JP7122961B2 - 筆記具 - Google Patents
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Description
<全体構成>
本開示における第1実施形態の筆記具10は、図1の正面図で示すような外観を呈する。筆記具10は、各々筆記先端43を有する複数の、具体的には4本の筆記体40(図4参照)としてのボールペンリフィルを軸筒11の内部に収容した構成を有する。軸筒11は、前半部分を構成する先軸20と、後半部分を構成する後軸30とが互いに螺合して形成される。なお、この図1は、4本の筆記体40の全てが軸筒11の中に没入している状態を示している。
図2及び図3は、本実施形態の筆記具10を後方視でそれぞれ示す平面図及び斜視図である。軸筒後端面13は、図2に示すように、後方視で円形を呈している。換言すると、軸筒後端面の外周14は円形を呈している。なお、軸筒後端面13は必ずしも幾何学的な意味での円である必要はなく、円周の一部に欠けた箇所があったとしてもその箇所を補完すれば全体として円形と認められる形状であれば足りる。軸筒後端面の外周14と、軸筒の外側面12との間には、これらを連結する傾斜面(図3参照)としての軸筒連結面15が形成されている。軸筒連結面15は、筆記体40と同数の4箇所の切り欠き18にて分断されている。軸筒連結面15と軸筒の外側面12との境界をなす軸筒連結面の先端縁16は円弧状を呈しており、これらの円弧は、切り欠き18の部分で連結されると後方視にて仮想的な円周17となる(図2参照)。案内溝19はこの切り欠き18から先端方向へ延設されている(図3参照)。切り欠き18は軸心に対して等配されており(図2参照)、したがって、ここから先端方向へ延設される案内溝19も同様に等配されている。
図4は、図2のA-A断面図であり、筆記具10の内部構造を示す。
図5は、軸筒11の後半部分である後軸30の外観を正面図で示す。
図8~図11は、操作体50の外観を、それぞれ前方斜視図、後方斜視図、正面図及び側面図で示す。
図12~図16は、内筒60の外観を、それぞれ前方斜視図、後方斜視図、正面図、底面図及び平面図で示す。また、図17は、内筒60の一部を破断して内部構造を示した斜視図である。
図18~図22は、ガイド部材70の外観を、それぞれ前方斜視図、後方斜視図、正面図、底面図及び平面図で示す。
図4の断面図及び適宜他の図を参照しつつ、本実施形態の筆記具10の作用を説明する。
<全体構成>
本開示における第2実施形態の筆記具10は、図23の正面図で示すような外観を呈する。筆記具10は、各々筆記先端43を有する複数の、具体的には4本の筆記体40(図26参照)としてのボールペンリフィルを軸筒11の内部に収容した構成を有する。軸筒11は、前半部分を構成する先軸20と、後半部分を構成する後軸30とが互いに螺合して形成される。なお、この図23は、4本の筆記体40の全てが軸筒11の中に没入している状態を示している。
図24及び図25は、本実施形態の筆記具10を後方視でそれぞれ示す平面図及び斜視図である。軸筒後端面13は、図24に示すように、後方視で4箇所が切り欠かれた円形を呈している。なお、軸筒後端面13は幾何学的な意味での円ではないが、円周の一部の欠けた箇所が操作体50の後端により補完されて全体としてほぼ円形をなしている。軸筒後端面の外周14と、軸筒の外側面12との間には、これらを連結する傾斜面(図25参照)としての軸筒連結面15が形成されている。軸筒連結面15は、筆記体40と同数の4箇所の切り欠き18にて分断されている。本実施形態では、この切り欠き18は軸筒後端面13まで浸入しているため、先述のように軸筒後端面13は4箇所が切り欠かれた円形となっている。軸筒連結面15と軸筒の外側面12との境界をなす軸筒連結面の先端縁16は円弧状を呈しており、これらの円弧は、切り欠き18の部分で連結されると後方視にて仮想的な円周17となる(図24参照)。案内溝19はこの切り欠き18から先端方向へ延設されている(図25参照)。切り欠き18は軸心に対して等配されており(図24参照)、したがって、ここから先端方向へ延設される案内溝19も同様に等配されている。
図26は、図24のC-C断面図であり、筆記具10の内部構造を示す。
図27は、軸筒11の後半部分である後軸30の外観を正面図で示す。
図30~図33は、操作体50の外観を、それぞれ前方斜視図、後方斜視図、正面図及び側面図で示す。
図34~図38は、内筒60の外観を、それぞれ前方斜視図、後方斜視図、正面図、底面図及び平面図で示す。また、図39は、内筒60の一部を破断して内部構造を示した斜視図である。
ガイド部材70については、第1実施形態と同様である。
図26の断面図及び適宜他の図を参照しつつ、本実施形態の筆記具10の作用を説明する。
13 軸筒後端面 14 軸筒後端面の外周 15 軸筒連結面
16 軸筒連結面の先端縁 17 仮想的な円周 18 切り欠き
19 案内溝
20 先軸 21 雄ネジ 22 グリップ部
23 先細部 24 先端開口
30 後軸 31 雌ネジ 32 補強リブ
33 支持突条
40 筆記体 41 インク収容管 42 継手
43 筆記先端
50 操作体 51 操作突起 51A 後端係止部
51B 垂直面 51C 平行面 51D 陥凹部
52 操作体後端面 52A 識別突起 53 接続突起
54 外方突起 55 前方解除突起 56 後方解除突起
57 摺動翼突起 58 後端支持面
60 内筒 61 先端環状部 62 十字開口
63 後端円盤部 64 後端孔 65 後端切り欠き
66 内筒側面 67 側面開口 68 ガイドレール
68A 係止端 69 補強部
70 ガイド部材 71 先端筒状部 72 挿通孔
73 中心柱 74 周辺柱 75 周辺突起
78 先端支持面
80 付勢部材
Claims (6)
- 筆記先端を有する筆記体と、
前記筆記体を収容する軸筒と、
前記軸筒の先端に設けられ、前記筆記先端が出没可能な先端開口と、
前記軸筒の後端に設けられ、後方視で円形を呈する平坦面である軸筒後端面と、
前記軸筒後端面の外周と前記軸筒の外側面とを連結する傾斜面である軸筒連結面と、
後方視で前記軸筒連結面を分断する切り欠きと、
前記筆記体の後端に装着された状態で前記軸筒に収容される操作体と、
前記筆記体に装着され、前記操作体を後方へ付勢する付勢部材と、
前記軸筒において前記切り欠きから長手方向に沿って先端方向へ前記軸筒の中途部分まで延設され、前記操作体が前後方向に摺動可能な案内溝と、
前記操作体の外側面に設けられ、前記案内溝から外方へ突出する操作突起と、
前記操作体の後端に設けられ、前記付勢部材の後方への付勢により前記筆記先端が前記先端開口に没入している状態において、前記軸筒連結面と面一となる操作体後端面と、を有することを特徴とする筆記具。 - 前記軸筒は、複数の前記筆記体を収容し、
前記軸筒における前記切り欠き及び前記案内溝並びに前記操作体及び前記付勢部材はいずれも前記筆記体と同数が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の筆記具。 - 前記操作体のうち少なくとも1つは、他の前記操作体とは異なる色彩及び異なる形状の少なくとも一方を有していることを特徴とする、請求項2に記載の筆記具。
- 前記操作突起の少なくとも1つは、表面に識別突起が形成されていることを特徴とする、請求項2又は3に記載の筆記具。
- 前記操作突起は、前記操作体後端面から曲面をもって連続していることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の筆記具。
- 前記操作突起と前記操作体後端面との間には陥凹部が形成されていることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の筆記具。
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