JP6202366B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式やインクジェット方式などを採用した画像形成手段により、紙質やサイズの違う多様な種類の用紙ごとに予め設定された印刷条件に基づいて、用紙の種類ごとに適した画像形成が可能な画像形成装置が知られている。
また、前記画像形成装置としては、用紙の全周の縁に余白があるように用紙に画像を形成する縁あり印刷モードと、用紙の全周の縁またはいずれかの縁に余白がないように画像を形成する縁無し印刷モードとを実行可能なものが知られている(特許文献1など)。
縁あり印刷モードと縁無し印刷モードとを実行可能な画像形成装置では、一般に初期設定として縁あり印刷モードが選択されている。そして、縁無し印刷モードを実行する場合には、操作者がタッチパネルなどから縁無し印刷モードを選択し、縁あり印刷モードから縁無し印刷モードへ切り替えを行う。そのため、多様な種類の用紙の中で、特定の種類の用紙に対して常に縁無し印刷を行いたいというニーズがあっても、その都度、縁無し印刷モードの選択を操作者が行う必要があり、操作者の操作が煩雑になるといった問題が生じる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、操作者の操作が煩雑になるのを抑えつつ、用紙の種類ごとに縁あり印刷モードまたは縁無し印刷モードを選択して印刷を行うことができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、予め設定された印刷条件に基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段を有しており、用紙の全周の縁に余白があるように用紙にトナー像を形成する縁あり印刷モードと、用紙の全周の縁またはいずれかの縁に余白がなくなるように該用紙の端までトナー像を形成する縁無し印刷モードとが実行可能な画像形成装置において、前記縁あり印刷モードを実行するか、前記縁無し印刷モードを実行するかを、前記印刷条件として用紙の種類ごとに設定可能な印刷条件設定手段を有し、前記画像形成手段は、回転可能に設けられトナー像を担持する像担持体と、像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該像担持体の表面に当接するように配置され回転可能に構成された転写部材を有し像担持体上から用紙にトナー像を転写する転写手段とを備え、前記縁あり印刷モードを実行するときは、前記像担持体上に連続して画像を形成する連続画像形成期間中に前記像担持体上に存在する紙間領域のうちの一部の紙間領域に、用紙へは転写しない非転写トナー像を形成し、前記像担持体上の該非転写トナー像が形成された紙間領域が、前記像担持体と前記転写部材とが対向する転写領域を通過するときに、該転写部材を該像担持体から離間させ、前記縁無し印刷モードを実行するときは、前記紙間領域に前記非転写トナー像を形成せず、前記転写部材は前記像担持体から離間させないことを特徴とするものである。
以上、本発明によれば、操作者の操作が煩雑になるのを抑えつつ、用紙の種類ごとに縁あり印刷モードまたは縁無し印刷モードを選択して印刷を行うことができるという優れた効果がある。
複写機の制御ブロック図。 実施形態に係る画像形成装置を示す全体構成図。 4つの画像形成部及びその近傍の拡大図。 (a)縁あり印刷を示す図、(b)縁無し印刷を示す図、(c)後端縁無し印刷を示す図。 中間転写ベルト上に濃度調整制御用のトナーパターンが形成されている状態を示す図。 トナーパターンを用いたトナー濃度制御について説明する図。 (a)二次転写ローラと中間転写ベルトとが接触状態であるときを示す模式図、(b)二次転写ローラと中間転写ベルトとが離間状態であるときを示す模式図。 二次転写ローラの硬度とショックジターとの関係を示すグラフ。 後端縁無し印刷の制御のフローチャート。 実施例2における二次転写バイアス切り替え制御の制御内容を示す説明図。 実施例3における二次転写バイアス切り替え制御の制御内容を示す説明図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図2は、実施形態に係る画像形成装置を示す全体構成図であり、ここではその一例としてカラー複写機(以下、単位に複写機という。)を示している。この複写機は、像担持体としての中間転写ベルト10を用いた中間転写方式でタンデム型の電子写真装置である。複写機の最下部に給紙テーブル2を、その上方に複写機本体1を、さらにその上部にスキャナ3及び原稿自動給送装置(ADF)4がそれぞれ設けてある。
複写機本体1には、ほぼ中央に無端状の中間転写ベルト10を備えた転写装置20が設けてあり、中間転写ベルト10は駆動ローラ14と従動ローラ15と二次転写対向ローラ16とにより張架され、図中時計回り方向に回転(表面移動)する。従動ローラ15の左方には、中間転写ベルトクリーニング装置17が設けられており、この中間転写ベルトクリーニング装置17によって、画像転写後に中間転写ベルト10の表面に残留する残留トナーが除去されて次回の画像形成に備えられる。
駆動ローラ14と従動ローラ15との間に架け渡された中間転写ベルト10の直線状部分の上方には、中間転写ベルト10の表面移動方向に沿って、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの画像形成部18Y,18M,18C,18Kが設けられている。
図3に4つの画像形成部18Y,18M,18C,18K及びその近傍の拡大図を示す。各画像形成部18Y,18M,18C,18Kは、潜像担持体としてのドラム状の感光体40Y,40M,40C,40K(以下、色分け場合には、色分け符号であるY、M、C、Kを省略する。)が設けられている。
各感光体40は、それぞれ、図中反時計回り方向に回転可能に設けられており、その周囲には、帯電装置60、現像装置61、一次転写手段を構成する一次転写装置62、感光体クリーニング装置63、及び、除電装置64がそれぞれ設けられている。また、図2に示すように感光体40の上方には露光装置21が設けられている。
中間転写ベルト10の下側には、二次転写手段を構成する転写部材としての二次転写ローラ22が、中間転写ベルト10の表面に当接するように配置されている。この二次転写ローラ22が中間転写ベルト10を介して二次転写対向ローラ16に圧接するようになっている。そして、二次転写ローラ22と中間転写ベルト10とが対向する二次転写領域に送り込まれた用紙に、中間転写ベルト10上のトナー画像を一括転写する。
また、二次転写対向ローラ16には、二次転写領域で中間転写ベルト10上のトナー画像を用紙側に転移させるための転写電界を形成すべく転写バイアスが、転写バイアス印加手段である二次転写バイアス印加電源9によって印加される。
なお、バイアス印加による中間転写ベルト10から用紙へのトナー画像の転写は、二次転写対向ローラ16に中間転写ベルト10の裏側からトナーの正規帯電極性と同極性のバイアスを印加する方法がある。また、二次転写バイアス印加電源9によって二次転写ローラ22に用紙の裏側からトナーと逆極性のバイアスを印加する方法がある。
バイアス印加方法はどちらかに限定されるものではないが、本実施形態では、二次転写対向ローラ16に、二次転写バイアス印加電源9によって、トナーの正規帯電極性であるマイナス極性と同極性のマイナスバイアスを印加する。
本実施形態では、二次転写ローラ22として芯金の周りに発泡体を設けた発泡ローラを用いている。
厚紙を用いた場合には、二次転写ローラ22と中間転写ベルト10とが接触した状態で二次転写領域へ厚紙を搬送した際に、二次転写ローラ22と厚紙とが衝突したときの衝撃が薄紙を用いた場合よりも大きくなる。そして、その衝撃により大きな振動が二次転写ローラ22に生じ、その振動が画像形成部18の感光体40や露光装置21に伝わって、露光装置21による感光体40への潜像の書込位置が正規の位置からずれ、画像不良が発生する虞がある。
そのため、二次転写ローラ22として発泡ローラを用いることで、二次転写ローラ22と厚紙とが衝突したときの衝撃が発泡体によって緩和され衝撃による振動が小さくなり、前記画像不良の発生を抑えることができる。
二次転写ローラ22の用紙搬送方向下流側には、無端状の定着ベルト26に加圧ローラ27を圧接させて形成した定着ニップで熱と圧力とにより、用紙上に形成されたトナー画像を定着する定着装置25が設けられている。画像転写後の用紙が、張架ローラ23aと張架ローラ23bとに架け渡された無端状の搬送ベルト24によって定着装置25の定着ニップへと搬送される。
二次転写ローラ22の下側には、用紙表裏両面に画像を形成する際に用紙の表裏を反転させる用紙反転装置28が設けてある。
本実施形態のカラー複写機でカラーのコピーをとるときは、原稿自動給送装置4の原稿台30上に原稿をセットするか、原稿自動給送装置4を開いてスキャナ3のコンタクトガラス32上に原稿をセットする。
なお、コンタクトガラス32上に原稿をセットした場合、原稿自動給送装置4を閉じることで原稿がコンタクトガラス32へ押圧される。そして、図示しないスタートスイッチを押すと、原稿自動給送装置4に原稿をセットしたときは原稿が自動でコンタクトガラス32上に給送される。
一方、コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ3が作動し、第一走行体33及び第二走行体34が走行を開始する。これにより、第一走行体33の光源からの光が原稿に向けて照射され、原稿面からの反射光が第一走行体33のミラーにより第二走行体34の方向に反射される。そして、さらに第二走行体34の一対のミラーにより180度方向を変えて結像レンズ35を通り、読み取りセンサ36に入射して原稿の内容が読み取られる。
また、上述したスタートスイッチの押下により、中間転写ベルト10が回動を開始すると同時に各感光体40も回動を開始して、それぞれの感光体40上にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各単色トナー像が形成される。このようにして各感光体40上に形成された各単色トナー像は、図中時計回り方向に回動する中間転写ベルト10上に重ね合わせて順次転写されてフルカラーの合成カラー画像が形成される。
一方、給紙テーブル2内の選択された給紙段の給紙ローラ42が回転し、ペーパーバンク43内の選択された給紙カセット44から用紙が繰り出され、分離ローラ45により一枚に分離されて給紙路46に搬送される。繰り出された用紙は搬送ローラ47により複写機本体1の給紙路48に搬送され、レジストローラ対49に当接して一旦停止状態になる。
なお、手差し給紙の場合には、手差しトレイ51上にセットされた用紙が手差し給紙ローラ50の回転により繰り出され、手差し分離ローラ52により一枚に分離されて手差し給紙路53に搬送され、レジストローラ対49に当接して一旦停止状態になる。
いずれの場合でもレジストローラ対49は、中間転写ベルト10上のカラー画像に合わせた正確なタイミングで回転を開始し、停止状態にあった用紙を中間転写ベルト10と二次転写ローラ22との間に送り込む。これにより、二次転写ローラ22に印加された転写バイアスによる転写電界の作用によって、中間転写ベルト10上から用紙上にカラー画像が転写される。
カラー画像が転写された用紙は、搬送ベルト24により、定着装置25へ搬送され、加熱、加圧されて転写画像が定着された後、切換爪55により排出側に案内され、排出ローラ56により排紙トレイ57上に排出されてスタックされる。
なお、両面コピーモードが選択されている場合には、表面に画像を形成した用紙は切換爪55により用紙反転装置28側に搬送され、反転して再び転写位置へ導かれ、裏面に画像が形成された後、排出ローラ56により排紙トレイ57上に排出される。
また、ブラック単色画像を中間転写ベルト10上に形成する場合には、駆動ローラ14以外の従動ローラ15,16を移動させてイエロー、マゼンタ、シアンの感光体40Y,40M,40Cを中間転写ベルト10から離間させるようにしている。
なお、図2に示したようなタンデム型でなく、感光体40が一つしかない所謂1ドラム型の画像形成装置にあっては、ファーストコピー速度を早くするために、最初にブラック作像をするのが一般的である。そして、その後、原稿がカラーの場合のみ残りの色の作像を行うようにしている。
レジストローラ対49は、通常接地されて用いられることが多いが、用紙の紙粉除去のためにバイアスを印加することもできる。例えば、直径18[mm]で表面を厚さ1[mm]の導電性NBRゴムで被覆した導電性のゴムローラを用いてバイアスを印加する場合、次のように電圧を印加すれば良い。
すなわち、ゴム材の体積抵抗は10[Ω・cm]程度であり、レジストローラ対49のトナーが転写される用紙面側(用紙おもて面側)のローラに−800[V]程度の電圧を印加し、用紙裏面側のローラには+200[V]程度の電圧を印加する。
一般的に中間転写方式では紙粉が感光体40にまで移動しにくいため、紙粉転写を考慮する必要が少なく、アースになっていても差支えない。また、印加電圧として一般にDCバイアスが印加されているが、用紙をより均一に帯電させるため、DCオフセット成分を持ったAC電圧を印加することも可能である。
このようにバイアスを印加したレジストローラ対49を通過した後の用紙表面は、若干マイナス側に帯電している。そのため、中間転写ベルト10から用紙への転写では、レジストローラに電圧を印加しなかった場合に比して転写条件が変わり、転写条件を変更する場合もある。
図1は、複写機の制御ブロック図を示すものである。
本実施形態の複写機には、複写機で行われる種々の制御をつかさどる制御装置70が設けられており、給紙テーブル2やスキャナ3や原稿自動給送装置4など複写機全体を制御するシステム制御部71を有している。また、制御装置70には印刷制御部73が設けられており、画像形成部18や転写装置20や定着装置25などは、システム制御部71から印刷制御部73を介して制御される。
なお、システム制御部71には記憶部72が設けられており、用紙の種類ごとに応じた印刷条件が予め記憶させている。また、操作者が入力手段であるタッチパネル90を用いて操作者が入力した情報に基づいてシステム制御部71による制御を行ったり、操作者が入力した情報を記憶部72に記憶させたりすることも可能となっている。
そして、印刷が開始されると、制御装置70は、スキャナ3や原稿自動給送装置4を制御して画像情報を得るととともに、給紙テーブル2を制御して給紙を行う。また、システム制御部71から用紙の種類に応じた印刷条件の設定値を印刷制御部73に送信し、印刷制御部73は、この設定値に従って画像形成部18などの制御を行う。
なお、用紙の種類に応じた印刷条件の設定値は、タッチパネル90などから操作者が入力した用紙の種類の情報など、公知の用紙種類判別方法を用いて得られた用紙種類情報に基づいて、システム制御部71から印刷制御部73に送信すればよい。
また、後述するが、本実施形態の複写機は用紙の種類ごとに異なる印刷条件を設定可能な印刷条件設定手段100を有しており、この印刷条件設定手段100は、システム制御部71、記憶部72及びタッチパネル90などによって構成されている。
次に、縁あり印刷と縁無し印刷とについて説明する。図4(a)は縁あり印刷を示しており、図4(b)は縁無し印刷を示している。図4(c)は後端縁無し印刷を示している。
本実施形態のカラー複写機では、用紙の全周の縁に余白があるように用紙にトナー像を形成する縁あり印刷モードと、用紙のいずれの縁にも余白がないように用紙にトナー像を形成する縁無し印刷モードとを有している。
なお、この縁無し印刷モードは、さらに、用紙の全周の縁に余白がないように用紙にトナー像を形成する全周縁無し印刷モードと、用紙搬送方向で用紙後端の縁に余白がないように用紙にトナー像を形成する後端縁無し印刷モードとに分けられる。
縁あり印刷では、中間転写ベルト10上に形成されたトナー像が用紙内に全て収まり、図4(a)に示すように、用紙の全周(上下左右)に余白(上余白、下余白、左余白、右余白)が存在する。
全周縁無し印刷モードでは、用紙の全周の縁からはみ出すように中間転写ベルト10上にトナー像を形成し、図4(b)に示すように、用紙の端までトナー像が存在し、用紙の全周(上下左右)の縁に余白がない状態である。
なお、縁無し印刷では、用紙の端まで画像を形成しようとした場合、二次転写領域に搬送されてくる用紙の端の位置に合わせて、中間転写ベルト10上にトナー像を形成すればよい。ところが、少なからず二次転写領域に進入する用紙の搬送位置にずれが生じるため、二次転写領域に搬送されてくる用紙の端の位置に合わせて、中間転写ベルト10上にトナー像を形成するのは困難である。よって、本実施形態の複写機では、用紙の縁からはみ出すように中間転写ベルト10上にトナー像を形成している。
後端縁無し印刷では、用紙の用紙搬送方向後端(図4(c)における用紙の下縁)からはトナー像がはみ出すように、用紙の他の縁(図4(c)における上縁、左縁、右縁)からはトナー像がはみ出さないように、中間転写ベルト10上にトナー像を形成する。すなわち、図4(c)に示すように、用紙下端(用紙後端)までトナー像が存在して用紙の下縁に余白(下余白)がなく、用紙の他の縁には余白(上余白、左余白及び右余白)が存在する状態である。
なお、縁無し印刷の画像形成に係る複写機の制御方法については、公知であり、本発明は縁無し印刷の制御方法を限定するものではないため、制御方法の実施例説明は省略する。
図5は、中間転写ベルト10上に複数種類の濃度検知用トナーパッチからなる濃度調整制御用のトナーパターンTPが形成されている状態を示している。感光体40上に作像されたトナーパターンTPが、感光体40と中間転写ベルト10との接触位置である一次転写領域で、一次転写装置62により中間転写ベルト10上に転写され、中間転写ベルト10上に付着している状態である。
濃度調整制御用のトナーパターンTPは、通常、各色について、互いに目標濃度が異なるようにトナーパッチが複数形成され、各トナーパッチのトナー付着量(トナー濃度)が中間転写ベルト10に対向して取り付けられたトナー付着量センサ5により検出される。
トナーパターンTPによるトナー付着量の検出作業は、次の二通りのタイミングで行われる。すなわち、画像形成動作とは別のプロセスコントロールモード(濃度調整制御モード)において実施されるか、あるいは、連続画像形成期間中(連続印刷中)における中間転写ベルト10上の紙間領域(トナー画像間領域)を利用して行われる。そして、特に連続画像形成期間中における中間転写ベルト10上の紙間領域を利用して行うのは、上述した縁あり印刷モードを実行しているときであるのが望ましい。
なお、トナーパターンTPは、通常のトナー像と同じ原理で紙間領域に作像される。具体的には図3に示される、感光体40、帯電装置60、現像装置61などによってトナー像が形成される。
このトナーパターンTPを用いたトナー濃度制御について説明する。図6で示されるトナー付着量センサ5でトナーパターンTPの各トナーパッチそれぞれのトナー付着量を検知する。そして、検知した値に基づいて濃度調整制御部80は、トナー補給モータ96、現像バイアス印加装置81、帯電バイアス印加装置82のいずれか、あるいはそれら複数を制御し、画像濃度の調整を実行する。トナー補給モータ96の制御で調整する場合は、トナー補給装置95によるトナー補給の加減によってトナー濃度を調節することにより画像濃度の調節を行う。現像バイアス印加装置81や帯電バイアス印加装置82の制御で、現像バイアスや帯電バイアスの調整する場合は、そのバイアス値の加減によって画像濃度の調整を行う。なお、図6ではブラックの画像形成部18Kだけを示して説明したが、実際の制御は全ての色に対して行う。
また、低画像面積の画像形成動作が続くと、現像装置61内に長時間とどまりつづける古いトナーが増えてくるため、トナー帯電特性が劣化し画像形成に用いると画像品質が悪くなる(現像能力低下、転写性低下)。そのため、本実施形態の複写機は、現像装置61内のトナーをリフレッシュするリフレッシュモードを備えている。このリフレッシュモードでは、古いトナーが現像装置61内に滞留しないように、一定のタイミングで感光体40上の紙間領域にトナーを吐き出し、トナー吐き出し後に新しいトナーを現像装置61に補給して、現像装置61内のトナーをリフレッシュする。
不図示の制御部は、各現像装置61Y,61M,61C,61Kのトナー消費量と、各現像装置61Y,61M,61C,61Kの動作時間とを記憶しておく。そして、所定のタイミングで、現像装置61の所定期間の動作時間に対して、トナー消費量が閾値以下である否かを各現像装置61について調べる。そして、閾値以下の現像装置61について、リフレッシュモードを実行する。
リフレッシュモードが実行されると、感光体40上の紙間領域にトナー消費パターンが形成され、中間転写ベルト10に転写される。トナー消費パターンの付着量は、現像装置61の所定期間の動作時間に対するトナー消費量に基づき決定され、単位面積当りの最大付着量が、1.0[mg/cm]ほどになることがある。また、中間転写ベルト10に転写されたトナー消費パターンのトナーQ/d分布を測定すると、ほぼ正規帯電極性に揃っている。
また、このように感光体40上の紙間領域に形成されたトナー消費パターンは、中間転写ベルト10の紙間領域に転写され、中間転写ベルトクリーニング装置17によって中間転写ベルト10から除去される。
図7は、二次転写ローラ22を中間転写ベルト10から離間させる二次転写接離機構65の構成及び動作を説明するための模式図である。なお、図7(a)は、二次転写ローラ22と中間転写ベルト10とが接触状態であるときのものであり、図7(b)は、二次転写ローラ22と中間転写ベルト10とが離間状態であるときのものである。
二次転写接離機構65は、二次転写ローラ22の二次転写ローラ軸22aを回転可能に支持し、揺動軸29を中心に装置本体に対して揺動可能な揺動部材19を有している。
また、この揺動部材19の下面に設けられたカム当接位置Sにカム面が当接するように配置された、回転軸66aを中心に回転可能なカム部材としての接離カム66を有している。さらに、この接離カム66を回転させる回転駆動手段としての図示しない駆動装置(接離モータ)を有している。
本実施形態では、接離カム66の回転軸66aから最も離れたカム面部分が、揺動部材19のカム当接位置Sに当接した状態となる回転位置に、接離カム66が回転した状態で、図7(a)のように二次転写ローラ22と中間転写ベルト10とが接触状態となる。
また、接離カム66の回転軸66aから最も近接したカム面部分が揺動部材19のカム当接位置Sに当接した状態となる回転位置に接離カム66が回転した状態で、図7(b)のように二次転写ローラ22と中間転写ベルト10とが離間状態となる。
なお、接離カム66の回転軸66aから最も近接したカム面部分が揺動部材19のカム当接位置Sに当接した状態となる回転位置とは、図7(a)の回転位置から180度回転した位置である。
接触状態から接離カム66を回転させるとき、揺動部材19は、自重によって接離カム66のカム面に当接した状態が維持される。したがって、接触状態から接離カム66を回転させると、揺動部材19は、揺動軸29を中心に図中時計回り方向へ回転し、それに連動して二次転写ローラ22が図7(b)に示すように中間転写ベルト10から離間した状態になる。
そして、例えば、縁あり印刷モードで、中間転写ベルト10上のトナーパターンTPやトナー消費パターンが形成された紙間領域が、二次転写領域を通過するときに、二次転写接離機構65によって、二次転写ローラ22を中間転写ベルト10から離間させる。これにより、トナーパターンTPのトナーが二次転写ローラ22の表面に付着するを抑えられ、用紙の裏面汚れやコバ面汚れなどが生じるのを抑制することができる。そして、次の用紙が二次転写領域に進入する前に、二次転写接離機構65によって、二次転写ローラ22を中間転写ベルト10に当接させる。
[実施例1]
本実施例では、二次転写ローラ22に、金属性芯金部材の周りに発泡部材である発泡性ゴムを設けた発泡ローラを用いた。発泡性ゴムの材料としては、特に限定するものではないが、ここではNBRゴムを用い、金属性芯金部材と発泡部材とを含むローラ部材のローラ表面に硬度計を直接当てて測定したアスカーC硬度が40[°]となるように処方調節を行った。
この構成において、ショックジターの評価を行った結果を図8に示す。評価は5段階の目視ランク評価で行った。ランク5はジターなしの最も良い評価で、ランク1が最も悪く、許容可能なのはランク4以上とする。評価紙は坪量300[g/m]の厚紙とし、紙突入時の一次転写、現像、書込みへの影響も評価するため、評価紙を連続10枚通紙した時に発生した最も悪いジターを評価した。
二次転写ローラ22としては、実施例のアスカーC硬度40[°]の発泡ローラ以外に、比較としてアスカーC硬度70[°]、60[°]、50[°]、30[°]の発泡ローラと、アスカーC硬度80[°]のソリッドゴムローラも用いて評価した。
図8より、二次転写ローラ22の硬度は低いほどジターは発生しにくく、アスカーC硬度が60[°]以下であれば許容範囲内となることがわかる。さらには、アスカーC硬度が40[°]以下であればジターは目視で見えない状態にまで改善する。
ただし、ローラ硬度が低くなるほど繰り返し圧力が加えられることで変形がしやすくなるため、必要以上にローラ硬度を下げるのは望ましくない。
また、本実施例では、用紙の種類ごとに異なる印刷条件を設定可能な印刷条件設定手段100を有しており、印刷条件設定手段100によって後端縁無し印刷を行うか否かの選択可能となっている。これにより、印刷の都度、印刷条件の設定で操作者が縁あり印刷モードまたは後端縁無し印刷モードを選択する場合よりも、後端縁無し印刷の有無の選択を簡易に行うことができる。
次に、用紙の種類ごとに異なる印刷条件を設定することのできる印刷条件設定手段100について説明する。
ここで、従来技術として、多様な種類の紙質やサイズの用紙に対して適切な画像形成が可能にできる画像形成装置について提案されている(特開2010−217742号公報など)。そして、本実施例の複写機では、この従来技術を採用しており、予め登録されている用紙種別(プリセット紙種)の他に、操作者がカスタム紙種を設定できるようにしている。
具体的には、画像形成パラメータのうち、転写バイアスや定着温度などのパラメータの値を、カスタム設定のパラメータとして複写機に設けられたタッチパネル90から操作者が入力する。このように入力された、カスタム設定のパラメータの組を、カスタム紙種設定値として、複写機全体を制御するシステム制御部71に設けられた記憶部72に印刷条件として記憶させる。そして、印刷を開始すると、画像形成部18などを制御する印刷制御部73にシステム制御部71からカスタム紙種設定値が送信され、印刷制御部73は、このカスタム紙種設定値の各パラメータの値に従って画像形成部18などの制御を行う。
また、本実施例の複写機では印刷条件設定手段100により、印刷条件を設定するカスタム紙種設定の一つとして、縁無し印刷のうち少なくとも後端縁無し印刷の有無を選択可能にしている。詳しくは、用紙の種類ごとに、縁あり印刷モードを実行するか後端縁無し印刷モードを実行するかを、タッチパネル90から操作者が選択し印刷条件として予め設定してシステム制御部71の記憶部72に記憶させておくことができる。
これにより、操作者が任意で、後端縁無し印刷を行う種類の用紙に対しては、印刷条件として後端縁無し印刷モードを予め設定しておき、後端縁無し印刷を行わない種類の用紙に対しては、印刷条件として縁あり印刷モードを予め設定しておくことができる。
よって、印刷の都度、操作者が縁あり印刷モードまたは後端縁無し印刷モードを選択することなく、用紙の種類ごとに後端縁無し印刷モードの設定の有無を判断して、自動で縁あり印刷モードか後端縁無し印刷モードを選択して印刷を行うことができる。
したがって、操作者の操作が煩雑になるのを抑えつつ、用紙の種類ごとに後端縁無し印刷モードの有無が選択されて印刷を行うことができる。また、後端縁無し印刷を行う種類の用紙や縁あり印刷を行う種類の用紙を用いた際に、後端縁無し印刷モードや縁あり印刷モードの選択を、操作者が忘れた状態で印刷がなされるのを抑制することもできる。
なお、ここでは、印刷条件として用紙の種類ごとに、縁あり印刷モードと後端縁無しモードとを選択可能としているが、これに限るものではない。すなわち、印刷条件として用紙の種類ごとに、縁あり印刷モードと全周縁無し印刷モードとを選択可能にしたり、縁あり印刷モードと全周縁無し印刷モードと後端縁無し印刷モードとを選択可能にしたりしてもよい。
また、用紙の種類ごとに、縁あり印刷を行うか縁無し印刷を行うかを、印刷条件設定手段100により操作者が選択し印刷条件として予め設定することに関しては、電子写真方式の画像形成装置に限るものではない。すなわち、インクジェット方式の画像形成装置など、他の方式の画像形成装置にも適用可能である。
図9は、印刷条件設定手段100により印刷条件として用紙の種類ごとで後端縁無し印刷の有無を選択した場合での、印刷動作制御を示すフローチャートである。
まず、印刷情報が入力され(S1)、印刷情報内の紙種設定にカスタム紙種が選択されているかを判定する(S2)。カスタム紙種が選択されている場合は(S2でYES)、カスタム紙種の紙種設定の中で、「後端縁無し印刷」の設定を判定する(S3)。「後端縁無し印刷」の設定が「有」となっている場合は(S3でYES)、作像領域の後端白抜け幅を0に設定し(S4)、このように設定された後端白抜け幅で印刷を開始し(S5)、一連の制御を終了する。
なお、一般に、通常は前記後端白抜け幅として、0以外のある値が設定されており、画像情報が用紙サイズいっぱいまであったとしても、定着巻きつき防止や裏汚れ防止のために、用紙端の画像をある領域まで切って作像している。一方、前記後端白抜け幅が0に設定された場合は、画像情報が用紙サイズいっぱいまである場合、用紙端いっぱいまで作像することになる。
カスタム紙種が選択されていない場合(S2でNO)や、「後端縁無し印刷」の設定が「無」となっている場合(S3でNO)は、作像領域の後端白抜け幅を0以外の予め設定された通常の値(所定値)に設定する(S6)。つまり、画像情報が用紙サイズいっぱいまであったとしても、定着巻きつき防止や裏汚れ防止のために、用紙端の画像をある領域まで切って作像する。そして、このように後端白抜け幅で印刷を開始し(S5)、一連の制御を終了する。
本実施例においては、二次転写ローラ22に材質が軟らかい発泡ローラを用いることで、厚紙が二次転写領域に突入して二次転写ローラ22に衝突したときの振動を低減させることができる。よって、一次転写、現像、書込みへ伝わる振動を低減させ、ショックジターを抑制することができる。
一方、発泡ローラはクリーニングブレード等での常時清掃が困難であるため、縁無し印刷を行うと、用紙からはみ出したトナーによって二次転写ローラ表面が汚れ、二次転写ローラ1回転後に用紙の裏面またはコバ面を汚してしまう。特に、用紙の左右端からはみ出したトナーは、常時清掃を行っていない場合は、確実に二次転写ローラ1回転後に同じ用紙のコバ面を汚してしまう。
そのため、縁無し印刷を後端のみに限定することによって、印字時に用紙からはみ出したトナーを用紙間で清掃することができれば、用紙裏汚れとコバ面汚れとを防ぐことができる。しかしながら、用紙間で清掃動作を行うことによって、連続印刷時の生産性が低下する場合がある。
そこで、印刷条件設定手段100によって、印刷条件に用紙の種類ごとで後端縁無し印刷を行うか否かを選択可能とする。これにより、縁無し印刷を行いたい種類の用紙への印刷時だけ上述したような中間転写ベルト10上の紙間領域の清掃を行い、それ以外の種類の用紙が選択された場合は通常の印刷動作(縁あり印刷モード)を行うことができるようにする。このことで、生産性低下を最低限に防ぐことができる。
[実施例2]
本実施例では、上記カスタム紙種の紙種設定で、「後端縁なし印刷」の設定が「有」となっている場合に、後端縁無し印刷を行うとともに、通常の印刷時よりも紙間領域の距離を、二次転写ローラ1回転分以上長くする構成としている。具体的には、本実施例では、後端縁無し印刷を行う場合に、通常の印刷時よりも紙間領域の距離を二次転写ローラ1.2回転分長くする。
後端縁無し印刷では、用紙の後端側の縁からはみ出すように画像を形成するので、用紙の後端側の縁からはみ出したトナーは、中間転写ベルト10上に付着する。そのため、二次転写領域で中間転写ベルト10から用紙に画像を転写するときに、そのはみ出したトナーが中間転写ベルト10から二次転写ローラ22の表面に付着してしまう。よって、二次転写ローラ22の表面に付着したトナーが、二次転写領域へ後から搬送されてくる用紙の裏面やコバ面に付着し、前記はみ出したトナーによる用紙裏汚れやコバ面汚れが生じてしまう。
そこで、本実施例では、後端縁無し印刷を行う場合に、紙間領域で二次転写バイアスを、通常の印刷時と同極性のバイアスと逆極性のバイアスとで切り替え、二次転写ローラ22に付着したトナーを中間転写ベルト10に紙間領域で再付着させる構成とした。なお、このように二次転写ローラ22に付着したトナーを中間転写ベルト10に紙間領域で再付着させる際には、二次転写ローラ22と中間転写ベルト10とを当接させている。
図10は、本実施例における後端縁無し印刷が設定されている場合での二次転写バイアス切り替え制御の制御内容を示す説明図である。図10では、横軸を時間とし、用紙やトナー画像が二次転写領域を通過するタイミングと、二次転写バイアス印加電源9による二次転写バイアスの切り替えタイミングとを示している。
まず、先行用紙P1の後端が二次転写領域を通過してから一定の間隔をあけて、二次転写バイアスを、通常の印刷時とは逆極性のバイアス(プラス極性のバイアス)に切り替え(図10中の時刻A)、二次転写バイアスをプラスにする(図10中の時刻B)。
そして、用紙後端が二次転写領域を通過してから、通常印刷時よりも二次転写ローラ1回転分以上の走行時間待って、二次転写バイアスを通常の印刷時のバイアス(マイナス極性のバイアス)に切り替える(図10中の時刻C)。
そして、用紙後端が二次転写領域を通過してから、通常印刷時よりも二次転写ローラ1.2回転分の走行時間が経過して、次の後行用紙P2の先端が二次転写領域に入力される前に、二次転写バイアスが通常出力になっているようにする(図10中の時刻D)。
このように、後端縁無し印刷を行う場合に、通常の印刷時よりも紙間領域の距離を二次転写ローラ1.2回転分長くすることで、プラスの二次転写バイアスが印加される時間を、通常の印刷時よりも二次転写ローラ1回転分以上長くすることができる。これにより、二次転写ローラ表面に付着したマイナス極性のトナーが、二次転写ローラ全周にわたって中間転写ベルトに再転写されることになり、二次転写ローラ全周にわたってトナーを除去することができる。
[実施例3]
本実施例では、上記カスタム紙種の紙種設定で、「後端縁なし印刷」の設定が「有」となっている場合に、後端縁無し印刷を行うとともに、通常の印刷時よりも紙間領域の距離を、二次転写ローラ2回転分以上長くする構成としている。具体的には、本実施例において、後端縁無し印刷を行う場合に、通常の印刷時よりも紙間領域の距離を二次転写ローラ3回転分長くする。
また、後端縁無し印刷を行う場合に、紙間領域で二次転写バイアスを、通常の印刷時と同極性のバイアスと逆極性のバイアスとで交互に切り替え、二次転写ローラ22に付着したトナーを中間転写ベルト10に紙間領域で再付着させる構成とした。
図11は、本実施例における後端縁無し印刷が設定されている場合での二次転写バイアス切り替え制御の制御内容を示す説明図である。図11では、横軸を時間とし、用紙やトナー画像が二次転写領域を通過するタイミングと、二次転写バイアス印加電源9による二次転写バイアスの切り替えタイミングとを示している。
まず、先行用紙P1の後端が二次転写領域を通過してから一定の間隔をあけて、二次転写バイアスを、通常の印刷時とは逆極性のバイアス(プラス極性のバイアス)に切り替え(図11中の時刻A)、二次転写バイアスをプラスにする(図11中の時刻B)。
そして、このバイアス切り替え時から時間T1だけ待って、二次転写バイアスを、通常の印刷時のバイアス(マイナス極性のバイアス)に切り替え(図11中の時刻C)、二次転写バイアスをマイナスにする(図11中の時刻D)。
そして、二次転写バイアスがマイナスに切り替わってから時間T2だけ待って、二次転写バイアスを、通常の印刷時とは逆極性のバイアス(プラス極性のバイアス)に切り替え(図11中の時刻E)、二次転写バイアスをプラスにする(図11中の時刻F)。
そして、二次転写バイアスがプラスに切り替わってから時間T1だけ待って、二次転写バイアスを、通常の印刷時のバイアス(マイナス極性のバイアス)に切り替え(図11中の時刻G)、二次転写バイアスをマイナスにする(図11中の時刻H)。
そして、次の後行用紙P2の先端が二次転写領域に入力される前に、二次転写バイアスが通常出力になっているようにする(図11中の時刻I)。
図11に示すように、二次転写バイアスがプラスである状態が、2×T1時間分全体として存在し、少なくとも二次転写ローラ1回転分以上あるようにする。また、二次転写バイアスがマイナスである状態が、2×T2時間分全体として存在し、少なくとも二次転写ローラ1回転分以上あるようにする。
後端縁無し印刷を行う場合には、通常の印刷時よりも紙間領域の距離を広げ、用紙後端が二次転写領域を通過した後の二次転写バイアスの切り替えを、通常の印刷時よりも二次転写ローラ3回転分遅らせる。これにより、以下の数1及び数2を満足することができた。
Figure 0006202366
Figure 0006202366
そして、上記数1を満たすことによって、二次転写ローラ表面に付着したマイナス帯電トナーの中間転写ベルト10への再転写によるクリーニングを、二次転写ローラ全周にわたって行うことができる。また、上記数2を満たすことで、プラスに逆帯電したトナーも中間転写ベルト10への再転写によるクリーニングを、二次転写ローラ全周にわたって行うことができる。
なお、後端縁無し印刷を行う場合に、後端縁無し印刷を行わない通常の印刷時に対して紙間領域をどの程度広げれば二次転写ローラ全周のクリーニングを行えるかは、二次転写ローラ22の切り替え時間に依存する。しかしながら、通常の印刷時よりも少なくとも二次転写ローラ2回転分以上広げる必要がある。
また、本実施例では、後端縁無し印刷を行う場合紙間領域での二次転写バイアスのマイナスとプラスとの切り替え回数を合計4回としたが、これに限るものではない。すなわち、二次転写ローラ22と中間転写ベルト10とが当接した状態での、マイナスの二次転写バイアス印加を二次転写ローラ1回転以上、プラスの二次転写バイアス印加を二次転写ローラ1回転以上させれば良い。そして、これを満たしていれば、二次転写バイアスのマイナスとプラスとの切り替え回数が限定されるものではない。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
予め設定された印刷条件に基づいて用紙に画像を形成する複写機本体1などの画像形成手段を有しており、用紙の全周の縁に余白があるように用紙にトナー像を形成する縁あり印刷モードと、用紙の全周の縁またはいずれかの縁に余白がなくなるように用紙の端までトナー像を形成する縁無し印刷モードとが実行可能な複写機などの画像形成装置において、縁あり印刷モードを実行するか、縁無し印刷モードを実行するかを、前記印刷条件として用紙の種類ごとに設定可能な印刷条件設定手段100などの印刷条件設定手段を有する。
これよれば、用紙の種類ごとに、縁あり印刷モードを実行するか縁無し印刷モードを実行するかを、印刷条件設定手段により操作者が選択し印刷条件として予め設定しておくことができる。これにより、縁無し印刷を行う種類の用紙に対しては、印刷条件として縁無し印刷モードを予め設定しておくことができる。よって、常に縁無し印刷を行いたい種類の用紙を用いて印刷を行う場合に、その都度、印刷条件の設定で操作者が縁無し印刷モードを選択することなく、印刷条件から自動で縁無し印刷モードが選択されて縁無し印刷を行うことができる。また、縁あり印刷を行う種類の用紙に対しては、印刷条件として縁あり印刷モードを予め設定しておくことができる。よって、縁あり印刷を行う種類の用紙を用いて印刷を行う場合に、その都度、印刷条件の設定で操作者が縁あり印刷モードを選択することなく、印刷条件から自動で縁あり印刷モードが選択されて縁あり印刷を行うことができる。したがって、操作者の操作が煩雑になるのを抑えつつ、用紙の種類ごとに縁あり印刷モードまたは縁無し印刷モードを選択して印刷を行うことができる。
(態様B)
(態様A)において、上記画像形成手段は、回転可能に設けられトナー像を担持する中間転写ベルト10などの像担持体と、像担持体上にトナー像を形成する画像形成部18などのトナー像形成手段と、像担持体の表面に当接するように配置され回転可能に構成された二次転写ローラ22などの転写部材を有し像担持体上から用紙にトナー像を転写する、転写部材である二次転写ローラ22や二次転写対向ローラ16や二次転写バイアス印加電源9などで構成される転写手段を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、電子写真方式の画像形成装置に対して本発明を好適に採用することができる。
(態様C)
(態様B)において、上記縁無し印刷モードは、用紙搬送方向で用紙後端の縁に余白がないように用紙にトナー像を形成する後端縁無し印刷を行うものであり、上記像担持体上に連続して画像を形成する連続画像形成期間中に像担持体上に存在する紙間領域の像担持体回転方向の幅は、上記縁あり印刷モードよりも上記縁無し印刷モードのほうが広い。
これによれば、上記実施形態について説明したように、より確実に転写部材の表面に付着したトナーを除去することができる。
(態様D)
(態様C)において、上記縁無し印刷モードで画像形成を行う場合は、上記縁あり印刷モードで画像形成を行う場合よりも上記紙間領域の像担持体回転方向の幅を、上記転写手段が有する転写部材である発泡ローラの円周以上広くする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材に付着したトナーを、前記紙間領域で発泡ローラの表面から像担持体にトナーを再付着させ、発泡ローラの全周にわたって前記トナーを除去する時間を確保することができる。よって、より確実に用紙裏汚れやコバ面汚れが生じるのを抑制することができる。
(態様E)
(態様D)において、上記縁無し印刷モードで画像形成を行う場合は、上記紙間領域で、上記像担持体と上記発泡ローラとが当接し、且つ、上記縁あり印刷モードとは逆極性のバイアスを印加する時間を、少なくとも前記発泡ローラが1回転するのにかかる時間以上設ける。
これによれば、上記実施形態について説明したように、より確実には転写部材の全周からトナーを除去することができる。
(態様F)
(態様C)において、上記縁無し印刷モードで画像形成を行う場合は、上記縁あり印刷モードで画像形成を行う場合よりも上記紙間領域の像担持体回転方向の幅を、上記転写手段が有する転写部材である発泡ローラの円周の2倍以上広くする。これによれば、上記実施形態について説明したように、より確実に転写部材の全周にわたって発泡ローラに付着したトナーを除去する時間を確保することができ、用紙裏汚れやコバ面汚れが生じるのをより確実に抑制することができる。
(態様G)
(態様F)において、上記縁無し印刷モードで画像形成を行う場合は、上記紙間領域で、上記像担持体と上記発泡ローラとが当接し、且つ、上記縁あり印刷モードとは逆極性のバイアスを印加する時間を、少なくとも前記発泡ローラが1回転するのにかかる時間以上設け、さらに、前記像担持体と前記発泡ローラとが当接し、且つ、前記縁あり印刷モードと同極性のバイアスを印加する時間を、少なくとも前記発泡ローラが1回転するのにかかる時間以上設ける。
これによれば、上記実施形態について説明したように、より確実には発泡ローラの全周から、トナーの正規帯電極性と同極性及び逆極性のトナーを除去することができ、用紙裏汚れやコバ面汚れが生じるのをより確実に抑制することができる。
(態様H)
(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)または(態様G)において、上記転写部材は、アスカーC硬度が60[°]以下の発泡ローラである。これによれば、上記実施形態について説明したように、ジターの発生を抑制することができる。
(態様I)
(態様H)において、上記発泡ローラのアスカーC硬度が45[°]以下である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、ジターを目視で見えない状態にまで改善させることができる。
(態様J)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)、(態様G)、(態様H)または(態様I)において、用紙の種類に関する情報を操作者が入力するためのタッチパネル90などの入力手段を有しており、上記印刷条件設定手段は、前記入力手段によって入力された用紙の種類に関する情報に基づいて、用紙の種類ごとに印刷条件の設定を行う。これによれば、上記実施形態について説明したように、操作者が任意で、用紙の種類に対して適した印刷条件を設定することができる。
(態様K)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)、(態様G)、(態様H)、(態様I)または(態様J)において、操作者が印刷モードを入力するためのタッチパネル90などの印刷モード入力手段を有しており、上記印刷条件設定手段は、用紙の種類ごとに、縁あり印刷モードを実行するか、縁無し印刷モードを実行するかを、前記印刷モード入力手段から操作者が選択し印刷条件として予め設定して記憶する記憶部72などの記憶手段を有する。これによれば、例えば、装置の電源をオフした後に、再び電源をオンして印刷を行う場合に、記憶手段に記憶された印刷条件を参照し、自動で縁あり印刷モードが選択されて縁あり印刷を行うことができる。よって、操作者の操作が煩雑になるのを抑えつつ、用紙の種類ごとに縁あり印刷モードまたは縁無し印刷モードを選択して印刷を行うことができる。
1 複写機本体
2 給紙テーブル
3 スキャナ
4 原稿自動給送装置
5 トナー付着量センサ
9 二次転写バイアス印加電源
10 中間転写ベルト
14 駆動ローラ
15 従動ローラ
16 二次転写対向ローラ
17 中間転写ベルトクリーニング装置
18 画像形成部
19 揺動部材
20 転写装置
21 露光装置
22 二次転写ローラ
22a 二次転写ローラ軸
23a 張架ローラ
23b 張架ローラ
24 搬送ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
28 用紙反転装置
29 揺動軸
30 原稿台
32 コンタクトガラス
33 第一走行体
34 第二走行体
35 結像レンズ
36 読み取りセンサ
40 感光体
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ
48 給紙路
49 レジストローラ対
50 給紙ローラ
51 手差しトレイ
52 分離ローラ
53 給紙路
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排紙トレイ
60 帯電装置
61 現像装置
62 一次転写装置
63 感光体クリーニング装置
64 除電装置
65 二次転写接離機構
66 接離カム
66a 回転軸
70 制御装置
71 システム制御部
72 記憶部
73 印刷制御部
80 濃度調整制御部
81 現像バイアス印加装置
82 帯電バイアス印加装置
90 タッチパネル
95 トナー補給装置
96 トナー補給モータ
100 印刷条件設定手段
特許第4224761号公報

Claims (10)

  1. 予め設定された印刷条件に基づいて用紙に画像を形成する画像形成手段を有しており、用紙の全周の縁に余白があるように用紙にトナー像を形成する縁あり印刷モードと、用紙の全周の縁またはいずれかの縁に余白がなくなるように該用紙の端までトナー像を形成する縁無し印刷モードとが実行可能な画像形成装置において、
    前記縁あり印刷モードを実行するか、前記縁無し印刷モードを実行するかを、前記印刷条件として用紙の種類ごとに設定可能な印刷条件設定手段を有し、
    前記画像形成手段は、回転可能に設けられトナー像を担持する像担持体と、像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該像担持体の表面に当接するように配置され回転可能に構成された転写部材を有し像担持体上から用紙にトナー像を転写する転写手段とを備え、
    前記縁あり印刷モードを実行するときは、前記像担持体上に連続して画像を形成する連続画像形成期間中に前記像担持体上に存在する紙間領域のうちの一部の紙間領域に、用紙へは転写しない非転写トナー像を形成し、前記像担持体上の該非転写トナー像が形成された紙間領域が、前記像担持体と前記転写部材とが対向する転写領域を通過するときに、該転写部材を該像担持体から離間させ
    前記縁無し印刷モードを実行するときは、前記紙間領域に前記非転写トナー像を形成せず、前記転写部材は前記像担持体から離間させないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記縁無し印刷モードは、用紙搬送方向で用紙後端の縁に余白がないように用紙にトナー像を形成する後端縁無し印刷を行うものであり、
    上記像担持体上に連続して画像を形成する連続画像形成期間中に該像担持体上に存在する紙間領域の像担持体回転方向の幅は、上記縁あり印刷モードよりも上記縁無し印刷モードのほうが広いことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、
    上記縁無し印刷モードで画像形成を行う場合は、上記縁あり印刷モードで画像形成を行う場合よりも上記紙間領域の像担持体回転方向の幅を、上記転写手段が有する転写部材である発泡ローラの円周以上広くすることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3の画像形成装置において、
    上記縁無し印刷モードで画像形成を行う場合は、上記紙間領域で、上記像担持体と上記発泡ローラとが当接し、且つ、上記縁あり印刷モードとは逆極性のバイアスを印加する時間を、少なくとも前記発泡ローラが1回転するのにかかる時間以上設けることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2の画像形成装置において、
    上記縁無し印刷モードで画像形成を行う場合は、上記縁あり印刷モードで画像形成を行う場合よりも上記紙間領域の像担持体回転方向の幅を、上記転写手段が有する転写部材である発泡ローラの円周の2倍以上広くすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5の画像形成装置において、
    上記縁無し印刷モードで画像形成を行う場合は、上記紙間領域で、上記像担持体と上記発泡ローラとが当接し、且つ、上記縁あり印刷モードとは逆極性のバイアスを印加する時間を、少なくとも前記発泡ローラが1回転するのにかかる時間以上設け、さらに、前記像担持体と前記発泡ローラとが当接し、且つ、前記縁あり印刷モードと同極性のバイアスを印加する時間を、少なくとも前記発泡ローラが1回転するのにかかる時間以上設けることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置において、
    上記転写部材は、アスカーC硬度が60[°]以下の発泡ローラであることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7の画像形成装置において、
    上記発泡ローラのアスカーC硬度が45[°]以下であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1、2、3、4、5、6、7または8の画像形成装置において、
    用紙の種類に関する情報を操作者が入力するための入力手段を有しており、
    上記印刷条件設定手段は、前記入力手段によって入力された用紙の種類に関する情報に基づいて、用紙の種類ごとに印刷条件の設定を行うことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、
    操作者が印刷モードを入力するための印刷モード入力手段を有しており、
    上記印刷条件設定手段は、用紙の種類ごとに、縁あり印刷モードを実行するか、縁無し印刷モードを実行するかを、前記印刷モード入力手段から操作者が選択し印刷条件として予め設定して記憶する記憶手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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