性を阻害することなく、第2貫通孔41内に穿刺体61を配設することができる。
回動板202は、容器軸O方向から見た平面視で半円形状とされ、その円弧部分を後側に向けた状態で、第2貫通孔41内に配置されている。また、回動板202の前部であって、他方向L2に沿う中央部には、下方に向けて穿刺体61が突設されている。また、指掛け部35の後部には、指掛け部35を容器軸O方向で貫通するとともに、穿刺体61を収容する収容孔204が形成されている。
一方、蓋付カップ容器1の開封時において、指掛け部35の第2貫通孔41内に指を挿入する際、回動板202の前部を押し込むことで、回動板202がヒンジ部203周りに回動することになる。これにより、回動板202が第2貫通孔41内から退避して、第2貫通孔41の開口が広がる。その結果、開封部材201によりシール材24を開封する際に、第2貫通孔41内に指を挿入し易くなる。この場合、開封部材201を用いたシール材24の開封操作性を阻害することなく、第2貫通孔41内に穿刺体61を配設することができる。
なお、図示の例において、回動板202を指掛け部35と容器軸O方向で重なる位置まで回動させることで、穿刺体61が下方から収容孔204内に収容されることになる。これにより、回動板202の復元変位を規制することができる。
弾性連結片303は、指掛け部35と可動板302との間を周方向に沿って延在するとともに、周方向の一端部が指掛け部35の内周縁に連結され、他端部が可動板302の外周縁に連結されている。また、弾性連結片303は、周方向に間隔をあけて複数(図示の例では2つ)配設され、そのうち指掛け部35との連結部分同士、及び可動板302との連結部分同士が径方向で対向している。
一方、蓋付カップ容器1の開封時において、指掛け部35の第2貫通孔41内に指を挿入する際、可動板302を押し込むことで、弾性連結片303を介して可動板302が下方に向けて移動することになる。これにより、可動板302が第2貫通孔41から退避する。その結果、開封部材301によりシール材24を開封する際に、第2貫通孔41内に指を挿入し易くなる。この場合、開封部材301を用いたシール材24の開封操作性を阻害することなく、第2貫通孔41内に穿刺体61を配設することができる。
また、上述した実施形態では、穿刺体61の下端が第1貫通孔31よりも上方に位置する場合について説明したが、これに限らず、第1貫通孔31内に位置しても、第1貫通孔31を通して天壁部22よりも下方に位置しても構わない。
2…カップ体
2a…開口部
3…蓋体
24…シール材
31…第1貫通孔
33,101,201,301…開封部材
41…第2貫通孔
61…穿刺体
Claims (2)
- 開口部がシール材で密封された有底筒状のカップ体と、
前記カップ体に被着され、前記シール材を覆う天壁部を有する蓋体と、
前記天壁部に形成された第1貫通孔の上方、または前記第1貫通孔内に配置され、前記シール材を破断して開封する開封部材と、を備える蓋付カップ容器であって、
前記開封部材には、前記シール材に向けて尖る穿刺体が突設されていることを特徴とする蓋付カップ容器。 - 前記開封部材には、指挿入用の第2貫通孔が形成され、
前記穿刺体は、前記第2貫通孔内に位置するとともに、前記第2貫通孔から退避する位置、または前記天壁部の上面視において前記第2貫通孔の開口を広げる位置に移動自在とされていることを特徴とする請求項1記載の蓋付カップ容器。
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