JP2008050054A - 紙パック用キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】上蓋の開栓と封止部の開封とを同時に行うことができる利便性とタンパーエビデント性における明示性とに優れた紙パック用キャップを提供する。
【解決手段】注出筒11bの下端から外方に延びる容器開口部縁S1に固着されるフランジ部11aとを有するキャップ本体11と、天面壁12aと側壁12bとからなりキャップ本体11にヒンジ13を介して連結されている上蓋12と、注出筒11bの内面または下端から下方に延びるカッター片11cと、容器開口部S0を封止する封止層14にその下端が溶着されるインナーリング12cとを有するようにキャップ10を構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、飲料などを収容する紙パックに適用されるキャップに関するものであり、詳しくは紙パックなどの容器の注出口に装着されるキャップ本体に上蓋がヒンジ連結されているキャップにおいて、その開封の利便性に優れた紙パック用キャップに関する。また、タンパーエビデント部分における明示性とに優れた紙パック用キャップに関する。
紙パックなどの液体容器に装着して用いられるヒンジキャップは、その開栓閉栓がワンタッチででき、頻繁に容器の内容物を使用する場合に便利であり、上蓋が外れて落下したり紛失することもないため、食用油、調味料など頻繁に利用するものを収容する容器のキャップとして広く使われている。そして、多くの場合、キャップが取り付けられる容器の開口部にはシール状の封止部が設けられ、初回使用(開封)時にユーザがこの密封状態を解除することで中身が注出できるようになっている。このような封止部やその構造に関連して例えば以下のようなものが開示されている。
特許文献1には、閉鎖可能なキャップの開口装置であって、その封止部の切断手段となる単一カッターが、軸線方向に突出する切断部分を有しており、前記切断部分の軸線方向高さよりも大きな所定の軸線方向押し込み量をもって穿孔可能部分の周辺に沿って移動可能にしたものが記載されている。
特許文献2には、容器開口部に装着されるキャップ本体の周側面に設けられたヒンジ部を介して開閉自在に取り付けられた外蓋と、易切断溝によって取り除き可能な注出口形成用取り除き部と、前記注出口形成用取り除き部の一端側に支柱を介して取り付けられ前記易切断溝を破断するためのプルリングと、を備えた合成樹脂製キャップが記載されている。
また、特許文献3にはヒンジキャップにタンパーエビデント性を付与するものとして、閉じられた上蓋の開封用鍔部が位置する部分に、その先端外周部分を覆う帯状カバー部材が破断可能な弱化線乃至スコアを介して連結されており、キャップ本体の外周縁に設けられた薄肉の突片によってカバーされるようにしたヒンジキャップが記載されている。
特開2001−106248号公報 特開2006−62690号公報 特開2004−175436号公報
ところが、前記従来のキャップやヒンジキャップにおいては、その封止部を開封する際に握力やテクニックを要し、子供や高齢者などではその操作を容易に行い難いという問題があった。
特に特許文献1のキャップは、初期開栓時に穿孔可能部分の周辺に沿ってカッターを移動可能にしているので、その切断部分の食い込みが浅くなる場合があって、確実に開口部を形成しにくいという問題があった。また、特許文献2の合成樹脂製キャップはユーザがそのプルリングを直接引っ張ることで易切断溝を開封するので、ヒンジキャップの開栓動作と封止部の開封動作とを同時に行えず、利便性に欠ける問題があった。さらに特許文献3のタンパーエビデント性を有したヒンジキャップは、開封されたことを示す弱化線乃至スコアの状態がカバー部分に隠れて見えにくくなるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、握力やテクニックを要することなく、子供や高齢者などでも開封操作を容易かつ確実に行うことができ、封止部の開封と開栓を同時に行うことができる利便性と、タンパーエビデント部分における明示性とに優れた紙パック用キャップを提供することを目的とする。
本発明の請求項1のキャップは、注出筒と該注出筒の下端から外方に延びるフランジ部とを有するキャップ本体と、天面壁と該天面壁の周縁から垂下する側壁とからなり前記キャップ本体にヒンジを介して連結されている上蓋とからなるキャップにおいて、前記フランジ部は容器開口部縁に固着され、前記キャップ本体は前記注出筒の内面または下端から下方に延びるカッター片を備え、前記上蓋はその天面壁の内面から垂下するインナーリングを備え、該インナーリング下端は容器開口部を封止する封止層に溶着され、キャップ開封時において前記上蓋を持ち上げたときに前記インナーリングの下端に溶着した封止層が持ち上げられ、前記カッター片により封止層が破断されるようにしたことを特徴とする。
請求項2のキャップは、請求項1において、カッター片はインナーリングの下端外周縁に沿って近接配設されていることを特徴とする。
請求項3のキャップは、請求項1又は2において、該インナーリング及び該カッター片の下面はヒンジ方向及びヒンジ方向と反対側の箇所が尖った形状に形成されており、キャップ開封時において前記上蓋を持ち上げたときに容器開口部を封止する封止層の破断を容易にするようにしたことを特徴とする。
請求項4のキャップは、請求項1〜3のいずれかにおいて、上蓋はヒンジと反対側の側壁の下端に切欠孔が形成され、該側壁の該切欠孔内には弱化部を介してタンパーエビデント片が形成され、該タンパーエビデント片の先端部が前記フランジ部に形成された係止用孔に嵌合されていることを特徴とする。
本発明によれば、上蓋の天面壁の内面から垂下するインナーリング下端が容器開口部を封止する封止層に溶着され、前記上蓋を持ち上げたときに、注出筒の内面または下端から下方に延びるカッター片により封止層が破断されるので、過大な握力やテクニックを要することなく、子供や高齢者などが開封操作を容易かつ確実に行うことができるとともに、その封止部の開封と上蓋の開栓とを同時に行うことができる利便性に優れたキャップを提供することができる。
本実施形態のキャップは、注出筒と注出筒の下端から外方に延びる容器開口部縁に固着されるフランジ部とを有するキャップ本体と、天面壁と天面壁の周縁から垂下する側壁とからなりキャップ本体にヒンジを介して連結されている上蓋と、注出筒の内面または下端から下方に延びるカッター片と、容器開口部を封止する封止層と、上蓋の天面壁の内面から垂下してその下端が封止層に溶着されるインナーリングとを有して構成され、キャップ開封時において上蓋を持ち上げたときにインナーリングの下端に溶着した封止層が持ち上げられ、カッター片により封止層を破断することができ、子供や高齢者などがその開封操作を容易かつ確実に行うことができるとともに、上蓋部分の開栓操作と封止層を引き裂いて開封する動作とを同時に行うことができる。
このようなキャップは、例えば、酒、調味料、ドレッシングなどの液体を収容した紙パックの注出口に適用され、合成樹脂製を素材として成形される。このような合成樹脂としては、各種密度のポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性ポリエステル、ポリアミド、スチレン系樹脂、ABS樹脂等が一般に使用される。この合成樹脂を用いて射出成形、圧縮成形等の一体成形により上蓋とキャップ本体とが一体となったキャップを製造することができる。なお、上蓋やキャップ本体などの部材をそれぞれ別体に成形して、これを組み合わせることでキャップとすることも可能である。
キャップ本体は、略円筒状に形成された注出筒と注出筒の下端から外方に延びて容器開口部縁に固着されるフランジ部とを有しており、このフランジ部が紙パックなどの容器開口部縁に加熱による融着や接着剤を用いた接着などにより固着されるようになっている。
上蓋は、天面壁と天面壁の周縁から垂下する側壁とからなり、キャップ本体にヒンジを介して開閉自在に連結され、その閉栓状態においてキャップ本体の注出筒に覆設され、開栓状態において注出筒を介して液体容器に保持された液体を注出できるようになっている。
カッター片は、注出筒の内面または下端から下方に延びるように備えられ、その下面はエッジ刃を具備した切断用部材であり、上蓋の閉栓状態では封止層に当接しているか所定の間隔を有して配置されている。
封止層は、紙パックにおける円形状などに形成された容器開口部を封止するためのシール部であり、ポリエチレンのようなプラスチックフィルムから作られている。なお、ポリエチレンフィルムに酸素バリヤ効果を付与するために、容器内側にアルミ箔などをラミネートした複層構造の封止層が適用される。なお、開封性を考慮すると封止層の厚みとしては0.01〜0.1mm程度のものが好ましい。
インナーリングは、上蓋の天面壁の内面から垂下してその下端が封止層に溶着されている。これによって、キャップ本体にヒンジ結合された上蓋を開栓する操作に伴って、封止層の溶着部分を引き上げることができるようになっている。
また、本実施形態のキャップにおいては、カッター片はインナーリングの下端外周縁に沿って近接配設されるようにしてもよい。これによって、上蓋の開栓操作に伴う封止層の開封をさらに確実に行うことができる。
封止層に溶着されているインナーリングの下端、及び、開栓時において封止層に当接するカッター片の形状は、封止層に対向して略円形状に形成されている。
さらに、本実施形態のキャップにおいては、インナーリング及びカッター片の下面はヒンジ方向及びヒンジ方向と反対側の箇所が尖った形状に形成することが好ましい。これによって、キャップ開封時において上蓋を持ち上げたときにその引き裂き力をこの尖った部分に集中させることができ、容器開口部を封止する封止層の破断をさらに容易にすることができる。
本実施形態のキャップにおいては、上蓋はヒンジと反対側の側壁の下端に切欠孔が形成され、該側壁の該切欠孔内には弱化部を介してタンパーエビデント片が形成され、該タンパーエビデント片の先端部が前記フランジ部に形成された係止用孔に嵌合するようにしている。上蓋の最初の開封によって弱化部が切断されたタンパーエビデント片の先端部が係止用孔に残っていることが視認できるので、タンパーエビデント表示をより効果的かつ確実に行うことができ、安全性をさらに高めることができる。本発明では、このようにタンパーエビデント片を係止用孔に嵌合させて、最初の開封によって弱化部を切断させてタンパーエビデント片の先端部を係止用孔に残すことにより開封視認性を増す機能を「タンパーエビデント性」という。
図1は、本実施例のキャップが装着された紙パックの正面図であり、図2はキャップの正面図であり、図3はキャップの側面断面図であり、図4はその開栓状態における上蓋の底面図である。以下図面を参照して本実施例のキャップについて説明する。
図1〜図4において、本実施例のキャップ10は、紙パックSの容器開口部縁S1にフランジ部11aを介して固着されるキャップ本体11に、開栓閉栓自在の上蓋12がヒンジ13を介して連結されている。
キャップ本体11は、その中央に略円筒状の注出筒11bを有しており、その注出筒11bの内面または下端から下方に延びるようにカッター片11cが形成されている。
上蓋12は、天面壁12aと、その天面壁12aの周縁から垂下する側壁12bと、側壁12bの内面から垂下するインナーリング12cを有している。
さらに、インナーリング12cの下端が容器開口部S0を封止するための封止層14に溶着されるとともに、その外側周囲に近接してカッター片11cが配設されるている。
紙パックSは、図1に示すように、例えば、紙基材などの内側に、ポリエチレン樹脂とアルミ箔をラミネートしたパッケージ材を折り曲げ、密閉することにより形成され、ガスバリア性に優れている。
封止層14は、インナーリング12c側に樹脂層が設けられたアルミ箔とのラミネート材であって、紙パックの紙基材を剥離して内側のラミネート材を露出させたものであるが、別途ラミネート材を、紙パックSの容器開口部S0を覆うように形成してもよい。例えば、紙パックSにおける紙などのパッケージ材を予め除去した容器開口部S0の内側から、樹脂側を外側にして接着剤を介して貼り付けられ、もしくは熱溶着により覆設されて密封される。
封止層14と溶着されるインナーリング12cの下面はその溶着部分が略円形状となるが、図4に示すように、ヒンジ13の方向及びヒンジ方向と反対側の箇所は尖った形状、いわゆる「桃の頭」のような形状に形成されている(図4参照)。
図5は、キャップ開封時において上蓋12を持ち上げたときにインナーリング12cの下端に溶着した封止層14を持ち上げてカッター片11cにより封止層14を破断する様子を示す概略断面図であり、(a)は開封初期、(b)は完全開封時の断面図である。
開封時において、上蓋12を持ち上げると、まずインナーリング12cの下端に溶着した封止層14が持ち上げられ、インナーリング12cの溶着面の外周側にインナーリング12cと相似形状に設けられているカッター片11cにより、図5(a)に示すように、封止層14が破断される。さらに、上蓋12を持ち上げると、(b)に示すように、係止孔11dに拘束されているタンパーエビデント片16が弱化部15で切断される。
図6は、一旦開封されたキャップの上蓋を閉栓した状態を示す断面図である。一旦開封されたキャップは、タンパーエビデント片16が係止孔11dに残留した状態になっている。
この状態を次に詳しく説明する。図7は、タンパーエビデント片を連結する弱化部の破断状態を示す説明図であり、(a1)は開封前の状態を示す正面図であり、(a2)は(a1)X−X断面図であり、(b1)は一旦開封し閉栓した後の状態を示す正面図であり、(b2)は(b1)Y−Y断面図である。
図示するように、上蓋12は、ヒンジ13と反対側となる側壁12bの下端の一部を切り欠いた切欠孔12dを形成し、その切欠孔12dで挟まれる部分を、弱化部15を介してタンパーエビデント片16として形成し、その先端をフランジ部11aに形成された係止用孔11dに嵌合するようにした。すなわち、未開封時においてはタンパーエビデント片16が係止用孔11dに嵌合されており、開封時において弱化部15が切断され、タンパーエビデント片16はキャップ本体11の係止用孔11d内へ落下する。
したがって、開封前のキャップの外観状態を示す図7(a1)と、一旦開封し閉栓した後の外観状態を示す図7(b1)とを比較すれば分かるように、タンパーエビデント片16が落下していることが視認できるので、封止層14が破断されていることが容易に確認することができる。
なお、カッター片11cの形状は、図8の拡大図(a)に示すように、注出筒11bの内面から下方に延びるように形成されているもの、(b)に示すように注出筒11bの下端から下方に延びるように形成されているもの、などがある。
以上説明したように、本発明のキャップは、上蓋のインナーリング下端を容器開口部を封止する封止層に溶着して、キャップ本体の注出筒に設けたカッター片により封止層が破断されるようにしてその封止層の開封操作を確実に行うことができるようにしたことを要旨とするものであり、これに該当するものは本発明の権利範囲に属する。例えば、本実施例においては、液体容器として紙パックからなる容器に適用されるキャップについて説明したが、本発明はこれらに限定されることなく、合成樹脂製やガラス製、テトラポットタイプなどの容器にも適用でき、その上蓋の開栓と封止部の開封とを同時に行うことができる利便性に優れたキャップとすることができる。
本発明のキャップは、上蓋を持ち上げたときに、注出筒の内面または下端から下方に延びるカッター片により容易に封止層を破断できるので、過大な握力やテクニックを要することなく、子供や高齢者などが開封操作を容易かつ確実に行うことができるとともに、その封止部の開封と開栓とを同時に行うことができる利便性に優れ、産業上の利用可能性が極めて大きい。
本実施例のキャップが装着された紙パックの正面図である。 本実施例のキャップの正面図である。 本実施例のキャップの側面断面図である。 上蓋開栓状態を示す上蓋の底面図である。 キャップ開封時において上蓋を持ち上げたときにインナーリングの下端に溶着した封止層を持ち上げてカッター片により封止層を破断する様子を示す概略断面図であり、(a)は開封初期、(b)は完全開封時の断面図である。 一旦開封されたキャップの上蓋を閉栓した状態を示す断面図である。 タンパーエビデント片を連結する弱化部の破断状態を示す説明図であり、(a1)は開封前の状態を示す正面図、(a2)は(a1)X−X断面図、(b1)は一旦開封し閉栓した後の状態を示す正面図、(b2)は(b1)Y−Y断面図である。 カッター片の種々の形状を示す拡大断面図である。
符号の説明
10 キャップ
11 キャップ本体
11a フランジ部
11b 注出筒
11c カッター片
11d 係止用孔
12 上蓋
12a 天面壁
12b 側壁
12c インナーリング
12d 切欠孔
13 ヒンジ
14 封止層
15 弱化部
16 タンパーエビデント片
S 紙パック(液体容器)
S0 容器開口部
S1 容器開口部縁

Claims (4)

  1. 注出筒と該注出筒の下端から外方に延びるフランジ部とを有するキャップ本体と、天面壁と該天面壁の周縁から垂下する側壁とからなり前記キャップ本体にヒンジを介して連結されている上蓋とからなるキャップにおいて、
    前記フランジ部は容器開口部縁に固着され、
    前記キャップ本体は前記注出筒の内面または下端から下方に延びるカッター片を備え、
    前記上蓋はその天面壁の内面から垂下するインナーリングを備え、
    該インナーリング下端は容器開口部を封止する封止層に溶着され、キャップ開封時において前記上蓋を持ち上げたときに前記インナーリングの下端に溶着した封止層が持ち上げられ、前記カッター片により封止層が破断されるようにしたことを特徴とする、紙パック用キャップ。
  2. 該カッター片は該インナーリングの下端外周縁に沿って近接配設されていることを特徴とする請求項1記載のキャップ。
  3. 該インナーリング及び該カッター片の下面はヒンジ方向及びヒンジ方向と反対側の箇所が尖った形状に形成されており、キャップ開封時において前記上蓋を持ち上げたときに容器開口部を封止する封止層の破断を容易にするようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のキャップ。
  4. 前記上蓋はヒンジと反対側の側壁の下端に切欠孔が形成され、該側壁の該切欠孔内には弱化部を介してタンパーエビデント片が形成され、該タンパーエビデント片の先端部が前記フランジ部に形成された係止用孔に嵌合されていることを特徴とする請求項1乃至3記載のキャップ
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