JP2005234465A - クリーニングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 微細な粒子を除去できるとともに除去したトナー等の飛散を抑制でき、さらにはクリーニングブレードを長寿命化できるクリーニングシステムを提供する。
【解決手段】 従動ローラ72の周面に、中間転写ベルト7を介してクリーニングブレード92が圧接される。クリーニングブレード92の硬度は、従動ローラ72の周面の表面の硬度より大きい。クリーニングブレード92は従動ローラ72への圧接時に形状を保持する剛性を有し、従動ローラ72はクリーニングブレード92との接触部分がクリーニングブレード92の押圧力によって凹形状となる柔軟性を有する。クリーニングブレード92の中間転写ベルト7への接触部の表面層には、フッ素樹脂層が形成されている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、クリーニングブレードによって除去対象物を掻き落とす形式のクリーニングシステムに関する。
例えば、画像形成装置は、入力された画像データに基づいて形成される静電潜像に基づくトナー像が形成される感光体、感光体上に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルト、および、中間転写ベルトから用紙に転写されたトナー像を用紙に定着させる定着ローラ等を備え、これらの回転体上に残留するトナーを除去して次工程での画質の低下を防止するクリーニングシステムを備える。
図5は、従来のクリーニングシステムの概略構成図である。従来のクリーニングシステムでは例えば、無端ベルト101は硬質の回転体102に張架され、柔軟性を有するクリーニングブレード103が、無端ベルト101を介して回転体102の周面に圧接され、クリーニングブレード103が無端ベルト101の外周面上に存在するトナー等の除去対象物を掻き落とす。クリーニングブレード103として硬質の部材が用いられた場合、クリーニングブレード103によって無端ベルト101が傷付けられてしまうので、クリーニングブレードの硬度は回転体102の周面の表面硬度よりも小さく設定され、クリーニングブレード103の先端部は、回転体102の周面への押圧力によって押し潰された形状になる。
図6は、従来のクリーニングシステムの作用を示す説明図である。図6(a)に示すように、クリーニングブレード103は、無端ベルト101の外周面に圧接され、無端ベルト101の外周面に付着するトナーを堰き止める。図6(b)に示すように、無端ベルト101の外周面に圧接されたクリーニングブレード103は、無端ベルト101との摩擦力によって回転体102の回転方向(図6に示す従来例では時計方向)に引っ張られる。そして、図6(c)に示すように、回転体102の回転方向に引っ張る力がクリーニングブレード103の座屈力(座屈強さ)の限度を超えると、クリーニングブレード103の反発力によって、堰き止めていたトナーが弾き飛ばされ、図6(d)に示すように、クリーニングブレード103は元の位置に戻る。従来のクリーニングシステムでは、上述のような状態を繰り返す、スティック・スリップ現象によって、トナーが除去されている。
したがって、従来のクリーニングシステムでは、スティック・スリップ現象によって、トナーが飛散され、クリーニングブレード103の周辺が汚れやすい。また、クリーニングブレード103に負荷される圧力が大きいので、クリーニングブレード103の先端部が磨耗または切断されやすく、さらには、クリーニングブレード103が圧接される感光体の膜削れや、無端ベルトの蛇行が発生しやすい。
また、クリーニングブレード103と無端ベルト101との摩擦力が大き過ぎる場合、図7において破線で示すように、クリーニングブレード103が反転現象(反り返り)を起こすことがある。クリーニングブレード103が反転現象(反り返り)を起こすと、無端ベルト101上からトナー105が除去されなくなる。したがって、図8に示すように、従来のクリーニングシステムでは通常、無端ベルト101の外周面に、カイナー104と呼ばれる円形樹脂からなる滑り剤が塗布され、クリーニングブレード103の反転現象の発生が防止されている。また、トナー105の周囲には、シリカやマグネタイトからなる外填剤106が塗布されている。
カイナー104の直径は約0.3μmであり、外填剤106の直径はカイナー104の直径よりさらに小さいのに対して、クリーニングブレード103との間で無端ベルト101を挟み込む回転体102の周面の平面度は約50μmなので、カイナー104やトナー105の外填剤106は、クリーニングブレード103と無端ベルト102との間をすり抜けている。
したがって、カイナー104やトナー105の外填剤106が研磨剤となり、クリーニングブレード103が圧接される無端ベルト101の磨耗が早められる。また、感光体のクリーニングの場合は、すり抜けたカイナー104やトナー105の外填剤106が、感光体を帯電させるためのチャージャ線に吸着し、その結果、色ムラが発生する。
クリーニングブレードを用いたクリーニングシステムとして例えば、転写ベルトに押接されるクリーニングブレードより高剛性に構成され、クリーニングブレードの背面に当接される弾性補強板を設けることによって、クリーニングブレードの反り返り等を防止しようとする技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、転写ベルトを、柔軟性に富む基層と、基層の上に合成樹脂を焼き付けることで形成される表面層と、から構成することによって、転写ベルトとクリーニングブレードとの潤滑性を向上させ、クリーニングブレードの変形(反り返り)を抑制しようとする技術がある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平4−362680号公報 特開2002−148958公報
しかし、上述の特許文献1および特許文献2の技術はいずれも、クリーニングブレードの反り返りを防止しようとする技術であり、上述の従来の技術では、掻き落とされたトナーの飛散による汚れ、クリーニングブレード103の先端部の磨耗や切断、および、カイナー等がすり抜けることによる無端ベルトの磨耗や色ムラの発生等の問題は解決されない。
この発明の目的は、微小な粒子を除去できるとともに除去したトナー等の飛散を抑制でき、さらにはクリーニングブレードを長寿命化できるクリーニングシステムを提供することにある。
この発明のクリーニングシステムは、上述の課題を解決するために以下のように構成される。
(1)回転体と、前記回転体の周面に圧接され前記周面に存在する除去対象物を掻き落とすクリーニングブレードと、を備え、前記クリーニングブレードの硬度は、前記回転体の周面の表面硬度より大きいことを特徴とする。
この構成においては、クリーニングブレードが回転体の周面に圧接された状態で回転体の周面上を摺動する。クリーニングブレードの硬度は回転体の周面の表面の硬度より大きいので、クリーニングブレードがスティック・スリップ現象を起こすことなく除去対象物が回転体上から掻き落とされる。
(2)前記クリーニングブレードは、前記回転体への圧接時に形状を保持する剛性を有し、前記回転体は、前記クリーニングブレードとの接触部分が前記クリーニングブレードの押圧力によって凹形状となる柔軟性を有することを特徴とする。
この構成においては、クリーニングブレードが回転体の周面に圧接された場合、クリーニングブレードは変形せず、回転体の周面のうちクリーニングブレードとの接触部分がクリーニングブレードの押圧力によって凹形状になる。したがって、回転体の周面の平面度の影響を受けず、回転体の周面が幾何学的平面に近い状態にされて、クリーニングブレードが回転体の周面上を摺動する。また、回転体は、クリーニングブレードを押し当てられても凹形状になる柔軟性を有しているので、クリーニングブレードの押圧力によって傷付けられない。
(3)前記クリーニングブレードの少なくとも前記回転体への接触部は、フッ素を含有することを特徴とする。
この構成においては、クリーニングブレードの少なくとも回転体への接触部は、フッ素を含有するので、クリーニングブレードの回転体への接触部の滑り性が向上され、クリーニングブレードと回転体の周面との摩擦力が低減される。
(4)外周面に除去対象物が付着する無端ベルトと、前記無端ベルトを張架して回転させるローラと、前記無端ベルトの外周面のうち内周面を前記ローラに支持されない部分に圧接されるクリーニングブレードと、を備え、前記クリーニングブレードは、前記無端ベルトへの圧接時に形状を保持し、前記無端ベルトは、前記クリーニングブレードとの接触部分が前記クリーニングブレードの押圧力によって前記無端ベルトの外周面に直交する方向に変位した状態で回転することを特徴とする。
この構成においては、クリーニングブレードは無端ベルトの外周面のうち内周面をローラに支持されない部分に圧接される。クリーニングブレードが無端ベルトの外周面に所定の圧力で接触するので、無端ベルト上の除去対象物が掻き落とされる。また、クリーニングブレードは、無端ベルトへの圧接時に変形することなく形状を保持するので、スティック・スリップ現象を起こさない。
また、無端ベルトは、クリーニングブレードとの接触部分がクリーニングブレードの押圧力によって無端ベルトの外周面に直交する方向に変位した状態で回転するので、クリーニングブレードの押圧力によって無端ベルトが傷付けられない。さらに、無端ベルトが幅方向にうねっていた場合でも、クリーニングブレードが押し当てられることで無端ベルトのうねりが解消される。
(5)前記ローラは、駆動ローラおよび従動ローラを含み、前記無端ベルトは、像担持体からトナー像が転写される1次転写部、前記トナー像が記録媒体に転写される前記駆動ローラの周辺部、および前記従動ローラの周辺部を、この順序で経由するように移動し、前記クリーニングブレードは、前記無端ベルトの移動経路中の前記駆動ローラの周辺部から前記従動ローラの周辺部までの間のいずれかの位置で前記無端ベルトに圧接されることを特徴とする。
この構成においては、クリーニングブレードは、駆動ローラの周辺部から従動ローラの周辺部までの間のいずれかの位置で無端ベルトに圧接される。したがって、1次転写部では、無端ベルトは外周面に直交する方向へ変位することがなく、1次転写部での転写は影響を及ぼされない。
(6)前記回転体は、無端ベルトを張架するローラであり、前記クリーニングブレードは、前記無端ベルトを介して前記ローラの周面に圧接され、前記無端ベルトの外周面に存在するトナーを掻き落とすことを特徴とする。
この構成においては、クリーニングブレードはローラの周面に無端ベルトを押し当てながら無端ベルト上を摺動する。クリーニングブレードの硬度はローラの周面の表面の硬度より大きいので、クリーニングブレードがスティック・スリップ現象を起こすことなく除去対象物が無端ベルト上から掻き落とされる。
(7)前記回転体は、帯電する電荷の高低差によって形成される静電潜像に基づくトナー像が外周面に形成されるベルト状の感光体を張架するローラであり、前記クリーニングブレードは、前記感光体を介して前記ローラの周面に圧接され、前記感光体の表面に存在するトナーを掻き落とすことを特徴とする。
この構成においては、クリーニングブレードはローラの周面に感光体を押し当てながら感光体上を摺動する。クリーニングブレードの硬度はローラの周面の表面の硬度より大きいので、クリーニングブレードがスティック・スリップ現象を起こすことなく除去対象物が感光体上から掻き落とされる。
(8)前記回転体は、記録媒体に付着するトナー像を前記記録媒体に定着させる定着ローラであることを特徴とする。
この構成においては、クリーニングブレードが定着ローラの周面に圧接された状態で定着ローラの周面上を摺動する。クリーニングブレードの硬度は定着ローラの周面の表面の硬度より大きいので、クリーニングブレードがスティック・スリップ現象を起こすことなく除去対象物が回転体上から掻き落とされる。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)クリーニングブレードがスティック・スリップ現象を起こすことなく除去対象物を回転体上から掻き落とすので、除去対象物の飛散を抑制でき、クリーニングブレードの周辺の汚れを最小限に抑えることができる。また、クリーニングブレードがスティック・スリップ現象を起こさないので、クリーニングブレードの回転体との接触部分の切断や磨耗を大幅に抑制でき、クリーニングブレードを超寿命化できる。
(2)幾何学的平面に近い状態にされた回転体の周面にクリーニングブレードが押し当てられるので、除去対象物のクリーニングブレードと回転体の周面との間のすり抜けを防止することができる。したがって、微小な粒子をも除去することができる。また、回転体は、クリーニングブレードを押し当てられても凹形状になる柔軟性を有しているので、クリーニングブレードの押圧力によって傷付けられない。
(3)クリーニングブレードと回転体の周面との摩擦力が低減されるので、クリーニングブレードの反転現象(反り返り)の発生を抑制できる。したがって、確実に回転体上の除去対象物を除去することができる。
(4)クリーニングブレードがスティック・スリップ現象を起こすことなく除去対象物を無端ベルト上から掻き落とすので、除去対象物の飛散を抑制でき、クリーニングブレードの周辺の汚れを最小限に抑えることができる。
また、無端ベルトは、クリーニングブレードが押し当てられると接触部分が外周面に直交する方向に変位した状態で回転するので、クリーニングブレードの押圧力によって無端ベルトが傷付けられない。さらに、無端ベルトが幅方向にうねっていた場合でも、クリーニングブレードが押し当てられることで無端ベルトのうねりが解消される。したがって、無端ベルトの皺の形成を防ぐことができ、画質の低下を防止することができる。
(5)クリーニングブレードは、駆動ローラの周辺部から従動ローラの周辺部までの間のいずれかの位置で無端ベルトに圧接されるので、1次転写部では、無端ベルトは、外周面に直交する方向へ変位することがなく、1次転写部での転写が悪影響を及ぼされることがない。
(6)クリーニングブレードがスティック・スリップ現象を起こすことなくトナーを無端ベルト上から掻き落とすので、トナーの飛散を抑制でき、クリーニングブレードの周辺の汚れを最小限に抑えることができる。
(7)クリーニングブレードがスティック・スリップ現象を起こすことなくトナーを感光体上から掻き落とすので、トナーの飛散を抑制でき、クリーニングブレードの周辺の汚れを最小限に抑えることができる。
(8)クリーニングブレードがスティック・スリップ現象を起こすことなくトナーを定着ローラ上から掻き落とすので、トナーの飛散を抑制でき、クリーニングブレードの周辺の汚れを最小限に抑えることができる。
以下に、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形態に係るクリーニングシステムが適用された画像形成装置の概略構成図である。この実施形態に係るクリーニングシステムが適用された画像形成装置1は、外部から入力された画像データに基づいて、用紙等の記録媒体に多色または単色の画像を形成する。画像形成装置1は、露光ユニット13、像担持体である4個の感光体ドラム3a〜3d、4個の帯電ローラ5a〜5d、4個の現像ユニット2a〜2d、4個のクリーニングユニット4a〜4d、無端ベルトである中間転写ベルト7、4個の1次転写ローラ6a〜6d、2次転写ローラ11、定着装置12、用紙搬送路S1,S2,S3、給紙カセット10、手差し給紙トレイ20および排紙トレイ15等を備える。
感光体ドラム3a、帯電ローラ5a、現像ユニット2a、およびクリーニングユニット4aは、画像形成部Paを構成する。感光体ドラム3b、帯電ローラ5b、現像ユニット2b、およびクリーニングユニット4bは、画像形成部Pbを構成する。感光体ドラム3c、帯電ローラ5c、現像ユニット2c、およびクリーニングユニット4cは、画像形成部Pcを構成する。感光体ドラム3d、帯電ローラ5d、現像ユニット2d、およびクリーニングユニット4dは、画像形成部Pdを構成する。
4個の画像形成部Pa〜Pdはそれぞれ、ブラック、シアン、マゼンタおよびイエローの各色相に対応する画像データを用いて画像形成を行う。4個の画像形成部Pa〜Pdは、中間転写ベルト7の移動方向(副走査方向)に一列に配置される。
帯電ローラ5a〜5dは、接触方式の帯電器であり、対応する感光体ドラム3a〜3dの周面を所定の均一な電位に帯電させる。帯電ローラ5a〜5dに代えて、帯電ブラシを用いた接触方式の帯電器、または、帯電チャージャを用いた非接触方式の帯電器を用いることもできる。
露光ユニット13は、図示しない半導体レーザ、ポリゴンミラーおよび反射ミラーを備え、各画像形成部Pa〜Pdに対応する色相の画像データに基づくレーザビームを各感光体ドラム3a〜3dに照射し、各感光体ドラム3a〜3dの周面に各色相の画像データに基づく潜像を形成する。
現像ユニット2a〜2dはそれぞれ、ブラック、シアン、マゼンタおよびイエローの各色相のトナーを収容し、対応する感光体ドラム3a〜3dの周面にトナーを供給して、潜像を各色相のトナー像に顕像化する。クリーニングユニット4a〜4dは、現像および画像転写後に感光体ドラム3a〜3dの周面上に残留するトナーを回収する。
感光体ドラム3a〜3dの上方に、転写装置8が配置される。転写装置8は、中間転写ベルト7、駆動ローラ71、従動ローラ72、テンションローラ17、1次転写ローラ6a〜6d、および中間転写ベルト用のクリーニングユニット9を備える。
中間転写ベルト7は、厚さ75μm〜150μmの無端ベルトで形成され、駆動ローラ71と従動ローラ72とに張架されて、図1において時計方向に回転する。感光体ドラム3d、感光体ドラム3c、感光体ドラム3bおよび感光体ドラム3aは、中間転写ベルト7の外周面に対向するように、中間転写ベルト7の回転方向の上流側からこの順序で配置される。
中間転写ベルト7を挟んで各感光体ドラム3a〜3dに対向する位置に、1次転写ローラ6a〜6dが配置される。1次転写ローラ6a〜6dは、金属(例えば、ステンレス)を素材とする直径8mm〜10mmの軸と、この軸の表面を被覆する導電性の弾性材(例えば、EPDM、発泡ウレタン等)と、を含む。1次転写ローラ6a〜6dに代えて、ブラシ状の中間転写部材を用いることもできる。
1次転写ローラ6a〜6dには、トナーの帯電極性(この実施形態ではマイナス)と逆極性(この実施形態ではプラス)の転写バイアスが印加され、導電性の弾性材によって中間転写ベルト7に均一に高電圧が印加される。これによって、各感光体ドラム3a〜3dに形成された各色相のトナー像は中間転写ベルト7の外周面に順次重ねて転写され、中間転写ベルト7の外周面にフルカラーのトナー像が形成される。
なお、ブラック、シアン、マゼンタおよびイエローの色相のうち一部の色相のみの画像データが入力された場合は、4個の感光体ドラム3a〜3dのうち、入力された画像データの色相に対応する一部の感光体ドラム3a〜3dのみに潜像およびトナー像が形成される。例えば、モノクロ画像の形成時は、ブラックの色相に対応する感光体ドラム3aのみに潜像およびトナー像が形成され、中間転写ベルト7の外周面にブラックのトナー像のみが転写される。
上述のようにして、中間転写ベルト7の外周面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト7の回転によって、2次転写ローラ11との対向位置に搬送される。2次転写ローラ11は、画像形成時に、中間転写ベルト7の外周面に所定のニップ圧で圧接される。給紙カセット10または手差し給紙トレイ20から給紙された用紙が2次転写ローラ11と中間転写ベルト7との間を通過する際に、2次転写ローラ11にトナーの帯電極性(この実施形態ではマイナス)とは逆極性(この実施形態ではプラス)の高電圧が印加される。これによって、中間転写ベルト7の外周面に形成されたトナー像は、用紙の表面に転写される。
なお、2次転写ローラ11と中間転写ベルト7とのニップ圧を所定値に維持するために、2次転写ローラ11または駆動ローラ71のいずれか一方は硬質材料(金属等)によって形成され、残る他方は弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラまたは発泡性樹脂ローラ等)で形成される。
中間転写ベルト7を挟んで従動ローラ72に対向する位置に、クリーニングユニット9が配置される。クリーニングユニット9は、感光体ドラム3a〜3dから中間転写ベルト7に転写されたトナーのうち用紙上に転写されずに中間転写ベルト7上に残留したトナーを回収する。クリーニングユニット9によって、次の画像形成工程での混色が防止される。この発明のクリーニングシステムは、この実施形態では、中間転写ベルト7上の残留トナーを除去するシステムとして適用されている。詳細については後述する。
トナー像を転写された用紙は、定着部12に搬送される。定着部12は、ヒートローラ31および加圧ローラ32を含む。ヒートローラ31と加圧ローラ32とは互いに所定の押圧力で圧接し、互いの間に用紙を挟んで回転する。これによって、用紙は、ヒートローラ31と加圧ローラ32とによって加熱および加圧され、トナー像が、用紙の表面に堅牢に定着する。トナー像が定着した用紙は、搬送ローラ25bおよび排紙ローラ18によって排紙トレイ15上に排出される。
画像形成装置1には、給紙カセット10に収容されている用紙を、2次転写ローラ11と中間転写ベルト7との間および定着装置12を経由して排紙トレイ15に送るための略垂直方向の用紙搬送路S1が設けられる。用紙搬送路S1には、給紙カセット10内の用紙を一枚ずつ用紙搬送路S1内に繰り出すピックアップローラ16a、繰り出された用紙を上方に向けて搬送する搬送ローラ25a、搬送されてきた用紙を所定のタイミングで2次転写ローラ11と中間転写ベルト7との間に導くレジストローラ14、および、用紙を排紙トレイ15に排出する搬送ローラ25bおよび排紙ローラ18が配置される。
また、画像形成装置1には、手差し給紙トレイ20からレジストローラ14に至る用紙搬送路S2が設けられ、用紙搬送路S2には、ピックアップローラ16bおよび搬送ローラ25c〜25eが配置される。さらに、画像形成装置1には、排紙ローラ18から用紙搬送路S1におけるレジストローラ14の上流側に至る用紙搬送路S3が設けられ、用紙搬送路S3には、搬送ローラ25f,25gが配置される。
排紙ローラ18は、正逆両方向に回転自在であり、用紙の片面に画像を形成する片面画像形成時、および、用紙の両面に画像を形成する両面画像形成における第2面画像形成時に、正転方向に駆動されて用紙を排紙トレイ15に排出する。一方、両面画像形成における第1面画像形成時には、排出ローラ18は、用紙の後端が搬送ローラ25bを通過するまで正転方向に駆動された後、用紙の後端部を挟持した状態で逆転方向に駆動されて用紙を用紙搬送路S3内に導く。これによって、両面画像形成時に片面のみに画像が形成された用紙は、表裏面および前後端が反転された状態で用紙搬送路S1に導かれる。
レジストローラ14は、給紙カセット10若しくは手差し給紙トレイ20から給紙され、または、用紙搬送路S3を経由して搬送されてきた用紙を、所定のタイミングで2次転写ローラ11と中間転写ベルト7との間に導く。具体的には、レジストローラ14は、用紙の前端部を把持した状態で待機し、2次転写ローラ11と中間転写ベルト7とが圧接する位置で、用紙の前端部と中間転写ベルト7上に形成されたトナー像の前端部とが対向するタイミングで回転を開始する。
図2は、転写装置8およびクリーニングユニット9の概略構成図である。中間転写ベルト7は、駆動ローラ71と従動ローラ72とによって、略水平に張架される。中間転写ベルト7は、各感光体ドラム3a〜3dからトナー像が転写される1次転写部A、1次転写部Aで転写されたトナー像を駆動ローラ71と2次転写ローラ11とによって用紙に転写する2次転写部(駆動ローラの周辺部)B、および、従動ローラ72に張架される従動ローラ周辺部Cを経由する経路を移動する。
この実施形態では、1次転写ローラ6aは、1次転写ローラ6aと中間転写ベルト7との接触範囲の中心が、感光体ドラム3aと中間転写ベルト7との接触範囲の中心よりも、中間転写ベルト7の回転方向の下流側になるように配置される。他の1次転写ローラ6b〜6dについても、それぞれ対応する感光体ドラム3b〜3dに対して1次転写ローラ6aの場合と同様に配置される。なお、各1次転写ローラ6a〜6dと対応する各感光体ドラム3a〜3dとの位置関係は、上述の位置関係に限定されない。
テンションローラ17は、中間転写ベルト7の移動経路中の2次転写部Bから従動ローラ周辺部Cまでの間において中間転写ベルト7の内周面に圧接し、中間転写ベルト7に所定の張力を与える。
上述のように、クリーニングユニット9は、中間転写ベルト7を挟んで従動ローラ72に対向する位置に設けられる。クリーニングユニット9は、ユニット本体91およびクリーニングブレード92を備える。
図3は、従動ローラ周辺部Cの拡大図である。従動ローラ72は、中間転写ベルト7を張架し、中間転写ベルト7の外周面上には、2次転写部Bでの転写後に残留したトナーが付着している。クリーニングブレード92は、中間転写ベルト7を介して従動ローラ72の周面に鋭角に押し当てられる。クリーニングブレード92の先端部(中間転写ベルト7への接触部)の表面層には、フッ素樹脂層が形成され、滑り性が向上されている。
クリーニングブレード92の硬度は、従動ローラ72の周面の表面の硬度より大きい。この実施形態では、クリーニングブレード92の硬度は、JISアスカー硬度で、70度以上であり、好ましくは75度以上80度以下である。従動ローラ72の周面の表面の硬度は、JISアスカー硬度で、65度以下であり、好ましくは45以上55度以下である。したがって、従動ローラ72の周面にクリーニングブレード92が圧接された場合、クリーニングブレード92は、従動ローラ72への圧接時に変形せず、その形状を保持する。また、従動ローラ72のクリーニングブレード92との接触部分は、クリーニングブレード92の押圧力によって凹形状になる。このように、従動ローラ72の周面にクリーニングブレード92が圧接された場合、クリーニングブレード92はスティック・スリップ現象を起こさずに、中間転写ベルト7上のトナーを掻き落とす。
従動ローラ72の周面にクリーニングブレード92が圧接された場合、従動ローラ72のクリーニングブレード92との接触部分は、クリーニングブレード92の押圧力によって、従動ローラ72の軸芯方向に約0.1mm窪む。従動ローラ72の周面の平面度は約50μmであるので、従動ローラ72の周面は、クリーニングブレード92の押圧力によって、平面度以上に窪むことになる。したがって、従動ローラ72の周面にクリーニングブレード92が圧接された場合、従動ローラ72のクリーニングブレード92との接触部分は、凹凸をなくされ、幾何学的平面に近い平面状態となり、中間転写ベルト7は、この幾何学的平面に近い平面に、クリーニングブレード92によって押し当てられる。したがって、中間転写ベルト7上のトナー等の付着物は、クリーニングブレード92と中間転写ベルト7との間をすり抜けることができず、クリーニングブレード92によって掻き落とされる。中間転写ベルト7上にカイナー等の滑り剤が塗布されている場合や、トナーに外填剤が塗布されている場合でも、中間転写ベルト7上に付着する滑り剤や外填剤はクリーニングブレード92によって掻き落とされる。
また、クリーニングブレード92の先端部がフッ素樹脂を含有し、クリーニングブレード92の滑り性が向上されているので、必ずしも滑り剤を中間転写ベルト上に塗布する必要がなくなる。
クリーニングブレード92は、従動ローラ72に押し当てられても押し潰されずスティック・スリップ現象を起こさないので、クリーニングブレード92の中間転写ベルト7との接触部分の切断や磨耗が大幅に抑制され、クリーニングブレード92が超寿命化される。
また、クリーニングブレード92がスティック・スリップ現象を起こすことなくトナーを中間転写ベルト7上から掻き落とすので、トナーの飛散が抑制され、クリーニングブレード92の周辺の汚れが最小限に抑えられる。
さらに、従動ローラ72がクリーニングブレード92を押し当てられても凹形状になる柔軟性を有しているとともに、クリーニングブレード92が適度な柔軟性をも有しており、さらに、クリーニングブレード92の先端部の滑り性が向上されているので、中間転写ベルト7は、クリーニングブレード92の押圧力によって傷付けられない。
また、クリーニングブレード92の先端部の滑り性が向上されたためにクリーニングブレード92と中間転写ベルト7との摩擦力が低減され、さらに、クリーニングブレード92が所定の剛性を有するように形成されるので、クリーニングブレードの反転現象(反り返り)の発生が抑制される。したがって、確実に中間転写ベルト7上のトナー等が除去される。
図4は、他の実施形態に係るクリーニングシステムの概略構成図である。中間転写ベルト7は、駆動ローラ71と従動ローラ72とに張架される。中間転写ベルト7の外周面には、2次転写部での転写後に残留したトナーが付着している。クリーニングブレード92aは、中間転写ベルト7の外周面のうち内周面を駆動ローラ71、従動ローラ72、または転写ローラ17等に支持されない部分に、中間転写ベルト7の外周面に対して鋭角に圧接される。この実施形態では、クリーニングブレード92aは、図4に示すように、従動ローラ72の近辺に配置される。クリーニングブレード92aは、中間転写ベルト7のバタつきが少ない従動ローラ72の近辺に配置されるので、中間転写ベルト7上のトナーがクリーニングブレード92によって確実に除去される。
なお、クリーニングブレード92aは、中間転写ベルト7の移動経路中の2次転写部Bから1次転写部Aまでの間のいずれかの位置で中間転写ベルト7に圧接されればよい。より好ましくは、クリーニングブレード92aは、中間転写ベルト7の移動経路中の2次転写部Bから従動ローラ周辺部Cまでの間のいずれかの位置で中間転写ベルト7に圧接されればよい。さらにより好ましくは、クリーニングブレード92aは、中間転写ベルト7を張架する駆動ローラ71、従動ローラ72、またはテンションローラ17のいずれかの近辺で中間転写ベルト7に圧接されればよい。
また、上述の実施形態と同様に、クリーニングブレード92aの硬度は、JISアスカー硬度で、70度以上であり、好ましくは75度以上80度以下である。したがって、中間転写ベルト7の外周面への圧接時に、クリーニングブレード92aは、変形せずにその形状を保持する。また、クリーニングブレード92aの先端部(中間転写ベルト7への接触部)の表面層には、フッ素樹脂層が形成され、滑り性が向上されている。
クリーニングブレード92aが中間転写ベルト7に押し当てられると、中間転写ベルト7は、中間転写ベルト7の外周面に直交する方向に変位する。この際の中間転写ベルト7の変位幅は、例えば約0.5mmである。クリーニングブレード92aが中間転写ベルト7に押し当てられた際に、中間転写ベルト7を介してクリーニングブレードに対向する部材がないので、中間転写ベルト7の内周面に異物が付着していたとしても、クリーニングブレード92aの押圧力によって中間転写ベルト7が傷付けられることがない。
クリーニングブレード92は、中間転写ベルト7の外周面上に押し当てられながら摺動し、中間転写ベルト7の外周面上に付着するトナー等を掻き落とす。クリーニングブレード92は、スティック・スリップ現象を起こさないので、トナーの飛散が抑制され、クリーニングブレード92の周辺の汚れが最小限に抑えられる。
なお、この発明のクリーニングシステムは、感光体ドラム3a〜3dに代えて、ベルト状の感光体を用いた場合に、ベルト状の感光体上からトナーを除去するクリーニングシステムとして適用することもできる。この実施形態では、クリーニングブレードは、感光体を介して感光体を張架するローラの周面に圧接されながら摺動する。この実施形態においても、クリーニングブレードは、スティック・スリップ現象を起こさず、トナーの飛散が抑制される。また、この発明のクリーニングシステムによれば、カイナー等の滑り剤やトナーの外填剤等の微小な粒子をも除去することができるので、カイナー等の滑り剤が感光体を帯電させるチャージャに吸着することがなく、画質の低下を防止することができる。
また、この発明のクリーニングシステムは、トナー像を用紙に定着させる定着部12に配置されるヒートローラ31または加圧ローラ32上からトナーを除去するクリーニングシステムとして適用することもできる。この実施形態では、クリーニングブレードは、ヒートローラ31または加圧ローラ32に圧接されながら摺動する。この実施形態においても、クリーニングブレードは、スティック・スリップ現象を起こさず、トナーの飛散が抑制される。
なお、上述の各実施形態において、クリーニングブレード92、92aの表面層にのみフッ素樹脂層を形成する形態ではなく、クリーニングブレードにフッ素樹脂を練り込んで形成する形態であってもよい。
この発明の実施形態に係るクリーニングシステムが適用された画像形成装置の概略構成図である。 転写装置およびクリーニングユニットの概略構成図である。 従動ローラ周辺部の拡大図である。 他の実施形態に係るクリーニングシステムの概略構成図である。 従来のクリーニングシステムの概略構成図である。 従来のクリーニングシステムの作用を示す説明図である。 クリーニングブレードが反転現象を起こした状態を示す説明図である。 従来のクリーニングシステムにおけるクリーニングブレードと回転体との接触部分の拡大図である。
符号の説明
A 1次転写部
B 2次転写部(駆動ローラの周辺部)
C 従動ローラ周辺部
1 画像形成装置
3a〜3d 感光体ドラム
6a〜6d 1次転写ローラ
7 中間転写ベルト
8 転写装置
9 クリーニングユニット
11 2次転写ローラ
71 駆動ローラ
72 従動ローラ
92、92a クリーニングブレード

Claims (8)

  1. 回転体と、
    前記回転体の周面に圧接され前記周面上に存在する除去対象物を掻き落とすクリーニングブレードと、を備え、
    前記クリーニングブレードの硬度は、前記回転体の周面の表面硬度より大きいことを特徴とするクリーニングシステム。
  2. 前記クリーニングブレードは、前記回転体への圧接時に形状を保持する剛性を有し、
    前記回転体は、前記クリーニングブレードとの接触部分が前記クリーニングブレードの押圧力によって凹形状となる柔軟性を有することを特徴とする請求項1に記載のクリーニングシステム。
  3. 前記クリーニングブレードの少なくとも前記回転体への接触部は、フッ素を含有することを特徴とする請求項1または2に記載のクリーニングシステム。
  4. 外周面に除去対象物が付着する無端ベルトと、
    前記無端ベルトを張架して回転させるローラと、
    前記無端ベルトの外周面のうち内周面を前記ローラに支持されない部分に圧接されるクリーニングブレードと、を備え、
    前記クリーニングブレードは、前記無端ベルトへの圧接時に形状を保持し、
    前記無端ベルトは、前記クリーニングブレードとの接触部分が前記クリーニングブレードの押圧力によって前記無端ベルトの外周面に直交する方向に変位した状態で回転することを特徴とするクリーニングシステム。
  5. 前記ローラは、駆動ローラおよび従動ローラを含み、
    前記無端ベルトは、像担持体からトナー像が転写される1次転写部、前記トナー像が記録媒体に転写される前記駆動ローラの周辺部、および前記従動ローラの周辺部を、この順序で経由するように移動し、
    前記クリーニングブレードは、前記無端ベルトの移動経路中の前記駆動ローラの周辺部から前記従動ローラの周辺部までの間のいずれかの位置で前記無端ベルトに圧接されることを特徴とする請求項4に記載のクリーニングシステム。
  6. 前記回転体は、無端ベルトを張架するローラであり、
    前記クリーニングブレードは、前記無端ベルトを介して前記ローラの周面に圧接され、前記無端ベルトの外周面に存在するトナーを掻き落とすことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のクリーニングシステム。
  7. 前記回転体は、帯電する電荷の高低差によって形成される静電潜像に基づくトナー像が外周面に形成されるベルト状の感光体を張架するローラであり、
    前記クリーニングブレードは、前記感光体を介して前記ローラの周面に圧接され、前記感光体の表面に存在するトナーを掻き落とすことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のクリーニングシステム。
  8. 前記回転体は、記録媒体に付着するトナー像を前記記録媒体に定着させる定着ローラであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のクリーニングシステム。
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