JP2014129104A - キャップ及びキャップ付き容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】比較的簡単な構造で、キャップを確実にロックすることができ、さらに、包装廃棄物を発生させずに、キャップにタンパーエビデント性を付与することにより、蓋体の開栓作業と封印解除作業を同時に行うことができるキャップ及びキャップ付き容器を安価に提供することを課題とする。
【解決手段】開口部を有するキャップ基体と、前記キャップ基体の開口部を開閉自在に覆う蓋体とを備え、前記キャップ基体と前記蓋体とをロックするロック機構を持つキャップであって、前記ロック機構は、前記キャップ基体の周壁に形成される少なくとも一つの係止凸部と、前記蓋体に破断部を介して形成される前記係止凸部と係止可能な係止片とからなり、前記係止凸部と前記係止片とが係止された状態で前記蓋体を開栓させると、前記係止片が前記係止凸部と係止されたまま前記破断部で前記蓋体から破断されることを特徴とするキャップ。
【選択図】図1
【解決手段】開口部を有するキャップ基体と、前記キャップ基体の開口部を開閉自在に覆う蓋体とを備え、前記キャップ基体と前記蓋体とをロックするロック機構を持つキャップであって、前記ロック機構は、前記キャップ基体の周壁に形成される少なくとも一つの係止凸部と、前記蓋体に破断部を介して形成される前記係止凸部と係止可能な係止片とからなり、前記係止凸部と前記係止片とが係止された状態で前記蓋体を開栓させると、前記係止片が前記係止凸部と係止されたまま前記破断部で前記蓋体から破断されることを特徴とするキャップ。
【選択図】図1
Description
本発明は容器の口部に装着されるキャップ及びキャップ付き容器に関する。
食品、化学品、化粧品、医薬品、洗剤、工業製品などの容器の口部に装着されるキャップとしてはオーバーキャップが従来から実用化されている。
この種のキャップには、容器の口部にキャップ本体が嵌合されることにより装着され、キャップ本体と蓋体とがヒンジによって連設されたヒンジキャップがある。(例えば、下記特許文献1参照)。
ヒンジキャップは、使用者が容器本体を掴み、親指で蓋体を押し上げたり、下げたりすることにより、片手で容器の開閉作業が可能であるため、作業性に優れている。しかしながら、商品の流通段階における衝撃や内容物による容器内の圧力上昇などにより、蓋体が開栓してしまい、内容物が漏れ出すおそれがあった。また、悪戯によって故意に蓋体が開栓されてしまい、内容物が改竄されるおそれもあった。
このため、容器のキャップをプラスチックフィルムによってシュリンク包装したり、キャップにタンパーエビデント機能を設けたりしたものが採用されている。
キャップにシュリンク包装を行う場合、開封時にシュリンクフィルムを取り外す作業が必要であるが、シュリンクフィルムはキャップ表面にしっかりと張り付いているため、剥がし辛く、開封作業が煩雑である。また、不要な廃棄物が増加してしまい、環境上好ましくない。
タンパーエビデント機能を設けたキャップとして、キャップ本体に設けられた係合片を蓋体の周壁上端部に開口した窓孔に対して、窓孔両端の周壁側縁内側に前方より乗り越えて係合させたものがある(例えば、下記特許文献2参照)。
しかしながら、係合片が開封時にキャップ本体から切り離されて落下してしまうため、包装廃棄物が発生してしまう。また、窓孔を乗り越えさせるためには、機構が複雑となり、製造コストが高くなるという問題が生じている。オーバーキャップは食品、化学品、化粧品、医薬品、洗剤、工業製品などの消耗品を収容するための容器に用いられることが多いため、安価であることが強く要望され、製造コストが高いことは決して無視できるものではない。
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたものであり、比較的簡単な構造で、キャップを確実にロックすることができ、さらに、包装廃棄物を発生させずに、キャップにタンパーエビデント性を付与することにより、蓋体の開栓作業と封印解除作業を同時に行うことができるキャップ及びキャップ付き容器を安価に提供することを課題とする。
本発明者は上記課題を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、請求項1に係る発明は、開口部を有するキャップ基体と、キャップ基体の開口部を開閉自在に覆う蓋体とを備え、キャップ基体と蓋体とをロックするロック機構を持つキャップであって、ロック機構は、キャップ基体の周壁に形成される少なくとも一つの係止凸部と、蓋体に破断部を介して形成される係止凸部と係止可能な係止片とからなり、係止凸部と係止片とが係止された状態で蓋体を開栓させると、係止片が係止凸部と係止されたまま破断部で蓋体から破断されることを特徴とするキャップを提供するものである。
これによれば、キャップにおいて、比較的簡単な機構によって、流通段階などの衝撃や容器の内圧の上昇や悪戯による開栓を確実に防止することができる。さらに、キャップにタンパーエビデント性が付与されることにより、開栓作業と封印解除作業とを同時に行うことができるキャップを安価に提供できる。また、シュリンクフィルムなどによるキャップ包装の必要性がなく、封印解除後も係止片が係止凸部に係止されたままであるため、包装廃棄物の発生を防止することができる。なお、キャップ基体とは容器の口部に装着され容器と別部材からなるものだけでなく、スパウトなど容器にシールされたものや容器の口部に容器と一体に形成されるものが含まれるものとする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係るキャップの発明において、係止片に設けられた貫通穴に係止凸部が嵌合されることにより係止されることを特徴とする。
これによれば、係止片の貫通穴に係止凸部が嵌め入れられることにより係止されているため、係止片が蓋体から破断され、封印機構が解除された状態であっても、係止片の脱落を確実に防止することができる。また、キャップ基体側に係止片が残るため、蓋体の開閉作業時に誤って、係止片が脱落することを防止できる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に係るキャップの発明において、係止片は、貫通穴の上下方向の長さが係止凸部の上下方向の長さより長く形成されており、貫通穴の上部に空隙が生じた状態で係止凸部に係止され、蓋体から破断されると同時に係止状態を維持したまま下方に移動することを特徴とする。
これによれば、係止片が係止状態を維持したまま下方に移動することにより、蓋体と係止片との間に隙間が生じる。キャップのキャップ基体と蓋体本体の嵌合力が大きいと、開封作業で係止片が破断して封印が解除されたのか、既に封印が解除されていたのかの判断が困難な場合がある。しかしながら、蓋体と係止片との間に生じた隙間によって開封履歴を明確に判別でき、優れたタンパーエビデント性を備えたキャップを提供できる。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載のキャップの発明において、キャップ基体および/または蓋体は、係止片および破断部と重複する部分に色彩、文字、記号、あるいは図形の少なくともいずれかを用いてなる識別表示部が設けられており、係止片が下方に移動したときに識別表示部が露出するキャップである。
これによれば、係止片が係止状態を維持したまま下方に移動することにより、色彩、文字、記号、あるいは図形の少なくともいずれかを用いてなる識別表示部が露出するため、開封履歴を明確に判別することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のキャップの発明において、キャップ基体と蓋体とがヒンジによって連設されていることを特徴とする。
これによれば、キャップ基体と蓋体とがヒンジによって連設されているヒンジキャップにおいて、比較的簡単な機構によって、流通段階などの衝撃や容器の内圧の上昇や悪戯による開栓を確実に防止することができる。さらに、キャップにタンパーエビデント性が付与されることにより、開栓作業と封印解除作業とを同時に行うことができるキャップを安価に提供できる。また、シュリンクフィルムなどによるキャップ包装の必要性がなく、封印解除後も係止片が係止凸部に係止されたままであるため、包装廃棄物の発生を防止することができる。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載のキャップにおいて、破断部にはヒンジからの距離が遠い側の端部に切り欠き部が設けられていることを特徴とする。
これによれば、ヒンジキャップにおいて、ヒンジを支点として蓋体を開栓させる際に、切り欠き部が起点となり、僅かな力で容易に係止片を破断させることができる。
請求項7に係る発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のキャップが容器の口部に配されていることを特徴とするキャップ付き容器を提供するものである。
これによれば、キャップ付き容器において、比較的簡単な機構によって、流通段階などの衝撃や容器の内圧の上昇や悪戯による開栓を確実に防止することができる。さらに、キャップにタンパーエビデント性が付与されることにより、開栓作業と封印解除作業とを同時に行うことができるキャップを安価に提供できる。また、シュリンクフィルムなどによるキャップ包装の必要性がなく、封印解除後も係止片が係止凸部に係止されたままであるため、包装廃棄物の発生を防止することができる。
本発明によれば、比較的簡単な機構によって、流通段階などの衝撃や容器の内圧の上昇や悪戯による開栓を確実に防止することができる。さらに、キャップにタンパーエビデント性が付与されることにより、開栓作業と封印解除作業とを同時に行うことができるキャップを安価に提供できる。また、シュリンクフィルムなどによるキャップ包装の必要性がなく、封印解除後も係止片が係止凸部に係止されたままであるため、包装廃棄物の発生を防止することができる。
以下、本発明をその好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
本発明の実施形態におけるキャップ1は、図1、図2に示すように、容器の口部に装着されるキャップ基体2と、キャップ基体2に設けられた注出口21を開閉自在に覆う蓋体3と、キャップ基体2と蓋体3とを連設させるヒンジ4とを備えている。キャップ1はプラスチックからなり、キャップ基体2と蓋体3とヒンジ4とが、一体成形されるのが好ましい。プラスチックとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンなどが挙げられる。
キャップ基体2は、下部の開口からパウチやボトルなどの容器の口部に装着される(図示せず)。キャップ基体2は、キャップ基体2の周壁の内面に設けられた雌ネジ部によって容器の口部と螺合により装着されたり、容器の口部に打栓されることにより装着される。キャップ基体2の上面中央部には円筒状の注出口21が上方に突出して形成されている。注出口21の径方向外側には注出口21から垂れ落ちた内容物を受けるための液溜まり部22が形成されている。
蓋体3は有頂形状であり、頂壁部の下面中央部には注出口21に嵌め込まれる円筒状の閉栓部31が形成されている。閉栓部31の径方向外側には円筒状のシール部32が頂壁部の下面から突出するように形成されている。閉栓部31とシール部32の間に形成される嵌入溝33に注出口21の先端が嵌め込まれ、先端が頂壁部と当接することによりキャップ基体2と蓋体3とがシールされ嵌合される。蓋体3の周壁のヒンジ4と反対側には、指を掛けて蓋体3を開閉させる指掛部34が形成されている。
ヒンジ4はキャップ基体2の周壁の上方部と蓋体3の周壁とを連設している。ヒンジ4は幅方向中央部の厚肉部41とその両側の薄肉部42とから構成されている。蓋体3を90度以上回動させると、薄肉部42が反転する構造となっている。しかしながら、ヒンジ4の構造は特に限定されるものではなく、三点ヒンジ、バタフライヒンジ等その他ヒンジ機構を用いることもできる。
キャップ1にはキャップ基体2と蓋体3とをロックするロック機構を備えている。ロック機構は、係止凸部5と係止片6とが係止されることによりロックされる。詳細には、係止凸部5はキャップ基体2の周壁に外方向に突出するように形成されている。係止凸部5はヒンジ4に対して周方向90度をなす位置に形成されている。係止凸部5はキャップ基体2の周壁から外方向に延びる基部51と基部51の先端に平面視で基部51よりも左右両側に突出する突出部52とからなる。係止凸部5はキャップ基体2と一体で成形されるのが好ましい。
係止片6は蓋体3の周壁下端部の位置に破断部62を介して外方向に形成されている。係止片6の中央部には係止凸部5に対応する貫通穴61が形成されている。破断部62は係止片6よりも破断しやすい構造をしている。破断部62は係止片6よりも厚みが薄くなるように形成されている。また、破断部62にはヒンジ4からの距離が遠い側の端部に切り欠き部63が設けられている。これにより、ヒンジキャップにおいて、ヒンジ4を支点として蓋体3を開栓させる際に、切り欠き部63が起点となり、僅かな力で容易に係止片6を破断させることができる。
図3に示すように、蓋体3をキャップ基体2に嵌合させた状態で、係止片6を水平方向から下方に回動させる。すると、図4に示すように、係止片6の貫通穴61に係止凸部5が嵌め込まれる。係止片6は係止凸部5の突出部52を乗り越え、基部51に達する。突出部52の幅は貫通穴61の幅よりも大きいため、係止状態を脱することができないようになっている。
図5に示すように、ロックされた状態で蓋体3を開栓させようとすると、係止片6が係止凸部5と係止した状態のまま、破断部62において蓋体3と破断される。ロック機構にタンパーエビデント性が付与され、開栓作業と封印解除作業とを同時に行うことができる優れたキャップを提供することができる。
なお、図6に示すように、係止片6と係止凸部5との係止状態において、キャップ基体2と蓋体3との嵌合が外れない範囲内で、貫通穴61の上下方向の長さが係止凸部5の基部51の上下方向の長さより長く形成されて、かつ、係止凸部5と係止片6とを係合した状態で、貫通穴61の上部に空隙64が設けられるのが好ましい。さらに、貫通穴61の左右方向の長さが基部51の左右方向の長さよりも大きく形成されている。これにより、開栓によって破断部62で係止片6が破断すると、図6に示すロック状態から僅かに係止片6が下方に移動する。図7に示すように、封印が解除された状態で閉栓すると、蓋体3の下端部と係止片6の上端部との間に隙間7が生じ、その隙間7を確認することによって、開封履歴を明確に判別することができる。ここで、上下方向、左右方向とは図6、図7の上下、左右をいうものとする。
ロック状態から蓋体3を開栓させる際に、係止片6が蓋体3と共に上方向に引っ張られるが、貫通穴61の上部に空隙64を設けた場合、蓋体3の可動領域を小さくすることができ、ロック状態において、蓋体3とキャップ基体2の嵌合が外れることを防止できる。
キャップ1はキャップ基体2の注出口21と蓋体3本体の嵌入溝33との嵌合力が大きいと、キャップの開封作業で係止片6が破断して封印が解除されたのか、既に封印が解除されていたのかの判断が困難な場合がある。しかしながら、蓋体3の下端部と係止片6の上端部との間に隙間7が生じているために、開封履歴を明確に判別できる。
さらに、キャップ基体2および/または蓋体3には、係止片6および破断部62と重複する部分に色彩、文字、記号、あるいは図形の少なくともいずれかを用いてなる識別表示部を設け、係止片6が係止状態を維持したまま下方に移動することによって、その識別表示部が露出されるようにすることにより、タンパーエビデント性を向上させることができる。例えば、キャップ基体2を係止片6及び蓋体3と異なる色彩で形成させることにより、封印が解除された状態で閉栓した際に、係止片6が破断したことにより露出する蓋体3の下端部と係止片6の上端部との間の隙間7が蓋体3の下端部と係止片6の上端部と異なる色彩となり、開封履歴を明確に判別することができる。
上記実施形態において、キャップ基体2を係止片6及び蓋体3と異なる色彩で形成させた識別表示部を説明したが、係止片6が係止状態を維持したまま下方に移動することによって、識別表示部が露出され、明確に認識できるように形成させたものであればよい。
また、ロック機構を一つ形成させたものを説明したが、一つに限られるものではない。ロック機構を複数形成させることもできる。また、ロック機構をヒンジ4に対して周方向に90度の位置に形成させたものを説明したが、これに限定されるものではない。
また、キャップ基体2と蓋体3がヒンジ4によって連設されたキャップについて説明したが、これに限定されるものではない。キャップはヒンジを持たず、キャップ基体と蓋体が連設されていないものであってもよい。キャップはオーバーキャップであればよく、スクリューキャップ、ツイストキャップなどでもよく、特に限定されるものではない。また、キャップ基体はスパウトなど容器にシールされたものや容器と一体に形成されたものであってもよい。
また、破断部62は係止片6よりも厚みが薄くなるように形成されているもの、切り欠き部63が設けられたものを説明したが、これに限定されるものではなく、易破断構造であればよい。
1 キャップ
2 キャップ基体
21 注出口
22 液溜まり部
3 蓋体
31 閉栓部
32 シール部
33 嵌入溝
34 指掛部
4 ヒンジ
41 厚肉部
42 薄肉部
5 係止凸部
51 基部
52 突出部
6 係止片
61 貫通穴
62 破断部
63 切り欠き部
64 空隙
7 隙間
2 キャップ基体
21 注出口
22 液溜まり部
3 蓋体
31 閉栓部
32 シール部
33 嵌入溝
34 指掛部
4 ヒンジ
41 厚肉部
42 薄肉部
5 係止凸部
51 基部
52 突出部
6 係止片
61 貫通穴
62 破断部
63 切り欠き部
64 空隙
7 隙間
Claims (7)
- 開口部を有するキャップ基体と、前記キャップ基体の開口部を開閉自在に覆う蓋体とを備え、前記キャップ基体と前記蓋体とをロックするロック機構を持つキャップであって、
前記ロック機構は、前記キャップ基体の周壁に形成される少なくとも一つの係止凸部と、前記蓋体に破断部を介して形成される前記係止凸部と係止可能な係止片とからなり、
前記係止凸部と前記係止片とが係止された状態で前記蓋体を開栓させると、前記係止片が前記係止凸部と係止されたまま前記破断部で前記蓋体から破断されること
を特徴とするキャップ。 - 前記係止片に設けられた貫通穴に前記係止凸部が嵌め入れられることにより係止されることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
- 前記係止片は、貫通穴の上下方向の長さが係止凸部の上下方向の長さより長く形成されており、前記貫通穴の上部に空隙が生じた状態で前記係止凸部に係止され、前記蓋体から破断されると同時に係止状態を維持したまま下方に移動することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャップ。
- 前記キャップ基体および/または蓋体は、前記係止片および前記破断部と重複する部分に色彩、文字、記号、あるいは図形の少なくともいずれかを用いてなる識別表示部が設けられており、前記係止片が下方に移動したときに前記識別表示部が露出する請求項3に記載のキャップ。
- 前記キャップ基体と前記蓋体とがヒンジによって連設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のキャップ。
- 前記破断部には前記ヒンジからの距離が遠い側の端部に切り欠き部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のキャップ。
- 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のキャップが容器の口部に配されていることを特徴とするキャップ付き容器。
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160913 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170328 |