JP4930252B2 - 紙粉除去装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば画像形成装置などに用いられる紙粉除去装置等に関する。
複写機、プリンタ、あるいは印刷装置等の画像形成装置内では、搬送される用紙(記録材)から、タルク、炭酸カルシウム、カオリン等を主成分とした紙粉が発生する。
これらの紙粉が感光体表面や中間転写ベルト表面、または定着装置内の定着用回転体表面などに付着すると、定着用回転体表面の離型層の磨耗を促進する。その結果、画像形成装置を長期的に使用する場合にその信頼性を損ねることになる。
この問題を解決する従来技術として、例えば、用紙搬送経路で回転ブラシを用紙表面に擦り付けることで用紙から紙粉を除去する紙粉除去装置が開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、用紙搬送経路に帯電部材を設け、静電気力で用紙から紙粉を除去する紙粉除去装置が開示されている(例えば、特許文献3、4参照)。
更に、用紙搬送路で粘着ロールを用紙に当接させ紙粉を除去する紙粉除去装置が開示されている(例えば、特許文献5、6参照)。
特開平5−50710号公報 特開平7−319357号公報 特開平5−53481号公報 特開平10−186981号公報 特開2002−332132号公報 特開平9−249325号公報
ところで、紙粉除去装置を長期間使用すると、初期の性能が低下し、そのために頻繁にメンテナンスを行う必要がある。
本発明の目的は、長期間の使用においてもメンテナンスの必要性が少なく、良好な紙粉除去性能を維持することができる紙粉除去装置等を提供することにある。
かくして本発明が適用される紙粉除去装置は、記録材と接触し当該記録材の紙粉を除去する第1の回転体と、前記第1の回転体と対向して配され、当該第1の回転体を加圧する第2の回転体と、を備え、前記第1の回転体の表面層は、モース硬度4以上のフィラーを含むことを特徴とする。
ここで、前記第2の回転体は、前記第1の回転体を1N/mm〜30N/mmの線圧で加圧することが好ましく、前記第1の回転体は、複数のロールにより張架支持されるベルト状回転体であることが更に好ましい。
一方、本発明が適用される画像形成装置は、トナー像を形成するトナー像形成手段と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、前記トナー像を記録媒体に定着する定着手段と、前記定着手段の上流側に設けられ、記録材の紙粉を除去する紙粉除去装置と、を有し、前記紙粉除去装置は、前記記録材と接触し当該記録材の紙粉を除去する第1の回転体と、前記第1の回転体と対向して配され、当該第1の回転体を加圧する第2の回転体と、を備え、前記第1の回転体の表面層は、モース硬度4以上のフィラーをベース材料100質量部に対し1質量部〜30質量部含むことを特徴とする。
ここで、前記第1の回転体と前記記録材との接触状態および非接触状態を変更する制御手段を更に有することが好ましい。
また、前記第1の回転体は、回転軸と当該回転軸を中心に回転する2個のロールとを備えることが好ましく、前記2個のロールの間隔が異なる前記第1の回転体を複数備え、前記記録材の幅に応じて前記第1の回転体を切り替える手段を更に有することが更に好ましく、前記記録材の幅に応じて前記2個のロールの間隔を変更する手段を更に有することが、特に好ましい。
請求項1に記載の発明によれば、長期間の使用においてもメンテナンスの必要性が少なく、良好な紙粉除去性能を維持することができる紙粉除去装置が得られる。
また、請求項2に記載の発明によれば、この構成を用いない場合に比べ、より記録材の端部のエッジのバリを押さえ、また紙粉除去性能が確実な紙粉除去装置が得られる。
また、請求項3に記載の発明によれば、この構成を用いない場合に比べ、長期間の使用においても良好な紙粉除去性能を維持することができる紙粉除去装置が得られる。
更に、請求項4に記載の発明によれば、長期間の使用においても良好な画像を得ることができる画像形成装置が得られる。
また、請求項5に記載の発明によれば、この構成を用いない場合に比べ、より長期間の使用ができる画像形成装置が得られる。
また、請求項6に記載の発明によれば、この構成を用いない場合に比べ、より効率的に紙粉除去ができるため、より良好な画像を維持することができる画像形成装置が得られる。
また、請求項7に記載の発明によれば、この構成を用いない場合に比べ、様々な記録材に対応して効率的に紙粉除去ができるため、より良好な画像を維持することができる画像形成装置が得られる。
また、請求項8に記載の発明によれば、この構成を用いない場合に比べ、簡便な手段で様々な記録材に対応して紙粉除去ができるため、より良好な画像を維持することができる画像形成装置が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(実施の形態)について詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。また、使用する図面は、本実施の形態を説明するために使用するものであり、実際の大きさを表すものではない。
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置を示した概略構成図である。
図1に示す画像形成装置100は、一般にタンデム型と呼ばれる中間転写方式の画像形成装置であって、電子写真方式により各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1K、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにより形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト15に順次転写(一次転写)させる一次転写部10、中間転写ベルト15上に転写された重畳トナー画像を記録材(記録紙)である用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写部20、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置60を備えている。また、各装置(各部)の動作を制御する制御部40を有している。
本実施の形態において、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、矢印A方向に回転する感光体ドラム11の周囲に、これらの感光体ドラム11を帯電する帯電器12、感光体ドラム11上に静電潜像を書込むレーザ露光器13(図中露光ビームを符号Bmで示す)、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像器14、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を一次転写部10にて中間転写ベルト15に転写する一次転写ロール16、感光体ドラム11上の残留トナーが除去されるドラムクリーナ17、等の電子写真用デバイスが順次配設されている。これらの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、中間転写ベルト15の上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に、略直線状に配置されている。
中間転写体である中間転写ベルト15は、ポリイミドあるいはポリアミド等の樹脂をベース層としてカーボンブラック等の抵抗制御剤を適当量含有させたフィルム状の無端ベルトで構成されている。そして、各種ロールによって図1に示す矢印B方向に所定の速度で循環駆動(回動)されている。この各種ロールとして、定速性に優れたモータ(図示せず)により駆動されて中間転写ベルト15を回動させる駆動ロール31、各感光体ドラム11の配列方向に沿って略直線状に延びる中間転写ベルト15を支持する支持ロール32、中間転写ベルト15に対して一定の張力を与えると共に中間転写ベルト15の蛇行を防止する補正ロールとして機能するテンションロール33、二次転写部20に設けられるバックアップロール25、中間転写ベルト15上の残留トナーを掻き取るクリーニング部に設けられるクリーニングバックアップロール34を有している。
一次転写部10は、中間転写ベルト15を挟んで感光体ドラム11に対向して配置される一次転写ロール16で構成されている。そして、一次転写ロール16は中間転写ベルト15を挟んで感光体ドラム11に圧接配置され、さらに一次転写ロール16にはトナーの帯電極性(マイナス極性とする。以下同様。)と逆極性の電圧(一次転写バイアス)が印加されるようになっている。これにより、各々の感光体ドラム11上のトナー像が中間転写ベルト15に順次、静電吸引され、中間転写ベルト15上において重畳されたトナー像が形成されるようになっている。
二次転写部20は、中間転写ベルト15のトナー像保持面側に配置される二次転写ロール22と、バックアップロール25とによって構成される。このバックアップロール25は、中間転写ベルト15の裏面側に配置されて二次転写ロール22の対向電極を構成し、二次転写バイアスが安定的に印加される金属製の給電ロール26が当接配置されている。そして、二次転写ロール22は中間転写ベルト15を挟んでバックアップロール25に圧接配置され、さらに二次転写ロール22は接地されてバックアップロール25との間に二次転写バイアスが形成され、二次転写部20に搬送される用紙P上にトナー像を二次転写する。
また、中間転写ベルト15の二次転写部20の下流側には、二次転写後の中間転写ベルト15上の残留トナーや紙粉を除去し、中間転写ベルト15の表面をクリーニングする中間転写ベルトクリーナ35が接離自在に設けられている。一方、イエローの画像形成ユニット1Yの上流側には、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにおける画像形成タイミングをとるための基準となる基準信号を発生する基準センサ(ホームポジションセンサ)42が配設されている。また、黒の画像形成ユニット1Kの下流側には、画質調整を行うための画像濃度センサ43が配設されている。この基準センサ42は、中間転写ベルト15の裏側に設けられた所定のマークを認識して基準信号を発生しており、この基準信号の認識に基づく制御部40からの指示により、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは画像形成を開始するように構成されている。
さらに、本実施の形態の画像形成装置100では、用紙搬送系として、用紙Pを収容する用紙トレイ50、この用紙トレイ50に集積された用紙Pを所定のタイミングで取り出して搬送するピックアップロール51、ピックアップロール51により繰り出された用紙Pを搬送する搬送ロール52、本実施の形態が適用される紙粉除去装置70、搬送ロール52により搬送された用紙Pを二次転写部20へと送り込む搬送シュート53、二次転写ロール22により二次転写された後に搬送される用紙Pを定着装置60へと搬送する搬送ベルト55、用紙Pを定着装置60に導く定着入口ガイド56を備えている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置100の基本的な作像プロセスについて説明する。図1に示すような画像形成装置100では、図示しない画像読取装置(IIT)や図示しないパーソナルコンピュータ(PC)等から出力される画像データは、図示しない画像処理装置(IPS)により所定の画像処理が施された後、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kによって作像作業が実行される。IPSでは、入力された反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等の所定の画像処理が施される。画像処理が施された画像情報データは、Y、M、C、Kの4色の色材階調情報データに変換され、レーザ露光器13に出力される。
レーザ露光器13では、入力された色材階調情報データに応じて、例えば半導体レーザから出射された露光ビームBmを画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの各々の感光体ドラム11に照射している。画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの各感光体ドラム11では、帯電器12によって表面が帯電された後、このレーザ露光器13によって表面が走査露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kによって、Y、M、C、Kの各色のトナー像として現像される。
画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの感光体ドラム11上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム11と中間転写ベルト15とが当接する一次転写部10において、中間転写ベルト15上に転写される。より具体的には、一次転写部10において、一次転写ロール16により中間転写ベルト15の基材に対しトナーの帯電極性(マイナス極性)と逆極性の電圧(一次転写バイアス)が付加され、トナー像を中間転写ベルト15の表面に順次重ね合わせて一次転写が行われる。
トナー像が中間転写ベルト15の表面に順次一次転写された後、中間転写ベルト15は移動してトナー像が二次転写部20に搬送される。トナー像が二次転写部20に搬送されると、用紙搬送系では、トナー像が二次転写部20に搬送されるタイミングに合わせてピックアップロール51が回転し、用紙トレイ50から所定サイズの用紙Pが供給される。ピックアップロール51により供給された用紙Pは、紙粉除去装置70を通過し、搬送ロール52により搬送され、搬送シュート53を経て二次転写部20に到達する。この二次転写部20に到達する前に、用紙Pは一旦停止され、トナー像が保持された中間転写ベルト15の移動タイミングに合わせてレジストロール(図示せず)が回転することで、用紙Pの位置とトナー像の位置との位置合わせがなされる。
二次転写部20では、中間転写ベルト15を介して、二次転写ロール22がバックアップロール25に押圧される。このとき、タイミングを合わせて搬送された用紙Pは、中間転写ベルト15と二次転写ロール22との間に挟み込まれる。その際に、給電ロール26からトナーの帯電極性(マイナス極性)と同極性の電圧(二次転写バイアス)が印加されると、二次転写ロール22とバックアップロール25との間に転写電界が形成される。そして、中間転写ベルト15上に保持された未定着トナー像は、二次転写ロール22とバックアップロール25とによって押圧される二次転写部20において、用紙P上に一括して静電転写される。
その後、トナー像が静電転写された用紙Pは、二次転写ロール22によって中間転写ベルト15から剥離された状態でそのまま搬送され、二次転写ロール22の用紙搬送方向下流側に設けられた搬送ベルト55へと搬送される。搬送ベルト55では、定着装置60における最適な搬送速度に合わせて、用紙Pを定着装置60まで搬送する。定着装置60に搬送された用紙P上の未定着トナー像は、定着装置60によって熱および圧力で定着処理を受けることで用紙P上に定着される。そして定着画像が形成された用紙Pは、画像形成装置100の排出部に設けられた排紙載置部(不図示)に搬送される。
一方、用紙Pへの転写が終了した後、中間転写ベルト15上に残った残留トナーは、中間転写ベルト15の回動に伴ってクリーニング部まで搬送され、クリーニングバックアップロール34および中間転写ベルトクリーナ35によって中間転写ベルト15上から除去される。
次に、本実施の形態が適用される紙粉除去装置70について詳述する。
図2は、本実施の形態が適用される紙粉除去装置の一例を説明した図である。
図2に示した紙粉除去装置70は、前述の通り、定着装置60の上流側に設けられ、そして、紙粉除去用の第1の回転体としてベルト状回転体の一形態としての紙粉除去用ベルト71と、それを張架支持する3本の駆動張架ロール72、および紙粉除去用ベルト71に対向し紙粉除去用ベルト71を加圧する第2の回転体である加圧ロール73を備えている。
紙粉除去用ベルト71は、ポリイミド、ポリアミド等の樹脂あるいはシリコーンゴム等のゴム類をベース層とし、ベース層中にモース硬度4以上のフィラーを含有する。
ここで、モース硬度とは、鉱物等の物質の硬度を示す指標である。標準物質として10種類の鉱石が用意され、それぞれ硬度1〜10とする。具体的には、滑石1、石膏2、方解石3、蛍石4、燐灰石5、長石6、水晶7、トパーズ8、コランダム9、ダイモンド10である。
そして、硬度を測定したい試料物質をこれらの標準物質でこすり、どちらに傷が付くかで試料物質の硬度を定める。試料物質を蛍石でこすった場合に蛍石に傷が付いた場合にモース硬度4以上と判断できる。
フィラーのモース硬度は、4以上であればよいが、好ましくは5以上、より好ましくは7以上である。モース硬度が大きいほど、紙粉除去性能が高く、またその紙粉除去性能を長期間維持することができる。
一方、配合するフィラーの硬度が、モース硬度4より小さいと、記録材と摺擦した際に、紙粉に含まれるタルクや炭酸カルシウムと比べ硬度の点で劣る。その結果、紙粉を十分除去できず、紙粉除去用の回転体表面が磨耗しやすくなる。
モース硬度が4以上のフィラーとしては、例えば、ホウ酸アルミニウム、酸化鉄、酸化チタン、酸化ケイ素、アルミナ、窒化珪素等が挙げられる。より好ましくは、アルミナ、酸化鉄、ホウ酸アルミニウムである。
また、フィラーの配合量は、ベース材料である樹脂類又はゴム100質量部に対して、1質量部〜30質量部が好ましく、3質量部〜15質量部が更に好ましい。
配合量が、過度に少ないと紙粉除去効果が得にくく、また配合量が、過度に多いと、ベース材料である樹脂やゴムの成膜(成型)性が大きく劣り、脆くなるおそれがある。
なお、フィラーの粒度は、一般的には平均粒子径で、0.1μm〜100μmのものが好適に使用できる。
ところで、記録材の端部のエッジはサイズ裁断によってバリ状に立っており、そのバリのため、記録材を通紙する部分にある各回転体の表面のキズ等を生みやすい。
例えば、定着装置60内の定着用回転体の表面層は、トナー離型性と昨今のオイルレス化の観点から、フッ素樹脂が一般に用いられている。しかし、フッ素樹脂は紙粉やバリ等によりキズが付きやすい。また、加圧幅を確保する為に定着用回転体の表面層の下層には弾性層を設けている。しかし、弾性層の変形に表面層のフッ素樹脂が追従できなくなるときがあり、この場合フッ素樹脂からなる表面層が塑性変形し、記録材のバリによるキズが発生しやすい。
以上のことから、記録材の端部のエッジのバリを押さえ、また紙粉除去の確実性から、紙粉除去用ベルト71は加圧ロール73に対し、1N/mm〜30N/mmの線圧で加圧されることが好ましい。
線圧が、過度に小さいと、上記効果が生じにくく、また、過度に大きいと、画像形成装置における駆動トルクの増大や、記録材の伸びが発生しやすくなる。本実施の形態では、例えば、10N/mmの線圧で加圧する。
加圧は、図示しないバネ部材等により一定の線圧で行ってもよいが、例えば、記録材の厚さ等の種類により線圧を制御してもよい。線圧の制御は、例えば制御部40(図1参照)で行う。
加圧ロール73は、表面に弾性層を有している。弾性層は、紙粉除去用ベルト71のベース材料と同様に、ポリイミド、ポリアミド等の樹脂類あるいはシリコーンゴム等のゴム類を使用することができる。そして、加圧により弾性層が変形し、紙粉除去用ベルト71と加圧ロール73との間にニップ部74が形成される。
紙粉除去装置70は、加圧ロール73を、例えばモータ等により回転させると、この回転に応じて紙粉除去用ベルト71も従動し回転する。記録材はニップ部74を通過する際に、圧力により押さえられ、そして、所定の硬度を有するフィラーの作用により効率的に紙粉の除去ができる。また、長期間にわたり良好な紙粉除去性能を維持することができる。
図3は、本実施の形態が適用される紙粉除去装置の他の例を説明した図である。
図3に示した紙粉除去装置80は、紙粉除去を行う第1の回転体として紙粉除去ロール81を備え、また、紙粉除去ロール81に対向し紙粉除去ロール81を加圧する第2の回転体である加圧ロール82を備えている。
紙粉除去ロール81の表面には、前述の紙粉除去用ベルト71(図2参照)と同様にモース硬度4以上のフィラーを所定量含んでいる。
また、紙粉除去ロール81および加圧ロール82は、双方とも弾性層を有するロールであり、双方のロールが接触する箇所においてニップ部83を形成する。弾性層としては、図2で示した加圧ロール73の表面の弾性層と同様の材料が使用できる。
そして、加圧ロール82を例えばモータ等により回転させると紙粉除去ロール81も従動して回転し、ニップ部83を記録材が通過する際に、紙粉の除去が行なわれる。
ところで、紙粉の発生は、記録材の端エッジ部(裁断部)からの発生が多いことが知られている。よって、記録材の端エッジ部について、集中的に紙粉除去を行うようにすれば、より効率的である。
図4は、記録材の端エッジ部の紙粉除去を行う紙粉除去装置の一例を示した図である。
図4に示した紙粉除去装置90は、紙粉除去を行う第1の回転体として回転軸91とこの回転軸91を中心に回転する紙粉除去ロール92を2個備え、また、紙粉除去ロール92に対向し紙粉除去ロール92を加圧する第2の回転体である加圧ロール93を備えている。
2個の紙粉除去ロール92は、記録材の端エッジ部の箇所に配置され、図3に示した紙粉除去ロール81と同様にモース硬度4以上のフィラーを所定量含んでいる。
この構成を採ることにより、ニップ部94を記録材が通過する際に、端エッジ部の紙粉除去を行うことができる。
しかし、画像形成装置100にて通紙される記録材は、通常大きさが異なる記録材を複数使用する(例えば、A3、B4、A4等。)これらの記録材の幅は様々である。
そこで、記録材の幅によって、紙粉除去ロール92の間隔を変えたものを複数備え、各々は各記録材の幅端部の紙粉除去を行うよう構成されているのがより好ましい。
図5は、図4に示した紙粉除去装置90において、記録材の幅により、紙粉除去ロールの幅を変更する場合を説明した図である。
図5(a)に示すように、紙粉除去ロール96aは、A3の記録材P1の両端の紙粉を除去するために、幅(297mm)の間隔で回転軸95aに2個設置されている。
また、同様に図5(b)では、紙粉除去ロール96bは、B4の記録材P2の幅(252mm)の間隔で回転軸95bに2個設置されている。そして、図5(c)では、紙粉除去ロール96cは、A4の記録材P3の幅(210mm)の間隔で回転軸95cに2個設置されている。
このように紙粉除去用の回転体を複数備えることで、複数の記録材に対応した紙粉除去装置が実現できる。これらの紙粉除去用の回転体は、例えば使用される記録材に応じて、制御部40(図1参照)で、切り替えるようにしてもよい。
但し、紙粉除去用の回転体は必ずしも複数設ける必要はなく、例えば、1種類用意し、ロールの間隔を記録材の幅に応じて変更するような手段を備えていても同様の機能が実現できる。
また、紙粉発生量は記録材の種類によっても異なることが知られている(例えば、複写機用上質紙に比べ、海外生産紙やリサイクル用紙の方が紙粉の発生量が多い)。
そこで、紙粉除去のための回転体を記録材に対し、接触・非接触の状態で可変可能とし、所定の制御手段により紙粉発生量の少ない記録材の場合は非接触状態とすることにより、紙粉除去装置の使用可能ライフを延長することができる。
また、両面印字用機構のついた画像形成装置の場合、最初に記録材を通紙する際は紙粉除去用回転体を接触状態として、記録材上の紙粉を除去する。そして、一度片面(第1面)を印字した後、もう片面を通紙印字(第2面)する際は、紙粉除去回転体を非接触状態にする。これにより、記録材のダメージを防ぐことが可能となる。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、以下の実施例および比較例における紙粉除去装置の評価は次の方法により行った。
〔評価方法〕
紙粉除去装置の耐久性を評価した。記録材として、G100(富士ゼロックス株式会社製 リサイクル用紙)のA4用紙を長手方向を前側(LEF通紙)にして図1に示した画像形成装置100に通紙し、以下の項目を観察した。50kpv(50000枚)経過しても以下に挙げた項目の発生がなければ紙粉除去装置について耐久性は十分であると判断した。
(1)定着装置内に紙粉が侵入することで生じる定着装置内部のベルトの摩耗およびベルト表面の紙粉付着
(2)感光体ドラムにブラシの毛等が付着することで生じる感光体でのリーク発生
(3)感光体ドラムに紙粉が付着することで生じる定着画像の黒筋等の発生
(4)定着装置内に紙粉が付着することで生じる定着画像のベタ黒画像ムラの発生
(実施例1)
紙粉除去装置として、図2に示した構成のものを使用した。
紙粉除去用ベルト71は、以下のようにして作成した。
ベース材料として、3,3',4,4'−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(BPDA)とp−フェニレンジアミン(PDA)とからなるポリアミド酸のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)溶液(宇部興産株式会社製ユーワニスS:固形分20質量%)に、粒子状ホウ酸アルミニウム(四国化成工業株式会社製 商品名”アルボライト” グレードPC08(平均粒子径8μm、モース硬度7))をポリアミド酸樹脂固形分100質量部に対して、10質量部を配合し、ボールミル等の公知の分散方法によって均一分散し、樹脂液とした。
この樹脂液を、外径68mmのアルミ製パイプ上に塗布(塗布方法は浸漬塗布、ブレード塗布等公知の塗布方法で構わない)し、焼成、成膜することにより、厚み70μm、外径68.3mm、幅340mmのエンドレスベルトを作成し、紙粉除去用ベルトとした。
この紙粉除去用ベルトを駆動張架ロールに張架した。張架ロールは各々φ25mm、長さ380mmのSUS製ロールとした。
対向する加圧ロールとして、外径29mm、長さ390mmのSUS製金属シャフトを使用し、その弾性層として、硬度50度(JIS−A)のエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)層を3mm設けた。
そして、上述した評価を行ったところ、初期はもちろん50kpv(50000枚)経過しても、紙粉による定着装置内のベルトの磨耗は少なく、また、ベルト表面の紙粉付着も見られなかった。そして、感光体での紙粉付着に伴う定着画像の黒筋等の発生や、感光体のリーク等も未発生であった。更に、定着装置内での紙粉付着により生じる定着画像のベタ黒画像ムラも見られなかった。
(実施例2)
紙粉除去装置として、図2に示した構成のものを使用した。
紙粉除去用ベルト71に添加するフィラーとして、酸化第二鉄を98.5%以上含む酸化鉄(戸田工業株式会社製 160ED(モース硬度5))を使用し、フィラーの含有量をベース材料100質量部に対し7質量部に変えた以外は、実施例1と同様にして紙粉除去ベルトを作成し、上述の評価方法で評価した。
その結果、初期はもちろん50kpv(50000枚)経過しても、紙粉による定着装置内のベルトの磨耗は少なく、また、ベルト表面の紙粉付着も見られなかった。そして、感光体での紙粉付着に伴う定着画像の黒筋等の発生や、感光体のリーク等も未発生であった。更に、定着装置内での紙粉付着により生じる定着画像のベタ黒画像ムラも見られなかった。
(実施例3)
紙粉除去装置として、図3に示した構成のものを使用した。
紙粉除去ロール81と加圧ロール82の各々の弾性層は以下のようにして作成した。
ベース材料としてJISタイプAで規定される硬度が35度となるように調整された液状シリコーンゴム(KE1940−35、液状シリコーンゴム35度品、信越化学工業株式会社製)を用い、液状シリコーンゴム100質量部に対し、粒子状のホウ酸アルミニウム(四国化成工業株式会社製、商品名”アルボライト” グレードPC08(平均粒子径8μm、モース硬度7))10質量部を当該液状シリコーンゴムに添加した。これを遠心攪拌装置で攪拌して、ホウ酸アルミニウムを液状シリコーンゴム溶液中に十分に分散させた固化させ、弾性層の材料とした。
次に、基材シャフトとして、φ20mmのSUS製シャフトを用い、その上に前記材料による弾性層を厚み2mmで成型した。
このようにして作成したロール対間に線圧12N/mmになるよう加圧し、その間を記録材が通過するようにした。
以下、上述の評価方法で評価したところ、初期はもちろん50kpv(50000枚)経過しても、紙粉による定着装置内のベルトの磨耗は少なく、また、ベルト表面の紙粉付着も見られなかった。そして、感光体での紙粉付着に伴う定着画像の黒筋等の発生や、感光体のリーク等も未発生であった。更に、定着装置内での紙粉付着により生じる定着画像のベタ黒画像ムラも見られなかった。
(比較例1)
紙粉除去装置として、図2に示した構成のものを使用した。
添加するフィラーとして、モース硬度3.3の硫酸バリウム粒子(堺化学工業株式会社製 沈降性硫酸バリウムBMH−60)をベース材料100質量部に対し、10質量部添加したこと以外は実施例1と同様の方法で紙粉除去ベルトを作成した。
以下、上述の評価方法で評価したところ、初期の紙粉除去はできたが、感光体の紙粉付着が10kpv(10000枚)で発生し、定着画像の黒筋等が発生した。また、定着装置内の紙粉付着が発生し、ベルトの摩耗およびベルト表面の紙粉付着が見られた。
そして、定着装置内での紙粉付着により生じる定着画像のベタ黒画像ムラが15kpv(15000枚)で発生した。
結局、本構成での紙粉除去装置の耐久性は、20kpv(20000枚)未満であった。
なお、以下の表1は、以上の実施例1〜3、及び比較例1の結果をまとめたものである。
Figure 0004930252
以上、本実施の形態において詳述した紙粉除去装置は、従来の紙粉除去装置が有していた次のような問題を解決することができる。
(1)従来の紙粉除去装置として、例えばブラシロールあるいは静電ロールを用いて用紙から紙粉を除去する方法では、紙粉除去性能が不十分である。そして、ブラシロールを使用した場合、ブラシの毛が抜け、記録材とともに、感光体や中間転写体、定着装置に移動する。その結果、感光体での帯電のリークによる画像欠陥や、転写体、定着回転体でのリークや表面キズを起こす。
(2)従来の紙粉除去装置として、例えば粘着ロールを用紙に当接させ紙粉を除去する方法では、初期の紙粉除去性能は高いものの、すぐに表面が紙粉で覆われるため粘着力が低下してしまい、頻繁に粘着ロールを交換するメンテナンスを行う必要がある。
本実施の形態が適用される画像形成装置を示した概略構成図である。 本実施の形態が適用される紙粉除去装置の一例を説明した図である。 本実施の形態が適用される紙粉除去装置の他の例を説明した図である。 記録材の端エッジ部の紙粉除去を行う紙粉除去装置の一例を示した図である。 図4に示した紙粉除去装置において、記録材の幅により、紙粉除去ロールの幅を変更する場合を説明した図である。
符号の説明
1Y,1M,1C,1K…画像形成ユニット、10…一次転写部、11…感光体ドラム、12…帯電器、13…レーザ露光器、14…現像器、15…中間転写ベルト、16…一次転写ロール、17…ドラムクリーナ、20…二次転写部、22…二次転写ロール、25…バックアップロール、26…給電ロール、31…駆動ロール、32…支持ロール、33…テンションロール、34…クリーニングバックアップロール、35…中間転写ベルトクリーナ、40…制御部、42…基準センサ、43…画像濃度センサ、50…用紙トレイ、51…ピックアップロール、52…搬送ロール、53…搬送シュート、55…搬送ベルト、56…定着入口ガイド、60…定着装置、70,80,90…紙粉除去装置、71…紙粉除去用ベルト、72…駆動張架ロール、73,82,93…加圧ロール、74,83,94…ニップ部、81,92,96a,96b,96c…紙粉除去ロール、91,95a,95b,95c…回転軸、100…画像形成装置

Claims (8)

  1. 記録材と接触し当該記録材の紙粉を除去する第1の回転体と、
    前記第1の回転体と対向して配され、当該第1の回転体を加圧する第2の回転体と、を備え、
    前記第1の回転体の表面層は、モース硬度4以上のフィラーを含むことを特徴とする紙粉除去装置。
  2. 前記第2の回転体は、前記第1の回転体を1N/mm〜30N/mmの線圧で加圧することを特徴とする請求項1に記載の紙粉除去装置。
  3. 前記第1の回転体は、複数のロールにより張架支持されるベルト状回転体であることを特徴とする請求項1に記載の紙粉除去装置。
  4. トナー像を形成するトナー像形成手段と、
    前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
    前記トナー像を記録媒体に定着する定着手段と、
    前記定着手段の上流側に設けられ、記録材の紙粉を除去する紙粉除去装置と、を有し、
    前記紙粉除去装置は、前記記録材と接触し当該記録材の紙粉を除去する第1の回転体と、
    前記第1の回転体と対向して配され、当該第1の回転体を加圧する第2の回転体と、を備え、
    前記第1の回転体の表面層は、モース硬度4以上のフィラーをベース材料100質量部に対し1質量部〜30質量部含むことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記第1の回転体と前記記録材との接触状態および非接触状態を変更する手段を更に有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の回転体は、回転軸と当該回転軸を中心に回転する2個のロールとを備えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記2個のロールの間隔が異なる前記第1の回転体を複数備え、
    前記記録材の幅に応じて前記第1の回転体を切り替える手段を更に有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記記録材の幅に応じて前記2個のロールの間隔を変更する手段を更に有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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