JP5424089B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、潜像を担持する潜像像担持体と、前記潜像担持体の表面を一様に帯電する帯電手段と、静電潜像形成手段により、画像情報に基づいて潜像担持体の画像に対応する表面部分の帯電電位を落として形成された静電潜像にトナーを付着させて現像する現像手段と、電源から定電流制御されたバイアスが印加され、現像によって得られたトナー像を前記潜像担持体から転写体に転写する転写手段とを有する画像形成手段を複数備え、且つ、該複数の画像形成手段の各潜像担持体の表面に順次接触するように前記転写体を搬送する転写体搬送手段を備えた画像形成装置において、少なくとも、前記転写体表面移動方向最下流に配置された画像形成手段は、前記転写手段による転写に先立って、前記潜像担持体表面における非画像部と前記転写手段との間の電位差が、前記潜像担持体表面における画像部と前記転写手段との電位差より低くなるように、前記潜像担持体表面を除電する転写前除電手段を備え、前記転写前除電手段が、前記潜像担持体表面に対して露光することにより帯電電位を落とすように除電処理を施すものであって、前記トナーの光透過率が高いほど、前記静電潜像の電位の絶対値が大きくなるよう、前記転写前除電手段を備えた画像形成手段の帯電手段および/または前記潜像形成手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、前記制御手段は、前記トナーの帯電量が所定の値よりも高くなったときは、前記転写手段に流す電流値を大きくするよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、前記転写体が、透過性を有する材料からなる中間転写ベルトであり、前記転写前除電手段を、前記潜像担持体と前記中間転写ベルトとが接触する領域に対向配置したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、前記転写前除電手段を備えた画像形成手段の転写手段よりも中間転写ベルト移動方向上流側に、中間転写ベルトを介して前記転写前除電手段を備えた画像形成手段の潜像担持体と当接するプレニップ部材を設け、前記転写前徐電手段は、前記プレニップ部材と前記一次転写手段との間に配置し、前記プレニップ部材に、前記非画像部と前記中間転写ベルトとの間で放電が生じないプレ転写電流を流したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかの画像形成装置において、各潜像像担持体上の転写後トナーを、それぞれ対応する現像手段で回収することを特徴とするものである。
また、印字率に応じて転写電流の制御を行った場合、印字率が低いほど、転写電流値を低くすることができ、省電力化を図ることができる。
まず、実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。
Vni=A×X+Vd
Vi=A×T×X+Vl
Vd−Vl=C1
Vd−Vb=C2
A:光減衰特性の傾き
X:転写前除電ランプの露光エネルギ
T:トナー透過率(0〜1の値)
C1:設定値(本実施形態では、−550[V])
C2:設定値(本実施形態では、−150[V])
まず、Y色の一次転写電流Iyについて説明する。
Y色の一次転写電流Iyは、一次転写ニップ出口部における、Yトナー画像の主走査方向(搬送方向と直交する方向)の印字率ηyに基づき、副走査方向(搬送方向)の画素毎に制御される。すなわち、中間転写ベルト21が、副走査方向に1画素分移動して、一次転写ニップ出口における印字率が変化すると、一次転写ローラに流れる一次転写電流が、その印字率に対応する一次転写電流値に変化するのである。
画像があるとき(ηy>0)
Iy=−13.16×ηy+41.66[μA]
画像がないとき(ηy=0)
Iy=5[μA]
M色トナー像の一次転写のとき、M色の一次転写ローラ25Mに流れる一次転写電流値が大きいと、中間転写ベルト21上のY色トナーが、M色の感光体2Mに逆転写する。このため、M色の一転写電流Imを、Y色の一次転写電流Iyと同じように制御(印字率が低いほど、一次転写電流が多くなるように制御)すると、印字率が低いときに、Y色トナーの逆転写率が高くなってしまう。このため、M色の一次転写電流Imについては、印字率が低いときの転写率を犠牲にし、Y色の逆転写が発生しないような転写電流(20[μA])に設定している。
C色の一次転写電流Icは、一次転写ニップ出口部における、C色トナー画像の主走査方向(搬送方向と直交する方向)の印字率ηcに基づき、副走査方向(搬送方向)の画素毎に制御され、トナー帯電量−20[μC/g]のとき、次の式で表すことができる。印字率ηcは、0〜1の値である。なお、Ipcは、プレ転写電流であり、Ic>Ipcの関係を有し、Ipcは、5[μA]以下に設定される。なお、Ipcは、0[μA]でもよい。
画像があるとき(ηc>0)
Ic+Ipc=8.4×ηc+6.6[μA]
画像がないとき(ηc=0)
Ic+Ipc=3[μA]
K色の一次転写電流Ikも、C色と同様、主走査方向の印字率ηkが低いほど一次転写ローラ25Yに流れる一次転写電流が小さくなるように定電流制御され、トナー帯電量−20[μC/g]のとき、次の式で表すことができる。ηkは、0〜1の値である。Ipkは、プレ転写電流であり、Ik>Ipkの関係を有し、また、Ipkは、5[μA]以下に設定される。なお、Ipkは、0[μA]でもよい。
画像があるとき(ηk>0)
Ik+Ipk=8.4×ηk+6.6[μA]
画像がないとき(ηk=0)
Ik+Ipk=3[μA]
3Y,M,C,K:現像ユニット
4Y,M,C,K:帯電手段
21:中間転写ベルト
25Y,M,C,K:一次転写ローラ
26:二次転写ローラ
28C,28K:プレニップブレード
29C,29K:転写前徐電ランプ
80Y,M,C,K:帯電電源
81Y,M,C,K:一次転写電源
85:温湿度センサ
Claims (6)
- 潜像を担持する潜像像担持体と、
前記潜像担持体の表面を一様に帯電する帯電手段と、
静電潜像形成手段により、画像情報に基づいて潜像担持体の画像に対応する表面部分の帯電電位を落として形成された静電潜像にトナーを付着させて現像する現像手段と、
電源から定電流制御されたバイアスが印加され、現像によって得られたトナー像を前記潜像担持体から転写体に転写する転写手段とを有する画像形成手段を複数備え、
且つ、該複数の画像形成手段の各潜像担持体の表面に順次接触するように前記転写体を搬送する転写体搬送手段を備えた画像形成装置において、
少なくとも、前記転写体表面移動方向最下流に配置された画像形成手段は、前記転写手段による転写に先立って、前記潜像担持体表面における非画像部と前記転写手段との間の電位差が、前記潜像担持体表面における画像部と前記転写手段との電位差より低くなるように、前記潜像担持体表面を除電する転写前除電手段と、
前記転写前除電手段を備えた画像形成手段の転写手段に対して、画像の印字率が低いほど流す電流値を小さくするよう制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 潜像を担持する潜像像担持体と、
前記潜像担持体の表面を一様に帯電する帯電手段と、
静電潜像形成手段により、画像情報に基づいて潜像担持体の画像に対応する表面部分の帯電電位を落として形成された静電潜像にトナーを付着させて現像する現像手段と、
電源から定電流制御されたバイアスが印加され、現像によって得られたトナー像を前記潜像担持体から転写体に転写する転写手段とを有する画像形成手段を複数備え、
且つ、該複数の画像形成手段の各潜像担持体の表面に順次接触するように前記転写体を搬送する転写体搬送手段を備えた画像形成装置において、
少なくとも、前記転写体表面移動方向最下流に配置された画像形成手段は、前記転写手段による転写に先立って、前記潜像担持体表面における非画像部と前記転写手段との間の電位差が、前記潜像担持体表面における画像部と前記転写手段との電位差より低くなるように、前記潜像担持体表面を除電する転写前除電手段を備え、
前記転写前除電手段が、前記潜像担持体表面に対して露光することにより帯電電位を落とすように除電処理を施すものであって、
前記トナーの光透過率が高いほど、前記静電潜像の電位の絶対値が大きくなるよう、前記転写前除電手段を備えた画像形成手段の帯電手段および/または前記潜像形成手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記トナーの帯電量が所定の値よりも高くなったときは、前記転写手段に流す電流値を大きくするよう制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、
前記転写体が、透過性を有する材料からなる中間転写ベルトであり、
前記転写前除電手段を、前記潜像担持体と前記中間転写ベルトとが接触する領域に対向配置したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
前記転写前除電手段を備えた画像形成手段の転写手段よりも中間転写ベルト移動方向上流側に、中間転写ベルトを介して前記転写前除電手段を備えた画像形成手段の潜像担持体と当接するプレニップ部材を設け、
前記転写前徐電手段は、前記プレニップ部材と前記一次転写手段との間に配置し、
前記プレニップ部材に、前記非画像部と前記中間転写ベルトとの間で放電が生じないプレ転写電流を流したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5いずれかの画像形成装置において、
各潜像像担持体上の転写後トナーを、それぞれ対応する現像手段で回収することを特徴とする画像形成装置。
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