JP6207630B2 - レゾール含有架橋系を用いたカルボキシル化ニトリルゴムの架橋 - Google Patents
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Description
・ 極めて低い摩耗および良好な耐摩耗性、
・ 強度および応力値に関する優れた加硫物の物性、
・ 基材とターモノマーのカルボキシル基の反応が可能であることによる、極性基材に対する優れた接着性、および
・ 同様に、カルボキシル基を有するターモノマーの繰り返し単位に起因する、親水性。
・ 加工の信頼性が、最近の作業における要求性能に適合しないことも多く、その加硫可能な混合物の取り扱いが困難であり、さらなるコストを伴う可能性があり、そして
・ 使用されている金属酸化物が原因で、特に高温における、特に圧縮永久歪み性能に関連する熱安定性および耐熱老化性が、ニトリルゴムの場合よりも大幅に低い。
(1)少なくとも1種の共役ジエン、少なくとも1種のα,β−不飽和ニトリル、および少なくとも1種の共重合可能なカルボキシル基を有するターモノマーの繰り返し単位を有する、ニトリルゴム、
(2)少なくとも1種のレゾール、
(3)少なくとも1種のシリカ系充填剤および少なくとも1種の一般式(I)のシラン
R1、R2およびR3が、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C25−アルキル基、またはR4−C(=O)−(式中、R4は直鎖状もしくは分岐状のC1〜C25−アルキルである)であり、
R4が、飽和であるか、または1個または複数の不飽和を有し、ビニル、−SH、置換もしくは非置換フェニル、メタクリロイルオキシおよびイソシアナトから選択される置換基を0個、1個、もしくは2個以上有する、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C14−アルキル基を表すか、または
−R5−(S)x−R5−Si(OR1)(OR2)(OR3)(式中、R1、R2およびR3は、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ式(I)において定義されたものであり、R5は、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C14−アルキレン基であり、xは1〜8の数である)である]
または、それらに代わるものとして、シランを用いてあらかじめ変性されているシリカ系充填剤。
本発明の加硫可能な組成物は、酸化亜鉛/硫黄の架橋剤系をベースとする組成物に比較して、加工特性における明らかな改良を特徴としている。さらに、本発明の加硫可能な組成物から加硫によって得られる加硫物は、一方では、酸化亜鉛/硫黄の架橋によって得られる製品の(有利な方向での)性能プロファイルを示すと共に、他方では、それらに加えて、顕著に良好な圧縮永久歪み性、すなわち、より低い圧縮永久歪みを有している。
− 使用される粗原料:本発明による加硫可能な組成物は、環境的に有害な架橋剤たとえば酸化亜鉛の使用、さらには、架橋剤系の一部としての硫黄または硫黄供与型化合物の使用をもはや必要としない、ということを特徴としている。レゾールを使用することによって、極めて安定な共有結合的架橋の橋かけが形成される。
− 加工技術:混合粘度が最大で30%低減される。このことによって、混合物の流動性が顕著に改良される。180℃でのRheovulkameter試験の手段により、その流動性が最大で100%まで改良されたことを確認することができた。本発明の組成物の混合物から製造されるシートは、より滑らかであり、ダイスエルさらにはカレンダリング収縮がより低い。したがって、それらの混合物は、射出成形プロセスによって成形物品を製造するのに好適である。たとえばホースのための押出加工、ならびにフィルムおよび織布を被覆するためのカレンダーまたはローラーヘッド系での加工も同様に改良される。これらの利点によって、コスト的に顕著なメリットが得られ、このことは、状況に応じていずれのユーザーでも利用することができる。
− 混合の管理(Mixing logistics):従来技術に従って酸化亜鉛を用いて加硫可能とした混合物は、極めて限定された貯蔵安定性しか有していないことが多い。改良のために過酸化亜鉛を使用すると、特別な注意を払うことがさらに必要となる。本発明の加硫可能な組成物は、それらとは対照的に、貯蔵安定性において明らかな改良を示す。たとえば、室温で約10日の貯蔵寿命に相当する、40℃で3日間の貯蔵をした後で加硫試験をするような条件が、デリケートなコンパウンディングの場合においても、効率的に履行されることができる。その結果、極端なケースにおいては、製造計画を改良し、過度に長期の保存が原因で廃棄される混合物の量を減らすことが可能となる。
− 加硫物の物性:応力−歪み物性:所定の硬度での高い応力値は、カルボキシル基を有するニトリルゴムをベースとするエラストマーの本質的な性質の一つである。従来技術においては、これらの性質は、高いカルボキシル基含量を有するポリマーの場合においてのみ達成されるか、または、酸化亜鉛のカルボキシル基との「クラスター状の」架橋が避けられず、それが応力下での緩和に対する低抵抗性を示すという結果を伴って達成されるかのいずれかである。したがって、酸化亜鉛/硫黄を用いて架橋された、カルボキシル基を有するニトリルゴムをベースとする加硫物は、現時点で工業的に要求されているシーリング材料としては、特殊な場合においてのみにしか慣用されない。
それとは対照的に、本発明の混合物を使用する場合には、そのカルボキシル基含量を、はるかに広い範囲から選択することが可能である。カルボキシル基を含み、シランおよびシリカ系充填剤の存在下にレゾールを用いて架橋されたニトリルゴムは、カルボキシル基含量がわずか1%以下の低い場合であってさえも、優れた性能、特に340時間/100℃という長期間の応力下でも約35%という圧縮永久歪みを有する加硫物を与える。この数値は、酸化亜鉛/硫黄で架橋された加硫物で達成される数値の約半分でしかない。
− 加硫物の物性−低温/膨潤物性:酸化亜鉛/硫黄の組合せを用いた従来技術による架橋では、高いカルボキシル基含量、従って相対的に低いアクリロニトリル含量を有するポリマーの場合にしか、所望の加硫物の物性が達成できない。たとえば、33%のアクリロニトリルを含むコポリマーのような場合において、十分な低温物性を達成するためには、そのアクリロニトリル含量を、たとえば、約28%に調節しなければならない。このことによって、33%のアクリロニトリルを有するタイプのニトリルゴムに比較して、非極性媒体中での膨潤が、より高くなってしまう。先に述べたように、典型的なXNBRの性能プロファイルとの関連において優れた機械的性質を有する加硫物は、極めて低いカルボキシル基含量においてのみ得られるので、その結果、そのアクリロニトリル含量が高いか、または高いままに留まる可能性があり、従って、従来技術の加硫物とは対照的に、十分に留まっているガラス転移温度でも、優れた膨潤性が依然として残っている。
本発明の加硫可能な組成物において使用されるカルボキシル基を有するニトリルゴムは、少なくとも1種の共役ジエン、少なくとも1種のα,β−不飽和ニトリル、および少なくとも1種の共重合可能なカルボキシル基を有するターモノマーから誘導される繰り返し単位を有するターポリマーである。本出願の文脈においては、それらもまた「XNBR」と略称する。
・ マレイン酸モノアルキル、好ましくはマレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノプロピル、およびマレイン酸モノ−n−ブチル;
・ マレイン酸モノシクロアルキル、好ましくはマレイン酸モノシクロペンチル、マレイン酸モノシクロヘキシル、およびマレイン酸モノシクロヘプチル;
・ マレイン酸モノアルキルシクロアルキル、好ましくはマレイン酸モノメチルシクロペンチル、およびマレイン酸モノエチルシクロヘキシル;
・ マレイン酸モノアリール、好ましくはマレイン酸モノフェニル;
・ マレイン酸モノベンジル類、好ましくはマレイン酸モノベンジル;
・ フマル酸モノアルキル、好ましくはフマル酸モノメチル、フマル酸モノエチル、フマル酸モノプロピル、およびフマル酸モノ−n−ブチル;
・ フマル酸モノシクロアルキル、好ましくはフマル酸モノシクロペンチル、フマル酸モノシクロヘキシル、およびフマル酸モノシクロヘプチル;
・ フマル酸モノアルキルシクロアルキル、好ましくはフマル酸モノメチルシクロペンチル、およびフマル酸モノエチルシクロヘキシル;
・ フマル酸モノアリール、好ましくはフマル酸モノフェニル;
・ フマル酸モノベンジル類、好ましくはフマル酸モノベンジル;
・ シトラコン酸モノアルキル、好ましくはシトラコン酸モノメチル、シトラコン酸モノエチル、シトラコン酸モノプロピル、およびシトラコン酸モノ−n−ブチル;
・ シトラコン酸モノシクロアルキル、好ましくはシトラコン酸モノシクロペンチル、シトラコン酸モノシクロヘキシル、およびシトラコン酸モノシクロヘプチル;
・ シトラコン酸モノアルキルシクロアルキル、好ましくはシトラコン酸モノメチルシクロペンチル、およびシトラコン酸モノエチルシクロヘキシル;
・ シトラコン酸モノアリール、好ましくはシトラコン酸モノフェニル;
・ シトラコン酸モノベンジル類、好ましくはシトラコン酸モノベンジル;
・ イタコン酸モノアルキル、好ましくはイタコン酸モノメチル、イタコン酸モノエチル、イタコン酸モノプロピル、およびイタコン酸モノ−n−ブチル;
・ イタコン酸モノシクロアルキル、好ましくはイタコン酸モノシクロペンチル、イタコン酸モノシクロヘキシル、およびイタコン酸モノシクロヘプチル;
・ イタコン酸モノアルキルシクロアルキル、好ましくはイタコン酸モノメチルシクロペンチル、およびイタコン酸モノエチルシクロヘキシル;
・ イタコン酸モノアリール、好ましくはイタコン酸モノフェニル;
・ イタコン酸モノベンジル、好ましくはイタコン酸モノベンジル;
・ メサコン酸モノアルキル、好ましくはメサコン酸モノエチル。
− 40〜89.9重量%、好ましくは45〜84.8重量%、より好ましくは49〜80重量%の量の、少なくとも1種の共役ジエンの繰り返し単位、
− 10〜59.9重量%、好ましくは15〜54.8重量%、より好ましくは19〜50重量%の量の、少なくとも1種の不飽和ニトリルの繰り返し単位、および
− 0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜10重量%、より好ましくは1〜8重量%の量の、少なくとも1種の共重合可能なカルボキシル基を有するターモノマーの繰り返し単位
(ここで、すべての繰り返し単位を合計したものが100重量%である)。
本発明の組成物には、少なくとも1種のレゾールが含まれる。典型的には、使用されるレゾールは、p−アルキルフェノールをベースとする樹脂である。そのようなレゾールは、相当するp−アルキルフェノールをホルムアルデヒドと塩基性の条件下で縮合させることによって得ることができる。
Raが、H、−CH3、−CH2OH、または−CH2Brであり、
Rbが、−CH2OHまたは−CH2Brであり、
Rcが、直鎖状もしくは分岐状のC4〜C8−アルキル基であり、
nとmが、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ0〜15の範囲の整数である。
Raが、H、−CH3、−CH2OH、または−CH2Brであり、
Rbが、−CH2OHまたは−CH2Brであり、
Rcが、tert−オクチル基またはtert−ブチル基であり、
nとmが、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ0〜15の範囲の整数である。
Raが、Hまたは−CH2OHであり、
Rbが、−CH2OHであり、
Rcが、直鎖状もしくは分岐状のC4〜C8−アルキル基、特にはtert−オクチル基であり、
nとmが、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ0〜15の範囲の整数である。
本発明の組成物において使用されるシリカ系充填剤は、以下のものであってよい:
− 天然シリケート、
− 合成シリケート、
− シリカ、
− ガラス繊維、ガラス繊維製品、またはガラスマイクロビーズ。
R1、R2およびR3が、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C25−アルキル基、またはR4−C(=O)−(式中、R4は直鎖状もしくは分岐状のC1〜C25−アルキル基である)であり、
R4が、飽和であるか、または1個または複数の不飽和を有し、ビニル、−SH、置換もしくは非置換フェニル、メタクリロイルオキシおよびイソシアナトから選択される置換基を0個、1個、もしくは2個以上有する、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C14−アルキル基を表すか、または−R5−(S)x−R5−Si(OR1)(OR2)(OR3)(式中、R1、R2およびR3は、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ式(I)において定義されたものであり、R5は、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C14−アルキレン基であり、xは1〜8の数である)である]
、または、それらに代わるものとして、シランを用いてあらかじめ変性されているシリカ系充填剤が使用される。
[式中、R1、R2、およびR3が、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ直鎖状もしくは分岐状のC1〜C8−アルキル基、特にはC1〜C4−アルキル基、またはR4−C(=O)−(式中、R4は、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C10−アルキル基、特にはC1〜C8−アルキル基である)であり、
R4が、飽和であるか、または1個または複数の不飽和を有し、ビニル、−SH、置換もしくは非置換フェニル、メタクリロイルオキシおよびイソシアナトから選択される置換基を0個、1個、もしくは2個以上有する、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C10−アルキル基、特にはC1〜C8−アルキル基を表すか、または−R5−(S)x−R5−Si(OR1)(OR2)(OR3)(式中、R1、R2およびR3は、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ式(I)において定義されたものであり、R5は、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C5−アルキレン基であり、xは1〜8の数である)である]、
または、別な方法として、R1、R2、R3、およびR4がそれぞれ上で定義されたものである一般式(I)のシランを用いてあらかじめ変性されているシリカ系充填剤が使用される。
式中、R1、R2、およびR3が、同一であるかまたは異なっているが、特には同一であって、それぞれ直鎖状もしくは分岐状のC1〜C4−アルキル基、特にはメチル、エチル、n−プロピル、またはi−プロピルであり、
R4が、飽和であるか、または1個または複数の不飽和を有し、ビニル、−SH、置換もしくは非置換フェニル、メタクリロイルオキシおよびイソシアナトから選択される置換基を0個、1個、もしくは2個以上有する、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C8−アルキル基を表すか、または−R5−(S)x−R5−Si(OR1)(OR2)(OR3)(式中、R1、R2およびR3は、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ式(I)において定義されたものであり、R5は、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C3−アルキレン基であり、xは2〜5の数である)である。
実証された実施態様においては、本発明の組成物が以下のものを含む:
(1)100重量部の、少なくとも1種の共役ジエン、少なくとも1種のα,β−不飽和ニトリル、および少なくとも1種の共重合可能なカルボキシル基を有するターモノマーの繰り返し単位を有する、ニトリルゴム、
(2)1〜50重量部、好ましくは2〜20重量部、特には3〜15重量部の、少なくとも1種のレゾール、
(3)20〜100重量部、好ましくは20〜60重量部の少なくとも1種のシリカ系充填剤、およびシリカ系充填剤の重量を基準にして、1〜20重量%、好ましくは2〜18重量%の一般式(I)を有する少なくとも1種のシラン、
R1、R2およびR3が、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C25−アルキル基、またはR4−C(=O)−(式中、R4は直鎖状もしくは分岐状のC1〜C25−アルキル基である)であり、
R4が、飽和であるか、または1個または複数の不飽和を有し、ビニル、−SH、置換もしくは非置換フェニル、メタクリロイルオキシおよびイソシアナトから選択される置換基を0個、1個、もしくは2個以上有する、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C14−アルキル基を表すか、または−R5−(S)x−R5−Si(OR1)(OR2)(OR3)(式中、R1、R2およびR3は、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ式(I)において定義されたものであり、R5は、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C14−アルキレン基であり、xは1〜8の数である)である]
または、別な方法として、20〜125重量部、好ましくは20〜110重量部の、シラン、好ましくは一般式(II)を用いてあらかじめ変性されているシリカ系充填剤。
(1)100重量部の、少なくとも1種の共役ジエン、少なくとも1種のα,β−不飽和ニトリル、および少なくとも1種の共重合可能なカルボキシル基を有するターモノマーの繰り返し単位を有する、ニトリルゴム、
(2)1〜50重量部、好ましくは2〜20重量部、特には3〜15重量部の、一般式(II)のレゾール、
Raが、H、−CH3、−CH2OH、または−CH2Brであり、
Rbが、−CH2OHまたは−CH2Brであり、
Rcが、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C15−アルキル基であり、
nとmが、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ0〜25の範囲の整数である]
(3)20〜100重量部、好ましくは20〜60重量部のシリカ系充填剤、およびシリカ系充填剤の重量を基準にして、1〜20重量%、好ましくは2〜18重量%の一般式(I)を有するシラン、
R1、R2およびR3が、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C25−アルキル基、またはR4−C(=O)−(式中、R4は直鎖状もしくは分岐状のC1〜C25−アルキル基である)であり、
R4が、飽和であるか、または1個または複数の不飽和を有し、ビニル、−SH、置換もしくは非置換フェニル、メタクリロイルオキシおよびイソシアナトから選択される置換基を0個、1個、もしくは2個以上有する、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C14−アルキル基を表すか、または−R5−(S)x−R5−Si(OR1)(OR2)(OR3)(式中、R1、R2およびR3は、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ式(I)において定義されたものであり、R5は、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C14−アルキレン基であり、xは1〜8の数である)である]
または、別な方法として、20〜125重量部、好ましくは20〜110重量部の、シラン、特には一般式(I)を用いてあらかじめ変性されているシリカ系充填剤。
カルボキシル化ニトリルゴムに加えて、本発明の混合物にはさらに、1種または複数のさらなるゴム、1種または複数のさらなる熱可塑性プラスチック、またはそれらの各種所望の混合物の形態にある、さらなるポリマーを含んでいてもよい。
使用されるさらなるゴムは、たとえば、以下のものの1種または複数であってよい:
・ スチレン−ブタジエンゴム(略称:SBR)
・ ニトリルゴム(略称:NBR)
・ 水素化ニトリルゴム(略称:HNBR)
・ エチレン−酢酸ビニルコポリマー(略称:EVM)
・ エチレン−プロピレン−ジエンモノマーゴム(略称:EPDM)
・ エチレン−アクリレートゴム(略称:AEM)
・ アクリレートゴム(略称:ACM)
・ フルオロゴム(略称:FKM)
・ クロロプレンゴム(略称:CR)
・ 塩素化ポリエチレン(CM)。
使用される熱可塑性ポリマーはいずれも、標準的な熱可塑性ポリマーであってよい。
本発明はさらに、成分(1)、(2)および(3)、ならびに場合によっては存在させるさらなる成分を混合することによる、本発明の組成物の製造も提供する。この混合操作は、ゴム産業において慣用されるあらゆる混合ユニット、たとえばインターナルミキサーやローラーで実施することができる。当業者ならば、適切な試験をすることによって、計量添加の順序を何の問題もなく決めることができる。
好ましいのは、「かみ合いタイプ(intermeshing)」のローター構造を有するインターナルミキサーである。
混合ユニットとしてロールを使用するのならば、同様の方法および順序で、計量仕込みを進行させることが可能である。混合物の温度を130℃よりも高くすることが困難であることが明らかになったら、一般式(I)のシランを用いてあらかじめ変性しておいたシリカ系充填剤を使用することによって本発明の混合物を製造するのが有用であることが見いだされた。
本発明はさらに、本発明の組成物を、好ましくは高温での加硫にかけることによる、加硫物を製造するためのプロセスも提供する。
使用したカルボキシル基を有するニトリルゴムは、以下の表1において特定されるカルボキシル基を有するニトリルゴムであった。
混合物は、かみ合いタイプのローター構造を有し、1.5L〜5Lの容量を有するインターナルミキサーの中で製造した。実施例における、混合物の構成成分、それらの量、およびインターナルミキサーの各種設定を、以下の表に列記した。
混合物、加硫プロファイル、さらには得られた加硫物の特性解析は、以下の表に引用した標準の方法により実施した。
Smax:加硫計ディスプレイ上の最大値
t5:最終転化率の5%に到達した加硫時間
t10:最終転化率の10%に到達した加硫時間
t90:最終転化率の90%に到達した加硫時間
TS:引張強度
EB:破断時伸び
M50:50%伸びでの応力。
IV.1.本発明実施例1*〜3*、6*、および7*、ならびに比較例4および5
実施例1*〜3*ならびに比較例4および5で使用した混合物を表5にまとめた。
比較例8〜12ならびに本発明実施例13*および14*で使用された混合物を、表6にまとめた。
表8で特定される組成を有する加硫可能な混合物を、先に挙げた一般的な手順書に従って製造した。特性解析は、ポイントIで特定された方法により実施した。
Claims (15)
- 加硫可能な組成物であって、
(1)少なくとも1種の共役ジエン、少なくとも1種のα,β−不飽和ニトリル、および少なくとも1種の共重合可能なカルボキシル基を有するターモノマーの繰り返し単位を有する、ニトリルゴム、
(2)少なくとも1種のレゾール、
(3)少なくとも1種のシリカ系充填剤および少なくとも1種の一般式(I)のシラン
R1、R2およびR3が、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C25−アルキル基、またはR4−C(=O)−(式中、R4は直鎖状もしくは分岐状のC1〜C25−アルキルである)であり、
R4が、飽和であるか、または1個または複数の不飽和を有し、ビニル、−SH、置換もしくは非置換フェニル、メタクリロイルオキシおよびイソシアナトから選択される置換基を0個、1個、もしくは2個以上有する、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C14−アルキル基を表すか、または−R5−(S)x−R5−Si(OR1)(OR2)(OR3)(式中、R1、R2およびR3は、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ式(I)において定義されたものであり、R5は、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C14−アルキレン基であり、xは1〜8の数である)である]
または、これらに代わるものとして、シランを用いて変性されたシリカ系充填剤、
を含む、加硫可能な組成物。 - 使用される前記ニトリルゴムが、少なくとも1種の(C4〜C6)共役ジエンの繰り返し単位、および少なくとも1種の(C3〜C5)−α,β−不飽和ニトリルの繰り返し単位を含むことを特徴とする、請求項1に記載の加硫可能な組成物。
- 使用される前記ニトリルゴムが、α,β−不飽和モノカルボン酸、α,β−不飽和ジカルボン酸、α,β−不飽和ジカルボン酸の無水物、およびα,β−不飽和ジカルボン酸のモノエステルの群から選択される、少なくとも1種の共重合可能なカルボキシル基を有するターモノマーの繰り返し単位を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の加硫可能な組成物。
- 前記レゾールが、
Raが、Hまたは−CH2OHであり、
Rbが、−CH2OHであり、
Rcが、直鎖状もしくは分岐状のC4〜C8−アルキル基であり、
nとmが、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ0〜15の範囲の整数である、
一般式(II)の1種または複数の化合物を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の加硫可能な組成物。 - 使用される前記シリカ系充填剤が、天然シリケート、合成シリケート、シリカ、ガラス繊維、ガラス繊維製品、またはガラスマイクロビーズであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の加硫可能な組成物。
- 使用される前記シリカ系充填剤が、沈降シリカまたはヒュームドシリカであって、ISO 9277に従うそのBET比表面積が、5〜1000m2/gの範囲である沈降シリカまたはヒュームドシリカであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の加硫可能な組成物。
- 少なくとも1種のシリカ系充填剤および少なくとも1種の一般式(I)のシラン
R1、R2、およびR3が、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ直鎖状もしくは分岐状のC1〜C8−アルキル基、またはR4−C(=O)−(式中、R4は、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C10−アルキル基である)であり、
R4が、それぞれ飽和であるか、または1個または複数の不飽和を有し、ビニル、−SH、置換もしくは非置換フェニル、メタクリロイルオキシおよびイソシアナトから選択される置換基を0個、1個、もしくは2個以上有する、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C10−アルキル基を表すか、または−R5−(S)x−R5−Si(OR1)(OR2)(OR3)(式中、R1、R2およびR3は、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ式(I)において定義されたものであり、R5は、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C5−アルキレン基であり、xは1〜8の数である)である]
が使用されるか、あるいは、前記シリカ系充填剤および一般式(I)の少なくとも1種の前記シランに代えて、前記一般式(I)のシラン(式中、R1、R2、R3、およびR4はそれぞれ上述により定義されたものである)を用いてあらかじめ変性されているシリカ系充填剤が使用される、
ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の加硫可能な組成物。 - オクチルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、およびビス(トリエトキシシリルプロピル)オリゴスルフィドの群から選択される少なくとも1種のシランが使用されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の加硫可能な組成物。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の加硫可能な組成物であって、
(1)100重量部の、少なくとも1種の共役ジエン、少なくとも1種のα,β−不飽和ニトリル、および少なくとも1種の共重合可能なカルボキシル基を有するターモノマーの繰り返し単位を有する、ニトリルゴム、
(2)1〜50重量部の、少なくとも1種のレゾール、
(3)20〜100重量部の少なくとも1種のシリカ系充填剤、および前記シリカ系充填剤の重量を基準にして1〜20重量%の前記一般式(I)を有する少なくとも1種のシラン、
R1、R2およびR3が、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C25−アルキル基、またはR4−C(=O)−(式中、R4は直鎖状もしくは分岐状のC1〜C25−アルキル基である)であり、
R4が、飽和であるか、または1個または複数の不飽和を有し、ビニル、−SH、置換もしくは非置換フェニル、メタクリロイルオキシおよびイソシアナトから選択される置換基を0個、1個、もしくは2個以上有する、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C14−アルキル基を表すか、または−R5−(S)x−R5−Si(OR1)(OR2)(OR3)(式中、R1、R2およびR3は、同一であるかまたは異なっていて、それぞれ式(I)において定義されたものであり、R5は、直鎖状もしくは分岐状のC1〜C14−アルキレン基であり、xは1〜8の数である)である]
または、シリカ系充填剤と前記一般式(I)のシランとの組合せに代えて、20〜125重量部の、シランを用いてあらかじめ変性されているシリカ系充填剤、
を含む、加硫可能な組成物。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載の加硫可能な組成物であって、さらに
(4)ゴム、熱可塑性プラスチック、およびこれらの混合物、からなる群より選択される1種または複数のさらなるポリマー、
を含む、加硫可能な組成物。 - 請求項1〜11のいずれか一項に記載の加硫可能な組成物であって、さらに
(5)ハロゲン含有化合物、および
(6)0種、1種、または2種以上のさらなるゴム添加剤、
を含む、加硫可能な組成物。 - 請求項1〜12のいずれか一項に記載の加硫可能な組成物を調製するためのプロセスであって、成分(1)、(2)、および(3)、ならびに任意の成分(4)、(5)、および(6)を混合することによる、プロセス。
- 加硫物を製造するためのプロセスであって、請求項1〜12のいずれか一項に記載の加硫可能な組成物を、加硫にかけることによる、プロセス。
- 請求項1〜12のいずれか一項に記載の加硫可能な組成物からの加硫物。
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