JP2003058006A - 清掃装置 - Google Patents

清掃装置

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JP2003058006A JP2001244039A JP2001244039A JP2003058006A JP 2003058006 A JP2003058006 A JP 2003058006A JP 2001244039 A JP2001244039 A JP 2001244039A JP 2001244039 A JP2001244039 A JP 2001244039A JP 2003058006 A JP2003058006 A JP 2003058006A
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Masao Okubo
雅夫 大久保
Mikio Kobayashi
幹男 小林
Satoru Torimaru
悟 鳥丸
Kuninori Kono
訓典 河野
Naoto Yoshino
直人 吉野
Yukio Hayashi
幸男 林
Satoshi Matsuzaka
聡 松坂
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 清掃部材として金属製の板状部材を使用
した場合でも、当該金属製板状部材の先端断面形状を、
所定の精度に容易に設定することができ、良好なクリー
ニング性能が得られる清掃装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】 回転体の表面に清掃部材を当接させるこ
とにより、前記回転体の表面を清掃する清掃装置におい
て、前記清掃部材は、金属製の薄板状部材からなり、当
該金属製の薄板状部材は、回転体の表面と当接する先端
部の厚さ方向の断面形状が、凹状に形成されるように構
成して課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式等
を採用した複写機やプリンタ、あるいはファクシミリ等
の画像形成装置に用いられる清掃装置に関し、特に、像
担持体や中間転写体等の回転体の表面を清掃する清掃装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記電子写真方式等を採用した複
写機やプリンタ、あるいはファクシミリ等の画像形成装
置としては、種々の方式のものが提案されており、実際
に製品化されてきている。かかる画像形成装置のうち、
記録媒体の材質等に係わりなく、高画質のカラー画像を
形成可能とした画像形成装置としては、感光体ドラムが
1回転する毎に、当該感光体ドラム上にイエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラック等の4色のトナー像を順次形成
し、この感光体ドラム上に順次形成されるイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラック等の4色のトナー像を、中間
転写体上に一旦多重に一次転写した後、当該中間転写体
から記録媒体上に一括して二次転写することによって、
カラー画像を形成する4サイクルの中間転写方式の画像
形成装置が、種々提案されており、本出願人らによって
製品化されてきてもいる。
【0003】上記4サイクルの中間転写方式の画像形成
装置では、中間転写体から記録媒体上に所望の色数のト
ナー像を転写した後、当該中間転写体上に残留したトナ
ー等を除去するため、回転体としての中間転写体の表面
を清掃するクリーニングブレード等を備えた清掃装置が
用いられている。
【0004】この回転体の表面を清掃する清掃装置とし
ては、主にウレタンゴム等の弾性部材からなるクリーニ
ングブレードが使われている。このクリーニングブレー
ド100は、図 に示すように、回転体としてのベルト
状中間転写体101の表面に、所定の角度で圧接するよ
うに配置され、当該クリーニングブレード100のエッ
ジ部100aが弾性変形することによって、ベルト状中
間転写体101の表面に付着したトナー等を除去するよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記従来の清掃装置の場合には、ベルト状の中
間転写体101等の表面に、ウレタンゴム等の弾性部材
からなるクリーニングブレード100を圧接させ、回転
体101の表面に付着したトナー等を除去するように構
成したものであるが、当該清掃装置が使用される電子写
真方式の画像形成装置では、更なる高画質化の要求に応
えるため、画像形成材料としてのトナーを小粒径化、並
びに球形化すると、クリーニング不良が発生するという
問題点を有していた。
【0006】さらに説明すると、上記清掃装置が使用さ
れる電子写真方式の画像形成装置においては、最近、更
なる高画質化の要求に応えるため、画像形成材料として
のトナーを小粒径化、並びに球形化する傾向にある。と
ころで、上記清掃装置は、図に示すように、クリーニン
グブレード100のエッジ部100aが弾性変形するこ
とによって、回転体101の表面に付着したトナー等を
除去するようになっている。そのため、トナーが小粒径
化並びに球形化、特に球形化すると、回転体101の表
面に圧接して弾性変形したクリーニングブレード100
のエッジ部100aを、球形化したトナーがすり抜けや
すくなり、クリーニング性が著しく低下してしまうとい
う問題点を有していた。
【0007】そこで、かかる問題点を解決し、回転体の
クリーニング性を維持するためには、清掃部材としての
クリーニングブレードを、被清掃部材としての回転体の
表面に押圧する力を大きく設定することが考えられる。
しかし、ウレタンゴム等の弾性部材は、回転体との摩擦
係数が大きく、回転体の表面にクリーニングブレードが
押圧する力を大きくしていくと、回転体を安定した状態
で回転させるためには、高い回転トルクを必要とし、そ
の分だけ駆動モータ等の駆動源を大型化する必要があ
り、コスト高を招くという新たな問題点が生じる。
【0008】かかる問題点に対し、清掃装置としてウレ
タンゴム等の弾性部材からなるクリーニングブレードに
代えて、あるいはクリーニングブレードと共に金属部材
を用いることで、クリーニング性を大きく改善すること
が既に提案されている。
【0009】金属部材を用いた清掃装置としては、例え
ば、特開平6−19380号公報、特開平9−4404
8号公報や特開平10−186982号公報等に開示さ
れているものがある。
【0010】上記特開平6−19380号公報に係る画
像形成装置のクリーニング装置は、少なくとも、像担持
体上の残留トナーを除去するブラシローラと、該ブラシ
ローラに当接して、該ブラシロールからトナーを回収す
るトナー回収ローラと、該トナー回収ローラに当接し
て、該トナー回収ローラ上のトナーをかき落とすブレー
ドとを有する画像形成装置のクリーニング装置におい
て、前記ブレードの耐磨耗性が、前記トナー回収ローラ
の耐磨耗性より大きくなるように構成したものであり、
前記ブレードとして、金属からなり、トナー回収ローラ
との当接により弾性変形する板状ばね部材からなるもの
を用いている。
【0011】また、上記特開平9−44048号公報に
係る電子写真記録装置は、導電性筒状基板の上に光導電
層とアモルファスシリコンカーバイドまたはアモルファ
スカーボンから成る表面層とが順次積層された感光体
と、金属製薄板を弾性支持部材に取着して成るクリーニ
ング部材を有するクリーニング手段とを具備し、前記感
光体の表面層を前記クリーニング部材の金属製薄板によ
り感光体の1回転当たり0.0001〜0.05A/回
転の表面層研磨速度で研磨するように構成したものであ
る。
【0012】さらに、上記特開平10−186982号
公報に係るクリーニング部材は、弾性部材と該弾性部材
を支持する支持部材を具備し、該弾性部材により無端状
に移動可能な表面を有する像担持体の表面の異物を除去
するクリーニング部材において、前記弾性部材を導電性
の材料で構成したものである。
【0013】しかしながら、上記特開平6−19380
号公報、特開平9−44048号公報や特開平10−1
86982号公報等に開示された技術の場合には、清掃
装置として、弾性変形する板状ばね部材や金属製薄板等
の金属部材を用いるように構成したものである。したが
って、上記金属製薄板等の金属部材は、ウレタン製のク
リーニングブレードのように、エッジ部が弾性変形した
状態で回転体の表面に接触するものではなく、金属部材
のエッジ部がそのままの状態で回転体の表面に接触する
ため、金属部材のエッジ部の状態がクリーニング性に直
接影響を与える。即ち、上記金属製薄板等の金属部材か
らなる清掃装置を用いた場合、当該清掃装置のクリーニ
ング性能は、金属部材の先端断面形状や、エッジ部の形
状に大きく影響を受けるため、金属部材の先端形状に
は、ミクロン単位の精度が要求され、管理することが非
常に困難であり、所望のクリーニング性を安定して得る
ことができないという問題点を有していた。
【0014】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、清掃部材として金属製の板状部材を使用し
た場合でも、当該金属製板状部材の先端断面形状を、所
定の精度に容易に設定することができ、良好なクリーニ
ング性能が得られる清掃装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載された発明は、回転体の表面に清掃
部材を当接させることにより、前記回転体の表面を清掃
する清掃装置において、前記清掃部材は、金属製の薄板
状部材からなり、当該金属製の薄板状部材は、回転体の
表面と当接する先端部の厚さ方向の断面形状が、凹状に
形成されるように構成したものである。
【0016】また、請求項2に記載の発明は、前記金属
製薄板状部材の先端部断面形状が、金属製薄板の表面に
マスクを形成した状態で、エッチング処理することによ
って形成されるように構成したものである。
【0017】さらに、請求項3に記載の発明は、前記清
掃装置が、金属製の薄板状部材に加えて、回転体の表面
に圧接する弾性部材からなるブレード状部材を備えるよ
うに構成したものである。
【0018】また更に、請求項4に記載の発明は、前記
金属製の薄板状部材が、定変位方式で回転体に当接する
ように構成したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0020】実施の形態1 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置とし
てのデジタルフルカラー複写機を示すものである。な
お、画像形成装置としては、複写機以外に、プリンタや
ファクシミリ等であっても良いことは勿論である。
【0021】図2において、1はデジタルフルカラー複
写機の本体を示すものであり、このデジタルフルカラー
複写機本体(画像形成装置本体)1の上部には、カラー
画像等を有する原稿の画像を読み取るIIT2(Ima
ge Input Terminal)が配設されてい
る。このIIT2によって読み取られた画像データや、
図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくる
画像データは、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)
(各8bit)の3色の画像データとして図示しない画
像処理装置に送られ、この画像処理装置では、画像デー
タに対して、シェーデイング補正、位置ズレ補正、明度
/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の
所定の画像処理が施される。
【0022】そして、上記の如く画像処理装置で所定の
画像処理が施された画像データは、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)(各8
bit)の4色の画像データとしてROS3(Rast
er Output Scanner)に送られ、この
ROS3では、画像データに応じてレーザー光LBによ
る画像露光が行われる。
【0023】上記ROS3によってレーザー光LBが走
査露光される像担持体としての感光体ドラム4は、図示
しない駆動手段によって矢印方向に沿って所定の速度で
回転駆動されるようになっている。この感光体ドラム4
の表面は、予め一次帯電用のスコロトロン5によって所
定の極性(例えば、マイナス極性)及び電位に帯電され
た後、画像データに応じてレーザー光LBが走査露光さ
れることによって静電潜像が形成される。上記感光体ド
ラム4上に形成された静電潜像は、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の4色
の現像器6Y、6M、6C、6BKを備えたロータリー
方式の現像装置6によって、例えば、感光体ドラム4の
帯電極性と同極性のマイナス極性に帯電したトナーによ
って反転現像され、所定の色のトナー像となる。尚、上
記感光体ドラム4上に形成されたトナー像は、必要に応
じて図示しない転写前帯電器によって帯電を受け、電荷
量が調整されるようになっている。
【0024】この実施の形態に係るデジタルフルカラー
複写機は、トナー像の転写性の向上等を図ることによっ
て、更なる高画質化や定着装置におけるオイルレス化を
可能とするため、現像器6Y、6M、6C、6BKで
は、従来の粉砕法等によって製造された不定形のトナー
に代わって、球形状に近いトナーが使用されている。
【0025】具体的には、トナーとして、平均粒径が6
μmで、トナーの粒状性向上及び高転写性獲得のため、
形状係数(ML2 /A)が110〜140以下、ここで
は形状係数が120の球形トナー(本例では重合トナー
である)が用いられている。球形トナーには、クリーニ
ング性、転写性、帯電維持性のため外添剤が添加されて
いる。また、上記現像器6Y、6M、6C、6BKで
は、二成分現像剤を用いており、この二成分現像剤にお
けるトナーボリューム(Tv)が30以上となってい
る。
【0026】なお、上記トナーの形状係数(ML2
A)は、次式で表される。 形状係数(ML2 /A)=(トナー径の絶対最大長)2
/(トナーの投影面積)×π/4×100
【0027】上記感光体ドラム4上に順次形成された各
色のトナー像は、当該感光体ドラム4の下部に配置され
た中間転写体としての中間転写ベルト7上に、第1の転
写手段としての1次転写ロール8によって互いに重ね合
わせた状態で順次転写される。この中間転写ベルト7
は、駆動ロール9、テンションロール10、2次転写手
段の一部を構成する対向ロールとしてのバックアップロ
ール11、従動ロール12によって、例えば、感光体ド
ラム4の周速と同一の移動速度で矢印方向に沿って回動
可能に支持されている。また、上記中間転写ベルト7
は、当該中間転写ベルト7を張架する駆動ロール9、テ
ンションロール10、バックアップロール11、従動ロ
ール12とともに、一体的に中間転写ベルトユニットを
構成しており、この中間転写ベルトユニットは、複写機
本体1に対して前面側に抜き差しする方向に着脱可能と
なっている。
【0028】上記中間転写ベルト7上には、形成する画
像の色に応じて、感光体ドラム4上に形成されるイエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(BK)の4色のすべて又はその一部のトナー像が、一
次転写ロール8によって順次重ね合わせた状態で転写さ
れる。この中間転写ベルト7上に転写されたトナー像
は、所定のタイミングで2次転写位置へと搬送される記
録媒体としての記録用紙13上に、中間転写ベルト7を
支持するバックアップロール11と、当該バックアップ
ロール11に圧接する第2の転写手段の一部を構成する
2次転写ロール14の圧接力及び静電吸引力によって転
写される。上記記録用紙13は、図2に示すように、複
写機本体1の下部に配置された複数の用紙カセット1
5、16、17から、所定のサイズのものが、フィード
ロール18及び分離ロール対19によって1枚ずつ給紙
される。給紙された記録用紙13は、複数の搬送ロール
対20及びレジストロール21によって、所定のタイミ
ングで中間転写ベルト7の2次転写位置まで搬送され
る。そして、上記記録用紙13には、上述したように、
2次転写手段としてのバックアップロール11と2次転
写ロール14とによって、中間転写ベルト7上から所定
の色のトナー像が一括して転写されるようになってい
る。
【0029】また、上記中間転写ベルト7上から所定の
色のトナー像が転写された記録用紙13は、中間転写ベ
ルト7から分離された後、搬送ベルト22によって定着
手段としての定着装置23へと搬送され、この定着装置
23の加熱ロール24及び加圧ロール25によって、熱
及び圧力でトナー像が記録用紙13上に定着され、本体
排出ロール26によって複写機本体1の外部に設けられ
た排紙トレイ27上に排出されてカラー画像の形成工程
が終了する。
【0030】なお、図2中、28は転写工程が終了した
後の感光体ドラム4の表面から残留トナーや紙粉等を除
去するための感光体用のクリーニング装置、29は中間
転写ベルト7の清掃を行うための中間転写ベルト用の清
掃装置、30は2次転写ロール14の清掃を行うための
クリーナー、31は手差しトレイをそれぞれ示してい
る。また、上記感光体用のクリーニング装置28及び中
間転写ベルト用クリーニング装置29で回収されたトナ
ーは、回収トナーボックス32に集められて回収される
ようになっている。
【0031】ところで、この実施の形態では、回転体の
表面に清掃部材を当接させることにより、前記回転体の
表面を清掃する清掃装置において、前記清掃部材は、金
属製の薄板状部材からなり、当該金属製の薄板状部材
は、回転体の表面と当接する先端部の厚さ方向の断面形
状が、凹状に形成されるように構成されている。
【0032】また、この実施の形態では、前記清掃装置
が、金属製の薄板状部材に加えて、回転体の表面に圧接
する弾性部材からなるブレード状部材を備えるように構
成されている。
【0033】さらに、この実施の形態では、前記金属製
の薄板状部材が、定変位方式で回転体に当接するように
構成されている。
【0034】すなわち、この実施の形態では、図1及び
図3に示すように、中間転写ベルト7の表面を清掃する
中間転写ベルト用の清掃装置としてのベルトクリーナー
29が、駆動ロール9の上流側近傍に配設されている。
このベルトクリーナー29の本体40の内部には、中間
転写ベルト7の回転方向下流側に金属製の薄板状部材と
してのスクレーパー41が、上流側に弾性部材からなる
ブレード状部材としてのクリーニングブレード42がそ
れぞれ配設されている。
【0035】上記クリーニングブレード42としては、
例えば、熱硬化性のポリウレタンゴム等の弾性部材から
なり、ゴム硬度が77°±3°、23℃における反発弾
性が36%等の特性を持つものが用いられる。このクリ
ーニングブレード42は、厚さが2mmに設定されてお
り、自由長が10mmとなるように、その基端部42a
が支持部材としてのアーム部材43に接着等に手段によ
って固着されている。また、上記クリーニングブレード
42は、中間転写ベルト7との接触角度が16.5度と
なるように保持されているとともに、その先端の中間転
写ベルト7への食い込み量が1.0mmとなるように設
定されている。
【0036】一方、上記クリーニングブレード42の下
流側に配設されるスクレーパー41は、ステンレスや鋼
鉄等の金属からなり、所定の肉厚を有する薄板状に形成
されている。また、上記スクレーパー41は、その厚み
が0.1mm、自由長が10mmに設定されており、ス
ペーサー44を介して板バネ45や図示しないネジ止め
等によって、中間転写ベルト7とのなす角度が23度、
圧接力(ノーマルフォース)が3.3g/mmとなるよ
うに、中間転写ベルト7に押し付けられるようになって
いる。
【0037】なお、上記クリーニングブレード42やス
クレーパー41が取り付けられているアーム部材43
は、支点46を中心にして、ベルトクリーナー本体40
に揺動自在に取り付けられているとともに、圧縮スプリ
ング47によって矢印方向に付勢されており、当該アー
ム部材43は、ベルトクリーナー本体40に固定された
ストッパー48に当接した状態で、クリーニングブレー
ド42やスクレーパー41が定変位状態、つまり、クリ
ーニングブレード42やスクレーパー41が中間転写ベ
ルト7に圧接する量が、常に一定になるように構成され
ている。
【0038】ところで、上記スクレーパー41は、ウレ
タン等の弾性部材からなるクリーニングブレード42と
異なり、中間転写ベルト7の表面と当接する面積が非常
に狭く、しかも弾性部材からなるクリーニングブレード
42のように、エッジ部先端を弾性変形させてクリーニ
ングを行うものではないため、当該スクレーパー41の
クリーニングを行うエッジ41aには、所定の寸法精度
が要求される。
【0039】この実施の形態では、図4に示すように、
スクレーパー41の先端部断面形状が、当該スクレーパ
ー41を構成する金属製薄板の表面にマスクを形成した
状態で、エッチング処理することによって形成されるよ
うになっている。
【0040】即ち、上記スクレーパー41は、図4に示
すように、当該スクレーパー41を構成する金属製薄板
50の表裏両面に、フォトレジスト層51を一様にコー
ティングするとともに、前記金属製薄板50を裁断する
ためのマスクパターン52を積層し、当該マスクパター
ン52の表面からマスク部53以外に露光を行い、マス
ク部53以外のフォトレジスト層51を硬化させる。そ
して、上記マスク部53に位置する未硬化状態のフォト
レジスト層51を除去した後、フォトレジスト層51の
表面側からエッチング処理を施し、フォトレジスト層5
1のマスク部53に位置する金属製薄板50をエッチン
グにより除去して、当該金属製薄板50を所定の形状に
切断する。
【0041】このように、エッチング処理によってスク
レーパー41を構成する金属製薄板50の切断を行い、
当該スクレーパー51の断面を形成すると、通常、エッ
チングの性質上、図5に示すように、厚さ方向の中央部
に突起部54が出来やすい。これは、金属製薄板50の
表裏両面からエッチング処理を行うためで、生じる突起
部54は寸法精度が悪く、厚さ方向の約40%になる場
合がある。
【0042】次に、本発明者らは、スクレーパー41の
エッジ41a形状がクリーニング性能に及ぼす影響につ
いて検討した。
【0043】上記スクレーパー41のエッジ41aに図
6に示すように欠け55があると、エッジの欠けをトナ
ーがすり抜けて、クリーニング不良を起こすのは明白で
ある。また、スクレーパー41のエッジ41aに図7に
示すようにアール(R)56が付いていると、先端の楔
状の隙間にトナーが入り込み、スクレーパー41をすり
抜けやすくなる。
【0044】そこで、本発明者らは、スクレーパー41
に意図的に欠け55及びアール56のエッジディフェト
を作り、クリーニング性を評価する実験を行った。
【0045】その際、トナーとしては、平均粒径が6μ
mで、トナーの粒状性向上及び高転写性獲得のため、形
状係数(ML2 /A)が130以下、実験では形状係数
が120の球形トナー(本例では重合トナーである)を
用いた。球形トナーには、クリーニング性、転写性、帯
電維持性のため外添剤が添加されている。上記トナーの
形状係数(ML2 /A)は、次式で表される。 形状係数(ML2 /A)=(トナー径の絶対最大長)2
/(トナーの投影面積)×π/4×100
【0046】実験の結果、トナーの形状係数が120の
トナーのとき、許容範囲は、図8及び図9から明らかな
ように、スクレーパー41のエッジ41aの欠けが12
μm以下、エッジ41aのアールが5μm以下である。
【0047】即ち、スクレーパー41のエッジ41aの
アールが5μmを越えると、図8に示すように、クリー
ニング性を確保できるノーマルフォースが、許容値の上
限である5g/mmを越えてしまうため好ましくない。
また、スクレーパー41のエッジ41aの欠けが12μ
mを越えると、図9に示すように、スクレーパー41の
食い込み量の設定範囲内において、クリーニング不良が
発生するため好ましくない。
【0048】以上の範囲内のデイフェトであれば、スク
レーパー41のエッジ41aをエッチングで作成し、か
つディフェトのないスクレーパーと同等のクリーニング
性が確保できることがわかった。
【0049】このスペックに対し、エッチング時に混入
する異物や、エッチング時に発生する突起、エッチング
条件等、考慮しなければならない項目が多く、スクレー
パー41をエッチング処理によって製造する際に、上記
のスペックを必ず満たすように、スクレーパー41の検
査や製造管理には、コストや工数とも大きな負担とな
る。
【0050】そこで、この実施の形態では、図10に示
すように、スクレーパー41のエッジ41aをエッチン
グで作成する際に、エッチングをある程度過剰に施し、
スクレーパー41のエッジ41aの厚さ方向の断面形状
41bが、凹状に形成されるように構成したものであ
る。つまり、上記スクレーパー41は、金属製薄板50
をその表裏両面からエッチング処理することによって製
造されるが、エッチングをある程度過剰に施すことによ
り、当該スクレーパー41のエッジ41aに突起部が形
成されることはなく、エッチングが更に進行すると、フ
ォトレジスト層51の開口部の近傍は、浸食され難いた
め、スクレーパー41のエッジ41aの中央部が大きく
浸食され、結果的に、スクレーパー41のエッジ41a
の厚さ方向の断面形状41bが、凹形状となるように形
成される。エッチング処理のバラツキによって、スクレ
ーパー41のエッジ41aにおける凹形状41bの深さ
が異なる場合があるが、スクレーパー41のクリーニン
グ性に悪影響を与えるのは、エッジの欠けやアール形状
であり、この凹形状41bの深さのバラツキが、スクレ
ーパー41のクリーニング性に悪影響を与えることはな
い。
【0051】この形状とすることにより、エッチング時
に混入する異物や、エッチング条件等に多少バラツキが
あった場合でも、マクク画像を用いてエッチングするこ
とにより、凹形状のバラツキを数μm程度に抑えること
ができるため、クリーニング時に中間転写ベルト7に当
接するスクレーパー41のエッジ41a形状が安定し、
安定したクリーニング性能を得ることができる。更に、
スクレーパー41のエッジ41aには、図5に示すよう
な突起部が生じることがないため、突起部の形成に伴う
アール形状も抑えることができる。
【0052】図11は、トナー形状係数とスクレーパー
41のエッジ41aの欠け限度との関係を示すものであ
る。
【0053】ウレンタブレードを使用した場合、形状係
数の高い粉砕トナーでは、ブレードエッジのニップで
は、小粒径のトナーがトナーダムを形成し、通常の残留
トナーは塞き止められ、クリーニングされる。これに対
し、球形状のトナーでは、ブレードエッジのトナーダム
でのトナー層間の摩擦係数が低いため、滑りが生じ、さ
らに後から進入するトナーに押されることにより、ブレ
ードの先端が局所的に押し上げられるため、塞き止めら
れずにクリーニング不良を起こしやすくなる。
【0054】これに対して、スクレーパー41をクリー
ニングに用いることにより、軸方向の剛性が大きいた
め、局所的にトナーがスクレーパー41の先端を押し上
げることがないため、トナーのすり抜けによる清掃不良
は発生しない。
【0055】しかし、スクレーパー41のエッジ41a
に欠け55があると、球形トナーでは微小な隙間からト
ナーがすり抜けてしまう。
【0056】本発明者らの実験によれば、トナー形状係
数とスクレーパー41のエッジ41aの欠け限度との間
には、図11に示すように、略リニアな相関関係がみら
れ、エッジ欠けの許容範囲は、トナーの形状係数により
決定されるが、その値は概ね大きな値を示している。
【0057】また、上記スクレーパー41の厚さとして
は、50μm〜150μmが最適である。これは、クリ
ーニングに必要とされるノーマルフォースを得るためで
あり、50μm以下では、食い込み量を大きくしなけれ
ば、必要とされるノーマルフォースを得ることができな
い。逆に厚すぎると、図12に示すように、ノーマルフ
ォースに対する食い込み量の感度が高くなり、公差での
ノーマルフォースバラツキを制御できなくなるため、好
ましくない。
【0058】さらに、上記スクレーパー41を中間転写
ベルト7の表面に当接させる手段としては、定変位方式
とする必要がある。これは、スクレーパー41では、十
分なノーマルフォースを得るための材質の弾性がウレン
タブレードより低くなるため、トナー像の突入、ベルト
の撓み、衝撃があった場合、ウレタンブレードではベル
トと共に弾性で吸収していたものが、スクレーパー41
では吸収できずに、クリーニング不良が発生する。この
ため、少なくともスクレーパー41側は定変位として固
定する必要がある。
【0059】また、スクレーパー41の材質としては、
SUS304の硬度450Hv以下の材質が適当であ
る。これは、スクレーパー41は、中間転写ベルト7と
の摺動により、エッジが磨耗していく。形状係数が13
0のトナーにおいては、この磨耗幅Aが60μm以上で
は、ノーマルフォースの低下によりトナーがすり抜けや
すく、クリーニング不良が発生する。スクレーパー41
の磨耗は、材質の硬度との関係があり、材質が難いほ
ど、磨耗の進行が速くなる。
【0060】これは、単位面積あたりのノーマルフォー
スの増大によるものである。但し、硬度が低すぎてもひ
ずみや、撓み等の変形が発生してしまうため、材質の硬
度は、図13に示すように、250から450Hvが適
当である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、清掃部材として金属製の板状部材を使用した場合で
も、当該金属製板状部材の先端断面形状を、所定の精度
に容易に設定することができ、良好なクリーニング性能
が得られる清掃装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の一実施の形態に係る清掃装
置を適用した画像形成装置を示す構成図である。
【図2】 図2はこの発明の一実施の形態に係る清掃装
置を適用した画像形成装置としてのデジタルカラー複写
機を示す構成図である。
【図3】 図3はこの発明の一実施の形態に係る清掃装
置を示す構成図である。
【図4】 図4はスクレーパーの製造方法を示す説明図
である。
【図5】 図5はスクレーパーのエッジを示す説明図で
ある。
【図6】 図6はスクレーパーのエッジの欠けを示す説
明図である。
【図7】 図7はスクレーパーのエッジのアールを示す
説明図である。
【図8】 図8はスクレーパーのエッジのアールとクリ
ーニング性を確保できるノーマルフォースとの関係を示
すグラフである。
【図9】 図9はスクレーパーのノーマルフォースとエ
ッジの欠けの深さとの関係において、クリーニング可能
な範囲を示すグラフである。
【図10】 図10はこの発明の実施の形態に係るスク
レーパーの製造方法を示す説明図である。
【図11】 図11はトナーの形状係数とスクレーパー
のエッジ欠けの横方向の深さとの関係を示すグラフであ
る。
【図12】 図12はスクレーパーの食い込み量とノー
マルフォースとの関係を示すグラフである。
【図13】 図13はスクレーパーを構成する材料の硬
度と横方向の磨耗深さとの関係を示すグラフである。
【図14】 図14は従来の清掃装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
7:中間転写ベルト、29:ベルトクリーナー、40:
ベルトクリーナー本体、41:金属製の薄板状部材とし
てのスクレーパー、42:クリーニングブレード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 幹男 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 鳥丸 悟 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 河野 訓典 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 吉野 直人 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 林 幸男 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 松坂 聡 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H134 GA01 GA06 GB02 HD01 HD05 HD06 HD11 HD18 HD19 KB09 KD02 KG04 KG08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の表面に清掃部材を当接させるこ
    とにより、前記回転体の表面を清掃する清掃装置におい
    て、前記清掃部材は、金属製の薄板状部材からなり、当
    該金属製の薄板状部材は、回転体の表面と当接する先端
    部の厚さ方向の断面形状が、凹状に形成されていること
    を特徴とする清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記金属製薄板状部材の先端部断面形状
    は、金属製薄板の表面にマスクを形成した状態で、エッ
    チング処理することによって形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記清掃装置は、金属製の薄板状部材に
    加えて、回転体の表面に圧接する弾性部材からなるブレ
    ード状部材を備えていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の清掃装置。
  4. 【請求項4】 前記金属製の薄板状部材は、定変位方式
    で回転体に当接することを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の清掃装置。
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