JP6202918B2 - 電子写真用部材、電子写真用部材の製造方法、定着装置および電子写真画像形成装置 - Google Patents
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Description
なお、付加硬化型オルガノポリシロキサン混合物の硬化物からなるシリコーンゴムを、以降、「硬化シリコーンゴム」ともいう。また、硬化シリコーンゴムを含む弾性層を、以降、「硬化シリコーンゴム弾性層」ともいう。
かかる構成を有する定着部材等は、表面層を薄くすることができる。そのため、未定着トナー像が接する定着部材においては、硬化シリコーンゴム弾性層の優れた弾性により、被記録材上の未定着トナーを過度に押しつぶすことなく、包み込んで溶融させることができる。そのため、定着の際に未定着トナーが過度に押しつぶされることにより生じる電子写真画像のズレ、にじみを抑制することができる。また、被記録材である紙の繊維の凹凸に定着部材がよく追従できるため、トナーの溶融ムラの発生を抑制することができる。さらに、カラー電子写真装置の場合においては、被記録材上における多色のトナーの混色性を良くすることができる。
その結果、フッ素樹脂粉体を熔融せしめてなるフッ素樹脂表層を有するにも関わらず、硬化シリコーンゴム弾性層中に不飽和脂肪族基を存在させ、硬化シリコーンゴム弾性層の老化を有効に抑制させ得ることを見出した。本発明は、かかる知見に基づきなされたものである。
該硬化シリコーンゴム弾性層は、不飽和脂肪族基を含み、
該硬化シリコーンゴム弾性層を構成している硬化ゴムのマイクロ硬度をHμ0、および、該硬化ゴムをメチルハイドロジェンシリコーンオイルに24時間浸漬後、さらに硬化させた後のマイクロ硬度をHμ1としたとき、Hμ1/Hμ0が2.5以上5.0以下であり、
かつ、
該硬化シリコーンゴム弾性層は、第1のフィラーとして、アナターゼ型酸化チタンを含む酸化チタン粒子を含む電子写真用部材が提供される。
また、本発明の他の態様によれば、
基材と、
硬化シリコーンゴム弾性層と、
該硬化シリコーンゴム弾性層上の、フッ素樹脂粉体の熔融物を含むフッ素樹脂表層と、を有する電子写真用部材の製造方法であって、
(1)基材上に、不飽和脂肪族基を有する硬化シリコーンゴム弾性層を形成する工程と、
(2)該硬化シリコーンゴム弾性層の表面にフッ素樹脂粉体を付着させ、該フッ素樹脂粉体を熔融させてフッ素樹脂表層を形成する工程と、を有し、
該工程(1)は、
不飽和脂肪族基を有するオルガノポリシロキサン、ケイ素に結合した活性水素を有するオルガノポリシロキサンおよび架橋触媒を含む付加硬化型オルガノポリシロキサン混合物と、
不飽和脂肪族基の消費抑制フィラーと、を含む混合物の層を、基材上に形成する工程を含み、
該不飽和脂肪族基の消費抑制フィラーが、アナターゼ型酸化チタンである電子写真用部材の製造方法が提供される。
また、本発明の他の態様によれば、定着部材と、該定着部材の加熱手段と、該定着部材に対向して配置されてなる加圧部材とを具備している定着装置であって、該定着部材および該加圧部材のいずれか一方または両方が、上記の電子写真用部材である定着装置が提供される。
また、本発明の更に他の態様によれば、上記の定着装置を具備している電子写真画像形成装置が提供される。
具体的には、基材上に形成した、付加硬化型オルガノポリシロキサン混合物と、熱伝導性フィラーと、焼成時の不飽和脂肪族基の消費を抑制する機能を奏するフィラーとを含む膜を加熱して、当該膜中においてヒドロシリル化反応を生じさせてシリコーンゴムを含む弾性層、すなわち、硬化シリコーンゴム層とした。ここで、上記「焼成時の不飽和脂肪族基の消費を抑制する機能を奏するフィラー」を「不飽和脂肪族基の消費抑制フィラー」と称することがある。
なお、上記のプロセスにかかる硬化シリコーンゴム弾性層は、硬化後においても弾性が維持されるように架橋成分(活性水素を有するオルガノポリシロキサン)の量を相対的に少なめに配合し、それゆえ不飽和脂肪族基を豊富に含んでいる。
図1は本発明に係る定着部材の一態様である定着ベルトの概略断面図である。図1において、1は基材、2は基材1の周面を被覆している硬化した(cured)硬化シリコーンゴム弾性層、3はフッ素樹脂表層である。なお、本発明に係る定着部材は、上記の様な定着部材の構成に類似した加圧部材においても同様に適用可能である。
基材としては、例えばアルミニウム、鉄、ステンレス、ニッケルなどの金属や合金、ポリイミドなどの耐熱性樹脂が用いられる。定着部材がベルト形状を有する場合には、例えば電鋳ニッケルベルトやポリイミドなどからなる耐熱樹脂ベルト、ステンレス等からなる金属または合金ベルトが挙げられる。定着部材が定着ローラや加圧ローラである場合、芯金が用いられる。芯金の材質としては、例えば、アルミニウム、鉄、ステンレスなどの金属や合金が挙げられる。
また、硬化シリコーンゴム弾性層との接着のために、硬化シリコーンゴム弾性層形成に先立って、プライマー処理をしても良い。
本発明に係る硬化シリコーンゴム弾性層は、特定のフィラー(不飽和脂肪族基の消費抑制フィラー)を必須成分として含む。
ここで、硬化シリコーンゴム弾性層は、定着時にトナーを押しつぶさない弾性を定着部材に担持させる弾性層として機能する。かかる機能を発現させる上で、硬化シリコーンゴム弾性層は、付加硬化型オルガノポリシロキサン混合物の硬化物であるところのシリコーンゴムを含むことが好ましい。後述するフィラーの種類や添加量に応じて、その架橋度を調整することで、弾性を容易に調整することができるからである。また、定着部材の硬化シリコーンゴム弾性層がスポンジ形状を有していても良い。
一般に、付加硬化型オルガノポリシロキサン混合物は、不飽和脂肪族基を有するオルガノポリシロキサン、ケイ素に結合した活性水素を有するオルガノポリシロキサン、および架橋触媒(例えば、白金化合物等)が含まれている。
・分子両末端が(R1)2R2SiO1/2で表され、中間単位が(R1)2SiOおよびR1R2SiOで表される直鎖状オルガノポリシロキサン
・分子両末端が(R1)2R2SiO1/2で表され、中間単位がR1SiO3/2またはSiO4/2で表される部分を含む分岐状ポリオルガノシロキサン
・アルキル基(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル等)
・アリール基(フェニル基等)
・置換炭化水素基(例えば、クロロメチル、3−クロロプロピル、3,3,3−トリフルオロプロピル、3−シアノプロピル、3−メトキシプロピル等)
また、R2はケイ素原子に結合した不飽和脂肪族基を表す。R2の具体例としては、ビニル、アリル、3−ブテニル、4−ペンテニル、5−ヘキセニル等が挙げられる。中でも、合成や取扱いが容易で、また、容易に架橋反応させることができるビニル基が好ましい。
硬化シリコーンゴム弾性層は、不飽和脂肪族基の消費抑制フィラー(以降、「第1のフィラー」ともいう)を含み、本発明の効果を阻害しない限り、熱伝導性フィラーや補強フィラー等を更に含むことができる。
また、本発明に係る硬化シリコーンゴム弾性層は、熱伝導率が高いことが好ましく、熱伝導性向上のために熱伝導性フィラー(以降、「第2のフィラー」ともいう)を含有させることが好ましい。
第1のフィラーとしての、不飽和脂肪族基の消費抑制フィラーは、フッ素樹脂粉体を焼成する際の硬化シリコーンゴム弾性層中の不飽和脂肪族基の消費を抑制するものであれば良い。
かかる不飽和脂肪族基の消費抑制フィラーとして、アナターゼ型酸化チタンは少量でも焼成時の不飽和脂肪族基の消費を抑制する効果がある。不飽和脂肪族基の消費抑制フィラーとしてのアナターゼ型酸化チタンの使用量は、付加硬化型シリコーンゴム混合物の100質量部に対して0.15質量部以上含有させることが好ましい。
硬化シリコーンゴム弾性層の熱伝導性を向上させる、第2のフィラーとしての熱伝導性フィラーは高い熱伝導性を有するものであることが好ましい。かかるフィラーとしては、無機物、特に金属、金属化合物等を用いることができる。
高熱伝導性フィラーの具体例は、以下の例を含む。
炭化ケイ素(SiC);窒化ケイ素(Si3N4);窒化ホウ素(BN);窒化アルミニウム(AlN);アルミナ(Al2O3);酸化亜鉛(ZnO);酸化マグネシウム(MgO);シリカ(SiO2);銅(Cu);アルミニウム(Al);銀(Ag);鉄(Fe);ニッケル(Ni)等。
これらは単独であるいは2種以上を混合して用いることができる。高熱伝導性フィラーの平均粒径は取り扱い上、および分散性の観点から1μm以上50μm以下が好ましい。また、形状は球状、粉砕状、針状、板状、ウィスカ状などが用いられるが、分散性の観点から球状のものが好ましい。
熱伝導性フィラーは、その目的を充分に達成させるために、硬化シリコーンゴム弾性層中に、硬化シリコーンゴム弾性層を基準として、40vol%以上60vol%以下の範囲で含有させることが好ましい。
本発明に係る定着部材の硬化シリコーンゴム弾性層の厚さは、硬化シリコーンゴム弾性層の定着部材の表面硬度に与える影響、および定着時の未定着トナーへの熱伝導の効率から、100μm以上500μm以下、特には200μm以上400μm以下が好ましい。
定着部材を加圧部材に採用した際には、トナーを定着させるために十分なニップ幅を得ることができれば任意の厚みで良く、一般的には0.5mm以上4mm以下である。
硬化シリコーンゴム弾性層の製造方法としては、例えば、上記した付加硬化型オルガノポリシロキサン混合物と上記した不飽和脂肪族基の消費抑制フィラー等を含む混合物の層を、基体上に公知の方法で形成する。公知の方法の例としては、リングコート法や注型法等が挙げられる。次いで、当該混合物の層を、電気炉などの加熱手段によって一定時間加熱して、架橋反応(ヒドロシリル化反応)を進行させることにより、硬化シリコーンゴム弾性層とすることができる。
フッ素樹脂表層を形成するために行う焼成後の硬化シリコーンゴム弾性層中の不飽和脂肪族基の量を直接的に定量する技術は現時点では存在しない。しかし、以下の方法により間接的には定量可能である。
a)硬化シリコーンゴム弾性層の形成に用いる付加硬化型シリコーンゴム原液の組成の調整;
より具体的には、付加硬化型シリコーンゴム原液中の、1分子中にビニル基を2個以上有するビニル化ポリジメチルシロキサンと、1分子中にSi−H結合を2個以上有するハイドロジェンオルガノポリシロキサンとの混合比を調整する。
b)硬化シリコーンゴム弾性層中の不飽和脂肪族基の消費抑制フィラーの種類と量;
前記したように、不飽和脂肪族基の消費抑制フィラーの種類、量によって、焼成時の不飽和脂肪族基の消費を抑制する効果を制御することができる。
(4−1)フッ素樹脂プライマー;
フッ素樹脂表層と硬化シリコーンゴム弾性層の接着のために、この2層の間にプライマー層を設けても良い。さらに、プライマー層を形成するためのフッ素樹脂プライマー塗布に先だって、硬化シリコーンゴム弾性層表面にUV処理やシランカップリング剤処理を行うこともできる。
フッ素樹脂表層は、公知の方法で形成することができる。
上記の方法でなくても、フッ素樹脂粉体を熔融せしめてフッ素樹脂表層を形成できるものであれば良い。
図2は本発明に係る電子写真用部材を定着部材として用いた定着装置の断面概略構成図である。図2中、4がシームレス形状を有する電子写真用部材(以降、「定着ベルト」という)である。
定着ベルト4を保持するために耐熱性・断熱性の樹脂によって成型された、ベルトガイド部材5が形成されている。このベルトガイド部材5と定着ベルト4の内面とが接触する位置に熱源としてのセラミックヒータ6を具備する。セラミックヒータ6はベルトガイド部材5の長手方向に沿って成型具備された溝部に嵌入して固定支持されており、不図示の手段によって通電され発熱する。シームレス形状の定着ベルト4はベルトガイド部材5にルーズに外嵌させてある。加圧用剛性ステイ7はベルトガイド部材5の内側に挿通してある。定着ベルトに対向して配置されてなる加圧部材としての弾性加圧ローラ8はステンレス芯金8aにシリコーンゴムの弾性層8bを設けて表面硬度を低下させたものである。
芯金8aの両端部を装置の不図示の手前側と奥側のシャーシ側板との間に回転自由に軸受け保持させて配設してある。弾性加圧ローラ8には、表面性および離型性を向上させるために表層8cとして、厚さ50μmのフッ素樹脂チューブが被覆されている。加圧用剛性ステイ7の両端部と装置シャーシ側のバネ受け部材(不図示)との間にそれぞれ加圧バネ(不図示)を縮設することで、加圧用剛性ステイ7に押し下げ力を付与している。これによってベルトガイド部材5の下面に配設した、定着ベルトの加熱手段としてのセラミックヒータ6の下面と弾性加圧ローラ8の上面とが定着ベルト4を挟んで圧接して所定の定着ニップ部9が形成される。この定着ニップ部9に未定着トナーTによってトナー像が形成された、被加熱体となる記録媒体Pを挟持搬送させる。これにより、トナー像を加熱、加圧する。その結果、トナー像は溶融・混色、その後、冷却されることによって被記録材上にトナー像が定着される。
なお、本発明に係る定着装置においては、本発明に係る電子写真用部材は、加圧部材に適用することもでき、または、定着部材および加圧部材の両方に適用することもできる。
電子写真画像形成装置の全体構成について概略説明する。図3は本実施の形態に係るカラーレーザープリンタの概略断面図である。図3に示したカラーレーザープリンタ(以下、プリンタという)100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)各色ごとに一定速度で回転する電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラムという)を有する画像形成部を有する。また、画像形成部で現像され多重転写されたカラー画像を保持し、給送部から給送された記録媒体Pにさらに転写する中間転写体10を有する。感光体ドラム11(11Y,11M,11C,11K)は、駆動手段(不図示)によって、図3に示すように反時計回りに回転駆動される。
(1)下記の材料(a)および(b)を、Si−H基に対するビニル基の個数の割合(H/Vi)が、0.45となるように配合し、触媒量の白金化合物を加えて、液状の付加硬化型オルガノポリシロキサン混合物を得た。
(b)1分子中にSi−H結合を少なくとも2個以上有する、ハイドロジェンオルガノポリシロキサン(重量平均分子量1500(ポリスチレン換算))
次に、メチルハイドロジェンシリコーンオイル(商品名:DOW CORNING TORAY SH 1107 FLUID;東レ・ダウコーニング株式会社製)50mLを入れたビーカーを用意した。上記積層体を構成した全てのゴム片を、当該ビーカーに入れ、各ゴム片の全体が浸るように浸漬した。そして、温度30℃に設定した水浴を用いて、ビーカー中のオイルを温度30℃に維持し、24時間静置した。
その後、メチルハイドロジェンシリコーンオイルからゴム片を取り出し、各ゴム片の表面のオイルをワイパー(商品名:キムワイプS−200;日本製紙クレシア株式会社製)で充分に拭き取った。そして、各ゴム片を、200℃に設定したオーブンに入れ、4時間加熱した後、室温まで冷却した。各ゴム片をオーブンから取出し、再び積層して、先と同様にして積層体のマイクロ硬度(Hμ1)を測定した。測定値は、63.5度を示した。よって、実施例1に係る定着ベルトの硬化シリコーンゴム弾性層の硬度上昇率(Hμ1/Hμ0)は、2.7となった。
5人の被験者により画質変化が認められるか否かを目視で判断し、下記基準で評価した。
A:5人全員が「画質変化が少ない」と判断した。
B:4人が「画質変化が少ない」と判断した。
C:3人が「画質変化が少ない」と判断した。
D:「画質変化が少ない」と判断した人数が2人以下だった。
シリコーンゴム組成物中の、Si−H基に対するビニル基の個数の割合(H/Vi)、シリコーンゴム組成物の塗膜の厚さ、熱伝導性フィラーと不飽和脂肪族基の消費抑制フィラーの種類及び量を表1に記載したように変更した。それ以外は、実施例1と同様にして定着ベルトを調製し、評価した。
・実施例5、比較例2:熱伝導性フィラーとして、高純度真球状アルミナ(商品名:アルナビーズCB−A20S;昭和タイタニウム(株)製)。不飽和脂肪族基の消費抑制フィラーとして、酸化鉄(商品名:SYNTHETIC IRON OXIDE TODA COLOR 180ED;戸田工業(株)製)
・実施例6、比較例3:熱伝導性フィラーとして、高純度真球状アルミナ(商品名:アルナビーズCB−A30S;昭和タイタニウム(株)製)。不飽和脂肪族基の消費抑制フィラーとして、ルチル型酸化チタン(和光純薬工業(株)製)
・実施例7、比較例4:熱伝導性フィラーとして、高純度真球状アルミナ(商品名:アルナビーズCB−A05S;昭和タイタニウム(株)製)
・実施例8、比較例5:熱伝導性フィラーとして、高純度真球状アルミナ(商品名:アルナビーズCBA25BC;昭和タイタニウム(株)製)
2 硬化シリコーンゴム弾性層
3 フッ素樹脂表層
4 定着ベルト
8 弾性加圧ローラ
26 定着部
100 プリンタ
Claims (11)
- 基材と、
硬化シリコーンゴム弾性層と、
該硬化シリコーンゴム弾性層の表面上に付着させたフッ素樹脂粉体の熔融物で構成されたフッ素樹脂表層と、
を有する電子写真用部材において、
該硬化シリコーンゴム弾性層は、不飽和脂肪族基を含み、
該硬化シリコーンゴム弾性層を構成している硬化ゴムのマイクロ硬度をHμ0、および、
該硬化ゴムをメチルハイドロジェンシリコーンオイルに24時間浸漬後、さらに硬化させた後のマイクロ硬度をHμ1としたとき、Hμ1/Hμ0が2.5以上5.0以下であり、かつ、
該硬化シリコーンゴム弾性層は、第1のフィラーとして、アナターゼ型酸化チタンを含む酸化チタン粒子を含むことを特徴とする電子写真用部材。 - 前記硬化シリコーンゴム弾性層が、付加硬化型オルガノポリシロキサン混合物の硬化物を含む請求項1に記載の電子写真用部材。
- 前記付加硬化型オルガノポリシロキサン混合物が、不飽和脂肪族基を有するオルガノポリシロキサンを含み、該オルガノポリシロキサンは、不飽和脂肪族基の量が、ケイ素原子1モルに対して0.1モル%以上、2.0モル%以下である請求項2に記載の電子写真用部材。
- 前記硬化シリコーンゴム弾性層が、炭化ケイ素(SiC)、窒化ケイ素(Si3N4)、窒化ホウ素(BN)、窒化アルミニウム(AlN)、アルミナ(Al2O3)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化マグネシウム(MgO)、シリカ(SiO2)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、鉄(Fe)およびニッケル(Ni)からなる群から選択される少なくとも1つを第2のフィラーとして含む請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子写真用部材。
- 前記電子写真用部材が、定着ベルトである請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子写真用部材。
- 定着部材と、該定着部材の加熱手段と、該定着部材に対向して配置されてなる加圧部材とを具備している定着装置であって、
該定着部材および該加圧部材のいずれか一方または両方が、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子写真用部材であることを特徴とする定着装置。 - 定着部材と、該定着部材の加熱手段と、該定着部材に対向して配置されてなる加圧部材とを具備している定着装置であって、
該定着部材が、請求項5に記載の定着ベルトであることを特徴とする定着装置。 - 請求項6または7に記載の定着装置を具備していることを特徴とする電子写真画像形成装置。
- 基材と、
硬化シリコーンゴム弾性層と、
該硬化シリコーンゴム弾性層上の、フッ素樹脂粉体の熔融物を含むフッ素樹脂表層と、を有する電子写真用部材の製造方法であって、
(1)基材上に、不飽和脂肪族基を有する硬化シリコーンゴム弾性層を形成する工程と、
(2)該硬化シリコーンゴム弾性層の表面にフッ素樹脂粉体を付着させ、該フッ素樹脂粉体を熔融させてフッ素樹脂表層を形成する工程と、を有し、
該工程(1)は、
不飽和脂肪族基を有するオルガノポリシロキサン、ケイ素に結合した活性水素を有するオルガノポリシロキサンおよび架橋触媒を含む付加硬化型オルガノポリシロキサン混合物と、
不飽和脂肪族基の消費抑制フィラーと、を含む混合物の層を、基材上に形成する工程を含み、
該不飽和脂肪族基の消費抑制フィラーが、アナターゼ型酸化チタンである、ことを特徴とする電子写真用部材の製造方法。 - 前記アナターゼ型酸化チタンを、前記付加硬化型オルガノポリシロキサン混合物100質量部に対し、0.15質量部以上含有する請求項9に記載の電子写真用部材の製造方法。
- 前記アナターゼ型酸化チタンを、前記付加硬化型オルガノポリシロキサン混合物100質量部に対し、1.50質量部以下含有する請求項10に記載の電子写真用部材の製造方法。
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