JP2007206475A - 画像形成装置 - Google Patents

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良恵 岩倉
Atsushi Takehara
淳 竹原
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貴史 宮崎
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Abstract

【課題】2次転写部での用紙裏汚れ、用紙エッジ汚れを低減し、ライフにおいても高品質を確保した画像形成装置を提供する。
【解決手段】2次転写ローラ110は弾性の発泡体からなり、内部はゴム層Gと泡Bとで構成されている。泡Bには単泡Bsと単泡Gs同士がくっついて、繋がった連泡Bbとの混合体がある。単泡Bsが80%以上の場合、トナーが2次転写ローラ110表面にほとんど滞留するため、2次転写ローラ110の3回転分のクリーニングバイアスを印加してもかなりの量のトナーがローラ表面に残り、用紙を通紙させた場合、裏汚れが確認される。一方、80%未満の単泡Bsを有する2次転写ローラ110の場合、2次転写ローラ110の表面に滞留するトナーと発泡体内に浸透するトナーのバランスが良く、滞留している分は中間転写ベルト30側に戻るが、2次転写ローラ110に残った分はローラ内に浸透し、裏汚れが生じない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、2次転写部での用紙裏汚れ、用紙エッジ汚れを低減できる画像形成装置に関する。
特許文献1においては、転写ローラの汚れを低減するためにプラス・マイナスの電界を2次転写ローラに印加し、トナーの汚れを転写ベルト側に返している。また、電界の強度の絶対値をプラス側とマイナス側で切り変えることにより、極性の異なるトナーも効率的に転写ベルトに返すようにしている。
特許文献2においては、転写ローラに独立気泡のみを有するものを用いており、所定のクリーニングバイアスを印加することによって、転写ローラに付着したトナーのクリーニングを行っている。
特開2004−272206号公報 特許第2687786号公報
特許文献1に開示されている技術においては、転写ローラに印加する電界を操作するだけでトナーを対向ベルトに側に返しているが、どのように電界強度を操作しても、トナーを完全にベルト側に返すことは電界操作のみでは不可能である。
特許文献2に開示されている技術においては、転写ローラに独立気泡のみの発泡ローラを用いている。しかし、独立気泡ではトナーは常に転写ローラ表面に滞留するため、クリーニングバイアスを印加しても完全にトナーを対向体に返すことは不可能である。
すなわち、転写ローラに対してはクリーニング性能及び、経時使用時の安定性を確保することが求められているが、電界の向きや、その大小だけでは転写ローラ表面に滞留しているトナーを完全にクリーニングすることは不可能である。
そこで本発明は、2次転写部での用紙裏汚れ、用紙エッジ汚れを低減し、ライフにおいても高品質を確保した画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、複数の像担持体と、少なくとも従動ローラと駆動ローラによって無端状のベルトを回転する転写ベルトユニットを有し、前記各像担持体から前記転写ベルト上にトナー転写を行うことによって、前記転写ベルト上にカラー画像を形成する1次転写部と、前記駆動ローラに対向して配置され、前記転写ベルト上の前記カラー画像を転写材に一括転写するための2次転写部材を有する2次転写部からなり、前記1次転写部における、前記像担持体から前記転写ベルトにトナー転写を行うための転写手段には金属ローラを設けた画像形成装置において、前記2次転写部材に発泡ローラを用いてなることを特徴とする。
同請求項2に係るものは、請求項1の画像形成装置において、前記発泡ローラの独立気泡の割合を20%以上80%以下としてなることを特徴とする。
同請求項3に係るものは、請求項1または2の画像形成装置において、前記独立気泡の直径をトナーの平均粒径より大きくしてなることを特徴とする。
同請求項4に係るものは、請求項1から3のいずれかの画像形成装置において、前記発泡ローラの硬度はアスカーC硬度において35°以上50°以下であることを特徴とする。
同請求項5に係るものは、請求項1から4のいずれかの画像形成装置において、前記2次転写部は対向する前記転写ベルトから離間せず、かつ、前記駆動ローラに対して連れ回りするものであることを特徴とする。
同請求項6に係るものは、画像形成装置において、転写ローラの発泡を単・連泡の混合体で構成し、トナーが程よく転写ローラ内に浸透し、残った分のトナーがクリーニングバイアスによって対向ベルトの方へ戻されるようにしてなることを特徴とする。
本発明は、2次転写部材を単・連泡の混合体で構成し、2次転写部材の表面に付着したトナーが表面に滞留し、クリーニングバイアスを印加することによりベルトに戻る分と、転写ローラ内に浸透していくトナーが効率よく分配され、トナーで汚れた転写ローラ表面に用紙の裏や、エッジを汚すトナーがとどまることがなくなり、このような転写ローラを用いることにより用紙の裏汚れを低減でき、用紙エッジを汚すことはなくなるため、高品位かつ画質信頼性の高い画像形成装置を提供できる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図1は本発明の実施対象となるフルカラー画像形成装置の全体構成を概略的に示す縦断正面図である。本例の画像形成装置100は、電子写真方式を利用したタンデム型(並置型)のフルカラー画像形成装置であり、装置本体の中央には画像形成手段となる画像形成部(プリンタエンジン)300が配設され、その直下には給紙装置となる給紙部200が配設されている。給紙部200には例えば各々用紙収納部となる4段の給紙カセット21a〜21dが設けられている。これらの給紙カセット21a〜21dは画像形成装置100の装置本体に対して前後方向(図面上、紙面表裏方向)に引出、収納自在に設けられている。また、プリンタエンジン300の上方には、原稿画像を読み取る読取り部(スキャナ)400が配設されている。さらに、プリンタエンジン300の用紙搬送方向下流側(図面上、左側)には画像形成済みの用紙が排紙される排紙トレイ8が設けられている。なお、プリンタエンジン300の用紙搬送方向上流側(図面上、右側)には用紙を手差し給紙させるための用紙収納部である手差しトレイ6が設けられている。
プリンタエンジン300では、紙転写ユニット5を構成する無端状のベルトからなる中間転写ベルト30の上方に、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)用の4つの作像ユニットが並置されている。各々の作像ユニットでは、各色毎に設けられたドラム状の感光体1Y〜1Kの外周に沿って、帯電ユニット、光書込みユニット、現像ユニット、クリーニングユニットなどの電子写真プロセス部材ないしはユニットが配置されている。
詳細な図示は省略するが、帯電ユニットは、感光体1Y〜1Kの表面に帯電処理を行い、画像情報を感光体表面に光書込みユニットからのレーザ光で照射させる。現像ユニットにより、感光体の表面に露光されて形成された静電潜像をトナー顕像化し、クリーニングユニットで転写後に感光体1Y〜1Kの表面に残留したトナーなどを除去回収する。そして中間転写ベルト30上に順次各色画像が作像され、中間転写ベルト30上に4色像が重畳されて1つのカラー画像が形成される。その際、最初に、Y作像ユニットで、Yトナーを現像し、中間転写ベルト30に転写する。次に、C作像ユニットで、Cトナーを現像し、中間転写ベルト30に転写し、次に、Mトナーを、最後に、Kトナーを現像、転写し、4色が重畳されたフルカラーのトナー画像が形成される。そして、中間転写ベルト30上に転写された4色トナー像は、給紙部200から給紙されてきた転写紙に紙転写ユニット5で転写され、定着ユニット7によって定着された後、排紙ローラによって排紙トレイ8に排出される。一方、フルカラーのトナー像が転写された後、中間転写ベルト30の表面に残留したトナーなどはベルトクリーニングユニットによって除去回収される。
給紙部200は、ユーザーがセットした転写紙を積層保持する既述の4段の給紙カセット21a〜21dで構成され、各々給紙カセット21a〜21dにセットする紙サイズおよび紙種はユーザー自身で設定することができる。また、各給紙カセット21a〜21d内の転写紙を揃えるサイドフェンス位置や積載した紙の抵抗測定装置から自動で紙サイズや紙種もしくは紙厚を判断して各給紙カセット21a〜21dの条件に自動で設定する手段も持つこともできる。各給紙カセット21a〜21d、手差しトレイ6とレジストローラ11との間は、搬送路12により連結されており、任意の給紙場所から給紙された転写紙は搬送路12を介してレジストローラ11まで搬送される。レジストローラ11で転写紙の搬送を一旦停止させ、中間転写ベルト30上のトナー像と転写紙の先端との位置関係が所定の位置関係になるようタイミングをとって転写紙を紙転写部に送り出す。レジストローラ11は手差しトレイ6から搬送されてくる転紙に対しても同様に機能する。
これも詳細な図示は省略するが、スキャナ400では、コンタクトガラス401上に載置される原稿の読み取り走査を行うために、原稿照明用光源とミラーを搭載した複数の走行体が往復移動する。この走行体により走査された画像情報は、レンズによって後方に設置されているCCDの結像面に集光され、CCDによって画像信号として読込まれる。この読込まれた画像信号は、デジタル化され画像処理される。そして、画像処理された信号に基づいて、光書込みユニット内のレーザダイオードLDの発光により感光体の表面に光書込みが行われ、静電潜像が形成される。LDからの光信号は、ポリゴンミラーやレンズを介して感光体に至る。また、スキャナの上部には、原稿を自動的にコンタクトガラス上に搬送する自動原稿搬送装置が搭載されている。
図2は、図1に示した画像形成装置のプリンタエンジン300の紙転写ユニット5部分の基本的な構成を示す図である。基本構成を示すための図であるので、図1とは若干構成が異なるかのように描いてあるが、基本的には同一である。
図中101a〜101dがそれぞれ像担持体として感光体1Y〜1Kを有する作像ユニットであり、これらが無端ベルトである中間転写ベルト30に対して配設され、駆動ローラ111、テンションローラ112、2次転写ローラ110、クリーニングブレード114を備え、2次転写対向ローラの機能を合わせて持たせた駆動ローラ111とテンションローラ112により(図1の例ではさらにテンションローラ等を備える)、中間転写ベルト30を張架し、中間転写ベルト30の走行方向上流側から1次転写ローラ102aから102dに所定の電圧を印加することにより、中間転写ベルト30上に各色を重ねることによりカラー画像を形成する。
中間転写ベルト30は図中の矢印方向に回転し、形成されたカラー画像は、2次転写ローラ110に所定の電圧を印加することにより転写材である用紙114に転写され、定着装置(図2では図示せず)で画像を定着され、出力される。
2次転写ローラ110で転写できず中間転写ベルト30上に残留したトナーは、クリーニングブレード114にてクリーナーユニット(図示せず)内に回収される。中間転写ベルト30の材料としては、TPE(サーモプラスチックエラストマーアロイ)、PC(ポリカーボネート)、PI(ポリイミド)、PAA(ポリアミドアロイ)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)等の高分子材料が上げられる。2次転写ローラ110の材質としては、弾性を有するローラが適しており、その材料はイオン導電性ローラ(ウレタン+カーボン分散、NBR、ヒドリン)や電子導電タイプのローラ(EPD)等が有力である。
また本実施例では、中間転写ユニットの構成は2軸張架で、2次転写対向ローラに多種の機能を持たせているが、図1でも示したように、本構成に限らず、2次転写を有する転写システムであれば、以下に説明する本特許の特徴を有することができる。
2次転写ローラ110の汚れを削減するためには、通常2次転写ローラ110にプラス・マイナスの電界を印加し、トナーを中間転写ベルト30に返す。それ以外としては、2次転写ローラ110にクリーニングブラシやブレードを付けて物理的に掻き取っている。ところが、単にプラスやマイナスの電界を印加するだけでは完全に転写ローラに付着したトナーは取れず、クリーニングブラシやブレードを設ければコストアップし、設置容積も大型化する。
そこで本発明では、転写ローラの材料そのもののトナー遊離性を向上させることでトナーのクリーニング性能をさらに向上させることとした。
図3に2次転写ローラ110の断面を示す。2次転写ローラ110は芯金110aと、弾性の発泡体からなり、その内部はゴム層Gと泡Bとで構成されている。泡Bは表面にも露出しており、形状は単泡Bsと単泡Gs同士がくっついて、繋がった連泡Bbとの混合体で構成されている。単泡Bsと連泡Bbとの割合がトナーの遊離性に影響がある。単泡Bsが80%以上の場合、トナーが2次転写ローラ110表面にほとんど滞留するため、2次転写ローラ110の3回転分のクリーニングバイアスを印加しても、かなりの量のトナーがローラ表面に残り、用紙を通紙させた場合、裏汚れが確認される。一方、80%未満の単泡Bsを有する2次転写ローラ110の場合、2次転写ローラ110の表面に滞留するトナーと発泡体内に浸透するトナーのバランスが良く、滞留している分は中間転写ベルト30側に戻るが、2次転写ローラ110に残った分はローラ内に浸透し、裏汚れが生じないことが確認できた。
一方、転写ローラの性能として、ライフ(寿命)、経時劣化の性能を確認した結果、独立気泡率が20%未満の場合、トナーが2次転写ローラ110内部に浸透し、2次転写ローラ110の硬度が高くなり、抵抗も上昇することが確認された。これによって、転写時の電圧が上昇し、放電画像が発生したり、経時時にフィードバック転写制御を行ったりと画質、制御ともに不具合が生じる。独立気泡率が20%以上の場合、トナーが極端に2次転写ローラ110内に浸透することなく、ローラ硬度が変動したり、抵抗値が変動することはなく、良好な転写性が得られた。
以上の結果から、2次転写ローラ110内の独立気泡率は20%以上80%以下が良いことが確認された。
さらに2次転写ローラ110のクリーニング精度を向上させるために、2次転写ローラ110の発泡セル径をトナー粒経より大きく設定する。これによって、トナーが2次転写ローラ110表面に滞留することなく、連泡Bb内に浸透していく。
また、ローラ硬度が35°未満の場合、2次転写部の押し当て圧を上げても安定した圧が得られないため、転写材の搬送性に支障をきたす。一方、ローラ硬度が50以上の場合、圧接圧が高いため細線文字の中抜けが顕著となるが、またその一方で、低くすれば、安定したニップ幅が得られないため、転写性(効率)が低下する。よって、2次転写ローラ110の硬度は35°以上50°以下が画質も安定して得られることが確認された。
また、本組成の転写ローラを用いることによって、2次転写ローラ110の接離機構を有しなくても、クリーニングバイアスを印加するだけで、安定したローラクリーニング性が得られる。2次転写の接離機構がない場合、その制御シーケンスを組む必要もなく、接離機構を設ける必要もないため、コストダウンが図れる。
すなわち2次転写部における転写部材に発泡性のローラを用いていると、ジャム発生時や転写ベルト上のカブリトナー等が2次転写ローラに付着し、2次転写ローラにトナー汚れが発生することは避けられない。転写ローラに汚れが発生すると、用紙の裏汚れや用紙端部のエッジ汚れの原因となり、画質に大きなダメージを与えることは避けられない。これを防ぐために、一般的には非通紙時に転写ローラに対してクリーニングシーケンスを持ち、転写ローラの汚れを対向のベルトに返すようにしたり、転写ローラ専用のクリーニング部材を設けたりして、転写ローラの汚れを低減している。しかし、単にクリーニングシーケンスを持つだけでは十分に汚れを回避することはできず、また、転写ローラ専用のクリーニング部材を持つ事によりコストもアップし、廃トナーボックスも2次転写ローラ専用のものを設けないといけないため容積も増えマシンも大型化となる。
そこで、本発明においては、2次転写ローラの発泡状態の単泡比率を20%〜80%とすることによって、2次転写ローラ表面に付着したトナーが表面に滞留し、クリーニングバイアスを印加することによりベルトに戻る分と、転写ローラ内に浸透していくトナーが効率よく分配され、トナーで汚れた転写ローラ表面に用紙の裏や、エッジを汚すトナーがとどまることはなくなる。このような転写ローラを用いることにより用紙の裏汚れを低減でき、用紙エッジを汚すことはなくなるため、高品位かつ画質信頼性の高い画像形成装置を提供できる。
また、2次転写ローラの発泡状態の単泡比率を20%〜80%にし、かつ、独立気泡の直径をトナーの平均粒径より大きく、発泡ローラの硬度をアスカーC硬度において35°以上50°以下とすることによって、2次転写ローラ表面に付着したトナーが表面に滞留し、クリーニングバイアスを印加することによりベルトに戻る分と、転写ローラ内に浸透していくトナーが効率よく分配され、トナーで汚れた転写ローラ表面に用紙の裏や、エッジを汚すトナーがとどまることはなくなる。さらに、ローラ硬度を35°以上50°以下にすることによって、文字や細線の中抜けを防止することが出来る。このような転写ローラを用いることにより用紙の裏汚れを低減でき、用紙エッジを汚すことはなくなるため、高品位かつ画質信頼性の高い画像形成装置を提供できる。
また、2次転写ローラの発泡状態の単泡比率を20%〜80%にし、かつ、独立気泡の直径をトナーの平均粒径より大きく、発泡ローラの硬度をアスカーC硬度において35°以上50°以下とすることによって、2次転写ローラ表面に付着したトナーが表面に滞留し、クリーニングバイアスを印加することによりベルトに戻る分と、転写ローラ内に浸透していくトナーが効率よく分配され、トナーで汚れた転写ローラ表面に用紙の裏や、エッジを汚すトナーがとどまることはなくなる。さらに、ローラ硬度を35°以上50°以下にすることによって、文字や細線の中抜けを防止することが出来る。さらに、2次転写ローラを離間しないことにより、低コスト化が可能となり、また、2次転写ローラは連れ回りとすることによって、用紙と転写ローラ間で速度差が生じないため、裏汚れやエッジ汚れがさらに有利となる。このような2次転写ローラを用いることにより、高品位かつ画質信頼性の高い画像形成装置を提供できる。
本発明の実施対象となるフルカラー画像形成装置の全体構成を概略的に示す縦断正面図 図1に示した画像形成装置のプリンタエンジンの紙転写ユニット部分の基本的な構成を示す図 2次転写ローラの断面図
符号の説明
1Y〜1K 感光体
5 紙転写ユニット
6 手差しトレイ
7 定着ユニット
8 排紙トレイ
11 レジストローラ
12 搬送路
21a〜21d 給紙カセット
30 中間転写ベルト
100 画像形成装置
101a〜101d 作像ユニット
110 2次転写ローラ
110a 芯金
111 駆動ローラ
112 テンションローラ
114 クリーニングブレード
102a〜102d 1次転写ローラ
200 給紙部
300 画像形成部(プリンタエンジン)
400 読取り部(スキャナ)
401 コンタクトガラス
G 2次転写ローラのゴム層
B 同泡
Bs 単泡
Bb 連泡

Claims (6)

  1. 複数の像担持体と、少なくとも従動ローラと駆動ローラによって無端状のベルトを回転する転写ベルトユニットを有し、前記各像担持体から前記転写ベルト上にトナー転写を行うことによって、前記転写ベルト上にカラー画像を形成する1次転写部と、前記駆動ローラに対向して配置され、前記転写ベルト上の前記カラー画像を転写材に一括転写するための2次転写部材を有する2次転写部からなり、前記1次転写部における、前記像担持体から前記転写ベルトにトナー転写を行うための転写手段には金属ローラを設けた画像形成装置において、前記2次転写部材に発泡ローラを用いてなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、前記発泡ローラの独立気泡の割合を20%以上80%以下としてなることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2の画像形成装置において、前記独立気泡の直径をトナーの平均粒径より大きくしてなることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3のいずれかの画像形成装置において、前記発泡ローラの硬度はアスカーC硬度において35°以上50°以下であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から4のいずれかの画像形成装置において、前記2次転写部は対向する前記転写ベルトから離間せず、かつ、前記駆動ローラに対して連れ回りするものであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 画像形成装置において、転写ローラの発泡を単・連泡の混合体で構成し、トナーが程よく転写ローラ内に浸透し、残った分のトナーがクリーニングバイアスによって対向ベルトの方へ戻されるようにしてなることを特徴とする画像形成装置。
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