JP6099406B2 - クリップ開閉操作機能付出没式筆記具 - Google Patents
クリップ開閉操作機能付出没式筆記具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6099406B2 JP6099406B2 JP2013006787A JP2013006787A JP6099406B2 JP 6099406 B2 JP6099406 B2 JP 6099406B2 JP 2013006787 A JP2013006787 A JP 2013006787A JP 2013006787 A JP2013006787 A JP 2013006787A JP 6099406 B2 JP6099406 B2 JP 6099406B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip
- clip body
- shaft
- shaft cylinder
- writing instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 27
- 238000010023 transfer printing Methods 0.000 description 6
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 235000010585 Ammi visnaga Nutrition 0.000 description 1
- 244000153158 Ammi visnaga Species 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Clips For Writing Implements (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
このようなクリップ開閉操作機能付出没式筆記具は、クリップ体及び軸筒の後端側を手指で摘まむ操作によりクリップ体の前端側を大きく開放することができるため、クリップ体と軸筒との間に、厚みのあるボードや衣類等を挟むことができ、その使い勝手が非常に良好である。
この構成によれば、クリップ体を後退位置で開放すると、該クリップ体の後端側の部分が軸筒に対し凹凸状に嵌り合う。したがって、クリップ体が、開放状態で軸筒周方向やクリップ幅方向等、軸筒軸方向に対し交差する方向へがたつくのを防ぐことができる。
この構成によれば、クリップ体を開放状態から閉鎖する際には、クリップ後端側の凹凸状の嵌り合いが解除される。したがって、前記凹凸状に嵌り合う部分により摩擦抵抗を生じるようなことを防止でき、クリップ体の進退や回動をスムーズに行うことができる。
この構成によれば、クリップ体を開放した際に、該クリップ体の二つの突片部の間に凸部が嵌り合うため、軸筒軸方向に対する交差方向のがたつきを効果的に防止することができる。
この構成によれば、クリップ体を開放した際に、該クリップ体の二つの突片部の間に凸部が嵌り合うとともに、二つの突片部が軸筒後端の傾斜面に当接するため、軸筒軸方向に対する交差方向のがたつきを効果的に防止することができる上、開放状態のクリップ体が前方へスライドしたり前後にがたついたりするのを防止することもできる。
そして、この出没式筆記具1は、選択された押子20(又は30)を後退位置から前進位置まで前進させた際に、該押子20(又は30)に対応する筆記部41(又は51)を突出するとともに、押子20(又は30)を軸筒内側へ沈み込ませて係止部12c2(又は12d2)に係止する。また、出没式筆記具1は、前記係止状態を、所定の解除操作(図示例によれば他の押子30(又は20)を前進させる操作)により解除し、先に前進した押子20(又は30)を後退させるとともに筆記部41(又は51)を没入させる。
また、同出没式筆記具1は、一つの押子20を開閉操作可能なクリップとしても兼用することができるクリップ開閉操作機能付出没式筆記具として構成される。
そして、この軸筒10の内部には、図1〜図4に示すように、シャープペンシル用リフィール40及びボールペン用リフィール50、これらリフィール40,50をそれぞれ軸方向へ案内するリフィールガイド部材61、これらリフィール40,50をそれぞれ後方へ付勢する付勢部材62(図示例によれば圧縮スプリング)、シャープペンシル用リフィール40の後端に接続されるとともに押子20を構成するスライド体21、ボールペン用リフィール50の後端に接続された押子30等が設けられている。
この後軸12は、その後端側周壁に、押子20,30を軸筒軸方向へ案内する案内孔12a,12bを有する。また、後軸12内には、該後軸12とは別体の筒状スライド体12cが設けられる(図2〜図4参照)。
一方の案内孔12aは、前後方向へ連続する長尺状の貫通孔であり、軸筒周方向(図6の上下方向)の両側に略平行な2直線状に並ぶ両縁部を、その前部側の第一縁部12a1と、該第一縁部12a1よりも後側に連続する第二縁部12a2と、該第二縁部12a2よりも後側に連続する第三縁部12a3とから構成している。
この第一縁部12a1の軸筒軸方向の長さは、押子20が、第二縁部12a2に沿って前進した後に軸筒内側へ沈み込んで鉛芯繰出しのために進退操作されるように適宜に設定される。
また、この傾斜面12eは、案内孔12aの後部側及び後述する凸部12fを挟むようにして軸筒周方向の両側に設けられる。二つの傾斜面12e,12eの間であって、案内孔12aよりも後側となる部分には、クリップ体22の後端側に対し凹凸状に嵌り合う凸部12fが設けられる(図6参照)
この筒状スライド体12cの周壁には、押子20,30を前後スライド可能に受ける平坦面状のスライド面12c1,12d1や、該スライド面12c1,12d1に沿って前進した際の押子20,30を軸筒内側へ沈み込ませて係止する段状の係止部12c2,12d2等が設けられる。
前記支持凸部21bは、クリップ体22を、支持点Pを中心にして回転するように支持している。この支持構造は、例えば、軸と孔による軸受構造や、凸部と凹部による軸受構造、その他の軸受構造等とすればよい。
そして、このクリップ体22は、二つの突片部22b,22bがスライド体21の支持凸部21bに支持され、その支持点Pを中心にして回動する。
この被嵌合部22a1は、識別部24の識別本体部24aが挿入され嵌め合せられる識別本体部用凹部22a11と、該識別本体用凹部22a11内に位置するとともに識別部24の接続突部24bが挿入され嵌め合せられる被接続凹部22a12と、後述する被係合部25の片半部を構成する切欠部22a13とからなる。
これら突片部22b,22bの前端側は、軸筒側へ突出して玉部22b1を構成している。また、これら突片部22b,22bの後部側には、後述するスライド体21の支持凸部21bによって回転可能に支持される突起状の軸部22b2を有する(図15参照)。
この付勢部材23は、クリップ体22を閉鎖方向へ付勢するものであればよく、引張バネや、板バネ、支持点Pに設けられるねじりコイルバネ等に置換することが可能である。
さらに、この識別本体部24aの他例としては、該識別本体部24aの外観形状によって筆記部41,50を識別できる態様としてもよく、例えば、該識別本体部24aを筆記部41,50に対応するマスコット形状とし、意匠上の体裁を向上するようにしてもよい。
なお、この傾斜面24a11は、図示例によれば、識別部24側のみに設けているが、同様の傾斜面を、クリップ体22側のみに設けたり、識別部24側及びクリップ体22側の双方に設けるようにしてもよい。
この識別部32は、上記識別部24とは異なる色の合成樹脂材料から成形されている。
先ず、出没式筆記具1の製造時においては、案内孔12a(又は12b)の両縁部に軸筒10の外径面よりも突出する部分がないため、軸筒外周面における案内孔12a(又は12b)の近傍に転写印刷による印刷表示部10a1を容易に施すことができる。より詳細に説明すれば、図6〜図8に示すように、例えば、後軸12の外周面であって、且つ、案内孔12a,12b、第一縁部12a1、傾斜面12e以外の範囲であって、該範囲に近接する部位に、星模様の印刷表示部10a1を容易に施すことができる。
ひいては、転写印刷によって軸筒デザインのバリエーションを大幅に増加することが可能となる。
さらに、この嵌り合いと略同時に、二つの突片部22b,22bの突端が、後軸12側の傾斜面12e,12eに当接する。
したがって、クリップ体22が、開放状態で軸筒周方向やクリップ幅方向等、軸筒軸方向に対し交差する方向へがたつくのを防ぐことができる。
この交換作業の手順を詳細に説明すれば、図24及び図25に示すように、押子20(又は30)の被係合部25(又は35)に対し、棒状の治具Xが挿入される。治具Xは、図示例によれば、ボールペン用リフィールであり、その先端チップが、被係合部25(又は35)に挿入される。
この際、被係合部25(又は35)は貫通孔であるため、挿入した治具Xの先端部(ボールペンリフィールの先端チップ)が損傷するようなことを防ぐことができる。
そして、治具Xを被係合部25(又は35)内へ押し込めば、治具Xの先端側が、識別部24(又は32)の傾斜面24a11(又は32a11)と、押子20(30)の双方に当接し摺接して、識別部24(又は32)が押子20(30)から抜け出て外れる。
なお、治具X先端を被係合部25(又は35)内へ差し込み、識別部24(又は32)を治具Xでこじ上げるようにして外すことも可能である。
しかも、クリップ体22’の玉部22c’を凹状のガイド溝12g’により受けるようにしているため、クリップ体22’が軸筒周方向へがたつくのを防ぐことができる。その上、進退するクリップ体22’の玉部22c’が軸筒外周面の印刷表示部10a1に摺接することはないので、玉部22c’に擦られて印刷表示部10a1が剥がれるようなことを防ぐことができる。
10:軸筒
10a1:印刷表示部
12a,12b:案内孔
12a1:第一縁部
12a2:第二縁部
12a3:第三縁部
12c2,12d2:係止部
12f:凸部
12e:傾斜面
20,30:押子
21:スライド体
22:クリップ体
22a:表部
22b:突片部
24,32:識別部
24a,32a:識別本体部
24b,32b:接続突部
25,35:被係合部
31:押子本体
40:シャープペンシル用リフィール
41:筆記部
50:ボールペン用リフィール
51:筆記部
P:支持点
X:治具
Claims (4)
- 軸筒と、該軸筒に沿って前進位置と後退位置との間を進退するスライド体と、該スライド体に支持されて軸筒外に露出したクリップ体と、前記スライド体の進退により出没する筆記部とを備え、前記クリップ体における前記スライド体との支持点よりも後側の部分が軸筒径内方向へ押動されることによって、前記クリップ体における前記支持点よりも前側の部分を軸筒から離隔させて開放するようにしたクリップ開閉操作機能付出没式筆記具において、
前記クリップ体が前記後退位置で開放するのに伴って、前記クリップ体における前記支持点よりも後側の部分が、軸筒に対し凹凸状に嵌り合うようにしたことを特徴とするクリップ開閉操作機能付出没式筆記具。 - 前記クリップ体における前記支持点よりも後側の部分は、前記クリップ体が前記後退位置で開放状態から閉鎖するのに伴って、軸筒から離れて凹凸状に嵌り合っていない状態になることを特徴とする請求項1記載のクリップ開閉操作機能付出没式筆記具。
- 前記クリップ体における前記支持点よりも後側の裏面に、クリップ幅方向へ間隔を置くとともに前後方向へ連続する二つの突片部を設けるとともに、軸筒の後端側には、前記二つの突片部の内側に嵌り合う凸部を設け、
これら二つの突片部と凸部により前記凹凸状の嵌り合いが構成されるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のクリップ開閉操作機能付出没式筆記具。 - 軸筒外周面において前記凸部をクリップ幅方向に挟む両側に、後方へ向かって軸筒径内方向へ傾斜する傾斜面を形成し、前記クリップ体が、前記二つの突片部の間に前記凸部を嵌め合せるとともに、前記二つの突片部の突端を、前記傾斜面に当接させるようにしたことを特徴とする請求項3記載のクリップ開閉操作機能付出没式筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013006787A JP6099406B2 (ja) | 2013-01-17 | 2013-01-17 | クリップ開閉操作機能付出没式筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013006787A JP6099406B2 (ja) | 2013-01-17 | 2013-01-17 | クリップ開閉操作機能付出没式筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014136395A JP2014136395A (ja) | 2014-07-28 |
JP6099406B2 true JP6099406B2 (ja) | 2017-03-22 |
Family
ID=51414186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013006787A Active JP6099406B2 (ja) | 2013-01-17 | 2013-01-17 | クリップ開閉操作機能付出没式筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6099406B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4704885B2 (ja) * | 2005-10-25 | 2011-06-22 | ゼブラ株式会社 | 出没式筆記具 |
JP2008230085A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Sailor Pen Co Ltd:The | 筆記具のクリップ取付構造 |
JP5196888B2 (ja) * | 2007-06-29 | 2013-05-15 | 東京金属工業株式会社 | クリップ取付構造 |
JP2009279802A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Sailor Pen Co Ltd:The | 筆記具のクリップ取付構造 |
-
2013
- 2013-01-17 JP JP2013006787A patent/JP6099406B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014136395A (ja) | 2014-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5196481B2 (ja) | 複式筆記具 | |
KR102462876B1 (ko) | 출몰구 부착 필기구 | |
JP5433458B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP6207159B2 (ja) | 出没式筆記具 | |
JP6099406B2 (ja) | クリップ開閉操作機能付出没式筆記具 | |
JP6207160B2 (ja) | 出没式筆記具 | |
JP4796037B2 (ja) | 出没式筆記具 | |
JP5593646B2 (ja) | 筆記具 | |
JP7122961B2 (ja) | 筆記具 | |
JP5679434B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP6170689B2 (ja) | リフィール識別部材 | |
JP5768638B2 (ja) | 複式筆記具 | |
JP2017030247A (ja) | 複式筆記具 | |
JP5259314B2 (ja) | 筆記具のクリップ取付構造 | |
JP5705571B2 (ja) | スライド式の多芯筆記具 | |
JP7556728B2 (ja) | ノック式筆記具 | |
JP5896722B2 (ja) | 多機能ペン | |
JP5896721B2 (ja) | 多機能ペン | |
JP2010064365A (ja) | 多芯筆記具用レフィル | |
JP4977790B2 (ja) | 出没式筆記具 | |
JP2013091302A (ja) | ノック式筆記具 | |
JP5840414B2 (ja) | スライド式の多芯筆記具 | |
JP5843196B2 (ja) | 多機能ペン | |
JP5279535B2 (ja) | スライド式の複合筆記具 | |
JP4906657B2 (ja) | 複合筆記具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6099406 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |