JP2008216565A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】経時においてキャリア捕集ローラによるキャリア捕集量が低下することのない、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像ローラ22a2は、キャリア捕集ローラ23kに対向する側に磁極S12が形成される。現像ローラ23a2の回転中心とキャリア捕集ローラ23kの回転中心とを結ぶ仮想線F1が、現像ローラ23a2上において磁極S12の法線方向磁束密度が最小となる現像ローラ23a2の回転方向上流側の位置R1と、磁極S12の法線方向磁束密度が最大となる位置R2と、の間を通るように形成される。
【選択図】図8

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置とそこに設置される現像装置及びプロセスカートリッジとに関し、特に、像担持体上に付着したキャリアを捕集するキャリア捕集ローラが設けられた現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤(添加剤等を添加する場合も含むものとする。)を収容した現像装置に、感光体ドラム等の像担持体上に付着したキャリアを磁力によって捕集するキャリア捕集ローラ(キャリア回収部材)を設置する技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
詳しくは、現像装置には、感光体ドラム等の像担持体に対向して現像剤を担持する現像ローラ(現像剤担持体)が設置されている。現像ローラは、所定方向に回転するスリーブや、スリーブ内に固設されたマグネット等で構成される。現像ローラ(スリーブ)の周面には現像剤の穂立ちを生じさせるような磁界が形成されていて、現像剤がスリーブの回転によってスリーブと同方向に移送されながら現像工程がおこなわれる。
キャリア捕集ローラは、現像領域に対して現像ローラの回転方向下流側であって、像担持体に対向する位置に配設されている。キャリア捕集ローラは、所定方向に回転するスリーブや、スリーブ内に固設されたマグネット等で構成される。キャリア捕集ローラ(スリーブ)の周面には、像担持体上に付着したキャリアを捕集するような磁界が形成されている。キャリア捕集ローラによって捕集され担持されたキャリアは、キャリア捕集ローラに当接するスクレーパによって機械的に掻き取られた後に現像装置内に回収される。
このような現像装置は、現像装置内に収容された現像剤中のキャリアが像担持体に付着して異常画像(白抜け画像、ホタル画像)が生じるのを抑止するものとして知られている。
特開平6−11970号公報 特開平9−6139号公報 特開平6−230668号公報
上述した従来の現像装置は、像担持体上に付着したキャリアを捕集できるものの、キャリア捕集ローラに捕集・担持されたキャリアを掻き取るスクレーパに対する負荷が大きくなっていた。具体的に、キャリア捕集ローラに捕集・担持されるキャリアの量が多くなると、スクレーパによるキャリアの掻き取り不良が生じたり、スクレーパやキャリア捕集ローラの磨耗が助長されたりする不具合が生じていた。そして、このような場合、キャリア捕集ローラによるキャリア捕集量が低下して異常画像が生じてしまうことがあった。
特に、現像ローラの回転数が速い高速機(プロセス線速が速い画像形成装置である。)では、現像ローラに担持されたキャリアが飛翔しやすくなって、像担持体上に付着するキャリアの量も多くなるために、上述した問題は無視できないものになっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、経時においてキャリア捕集ローラによるキャリア捕集量が低下することのない、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することにある。
本願発明者は、前記課題を解決するために研究を重ねた結果、次の事項を知るに至った。
すなわち、現像ローラに対するキャリア捕集ローラの位置を最適化することで、キャリア捕集ローラに捕集・担持されたキャリアを、現像ローラの磁極(キャリア捕集ローラに対向する磁極である。)によって現像ローラ上にスムーズに移行させることができる。
この発明は以上述べた事項に基づくものであり、すなわち、この発明の請求項1記載の発明にかかる現像装置は、キャリアとトナーとを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、前記像担持体に対向するとともに、現像剤を磁力によって担持する現像ローラと、前記現像ローラに対向するとともに、前記像担持体上に付着したキャリアを磁力によって捕集するキャリア捕集ローラと、を備え、前記現像ローラは、前記キャリア捕集ローラに対向する側に磁極が形成され、前記現像ローラの回転中心と前記キャリア捕集ローラの回転中心とを結ぶ仮想線が、前記現像ローラ上において前記磁極の法線方向磁束密度が最小となる前記現像ローラの回転方向上流側の位置と前記磁極の法線方向磁束密度が最大となる位置との間を通るように形成されたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記仮想線と、前記磁極の法線方向磁束密度が最大となる位置と前記現像ローラの回転中心とを結ぶ第2の仮想線と、がなす角が1.97度以上になるように形成されたものである。
また、請求項3記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記現像ローラ及び前記キャリア捕集ローラは、前記磁極によって前記現像ローラ上に担持される現像剤が前記キャリア捕集ローラに接触するように配設されたものである。
また、請求項4記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項3に記載の発明において、前記現像ローラと前記キャリア捕集ローラとのギャップが、前記キャリア捕集ローラが設置されていないと仮定したときに前記磁極によって前記現像ローラ上に担持される現像剤の高さの55%以上になるように形成されたものである。
また、請求項5記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記キャリア捕集ローラは、前記現像ローラに対向する磁極の法線方向磁束密度が150ガウス以下になるように形成されたものである。
また、請求項6記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記トナーは、カーボンブラックを含有しないものである。
また、請求項7記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の発明において、装置に設置された回転部材の回転力によって揺動するとともに、前記キャリア捕集ローラに連結されたワンウェイクラッチを具備する揺動部材をさらに備えたものである。
また、この発明の請求項8記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたものである。
また、この発明の請求項9記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたものである。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部(現像装置)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱自在に設置されるユニットと定義する。
本発明は、現像ローラに対するキャリア捕集ローラの位置を最適化しているために、キャリア捕集ローラに捕集・担持されたキャリアが現像ローラの磁極によって現像ローラ上にスムーズに移行する。したがって、経時においてキャリア捕集ローラによるキャリア捕集量が低下することのない、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図9にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、実施の形態1における画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
書込み部2A〜2Dは、画像情報に基いて帯電工程後の感光体ドラム21(像担持体)に静電潜像を書き込むための装置である。書込み部2A〜2Dは、ポリゴンミラー3A〜3Dや光学素子4A〜4D等を用いた光走査装置である。なお、書込み部として、光走査装置の替わりにLEDアレイを用いることもできる。
給紙部61は、記録紙、OHP等の被転写材Pを格納して、画像形成時には被転写材Pを転写ベルト30に向けて給送する。
転写ベルト30は、被転写材Pをその表面に静電的に吸着させて搬送して感光体ドラム21上に形成されたトナー像を被転写材P上に転写するための無端状ベルトであって、その外周面上に吸着ローラ64とベルトクリーナ65とを設けている。
転写ベルト30を介して感光体ドラム21に対向する転写ローラ24は、芯金と芯金を被覆する導電性弾性層とを有する。転写ローラ24の導電性弾性層は、ポリウレタンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンポリエチレン(EPDM)等の弾性材料に、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化スズ等の導電性付与剤を配合分散して電気抵抗値(体積抵抗率)を中抵抗に調整した弾性体である。
定着部66は、加熱ローラ68および加圧ローラ67を有し、被転写材P上のトナー像を圧力と熱とによって被転写材Pに定着させる。
転写ベルト30に沿って縦方向に配設された4つのプロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKは、それぞれ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナー像を形成するためのものである。
各プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BK上には、キャリア(磁性キャリア)と各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナー(トナー粒子)とを現像装置23に供給する供給手段としての剤カートリッジ28Y、28C、28M、28BKが設置されている。
プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BK、及び、剤カートリッジ28Y、28C、28M、28BKは、転写ベルト30を回転支軸を中心に開放して装置本体1から着脱することができる。
本実施の形態1の画像形成装置は、複写機及びプリンタとして機能する複合型の画像形成装置である。複写機として機能する場合には、スキャナから読み込まれた画像情報に対してA/D変換、MTF補正、階調処理等の種々の画像処理が施されて書込みデータに変換される。プリンタとして機能する場合には、コンピュータ等から送信されるページ記述言語やビットマップ等の形式の画像情報に対して画像処理が施されて書込みデータに変換される。
画像形成時には、書込み部2A〜2Dからプロセスカートリッジ20BK、20M、20C、20Yに対して、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの画像情報に応じた露光光がそれぞれ照射される。すなわち、各光源から発せられた露光光(レーザ光)がポリゴンミラー3A〜3D、光学素子4A〜4D等を通過して、各感光体ドラム21上に照射される。これによって、各プロセスカートリッジ20BK、20M、20C、20Yの感光体ドラム21(像担持体)上に、露光光に応じたトナー像が形成される。そして、このトナー像が、被転写材Pに転写されることになる。
給紙部61から給送された被転写材Pは、レジストローラ63の位置で一旦タイミングを合わせて、転写ベルト30の位置に搬送される。転写ベルト30の送入位置に配設された吸着ローラ64は、電圧の印加によって送入された被転写材Pを転写ベルト30に吸着させる。転写ベルト30の矢印方向の走行にともない移動する被転写材Pは、各プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKの位置を順次通過して各色のトナー像が重ねて転写される。
カラーのトナー像が転写された被転写材Pは、転写ベルト30から分離して定着部66に達する。被転写材P上のトナー像は、加熱ローラ68及び加圧ローラ67に挟まれつつ加熱されることで被転写材P上に定着される。一方、被転写材Pが分離した後の転写ベルト30表面は、その後にベルトクリーナ65の位置に達して、その表面に付着したトナー等の汚れがクリーニングされる。
次に、画像形成装置におけるプロセスカートリッジ及び剤カートリッジについて詳述する。
なお、各プロセスカートリッジ20Y、20C、20M、20BKはほぼ同一構造であって、各剤カートリッジ28Y、28C、28M、28BKもほぼ同一構造であるために、図2にてプロセスカートリッジ及び剤カートリッジは符号のアルファベット(Y、C、M、BK)を除して図示する。また、書込み部は符号のアルファベット(A〜D)を除して図示する。
図2は、装置本体1に設置されたプロセスカートリッジ20及び剤カートリッジ28を示す拡大図である。図3は、プロセスカートリッジ20に設置された現像装置23を示す拡大図である。図4は、現像装置23における循環経路を図3に示す矢印X方向から長手方向にみた断面図である。図5は、図4の現像装置23における循環経路のY1−Y1断面を示す断面図である。図6は、図4の現像装置23における循環経路のY2−Y2断面を示す断面図である。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20は、像担持体としての感光体ドラム21、帯電部22、現像装置23(現像部)、クリーニング部25が一体化されたものであって、トリクル現像方式(キャリアの補給・排出を適宜におこなう現像方式である。)が採用されている。
像担持体としての感光体ドラム21は、負帯電の有機感光体であって、不図示の回転駆動機構によって反時計方向に回転駆動される。
帯電部22は、芯金上に、ウレタン樹脂、導電性粒子としてのカーボンブラック、硫化剤、発泡剤等を処方した中抵抗の発泡ウレタン層をローラ状に形成した弾性を有する帯電ローラである。帯電部22の中抵抗層の材質としては、ウレタン、エチレン−プロピレン−ジエンポリエチレン(EPDM)、ブタジエンアクリロニトリルゴム(NBR)、シリコーンゴムや、イソプレンゴム等に抵抗調整のためにカーボンブラックや金属酸化物等の導電性物質を分散したゴム材や、またこれらを発泡させたものを用いることもできる。
クリーニング部25は、感光体ドラム21に摺接するクリーニングブラシ(又は、クリーニングブレード)が設置されていて、感光体ドラム21上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。
現像装置23は、現像剤担持体としての2つの現像ローラ23a1、23a2が感光体ドラム21に近接するように配置されていて、双方の対向部分には感光体ドラム21と磁気ブラシとが接触する現像領域が形成される。現像装置23内には、トナーTとキャリアCとからなる現像剤G(2成分現像剤)が収容されている。そして、現像装置23は、感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する(トナー像を形成する。)。なお、現像装置23の構成・動作については、後で詳しく説明する。
ここで、本実施の形態1における現像装置23は、トリクル現像方式のものであって、現像装置23内に適宜に新品のキャリアC(現像剤G)が剤カートリッジ28から供給されるとともに、劣化した現像剤Gが現像装置23の外部に設置された剤貯留容器70に向けて排出される。
図2を参照して、剤カートリッジ28は、その内部に現像装置23内に供給するための現像剤G(トナーT及びキャリアC)を収容している。そして、剤カートリッジ28は、現像装置23に新品のトナーTを供給するトナーカートリッジとして機能するとともに、現像装置23に新品のキャリアCを供給する供給手段として機能する。具体的に、現像装置23に設置された磁気センサ26(図4を参照できる。)によって検知されるトナー濃度(現像剤G中のトナーの割合である。)の情報に基いて、シャッタ機構80の開閉動作をおこなって、供給手段としての剤カートリッジ28から現像装置23内に向けて現像剤Gを適宜に供給する。
なお、本実施の形態1では、剤カートリッジ28の現像剤Gにおける、キャリアCに対するトナーTの混合率(トナー濃度)が比較的高く設定されている。
供給手段としての供給管29は、剤カートリッジ28から供給される現像剤G(トナーT及びキャリアC)を現像装置23内に確実に導くためのものである。すなわち、剤カートリッジ28から排出された現像剤Gは、供給管29を介して、現像装置23内に供給される。
次に、感光体ドラム21上でおこなわれる作像プロセスについて説明する。
図2を参照して、感光体ドラム21が反時計方向に回転駆動されると、まず、帯電部22の位置で感光体ドラム21の表面が一様に帯電される。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、露光光Lの照射位置に達して、書込み部2による露光工程がおこなわれる。すなわち、露光光Lの照射によって感光体ドラム21上を画像情報に応じて選択的に除電することで、照射されなかった非画像部の電位との差(電位コントラスト)を発生させて静電潜像を形成する。なお、この露光工程は、感光体ドラム21の感光層中で電荷発生物質が光を受けて電荷を発生して、このうち正孔が感光体ドラム21表面の帯電電荷と打ち消しあうものである。
その後、潜像が形成された感光体ドラム21表面は、現像装置23との対向位置に達する。感光体ドラム21上の静電潜像は、現像ローラ23a1、23a2上の磁気ブラシと接触して、磁気ブラシ中の負帯電されたトナーTが付着されて可視化される。
詳しくは、上方の現像ローラ23a1の磁極による磁力で汲み上げられた現像剤Gは、ドクターブレード23cによって適量化された後に、感光体ドラム21との対向部である現像領域(2つの現像ローラ23a1、23a2と感光体ドラム21との対向領域である。)に搬送される。現像領域において穂立ちされたキャリアCが感光体ドラム21を摺擦する。このとき、キャリアCに混合されているトナーTは、キャリアCとの摩擦によって負帯電されている。これに対して、キャリアCは正帯電されている。不図示の電源部から現像ローラ23a1、23a2に対して、所定の現像バイアスが印加される。これによって、現像ローラ23a1、23a2と感光体ドラム21との間に電界が形成されて、負帯電されたトナーTが電界によって感光体ドラム21上の画像部にのみ選択的に付着してトナー像を形成する。
その後、トナー像が形成された感光体ドラム21表面は、転写ベルト30及び転写ローラ24との対向位置に達する。そして、このタイミングに合わせてその対向位置に搬送された被転写材P上に、感光体ドラム21上のトナー像が転写される。このとき、転写ローラ24には、所定の電圧が印加されている。
その後、トナー像が転写された被転写材Pは、定着部66を通過して、排出ローラ69から装置外部に排出される。
一方、転写工程時に被転写材Pに転写されずに感光体ドラム21上に残留したトナーT(未転写トナー)は、感光体ドラム21上に付着したままクリーニング部25との対向部に達する。そして、感光体ドラム21上の未転写トナーは、クリーニング部25で除去・回収される。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
以下、画像形成装置において特徴的な、現像装置の構成・動作について詳述する。
図3を参照して、現像装置23は、現像剤担持体としての現像ローラ23a1、23a2、搬送部材としての搬送スクリュ23b1〜23b3(オーガスクリュ)、ドクターブレード23c、キャリア捕集ローラ23k、スクレーパ23m、排出スクリュ23n、等で構成されている。また、現像装置23内には、現像剤Gを搬送して循環経路を形成する3つの現像剤搬送部B1〜B3が形成されている。
現像ローラ23a1、23a2は、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブが不図示の回転駆動機構によって時計方向に回転されるように構成されている。現像ローラ23a1、23a2のスリーブ内には、スリーブの周面に現像剤Gの穂立ちを生じるように磁界を形成するマグネットが固設されている。マグネットから発せられる法線方向磁力線に沿うように、現像剤G中のキャリアCがスリーブ上にチェーン状に穂立ちする。このチェーン状に穂立ちしたキャリアCに帯電したトナーTが付着されて、磁気ブラシが形成される。磁気ブラシは、スリーブの回転によってスリーブと同方向(時計方向)に移送される。
ドクターブレード23cは、現像領域の上流側に設置されていて、第1の現像ローラ23a1上の現像剤を適量に規制する。
3つの搬送スクリュ23b1〜23b3は、現像装置23内に収容された現像剤Gを長手方向(図2の紙面垂直方向である。)に循環しながら撹拌・混合する。
第1搬送スクリュ23b1(第1搬送部材)は、第1現像剤搬送部B1であって現像ローラ23a1に対向する位置に配設されていて、現像剤Gを水平方向に搬送する(図4の白矢印に示す左方向の搬送である。)とともに、現像ローラ23a1上に現像剤23aを供給する。換言すると、第1現像剤搬送部B1は、現像ローラ23a1に対向するとともに、現像ローラ23a1に現像剤Gを長手方向(現像ローラ23a1の回転軸方向である。)に搬送しながら供給する。
第2搬送スクリュ23b2(第2搬送部材)は、第2現像剤搬送部B2に設置されている。第2搬送スクリュ23b2は、第1搬送スクリュ23b1の下方であって現像ローラ23a2に対向する位置に配設されている。そして、現像ローラ23a2から離脱した現像剤G(現像工程後に剤離れ極によって現像ローラ23a2上から強制的に離脱された現像剤Gある。)を水平方向に搬送する(図4の白矢印に示す左方向の搬送である。)。換言すると、第2現像剤搬送部B2は、第1現像剤搬送部B1の下方であって現像ローラ23a2に対向する位置に配設されるとともに、現像ローラ23a2から離脱された現像剤Gを長手方向に搬送する。
第1搬送スクリュ23b1及び第2搬送スクリュ23b2は、現像ローラ23a1、23a2や感光体ドラム21と同様に、回転軸がほぼ水平になるように配設されている。
第3搬送スクリュ23b3(第3搬送部材)は、第3現像剤搬送部B3に設置されている。第3搬送スクリュ23b3は、第2搬送スクリュ23b2による搬送経路の下流側と、第1搬送部材23b1による搬送経路の上流側と、を直線的に結ぶように、水平方向に対して斜めに配設されている(図4を参照できる。)。そして、第3搬送スクリュ23b3は、第2搬送スクリュ23b2によって搬送された現像剤Gを第1搬送部材23b1による搬送経路の上流側に搬送するとともに、第1搬送スクリュ23b1による搬送経路の下流側から落下経路23fを介して循環される現像剤Gを第1搬送部材23b1による搬送経路の上流側に搬送する(図4の白矢印に示す右斜め上方への搬送である。)。換言すると、第3現像剤搬送部B3は、第2現像剤搬送部B2によって搬送された現像剤Gを第1現像剤搬送部B1の上流側に搬送するとともに、第1現像剤搬送部B1の下流側に達した現像剤Gを第1現像剤搬送部B1の上流側に搬送する。
なお、第1搬送スクリュ23b1による搬送経路(第1現像剤搬送部B1)と、第2搬送スクリュ23b2による搬送経路(第2現像剤搬送部B2)と、第3搬送スクリュ23b3による搬送経路(第3現像剤搬送部B3)と、は壁部によって隔絶されている。
図4を参照して、第2現像剤搬送部B2の下流側と、第3現像剤搬送部B3の上流側と、は第1中継部23gを介して連通している。また、第3現像剤搬送部B3の下流側と、第1現像剤搬送部B1の上流側と、は第2中継部23hを介して連通している。また、第1現像剤搬送部B1の下流側と、第3現像剤搬送部B3の上流側と、は落下経路23fを介して連通している。
このような構成により、3つの現像剤搬送部B1〜B3(搬送スクリュ23b1〜23b3)によって、現像装置23において現像剤Gを長手方向に循環させる循環経路が形成されることになる。ここで、現像装置23が稼動されると、装置内に収容された現像剤は図4中の斜線で示すような状態で流動する。図4を参照して、第1現像剤搬送部B1において、下流側における現像剤の剤面が上流側の剤面に比べて低くなっているのは、搬送中の現像剤の一部が現像ローラ23a1に供給されているためである。すなわち、現像ローラ23a1に供給されなかった現像剤は、落下経路23fを介して第3現像剤搬送部B3の上流側に移動することになる。
なお、第3現像剤搬送部B3にはトナー濃度センサとしての磁気センサ26が設置されている。そして、磁気センサ26によって検知されるトナー濃度の情報に基いて、供給手段としての剤カートリッジ28から現像装置23内に向けて所定のトナー濃度の現像剤Gが供給される。本実施の形態1では、現像装置23内の現像剤Gのトナー濃度が4〜7重量%になるように制御されている。
ここで、図4及び図5を参照して、第1現像剤搬送部B1中には、現像装置23内に収容された現像剤Gの一部を外部(剤貯溜容器70)に排出する排出手段としての排出口23dが設けられている。詳しくは、排出口23dは、供給手段28、29によって現像装置23内に現像剤Gが供給されて装置内の現像剤量が増加してその位置に搬送される現像剤の剤面(上面)が所定高さを超えたときに、その余剰分の現像剤Gを剤貯留容器70に向けて排出するためのものである。すなわち、余剰分の現像剤Gは、排出口23dの下部の高さを超えて、排出口23dから排出されて排出経路71を経由して剤貯留容器70に向けて重力落下していく。このように、トナーTの母体樹脂や外添剤によって汚染されて劣化したキャリアが自動的に現像部の外部に排出されるので、経時においても画像品質の劣化を抑止することができる。
なお、図2、図4等では図示を省略しているが、排出経路71中には、排出口23dから排出された現像剤を水平方向に搬送するための排出スクリュ23nが設置されている(図3を参照できる。)。
また、現像装置23における現像剤の循環経路において、上述した排出口23d(排出手段)が配設された位置を通過せずに現像剤Gの一部を循環経路の上流側に戻すためのバイパス経路が形成されている。具体的には、図4及び図6を参照して、第1現像剤搬送部B1であって、排出口23dの上流側(排出口23dに比較的近接した位置である。)に、開口23eが設けられている。そして、この開口23eがバイパス経路の入口となって、バイパス経路の出口が第3搬送スクリュ23b3による搬送経路中(長手方向中央近傍である。)に配設されている。
このように、現像装置23における現像剤の循環経路にバイパス経路を設けることで、現像装置内の現像剤に波状の偏り等が生じても、排出口23dから排出される現像剤量にバラツキが生じて、必要量を超えた現像剤が現像装置23から排出される不具合を抑止することができる。
図7は、現像装置23における現像剤の循環経路において、現像剤に波状の偏りが生じた状態を示す図である。このように、現像剤の循環経路では、高低差の大きな波状の偏りが生じる場合がある。このような波状の偏りは、現像装置23の稼動を開始した直後(再起動直後)に顕著にあらわれる。そして、このような波状の偏りが生じた場合には、従来は、排出口23dの下部よりも高い位置にある現像剤(図7中の高さH2の現像剤である。)のすべてが排出口23dから排出されてしまっていた。このようにして排出されてしまう現像剤は本来的に排出を予定していないものであるために、このような現象が繰り返し生じると現像装置23内の現像剤量が不足してしまい、現像剤の劣化状態が不安定になったりトナーの帯電量が低下したりして、出力画像上に画像濃度低下等の不具合が生じてしまうことになる。
これに対して、本実施の形態1では、排出口23dの上流側にバイパス経路に通じる開口23eを設けているために、排出口23dの下部よりも高い位置にある現像剤の一部が排出口23dから排出されることなく、開口23eを通じて第3搬送スクリュ23b3における搬送経路に戻されることになる。これにより、排出口23dから過剰に現像剤が排出される不具合を抑止することができる。
ここで、バイパス経路における開口23eの下部の高さが、排出口23dの下部の高さよりも高さH1だけ高くなるように構成されている。
これにより、排出口23dの下部よりも高い位置にある現像剤のうち、高さ(H2−H1)分の現像剤は排出口23dから排出されることなく、開口23eを通じて第3搬送スクリュ23b3における搬送経路に戻されることになる。これにより、排出手段の本来の機能を維持しつつ、排出口23dから過剰に現像剤が排出される不具合を確実に抑止することができる。ここで、排出口23dと開口23eとの長手方向の距離Wは、なるべく短い方が好ましい。
ここで、図3を参照して(図2、図4等では図示を省略している。)、本実施の形態1では、第2の現像ローラ23a2の下方(回転方向下流側)であって、感光体ドラム21に対向する位置に、キャリア捕集ローラ23kが設置されている。さらに、キャリア捕集ローラ23kに当接する位置に、スクレーパ23mが設置されている。
キャリア捕集ローラ23kは、ステンレス等からなる円筒体内に所定の磁界を形成するマグネットが固設されたものであって、現像装置23内から移動(飛翔)して感光体ドラム21に付着したキャリアを捕集するためのものである。キャリア捕集ローラ23kは、図3の反時計方向に回転駆動される。キャリア捕集ローラ23kによって捕集されて担持されたキャリアは、そのほとんどが第2の現像ローラ23a2との対向位置で現像ローラ23a2上に移行して、現像ローラ23a2の剤離れ極の位置で現像ローラ23a2から離脱して第2現像剤搬送部B2内に回収される。一方、現像ローラ23a2上に移行せずにキャリア捕集ローラ23k上に残留・担持されたキャリアは、スクレーパ23mによって機械的に掻き取られて、第2現像剤搬送部B2内に回収される。このように、キャリア捕集ローラ23kを設置することで、感光体ドラム21上に付着したキャリアを現像装置23内に回収できるために、異常画像(ホタル画像、白抜け画像)の発生が抑止されるとともに、現像装置23内のキャリアが不足する不具合が抑止される。
なお、本実施の形態1では、現像ローラ23a1、23a2の外径が30mm、現像ローラ23a1、23a2の外周面上の線速が748mm/秒、キャリア捕集ローラ23kの外径が16mm、キャリア捕集ローラ23kの外周面上の線速が10.6mm/秒、プロセス線速(感光体ドラム21の外周面上の線速、及び、被転写材Pの搬送速度である。)が440mm/秒、程度に設定されている。
また、本実施の形態1において用いられるキャリアCは、粒径が55μm、飽和磁化が96emu/g、程度のものである。さらに、本実施の形態1において用いられるトナーTは、粒径が6.8μm程度のものである。
以下、本実施の形態1において特徴的な、現像ローラ23a2(第2の現像ローラ)及びキャリア捕集ローラ23kについて詳述する。
図8は、現像ローラ23a2及びキャリア捕集ローラ23kの近傍を示す拡大図であって、現像ローラ23a2及びキャリア捕集ローラ23kの磁力分布(法線方向磁束密度)や配置を示す図である。
図8に示すように、本実施の形態1では、第2の現像ローラ23a2の周りには、内設されたマグネットによって、複数の磁極S11、N11、S12が形成されている。詳しくは、第1の磁極S11は、第1の現像ローラ23a1に対向する側に形成された搬送極(S極)であって、第1の現像ローラ23a1に担持された現像剤を第2の現像ローラ23a2上に移行させるためのものである。第2の磁極N11は、感光体ドラム21に対向する側に形成された主極(N極)であって、第2の現像ローラ23a2上で現像剤を穂立ちさせて感光体ドラム21上に形成された潜像を現像するためのものである。第3の磁極S12は、キャリア捕集ローラ23kに対向する側に形成された搬送極(S極)であって、現像工程後の現像剤を剤離れ極に向けて搬送するとともに、キャリア捕集ローラ23kに捕集・担持されたキャリアを第2の現像ローラ23a2上に移行させるためのものである。第4の磁極は、第3の磁極S12の下流側(第1の磁極S11との間である。)に形成された剤離れ極(磁力がほとんど最小の磁極である。)であって、現像工程後の現像剤を第2の現像ローラ23a2から離脱させて第2現像剤搬送部B2内に回収するためのものである。
なお、本実施の形態1において、第1の磁極S11の法線方向磁束密度の最大値(ピーク磁力)は600ガウス、着磁幅(ピーク磁力の80%の磁力となる範囲の幅を角度であらわしたものである。)は26.5度、程度に設定されている。第2の磁極N11の法線方向磁束密度の最大値は1150ガウス、着磁幅は29度、程度に設定されている。第3の磁極S12の法線方向磁束密度の最大値は760ガウス、着磁幅は21度、程度に設定されている。また、第1の磁極S11の法線方向磁束密度が最大となる位置と現像ローラ23a2の回転中心とを結ぶ線分と、第2の磁極N11の法線方向磁束密度が最大となる位置と現像ローラ23a2の回転中心とを結ぶ線分F3と、がなす角度は、55度程度に設定されている。第2の磁極N11の法線方向磁束密度が最大となる位置と現像ローラ23a2の回転中心とを結ぶ線分F3と、第3の磁極N12の法線方向磁束密度が最大となる位置と現像ローラ23a2の回転中心とを結ぶ線分(第2の仮想線分F2)と、がなす角度は、75度程度に設定されている。
ここで、本実施の形態1では、現像ローラ23a2の回転中心とキャリア捕集ローラ23kの回転中心とを結ぶ仮想線F1が、現像ローラ23a2上において磁極S12(キャリア捕集ローラ23kに対向する磁極である。)の法線方向磁束密度が最小(本実施の形態1では、ゼロに近い値である。)となる現像ローラ23a2の回転方向上流側(位置R2に対して上流側である。)の位置R1と、磁極S12の法線方向磁束密度が最大となる位置R2と、の間を通るように形成されている。すなわち、現像ローラ23a2上におけるキャリア捕集ローラ23kとの最近接点が、磁極S12の範囲内であって法線方向磁束密度が最大となる位置よりも上流側に配設されている。
このような構成により、キャリア捕集ローラ23kに捕集・担持されたキャリアは、現像ローラ23a2(最近接点)に近づくのにともない、現像ローラ23a2の磁極S12から受ける磁力(現像ローラ23a2に引き付けられる力である。)が徐々に強くなっていき、現像ローラ23a2上にスムーズに移動することになる。すなわち、感光体ドラム21上から捕集されたキャリア捕集ローラ23k上のキャリアは、そのほとんどが、スクレーパ23mの位置に達する前に、現像ローラ23a2によって除去される。したがって、高速機等であってキャリア捕集ローラ23kに捕集・担持されるキャリアの量が多くなっても、スクレーパ23mによるキャリアの掻き取り不良が確実に抑止されるとともに、スクレーパ23mやキャリア捕集ローラ23mの磨耗が確実に低減される。さらには、キャリア捕集ローラ23kによるキャリア捕集不良による異常画像の発生も抑止することができる。
また、上述した効果をより確実にするためには、仮想線F1と、磁極S12の法線方向磁束密度が最大となる位置R2と現像ローラ23a2の回転中心とを結ぶ第2の仮想線F2と、がなす角θを1.97度以上になるように形成することが好ましい。すなわち、上述の条件を満足するとき、キャリア捕集ローラ23k上のキャリアが現像ローラ23a2に移動する効果(キャリア移行性)が向上することになる。
図9は、その効果を確認するためにおこなった実験の結果を示す表図である。
実験は、キャリア捕集ローラ23kの磁力分布が若干異なる3つの現像装置No.1〜No.3(主極N21の磁束密度775、790、777ガウス、着磁幅19.3、19.4、19.6度、極位置90.1、91.6、91.2度:第2の磁極S21の磁束密度78、80、74ガウス)について、それぞれ、現像ローラ23a2に対するキャリア捕集ローラ23kの相対的な位置(角度θ)を変位させたときの、キャリア移行性を目視評価したものである。図9中の、「○」はキャリア移行性が良好であって現像ローラ23a2との対向位置を通過したキャリア捕集ローラ23k上に残留キャリアがない状態であり、「△」はキャリア移行性が許容レベル範囲内であって現像ローラ23a2との対向位置を通過したキャリア捕集ローラ23k上に残留キャリアが僅かにある状態であり、「×」はキャリア移行性が良好ではなく現像ローラ23a2との対向位置を通過したキャリア捕集ローラ23k上に残留キャリアがある状態である。
図9の結果から、角度θを1.97度以上に設定することで、現像ローラ23aとキャリア捕集ローラ23kとの間のキャリア移行性が向上することがわかる。
また別の実験として、磁極S11の極配置を固定して、磁極N11の法線方向磁束密度のピーク点を図8における上下方向に振ったところ、キャリア移行性に変化は見られなかった。
また、現像ローラ23a2上の磁気ブラシが、キャリア捕集ローラ23kに接触しているときも、接触していないときも、キャリア移行性は図9に示す結果と同様の傾向を示した。
また、本実施の形態1では、キャリア捕集ローラ23kの周りに、内設されたマグネットによって、複数の磁極N21、S21が形成されている。詳しくは、第1の磁極N21は、感光体ドラム21に対向する側に形成された主極(N極)であって、感光体ドラム21に付着したキャリアをキャリア捕集ローラ23k上に移行させるためのものである。
第2の磁極S21は、第1の磁極N21の下流側に形成された剤離れ極であって、捕集後のキャリアをキャリア捕集ローラ23kから離脱させて現像ローラ23a2上に移行させるためのものである。この第2の磁極S21の法線方向磁束密度は、150ガウス以下になるように形成することが好ましい。これにより、キャリア捕集ローラ23k上のキャリアが、第2の磁極S21による磁力に影響されることなく、現像ローラ23a上にスムーズに移動することになる。
なお、本実施の形態1において、第1の磁極N21の法線方向磁束密度の最大値は780ガウス、着磁幅は18度、程度に設定されている。第2の磁極S21の法線方向磁束密度の最大値は78〜94ガウスに設定されている。
なお、第1の現像ローラ23a1の周りにも、内設されたマグネットによって、複数の磁極が形成されているが、その磁極の構成については本発明の実施に直接的に関係しないために、その詳細説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態1では、現像ローラ23a2に対するキャリア捕集ローラ23kの位置を最適化しているために、キャリア捕集ローラ23kに捕集・担持されたキャリアが現像ローラ23a2の磁極S12によって現像ローラ23a2上にスムーズに移行する。したがって、経時においてキャリア捕集ローラ23kによるキャリア捕集量が低下する不具合を確実に抑止することができる。
なお、本実施の形態1では、現像剤搬送部B1〜B3が3つ設置された現像装置23に対して本発明を適用したが、現像剤搬送部が2つ以下又は4つ以上設置された現像装置に対しても本発明を適用することができる。その場合も、本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態1では、第3搬送スクリュ23b3を水平方向に対して斜めに配設したが、第3搬送スクリュ23b3を水平に配設することもできる。
また、本実施の形態1では、供給手段としての剤カートリッジ28から現像装置23に向けて現像剤G(トナーT及びキャリアC)を供給したが、供給手段からキャリアCのみを現像装置23に向けて供給することもできる。その場合、トナーのみが収容されたトナーカートリッジを剤カートリッジ(キャリアカートリッジ)とは別に設置して、磁気センサ26の検知結果に基いてトナーカートリッジに収容されたトナーを現像装置23に向けて適宜に補給することになる。このような場合であっても、本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態1においては、作像部の一部がプロセスカートリッジ20で構成される画像形成装置に対して、本発明を適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されることなく、作像部がプロセスカートリッジ化されていない画像形成装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。具体的に、現像装置23が単体で画像形成装置本体に着脱されるユニットして構成されている場合であっても、当然に本発明を適用することができる。
さらに、本実施の形態1では、現像ローラ23a1、23a2が2つ設置された現像装置23に対して本発明を適用したが、現像ローラが1つ又は3つ以上設置された現像装置に対しても当然に本発明を適用することができる。その場合にも、本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図10及び図11にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図10は、実施の形態2における現像装置の現像ローラ及びキャリア捕集ローラの近傍を示す拡大図である。本実施の形態2における現像装置は、現像ローラとキャリア捕集ローラとのギャップNが最適化されている。
本実施の形態2における現像装置23も、前記実施の形態1のものと同様に、現像ローラ23a2に対するキャリア捕集ローラ23kの位置(現像ローラ23a2の磁極S12に対するキャリア捕集ローラ23kの配置)を最適化している。
さらに、本実施の形態2における現像装置23は、図10に示すように、第3の磁極S12によって現像ローラ23a2上に担持される現像剤Gがキャリア捕集ローラ23kに接触するように、現像ローラ23a2に対するキャリア捕集ローラ23kの位置(ギャップN)を設定している。
これにより、現像ローラ23a2に担持された現像剤(磁気ブラシ)が、キャリア捕集ローラ23kに担持されたキャリアを掻き取るように吸着するために、現像ローラ23aとキャリア捕集ローラ23kとの間のキャリア移行性がさらに向上する。
その際、現像ローラ23a2とキャリア捕集ローラ23kとのギャップNを、キャリア捕集ローラ23kが設置されていないと仮定したときに磁極S12によって現像ローラ23a2上に担持される現像剤Gの高さMの55%以上になるように形成することが好ましい。
これにより、第2現像剤搬送部B2内に浮遊するトナーが、装置の隙間(例えば、現像ローラ23a2の長手方向両端部の隙間である。)から噴き出す不具合が抑止される。詳しくは、第2現像剤搬送部B2では、現像ローラ23a2の回転にならってポンプ作用により吸い込み気流が生じて、内圧が外圧に比べて著しく高くなって、現像装置23(第2現像剤搬送部B2)の隙間からのトナー飛散が生じてしまう。これに対して、ギャップ/穂立ち高さ(N/M)を55%以上に設定することで、現像装置23(第2現像剤搬送部B2)の隙間からのトナー飛散を抑止することができる。
図11は、本実施の形態2における現像装置23を用いて、ギャップ/穂立ち高さ(N/M)を変位させたときの、第2現像剤搬送部B2の内外圧差(内圧−外圧)の変化と、トナー飛散の有無と、を確認した実験結果を示すグラフである。
図11を参照して、第2現像剤搬送部B2の内外圧差(内圧−外圧)が4paを超えたとき、現像装置23(第2現像剤搬送部B2)の隙間からのトナー飛散が生じてしまった。さらに、第2現像剤搬送部B2の内外圧差(内圧−外圧)が1.5paよりも小さくなったとき、第2現像剤搬送部B2への吸い込み気流が消失して現像ローラ23a2とキャリア捕集ローラ23kとの隙間からのトナー飛散(長手方向全域にわたるトナー飛散である。)が生じてしまった。
以上の結果から、ギャップ/穂立ち高さ(N/M)を55%以上に設定することで、現像装置23(第2現像剤搬送部B2)の隙間からのトナー飛散が抑止されることがわかる。さらに、ギャップ/穂立ち高さ(N/M)を100%以下に設定することで、現像ローラ23a2とキャリア捕集ローラ23kとの隙間からのトナー飛散が抑止されることがわかる。すなわち、現像ローラ23aとキャリア捕集ローラ23kとの間のキャリア移行性を確保しつつ、現像装置23からのトナー飛散を確実に抑止するためには、ギャップ/穂立ち高さ(N/M)を55〜100%の範囲内(図11中の斜線で示した範囲である。)に設定することが望ましい。
なお、上述したトナー飛散は、マゼンタトナー、シアントナー、イエロートナーのように、カーボンブラックを含有しないトナーを用いた場合に、トナー帯電能力が低下するために、特に発生しやすい。したがって、上述したギャップ/穂立ち高さ(N/M)の設定は、カラートナーを用いた現像装置に対して特に有用である。
以上説明したように、本実施の形態2では、現像ローラ23a2に対するキャリア捕集ローラ23kの位置を最適化しているために、キャリア捕集ローラ23kに捕集・担持されたキャリアが現像ローラ23a2の磁極S12によって現像ローラ23a2上にスムーズに移行するとともに、現像装置23からのトナー飛散を確実に抑止することができる。
実施の形態3.
図12にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図12は、実施の形態3における現像装置に設置される揺動部材を示す概略図である。本実施の形態3における現像装置は、キャリア捕集ローラの回転駆動が間欠的におこなわれる点が、前記実施の形態1のものと相違する。
本実施の形態3における現像装置23も、前記実施の形態1のものと同様に、現像ローラ23a2に対するキャリア捕集ローラ23kの位置を最適化している。
さらに、本実施の形態3における現像装置23は、図12に示すように、現像装置23に揺動部材75を設置して、キャリア捕集ローラ23kの回転駆動を間欠的におこなっている。
具体的に、キャリア捕集ローラ23kの軸部23k1には、揺動部材75のワンウェイクラッチ75bが挿設されている。他方、第2搬送スクリュ23b2(回転部材)の軸部23b21には、カム(偏心カム)76が挿設されている。さらに、カム76は、揺動部材75の係合部75aに係合している。
このような構成により、回転部材としての第2搬送スクリュ23b2の回転力によって揺動部材75が揺動して、ワンウェイクラッチ75bに連結されたキャリア捕集ローラ23kが間欠的に一方向に回転することになる。詳しくは、第2搬送スクリュ23b2が回転すると、カム76の偏心運動にともないカム76が係合部75aを相対的にスライドして、キャリア捕集ローラ23k(ワンウェイクラッチ75b)を中心にして揺動部材75が図中の両矢印方向に揺動する。このときワンウェイクラッチ75bは、キャリア捕集ローラ23kに対して一方向にしか回転力を伝達しないために、キャリア捕集ローラ23kは所定方向(反時計方向である。)に間欠的に回転する。
このように、本実施の形態3の構成によれば、第2搬送スクリュ23b2の回転力をギア列を介してキャリア捕集ローラ23kに伝達する場合に比べて、小さなスペースで減速率を高めることができる。具体的に、本実施の形態3では、第2搬送スクリュ23b2の回転数が518.5rpmであって、キャリア捕集ローラ23kの回転数が12.7rpmであって、その減速率は2.45%になっている。
したがって、現像装置23が高速化された場合であっても、キャリア捕集ローラ23kを比較的低速化できるために、キャリア捕集ローラ23kやスクレーパ23mの磨耗を低減して長寿命化を達成することができる。
以上説明したように、本実施の形態3でも、前記各実施の形態と同様に、現像ローラ23a2に対するキャリア捕集ローラ23kの位置を最適化しているために、キャリア捕集ローラ23kに捕集・担持されたキャリアが現像ローラ23a2の磁極S12によって現像ローラ23a2上にスムーズに移行する。したがって、経時においてキャリア捕集ローラ23kによるキャリア捕集量が低下する不具合を確実に抑止することができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置に設置されたプロセスカートリッジを示す拡大図である。 現像装置を示す拡大図である。 現像装置における循環経路を長手方向にみた断面図である。 図4の循環経路におけるY1−Y1断面を示す断面図である。 図4の循環経路におけるY2−Y2断面を示す断面図である。 図4の循環経路において現像剤に波状の偏りが生じた状態を示す図である。 現像ローラ及びキャリア捕集ローラの近傍を示す拡大図である。 実験結果を示す表図である。 この発明の実施の形態2における現像装置の現像ローラ及びキャリア捕集ローラの近傍を示す拡大図である。 実験結果を示すグラフである。 この発明の実施の形態3における現像装置に設置される揺動部材を示す概略図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20、20Y、20C、20M、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、
23 現像装置(現像部)、
23a1、23a2 現像ローラ(現像剤担持体)、
23b1 第1搬送スクリュ、
23b2 第2搬送スクリュ、
23b3 第3搬送スクリュ、
23c ドクターブレード、
23k キャリア捕集ローラ、
23m スクレーパ、
75 揺動部材、 75a 係合部、 75b ワンウェイクラッチ、
76 カム、
S12 磁極(搬送極)、
F1 仮想線、 F2 第2の仮想線、
G 現像剤(2成分現像剤)、 T トナー、 C キャリア。

Claims (9)

  1. キャリアとトナーとを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記像担持体に対向するとともに、現像剤を磁力によって担持する現像ローラと、
    前記現像ローラに対向するとともに、前記像担持体上に付着したキャリアを磁力によって捕集するキャリア捕集ローラと、
    を備え、
    前記現像ローラは、前記キャリア捕集ローラに対向する側に磁極が形成され、
    前記現像ローラの回転中心と前記キャリア捕集ローラの回転中心とを結ぶ仮想線が、前記現像ローラ上において前記磁極の法線方向磁束密度が最小となる前記現像ローラの回転方向上流側の位置と前記磁極の法線方向磁束密度が最大となる位置との間を通るように形成されたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記仮想線と、前記磁極の法線方向磁束密度が最大となる位置と前記現像ローラの回転中心とを結ぶ第2の仮想線と、がなす角が1.97度以上になるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像ローラ及び前記キャリア捕集ローラは、前記磁極によって前記現像ローラ上に担持される現像剤が前記キャリア捕集ローラに接触するように配設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記現像ローラと前記キャリア捕集ローラとのギャップが、前記キャリア捕集ローラが設置されていないと仮定したときに前記磁極によって前記現像ローラ上に担持される現像剤の高さの55%以上になるように形成されたことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記キャリア捕集ローラは、前記現像ローラに対向する磁極の法線方向磁束密度が150ガウス以下になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 前記トナーは、カーボンブラックを含有しないことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 装置に設置された回転部材の回転力によって揺動するとともに、前記キャリア捕集ローラに連結されたワンウェイクラッチを具備する揺動部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像装置。
  8. 画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、
    請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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