JP6948231B2 - 繰出式筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は、レフィルとそれを収容した繰出式筆記具に関する。詳細には、外径の異なるレフィルを装着可能な繰出式筆記具に関する。
従来から、この種の繰出式筆記具としては、例えば特許文献1に開示しているように、長さと外径の異なる二種類のレフィルに対応できるように、筆記具本体内のレフィル保持部に前後方向で内径の異なる嵌着孔を段状に形成したものが知られている。
この特許文献1では、リフィール固定用受具の内面の設けた第1のリフィール嵌着孔の奥に内径が小さい第2のリフィール嵌着孔を設けることで、各々の嵌着孔に長さと外径の異なる二種類のレフィルを選択的に固定できるようになっている。
しかしながら、特許文献1の構造では、第1のリフィール嵌着孔と第2のリフィール嵌着孔とを軸方向における同じ位置には形成できないため、長さが同じで外径のみが異なるレフィルには対応できないという問題点があった。
一方、この問題を解決する技術としては、例えば本件出願人が特許文献2に開示しているように、レフィルの円筒状収容部後方外面にアダプタを着脱可能に嵌合することで、外径が異なる複数種のレフィルを取り付け可能とした技術が知られている。
実公平4−32309号公報 特開2013−237189号公報
しかしながら、特許文献2の構造では、装着しているレフィルを外径が異なる別のレフィルに交換する際は、レフィル外面に装着されているアダプタを取り外し、別のアダプタを装着したレフィルへと付け替える必要があり、交換に手間が掛かかると共に、付け替え時に外したアダプタは別途保管せねばならず、紛失してしまう虞があった。
また、特許文献1及び特許文献2ではレフィル後部のインキ収容筒の外径や長さが異なるものを交換可能とすることができるが、レフィル前端に固定される先端チップなどの筆記部の外径が異なる場合には適用できないものであった。
本発明は、前記問題を鑑みてなされたものであって、アダプタ等の付加部品をつけることなく、先端チップの外径寸法が異なるレフィルを取り付け可能な繰出式筆記具を提供することを目的とした。
本発明は、
「1.軸筒内に、筆記部である先端チップと筆記具用インキ組成物を収容するインキ収容筒とを備えたレフィルと、該レフィルを前記軸筒の前端開口部から出没させる出没機構と、を備えた繰出式筆記具であって、
前記先端チップが、筆記部材としてのボールと、前記ボールを抱持するためのボール抱持室と当該ボール抱持室の底壁の中央に形成されたインキ流通孔とを有するチップ本体と、を備え、前記ボール抱持室に挿入した前記ボールを、前記チップ本体に設けた前端傾斜部の前端部を内側にかしめることにより、該ボールの一部が該チップ本体の先端縁より突出した状態で回転自在に抱持させ、
前記軸筒内に、該軸筒に対して前後動自在に形成されたスライド部材が配設され、前記スライド部材と前記軸筒との間に弾発部材を配設することで該スライド部材を後方へ弾発し、
前記スライド部材の内周部に、軸方向前方へ向って縮径するよう傾斜して形成された前部内段を備え、前記出没機構に、前記レフィルの後部を着脱自在に保持するレフィル支持部が設けれており、
前記スライド部材の前部内段に前記先端チップの前端傾斜部を当接させ、前記スライド部材の前部内段と前記出没機構のレフィル支持部とで前記レフィルを狭持して保持することで、前記レフィルを、前記弾発部材により前記スライド部材を介して後方に弾発させたことを特徴とする繰出式筆記具。
2.前記スライド部材が、前部外側面に形成され軸方向に沿って延びる第一側面と、後部外側面に外方へ向って突出するように形成された第二側面と、を備え、
前記軸筒の内周面に、軸方向に沿って延び前記スライド部材の第一側面をガイドする第一孔部と、軸方向に沿って延び前記スライド部材の第二側面をガイドする第二孔部と、を備えたことを特徴とする前記1項に記載の繰出式筆記具。
3.前記レフィルを前記軸筒の前端開口部から突出させた筆記状態における前記弾発部材の弾発力を2.0N以上、3.9N以下としたことを特徴とする前記1項または2項に記載の繰出式筆記具。
4.前記軸筒の第二孔部の後方に、内方へ向って突出する内突起を備え、前記内突起と前記スライド部材とを当接可能に構成することで、該スライド部材の後方への移動を制限したことを特徴とする前記1項ないし3項の何れか1項に記載の繰出式筆記具。」である。
本発明によれば、弾発部材によりスライド部材を後方へ弾発し、スライド部材の前部内段と、先端チップの前端傾斜部とを当接可能に構成することで、スライド部材の前部内段と出没機構のレフィル支持部とで狭持して保持することができ、筆記時にチップ先端が軸筒の前端内部に当接することなく、ペン先を出没可能にすることができる。更に軸筒内に収容したレフィルを先端チップの外径が異なる他のレフィルに交換した場合でも、横ブレすることなく、綺麗な筆跡で筆記をすることができる。
また、本発明によれば、先端チップはスライド部材に常時、当接し、筆記時にはスライド部材が軸筒の内壁面に当接することになる。このため、異なる外径の先端チップを用いた場合であっても、スライド部材と軸筒の内壁面とのクリアランスは一定となり、先端チップががたつくことがなく、筆感を低下させることはない。さらに、先端チップは通常、耐磨耗性、切削性、耐食性を考慮した材質を選定しているが、軸筒とスライド部材は材料の制約が少なく、予めメッキ加工やフッ素加工などの表面処理を施したりして当接時の感触を高めたり、出没時の滑り性を高めたりすることもでき、更に、軸筒とスライド部材の少なくともどちらか一方を樹脂材料とすることで、接触音を低減することもできる。
また、スライド部材の前部内周面に形成され軸方向に沿って延びる第一側面と、後部外周面に外方へ向って突出するように形成された第二側面と、を設け、更に、軸筒の内周面に、軸方向に沿って延びスライド部材の第一側面をガイドする第一孔部と、軸方向に延びスライド部材の第二側面をガイドする第二孔部と、を設けることが好ましく、この場合、軸筒の第一孔部及び第二孔部により、スライド部材の前後の外側面をガイドすることで、筆記時の筆圧がスライド部材に掛かった際にスライド部材が軸筒の軸方向に対して傾くことを防止し、それにより、レフィルの傾動を防止する効果を奏する。
尚、軸筒内面に設けスライド部材のガイドとなる第一孔部及び第二孔部は、軸筒内面に直接形成してもよく、別部品で形成して固着、係止、螺着等により固定させてもよい。
また、スライド部材を弾発する弾発部材の弾発力は2.0N以上、3.9N以下に設定することが好ましく、この場合、レフィルを軸筒先端から容易に突出させることができ、更に、筆記時にレフィルに対して軸方向に対して直交する方向に力が掛かっても、スライド部材が前進することなくレフィルを支えることができる。このため、筆記時にレフィルの先端が横ぶれすることを防止できる。
更に、軸筒の内周部に内突起を設け、スライド部材が後退した際に該スライド部材と突起部とが当接するよう構成することが好ましく、この場合、スライド部材の後退量を制限することでスライド部材が軸筒から外れてしまうことを防止すると共に、スライド部材に装着されているレフィルを容易に取り外して交換することができる。
尚、軸筒内周部に設ける内突起は、軸筒に対して一体的に形成されていてもよく、別体で形成したものを圧入、接着、螺号等により固着させて一体化させてもよい。
本発明により、アダプタ等の付加部品をつけることなく、先端チップの外径寸法が異なるレフィルを取り付け可能な繰出式筆記具を提供することができた。
実施例1の繰出式筆記具の縦断面図である。 図1における、要部拡大縦断面図である。 スライド部材を先口に装着する状態を説明するための分解図である。 実施例1の出没機構を説明するための分解図である。 摺動コマに棒状ピンを挿着する際の状態を説明するための斜視図である。 回転カムのカム溝の展開図である。 回転カムのカム溝と摺動コマのカム突起の摺接状態を示す説明図であり、図7(a)は摺動コマのカム突起がカム溝の第一カム斜面の後部に摺接している状態を示しており、図7(b)は摺動コマのカム突起がカム溝の第一段部に摺接している状態を示しており、図7(c)は摺動コマのカム突起がカム溝の第二カム斜面の後部に摺接している状態を示しており、図7(d)は摺動コマのカム突起がカム溝の第三段部に摺接している状態を示している。 図1の状態から第1ボールペンレフィルの前端部を繰り出した状態を示す縦断面図である。 繰出式筆記具で筆跡を消去する状態を説明するための説明図である。 第2ボールペンレフィルを軸筒内に収納する状態を説明するための説明図である。 第2ボールペンレフィルを軸筒内に収納した状態を示す縦断面図である。 図11の状態から第2ボールペンレフィルを前進させた状態を示す縦断面図である。 図12の状態から第2ボールペンレフィルの前端部を繰り出した状態を示す縦断面図である。 図13の状態で紙面Hに筆記する動作を説明するための要部拡大縦断面図である。
次に図面を参照しながら、本発明の繰出式筆記具を詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
また、本実施例では、軸筒の長手方向において、ボールペンチップがある方を前方と表現し、その反対側を後方と表現する。更に、軸筒の軸径方向において、ボールペンレフィルがある方を内方と表現し、その反対側を外方と表現する。
尚、説明を分かりやすくするために、図面中の同様の部材、同様の部分については同じ符号を付してある。
実施例1
本実施例の繰出式筆記具1は、図1から図9に示すように、軸本体2の前方に配設した先口3を螺合することで軸筒4を形成してあり、先口3内に前後動可能に配設されたスライド部材5と、軸筒4内に前後動可能に配設されスライド部材5の前端開口部5aから出没可能な第1ボールペンレフィル6(レフィル)と、軸本体4内に配設され第1ボールペンレフィル6を着脱自在に保持する出没機構7と、軸筒の後方に着脱自在に装着されたキャップ体8と、により構成してある。
第1ボールペンレフィル6(レフィル)は、図1及び図2に示すように、チップ本体9に設けたボール抱持室9aと、ボール抱持室9aの中央にインキ流通孔9bと、このインキ流通孔に連通するよう放射状に延び、チップ後部孔に達しないインキ流通溝(図示せず)を有するとともに、ボール抱持室9aの底壁に、φ0.5mmのタングステンカーバイド製のボール23を載置し、前端傾斜部9cの前端を内側にかしめたカシメ部9dを形成することにより、ボール23の一部がチップ本体9の先端縁より突出するように回転自在に抱持した筆記部となるボールペンチップ24(先端チップ)を、樹脂製のインキ収容筒10の前端部に、チップホルダー11を介して装着してある。また、インキ収容筒10の後端部には尾栓25を装着してある。また、図示はしてないが、ボール23の後方には、ボール23を常時、前方へ押圧する内スプリングを配設してある。
また、インキ収容筒10内には、図示はしてないが、可逆熱変色性のマイクロカプセル顔料を含有し、EM型回転粘度計における1rpmでのインキ粘度が1020mPa・s(25℃)、100rpmでのインキ粘度が84mPa・s(25℃)で、剪断減粘指数が0.48の熱変色性インキと、このインキの後端に、グリース状のインキ追従体を直に収容してある。
この第1ボールペンレフィル6で筆記すると、ボールペンチップ24のボール23の回転と筆圧によって、ボール23がチップ本体9の底壁側に移動して、チップ本体9の先端部の内壁とボール23とに隙間を生じ、熱変色性インキを吐出して筆記することができる。
軸本体2は、図1に示すように、筒状に形成してあり、前方開口部2aには前方側から同じく筒状に形成した前方内筒12の外周部12aを圧入固着して一体化してある。
また、前方内筒12の前部内周部には雌螺子部12bを形成してあり、後部内周部には内段部12cを形成してある。
先口3は、図1から図3に示すように、前後に貫通する内孔3aが形成してあり、内孔3aは中央部に内段部3bが形成され、前部内孔3a1(軸筒の第一孔部)に比べて後部内孔3a2の方が拡径した状態で形成してある。
また、内孔3aには前後に摺動可能なスライド部材5が後方から挿入してあり、内段部3bとスライド部材5の外周部に形成した後部外段5bとの間に第1コイルスプリング13(弾性部材)を張架して、第1コイルスプリング13によりスライド部材5を後方に弾発してある。
更に、先口3の後部外周部には雄螺子部3cが形成してあり、雄螺子部3cを前方内筒12の雌螺子部12bに螺合することで、先口3を軸本体2に対して着脱自在に螺着してある。
また、スライド部材5の内周部には、第1ボールペンレフィル6のチップ本体9の前端傾斜部9cと当接し、且つ、内方へ向かって傾斜した前部内段5cが形成してある。
尚、前部内段5cの軸方向に対する傾斜角度と、チップ本体9の前端傾斜部9cの軸方向に対する傾斜角度と、の差は、チップ本体9の前端傾斜部9cとスライド部材5の前部内段5cとの隙間が小さく、安定した状態で当接するよう±5°以内に形成することが好ましい。本実施例では、チップ本体9の前端傾斜部9cの軸方向に対する傾斜角度は17.5°で形成してあり、前部内段5cの傾斜角度は15°で形成してある。
更に、先口3の後部内孔3a2には、リング状に形成され内周面に内突起14bを備えたストッパリング14を圧入してあり、ストッパリング14の内孔14a(軸筒の第二孔部)とスライド部材5の後部に設けた鍔部5d(第二側面)とが摺接するよう形成すると共に、先口3の前部内孔3a1(第一孔部)とスライド部材5の前部外周面5e(第一側面)とが摺接するよう形成し、前後2箇所でスライド部材5と摺接するよう構成することで、筆記時の筆圧がスライド部材に掛かった際、スライド部材5が先口3(軸筒4)の軸方向に対して傾くことを防止してある。
また、ストッパリング14の内突起14bとスライド部材5の後端部5fとを当接するよう構成することで、スライド部材5の後方への移動を制限して先口3から当該スライド部材5が抜けることを防止してある。
尚、本実施例では、図1の第1コイルスプリング13の取付時の弾発力は1.6Nに設定してあり、第1ボールペンレフィル6の前端を先口3の前端開口部から突出させた図7の筆記時における弾発力は3.5Nに設定した。
軸本体2の後部内方には、図1及び図4に示すように、軸本体2の後方開口部から挿入され、筒状に形成された後方内筒15が配設されており、後方内筒15の前端内周部15aを前方内筒12の後部外周面12dに圧入することで、後方内筒15を軸本体2に着脱不能に装着してある。
尚、後方内筒15の側面には内外を貫通し軸方向に延びるスリット15bを形成すると共に、後部に縮径された後段部15cを形成してある。
後方内筒15の内方には、後部に外段部16aを備え筒状に形成された回転カム16が配設してある。更に、回転カム16の後部は、後方内筒15の後方開口部から後方へ向って突出しており、後部外側面に外方へ向って突出するように形成された突起部16bを、軸周方向に均等に配置されるように複数形成してある。
また、図4から図6に示すように、回転カム16の側面には内外を貫通し軸方向(前後方向)に対して傾斜したカム溝16cが形成してある。そして、カム溝16cの両端部には繰出用カム斜面16d(第一カム斜面16d1、第二カム斜面16d2)が形成され、2つの繰出用カム斜面16dの間には長さ調整用カム斜面16eを形成してある。更に、長さ調整用カム斜面16eと2つの繰出用カム斜面16dとの境には軸周方向に沿って延びる段部16f(第一段部16f1、第二段部16f2)が形成してある。尚、第一カム斜面16d1の前端部にも同様に、軸周方向に沿って延びる段部16f(第三段部16f3)が形成してある。
更に、回転カム16は、後方内筒15の後部内段15dと前方内筒12の後端との間に配設することで、回転可能且つ前後動不能に構成してある。
回転カム16の内方且つ第1ボールペンレフィル6の後方には、図1、図4及び図5に示すように、前部が筒状に形成された摺動コマ17が配設されており、摺動コマ17の側面に形成した孔部17cには、棒状ピン18を圧入装着してある。これにより、摺動コマ17の側面から突出するカム突起18aが形成される。また、摺動コマ17の前部内周部には、内方へ向って突出するように形成された内方突起17aと、内方突起17aの両側端に軸方向へ延びる長孔部17bと、が形成してあり、レフィル支持部となる内方突起17aにより第1ボールペンレフィル6の外周部を狭持することで、摺動コマ17で第1ボールペンレフィル6を着脱自在に把持してある。尚、長孔部17bにより、内方突起17aが弾性変形し易くなるよう構成することで、第1ボールペンレフィルは適宜な力(0.5〜1.0N)で把持されている。
また、カム突起18aは、後方内筒15のスリット15bへ遊嵌すると共に、回転カム16のカム溝16cにも遊嵌させることで、カム突起18aがスリット15b及びカム溝16cに対して摺動できるようにしてある。
摺動コマ17の前端と前方内筒12の段部12cとの間には、図1に示すように、第2コイルスプリング19が圧縮状態で配設してあり、第2コイルスプリング19により軸筒に対して回転カム16を後方に弾発してある。
尚、後方内筒15と回転カム16と摺動コマ17と第2コイルスプリング19とにより、回転カム16を回転させることで摺動コマ16を前後動させ、第1ボールペンレフィル6を軸筒3の前端開口部3dから出没させるための出没機構7が構成される。
また、後方内筒15の後段部15cには、リング状に形成した固定リング20が圧入装着してあり、回転カム16の後部内孔には熱可塑性エラストマーで形成した摩擦体22を着脱不能に係着してある。
更に、摩擦体22の外方には固定リング20の後部までを覆う蓋状に形成したキャップ体8が配設してあり、キャップ体8の内孔部8aには嵌合リング21が着脱不能に圧入装着してある。そして、嵌合リング21を回転カム16の突起部16bに係合させることで、キャップ体8を回転カム16に着脱自在に装着してある。
尚、嵌合リング21の内周面と回転カム16の突起部16bとを係合した際の嵌合力は、キャップ体8を回転させた際に回転カム16がキャップ体8に連動して回転するよう、5N以上の嵌合力を備えた状態に調整してある。
ここで、紙面Hに筆記した筆跡を熱変色するには、図9に示すとおり、回転カム16に係合しているキャップ体8を取り外し、露出した摩擦体22を第1ボールペンレフィル6が装着された状態の繰出式筆記具1で紙面Hに筆記した筆跡に圧接し、擦ることで発生する熱によって、熱変色性インキの筆跡を熱消色させることができる。
次に、図1、図7及び図8を用いて、第1ボールペンレフィル6の前端部を先口3(軸筒4)の前端開口部3dより突出させる状態を説明する。
図1の状態から、キャップ体8を右方向(図1における矢印方向)に回転させると、キャップ体8に係合している回転カム16が連動して同右方向に回転し、後方内筒15のスリット15b及び回転カム16に形成したカム溝16cの第一カム斜面16d1の後部に摺接しているカム突起18a(図7(a)参照)が、第2コイルスプリング19の弾発力に抗してスリット15b及び第一カム斜面16d1に摺接しつつ前方側に移動していく。
これに伴って、摺動コマ17がカム突起18aと共に前方へと移動していき、摺動コマ17によって把持されている第1ボールペンレフィル6も前進する。そして、第1ボールペンレフィル6のボールペンチップ24の前端傾斜部9cに前部内段5cが当接しているスライド部材5も第1コイルスプリング13の弾発力に抗して同時に前進し、先口3の前端開口部3dからボールペンチップ24の前端部とスライド部材5の前端部の両方が突出する図8の状態となる。
そして、図8の先口3の前端開口部3dからボールペンチップ24の前端部とスライド部材5の前端部の両方が突出した際には、図7(b)に示すように、カム突起18aは第一カム斜面16d1に連接している段部16f1へ係止される。これによりボールペンチップ24(第1ボールペンレフィル6)の前端部とスライド部材5の前端部が先口3の前端開口部3dから突出した状態が維持される。更に、段部16f1は軸方向に対して直交する方向(円周方向)に延びていることから、カム突起18aが第一カム斜面16d1から段部16f1に移動した際の回転抵抗の変化により、使用者は第1ボールペンレフィル6の繰り出しが終了したことを目視だけでなく触感でも認識できる。
また、図8の状態からキャップ体8を左方向(図8における矢印方向)に回転させると、第1コイルスプリング13及び第2コイルスプリング19の弾発力によりスライド部材5、第1ボールペンレフィル6及び摺動コマ17が後方へ押され、カム突起18aが第一カム斜面16d1に摺接しながら後方へ移動し、第1ボールペンレフィル6が軸筒4内に没入された図1の状態に戻る。
尚、図8の状態では、スライド部材5は第1コイルスプリング13及び第2コイルスプリング19の弾発力により後方へ弾発されているため、カム突起18aの摺接位置が第一段部16f1から第一カム斜面16d1に移ると、後はキャップ体8から手を離しても第1コイルスプリング13及び第2コイルスプリング19の弾発力だけで回転カム16が回転し、第1ボールペンレフィル6は自動的に図1の状態まで後退するよう構成してある。
次に、繰出式筆記具1の第1ボールペンレフィル6(レフィル)を、全長とボールペンチップの外径寸法が異なる第2ボールペンレフィル60(他のレフィル)に交換し、繰出式筆記具100に組み換えする動作を図1及び図7から図14を用いて説明する。
第2ボールペンレフィル60は、図示していないが、第1ボールペンレフィル6と同様に、チップ本体61に設けたボール抱持室と、ボール抱持室の中央にインキ流通孔と、このインキ流通孔に連通する放射状に延び、チップ後部孔に達しないインキ流通溝を有するとともに、ボール抱持室の底壁に、φ0.5mmのタングステンカーバイド製のボール63を載置し、前端傾斜部61aの前端を内側にかしめたカシメ部61bを形成することにより、ボール63の一部がチップ先端より突出するように回転自在に抱持した筆記部となるボールペンチップ64を、金属製のインキ収容筒62の先端部に、直接装着してある。また、インキ収容筒62の後端部には尾栓を装着してある。更に、ボール63の後方には、ボールを常時、押圧する内スプリング(図示せず)を配設してあり、インキ収容筒62内には前述した第1ボールペンレフィル6に使用したインキと同仕様のものを収容してある。
尚、ボールペンチップ64のチップ本体61の外径寸法はボールペンチップ24に比べて小径で形成してある。具体的には、ボールペンチップ24のチップ本体9の外径が2.5mmで形成してあり、ボールペンチップ64のチップ本体61の外径は2.3mmで形成してあることから0.2mm小径となる。
また、チップ本体61の前端傾斜部61aの軸方向に対する傾斜角度は、スライド部材5の前部内段5cの軸方向に対する傾斜角度15°と同じく15°で形成してあり、これにより前端傾斜部61aと前部内段5cは面全体で当接し、第二ボールペンレフィル60(チップ本体61)はスライド部材5により安定した状態で支持される。
ここで、図1の状態から、先口3を軸本体2に対して回転させ、螺合を解除して該先口3を該軸本体2から取り外し、第1ボールペンレフィル6を軸本体2から前方へ引き抜くことで、第1ボールペンレフィル6を軸本体2から取り外すことができる。
そして、図10のように第2ボールペンレフィル60を後端側から軸本体2の内部に挿入して摺動コマ17の内方突起17aで把持させ、先口3を螺合により再度取り付けることで第2ボールペンレフィル60が軸筒4内に装着された図11の状態となる。
この時、第2ボールペンレフィル60は第1ボールペンレフィル6と比べて全長が短いことから、図11のようにボールペンチップ61の先端は先口3の前端開口部3aから大きく没入した状態となる。このため、キャップ体8を右方向へ回転させ、図7(a)の状態から第一カム斜面16d1に摺接しているカム突起18aを、第一カム斜面16d1及び第一段部16f1を超えて長さ調整用カム斜面16dに進め、更に、キャップ体8を回転させ、カム突起18aを第二段部16f2を経て第二カム斜面16d2の後部に摺接する図7(c)の状態まで前進させることで、図12に示すように、第1ボールペンレフィル6の没入状態と同様の位置まで第2ボールペンレフィル60のボールペンチップ61の前端部を前進させることができる。
そして、図12の状態からキャップ体8を右方向(図12における矢印方向)に回転させると、キャップ体8に係合している回転カム16が連動して同右方向に回転し、スリット15b及び第二カム斜面16d2の後部に摺接しているカム突起18aが、第2コイルスプリング19の弾発力に抗してスリット15b及び第二カム斜面16d2に摺接しつつ前方側に移動する。
これに伴って、摺動コマ17がカム突起18aと共に前方へと移動していき、摺動コマ17によって把持されている第2ボールペンレフィル60も前進していく。そして、第2ボールペンレフィル60のボールペンチップ61の前端傾斜部61aに前部内段5cが当接しているスライド部材5も第1コイルスプリング13の弾発力に抗して同時に前進し、先口3の前端開口部3dからボールペンチップ61の前端部とスライド部材5の前端部の両方が突出する図13の状態となる。
尚、第1ボールペンレフィル6の場合と同様に、図13の先口3の前端開口部3dからボールペンチップ61の前端部とスライド部材5の前端部の両方が突出した際、カム突起18aは第二カム斜面16d2の前端部に連接している第三段部16f3へ係止される図7(d)の状態になる。これによりボールペンチップ64の前端部とスライド部材5の前端部が先口3の前端開口部3dから突出した状態が維持される。また、このとき使用者は、カム突起18aが第二カム斜面16d2から第三段部16f3に移動した際の回転抵抗の変化により、第2ボールペンレフィル60の繰り出しが終了したことを目視だけでなく触感でも認識することができる。
また、図13の状態からキャップ体8を左方向(図13における矢印方向)に回転させると、第1コイルスプリング13及び第2コイルスプリング19の弾発力により後方へ押されたスライド部材5、第1ボールペンレフィル61及び摺動コマ17は、カム突起18aが第二カム斜面16d2に摺接しながら後方へ移動し、ボールペンチップ61(第2ボールペンレフィル60)の前端が軸筒4内に没入された図12の状態に戻る。
尚、第2ボールペンレフィル60を没入させる際、使用者は、カム突起18aが第二カム斜面16d2から第二段部16f2に移動する際の回転抵抗の変化により、第2ボールペンレフィル60の没入が終了したことを目視だけでなく触感でも認識でき、第2ボールペンレフィル60を没入させすぎることを防止できる。
更に、第1ボールペンレフィル6の場合と同様に、図13の状態では、スライド部材5は第1コイルスプリング13及び第2コイルスプリング19の弾発力により後方へ弾発されているため、カム突起18aの摺接位置が第三段部16f3から第二カム斜面16d2に移ると、後はキャップ体8から手を離しても第1コイルスプリング13及び第2コイルスプリング19の弾発力だけで回転カム16が回転し、第2ボールペンレフィル60は自動的に図11の状態まで後退するよう構成してある。この際、第二カム斜面16d2に沿って後退したカム突起18aの摺接位置が第二カム斜面16d2から第二段部16f2に移った時点で回転カム16は回転力を喪失し、それ以上は回転しなくなるため、ボールペンレフィル60が更に没入した図11の状態まで戻ることはない。
次に、第2ボールペンレフィル60のボールペンチップ64の前端が先口3の前端開口部3aから突出した図13の状態で、図14のように筆記する際の状態を説明する。
図14に示すように、紙面Hに垂直な方向に対して30°傾斜した状態で繰出式筆記具100を把持して通常の筆圧(約3N)で筆記すると、ボールペンチップ64は軸方向に対して直交する方向(図14の矢印P方向)に約1.5Nの力を受ける。この際、ボールペンチップ64の外径寸法はボールペンチップ24の外径寸法より0.2mm小さいことから、スライド部材5の内周面とボールペンチップ6のチップ本体61との間には隙間S(0.1mm)が形成され、チップ本体61の前端傾斜部61aと前部内段5cとで当接するスライド部材5には前端傾斜部61aに沿って前方側へ約0.4Nの力が掛かる。
この時、スライド部材5は、第1ボールペンレフィル6が装着されていた場合と同様に筆記時では第1コイルスプリング13により後方へ弾発力3.5Nで弾発されている。このため、筆圧が掛かっても第1コイルスプリング13の弾発力によりスライド部材5が前進することはなく、ボールペンチップ64をしっかり支持し、横方向(軸方向に対して直交する方向)に軸ぶれすることなく筆記を継続することができる。
尚、筆圧は人によって1N〜10N程度と個人差があり、更に、筆記時に筆記面に垂直な方向に対して軸筒を傾ける角度も0°〜45°程度と差があるが、ボールペンチップの前端が軸筒4の前端開口部3dから突出させた筆記状態(図8及び図13の状態)において、第1コイルスプリング13(弾発部材)の弾発力を2.0N以上3.9N以下に設定することで、ボールペンチップを前方へ繰出す際の回転抵抗を抑えて繰出し易くすると共に、筆記時にスライド部材5が前進することを防ぎ、結果としてチップ先端の横ぶれを防止することができる。
尚、本実施例では、全長及びボールペンチップの外径寸法が異なる2種類のボールペンレフィルを出没自在に収納する繰出式筆記具を例示したが、回転カムの側面に繰出用カム斜面と長さ調整用カム斜面を納めることが可能であり、且つ、ボールペンチップの前端傾斜部がスライド部材の前部内段に当接可能に構成されていれば、3種類、5種類等、任意に選定して実施が可能である。
また、インキ収容筒に収納するインキも特に限定されることはなく、油性、水性、ゲルインキ等、任意に組合わせることができる。
1…繰出式筆記具、
2…軸本体、2a…前方開口部、2b…内周面、
3…先口、3a…内孔、3a1…前部内孔(軸筒の第一孔部)、
3a2…後部内孔、3b…内段部、3c…雄螺子部、3d…前端開口部、
4…軸筒、
5…スライド部材、5a…前端開口部、5b…後部外段、5c…前部内段、
5d…鍔部(第二側面)、5e…前部外周面(第一側面)、5f…後端部、
6…第1ボールペンレフィル(レフィル)、
7…出没機構、
8…キャップ体、8a…内孔部、
9…チップ本体、9a…ボール抱持室、9b…インキ流通孔、9c…前端傾斜部、
9d…カシメ部、
10…インキ収容筒、
11…チップホルダー、
12…前方内筒、12a…外周部、12b…雌螺子部、
12c…内段部、12d…後部外周面、
13…第1コイルスプリング(弾発部材)、
14…ストッパリング、14a…内孔(軸筒の第二孔部)、14b…内突起、
15…後方内筒、15a…前端内周部、15b…スリット、
15c…後段部、15c…後段部、後部内段15d、
16…回転カム、16a…外段部、16b…突起部、16c…カム溝、
16d…繰出用カム斜面、16d1…第一カム斜面、16d2…第二カム斜面、
16e…長さ調整用カム斜面、16f…段部、16f1…第一段部、
16f2…第二段部、16f3…第三段部、
17…摺動コマ、17a…内方突起(レフィル支持部)、17b…長孔部、
17c…孔部、
18…棒状ピン、18a…カム突起、
19…第2コイルスプリング、
20…固定リング、
21…嵌合リング、
22…摩擦体、
23…ボール、
24…ボールペンチップ(先端チップ)、
25…尾栓、
60…第2ボールペンレフィル(他のレフィル)、
61…チップ本体、61a…前端傾斜部、61b…カシメ部、
62…インキ収容筒、
63…ボール、
64…ボールペンチップ(先端チップ)、
100…繰出式筆記具、
H…紙面。

Claims (4)

  1. 軸筒内に、筆記部である先端チップと筆記具用インキ組成物を収容するインキ収容筒とを備えたレフィルと、該レフィルを前記軸筒の前端開口部から出没させる出没機構と、を備えた繰出式筆記具であって、
    前記先端チップが、筆記部材としてのボールと、前記ボールを抱持するためのボール抱持室と当該ボール抱持室の底壁の中央に形成されたインキ流通孔とを有するチップ本体と、を備え、前記ボール抱持室に挿入した前記ボールを、前記チップ本体に設けた前端傾斜部の前端部を内側にかしめることにより、該ボールの一部が該チップ本体の先端縁より突出した状態で回転自在に抱持させ、
    前記軸筒内に、該軸筒に対して前後動自在に形成されたスライド部材が配設され、前記スライド部材と前記軸筒との間に弾発部材を配設することで該スライド部材を後方へ弾発し、
    前記スライド部材の内周部に、軸方向前方へ向って縮径するよう傾斜して形成された前部内段を備え、前記出没機構に、前記レフィルの後部を着脱自在に保持するレフィル支持部が設けれており、
    前記スライド部材の前部内段に前記先端チップの前端傾斜部を当接させ、前記スライド部材の前部内段と前記出没機構のレフィル支持部とで前記レフィルを狭持して保持することで、前記レフィルを、前記弾発部材により前記スライド部材を介して後方に弾発させたことを特徴とする繰出式筆記具。
  2. 前記スライド部材が、前部外側面に形成され軸方向に沿って延びる第一側面と、後部外側面に外方へ向って突出するように形成された第二側面と、を備え、
    前記軸筒の内周面に、軸方向に沿って延び前記スライド部材の第一側面をガイドする第一孔部と、軸方向に沿って延び前記スライド部材の第二側面をガイドする第二孔部と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の繰出式筆記具。
  3. 前記レフィルを前記軸筒の前端開口部から突出させた筆記状態における前記弾発部材の弾発力を2.0N以上、3.9N以下としたことを特徴とする請求項1または2に記載の繰出式筆記具。
  4. 前記軸筒の第二孔部の後方に、内方へ向って突出する内突起を備え、前記内突起と前記スライド部材とを当接可能に構成することで、該スライド部材の後方への移動を制限したことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の繰出式筆記具。
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