JP2013091302A - ノック式筆記具 - Google Patents

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寛 加藤
Taisuke Shimada
泰介 島田
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Abstract

【課題】本発明の課題は、組立性が良好で、クリップの連結部が外れにくいクリップを有するノック式筆記具を簡単な構造で提供することである。
【解決手段】本発明は、出没機構を具備してなるノック式筆記具であって、前記クリップが、前記軸筒の後端部に装着したクリップ台に回動自在に連結し、該クリップ台の外壁面とクリップの底壁面間に配設した弾発部材によって、常時、前記クリップの先端部をクリップ台の外壁面に圧接し、クリップの後端部を押圧することにより、クリップとクリップ台との連結部を支点とし、前記クリップの先端部を軸筒の外壁面から離間可能に配設するとともに、前記軸筒の後端部の横断面を略U字形状とし、前記軸筒の後端部に、クリップの底面側に向かって延びる壁部を設けるとともに、前記壁部の少なくとも一部が、前記クリップとクリップ台の連結部における周方向の延長線上に位置することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ノック式筆記具に関し、さらに詳細には、筆記体の筆記先端部を軸筒の先端開口部から出没可能な機構を具備してなるクリップを有するノック式筆記具に関する。
従来から、筒体の外壁面とクリップの底壁面間に配設した弾発部材によって、常時、クリップの先端部を筒体の外壁面に圧接し、クリップの後端部を押圧することにより、クリップと筒体との連結部を支点とし、前記クリップの先端部を軸筒の外壁面から離間可能に配設したクリップを有する筆記具はよく知られている。こうしたクリップを有する筆記具において、特開平9−99690号公報「ノック式筆記具」や特開2009−6643号公報「クリップ取付構造」、特開2005−231148号公報「シャープペンシル」等に、コイルスプリングや板バネなど弾発部材によってクリップを弾発した筆記具が開示されている。
特開平9−99690号公報 特開2009−6643号公報 特開2005−231148号公報
しかしながら、特許文献1、2は、筒体内にてクリップと連結しているため、組立性も煩雑になるとともに、クリップと筒体の連結部を挿入する空間を設ける必要がある等の問題があった。
こうした問題を鑑みて、特許文献3のように、クリップと筒体の連結部を筒体の外側に設けることが考えられるが、連結部が外部に露出するために、落下の衝撃などによって、連結が外れる恐れがあり、強固に連結する必要があった。
本発明はこれらの従来技術に鑑みてなされたものであって、組立性が良好で、クリップの連結部が外れにくいクリップを有するノック式筆記具を簡単な構造で提供することにある。
本発明は、前記問題を解決するために、軸筒内に、筆記体をコイルスプリングによって後方に付勢して配設し、前記軸筒から後方に突出し、軸筒内を摺動自在に配設したノック体を軸筒先端側に押圧することで、ノック体の外壁に形成した係止部が、クリップの先端部の被係止部に係止して、前記筆記体の筆記先端部を、前記軸筒の先端開口部から突出した状態を維持し、前記クリップの後端部を押圧して、クリップの被係止部に係止した係止部を解除し、前記コイルスプリングの付勢力によって、前記筆記体の筆記先端部を軸筒の先端開口部内に没入することができる出没機構を具備してなるノック式筆記具であって、前記クリップが、前記軸筒の後端部に装着したクリップ台に回動自在に連結し、該クリップ台の外壁面とクリップの底壁面間に配設した弾発部材によって、常時、前記クリップの先端部をクリップ台の外壁面に圧接し、クリップの後端部を押圧することにより、クリップとクリップ台との連結部を支点とし、前記クリップの先端部を軸筒の外壁面から離間可能に配設するとともに、前記軸筒の後端部の横断面を略U字形状とし、前記軸筒の後端部に、クリップの底面側に向かって延びる壁部を設けるとともに、前記壁部の少なくとも一部が、前記クリップとクリップ台の連結部における周方向の延長線上に位置することを特徴とする。
また、前記壁部に、前記軸本体の軸心側に向かって延びる延設部を設けたことを特徴とする。
本願発明の第1の構成によれば、出没機構を具備してなるノック式筆記具であって、前記クリップが、前記軸筒の後端部に装着したクリップ台に回動自在に連結し、該クリップ台の外壁面とクリップの底壁面間に配設した弾発部材によって、常時、前記クリップの先端部をクリップ台の外壁面に圧接し、クリップの後端部を押圧することにより、クリップとクリップ台との連結部を支点とし、前記クリップの先端部を軸筒の外壁面から離間可能に配設するとともに、前記軸筒の後端部の横断面を略U字形状とし、前記軸筒の後端部に、クリップの底面側に向かって延びる壁部を設けるとともに、前記壁部の少なくとも一部が、前記クリップとクリップ台の連結部における周方向の延長線上に位置するため、クリップとクリップ台の連結部が、軸筒の壁部によって周方向に外れ難くなるため、強固な連結を必要とせず、組立性を向上する効果を奏することができる。
また、軸筒の後端部の横断面を略U字形状としあるため、軸筒後端部の壁部間に長手方向に延びるガイド溝となるため、予めクリップを連結してあっても連結部が外部に露出することなく、クリップ台を軸筒後端側から装着することができる効果を奏する。
本願発明の第2の構成によれば、前記壁部に、前記軸本体の軸心側に向かって延びる延設部を設けてあるため、連結部と壁部との距離を短くすることができるとともに、壁部が外側へ開き難くすることができる。
尚、クリップとクリップ台との連結部は、クリップとクリップ台との連結部を支点としクリップの先端部をクリップ台から離間可能な構造であれば特に限定されるものではなく、クリップ台又はクリップに形成した凸部と、クリップ又はクリップ台に形成した突部に対向する凹部との係合等、適宜選択することができるが、クリップとクリップ台の連結部が、クリップ台に設けた支柱の貫通孔と、クリップの取付部に設けた貫通孔とを取付ピンによって連結してある構造は、ピンが外れる恐れがあるために特に効果的である。
また、本発明のクリップには、ステンレス鋼、銅合金、アルミニウム等の金属材料やPC樹脂、PP樹脂、AS樹脂等の樹脂材料など、筆記具のクリップとして一般的に知られている材料のなかから適宜選定すればよい。
本発明は、組立性が良好で、クリップの連結部が外れにくいクリップを有するノック式筆記具を簡単な構造で提供することができた。
実施例1のノック式筆記具を示す縦断面図である。 図1における筆記先端部を突出した状態を示す図である。 図2におけるA−A断面図である。 図1におけるクリップを省略した上面図である。 図4におけるB−B断面図である。
次に図面を参照しながら、本発明のノック式筆記具の実施例を説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
実施例1
図1から図5に示す実施例1のノック式筆記具1は、軸筒2後端部に、後端部が円筒体からなるクリップ台5を装着し、軸筒2の先端部に口先部材3を螺着して軸筒本体を構成し、クリップ台5の外壁に設けられた支柱5Aと、金属製からなるクリップ6とを連結し、クリップ6とクリップ台5との連結部Rを支点として回動可能に連結するとともに、クリップ6の内壁とクリップ台5との間であって支柱5Aの後方に配設され、クリップ台5の外壁に立設されクリップ側に向かって延びる円柱状の突部5Cに配設したコイルスプリングからなる弾発部材10によって、クリップ6の内壁の先端部に設けた被係止部6Aを常時軸筒2側に弾発するとともに、クリップ6の後端部6Bを軸筒2側へ押圧することによりクリップ6とクリップ台5との連結部Rを支点とし軸筒2に対しクリップ6の被係止部6Aを軸筒2から離間可能にしてある。
また、軸筒2内には、インキ収容筒内にボールペン用インキ(図示せず)を充填し、ボールペンチップを筆記先端部8としたボールペンレフィルからなる筆記体7をコイルスプリング9によって後方に付勢して配設し、軸筒2及びクリップ台5から後方に突出し、クリップ台5内を摺動自在に配設したノック体4を口先部材3側に押圧することで、ノック体4の外壁に形成した係止部4Aが、クリップ6の先端部の被係止部6Aに係止して、筆記体の筆記先端部8を、口先部材3の先端開口部3Aから突出した状態を維持し、クリップ6の後端部6Bを押圧して、クリップ6の被係止部6Aに係止した係止部4Aを解除すると、コイルスプリング9の付勢力によって、筆記体の筆記先端部8を口先部材3の先端開口部3A内に没入することができる出没機構を具備したノック式筆記具1である。
クリップ6とクリップ台5との連結部Rは、クリップ台5の支柱5Aに形成された周方向に貫通した係合用孔部5Bと、クリップ6の側壁に形成された周方向に貫通した係合用孔部6Cとをピン12によって、クリップ6がクリップ台5に対して回動自在に係合して連結してある。
軸筒2は、軸筒2の後端部の横断面を略U字形状とし、軸筒2の後端部に、クリップ6の底面側に向かって延びる壁部2Aを併設するとともに、壁部2Aには、クリップ6とクリップ台5との連結部Rに向かって延びる延設部2Bを周方向に離間して設けてある。この延設部2Bの隙間Kは、軸筒2の後端から先端側に向かって長手方向に向かって延びるガイド溝Sとしてある。
軸筒2とクリップ台5は、クリップ台5に設けた突起5Dを軸筒2に設けた係合孔2Cに係合して装着してある。具体的には、クリップ6をクリップ台5に連結した後、軸筒2後端側から軸筒後端部の壁部2Aの延設部2B間のガイド溝Sに連結部Rを案内して、クリップ台5を軸筒先端側に移動させる。この時、クリップ台5の先端部は内側への撓み易くするため、スリットを設けてあり、クリップ台5に設けた突起5Dを軸筒2に設けた係合孔2Cに容易に係合することができる。
また、軸筒2には、ノック体4の外壁に形成した係止部4Aと、クリップ6の先端部の被係止部6Aとの係止を容易にするため、クリップ6の係止部が没入する凹部2Dと、凹部2Dの底面には、ノック体4の係止部4Aが摺動可能、且つガイド溝Sの溝幅Kよりも溝幅の小さい摺動溝Tを設けてある。さらに、軸筒2の摺動溝Tと軸心で対峙する面にも凹溝T2を設け、ノック体4に設けた凸部4Bを凹溝T2に沿って摺動自在として、より出没時の操作性を高めてある。
尚、本実施例では、クリップの開閉による出没機構を例示しているが、回転カム機構など出没機構は特に限定されるものではない。
本発明のノック式筆記具は、ノック式ボールペンに限定されるものではなく、ボールペン等種々の筆記具の軸筒に利用できるものである。
1 ノック式筆記具
2 軸筒
2A 壁部
2B 延設部
2C 係合孔
2D 摺動溝
3 口先部材
4 ノック体
4A 係止部
5 クリップ台
5A 支柱
5B 係合用孔部
5C 突部
6 クリップ
6A 被係止部
6B 後端部
6C 係合用孔部
7 筆記体
8 筆記先端部
9 コイルスプリング
10 コイルスプリング
11 弾発部材
12 ピン

Claims (2)

  1. 軸筒内に、筆記体をコイルスプリングによって後方に付勢して配設し、前記軸筒から後方に突出し、軸筒内を摺動自在に配設したノック体を軸筒先端側に押圧することで、ノック体の外壁に形成した係止部が、クリップの先端部の被係止部に係止して、前記筆記体の筆記先端部を、前記軸筒の先端開口部から突出した状態を維持し、前記クリップの後端部を押圧して、クリップの被係止部に係止した係止部を解除し、前記コイルスプリングの付勢力によって、前記筆記体の筆記先端部を軸筒の先端開口部内に没入することができる出没機構を具備してなるノック式筆記具であって、前記クリップが、前記軸筒の後端部に装着したクリップ台に回動自在に連結し、該クリップ台の外壁面とクリップの底壁面間に配設した弾発部材によって、常時、前記クリップの先端部をクリップ台の外壁面に圧接し、クリップの後端部を押圧することにより、クリップとクリップ台との連結部を支点とし、前記クリップの先端部を軸筒の外壁面から離間可能に配設するとともに、前記軸筒の後端部の横断面を略U字形状とし、前記軸筒の後端部に、クリップの底面側に向かって延びる壁部を設けるとともに、前記壁部の少なくとも一部が、前記クリップとクリップ台の連結部における周方向の延長線上に位置することを特徴とするノック式筆記具。
  2. 前記壁部に、前記軸本体の軸心側に向かって延びる延設部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のノック式筆記具。
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CN109906152A (zh) * 2016-11-04 2019-06-18 徐真姬 具有防污染功能的按压式书写工具

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