JP6207159B2 - 出没式筆記具 - Google Patents
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Description
しかしながら、後者のような用い方をした場合には、交換後のリフィールの色と、予め押子に固定された色識別部の色とが対応しなくなってしまう場合がある。このため、リフィールを交換する際には、元の色(色識別部の色)と同一又は近似する色のものを選択する必要がある。また、このことは、交換用リフィールのバリエーションを増やし難いことの一因にもなる。
ここで、前記「種別」とは、色や、太さ、機能等の種類による区別を意味する。
この構成によれば、リフィールを異なる種別のものに交換した場合に、押子の識別部も、交換後のリフィールに対応するものに着脱交換することができる。
この構成によれば、識別部に表示される色によって筆記部の種別を認識することができる。
この構成によれば、例えば爪先や適当な治具等を、被係合部に対し楔状に差し込んで、識別部を押子から外すことができる。よって、識別部を比較的小型に形成した場合であっても、その識別部を容易に外すことができる。
この構成によれば、所定の治具を被係合部に差し込むと、該治具が押子と識別部の双方に当接して、識別部が押子から外れる。よって、識別部を比較的小型に形成した場合であっても、その識別部を前記治具によって容易に外すことができる。
この構成によれば、被係合部に所定の治具を差し込んだ場合に、該治具の中心部先端が被係合部内に当接して損傷するのを防ぐことができる。例えば、前記治具としてボールペンチップを用いた場合でも、該チップ先端を貫通孔内に挿入させることができるため、該チップ先端が被係合部内に当接して損傷するようなことを防ぐことができる。
この構成によれば、傾斜面によって前記治具を被係合部内へ導くことができる上、前記治具を傾斜面に摺接する力によって、識別部を押子本体から外すことができる。
この構成によれば、着脱交換可能な識別部を押子に嵌め合せた状態のがたつきを軽減することができる。
この構成によれば、着脱交換可能な識別部を押子本体に嵌め合せた状態のがたつきを、より効果的に軽減することができる。
ここで、前記多機能筆記具には、異なる色のリフィールを具備する多色筆記具や、ボールペン用リフィールとシャープペンシル用リフィール等のように機能の異なる複数のリフィールを具備する筆記具等を含む。
そして、この構成によれば、複数のリフィールを機能の異なるもの(色の違うものを含む)に交換した場合でも、その交換後の各リフィールの機能を、対応する押子の識別部によって認識することができる。
この構成によれば、例えば、開閉操作機能付クリップをシャープペンシル用リフィールに対応する押子として用いた場合に、前記シャープペンシル用リフィールを太さの異なるものに交換した際に、同時に前記識別部を他の形状又は色等に交換すれば、シャープペンシル用リフィールの太さが変更されたことを容易に認識することができる。
そして、この出没式筆記具1は、選択された押子20(又は30)を後退位置から前進位置まで前進させた際に、該押子20(又は30)に対応する筆記部41(又は51)を突出するとともに、押子20(又は30)を軸筒内側へ沈み込ませて係止部12c2(又は12d2)に係止する。また、出没式筆記具1は、前記係止状態を、所定の解除操作(図示例によれば他の押子30(又は20)を前進させる操作)により解除し、先に前進した押子20(又は30)を後退させるとともに筆記部41(又は51)を没入させる。
また、同出没式筆記具1は、一つの押子20を開閉操作可能なクリップとしても兼用することができるクリップ開閉操作機能付出没式筆記具として構成される。
そして、この軸筒10の内部には、図1〜図4に示すように、シャープペンシル用リフィール40及びボールペン用リフィール50、これらリフィール40,50をそれぞれ軸方向へ案内するリフィールガイド部材61、これらリフィール40,50をそれぞれ後方へ付勢する付勢部材62(図示例によれば圧縮スプリング)、シャープペンシル用リフィール40の後端に接続されるとともに押子20を構成するスライド体21、ボールペン用リフィール50の後端に接続された押子30等が設けられている。
この後軸12は、その後端側周壁に、押子20,30を軸筒軸方向へ案内する案内孔12a,12bを有する。また、後軸12内には、該後軸12とは別体の筒状スライド体12cが設けられる(図2〜図4参照)。
一方の案内孔12aは、前後方向へ連続する長尺状の貫通孔であり、軸筒周方向(図6の上下方向)の両側に略平行な2直線状に並ぶ両縁部を、その前部側の第一縁部12a1と、該第一縁部12a1よりも後側に連続する第二縁部12a2と、該第二縁部12a2よりも後側に連続する第三縁部12a3とから構成している。
この第一縁部12a1の軸筒軸方向の長さは、押子20が、第二縁部12a2に沿って前進した後に軸筒内側へ沈み込んで鉛芯繰出しのために進退操作されるように適宜に設定される。
また、この傾斜面12eは、案内孔12aの後部側及び後述する凸部12fを挟むようにして軸筒周方向の両側に設けられる。二つの傾斜面12e,12eの間であって、案内孔12aよりも後側となる部分には、クリップ体22の後端側に対し凹凸状に嵌り合う凸部12fが設けられる(図6参照)
この筒状スライド体12cの周壁には、押子20,30を前後スライド可能に受ける平坦面状のスライド面12c1,12d1や、該スライド面12c1,12d1に沿って前進した際の押子20,30を軸筒内側へ沈み込ませて係止する段状の係止部12c2,12d2等が設けられる。
前記支持凸部21bは、クリップ体22を、支持点Pを中心にして回転するように支持している。この支持構造は、例えば、軸と孔による軸受構造や、凸部と凹部による軸受構造、その他の軸受構造等とすればよい。
そして、このクリップ体22は、二つの突片部22b,22bがスライド体21の支持凸部21bに支持され、その支持点Pを中心にして回動する。
この被嵌合部22a1は、識別部24の識別本体部24aが挿入され嵌め合せられる識別本体部用凹部22a11と、該識別本体用凹部22a11内に位置するとともに識別部24の接続突部24bが挿入され嵌め合せられる被接続凹部22a12と、後述する被係合部25の片半部を構成する切欠部22a13とからなる。
これら突片部22b,22bの前端側は、軸筒側へ突出して玉部22b1を構成している。また、これら突片部22b,22bの後部側には、後述するスライド体21の支持凸部21bによって回転可能に支持される突起状の軸部22b2を有する(図15参照)。
この付勢部材23は、クリップ体22を閉鎖方向へ付勢するものであればよく、引張バネや、板バネ、支持点Pに設けられるねじりコイルバネ等に置換することが可能である。
さらに、この識別本体部24aの他例としては、該識別本体部24aの外観形状によって筆記部41,50を識別できる態様としてもよく、例えば、該識別本体部24aを筆記部41,50に対応するマスコット形状とし、意匠上の体裁を向上するようにしてもよい。
なお、この傾斜面24a11は、図示例によれば、識別部24側のみに設けているが、同様の傾斜面を、クリップ体22側のみに設けたり、識別部24側及びクリップ体22側の双方に設けるようにしてもよい。
この識別部32は、上記識別部24とは異なる色の合成樹脂材料から成形されている。
先ず、出没式筆記具1の製造時においては、案内孔12a(又は12b)の両縁部に軸筒10の外径面よりも突出する部分がないため、軸筒外周面における案内孔12a(又は12b)の近傍に転写印刷による印刷表示部10a1を容易に施すことができる。より詳細に説明すれば、図6〜図8に示すように、例えば、後軸12の外周面であって、且つ、案内孔12a,12b、第一縁部12a1、傾斜面12e以外の範囲であって、該範囲に近接する部位に、星模様の印刷表示部10a1を容易に施すことができる。
ひいては、転写印刷によって軸筒デザインのバリエーションを大幅に増加することが可能となる。
さらに、この嵌り合いと略同時に、二つの突片部22b,22bの突端が、後軸12側の傾斜面12e,12eに当接する。
したがって、クリップ体22が、開放状態で軸筒周方向やクリップ幅方向等、軸筒軸方向に対し交差する方向へがたつくのを防ぐことができる。
この交換作業の手順を詳細に説明すれば、図24及び図25に示すように、押子20(又は30)の被係合部25(又は35)に対し、棒状の治具Xが挿入される。治具Xは、図示例によれば、ボールペン用リフィールであり、その先端チップが、被係合部25(又は35)に挿入される。
この際、被係合部25(又は35)は貫通孔であるため、挿入した治具Xの先端部(ボールペンリフィールの先端チップ)が損傷するようなことを防ぐことができる。
そして、治具Xを被係合部25(又は35)内へ押し込めば、治具Xの先端側が、識別部24(又は32)の傾斜面24a11(又は32a11)と、押子20(30)の双方に当接し摺接して、識別部24(又は32)が押子20(30)から抜け出て外れる。
なお、治具X先端を被係合部25(又は35)内へ差し込み、識別部24(又は32)を治具Xでこじ上げるようにして外すことも可能である。
しかも、クリップ体22’の玉部22c’を凹状のガイド溝12g’により受けるようにしているため、クリップ体22’が軸筒周方向へがたつくのを防ぐことができる。その上、進退するクリップ体22’の玉部22c’が軸筒外周面の印刷表示部10a1に摺接することはないので、玉部22c’に擦られて印刷表示部10a1が剥がれるようなことを防ぐことができる。
10:軸筒
10a1:印刷表示部
12a,12b:案内孔
12a1:第一縁部
12a2:第二縁部
12a3:第三縁部
12c2,12d2:係止部
12f:凸部
12e:傾斜面
20,30:押子
21:スライド体
22:クリップ体
22a:表部
22b:突片部
24,32:識別部
24a,32a:識別本体部
24b,32b:接続突部
25,35:被係合部
31:押子本体
40:シャープペンシル用リフィール
41:筆記部
50:ボールペン用リフィール
51:筆記部
P:支持点
X:治具
Claims (5)
- 軸筒と、該軸筒から露出した押子と、該押子に対し着脱交換可能に装着されたリフィールとを備え、前記押子に対する進退操作に応じてリフィール先端の筆記部を出没させるようにした出没式筆記具において、
前記押子には、前記筆記部の種別を表示する識別部が、着脱交換可能に装着され、
前記押子と前記識別部の間には、内部側に凹んだ被係合部が設けれられ、
前記被係合部に所定の治具が差し込まれた場合に、該治具が前記押子と前記識別部の双方に当接して、前記識別部が前記押子から外されるようにしたことを特徴とする出没式筆記具。 - 前記識別部は、前記筆記部の種別に対応する色を表示していることを特徴とする請求項1記載の出没式筆記具。
- 前記被係合部を貫通孔としたことを特徴とする請求項1又は2記載の出没式筆記具。
- 前記被係合部の内面に、奥へ向かって内部空間を狭める傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の出没式筆記具。
- 前記識別部は、前記筆記部の種別に対応する色を表示する識別本体部と、該識別本体部から突出する接続突部とを一体に備え、前記接続突部を前記押子に挿入し嵌め合せるように構成され、
前記被係合部は、前記押子と前記識別本体部との間に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の出没式筆記具。
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