JP2024008822A - 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像装置およびそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Kiyotaka Kobayashi
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Abstract

【課題】規制ブレードの裏面側での現像剤凝集物の発生を長期間に亘って抑制可能な現像装置およびそれを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】現像装置は、磁性一成分現像剤を収納する筐体と、現像剤担持体と、規制ブレードと、磁石部材と、ブレードマグネットと、現像剤規制ガイドと、を備える。現像剤規制ガイドは非磁性材料で形成され、画像形成時の現像剤担持体の回転方向である正方向に対し規制ブレードの上流側に配置される。現像剤規制ガイドは、規制ブレードの現像剤担持体側の端部を起点とし、上流側に向けて現像剤担持体から遠ざかる方向に傾斜するガイド面を有する。規制ブレードおよびブレードマグネットと現像剤規制ガイドとの間には隙間が設けられている。現像装置は、非画像形成時に現像剤担持体を逆方向に回転させて規制部に滞留した現像剤を除去する現像剤除去モードを実行可能である。【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ等の画像形成装置に用いる現像装置およびそれを備えた画像形成装置に関し、特に、磁性一成分現像方式において現像ローラーと規制ブレードとの隙間への現像剤の詰まりを抑制する方法に関するものである。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置における現像方式として、トナーおよび磁性キャリアから成る二成分現像剤を用いる二成分現像方式と、非磁性或いは磁性を帯びたトナーのみから成る一成分現像剤を用いる一成分現像方式とがある。
磁性トナーから成る磁性一成分現像剤を用いる磁性一成分現像方式では、現像ローラー(現像剤担持体)の内部に複数の磁極を備えたマグネット体を配置し、磁気的担持力を利用して現像容器内のトナーを現像ローラー上に担持した後、規制ブレードを用いて層厚規制を行うことにより現像ローラー上にトナー薄層を形成し、現像位置において感光体ドラムへトナーを飛翔させる。また、現像ローラー上のトナー薄層の安定性の確保およびトナーへの帯電付与性能の向上のために、規制ブレードの側面にブレードマグネットを取り付けることにより規制ブレード先端の磁力を高める方法も知られている。
規制ブレードと現像ローラーとの隙間(規制部)にトナーを搬送してトナー薄層を形成する際、余剰のトナーは規制ブレードの裏面側(現像ローラーの回転方向の上流側)に堆積してしまう。このトナーの堆積の影響により、規制ブレードと現像ローラーの間でトナーが凝集し、トナーが規制部を通過し難くなって規制ブレードにかかる圧力(ブレード圧)が高くなる。特に、規制ブレードにブレードマグネットを取り付けると、ブレードマグネットの周辺および規制ブレードの先端に凝集トナーが発生し易くなる。
また、ブレードマグネットへの凝集トナーの付着によって磁力線の方向が安定しなくなり、規制部にかかる磁力の方向が変化する。その結果、現像ローラーの外周面に均一なトナー薄層の形成ができなくなり、画像濃度ムラが発生し易くなる。さらに、凝集トナーが規制部に噛み込んでトナー薄層に周方向の筋(薄層筋)が発生し、ベタ画像やハーフ画像に白或いはグレーの縦筋が発生し易くなる。
特許文献1には、磁界発生部材を内包し、トナーを搬送する回転スリーブと、回転スリーブの外周面上に形成されるトナー層の厚みを規制する層厚規制部材と、層厚規制部材の回転スリーブの回転方向上流側の側面に取付けられたマグネットと、層厚規制部材若しくはマグネットの回転スリーブ側の端部を起点とし、回転スリーブの回転方向上流側に向けて回転スリーブから遠ざかる方向に形成された非磁性部材からなる壁体と、を備える現像装置が開示されている。
特開2005-99486号公報
特許文献1の構成によれば、回転スリーブの回転によって層厚規制部材に向かうトナーの一部が壁体に遮られて押し戻される。その結果、マグネットとトナーが直接接触する面積が減ると共に、マグネットからの距離が遠くなることによりトナーに作用する磁力が弱くなるため、マグネットの側面や端部へのトナーの付着を防止し、層厚規制部材の裏面側におけるトナーの入れ替わりを促進することができる。
しかしながら、特許文献1のように壁体を設ける構成としても、現像装置を長期間駆動させることによって規制ブレードの裏面側にトナーが徐々に堆積してしまい、凝集トナーが規制部に噛み込んで薄層筋等の不具合が発生するという問題点があった。また、一旦凝集トナーが規制部に噛み込んでしまうと元の状態に戻すのが困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑み、規制ブレードの裏面側での現像剤凝集物の発生を長期間に亘って抑制可能な現像装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、筐体と、現像剤担持体と、規制ブレードと、磁石部材と、ブレードマグネットと、現像剤規制ガイドと、を備え、像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置である。筐体は、磁性を有するトナーのみからなる磁性一成分現像剤を収納する。現像剤担持体は、筐体に回転可能に支持され、外周面に現像剤を担持する。規制ブレードは、磁性材料で形成され、現像剤担持体に対し所定の間隔を隔てて配置され、現像剤担持体上に担持された現像剤の層厚を規制する規制部を形成する。磁石部材は、現像剤担持体の内部に回転不能に固定され、現像剤担持体の周方向に沿って配置される複数の磁極を有する。ブレードマグネットは、画像形成時における現像剤担持体の回転方向である正方向に対し規制ブレードの上流側に固定され、規制ブレードの先端に磁極を誘起する。現像剤規制ガイドは、非磁性材料で形成され、正方向に対し規制ブレードの上流側に配置され、規制ブレードの上流側における現像剤の堆積を抑制する。現像剤規制ガイドは筐体に固定されており、規制ブレードの現像剤担持体側の端部を起点とし、上流側に向けて現像剤担持体から遠ざかる方向に傾斜するガイド面を有する。規制ブレードおよびブレードマグネットと現像剤規制ガイドとの間には隙間が設けられている。現像装置は、非画像形成時に現像剤担持体を正方向と反対方向である逆方向に回転させて、規制部に滞留した現像剤を除去する現像剤除去モードを実行可能である。
本発明の第1の構成によれば、規制部に供給されてくる現像剤のうち、規制部に到達しない余剰分が現像剤規制ガイドのガイド面に沿って規制ブレードと反対方向に移動する。これにより、余剰の現像剤を円滑に戻すことができ、規制ブレードの裏面側でのトナーの滞留を抑制することができる。また、非画像形成時に現像剤担持体を逆回転させる現像剤除去モードを実行することにより、仮に凝集した現像剤が規制部に噛み込んだとしても、凝集した現像剤が現像剤担持体に連れ回りして規制部から除去される。さらに、規制ブレードおよびブレードマグネットと現像剤規制ガイドとの間に隙間が設けられているため、現像剤担持体を逆回転させたときに現像剤規制ガイドに加わる負荷が低減され、現像剤規制ガイドと規制ブレードおよびブレードマグネットとの位置関係も安定する。
本発明の一実施形態に係る現像装置4を備えた画像形成装置100の概略断面図 本発明の第1実施形態に係る現像装置4の平面図(図2(a))および正面断面図(図2(b)) 第1実施形態の現像装置4の側面断面図 第1実施形態の現像装置4における現像ローラー25周辺の拡大図 図4における現像ローラー25および規制ブレード29周辺を軸方向と垂直な方向から見た断面拡大図 第1実施形態の現像装置4を駆動したときの規制ブレード29周辺のトナーの動きを示す断面拡大図 画像形成装置100に用いられる制御経路の一例を示すブロック図 本発明の第2実施形態に係る現像装置4を駆動したときの規制ブレード29周辺のトナーの動きを示す断面拡大図 本発明の第3実施形態に係る現像装置4の規制ブレード29周辺の構成を示す断面拡大図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る現像装置4を備えた画像形成装置100の概略断面図である。画像形成装置(例えばモノクロプリンター)100では、印刷動作を行う場合、画像形成装置100内の画像形成部9において、パーソナルコンピューター(以下、パソコンという)等の上位機器(図示せず)から送信された原稿画像データに基づく静電潜像が形成され、現像装置4により静電潜像にトナーが付着されてトナー像が形成される。現像装置4へのトナーの供給はトナーコンテナ5から行われる。画像形成装置100では、感光体ドラム1を図1において時計回り方向に回転させながら、感光体ドラム1に対する画像形成プロセスが実行される。
画像形成部9には、感光体ドラム1の回転方向(時計回り方向)に沿って、帯電装置2、露光ユニット3、現像装置4、転写ローラー6、クリーニング装置7、および除電装置(図示せず)が配設されている。感光体ドラム1は、例えばアルミドラムの表面(外周面)に感光層が積層されたものである。感光体ドラム1の表面(外周面)は、帯電装置2によって均一に帯電される。そして、後述する露光ユニット3からの光ビームを受けた表面に、帯電を減衰させた静電潜像を形成する。なお、上記の感光層は、特に限定するものではないが、例えば耐久性に優れるアモルファスシリコン(a-Si)等が好ましい。
帯電装置2は、感光体ドラム1の表面を均一に帯電させる。帯電装置2は、例えば細いワイヤー等を電極として高電圧を印加することにより放電するコロナ放電装置が用いられる。なお、コロナ放電装置に代えて、帯電ローラーに代表される帯電部材を感光体ドラム1の表面に接触させた状態で電圧を印加する接触式の帯電装置を用いても良い。露光ユニット3は、画像データに基づいて光ビーム(例えばレーザービーム)を感光体ドラム1に照射し、感光体ドラム1の表面に静電潜像を形成する。
現像装置4は、感光体ドラム1の静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。なお、本実施形態では磁性トナーのみから成る磁性一成分現像剤(以下、単にトナーともいう)が現像装置4に収容されている。また、現像装置4の詳細については後述する。クリーニング装置7は、感光体ドラム1の長手方向(図1の紙面と垂直な方向)に線接触するクリーニングローラーやクリーニングブレード等を備えており、トナー像が用紙に移行(転写)された後に、感光体ドラム1の表面に残留したトナーを除去する。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム1に向けて、用紙収容部10から用紙が用紙搬送路11およびレジストローラー対13を経由して所定のタイミングで画像形成部9に搬送される。転写ローラー6は、感光体ドラム1に接触してニップ部(転写ニップ部)を形成し、感光体ドラム1の表面に形成されたトナー像を乱さずに、転写ニップ部を通過する用紙に移行(転写)させる。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、クリーニング装置7により感光体ドラム1表面の残留トナーが除去され、除電装置により残留電荷が除去される。
トナー像が転写された用紙は感光体ドラム1から分離され、定着装置8に搬送されて加熱および加圧されることで用紙にトナー像が定着される。定着装置8を通過した用紙は、排出ローラー対14を通過して用紙排出部15に排出される。
図2(a)、(b)は、本発明の第1実施形態に係る現像装置4の平面図および正面断面図である。図3は、第1実施形態の現像装置4の側面断面図である。なお、図2(a)では便宜上、上面カバーを取り外して内部が見える状態を表している。図2および図3に示すように、現像装置4は、ハウジング20と、第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24と、現像ローラー25と、規制ブレード29と、トナー規制ガイド35と、を備える。
ハウジング20は、磁性一成分現像剤(トナー)を収納する。ハウジング20内はハウジング20と一体形成された仕切壁20aによって、第1貯留室21と第2貯留室22とに区画されている。第1貯留室21には第1攪拌スクリュー23が、第2貯留室22には第2攪拌スクリュー24が配設されている。
第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24は、それぞれ支軸(回転軸)の周囲に螺旋羽根を設けた構成になっており、互いに平行な状態でハウジング20に回転可能に軸支されている。なお、図2(a)に示すように、第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24の軸方向であるハウジング20の長手方向の両端部においては仕切壁20aが存在せず、第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24間でのトナーの受け渡しが可能となっている。これにより、第1攪拌スクリュー23は、第1貯留室21内のトナーを攪拌しながら矢印P方向へと搬送して第2貯留室22に搬送し、第2攪拌スクリュー24は、第2貯留室22に搬送されてきたトナーを攪拌しながら矢印Q方向へと搬送して現像ローラー25に供給する。
現像ローラー25は、感光体ドラム1(図1参照)の回転に応じて回転することで、感光体ドラム1の感光層にトナーを供給する。現像ローラー25の内部には複数の磁極を有する永久磁石から成るマグネット体27が固定されている。マグネット体27の磁力により現像ローラー25の表面にトナーを付着(担持)させて磁気ブラシを形成する。現像ローラー25は、第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24と平行な状態で、ハウジング20に回転可能に軸支されている。現像駆動モーター41(図7参照)から駆動入力ギア(図示せず)を介して回転駆動力が入力されると、現像ローラー25は回転するがマグネット体27は回転しない。
規制ブレード29は、その長手方向(図2の左右方向)が最大現像幅よりも大きく形成されている。規制ブレード29は、現像ローラー25と所定の間隔を隔てて配置されることにより、感光体ドラム1に供給するトナー量(トナー層厚)を規制する規制部30を形成する。規制ブレード29の材質としては、磁性体のSUS(ステンレス)等が用いられる。
第2攪拌スクリュー24に対向する第2貯留室22の側面には、ハウジング20内に貯留されるトナー量を検知するトナー量検知センサー(図示せず)が設けられている。このトナー量検知センサーの検知結果に応じて、トナーコンテナ5(図1参照)に貯留されたトナーがハウジング20の上部に設けられた現像剤供給口20bを介してハウジング20内に供給される。
現像ローラー25の回転軸にはDSコロ31a、31bが回転可能に外挿されている。DSコロ31a、31bは、感光体ドラム1の外周面の軸方向両端部に当接することにより現像ローラー25と感光体ドラム1との距離を厳密に規制している。DSコロ31a、31bにはベアリングが内蔵されており、感光体ドラム1に従動して回転することでドラム表面の摩耗を防止できる。
また、現像ローラー25の軸方向両端部にはハウジング20と現像ローラー25との隙間からのトナーの漏出を防止するための磁気シール部材33a、33bが配設されている。なお、図3では磁気シール部材33aのみを図示している。磁気シール部材33a、33bは、現像ローラー25と非接触の状態、即ち、現像ローラー25の外周面と所定の間隔(ギャップ)を隔てた状態で現像ローラー25の両端部に配設される。また、磁気シール部材33a、33bは、現像ローラー25を挟んで感光体ドラム1の反対側に配設されている。
画像形成時における現像ローラー25の回転方向(正回転方向、図3の反時計回り方向)に対し規制ブレード29の上流側(図3の右側)にはトナー規制ガイド35が配置されている。トナー規制ガイド35は、規制ブレード29の上流側におけるトナーの入れ替わりを促進してトナーの堆積を抑制する。トナー規制ガイド35の詳細な構成については後述する。
図4は、図3における現像ローラー25周辺の部分断面図である。図5は、図4における現像ローラー25および規制ブレード29周辺の拡大図である。図4に示すように、マグネット体27は、S1極27a、S2極27cと、N1極27b、N2極27dから成る4つの磁極27a~27dが金属製のシャフト27eに固定されている。
規制ブレード29の先端近傍にはブレードマグネット37が付設されている。ブレードマグネット37は、先端エッジが規制ブレード29の先端よりも内側(現像ローラー25の径方向外側)に配置されている。ブレードマグネット37は磁気シール部材33a、33bの間において規制ブレード29の長手方向(図2の左右方向)の略全域に亘って付設されている。ブレードマグネット37は、例えばラバーマグネットで形成されている。
本実施形態では、ブレードマグネット37はS極を下向きにして規制ブレード29に接触しており、規制ブレード29の先端にはN極が誘起される。これにより、マグネット体27のS2極(規制極)27cと規制ブレード29の先端との間で引き合う方向の磁界が発生する。
この磁界により、規制ブレード29と現像ローラー25との間(規制部30)にトナー粒子が連なった磁気ブラシが形成され、磁気ブラシが規制部30を通過することにより所望の高さに層規制される。その後、現像ローラー25が反時計回り方向に回転して磁気ブラシが感光体ドラム1に対向する領域(現像領域)に移動すると、N1極(主極)27bにより磁界が付与されるため、磁気ブラシは感光体ドラム1の表面に接触して静電潜像を現像する。
さらに現像ローラー25が反時計回り方向に回転すると、今度はS1極(搬送極)27aにより現像ローラー25の外周面に沿う方向の磁界が付与されて、磁気ブラシと共にトナー像の形成に使われなかったトナーが現像ローラー25上に回収される。さらに、S1極27aとN2極27dの間の欠損部分において磁気ブラシが現像ローラー25から離脱してハウジング20内に落下する。そして、第2攪拌スクリュー24により攪拌、搬送された後、N2極(汲上極)27dの磁界により再び現像ローラー25上に磁気ブラシが形成される。
トナー規制ガイド35は、ハウジング20の上面カバー20cからハウジング20内に延びるように固定されており、規制ブレード29の裏面側(画像形成時の現像ローラー25の回転方向の上流側)に対向配置されている。トナー規制ガイド35は側面視三角形状であり、規制ブレード29と反対側にガイド面35aを有する。ガイド面35aは、規制ブレード29の現像ローラー25側の端部(下端部)を起点とし、画像形成時の現像ローラー25の回転方向(正方向)の上流側に向かって現像ローラー25から遠ざかる方向に傾斜する傾斜面である。規制ブレード29およびブレードマグネット37とトナー規制ガイド35との間には隙間39が設けられている。
図1に示したようなS字状の用紙搬送経路(Sパス)を有する直接転写方式の画像形成装置100の場合、感光体ドラム1と転写ローラー6とのニップ部(転写ニップ部)を用紙が略水平に通過する。そのため、現像装置4は転写ニップ部の上流側において感光体ドラム1の側方から現像ローラー25が対向するように配置されることが多い。
現像装置4をこのように配置すると、現像装置4の規制ブレード29が現像ローラー25に対して略垂直に配置される。この構成では、第2攪拌スクリュー24および現像ローラー25の回転によって規制ブレード29の下方からトナーが供給されてくるため、磁気ブラシの形成に用いられなかったトナーが規制ブレード29の裏面側(上流側、図4の右側)の側面に沿って滞留し易くなる。
特に、低融点トナーを用いて高温環境下で連続印刷を行った場合、滞留したトナーが軟化してブロッキング(凝集)を起こす。凝集トナーが規制部30に噛み込んで穂詰まりが発生すると、薄層筋等の画像不具合が発生し易くなる。そこで、トナー規制ガイド35を設けることにより、規制ブレード29の裏面側に滞留する余剰トナーを第2攪拌スクリュー24の方向に搬送する経路を形成する。
図6は、第1実施形態の現像装置4を駆動したときの規制ブレード29周辺のトナーの動きを示す断面拡大図である。図6に示すように、規制ブレード29の下方から供給されてくるトナーTのうち、規制部30に到達しない余剰分がガイド面35aに沿って規制ブレード29と反対方向(第2貯留室22方向)に移動する。これにより、規制ブレード29の下方から供給されるトナーと干渉することなく、余剰のトナーを第2貯留室22に戻すことができる。
本実施形態のように規制ブレード29が略垂直に配置されている場合、トナー規制ガイド35のガイド面35aと水平面Sとの角度θは30°≦θ≦60°の範囲とすることが好ましい。θ<30°になると、ガイド面35aが水平に近づきすぎて規制部30にトナーを送り込む経路が狭くなり、トナーの搬送負荷になる。また、ガイド面35aでのトナーの凝集やトナー層の帯電不良が生じ易くなる。一方、θ>60°では規制部30に送り込まれる余剰トナーを規制する効果が低くなり、規制ブレード29の裏面側でトナーの滞留を抑制する効果が低下する。
また、規制部30でのトナー薄層の形成の妨げにならないように、トナー規制ガイド35の先端の位置は規制ブレード29の先端よりも上方(径方向外側)とする必要がある。さらに、トナー規制ガイド35自体にトナーが付着しないように、トナー規制ガイド35は、樹脂或いは非磁性金属等の非磁性材料で形成されている。
図7は、画像形成装置100に用いられる制御経路の一例を示すブロック図である。なお、画像形成装置100を使用する上で装置各部の様々な制御がなされるため、画像形成装置100全体の制御経路は複雑なものとなる。そこで、ここでは制御経路のうち、本発明の実施に必要となる部分を重点的に説明する。
現像駆動部40は、現像駆動モーター41、現像クラッチ42を備える。現像駆動モーター41は、第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24、および現像ローラー25を回転駆動する。現像クラッチ42は、現像駆動モーター41から第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24、および現像ローラー25へ入力される回転駆動力のON、OFFを行う。
電圧制御回路51は、帯電電圧電源52、現像電圧電源53、転写電圧電源54と接続され、制御部90からの出力信号によりこれらの各電源を作動させる。これらの各電源は電圧制御回路51からの制御信号によって、帯電電圧電源52は帯電装置2内のワイヤーに、現像電圧電源53は現像装置4内の現像ローラー25に、転写電圧電源54は転写ローラー6に、それぞれ所定の電圧を印加する。
画像入力部60は、画像形成装置100にパソコン等から送信される画像データを受信する受信部である。画像入力部60より入力された画像信号はデジタル信号に変換された後、一時記憶部94に送出される。
機内温湿度センサー61は、画像形成装置100内部の温度および湿度、特に現像装置4周辺の温度および湿度を検知するものであり、画像形成部9の近傍に配置される。
操作部70には、液晶表示部71、各種の状態を示すLED72が設けられており、画像形成装置100の状態を示したり、画像形成状況や印刷部数を表示したりするようになっている。画像形成装置100の各種設定はパソコンのプリンタードライバーから行われる。
制御部90は、中央演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)91、読み出し専用の記憶部であるROM(Read Only Memory)92、読み書き可能な記憶部であるRAM(Random Access Memory)93、一時的に画像データ等を記憶する一時記憶部94、カウンター95、画像形成装置100内の各装置に制御信号を送信したり操作部70からの入力信号を受信したりする複数(ここでは2つ)のI/F(インターフェイス)96を少なくとも備えている。
ROM92には、画像形成装置100の制御用プログラムや、制御上の必要な数値等、画像形成装置100の使用中に変更されることがないようなデータ等が収められている。RAM93には、画像形成装置100の制御途中で発生した必要なデータや、画像形成装置100の制御に一時的に必要となるデータ等が記憶される。
一時記憶部94は、パソコン等から送信される画像データを受信する画像入力部60より入力され、デジタル信号に変換された画像信号を一時的に記憶する。カウンター95は、印刷枚数を累積してカウントする。
また、制御部90は、画像形成装置100における各部分、装置に対し、CPU91からI/F96を通じて制御信号を送信する。また、各部分、装置からその状態を示す信号や入力信号がI/F96を通じてCPU91に送信される。制御部90が制御する各部分、装置としては、例えば、定着装置8、画像形成部9、現像駆動部40、電圧制御回路51、画像入力部60、操作部70等が挙げられる。
前述したように、現像駆動部40によって第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24、および現像ローラー25が回転駆動され、規制部30にトナーが搬送されて現像ローラー25の外周面にトナー薄層が形成される。このとき、規制部30を通過しなかった余剰のトナーは規制ブレード29の裏面側(現像ローラー25の回転方向上流側)に滞留する。
トナー規制ガイド35を設けることによりトナーの滞留の改善は見込めるが、一旦凝集トナーが規制部30に噛み込むと、そのままでは噛み込んだ状態が改善されないため、規制部30および規制ブレード29の裏面側の凝集トナーをリセット(除去)する必要がある。そこで、本実施形態では、非画像形成時に現像ローラー25を画像形成時の回転方向(正方向)と反対方向(逆方向)に回転させ、規制部30および規制ブレード27の裏面側に滞留したトナー(現像剤)を除去する現像剤除去モードを実行する。
これにより、仮に凝集トナーが規制部30に噛み込んでいたとしても、凝集トナーに現像ローラー25の逆回転方向の力が作用する。その結果、凝集トナーが現像ローラー25に連れ回りして規制部30から除去される。凝集トナーは、現像ローラー25の逆回転によってさらに下方に移動し、ハウジング20(第2貯留室22)内のトナーに取り込まれて回収される。
このとき、ブレードマグネット37の先端エッジが規制ブレード29の先端よりも内側(現像ローラー25の径方向外側)に配置されているため、規制部30に噛み込んだ凝集トナーを除去し易くなる。
現像剤除去モードの実行時に現像ローラー25を逆回転させると、現像ローラー25に連れ回りして移動する凝集トナーにブレードマグネット37が押圧される。ブレードマグネット37がラバーマグネットで形成されていると、凝集トナーに押圧されたときに変形し易い。このとき、仮に規制ブレード29およびブレードマグネット37とトナー規制ガイド35が接触していると、トナー規制ガイド35に押圧力が作用し、トナー規制ガイド35の位置が変化するおそれがある。トナー規制ガイド35の位置が変化すると、規制ブレード29およびブレードマグネット37との位置関係も変化する。その結果、トナー規制ガイド35による余剰トナーの規制効果が低くなり、規制ブレード29の裏面側でトナーの滞留を抑制する効果も低下する。
そこで、本実施形態ではトナー規制ガイド35をハウジング20に固定するとともに、規制ブレード29およびブレードマグネット37とトナー規制ガイド35との間に隙間39を設けている。この構成により、現像ローラー25を逆回転させたときにトナー規制ガイド35に加わる負荷が低減され、トナー規制ガイド35と規制ブレード29およびブレードマグネット37との位置関係も安定する。
現像剤除去モードの実行タイミングは特に限定されるものではないが、凝集トナーの発生レベルは現像装置4の駆動時間と相関しており、現像装置4の駆動時間が長くなるほど凝集発生レベルは高くなる。そこで、前回の現像剤除去モードの実行タイミングからの累積印刷枚数または現像装置4の累積駆動時間が所定値に到達する毎に現像剤除去モードを実行することにより、トナーの凝集を抑制し、画像不具合を効果的に防止することができる。
さらに、機内温湿度センサー61の検知結果に応じて現像剤除去モードの実行頻度を変更することもできる。即ち、機内温度が高温になるほど現像剤除去モードの実行頻度を多く(インターバルを短く)することで、トナーの凝集を抑制し、画像不具合を効果的に防止することができる。
なお、機内温湿度センサー61に代えて、画像形成装置100外部の温度(機外温度)を検知する機外温度センサーを設け、機外温度センサーにより検知された機外温度に応じて現像剤除去モードの実行頻度を変更してもよい。
さらに、現像装置4の駆動時間が長くなる条件では、現像ローラー25が連続して駆動するため現像ローラー25を逆回転させるタイミングがない。そこで、現像装置4の連続駆動時間が所定の閾値以上であった場合は、現像剤除去モードの実行時に現像ローラー25の逆回転動作を複数回行うこととする。
このようにすれば、規制ブレード29の裏面におけるトナーの滞留、およびそれに伴う薄層筋の発生を効果的に抑制することができる。また、連続駆動時間が一定以上となる毎に、現像装置3の駆動を止めて現像剤除去モードを実行する場合に比べて、画像形成効率(生産性)の低下を抑制することができる。
さらに、機内温度または機内湿度の少なくとも一方が一定値以上であるとき等の、トナーの流動性が悪化する条件やトナー帯電量が高くなる条件では、現像ローラー25の逆回転を複数回行う際のトリガーとなる連続駆動時間の閾値を小さくしたり、現像ローラー25の逆回転回数を増やしたりすることが好ましい。
図8は、本発明の第2実施形態に係る現像装置4を駆動したときの規制ブレード29周辺のトナーの動きを示す断面拡大図である。本実施形態では、トナー規制ガイド35と規制ブレード29およびブレードマグネット37との隙間39に弾性部材80を配置している。現像装置4の他の部分の構成は第1実施形態と同様である。
第1実施形態のように規制ブレード29およびブレードマグネット37とトナー規制ガイド35との間に隙間39を設けた場合、現像ローラー25を逆回転させたときの負荷を低減できるものの、隙間39にトナーが入り込んで堆積し、トナー規制ガイド35によるトナー滞留抑制効果が低減する。
そこで、図8に示すように、隙間39を埋めるように弾性部材80を配置している。この構成により、隙間39にトナーTが入り込んで堆積するおそれがなく、トナー規制ガイド35によるトナー滞留抑制効果を長期間に亘って維持することができる。
弾性部材80の材質としては、例えばスポンジやポロン(登録商標)等の多孔質弾性材料が挙げられる。規制部30にトナーを送り込む経路が狭くならないように、弾性部材80の先端の位置は規制ブレード29およびトナー規制ガイド35の先端よりも上方(現像ローラー25の径方向外側)とする必要がある。
また、弾性部材80の厚みが厚すぎると、規制ブレード29とトナー規制ガイド35との間隔が大きくなってトナー規制ガイド35によるトナーの滞留抑制効果が弱くなり、規制部30へ送り込まれるトナーに対する負荷(ストレス)にもなる。そのため、弾性部材80の厚みは3mm以下であることが好ましい。
また、規制ブレード29の裏面側でのトナーの滞留が完全に解消されてしまうと、規制部30へ供給されるトナーの尤度(マージン)が無くなる。そのため、高印字率の画像を連続して現像した場合にトナー供給量が不足して画像濃度ムラ等の問題が発生する。そこで、弾性部材80の厚みを調整することにより、規制ブレード29の裏面側でのトナーの滞留量をコントロールすることができ、薄層筋の発生と画像濃度ムラの両方を抑制可能となる。具体的には、弾性部材80の厚みを厚くするとトナーの滞留量が増加し、弾性部材80の厚みを薄くするとトナーの滞留量が減少する。
図9は、本発明の第3実施形態に係る現像装置4の規制ブレード29周辺の構成を示す断面拡大図である。本実施形態では、ブレードマグネット37の上方に弾性部材80を配置している。また、トナー規制ガイド35の規制ブレード29との対向面に突起35bを設け、弾性部材80と突起35bとを接触させている。現像装置4の他の部分の構成は第2実施形態と同様である。
第2実施形態のように、トナー規制ガイド35とブレードマグネット37の対向面に弾性部材80を配置した場合、現像ローラー25を逆回転させる現像剤除去モードを実行すると、トナー規制ガイド35に作用する押圧力が弾性部材80を介してブレードマグネット37を押圧する。その結果、トナー規制ガイド35と規制ブレード29およびブレードマグネット37との位置関係も変化するため、トナー規制ガイド35による余剰トナーの規制効果が低くなり、規制ブレード29の裏面側でトナーの滞留を抑制する効果も低下する。
そこで、本実施形態では、弾性部材80をブレードマグネット37の上方において規制ブレード29に貼り付け、規制ブレード29とトナー規制ガイド35の貼り付け面にトナーが進入しない構造としている。また、ガイドの一部に突起35bを作成し、突起35bと弾性部材80とが接触する構成としている。
上記の構成によれば、隙間39にトナーが入り込んで堆積する不具合を弾性部材80によって抑制することができる。また、ブレードマグネット37に弾性部材80およびトナー規制ガイド35が接触しないため、現像ローラー25を逆回転させたときにトナー規制ガイド35に加わる負荷がブレードマグネット37に伝達されない。そのため、規制ブレード29およびブレードマグネット37の位置関係も安定する。
トナー規制ガイド35の先端の位置は、ブレードマグネット37の先端よりも上方(径方向外側)にあることが好ましい。トナー規制ガイド35の先端とブレードマグネット37の先端との距離D1は0<D1<5[mm]を満たすことが好ましく、0<D1<3[mm]を満たすことがより好ましい。
また、トナー規制ガイド35とブレードマグネット37との隙間39が大きくなると、隙間39にトナーが堆積し、トナー規制ガイド35によるトナー滞留抑制効果が低減する。隙間39の寸法D2は0<D2<5[mm]を満たすことが好ましく、0.1<D2<2[mm]を満たすことがより好ましい。
その他本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記各実施形態においては、マグネット体27は2つのN極と2つのS極を有する4極構成であるが、本発明は、5極構成、或いは3極構成のマグネット体27にも同様に適用可能である。
また、上記各実施形態では、画像形成装置100として図1に示したようなモノクロプリンターを例に挙げて説明したが、本発明はモノクロプリンターに限らず、カラープリンタ、カラー複写機、モノクロおよびカラー複合機等、磁性一成分現像方式の現像装置を用いる画像形成装置に適用可能である。
本発明は、磁性一成分現像剤を用いる現像装置に利用可能である。本発明の利用により、高温環境下で連続印刷を行った場合でもトナー規制部での凝集トナーの詰まりによる薄層筋を抑制可能な現像装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することができる。
1 感光体ドラム
4 現像装置
6 転写ローラー(転写部材)
9 画像形成部
20 ハウジング(筐体)
23 第1攪拌スクリュー
24 第2攪拌スクリュー
25 現像ローラー(現像剤担持体)
27 マグネット体(磁石部材)
29 規制ブレード
30 規制部
35 トナー規制ガイド(現像剤規制ガイド)
35a ガイド面
35b 突起
37 ブレードマグネット
39 隙間
80 弾性部材
90 制御部
100 画像形成装置
T トナー

Claims (15)

  1. 磁性を有するトナーのみからなる磁性一成分現像剤を収納する筐体と、
    前記筐体に回転可能に支持され、外周面に前記現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に対し所定の間隔を隔てて配置され、前記現像剤担持体上に担持された前記現像剤の層厚を規制する規制部を形成する磁性材料で形成された規制ブレードと、
    前記現像剤担持体の内部に回転不能に固定され、前記現像剤担持体の周方向に沿って配置される複数の磁極を有する磁石部材と、
    画像形成時における前記現像剤担持体の回転方向である正方向に対し前記規制ブレードの上流側に固定され、前記規制ブレードの先端に磁極を誘起するブレードマグネットと、
    前記正方向に対し前記規制ブレードの上流側に配置され、前記規制ブレードの前記上流側における前記現像剤の堆積を抑制する非磁性材料で形成された現像剤規制ガイドと、
    を備え、像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置において、
    前記現像剤規制ガイドは前記筐体に固定されており、前記規制ブレードの前記現像剤担持体側の端部を起点とし、前記上流側に向けて前記現像剤担持体から遠ざかる方向に傾斜するガイド面を有し、
    前記規制ブレードおよび前記ブレードマグネットと前記現像剤規制ガイドとの間には隙間が設けられており、
    非画像形成時に前記現像剤担持体を前記正方向と反対方向である逆方向に回転させて、前記規制部に滞留した前記現像剤を除去する現像剤除去モードを実行可能であることを特徴とする現像装置。
  2. 前記規制ブレードは、前記現像剤担持体に対して略垂直に配置されることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記ガイド面の水平面に対する角度が30°~60°であることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記ブレードマグネットと前記現像剤規制ガイドとの前記隙間を埋めるように弾性部材が配置されることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  5. 前記弾性部材の先端は、前記規制ブレードおよび現像剤規制ガイドの先端よりも前記現像剤担持体の径方向外側に配置されることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記弾性部材の厚みが3mm以下であることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  7. 前記弾性部材は、前記ブレードマグネットよりも前記現像剤担持体の径方向外側において前記規制ブレードに固定されており、
    前記現像剤規制ガイドは、前記規制ブレードとの対向面に突起が設けられ、前記弾性部材と前記突起とが接触していることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  8. 前記現像剤規制ガイドの先端は、前記規制ブレードの先端よりも前記現像剤担持体の径方向外側に配置されており、
    前記現像剤規制ガイドの先端と前記ブレードマグネットの先端との距離D1が0<D1<5[mm]を満たすことを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
  9. 前記弾性部材と前記突起とが接触している状態で、前記隙間の寸法D2が0<D2<5[mm]を満たすことを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
  10. 前記弾性部材は、多孔質弾性材料で形成されていることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  11. 表面に感光層が積層された像担持体と、
    前記像担持体の前記感光層に形成された前記静電潜像をトナー像に現像する請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の現像装置と、
    を備えた画像形成装置。
  12. 前記像担持体に接触して転写ニップ部を形成し、前記転写ニップ部を通過する記録媒体に前記像担持体に形成された前記トナー像を転写する転写部材と、
    前記記録媒体が前記転写ニップ部を水平に通過するS字状の記録媒体搬送路と、
    を有する請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記現像装置を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記現像装置の累積駆動時間が所定値に到達する毎に、前記現像剤除去モードを実行することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御部は、前記現像装置の連続駆動時間が所定の閾値以上であるとき、前記現像剤除去モードの実行時に前記現像剤担持体の逆回転動作を複数回行うことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 装置内部の温度および湿度を検知する温湿度検知センサーを備え、
    前記制御部は、前記温湿度検知センサーによって検知された装置内部の温度および湿度の少なくとも一方が一定値以上であるとき、前記閾値を小さくするか、若しくは前記現像剤担持体の逆回転回数を増加させることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
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