JP2006091155A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回収ロールの表面をスクレイパーで適正にスクレイピングできる現像装置を提供すること。
【解決手段】 スクレイパー82を中間部分で曲げ、スクレイピングを行うに必要な弾性変形可能な部分であるスクレイピング部分82Bの延長線上に取付部分82Aが位置しないようにした。ハウジング16のスクレイピング部分82Bの延長線上ではない部分に取付部分82Aを取り付けているので、スクレイピング部分82Bを長く確保でき、安定したスクレイピングを行えるようになった。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式を用いて画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの複合機等の画像形成装置に適用され、像担持体に形成された静電潜像を現像剤により現像する現像装置に関する。
従来、この種の電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの複合機等の画像形成装置は、例えば、トナーと磁性キャリアからなる2成分系の現像剤が充填される現像装置を備えている。画像形成装置では、現像装置が感光体ドラムに対向配置されており、この現像装置が所定の極性に帯電したトナーを現像ロールから感光体ドラムに形成された静電潜像に転移させることより、この静電潜像をトナーにより可視像化することで、画像形成が行われる。
近年では、エコロジー等の要求により、今まで画像に使われずに無駄に排出されていたトナークラウドなどのトナーや、クリーニングなどで回収されたいたキャリアなど有効に利用できるように、現像器の現像ロール近傍に、トナー及びキャリアを回収する回収ロール(BPOロール、シールロールなどと呼ばれる。)を取り入れる現像装置が増えている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−11970号公報
小型化、及び低コスト化等の要求にも答えるために、現像ロールの下流側でトナー回収部材で回収したトナーをスクレイパーによって現像剤供給搬送部材(攪拌部材)へ回収するように構成する機種が増えてきている。
現像ロールと現像剤供給搬送部材は、その機能上極力近くに配置することが必要になるため、スクレイパーは、おのずと現像ロールと現像剤供給部材の近傍の限られたスペースに構成しなければならない。
現像装置では、図8に示すように、現像ロール106の近傍に設けた回収ロール104の表面に付着した現像剤を掻き取るためのスクレイパー100が設けられている。
従来では、平板状のスクレイパー100を補強用の板金部材102などに固定させるため、スクレイパー100のフリーレングスFL(実際に弾性的に変形可能とされる長さ)が極端に短くなってしまい、スクレイパー100の平面度等の精度が厳しくなったり、それを回避するため回収ロール104への食い込み量を増やし、ロールの変形などによる接触圧の不均等がおこり、場合によってはスクレイピング不良等の問題を生じる。
即ち、スクレイパー100の十分なフリーレングスFLを確保することができず、ロールの変形により圧力を軸方向に均等にかけることが困難であったり、スクレイパー100の平面性能を厳しくするなどの製造上の問題、摩耗などの耐久性の問題があり、これらを満足できずにスクレイピング不良を起こす場合があった。
本発明の目的は、上記事実を考慮して、回収ロールの表面をスクレイパーで適正にスクレイピングできる現像装置を提供することにある。
請求項1に記載の現像装置は、像担持体上に形成された静電潜像をトナー及び磁性キャリアを含む現像剤によって現像し像担持体上にトナー像を形成させる現像手段と、前記現像手段の近傍に配置され、浮遊したトナーを吸着回収する回収ロールと、少なくとも前記現像剤、前記現像手段、及び前記回収ロールを内包するハウジングと、前記ハウジングに取り付けられ、板状部材から形成されて前記ハウジングとは反対側の先端部を前記回収ロールの外周面に接触させて前記外周面に付着した付着物をスクレイピングするスクレイパーと、を備え、前記スクレイパーは、前記先端部と前記ハウジングと接触して前記ハウジングに取り付けられる取付部分との間で1回以上曲げられており、前記取付部分から前記先端部までの間をスクレイピング部分としたときに、前記スクレイピング部分の延長線上に前記取付部分が位置していない、ことを特徴としている。
次に、請求項1に記載の現像装置の作用を説明する。
像担持体上に形成された静電潜像は、現像手段の現像剤によって現像され、トナー像となる。
現像手段から像担持体へトナーが移行するが、一部分のトナーが浮遊してしまう場合があるが、浮遊したトナーは、回収ロールの外周面に吸着され回収される。
回収ロールの外周面に付着したトナーは、回収ロールを回転させることでスクレイパーによってスクレイピングされ除去される。
なお、回収ロールからクレーパで除去されたトナーは、再び現像に使用することができる。
ここで、スクレイパーは、先端部弾性的に回収ロールの外周面に接触するように薄い板状部材、具体的には金属板等から形成されている。また、回収ロールの長手方向に沿って長尺状に形成されてはいるが、
装置の小型化を図るためにはスクレイパーの幅を狭くする必要があるが、安定したスクレイピングを行うには弾性変形可能な部分の幅を長くし、取付部分の幅を狭くしなければならない。しかしながら、取付部分の幅はある程度確保する必要があり、弾性変形可能な部分の幅を長くするには内部の寸法上限界があった。
請求項1の現像装置のスクレイパーは、先端部と取付部分との間で1回以上曲げられているため、スクレイピングを行うに必要な弾性変形可能な部分、即ち、スクレイピング部分の延長線上に取付部分を配置していないので、スクレイピング部分の延長線上ではないハウジングの他の部分において取付部分の長さを確保でき、その結果、スクレイピング部分を長く確保できるようになる。
このため、安定したスクレイピングを行えるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の現像装置において、前記スクレイパーは金属板から形成され、前記スクレイパーの先端部はエッチング加工されて回収ロール側の角部が鋭角に形成されている、ことを特徴としている。
次に、請求項2に記載の現像装置の作用を説明する。
スクレイパーを金属板で形成した場合、金属板を切断したのみでは角部の角度が90度である。
一方、請求項2の現像装置では、スクレイパーの先端部を鋭角に形成したので、切断しただけの場合よりもスクレイピング性能が向上する。
なお、エッチング加工により、スクレイパーの先端部を容易に鋭角に形成できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の現像装置において、前記スクレイパーは金属板から形成され、先端部はエッチング加工されて2つの凹部が厚み方向に隣接して形成され、回収ロール側の角部、及び反対側の角部がそれぞれ鋭角に形成されている、ことを特徴としている。
次に、請求項3に記載の現像装置の作用を説明する。
請求項3に記載の現像装置においても、請求項2と同様に切断しただけの場合よりもスクレイピング性能が向上する。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の現像装置において、前記回収ロールは前記ハウジングに対して移動可能に保持され、前記移動方向と前記スクレイピング部分との成す角度を10°以内に設定している、ことを特徴としている。
次に、請求項4に記載の現像装置の作用を説明する。
回収ロールがハウジングに対して移動可能に保持されている場合、移動方向とスクレイピング部分との成す角度を10°以内に設定することが好ましい。
回収ロールがスクレイピング部分に食い込む方向に移動した場合には先端の接触圧が上昇し、スクレイピング部分に対して離れる方向に移動した場合には先端の接触圧が低下、極端な場合は離れることがある。
請求項4に記載の現像装置のように、移動方向とスクレイピング部分との成す角度が10°以内であれば、回収ロールがスクレイピング部分に食い込む方向に移動した場合の先端の接触圧の上昇を抑えられ、スクレイピング部分に対して離れる方向に移動した場合の先端の接触圧の低下を抑えることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の現像装置において、前記スクレイパーの先端部が前記回収ロールの外周面に接触している部分における前記外周面の接線と、前記スクレイパーの先端部分との成す角度をワーキングアングルとしたときに、前記ワーキングアングルが20°±10°である、ことを特徴としている。
次に、請求項5に記載の現像装置の作用を説明する。
ワーキングアングルを20°±10°とすることで、最適な掻き取り性能を確保可能となる。
なお、ワーキングアングルが30°を超えるとスクレイパーが立ちすぎて掻き取り性能が低下し、ワーキングアングルが10°未満になるとスクレイパーが寝すぎて面当たりに近くなり、掻き取り性能が低下する。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の現像装置において、前記スクレイピング部分は、先端部よりも先端から最初に曲げられた部分が下方に位置している、ことを特徴としている。
次に、請求項6に記載の現像装置の作用を説明する。
スクレイピング部分において、先端部よりも取付部分側を下方に位置させることで、掻き取ったトナーを、スクレイピング部分の上面を介して取付部分側へ落下させることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の現像装置において、前記現像手段は、現像剤を担持して前記像担持体に付与する現像剤担持ロールを備え、前記現像剤担持ロールの外周面に保持されている前記現像剤が前記回収ロールと接触している、ことを特徴としている。
次に、請求項7に記載の現像装置の作用を説明する。
現像剤担持ロールの外周面に保持されている現像剤を回収ロールと接触させることで、装置内部の現像剤が、現像剤担持ロールと回収ロールとの間から装置外部へ漏れ出ることを防止できる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の現像装置において、前記現像剤担持ロールは周方向に複数の磁極を備え、前記スクレイパーの先端は、前記現像剤担持ロールの回転中心と前記複数の磁極の内の何れか一つの磁極の磁極中央部とを結ぶ中心線に対して10°以内の領域に位置している、ことを特徴としている。
次に、請求項8に記載の現像装置の作用を説明する。
磁性を有する現像剤を用いた場合、現像剤担持ロールの外周面に現像剤が磁力により付着するが、磁力は磁極中央部が最も強いため、現像剤担持ロール表面に付着する現像剤の厚みは磁極中央部付近が最も厚くなる。
スクレイパーの先端を現像剤担持ロールの回転中心と磁極中央部とを結ぶ中心線に対して10°以内の領域に配置すると、スクレイパーの先端付近に溜まった回収ロールから掻き取ったトナーを、現像剤担持ロール表面の厚く付着した現像剤に接触させることができる。これにより、スクレイパーの先端付近に溜まったトナーを、現像剤担持ロールを回転させることで強制的にハウジング内側へ回収することが可能となる。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の現像装置において、前記取付部分は、前記スクレイピング部分とは反対側の端部分が前記ハウジングとの位置決め用に折り曲げられており、前記ハウジングには、前記スクレイパーの折り曲げ部分と当接して前記スクレイパーの位置決めを行う位置決め部を有している、ことを特徴としている。
次に、請求項9に記載の現像装置の作用を説明する。
スクレイパーをハウジングに取り付ける際、スクレイパーの先端部分を回収ロールの回転軸に平行に配置するのは勿論、先端部分を適正な圧力で、かつ軸方向に均一な圧力で接触させる必要がある。このため、スクレイパーの位置決めは重要である。
請求項9に記載のスクレイパーには、取付部分の端部分がハウジングとの位置決め用に折り曲げられているため、折り曲げ部分をハウジングの位置決め部に当接させることで、ハウジングに対してスクレイパーを適正に位置決めすることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の現像装置において、前記回収ロールへバイアス電圧を印加する電圧印加手段と、電気伝導部材からなる前記スクレイパーとを備え、前記電圧印加手段のバイアス電圧を、前記スクレイパーを介して前記回収ロールへ印加する、ことを特徴としている。
次に、請求項10に記載の現像装置の作用を説明する。
回収ロールへ、バイアス電圧を印加することで現像剤を回収ロールへ強制的に吸引することができる。
請求項10に記載の現像装置では、スクレイパーを金属等の電気伝導部材から形成したので、スクレイパーに電気を通すことができ、電圧印加手段のバイアス電圧をスクレイパーを介して回収ロールへ印加することができる。このため、電圧印加手段のバイアス電圧を電線等を用いて回収ロールへ印加する必要が無くなり、部品点数や異音等を低減することができる。
以上説明したように本発明の現像装置によれば、回収ロールの表面をスクレイパーで適正にスクレイピングすることができる、という優れた効果を有する。
以下、本発明の実施形態に係る現像装置について図面を参照して説明する。
図1には、本発明の実施形態に係る現像装置及び、この現像装置が適用された画像形成装置における感光体ドラムが示されている。この現像装置10は、複写機、レーザープリンタ、ファクシミリ、複合機等の所謂電子写真方式を用いて画像(トナー像)を形成する画像形成装置に適用され、像担持体である感光体ドラム12に形成された静電潜像をトナーにより現像し、感光体ドラム12上にトナー像を形成するものである。
先ず、本実施形態に係る現像装置が適用される画像形成装置について簡単に説明する。
画像形成装置には、トナー像の担持体として円柱状の感光体ドラム12(図1参照)が設けられると共に、この感光体ドラム12の外周側に現像装置10が配置されている。
感光体ドラム12は、その外周面が電子写真プロセスに基づいて画像が形成される像担持面14とされており、また現像装置10は、トナー及びキャリアを含む2成分系の現像剤Dを用いた現像プロセスにより現像を行うものとして構成されている。
感光体ドラム12の外周側には、その回転方向(矢印RD方向)に沿って現像装置10の上流側に帯電器(図示省略)が配置されると共に、現像装置10の下流側に転写ロール、クリーニング装置等が配置されている。
また画像形成装置には、感光体ドラム12の上方にレーザースキャナ(図示省略)が配置されており、このレーザースキャナは、画像情報に基づいて変調されたレーザビームLにより所定の電位に帯電された感光体ドラム12の像担持面14を走査して像担持面14に静電潜像を形成する。
画像形成装置では、現像装置10が感光体ドラム12に露光によって形成された静電潜像に選択的にトナーを付着させてトナー像を形成し、このトナー像を転写ロールが記録紙、中間転写体等へ転写する。このとき、転写ロールは、記録媒体等を介して静電的な吸着力を像担持面14上のトナー像に作用させてトナー像(トナー)を記録媒体へ転写(転移)させる。
クリーニング装置は、転写完了後に像担持面14に残留したトナー(残留トナー)を像担持面14上から除去、回収する。残留トナーがクリーニングされた像担持面14は帯電器により帯電され、新たな作像プロセスに備える。
(現像装置)
次に、本実施形態に係る現像装置10について詳細に説明する。
現像装置10は、所謂トリクル現像方式(現像剤の帯電性能の低下を防止して現像剤交換のインターバルを延ばすために、現像装置内に補充用の現像剤(トリクル現像剤)を徐々に補給する一方で、過剰になった(劣化したキャリアを多く含む)劣化現像剤を排出しながら現像を行う現像方式である)を採用しており、劣化現像剤は図示しない回収容器に回収されるようになっている。
図1に示されるように、現像装置10には、感光体ドラム12へ対向するように支持されたハウジング16が設けられており、このハウジング16には、感光体ドラム12の像担持面14へ面して開口する開口部18が形成されている。
ハウジング16内には、開口部18付近に現像ロール20が配置されている。またハウジング16内には、その下部側に現像剤Dが収納される主流通路22及び複流通路24がそれぞれ設けられており、これらの流通路22,24は、それぞれ上方へ向って開口した樋状に形成され、その断面形状が上方へ向って開口した略半円状とされている。
主流通路22及び復流通路24は、感光体ドラム12の軸方向(図1の紙面表裏方向)に沿って細長く形成されている。
ハウジング16には、その底面部から仕切壁26が立設されており、この仕切壁26は主流通路22と復流通路24とを前記軸方向に直交する装置の幅方向(矢印W方向)に沿って区画している。
仕切壁26には、流通路22,24の長手方向に沿った一端部にそれぞれ主流通路22の下流側の端部を復流通路24の上流側の端部へ連通させる第1の連通28が形成されると共に、他端部に復流通路24の下流側の端部を主流通路22の上流側の端部へ連通させる第2連通口30が形成されている。
主流通路22及び復流通路24内には、それぞれスクリュー軸状のサプライオーガ32及びアドミクスオーガ34が回転可能に配設されている。
現像装置10では、現像ロール20の回転時にサプライオーガ32及びアドミクスオーガ34にトルクが伝達されてそれぞれ回転する。
このとき、サプライオーガ32は、所定の給送方向(図1の紙面表面方向)へ回転し、アドミクスオーガ34は、サプライオーガ32とは反対向きの給送方向(図1の紙面裏面方向)へ回転する。また、主流通路22と復流通路24とは、それぞれ両端部分で互いに連通口(図示せず)を介して連通している。この結果、現像装置10のハウジング16内では、現像ロール20の回転時に現像剤Dが主流通路22内と復流通路24内との間を循環することになる。
図1及び図2に示されるように、現像ロール20は主流通路22の上方に位置し、サプライオーガ32の外周部に近接すると共に、感光体ドラム12の像担持面14に所定の微小間隔を空けて対向するように支持されている。
ここで、現像ロール20は、内部に円柱状の固定された磁石20Aを内臓しており、その外周に円筒状のスリーブ21が回転可能に設けられている。磁石20Aは、周方向に複数の極(本実施形態ではS極が3個(S1〜S3)、N極が4個(N1〜N4)設けられている。このスリーブ21は、感光体ドラム12に従動する方向(矢印RR方向)へ回転する(以後、本明細書において、現像ロール20の回転とは、スリーブ21の回転を意味する。)。
なお、図2において、磁石20Aの放射状の2点鎖線は、それぞれの磁極の中心を示している。
感光体ドラム12の回転時には、主流通路22内を流通する現像剤D中のトナーがスリーブ21に吸着される。
図1に示すように、ハウジング16内には、現像ロール20の上方に、プレート状のトリマーバー80が配設されており、このトリマーバー80はスリーブ21に吸着されたトナーを薄層化する。感光体ドラム12の像担持面14に静電潜像が形成されている場合には、所定の極性(通常は、負(−)極性)に帯電されたトナーは、静電的な力により現像位置で現像ロール20のスリーブ21から像担持面14へ転移し、静電潜像に選択的に付着して像担持面14上にトナー像が形成される。
ハウジング16には、開口部18の周縁部に弾性を有するプレート状のシール材76が取り付けられており、このシール材76は、その先端部を感光体ドラム12の像担持面14へ密着させている。これにより、現像ロール20又は感光体ドラム12から剥離してクラウド状になったトナーが飛散してハウジング16と感光体ドラム12との間から外部へ流出することが防止されている。
(回収ロール)
ハウジング16内には、現像ロール20の下側に回収ロール78が回転可能に配置されており、この回収ロール78は、そのロール面が感光体ドラム12の像担持面14に所定の微小間隔を空けて対向するように支持されている。なお、現像ロール20の外周面に保持されたトナーは回収ロール78と接触するようになっている。
また、回収ロール78は、ハウジング16に対して感光体ドラム12と接離する方向(図4参照)に移動可能に保持されている。
ハウジング16内には、回収ロール78とサプライオーガ32との間にスクレイパー82が配置されている。
この回収ロール78も現像ロール20の回転時にその従動方向へ回転するように構成されており、その芯金部に現像装置10の作動時にトナーとは逆極性の電圧が、スクレイパー82を介して印加されることにより、また現像装置10の作動時に現像バイアスと同電位の電圧が印加されることにより、現像ロール20及び感光体ドラム12から剥離し浮遊した逆極性のクラウドトナーを吸着する。
(スクレイパー)
図3に示すように、スクレイパー82は、薄い金属板(例えば、0.5mm程度)をプレス加工して形成されてものであり、回収ロール78の長手方向に沿って細長く形成されている。スクレイパー82としては、ステンレススチール、リン青銅等を用いることができる。
スクレイパー82は回収ロール78の回転軸と平行に配置されている。スクレイパー82の断面形状(回収ロール78の回転軸に対して直角な断面)は、図3(C)に示すような形状を呈しており、幅方向の中間部分で2回折り曲げられ、スクレイパー82よりも板厚の厚い金属板からなる断面L字状の金属製アングル84に両面テープ83で取り付けられる断面L字形状とされた取付部分82A、回収ロール78から径方向外側へ離れる方向へ直線的に延びるスクレイピング部分82B、取付部分82Aとスクレイピング部分82Bとを連結する連結部82Cとを備えている。なお、本実施形態では2回折り曲げているが、図3(D)に示すように、中間部分を略U字状に1回だけ折り曲げても良い。
スクレイピング部分82Bは、先端部よりも最初の曲げ部が下方に位置するように傾斜している。
図3(A)〜(C)に示すように、スクレイパー82の取付部分82Aには一部分に折り曲げ部82Aaが設けられており、この折り曲げ部82Aaは金属製アングル84の端部に当接して位置決め用に用いられている。
なお、スクレイパー82の両端部分には夫々ボルト孔85が形成されており、図2に示すように、ボルト孔85(図2では図示せず。)を挿通させたボルト87をハウジング16の図示しないネジ孔にねじ込むことでスクレイパー82、及び金属製アングル84をハウジング16に固定している。
また、スクレイパー82の一端には、図示しない電源からの電圧をスクレイパー82へ印加するための電線の端子89が接続される。
スクレイパー82の先端部は、エッチング加工により回収ロール側の角部が図4(A)に示すように鋭角に形成されている。なお、スクレイパー82の先端部は、図4(B)に示すように、エッチング加工により回収ロール側の角部、及び反対側の角部をそれぞれ鋭角に形成しても良い。
図5に示すように、回収ロール78の移動方向(矢印A方向)と、スクレイピング部分82Bとの成す角度θbを10°以内に設定することが好ましい。
図6に示すように、スクレイパー82の先端部が回収ロール78の外周面に接触している部分における外周面の接線SLと、スクレイパー82の回収ロール側の面の先端部分との成す角度θaをワーキングアングルとしたときに、ワーキングアングルθaを20°±10°とすることが好ましい。
図7に示すように、スクレイパー82の先端部82Dは、現像ロール20の回転中心から見て、現像ロール20の回転中心と複数の磁極の内の何れか一つの磁極の磁極中央部とを結ぶ中心線CLに対して±10°以内の領域に位置していることが好ましい。本実施形態では、スクレイパー82の先端が、現像ロール20の回転中心とN4極の磁極中央部N4aとを結ぶ中心線CLに対して−10°以内の領域に位置している。
スクレイパー82は、その先端部82Dを回収ロール78のロール面に所定の圧力で当接させ、回収ロール78に吸着されたトナーを剥離除去する。除去されたトナーは、スクレイパー82上から主流通路22内へ落下して回収される。
(作用)
次に、上記のように構成された本実施形態に係る現像装置10の動作及び作用について説明する。
現像装置10では、画像形成装置における感光体ドラム12が回転すると共に、感光体ドラム12の像担持面14に対して静電潜像が形成開始されると、サプライオーガ32及びアドミクスオーガ34をそれぞれ給送方向へ回転させつつ、現像ロール20を感光体ドラム12に対する従動方向へ回転させる。これにより、現像剤Dが主流通路22及び復流通路24内を循環する。
また現像ロール20は、主流通路22内を主流通方向へ流通する現像剤Dを磁力によりスリーブ21上に吸着しつつ回転し、このスリーブ21上に吸着した現像剤Dをトリマーバー80により所定の量に規制する。
その後、現像ロール20は、スリーブ21上で所定量に規制された現像剤Dを感光体ドラム12の像担持面14と接触する現像位置へ移動させ、この現像位置でトナーを像担持面14に露光によって形成された静電潜像に選択的に転移させることによりトナー像を形成する。
トナー像の形成完了後、現像ロール20は、そのスリーブ21上に残存したトナーをロール内部に配置されたマグネットのうち主流通路22の上側に位置する反発極の作用により、一旦ロール面21上から離脱させて主流通路22内へ還流させる。
本実施形態のスクレイパー82は、中間部分で曲げられているため、スクレイピングを行うに必要な弾性変形可能な部分、即ち、スクレイピング部分82Bの延長線上に取付部分82Aが位置していないので、スクレイピング部分82Bを長く確保でき、安定したスクレイピングを行えるようになった。ちなみに、本実施形態では、スクレイピング部分82BのフリーレングスFLを約11mm確保することが可能となった。
スクレイパー82の先端部をエッチング加工により鋭角に形成しているので、高いスクレイピング性能が得られる。
回収ロール78の移動方向(矢印A方向)と、スクレイピング部分82Bとの成す角度θbを10°以内に設定しているので、回収ロール78がスクレイピング部分82Bに接離する方向に移動した場合の接触圧の変化を抑えることが出来る。
スクレイパー82のワーキングアングルθaを20°±10°としたので、最適な掻き取り性能を確保することが出来た。
スクレイピング部分82Bを先端部よりも取付部分側を下方に位置するように傾斜させているので、掻き取ったトナーを、スクレイピング部分82Bの上面を介して下方のオーガ側へ容易に落下させることができる。
スリーブ21の外周面に保持されているトナーを回収ロール78と接触させているので、装置内部の現像剤が、現像ロール20と回収ロール78との間から装置外部へ漏れ出ることを防止できる。
スクレイパー82の先端を、現像ロール20の回転中心と磁極中央部とを結ぶ中心線CLに対して10°以内の領域に配置しているので、スクレイパー82の先端付近に溜まったトナーをスリーブ21上に厚く付着した現像剤Dに接触させることができ、スリーブ21を回転させることで該現像剤Dを強制的にオーガ側へ回収することができる。
回収ロール78へ、スクレイパー82を介してバイアス電圧を印加しているので、浮遊するトナーを回収ロール78へ強制的に吸引することができる。また、バイアス電圧を電線等を用いて回収ロール78へ印加する必要が無くなり、部品点数や異音等を低減することができる。
本発明の実施形態に係る現像装置及び感光体ドラムの構成を示す側面断面図である。 回収ロール付近の断面図である。 (A)はスクレイパーの正面図であり、(B)はスクレイパーの背面図であり、(C)はスクレイパーの断面図であり、(D)は他の実施形態に係るスクレイパーの断面図である。 (A)、(B)はスクレイパーの先端部分の拡大断面図である。 回収ロールのスクレイパーの側面図である。 回収ロールのスクレイパーの側面図である。 現像ロールとスクレイパーと回収ロールの側面図である。 従来の現像装置の断面図である。
符号の説明
10 現像装置
12 感光体ドラム
14 像担持面
16 ハウジング
20 現像ロール
21 スリーブ
78 回収ロール
82 スクレイパー

Claims (10)

  1. 像担持体上に形成された静電潜像をトナー及び磁性キャリアを含む現像剤によって現像し像担持体上にトナー像を形成させる現像手段と、
    前記現像手段の近傍に配置され、浮遊したトナーを吸着回収する回収ロールと、
    少なくとも前記現像剤、前記現像手段、及び前記回収ロールを内包するハウジングと、
    前記ハウジングに取り付けられ、板状部材から形成されて前記ハウジングとは反対側の先端部を前記回収ロールの外周面に接触させて前記外周面に吸着させたトナーをスクレイピングするスクレイパーと、を備え、
    前記スクレイパーは、前記先端部と前記ハウジングと接触して前記ハウジングに取り付けられる取付部分との間で1回以上曲げられており、前記取付部分から前記先端部までの間をスクレイピング部分としたときに、前記スクレイピング部分の延長線上に前記取付部分が位置していない、ことを特徴とする現像装置。
  2. 前記スクレイパーは金属板から形成され、先端部はエッチング加工されて回収ロール側の角部が鋭角に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記スクレイパーは金属板から形成され、先端部はエッチング加工されて2つの凹部が厚み方向に隣接して形成され、回収ロール側の角部、及び反対側の角部がそれぞれ鋭角に形成されている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記回収ロールは前記ハウジングに対して移動可能に保持され、
    前記移動方向と前記スクレイピング部分との成す角度を10°以内に設定している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の現像装置。
  5. 前記スクレイパーの先端部が前記回収ロールの外周面に接触している部分における前記外周面の接線と、前記スクレイパーの先端部分との成す角度をワーキングアングルとしたときに、前記ワーキングアングルが20°±10°である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の現像装置。
  6. 前記スクレイピング部分は、先端部よりも先端から最初にくる曲げ部の位置が下方に位置している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の現像装置。
  7. 前記現像手段は、現像剤を担持して前記像担持体に付与する現像剤担持ロールを備え、
    前記現像剤担持ロールの外周面に保持されている前記現像剤が前記回収ロールと接触している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の現像装置。
  8. 前記現像剤担持ロールは周方向に複数の磁極を備え、
    前記スクレイパーの先端は、前記現像剤担持ロールの回転中心と前記複数の磁極の内の何れか一つの磁極の磁極中央部とを結ぶ中心線に対して10°以内の領域に位置している、ことを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
  9. 前記取付部分は、前記スクレイピング部分とは反対側の端部分が前記ハウジングとの位置決め用に折り曲げられており、
    前記ハウジングには、前記スクレイパーの折り曲げ部分と当接して前記スクレイパーの位置決めを行う位置決め部を有している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の現像装置。
  10. 前記回収ロールへバイアス電圧を印加する電圧印加手段と、電気伝導部材からなる前記スクレイパーとを備え、
    前記電圧印加手段のバイアス電圧を、前記スクレイパーを介して前記回収ロールへ印加する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の現像装置。
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