JP7087370B2 - 長尺物繰り出し装置及びこれを備える筆記具 - Google Patents
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Description
長尺物を少なくとも部分的に収容する軸筒と、
前記長尺物を前記軸筒の内部において保持する保持部と、前記軸筒の外部に少なくとも部分的に位置し、操作によって前記保持部を前後に摺動可能な操作部と、これら保持部と操作部との連結部とを有する摺動子を備えた長尺物繰り出し装置において、
前記軸筒は、前記摺動子を案内するための案内孔を有し、
前記摺動子を該軸筒に対して係止するための少なくとも一つの係止部を含み、
前記摺動子は、前記摺動子を案内するための案内孔を有し、
前記係止部に係合可能な係合部を含み、
前記連結部の前記軸筒内に配される部分として、前記長尺物の繰り出し方向に板幅方向を形成した板状の梁部分として弾性作用部を有する。
前記弾性作用部は、屈曲形状を有する板状の梁を含む。
前記摺動子は前記軸筒の内部に位置する部分に、前記案内孔より幅広部分を形成する抜け防止用鍔部を有する。
この場合、例えば、操作部に対して、軸筒から取り外そうとする力が加わると、摺動子の形状によっては、板状の梁等の軸筒内に収容される部分が、案内孔を介して軸筒の外部に飛び出すように変形して破損するおそれがある。
この点、上記(3)の構成によれば、摺動子は軸筒の内部に位置する部分に、案内孔より幅広部分を形成する、抜け防止用鍔部を有しているので、軸筒外部への飛び出しを抑制することができ、摺動子が破損しにくくなる。
前記軸筒は、前記長尺物が貫通可能な第1開口を含む第1端部と、前記長尺物の繰り出し方向において前記第1端部とは反対側に位置し、第2開口を含む第2端部と、を有し、
前記案内孔は、前記第2端部まで延びて前記第2開口に連通して設けられており、
前記長尺物繰り出し装置は、
前記第2端部において前記案内孔に挿入され、前記案内孔の最小幅を規制するためのスペーサ部材を備える。
前記長尺物繰り出し装置を備える第1軸筒と、
筆記部及び/又は筆記部材を吐出可能な吐出機構を内蔵し、
側壁部に吐出機構を駆動させる吐出操作部を配置した第2軸筒とを、
接続し、
前記第1軸筒の操作部に対する案内孔と、
前記第2軸筒の吐出操作部を配した窓孔とを、
周方向における配置位置を異ならしめた。
第1軸筒の操作部に対する案内孔と、第2軸筒の吐出操作部を配した窓孔とを、周方向における配置位置を同じ、つまり、軸筒の孔同士を同一直線上にすると、軸筒に力が掛かったとき、軸筒が曲がりやすい方向が一緒になるため、第1軸筒と第2軸筒を接続した場合、軸筒全体が大きく曲がることになり、長尺物繰り出し装置を備える筆記具が破損する懸念があった。
上記(6)の構成によれば、第1軸筒の操作部に対する案内孔と、第2軸筒の吐出操作部を配した窓孔とを、周方向における配置位置を異ならしめた、各孔の形成範囲を長手方向に延長した仮想範囲が重ならないという意味であり、つまり、軸筒の孔同士を同一直線上からずらすことにより、第1軸筒と第2軸筒の曲がりやすい方向を分散させることができ、軸筒が大きく曲がることを極力少なくしたことにより、長尺物繰り出し装置を備える筆記具が破損することを抑えることができる。
図1は、一実施形態に係る長尺物繰り出し装置の正面図であり、図2は、図1のA-A断面を示す図である。図1及び図2に示すように、一実施形態に係る長尺物繰り出し装置1は、長尺物2を少なくとも部分的に収容する軸筒4と、軸筒4の軸方向(以下、単に「軸方向」ともいう。)に沿って移動可能な摺動子6と、を備えている。
長尺物2が保持部30に保持された状態において、長尺物2は、摺動子6とともに軸方向に沿って移動可能であり、長尺物2の両端部のうち、保持部30に保持された端部2aとは反対側に位置する端部2bが、第1開口10から出没可能となっている。
又、軸筒4には、案内孔12の幅を部分的に狭めるように、複数の突出部14が軸方向に間隔を空けて設けられている。すなわち、案内孔12は、突出部14が設けられて幅が狭くなった幅狭部分12aと、軸方向において隣り合う幅狭部分12aの間に位置し、幅狭部分よりも幅が広い幅広部分12bと、を含む。ここで、幅狭部分12aの幅をw1とし、幅広部分12bの幅をw2とすれば(図1参照)、w1<w2の関係が成り立つ。なお、幅狭部分12aの幅w1及び幅広部分12bの幅w2とは、軸方向に対して垂直の方向における幅を意味する。
本発明に係る案内孔12は、軸方向に沿って真っ直ぐ延びているが、孔の幅を一定に保って延設されるクランク状やジグザグ状の孔形状にしてもよく、又、それらの形状を組み合わせたものにしてもよい。
その場合、クランクやジグザグの折れ曲がり部分が係止部に該当することとなる。
底部30aには、保持部30に保持される長尺物2に面するように、該長尺物2に向かって突出するリブ31が設けられている。このリブ31を設けることにより、リブ31が空間を形成している。
例えば、長尺物2が軟質な消しゴムの場合、消しゴムの寸法のばらつきを逃がす空間が必要となり、その空間をリブ31で形成し、長尺物2を保持することができる。
図4A~Bに示すように、弾性作用部32は、屈曲形状の部分44a,44bを有し、軸方向に対して垂直の方向において弾性変形し、伸縮可能である。
操作部34と弾性作用部32とは、弾性作用部32、係合部36、ネック部38を介して、互いに連結されている。又、操作部34及び弾性作用部32は、これらの間に軸筒4に設けられた案内孔12が位置するように設けられている。すなわち、図4Aに示すように、係合部36又はネック部38の少なくとも一方が、案内孔12を貫通するように設けられている。
操作部34が押圧されると、ネック部38及び係合部36を介して、軸方向に対して垂直の方向に沿った力が弾性作用部32に作用し、図4Bに示すように、弾性作用部32が、軸方向に対して垂直の方向で圧縮されるようになっている。
そして、上述の係止部16に係合部36が係合することにより、摺動子6が軸筒4に対して係止されるようになっている。
又、図4Bには、案内孔12の幅方向の両側に形成している突出部14によって構成される係止部16に係合部36が係合されておらず、摺動子6の軸筒4に対する係止が解除された状態が示されている。操作部34が押圧された状態では、このように、摺動子6が軸筒4に対して係止されておらず、摺動子6が軸方向に移動可能となっている。
本発明に係る突出部14は、案内孔12の幅方向の両側に形成しているが、片側だけでもよく、摺動子6の係合部36が係合できればよい。
なお、図3に示すように、係合部36の上面37は、軸方向において傾斜する斜面37aを有していてもよい。これにより、上述のように、操作部34を押圧する力を取り除いて弾性作用部32の形状を復元させるときに、係止部16と係合部36とが軸方向においてずれた位置にあったとしても、係合部36を係止部16にスムーズに係合させることができる。
あるいは、他の実施形態に係る摺動子6は、弾性作用部32から保持部30に向かって軸方向に突出する凸部を有していてもよい。
長尺物2の使用時等において、保持部30に保持される長尺物2に軸方向の力が作用すると、摺動子6の係合部36が力を受け、長尺物2及び保持部30が軸方向において弾性作用部32に向かって、軸方向の隙間分、後退し、弾性作用部32が軸方向に変形し、摺動子6の連結部40にも力が掛かり、繰り返しの使用により、弾性作用部32であったり、連結部40が破損する懸念が生じる。
この点、上述のように、摺動子6に、保持部30と弾性作用部32との間の軸方向の隙間を埋めるべく、保持部30から弾性作用部32に向かって(又は弾性作用部32から保持部30に向かって)、軸方向に突出する凸部48を設けることにより、使用時、長尺物2に軸方向の力が作用した場合であっても、凸部48と係合部36が当接し、上述の摺動子6の弾性作用部32の軸方向の変形を抑制するため、連結部40に掛かる力が低減するので、繰り返しの使用により、弾性作用部32であったり、連結部40が破損する懸念を解消することができる。
図5A,図6A,図7A、図8A、図9A、図10A及び図11Aは、図4Aと同様、軸筒4の係止部16に摺動子6の係合部36が係合した状態を示す図であり、図5B,図6B,図7B、図8B、図9B、図10B及び図11Bは、図4Bと同様、操作部34が押圧されて、係合部36の係止部16への係合が解除された状態を示す図である。
例えば、弾性作用部32の縦断面形状は、軸方向に対して垂直の方向にある断面において、図4A,Bに示すS字形状、図5A,B及び図9A,Bに示すO字又は楕円形状、図6A,Bに示す菱形形状、図7A,B及び図11A,11Bに示すC字形状、図8A,Bに示すM字形状、図10A,Bに示すV字形状であってもよく、あるいは、U字形状、Z字形状、Σ字形状等であってもよい。
この時、弾性作用部32は、竿のように梁全体がしなるように弾性変形してもよく、又は、屈曲形状を設けて、屈曲する部分が弾性変形してもよく、又、それらを組み合わせてもよい。
図11A,11Bに示す実施形態においては、軸筒4には、軸筒4の中心軸を挟んで案内孔12と反対側に案内孔12’が設けられている。そして、摺動子6の操作部34’と弾性作用部32とは、これらの間において案内孔12’を貫通するように設けられた連結部35によって互いに連結されている。
この場合、例えば、操作部34に対して、軸筒4から取り外そうと力が加わると、摺動子6の形状によっては、弾性作用部32等の軸筒4内に収容される部分が、案内孔12を介して軸筒の外部に飛び出すように変形して破損するおそれがある。
この点、上述のように、弾性作用部32は、抜け止め用鍔部43a,43bを有することにより、操作部34に対して、軸筒4から取り外そうとする力が加わっても、抜け止め用鍔部43a,43bは、案内孔12に対して、案内孔12をまたがるように、交差し、軸筒4から抜け止めの役目をしているので、軸筒4外部への飛び出しを抑制することができ、摺動子6が破損しにくくなる。
幾つかの実施形態に係る筆記具は、紙面上に描画するための筆記部と、上述した長尺物繰り出し装置1を備える。
また、熱によって消せるインキ筆跡に摩擦熱を付与する摩擦具でもよい。
シャープペンシルユニット50(筆記部)は、いわゆるサイドノック式シャープペンシルであり、筆記部材であるシャープペンシル用芯(筆記部材)を吐出操作するノック部54を押圧操作するごとにシャープペンシル用芯(筆記部材)が前方の先端部から順次吐出され繰り出されるものである。
なお、図16及び図17においては、説明の便宜上、後述する、吐出操作するノック部54については、D-D線に沿った断面ではなく、吐出操作するノック部54の側壁部56における断面を示し、テーパースライド70については、断面ではなく、側面視した状態を示している。
以下の説明において、筆記具100の軸方向において、シャープペンシルユニット50(筆記部)側を前方とし、消し具繰り出し装置1’側を後方とする。
そして、摺動子6を案内するための案内孔12は、軸筒4において、第2端部4bまで延びて第2開口18に連なるように設けられている。
これにより、筆記具100の使用時や携帯時に、芯タンク68に収容されたシャープペンシル用芯(筆記部材)が不用意に飛び出すことが防止される。
グリップ部57は、前軸52の前方部分を外周側から覆うように設けられている。
中軸ユニット60及びテーパースライド70は、前軸52の内部に設けられる。
先部材ユニット80は、前軸52の前方端部に接続されている。
図15及び図16に示すように、先部材ユニット80は、前軸52の前端にある雄螺子部52aとの螺合により固定されている。
このように、吐出操作するノック部54の側壁部56にリブ98を設けることにより、吐出操作するノック部54を吐出操作であるノックするときに、窓孔53と側壁部56との間の摺動抵抗が適度となる。これにより、摺動抵抗の不足による吐出操作であるノックのガタツキや、過大な摺動抵抗による、吐出操作するノック部54の移動不良が抑制され、吐出操作であるノックをスムーズに行うことができる。
このように、テーパースライド70が上述のフランジ部76を有するので、フランジ部76が前軸52の内周面に摺動可能とすることで、テーパースライド70の径方向における位置決めが確実となる。よって、例えば、吐出操作するノック部54の吐出操作であるノック時に、テーパースライド70が撓もうとしても、テーパースライド70の中心位置がぶれないので、テーパースライド70よりも内径側に位置する芯タンク68が曲がりにくい。
吐出操作するノック部54の非押圧時には、吐出操作するノック部54及びテーパースライド70は、図16に示す状態となっている。
シャープペンシル用芯(筆記部材)を吐出、繰り出す際には、吐出操作するノック部54を押圧する。この押庄操作によって、吐出操作するノック部54の側壁部56に内設された斜面58とテーパースライド70のテーパー面74が当接する。
筆記具100において、消し具繰り出し装置1’の軸筒4に設けられた案内孔12は、上述したように、軸筒4の第2端部4bまで延びて第2開口18に連なるように設けられている。そして、筆記具100は、案内孔12の最小幅を規制するためのスペーサ部材94を備えている。スペーサ部材94は、第2端部4bにおいて案内孔12に挿入されている。
又、消し具繰り出し装置1’の軸筒4の外周面11には、径方向内側に凹むように段差部11aが設けられている。そして、第1リブ55は、段差部11aに挿入し、これにより、前軸52に対して軸筒4が相対的に回転することが防止される。
図13に示すように、段差部11aは、案内孔12に連なって設けられていてもよく、この場合、段差部11aは、案内孔12の一部である。そして、軸筒4の第2端部4bにおいて、案内孔12の一部としての段差部11aに挿入する第1リブ55は、上述のスペーサ部材94である。
この第2リブ96は、軸筒4の第2端部4bにおいて、案内孔12に挿入されたスペーサ部材94である。
軸筒4の操作部34に対する案内孔12と、前軸52(第2軸筒)の吐出操作するノック部54を配した窓孔53とを、周方向における配置位置を異ならしめていればよいが、孔が空いた軸筒同士が曲がる力を受けにくい位置にある、一実施形態に係る筆記具(図12)のように、操作部34と吐出操作するノック部54の周方向における配置位置を90°異ならしめた位置にする方がより好ましい。
例えば、他の実施形態では、長尺物2としての固形描画材を、ボールペンを含む筆記部に組み合わせて、固形描画材繰り出し装置付きボールペンとしてもよいし、長尺物2としての固形化粧料を、筆ブラシ(筆記部)に組み合わせて、固形化粧料繰り出し装置付き筆ブラシとしてもよい。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
又、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
又、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
1’ 消し具繰り出し装置
2 長尺物
2a 端部
2b 端部
4 軸筒
4a 第1端部
4b 第2端部
6 摺動子
10 第1開口
11 外周面
11a 段差部
12 案内孔
12a 幅狭部分
12b 幅広部分
14 突出部
16 係止部
18 第2開口
30 保持部
30a 底部
31 リブ
32 弾性作用部
34 操作部
35 連結部
36 係合部
37 上面
37a 斜面
38 ネック部
40 連結部
42 接続部
43a,43b 抜け止め用鍔部
43b 部分
44a~44c 屈曲形状の部分
45 窪み部
46 突出部
48 凸部
50 シャープペンシルユニット(筆記部)
51 内壁面
52 前軸
52a 雄螺子部
52c 外周面
53 窓孔
54 ノック部
55 第1リブ
56 側壁部
57 グリップ部
58 斜面
60 中軸ユニット
62 チャック体
63 チャックリング
63a 外鍔部
64 中子
64a 内壁
64b 内鍔部
64d 外鍔部
66 弾撥部材
68 芯タンク
70 テーパースライド
70a 段部
74 テーパー面
76 フランジ部
80 先部材ユニット
82 先端パイプ
84 先部材
84a 段部
84b 段部
86 戻り止め
92 中栓
94 スペーサ部材
96 第2リブ
98 リブ
100 筆記具
Claims (6)
- 長尺物を少なくとも部分的に収容する軸筒と、
前記長尺物を前記軸筒の内部において保持する保持部と、前記軸筒の外部に少なくとも部分的に位置し、操作によって前記保持部を前後に摺動可能な操作部と、これら保持部と操作部との連結部とを有する摺動子とを備えた長尺物繰り出し装置において、
前記軸筒は、前記摺動子を案内するための案内孔を有し、
前記摺動子を該軸筒に対して係止するための少なくとも一つの係止部を含み、
前記摺動子は、
前記係止部に係合可能な係合部を含み、
前記連結部の前記軸筒内に配される部分として、前記長尺物の繰り出し方向に板幅方向を形成した板状の梁部分として弾性作用部を有し、
前記弾性作用部は、前記軸筒の軸方向に直交する面内において伸縮可能であり、
前記操作部は、前記弾性作用部に前記面に沿った力を与えるように構成され、
前記面内にて前記力に直交する方向における前記弾性作用部の長さは、前記弾性作用部が圧縮されているとき、前記弾性作用部が圧縮されていないときよりも長く、
前記保持部は、前記軸筒の内部において、前記軸方向において前記弾性作用部と離れて設けられ、
前記摺動子は、前記保持部又は前記弾性作用部の一方から、前記保持部又は前記弾性作用部の他方に向かって前記軸方向に突出する凸部を備える
ことを特徴とする長尺物繰り出し装置。 - 前記弾性作用部は、前記面内にて、前記軸筒の軸中心を通り、前記操作部から前記弾性作用部に加わる前記力の方向に沿った直線を挟んだ両側に少なくとも1つずつ設けられた屈曲形状を有する板状の梁を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の長尺物繰り出し装置。 - 前記弾性作用部は、屈曲形状を有する板状の梁を含み、
前記摺動子は前記軸筒の内部に位置する部分に、前記案内孔より幅広部分を形成する抜け防止用鍔部を有し、
前記抜け防止用鍔部は、前記係合部に接続される接続部を有するとともに、前記係合部の幅方向において前記接続部の延在範囲を超えて前記接続部の両側に延在している
ことを特徴とする請求項1に記載の長尺物繰り出し装置。 - 前記軸筒は、前記長尺物が貫通可能な第1開口を含む第1端部と、前記長尺物の繰り出し方向において前記第1端部とは反対側に位置し、第2開口を含む第2端部と、を有し、
前記案内孔は、前記第2端部まで延びて前記第2開口に連通して設けられており、
前記長尺物繰り出し装置は、
前記第2端部において前記案内孔に挿入され、前記案内孔の最小幅を規制するためのスペーサ部材を備える
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の長尺物繰り出し装置。 - 請求項1乃至4の何れか一項に記載の長尺物繰り出し装置を備えることを特徴とする筆記具。
- 前記長尺物繰り出し装置を備える第1軸筒と、
筆記部及び/又は筆記部材を吐出可能な吐出機構を内蔵し、
側壁部に吐出機構を駆動させる吐出操作部を配置した第2軸筒とを、
接続し、
前記第1軸筒の操作部に対する案内孔と、
前記第2軸筒の吐出操作部を配した窓孔とを、
周方向における配置位置を異ならしめた
ことを特徴とする請求項5に記載の筆記具。
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JP2019104187A (ja) | 2019-06-27 |
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