JP2023114003A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023114003A
JP2023114003A JP2022016030A JP2022016030A JP2023114003A JP 2023114003 A JP2023114003 A JP 2023114003A JP 2022016030 A JP2022016030 A JP 2022016030A JP 2022016030 A JP2022016030 A JP 2022016030A JP 2023114003 A JP2023114003 A JP 2023114003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
toner
developing device
image forming
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022016030A
Other languages
English (en)
Inventor
誠 江木
Makoto Egi
貴彦 村田
Takahiko Murata
尚史 三宅
Hisafumi Miyake
正之 藤島
Masashi Fujishima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2022016030A priority Critical patent/JP2023114003A/ja
Publication of JP2023114003A publication Critical patent/JP2023114003A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】磁性一成分現像方式におけるインストールモード終了直後の現像剤の凝集による画像不具合の発生を効果的に抑制可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、像担持体と、現像装置と、現像剤貯留容器と、制御部と、を備える。現像装置は、現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤を攪拌しながら搬送する攪拌搬送部材と、現像剤担持体上に担持された現像剤の層厚を規制する規制部材と、を備える。制御部は、印刷動作により消費された現像剤量に応じて現像剤貯留容器から現像装置へ現像剤を補給する通常補給と、通常補給よりも多量の現像剤を現像剤貯留容器から現像装置へ補給するとともに現像剤担持体を正方向に所定時間回転させるインストールモードと、を実行可能であり、インストールモードの実行直後に、現像剤担持体を正方向と反対方向に逆回転させる現像剤除去動作を実行する。【選択図】図5

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に関し、特に、現像装置の現像ローラーと規制ブレードとの隙間への現像剤の詰まりを抑制する方法に関するものである。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置における現像方式としては、主として粉末の現像剤が使用され、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像を現像剤によって可視化(現像)し、その可視像(トナー像)を記録媒体上に転写した後、定着処理を行うプロセスが一般的である。
現像剤による現像方式として、磁性を帯びたトナーのみから成る一成分現像剤を用いる磁性一成分現像方式が知られている。磁性一成分現像方式は、現像ローラー(現像剤担持体)の内部に複数の磁極を備えた固定マグネットを配置し、磁気的担持力を利用して現像容器内のトナーを現像ローラー上に担持した後、規制ブレード(規制部材)を利用して層厚規制を行うことによりトナー薄層を形成し、現像位置において感光体ドラムへトナーを飛翔させる。
磁性一成分現像方式では、現像ローラー上のトナー層の安定性の確保およびトナーへの帯電付与性能の向上のために、規制ブレードの先端に十分な磁力が必要である。しかし、現像動作を継続して行うと、現像装置内で規制ブレードの周辺にトナーが軟凝集し易くなる。軟凝集したトナーは他の部分と磁気拘束力が異なるため、現像ローラー上のトナー層の乱れが発生する。その結果、ハーフトーン画像を出力した際に濃淡や白筋等の画像不具合が発生し易くなる。
そこで、特許文献1には、像担持体を停止した状態で、現像剤担持体を現像の際と逆方向に回転させることにより、現像剤規制部材に堆積したトナーが画像中に現像されないようにする画像形成装置が開示されている。
特開2009-258276号公報
磁性一成分現像剤を用いる一成分現像式の現像装置においては、ユーザーが現像装置を交換する場合、トナーコンテナから新品の現像装置内にトナーを初期充填(インストール)する方式が知られている。インストール時のトナーは流動性が低く、帯電量も不安定であるため規制ブレードでのトナーの軟凝集が発生しやすい。そのため、インストール直後の画像形成動作において画像不具合が発生しないように、インストール終了時にインストールでの軟凝集を解消しておく必要がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、磁性一成分現像方式におけるインストール直後の現像剤の凝集による画像不具合の発生を効果的に抑制可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、像担持体と、現像装置と、現像剤貯留容器と、制御部と、を備えた画像形成装置である。像担持体は、表面に感光層が形成される。現像装置は、磁性を有するトナーのみからなる磁性一成分現像剤を収容する現像容器と、現像容器に回転可能に支持され、外周面に現像剤を担持するとともに現像容器の開口部から露出して像担持体に対向する現像剤担持体と、現像容器に回転可能に支持され、現像容器内の現像剤を攪拌しながら搬送する1つ以上の攪拌搬送部材と、現像剤担持体に対し所定の間隔を隔てて配置され、現像剤担持体上に担持された現像剤の層厚を規制する規制部を形成する規制部材と、を備え、像担持体上に形成された静電潜像を現像する。現像剤貯留容器は、現像装置に補給するための現像剤を貯留する。制御部は、現像装置の駆動、および現像剤貯留容器から現像装置への現像剤の補給を制御する。制御部は、印刷動作により消費された現像剤量に応じて現像剤貯留容器から現像装置へ現像剤を補給する通常補給と、通常補給よりも多量の現像剤を現像剤貯留容器から現像装置へ補給するとともに現像剤担持体を画像形成時の回転方向である正方向に所定時間回転させるインストールモードと、を実行可能である。制御部は、インストールモードの実行直後に、現像剤担持体を正方向と反対方向に逆回転させて規制部材と現像剤担持体との間に滞留した現像剤を除去する現像剤除去動作を実行する。
本発明の第1の構成によれば、インストールモードの実行直後に現像剤担持体を逆回転させる現像剤除去動作を実行することにより、規制部付近に凝集した現像剤が、攪拌搬送部材周辺の現像剤と接触、混合されて確実にリセット(入れ替え)される。従って、規制部での現像剤の凝集を効果的に抑制することができ、インストールモード終了直後の印刷におけるハーフトーン画像の濃淡や白筋等の画像不具合を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の概略断面図 画像形成装置100に搭載される現像装置4の側面断面図 画像形成装置100に搭載されるトナーコンテナ5の側面断面図 本実施形態の画像形成装置100に用いられる制御経路の一例を示すブロック図 本実施形態の画像形成装置100において実行されるインストールモードの第1の制御例を示すフローチャート インストールモードの実行中における現像装置4の駆動状態を示す側面図 現像ローラー25の逆回転を行ったときの現像ローラー25および第2攪拌搬送スクリュー24付近の拡大図 本実施形態の画像形成装置100において実行されるインストールモードの第2の制御例を示すフローチャート 本実施形態の画像形成装置100において実行されるインストールモード終了後の現像剤除去動作の実行手順を示すフローチャート 本実施形態の画像形成装置100において実行されるインストール終了後の現像剤除去動作の実行間隔の設定手順を示すフローチャート
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の概略断面図である。画像形成装置(例えばモノクロプリンター)100では、印刷動作を行う場合、画像形成装置100本体内の画像形成部9において、不図示のパーソナルコンピューター(以下、パソコンと略す)から送信された原稿画像データに基づく静電潜像が形成され、現像装置4により静電潜像にトナーが付着されてトナー像が形成される。現像装置4へのトナーの供給はトナーコンテナ5から行われる。画像形成装置100では、感光体ドラム1を図1において時計回り方向に回転させながら、感光体ドラム1に対する画像形成プロセスが実行される。
画像形成部9には、感光体ドラム1の回転方向(時計回り方向)に沿って、帯電部2、露光ユニット3、現像装置4、転写ローラー7、クリーニング装置8、および除電装置(図示せず)が配設されている。感光体ドラム1は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものである。感光層は、特に限定されるものではないが、例えば耐久性に優れるアモルファスシリコン(a-Si)や、帯電時のオゾンの発生が少なく高解像度の画像が得られる有機感光層(OPC)等が好ましい。
帯電部2は、感光体ドラム1の表面の感光層を均一に帯電させる。例えば帯電部2として、細いワイヤー等を電極として高電圧を印加することにより放電するコロナ放電装置が用いられる。なお、コロナ放電装置に代えて、帯電ローラーに代表される帯電部材を感光体ドラム1の表面に接触させた状態で電圧を印加する接触式の帯電装置を用いても良い。露光ユニット3は、帯電部2により帯電された感光体ドラム1の表面に、画像データに基づいて光ビーム(例えばレーザービーム)を照射し、感光体ドラム1の表面に帯電を減衰させた静電潜像を形成する。
現像装置4は、感光体ドラム1の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。なお、ここでは磁性を有するトナー成分のみから構成される一成分現像剤(以下、単にトナーともいう)が現像装置4に収容されている。また、現像装置4の詳細については後述する。転写ローラー7は、感光体ドラム1の表面に形成されたトナー像を用紙搬送路11に沿って搬送される用紙に転写する。クリーニング装置8は、感光体ドラム1の長手方向に線接触するクリーニングローラーやブレード等を備えており、トナー像が用紙に転写された後に、感光体ドラム1の表面の残留トナーを除去する。
画像形成を行う場合、先ず帯電部2によって感光体ドラム1の表面を均一に帯電させる。そして、予め入力された画像データに基づいて露光ユニット3が感光体ドラム1上にレーザービーム(光線)を照射することで、感光体ドラム1の表面に画像データに基づく静電潜像を形成する。その後、現像装置4が静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。
上記のようにトナー像が形成された画像形成部9に向けて、用紙収容部10から用紙が用紙搬送路11およびレジストローラー対13を経由して所定のタイミングで搬送され、画像形成部9において転写ローラー7により感光体ドラム1の表面のトナー像が用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム1から分離され、定着部12に搬送されて加熱および加圧されることで用紙にトナー像が定着される。定着部12を通過した用紙は、排出ローラー対14を通過して用紙排出部15に排出される。
図2は、画像形成装置100に搭載される現像装置4の側面断面図である。図2では現像装置4を図1の背面側から見た状態を示しており、現像装置4内の構成部材の配置は図1と左右対称となっている。図2に示すように、現像容器20内には、現像容器20と一体形成された仕切壁20aによって第1搬送室21と第2搬送室22とが形成されている。第1搬送室21には第1攪拌搬送スクリュー23が、第2搬送室22には第2攪拌搬送スクリュー24が配設されている。現像容器20の上部にはトナー供給口20bが設けられており、現像容器20内のトナー量を検知するトナーセンサー26の検知結果に応じてトナーコンテナ5(図1参照)に貯留されたトナーが供給される。
第1攪拌搬送スクリュー23、第2攪拌搬送スクリュー24は、それぞれ支軸を中心とし、その周囲に螺旋羽を設けた構成になっており、互いに平行な状態で現像容器20に回転可能に軸支されている。なお、第1攪拌搬送スクリュー23、第2攪拌搬送スクリュー24の軸方向である現像容器20の長手方向(図2の紙面と垂直な方向)の両端部においては仕切壁20aが存在せず、第1搬送室21(第1攪拌搬送スクリュー23)と第2搬送室22(第2攪拌搬送スクリュー24)の間でのトナーの受け渡しが可能となっている。これにより、第1攪拌搬送スクリュー23は、第1搬送室21内のトナーを攪拌しながら所定方向(第1方向)に搬送して第2搬送室22に受け渡す。第2攪拌搬送スクリュー24は、第1搬送室21から第2搬送室22に受け渡されたトナーを攪拌しながら第1攪拌搬送スクリュー23と逆方向(第2方向)に搬送して現像ローラー25に供給する。
現像ローラー25は、第1攪拌搬送スクリュー23、第2攪拌搬送スクリュー24と平行な状態で現像容器20に回転可能に軸支されている。現像ローラー25の内部には複数の磁極を有する永久磁石から成る固定マグネット27が固定されている。この固定マグネット27の磁力により現像ローラー25の表面にトナーを付着(担持)させてトナー薄層を形成する。現像ローラー25は外周面の一部が現像容器20の開口部20cから露出しており、露出部分が感光体ドラム1(図1参照)に対向するように配置されている。
そして、トナー薄層の形成された現像ローラー25が感光体ドラム1の回転に応じて回転することで、感光体ドラム1の感光層にトナーを供給する。第1攪拌搬送スクリュー23、第2攪拌搬送スクリュー24、および現像ローラー25は、現像駆動モーター35(図4参照)およびギア列により所定の速度で回転駆動される。また、現像ローラー25の両端部には現像容器20と現像ローラー25との隙間からの現像剤の漏出を防止するための磁気シール部材28が配設されている。
規制ブレード29は、その長手方向が現像ローラー25の最大現像幅よりも大きく形成されており、現像ローラー25と所定の間隔を隔てて配置されることにより、感光体ドラム1に供給するトナー量を規制する規制部30を形成する。規制部30の隙間は0.2mm~0.4mm程度に設定される。規制ブレード29の材質としては、磁性体或いは非磁性体のSUS(ステンレス)等が用いられる。ここでは、磁性体の規制ブレード29に永久磁石31を装着して磁性を付与している。
固定マグネット27は、主極N1、規制極S1、搬送極S2、汲上極N2から成る複数(ここでは4つ)の磁極を有している。規制ブレード29には固定マグネット27の規制極S1が対向するため、規制ブレード29の先端に磁力線が集中し、規制部30に引き合う方向の磁界が発生する。
この磁界により、規制ブレード29と現像ローラー25との間にトナー粒子が連なった磁気ブラシ(トナー鎖)が形成される。磁気ブラシは規制部30を通過することにより層規制され、現像ローラー25上にトナー薄層が形成される。規制ブレード29を磁性ブレードとすることにより、規制部30の間隔だけでなく規制部30に発生する磁界によって規制力を高め、現像ローラー25上に数十μmのトナー薄層を形成する。
一方、トナー薄層の形成に用いられなかったトナーは規制ブレード29の上流側(図2の下側)の側面に沿って滞留する。その後、現像ローラー25が図2の時計回り方向に回転して磁気ブラシが感光体ドラム1に対向する位置に移動すると、磁気ブラシは固定マグネット27の主極N1により磁界が付与されて起立し、感光体ドラム1の表面に接触してトナー像を形成する。
さらに現像ローラー25が時計回り方向に回転すると、今度は搬送極S2により現像ローラー25の外周面に沿う方向の磁界が付与されて、磁気ブラシと共にトナー像の形成に使われなかったトナーが現像ローラー25上に回収される。さらに、搬送極S2と汲上極N2の間の欠損部分において磁気ブラシが現像ローラー25から離脱してハウジング20内に落下する。そして、第2攪拌搬送スクリュー24により攪拌、搬送された後、汲上極N2の磁界により再び現像ローラー25上に磁気ブラシが形成される。
図3は、現像装置4にトナーを補給するトナーコンテナ5の内部構成を示す側面断面図である。トナーコンテナ5は、トナーを貯留するコンテナ容器51と、補給スパイラル52と、撹拌パドル53と、を備える。
コンテナ容器51は、現像装置4のトナー供給口20b(図2参照)に対向するトナー送出口51aを備える。
補給スパイラル52は、コンテナ容器51内の底部に回転可能に設けられ、一端部がトナー送出口51aに対向している。補給スパイラル52は、回転軸52aと、回転軸52aの外周面に一定のピッチで螺旋状に形成された搬送羽根52bとで構成される。補給スパイラル52が所定方向(図3の反時計回り方向)に回転すると、トナー送出口51aに向かってトナーが搬送される。
攪拌パドル53は、回転軸53aと、回転軸53aから径方向に延び、且つ軸方向に展開するパドル状の攪拌羽根53bとで構成される。攪拌パドル53が所定方向(図3の反時計回り方向)に回転すると、コンテナ容器51内のトナーが攪拌される。補給スパイラル52および攪拌パドル53は、コンテナ駆動モーター37(図4参照)によって回転駆動される。
図4は、本実施形態の画像形成装置100に用いられる制御経路の一例を示すブロック図である。なお、画像形成装置100を使用する上で装置各部の様々な制御がなされるため、画像形成装置100全体の制御経路は複雑なものとなる。そこで、ここでは制御経路のうち、本発明の実施に必要となる部分を重点的に説明する。
画像入力部40は、画像形成装置100にパソコン等から送信される画像データを受信する。画像入力部40より入力された画像信号はデジタル信号に変換された後、一時記憶部94に送出される。
操作部70には、液晶表示部71、各種の状態を示すLED72が設けられており、画像形成装置100の状態を示したり、画像形成状況や印刷部数を表示したりするようになっている。画像形成装置100の各種設定はパソコンのプリンタードライバーから行われる。
その他、操作部70には、画像形成を開始するようにユーザーが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、画像形成装置100の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン等が設けられている。
送受信部80は、電話回線やインターネット回線を用いて外部との通信を行う。より詳細には、送受信部80はパソコン等の上位装置から送信される画像データを含む印刷コマンドを受信する。受信された画像データは一時記憶部94に記憶される。
制御部90は、中央演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)91、読み出し専用の記憶部であるROM(Read Only Memory)92、読み書き可能な記憶部であるRAM(Random Access Memory)93、一時的に画像データ等を記憶する一時記憶部94、カウンター95、画像形成装置100内の各装置に制御信号を送信したり操作部50からの入力信号を受信したりする複数(ここでは2つ)のI/F(インターフェイス)96、演算部97を少なくとも備えている。また、制御部90は、画像形成装置100内の任意の場所に配置可能である。
ROM92には、画像形成装置100の制御用プログラムや、制御上の必要な数値等、画像形成装置100の使用中に変更されることがないようなデータ等が収められている。RAM93には、画像形成装置100の制御途中で発生した必要なデータや、画像形成装置100の制御に一時的に必要となるデータ等が記憶される。また、RAM93(或いはROM92)には、後述する現像ローラー25の逆回転制御を実行する際に使用する、インストールモードの実行時からの累積印刷枚数や、現像駆動モーター35の累積駆動時間等も記憶される。一時記憶部94は、画像入力部40より入力され、デジタル信号に変換された画像信号を一時的に記憶する。カウンター95は、印刷枚数を累積してカウントする。
また、制御部90は、画像形成装置100における各部分、装置に対し、CPU91からI/F96を通じて制御信号を送信する。また、各部分、装置からその状態を示す信号や入力信号がI/F96を通じてCPU91に送信される。制御部90が制御する各部分、装置としては、例えば、画像形成部9、定着部12、現像駆動モーター35、コンテナ駆動モーター37、画像入力部40、操作部70、送受信部80等が挙げられる。
本実施形態の画像形成装置100では、現像装置4内のトナーが無くなった場合、現像装置4を取り外して未使用品の現像装置4に交換し、画像形成時にトナーを補給する場合(通常補給)よりも多量のトナーをトナーコンテナ5から現像装置4に供給する、インストールモードを実行する。或いは、現像装置4が交換されていない場合であっても、例えばトナーコンテナ5が交換されて新たなトナーが補給されたときトナーの帯電状態を安定させるためにインストールモードを実行することがある。
インストールモードでは、トナーコンテナ5から現像装置4に一定量のトナーを供給するとともに、第1攪拌搬送スクリュー23、第2攪拌搬送スクリュー24、および現像ローラー25を画像形成時と同方向(正方向)に一定時間回転させる。これにより、現像装置4内に供給されたトナーの帯電量を安定させる。
トナーインストール時に現像装置4に供給されるトナーは流動性が低く、帯電量も不安定である。そのため、上述したインストールモードを実行した場合、現像ローラー25の正回転が一定時間継続することにより規制部30に滞留したトナーが軟凝集を起こし、穂詰まりが発生する。そこで、本実施形態では、インストールモードの実行時に規制部30に滞留したトナー(現像剤)を除去する現像剤除去動作を実行可能としている。以下、現像剤除去動作について詳細に説明する。
現像剤除去動作は、非画像形成時に現像ローラー25を画像形成時と逆方向(図2の反時計回り方向)に所定量(所定角度)だけ回転させる。これにより、規制ブレード29の先端に付着した凝集トナーに現像ローラー25の回転方向の力が作用する。その結果、凝集トナーが規制ブレード29の先端から離脱する。規制ブレード29の先端から離脱した凝集トナーは現像ローラー25の逆回転によって第2搬送室22内のトナーと接触して混合されることにより現像ローラー25の表面から除去される。
このとき、現像ローラー25の逆回転角度が小さい(逆回転量が少ない)場合、トナー凝集物の除去効果が不十分となり、逆回転角度が大きい(逆回転量が多い)場合、現像ローラー25が露出する現像容器20の開口部20cからトナーが漏出するおそれがある。そこで、現像剤除去動作の実行時における現像ローラー25の逆回転角度(逆回転量)を規定することが好ましい。
具体的には、後述する図7に示すように、現像ローラー25の逆回転角度の上限値を、逆回転開始時における第2搬送室22内のトナーの存在領域の逆回転方向の下流端との対向位置R1(第1対向位置)が、現像容器20の開口部20cの下端縁20dまで移動する角度θ1とする。また、現像ローラー25の逆回転角度の下限値を、逆回転開始時における規制ブレード29との対向位置R2(第2対向位置)が、第2攪拌搬送スクリュー24の駆動停止状態において現像容器20の第2搬送室22に存在するトナーの上面(剤面)高さhまで移動する角度とする。
現像ローラー25の逆回転角度の上限値および下限値を上記のように規定することで、現像容器20の開口部20cからのトナーの漏出を防止しつつ、規制部30に軟凝集したトナーTgを効果的に除去可能となる。
図5は、本実施形態の画像形成装置100において実行されるインストールモードの第1の制御例を示すフローチャートである。必要に応じて図1~図4および後述する図6、図7を参照しながら、図5のステップに沿ってインストールモードの第1の制御例について説明する。
インストールモードが開始されると(ステップS1)、制御部90はトナーセンサー26により現像装置4内のトナー量を検知する(ステップS2)。トナーセンサー26の検知結果は制御部90に送信される。
次に、制御部90は、トナーセンサー26の検知結果に応じてトナーコンテナ5から現像装置4に所定量のトナーを供給する(ステップS3)。例えば、現像装置4内にトナーが検知されなかったときは、制御部90は、現像装置4が未使用品に交換されたものと判断し、コンテナ駆動モーター37に制御信号を送信してトナーコンテナ5から現像装置4に初期充填量のトナーを供給する。一方、現像装置4内にトナーが検知されたときは、制御部90は、トナーの帯電状態を安定させるためにインストールモードが実行されたものと判断し、コンテナ駆動モーター37に制御信号を送信して現像装置4内のトナー量が規定のレベルになるまでトナーを供給する。
制御部90は、トナーの供給と並行して現像装置4を正回転駆動する(ステップS4)。図6は、インストールモードの実行中における現像装置4の駆動状態を示す側面図である。制御部90は、現像駆動モーター35に制御信号を送信し、図6に示すように、第1攪拌搬送スクリュー23、第2攪拌搬送スクリュー24、現像ローラー25を画像形成時と同方向(正方向、図6の時計回り方向)に回転させる。この正回転駆動を所定時間継続することにより、現像装置4内のトナーの帯電量を印刷可能なレベルまで上昇させる。
次に、制御部90は、インストールモードが終了したか否かを判定する(ステップS5)。インストールモードが継続している場合は(ステップS5でNo)、ステップS3に戻りトナーの供給および現像装置4の正回転駆動を継続する。インストールモードが終了した場合は(ステップS5でYes)、現像ローラー25を逆回転させ(ステップS6)、処理を終了する。
図7は、現像ローラー25の逆回転を行ったときの現像ローラー25および第2攪拌搬送スクリュー24付近の拡大図である。図7に示すように、逆回転開始時における現像ローラー25の規制ブレード29との対向位置R2を、第2攪拌搬送スクリュー24の駆動停止状態における第2搬送室22内のトナーTの上面高さhまで逆回転させる。これにより、逆回転開始時に規制部30に存在する凝集トナーTgは、第2搬送室22内のトナーTと確実に接触、混合される。
図5に示した第1の制御例によれば、インストールモードの終了時に現像ローラー25を逆回転させることにより、図7に示すように、現像ローラー25の逆回転開始時に規制部30付近に軟凝集したトナーTgは、現像ローラー25が逆回転し、さらに逆回転後に再び正回転することによって、第2攪拌搬送スクリュー24周辺の搬送トナーTと接触、混合され、規制部30のトナーが確実にリセット(入れ替え)される。従って、規制部30でのトナーの凝集を効果的に抑制することができ、インストールモード終了直後の印刷におけるハーフトーン画像の濃淡や白筋等の画像不具合を抑制することができる。
図8は、本実施形態の画像形成装置100において実行されるインストールモードの第2の制御例を示すフローチャートである。必要に応じて図1~図4および図6、図7を参照しながら、図8のステップに沿ってインストールモードの第2の制御例について説明する。インストールモードが開始され、現像装置4内のトナー量を検出し、検知結果に応じてトナーコンテナ5から現像装置4に所定量のトナーを供給し、トナーの供給と並行して現像装置4を正回転駆動するまでのステップ(ステップS1~S4)は、図5に示した第1の制御例と同様である。
次に、制御部90は、トナーの供給および現像装置4の正回転駆動を開始してから所定時間(例えば10分)が経過したか否かを判定する(ステップS5)。所定時間が経過した場合は(ステップS5でYes)、図7に示したように現像ローラー25を逆回転させる(ステップS6)。所定時間が経過していない場合は(ステップS5でNo)、インストールモードが終了したか否かを判定する(ステップS7)。
インストールモードが継続している場合は(ステップS7でNo)、ステップS3に戻りトナーの供給および現像装置4の正回転駆動を継続する。そして、再び所定時間が経過した場合は(ステップS5でYes)現像ローラー25を逆回転させる(ステップS6)。上記のステップS3~S7をインストールモードが終了するまで繰り返す。インストールモードが終了した場合は(ステップS7でYes)、第1の制御例と同様に現像ローラー25を逆回転させて(ステップS8)、処理を終了する。
図8に示した第2の制御例によれば、インストールモードの終了時に加えてインストールモードの実行中においても所定時間毎に現像ローラー25の逆回転を入れることで、規制部30付近に軟凝集したトナーがインストールモード中にリセットされる。従って、トナーの軟凝集を発生させずにインストールモードを終了させることができ、インストールモード終了直後の印刷におけるハーフトーン画像の濃淡や白筋等の画像不具合をより一層効果的に抑制することができる。
ところで、上記のようにインストールモードの終了時に現像ローラー25を逆回転させて規制部30付近に軟凝集したトナーを除去しても、インストールモードの終了後に現像動作を継続して行うと、現像装置4内で規制部30周辺にトナーが軟凝集し易くなる。そこで、インストールモードの終了後においても、印刷枚数が所定枚数に到達する毎に、現像ローラー25を逆回転させて規制部30周辺に軟凝集したトナーをリセットする現像剤除去動作を実行することが好ましい。
図9は、本実施形態の画像形成装置100において実行されるインストールモード終了後の現像剤除去動作の実行手順を示すフローチャートである。必要に応じて図1~図4および図6、図7を参照しながら、図9のステップに沿ってインストールモード終了後の現像剤除去動作について説明する。
先ず、制御部90は印刷命令を受信したか否かを判定する(ステップS1)。印刷命令が受信されない場合は(ステップS1でNo)印刷待機状態を継続する。印刷命令を受信した場合は(ステップS1でYes)、印刷を実行する(ステップS2)。また、カウンター95によって直前の現像剤除去動作からの累積印刷枚数Nをカウントする(ステップS3)。
次に、制御部90は、印刷終了後に累積印刷枚数Nが閾値N1(例えば100枚)以上となったか否かを判定する(ステップS4)。N<N1である場合は(ステップS4でNo)ステップS1に戻り、印刷待機状態を継続する。
N≧N1である場合は(ステップS4でYes)、図7に示したように現像ローラー25を逆回転させる(ステップS5)。そして、Nをリセット(N=0)して(ステップS6)ステップS1に戻り、以後同様の手順を繰り返す。
次に、現像ローラー25を逆回転動作させるトリガーとなる、累積印刷枚数Nの閾値の決定方法について説明する。インストールモード終了直後のトナーは流動性が低く、帯電量も不安定である。そのため、規制部30でのトナーの軟凝集が発生し易い。その後、現像動作を行うにつれて現像容器20内のトナーが攪拌されて流動性も徐々に向上し、帯電量も安定してくる。
また、インストールモード終了後の経過時間が更に長くなると、今度は耐久印刷によるトナーの劣化に伴いトナーの流動性が低下し、再び規制部30でのトナーの軟凝集が発生し易くなる。
そこで、本実施形態では、インストールモード終了後の現像駆動時間が長くなると閾値を大きくする。即ち、現像駆動時間が長くなると現像ローラー25の逆回転動作の実行頻度を少なくする。また、インストールモード終了後の現像駆動時間が更に長くなると閾値を再び小さくする。即ち、現像駆動時間が更に長くなると現像ローラー25の逆回転動作の実行頻度を再び多くする。
図10は、本実施形態の画像形成装置100において実行されるインストールモード終了後の現像剤除去動作の実行間隔の設定手順を示すフローチャートである。図10の制御例では、インストールモード終了直後の累積印刷枚数Nの閾値をN1(=30[枚])とする。
先ず、制御部90は印刷命令を受信したか否かを判定する(ステップS1)。印刷命令が受信されない場合は(ステップS1でNo)印刷待機状態を継続する。印刷命令を受信した場合は(ステップS1でYes)、印刷を実行する(ステップS2)。また、トナーインストール終了後の現像駆動時間Tを計測する(ステップS3)。
次に、制御部90は、現像駆動時間Tが所定時間T1(第1の所定値、例えば1時間)以上となったか否かを判定する(ステップS4)。T<T1である場合は(ステップS4でNo)ステップS1に戻り、印刷待機状態を継続する。
T≧T1である場合は(ステップS4でYes)、次に現像駆動時間Tが所定時間T2(第2の所定値、例えば10時間)以上となったか否かを判定する(ステップS5)。T1≦T<T2である場合は(ステップS5でNo)、現像ローラー25の逆回転動作のトリガーとなる累積印刷枚数Nの閾値をN2(N2>N1、例えばN2=100[枚])に設定する(ステップS6)。そして、ステップS1に戻り、閾値N2を用いて図9に示したトナーインストール後の現像剤除去動作を実行する。
ステップS5においてT≧T2である場合は(ステップS5でYes)、現像ローラー25の逆回転動作のトリガーとなる累積印刷枚数Nの閾値をN1に設定する(ステップS7)。そして、現像剤除去動作の実行間隔の設定を終了し、それ以降は閾値N1を用いて図9に示したトナーインストール後の現像剤除去動作を実行する。
図9および図10に示した制御例によれば、規制部30でのトナーの軟凝集が発生し易いインストールモード終了直後においては現像ローラー25の逆回転動作のトリガーとなる累積印刷枚数Nの閾値がN1(=30[枚])に設定されるため、現像ローラー25の逆回転動作の実行頻度が高くなる。そのため、インストールモード終了直後における規制部30でのトナーの軟凝集を効果的に抑制することができる。
一方、インストールモード終了後の経過時間が長くなると、現像容器20内でのトナーの攪拌が進み、トナーの流動性も上昇して帯電量も安定する。そこで、インストールモード終了後の現像駆動時間が所定時間T1以上になると、累積印刷枚数Nの閾値をN2(=100[枚])に設定し、現像ローラー25の逆回転動作の実行頻度を低くする。これにより、現像ローラー25の逆回転動作の頻度を、規制部30でのトナーの軟凝集を抑制するために必要最小限の頻度として、画像形成効率(生産性)を極力低下させずに規制部30でのトナーの軟凝集を抑制することができる。
そして、インストールモード終了後の経過時間が更に長くなると、トナーの劣化に伴いトナーの流動性が低下し、規制部30でのトナーの軟凝集が発生し易くなる。そこで、インストールモード終了後の現像駆動時間が所定時間T2以上になると、累積印刷枚数Nの閾値を再びN1(=30[枚])に設定し、現像ローラー25の逆回転動作の実行頻度を高くする。これにより、耐久印刷によるトナーの劣化に起因するトナーの軟凝集を効果的に抑制することができる。
なお、図10では逆回転動作を実行する累積印刷枚数Nの閾値をN1からN2へ(或いはN2からN1へ)変更する際のトリガーとしてインストールモード終了後の現像駆動時間Tを用いたが、現像駆動時間に代えてインストールモード終了後の累積印刷枚数N′を用いることもできる。
ここで、印刷枚数と現像駆動時間との関係は、連続印刷であるか単発印刷(間欠印刷)であるかによって異なる。例えば、連続印刷の場合は2~3k[枚]で現像駆動時間Tが1時間となり、単発印刷の場合は1k[枚]で現像駆動時間Tが1時間となる。そのため、累積印刷枚数Nの閾値をN1からN2へ(或いはN2からN1へ)変更する際のトリガーとしてインストールモード終了後の累積印刷枚数N′を用いる場合は、連続印刷と単発印刷とで累積印刷枚数N′の閾値を変更することが好ましい。
また、図10ではインストールモード終了後の現像駆動時間が所定時間T2以上になると、逆回転動作を実行する累積印刷枚数Nの閾値をN2から再びN1に変更したが、閾値をN2よりも小さく、且つN1と異なる閾値に変更してもよい。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、現像装置4の現像ローラー25内に配置される固定マグネット27は2つのN極と2つのS極を有する4極構成であるが、本発明は、5極構成、或いは3極構成の固定マグネット27にも同様に適用可能である。
また、上記実施形態では現像容器20内のトナー量を検知するトナーセンサー26を設け、トナーセンサー26の検知結果に応じてトナーコンテナ5から現像装置4にトナーを供給(通常補給)する構成としたが、トナーセンサー26を用いないトナー補給方式であってもよい。具体的には、印刷動作により現像装置4内のトナーが消費されてトナーの嵩(体積)が減少すると、減少分に相当するトナーがトナーコンテナ5から現像装置4に補給される擦切り方式(体積補給方式)にも適用可能である。
また本発明は、図1に示したようなモノクロプリンターに限らず、デジタル或いはアナログ方式のモノクロ複写機、カラープリンター、カラー複写機、ファクシミリ等、磁性一成分現像方式の現像装置を備えた種々の画像形成装置に適用可能である。
本発明は、磁性一成分現像方式の現像装置を用いる画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、現像剤のインストール直後における規制部材周辺のトナー凝集による画像不具合の発生を効果的に抑制可能な画像形成装置を提供することができる。
1 感光体ドラム(像担持体)
4 現像装置
5 トナーコンテナ(現像剤貯留容器)
9 画像形成部
20 現像容器
20c 開口部
23 第1攪拌搬送スクリュー(攪拌搬送部材)
24 第2攪拌搬送スクリュー(攪拌搬送部材)
25 現像ローラー(現像剤担持体)
26 トナーセンサー(現像剤量検知センサー)
27 固定マグネット
29 規制ブレード(規制部材)
30 規制部
90 制御部
100 画像形成装置

Claims (5)

  1. 表面に感光層が形成された像担持体と、
    磁性を有するトナーのみからなる磁性一成分現像剤を収容する現像容器と、
    前記現像容器に回転可能に支持され、外周面に前記現像剤を担持するとともに前記現像容器の開口部から露出して像担持体に対向する現像剤担持体と、
    前記現像容器に回転可能に支持され、前記現像容器内の前記現像剤を攪拌しながら搬送する1つ以上の攪拌搬送部材と、
    前記現像剤担持体に対し所定の間隔を隔てて配置され、前記現像剤担持体上に担持された前記現像剤の層厚を規制する規制部を形成する規制部材と、
    を備え、前記像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置と、
    前記現像装置に補給するための前記現像剤を貯留する現像剤貯留容器と、
    前記現像装置の駆動、および前記現像剤貯留容器から前記現像装置への前記現像剤の補給を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    印刷動作により消費された前記現像剤量に応じて前記現像剤貯留容器から前記現像装置へ前記現像剤を補給する通常補給と、
    前記通常補給よりも多量の前記現像剤を前記現像剤貯留容器から前記現像装置へ補給するとともに前記現像剤担持体を画像形成時の回転方向である正方向に所定時間回転させるインストールモードと、を実行可能である画像形成装置において、
    前記制御部は、前記インストールモードの実行直後に、前記現像剤担持体を前記正方向と反対方向に逆回転させて前記規制部材と前記現像剤担持体との間に滞留した前記現像剤を除去する現像剤除去動作を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記インストールモードの実行中に所定時間が経過する毎に前記現像剤除去動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記インストールモードの終了後においても印刷枚数が所定枚数に到達する毎に前記現像剤除去動作を実行し、
    前記インストールモードの実行後の前記現像装置の累積駆動時間若しくは累積印刷枚数が第1の所定値に到達した後は前記現像剤除去動作の実行頻度を減少させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記累積駆動時間若しくは前記累積印刷枚数が前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値に到達した後は、再び前記現像剤除去動作の実行頻度を増加させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像剤除去動作における前記現像剤担持体の逆回転角度の上限値は、逆回転開始時に前記現像容器内の前記現像剤の存在領域の逆回転方向の下流端と対向する前記現像剤担持体の第1対向位置が前記開口部の端縁に移動するまでの角度であり、前記逆回転角度の下限値は、逆回転開始時に前記規制部材と対向する前記現像剤担持体の第2対向位置が、前記攪拌搬送部材の駆動停止状態において前記現像容器内の前記現像剤担持体の近傍に存在する前記現像剤の上面まで移動する角度であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2022016030A 2022-02-04 2022-02-04 画像形成装置 Pending JP2023114003A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022016030A JP2023114003A (ja) 2022-02-04 2022-02-04 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022016030A JP2023114003A (ja) 2022-02-04 2022-02-04 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023114003A true JP2023114003A (ja) 2023-08-17

Family

ID=87569028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022016030A Pending JP2023114003A (ja) 2022-02-04 2022-02-04 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023114003A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4878636B2 (ja) 画像形成装置
JP2006301537A (ja) 画像形成装置
US10627744B1 (en) Developing device including a movable magnetic member and image forming apparatus therewith
JP5091572B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP4100918B2 (ja) 画像形成装置
JP6763341B2 (ja) 画像形成装置
JP2010060740A (ja) 画像形成装置
JP2009251263A (ja) 画像形成装置
JP2023114003A (ja) 画像形成装置
JP6155161B2 (ja) 画像形成装置
JP4070400B2 (ja) 画像形成装置
JP4340117B2 (ja) 画像形成装置
JP2023114000A (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2023113999A (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2023114002A (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP5599110B2 (ja) 画像形成装置
JP7367449B2 (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2024008822A (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP7206765B2 (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2007279511A (ja) 画像形成装置
JP2000181216A (ja) 画像形成装置
JP3442056B2 (ja) トナー濃度制御装置
JP2021081500A (ja) 画像形成装置
JPH08248748A (ja) 現像装置
JP2020166117A (ja) 画像形成装置