JP6208608B2 - グリル - Google Patents

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本発明は、グリル庫と、グリル庫の天井部に配置されるグリルバーナと、グリルバーナの燃焼排ガスをグリル庫の後壁部よりも後上方の排気口に導く煙道とを備えるグリルに関する。
従来、この種のグリルにおいて、下面が開放された偏平箱形の板金製のバーナ本体と、バーナ本体の下面を覆うようにバーナ本体に固定される多数の炎孔を有する板金製の燃焼板とを備えるグリルバーナを用いるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このグリルバーナの燃焼板は、炎孔を形成する燃焼領域として、横方向にのびる前端部の第1燃焼領域と、第1燃焼領域の横方向両端部から後端部に亘って後方にのびる一対の第2燃焼領域と、第1燃焼領域の横方向中央部から後端部に亘って後方にのびる第3燃焼領域とを有している。
これによれば、第1燃焼領域での燃焼により比較的低温になり易い庫内前部が加熱され、第2燃焼領域での燃焼により庫内の横方向両側部が加熱され、第3燃焼領域での燃焼により庫内の横方向中央部が加熱され、庫内の温度分布が均一になる。
ところで、本願出願人は、先に、特願2014−4848で、煙道の前端部に、煙道の前端部底面よりも上方に位置する入口と、燃焼排ガスを入口に向かわせるように煙道の前端部から前方にのびる整流板とを設けたグリルを提案している。これによれば、燃焼排ガスが入口にスムーズに流れ、庫内で燃焼排ガスが滞留して燃焼不良を生ずることを防止できる。
但し、このような整流板を設けた場合、燃焼板が上記の如く第1燃焼領域の横方向中央部から後端部に亘って後方にのびる第3燃焼領域を有していると、以下の不具合を生ずることが判明した。即ち、整流板の影響で燃焼排ガスが燃焼板に沿って後方に流れるようになり、特に燃焼板の横方向中央部の前後方向中央部及び後部には第2燃焼領域からの燃焼排ガスも流れるため、燃焼板の横方向中央部の前後方向中央部及び後部に位置する第3燃焼領域の部分の燃焼性が悪くなる。更に、燃焼板の横方向中央部の前後方向中央部及び後部が第3燃焼領域の燃焼による熱だけでなく第1燃焼領域からの燃焼排ガスによっても加熱されて、燃焼板の横方向中央部の前後方向中央部及び後部の温度が高くなり過ぎ、庫内の温度分布の均一性が損なわれてしまう。
特開2011-7442号公報
本発明は、以上の点に鑑み、上記整流板を設けたグリルであって、グリルバーナの燃焼性を向上させ、且つ、庫内の温度分布の均一化も図ることができるようにしたものを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、グリル庫と、グリル庫の天井部に配置されるグリルバーナと、グリルバーナの燃焼排ガスをグリル庫の後壁部よりも後上方の排気口に導く煙道とを備え、煙道の前端部に、煙道の前端部底面よりも上方に位置する入口と、燃焼排ガスを入口に向かわせるように煙道の前端部から前方にのびる整流板とが設けられるグリルであって、グリルバーナは、下面が開放された偏平箱形の板金製のバーナ本体と、バーナ本体の下面を覆うようにバーナ本体に固定される多数の炎孔を有する板金製の燃焼板とを備えるものにおいて、燃焼板は、炎孔を形成する燃焼領域として、横方向にのびる前端部の第1燃焼領域と、第1燃焼領域の横方向両端部から後端部に亘って後方にのびる一対の第2燃焼領域と、第1燃焼領域の横方向中央部から後方にのびる第3燃焼領域とを有し、第3燃焼領域の後端は、燃焼板の前後方向中央部よりも前方に位置することを特徴とする。
本発明によれば、燃焼板の横方向中央部の前後方向中央部及び後部は燃焼領域になっていないため、整流板の影響で第2燃焼領域からの燃焼ガスが燃焼板の横方向中央部の前後方向中央部及び後部に流れても、燃焼性に悪影響は及ばず、更に、燃焼板の横方向中央部の前後方向中央部及び後部の温度が高くなり過ぎることもない。また、第3燃焼領域が存在しないと、庫内前部の横方向中央部の加熱が不足するが、第3燃焼領域を設けることで、庫内前部の横方向中央部の加熱不足が解消され、庫内の温度分布の均一化を図ることができる。
本発明の実施形態のグリルの斜視図。 図1のII−II線で切断したグリルの断面図。 実施形態のグリルに設けられたグリルバーナの底面図。
図1、図2を参照して、1は本発明の実施形態のグリルを示している。このグリル1は、前面に開閉自在なグリル扉21を有するグリル庫2と、グリル庫2の天井部22に配置したグリルバーナ3とを備えている。グリル庫2内には、グリル扉21に連結されるグリル皿23と、グリル皿23上の焼き網24とが収納されており、焼き網24に載置した被調理物がグリルバーナ3の燃焼により焼成される。
グリル1は、更に、グリルバーナ3の燃焼排ガスをグリル庫2の後壁部25よりも後上方の排気口41に導く煙道4を備えている。煙道4の前端部には、煙道4の前端部底面よりもよりも上方に位置する入口42が設けられている。即ち、煙道4の底面を構成する底板43の前端に上方に屈曲する起立板部44を曲成して、起立板部44とグリル庫2の天井部22との間に入口42を画成している。また、煙道4の前端部には、起立板部44よりも前方にのびる整流板45が設けられており、グリルバーナ3の燃焼排ガスが整流板45に導かれて入口42に向かうようにしている。これにより、燃焼排ガスが庫内に滞留しなくなり、グリル庫2の左右の側壁26に開設した空気孔26aからグリルバーナ3に二次空気が十分に供給されて、燃焼性が向上する。
また、煙道4の底板43上には、センサカバー46aで囲われた温度センサ46が設けられている。そして、煙道4内の温度を温度センサ46で検出し、庫内発火等で温度センサ46の検出温度が異常に上昇したときはグリルバーナ3を消火するようにしている。
グリルバーナ3は、下面が開放された偏平箱形の板金製のバーナ本体31と、バーナ本体31の下面を覆うようにバーナ本体31に固定される多数の炎孔32a(図3参照)を有する板金製の燃焼板32と、バーナ本体31の横方向一側部に接続された混合管33とを備えている。そして、グリル庫2の天井部22に開設したバーナ用開口22aに燃焼板32を臨ませた状態で、天井部22上にグリルバーナ3を配置している。グリルバーナ3の横方向他側部には、先端を燃焼板32の下方に臨ませた点火電極34と熱電対35とが付設されている。また、燃焼板32の配置高さは、起立板部44の上端の高さ、即ち、煙道4の入口42の下端の高さと同等である。
尚、燃焼板32は、バーナ用開口22aに臨む主体部の周辺に張り出すフランジ部32bを有しており、バーナ本体31にも同様のフランジ部31aを設けて、フランジ部31aの下面にフランジ部32bを突き合せた状態でフランジ部31aの外縁部をヘミング加工することによりバーナ本体31に燃焼板32を固定している。また、混合管33は、バーナ本体31に一体の上半部と燃焼板32に一体の下半部とを上下に重ね合わせて形成されている。
図3を参照して、燃焼板32のバーナ用開口22aに臨む主体部には、炎孔32aを形成する燃焼領域として、横方向にのびる前端部の第1燃焼領域321と、第1燃焼領域321の横方向両端部から後端部に亘って後方にのびる一対の第2燃焼領域322,322と、第1燃焼領域321の横方向中央部から後方にのびる第3燃焼領域323とが設けられている。第3燃焼領域323の後端は、燃焼板32の前後方向中央部よりも前方に位置している。また、第1乃至第3の各燃焼領域321〜323の幅方向中央部には、各燃焼領域321〜323の長手方向に一定間隔で炎孔32aを形成しない無炎孔部32cを設け、各燃焼領域321〜323の過熱を防止できるようにしている。
ここで、上記の如く整流板45を設けると、燃焼排ガスが燃焼板32に沿って後方に流れるようになり、特に燃焼板32の横方向中央部の前後方向中央部及び後部には第1燃焼領域321からの燃焼排ガスも流れる。そして、燃焼板32の横方向中央部の前後方向中央部及び後部に燃焼領域が存在すると、この燃焼領域での燃焼性が悪くなると共に、燃焼板32の横方向中央部の前後方向中央部及び後部の温度が高くなり過ぎ、庫内の温度分布の均一性が損なわれてしまう。
これに対し、本実施形態では、燃焼板32の横方向中央部の前後方向中央部及び後部は燃焼領域になっていないため、整流板45の影響で第1燃焼領域321からの燃焼ガスが燃焼板32の横方向中央部の前後方向中央部及び後部に流れても、燃焼性に悪影響は及ばず、更に、燃焼板32の横方向中央部の前後方向中央部及び後部の温度が高くなり過ぎることもない。また、第3燃焼領域323が存在しないと、庫内前部の横方向中央部の加熱が不足するが、第3燃焼領域323を設けることで、庫内前部の横方向中央部の加熱不足が解消され、庫内の温度分布の均一化を図ることができる。
尚、第1燃焼領域321から第3燃焼領域323の後端までの距離をL1、第1燃焼領域321から燃焼板32の前後方向中央までの距離をL2として、L1がL2の20%未満になると、庫内前部の横方向中央部の加熱不足が十分に解消されず、また、L1がL2の80%を超えると、燃焼板32の横方向中央部の前後方向中央部の温度が高くなり過ぎる。従って、L1はL2の20〜80%に設定することが望ましい。
1…グリル、2…グリル庫、22…天井部、3…グリルバーナ、31…バーナ本体、32…燃焼板、32a…炎孔、321…第1燃焼領域、322…第2燃焼領域、323…第3燃焼領域、4…煙道、41…排気口、42…入口、45…整流板。

Claims (1)

  1. グリル庫と、グリル庫の天井部に配置されるグリルバーナと、グリルバーナの燃焼排ガスをグリル庫の後壁部よりも後上方の排気口に導く煙道とを備え、煙道の前端部に、煙道の前端部底面よりも上方に位置する入口と、燃焼排ガスを入口に向かわせるように煙道の前端部から前方にのびる整流板とが設けられるグリルであって、
    グリルバーナは、下面が開放された偏平箱形の板金製のバーナ本体と、バーナ本体の下面を覆うようにバーナ本体に固定される多数の炎孔を有する板金製の燃焼板とを備えるものにおいて、
    燃焼板は、炎孔を形成する燃焼領域として、横方向にのびる前端部の第1燃焼領域と、第1燃焼領域の横方向両端部から後端部に亘って後方にのびる一対の第2燃焼領域と、第1燃焼領域の横方向中央部から後方にのびる第3燃焼領域とを有し、第3燃焼領域の後端は、燃焼板の前後方向中央部よりも前方に位置することを特徴とするグリル。
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