JP2007279511A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】強制消費をしないでトナーイールドを低下させずトナー過帯電による転写効率の低下、転写残トナーによるクリーニング不良などを防止し、過帯電状態になる条件に対して転写電界を大きく制御できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】転写装置6の転写電界を制御する手段100と、ジョブ中の現像スリーブの空転時間を算出する手段86と、を備え、現像スリーブの空転時間の累積時間及びジョブ中の総駆動時間における空転時間の割合がある一定時間以上になった場合、ジョブ中の転写電界を大きく制御する画像形成装置1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、像担持体等の潜像担持体上に形成される静電潜像を二成分トナーにより顕像化する電子写真方式の画像形成装置に関するものである。また、本発明は、プリンタ・複写機・FAX等の電子写真方式を用いた画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に使用されているニ成分現像剤は、磁性材料からなるキャリアと非磁性トナーが現像機内の攪拌部材や現像剤量を規制するドクターブレードにより攪拌され、トナーに電荷を付与する。このため、長時間トナーが消費されず現像機内で攪拌されてしまうとトナーが過帯電になり、転写効率が低下し、画像濃度低下、転写残トナーによるクリーニング不良などの問題が発生してしまう。
そこで、特許文献1、特許文献2では画像印字率に応じてトナーを強制的に消費させ、トナー担持体上のトナー帯電量を安定することで、以上の不具合を解決させている。
しかしながら、特許文献1、特許文献2に記載された発明において、印字率に応じて強制的にトナーを消費させると、トナー帯電量は安定するが、無駄なトナーを消費してしまいイールドが低下してしまう虞がある。また、トナーの過帯電は、消費されない同じトナーが長時間攪拌されることでなり易く、現像駆動時間に対する空転時間の割合が高いほど、消費量が少ないほどなりやすい。
すなわち、印字率に応じてトナー強制消費を行った場合、同じ原稿印字率であっても転写紙サイズによりトナー消費量が異なり、印字率が低くても転写紙サイズがA2のように大きければ、消費量が多くなる。また、印字率が低くても1ジョブ当たりの通紙枚数が多くなれば、ジョブ前後の処理時間回数が減るため単位駆動時間当たりの消費量は多くなる。このような場合、低印字率でも過帯電が抑制できる。逆に、高印字率であっても1to1のように1ジョブ当たりの通紙枚数が少なければ、ジョブ前後の処理時間が毎ジョブに入るため、単位駆動時間当たりの消費量は減少するため過帯電は発生しやすい。
強制消費をしないでトナーイールドを低下させずトナー過帯電による転写効率の低下、転写残トナーによるクリーニング不良などの問題を解決させるには、過帯電状態になる条件に対して転写電界を大きく制御させる必要がある。
特開2000−310909号公報 特開2000−330379号公報
そこで、本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、強制消費をしないでトナーイールドを低下させずトナー過帯電による転写効率の低下、転写残トナーによるクリーニング不良などを防止し、過帯電状態になる条件に対して転写電界を大きく制御できる画像形成装置を提供することである。
前記課題を解決する手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
本発明は、像担持体と、前記像担持体上を露光して静電潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像をキャリアとトナーから成る二成分現像剤を担持する現像剤担持手段で現像してトナー像とする現像装置と、前記像担持体とニップ部を形成しこのニップ部に転写材を通過させ電界をかけ、前記像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写装置と、を有する画像形成装置において、前記転写装置の転写電界を制御する手段と、ジョブ中の現像スリーブの空転時間を算出する手段と、を備え、現像スリーブの空転時間の累積時間及びジョブ中の総駆動時間における空転時間の割合がある一定時間以上になった場合、ジョブ中の転写電界を大きく制御することを特徴とする画像形成装置である。
本発明は、作像するトナー像の画像信号を検出し、トナー像の画像面積比率を検出する手段と、ジョブ中のトナー像の画像面積比率、用紙サイズ、現像駆動時間からジョブ中の単位駆動時間当たりの消費量を算出する手段と、を備え、算出された消費量が少ない場合、ジョブ中の転写電界を大きく制御することを特徴とする。
本発明は、現像装置より下流に設けられた像担持体上トナー量検出手段と、現像装置より下流に設けられた像担持体表面電位検出手段と、を有し、基準画像を前記像担持体上に作成し、前記像担持体上トナー量検出手段検出値と前記像担持体表面電位検出手段の検出値から、前記像担持体上トナーの帯電量を算出し、ある一定の帯電量以上の場合、転写装置の転写出力条件を制御することを特徴とする。
本発明は、複数の異なる基準画像を前記像担持体上に作成し、前記像担持体上トナーの帯電量分布を算出し、ある一定の帯電量以上の分布がある場合、転写装置の転写出力条件を制御することを特徴とする。
本発明は、転写電流を通常制御値の4倍値までの範囲で制御することを特徴とする。
本発明は、前記解決するための手段によって、強制消費をしないでトナーイールドを低下させずトナー過帯電による転写効率の低下、転写残トナーによるクリーニング不良などを防止し、過帯電状態になる条件に対して転写電界を大きく制御できる画像形成装置を提供することが可能となった。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明で用いられる画像形成装置1である。これに基づき画像形成装置1の構成と機能を説明する。
本発明の画像形成装置1は、反転現像方式(N/P現像方式)を採用している。感光体(像担持体)10の表面を帯電装置2により約−700Vに一様にマイナス帯電させた後、露光装置4からのレーザ露光3によって約−50Vの静電潜像が形成され、さらにマイナス帯電した非磁性トナーによってトナー像が作成される。
現像装置7は、二成分現像装置であり、現像装置7内には、磁性材料からなるキャリアに非磁性トナーが所定の割合(濃度)になるよう内包されている。現像装置7は、感光体10に現像剤中のトナーを付与する現像スリーブ71a、71bと現像スリーブ71a上の現像剤量を規制する現像ドクター72、現像剤を攪拌する攪拌部剤73、74、75を備えている。この現像スリーブ71は感光体10と対向しており、線速比2.0で回転している。
現像装置7の右側にはトナー補給部8があり、図示していないトナーカートリッジから送られたトナーを現像装置7内へトナー補給ローラ81を使って徐々に補給する。トナー補給は現像装置7内の現像剤濃度に応じ、不足分のみ補給される。
補給されたトナーは攪拌部剤73、74、75によりキャリアと攪拌され、キャリアに付きマイナス帯電する。そして、現像スリーブ71の磁石に引きつけられ現像ローラに付着する。現像スリーブ71の回転により現像ドクター72の所まで搬送され、所定量に規制された後、感光体10との現像領域まで来る。図示していない現像バイアス電源から現像スリーブ71に約−550Vが印加されて、現像剤中のマイナス帯電したトナーのみが静電潜像に移動し、トナー像となる。
転写紙を収容する給紙カセット82より転写紙が搬送され、レジストローラ5にて一旦停止する。感光体10上のトナー像のタイミングに合わせて、レジストローラ5より転写紙が送られ、転写手段6である転写ベルト61により、感光体10上のトナー像が転写紙に移る。転写ベルト61はベルト内側に駆動ローラ62、従動ローラ63、バイアスローラ64が配設されている。バイアスローラ64は転写高圧電源65とつながり、転写バイアスが印加され、感光体10側に流れる電流が一定になるように制御されている。
トナー像が乗った転写紙は定着手段90によりトナーが転写紙に定着され、この後、画像形成装置に排出される。
転写紙に転写されなかったトナーは感光体クリーニング手段91のブラシローラ92、クリーニングブレード93によって回収される。その後、感光体10表面は除電手段である除電ランプ94により除電される。
図2は現像ポテンシャルとドラム上付着量の関係を示した図である。ここでの現像ポテンシャルは静電潜像部電位と現像スリーブに印加される電圧との差で静電潜像部にトナー像を形成するのに必要な電位であり、ドラム上付着量はトナー像の付着量である。この現像ポテンシャルは通常500V程度に制御されている。この場合、通常帯電量状態においては、ドラム上付着量が0.8mg/cmに制御されているが、過帯電状態になった場合、0.6mg/cmまで付着量が落ち込む。
図3はドラム上付着量と転写紙上画像濃度の関係である。良好な画像濃度を得るには1.2以上必要である。通常帯電量状態では、0.8mg/cmに対し画像濃度が1.2以上あったのに対して、過帯電量状態では、0.6mg/cmとなり画像濃度も1.2以下に低下してしまう。ただし、通常帯電量状態でも0.6mg/cmの付着量があれば十分に画像濃度1.2以上出力できるため、過帯電量状態では転写効率も低下していることを示している。
図4は転写電流と転写効率の関係を示した図である。これによると、過帯電量状態では最適な転写効率が得られるのに必要な転写電流が高めになっているのがわかる。これは、トナー帯電量が上昇しているため、通常の転写電界では、十分にドラム上のトナーを転写させることが出来ないためである。これにより、画像濃度低下だけでなく、転写残トナーが増加し、クリーニングブレード93に入力されるトナーが多くなりクリーニング不良などの不具合も生じてしまう。
図5は累積現像駆動時間とトナー帯電量の関係を示した図である。この図より剤の帯電立ち上げに必要な累積現像駆動時間がある一定時間A以上になり、空転時間割合が高い場合、トナーが過帯電量状態になる。空転時間割合が低ければ、累積現像駆動時間が長くても過帯電量状態には陥らない。
図6は1toN時における1ジョブ中に発生する現像スリーブ駆動時間の概略図である。図中のaが転写紙通過時の駆動時間、bが前後処理動作時間、cが1ジョブ中の駆動時間、dが紙間時間である。1ジョブ総駆動時間における空転時間割合は以下の式1で計算される。
空転時間割合=[1ジョブ中の駆動時間−(転写紙副走査長/現像スリーブ線速)×N]/1ジョブ中の駆動時間 (式1)
この式より、転写紙サイズが大きく、1ジョブに入力される枚数が多いほど空転割合が低くなるため過帯電になりにくく、転写紙サイズが小さく、1to1であるほど、空転時間割合が高くなり、過帯電になりやすい。
まず、ジョブスタート時に、用紙サイズ検知部83からの信号により、ジョブ中の用紙サイズを検知する。また、コントローラ100に送られてきた図示しない操作部やプリンタ、ファクシミリの回線から入力された情報より、ジョブ中の入力枚数を検知する。ジョブ中の駆動時間及び現像スリーブ線速を現像駆動時間測定回路84により計測し、これらの信号から空転時間計算回路86によりジョブ中の空転時間割合を計算する。この計算された空転時間割合が高く、かつ、累積現像駆動時間A以上になっていた場合、コントローラ100からの信号により転写電源65の出力値を大きくし、転写電流を高めする制御を行う。
これにより、現像駆動時間に対して、空回転時間の割合が多い場合、トナーの過帯電量状態になりやすいため、転写電界を大きくすることで過帯電状態における転写不良、クリーニング不良などを抑制し、異常画像や画像濃度低下を発生させず常に良好な画像を提供できる。
図7は累積現像駆動時間と画像印字率の関係から単位駆動時間当たりの消費量に応じた過帯電状態への影響を示した図である。例えば、画像印字率が低く、1枚当たりの現像駆動時間が長い場合、単位駆動時間当たりの消費量が小さくなり、過帯電状態になりやすい。
まず、通常のプリントシーケンスに入る前、例えば本体電源ON後の立ち上げ時や、ある一定稼動休止後や、連続稼動後などの休止時間を利用して、感光体10を回転させ、コントローラから感光体上に基準潜像を作成する。作成した基準トナー画像を光反射式センサ50(トナー量検出手段)で検出し、これらの出力により基準トナー量を求める。基準トナー画像を作成する際の現像バイアスは通常画像を作成する際と同じ−550Vとする。原稿読み取り部110で読み込まれた画像信号は、画像メモリ制御部111に蓄積される。この画像信号により原稿の画像面積比を測定する。次に現像駆動時間測定回路84によりジョブ中の現像機の駆動時間を測定する。この画像面積比と用紙サイズ検知部83、現像駆動時間測定回路84より、1ジョブ中に作像されるトナー像の単位駆動時間当たりの消費量を算出する。
単位駆動消費量(mg/sec)=[転写紙サイズ×画像面積比×基準画像付着量(mg/cm)×1ジョブ中枚数]/1ジョブ中の駆動時間(sec) (式2)
上記から計算された単位駆動時間消費量が少なく、かつ、累積現像駆動時間A以上になっていた場合、コントローラ100からの信号により転写電源65の出力値を大きくし、転写電流を高めにする制御を行う。
これにより、小サイズ、低印字率のように画像消費面積が小さい場合、単位駆動時間当たりの消費量が少なくなり、トナーの過帯電量状態になりやすいため、転写電界を大きくすることで過帯電状態における転写不良、クリーニング不良などを抑制し、異常画像や画像濃度低下を発生させず常に良好な画像を提供できる。
感光体10の現像装置7下流側には基準トナー画像の電位を測定するための電位センサ51(表面電位検出手段)と、そして、現像されたトナー量を測定するための光反射式センサ50(トナー量検出手段)が設けられ、この二つの出力がトナー帯電量測定回路53に送られ、感光体上のトナーの帯電量を求める。
一般的にトナーの帯電量は、電荷量を単位質量で割った数値Q/Mで表し、単位μC/gで示す。測定されたトナー帯電量が図5中の過帯電量状態になる帯電量B以上になっていた場合、コントローラ100からの信号により転写電源65の出力値を大きくし、転写電流を大きくする制御を行う。
これにより、トナーの帯電量が過帯電量状態になっているかどうかを判断し、それに応じて転写電界を大きくすることで、無駄な転写出力変動を抑え、過帯電状態における転写不良、クリーニング不良などを抑制し、異常画像や画像濃度低下を発生させず常に良好な画像を提供できる。
トナー帯電量の分布は画像形成装置の使用状態によっても異なってくる。図8a〜dは、トナーの帯電量の分布曲線を表す。一般的にトナー帯電量分布は、縦軸にトナー個数または頻度(%)、横軸に帯電量をトナー径で割ったq/dで表す。通常の状態は図8aのようにきれいな分布をしている。長期放置後や高温高湿環境の場合は、図8bのように通常の状態に比べ低めにシフトした状態なる。また、トナー補給直後においては、図8cのように低い帯電量の割合が増えた状態になる。また、経時で特に現像剤中のキャリアがコート膜剥がれ等を起こし、トナーへの摩擦帯電能力が低下した場合は、図8dのように通常の場合と比べ低帯電量かつ分布に幅を持った状態になる。すなわち、単一の基準画像により算出された平均のトナー帯電量のみでは、使用環境によりトナー帯電量分布が変動した際の過帯電量トナーの存在を見逃す場合が生じる。例えば、過帯電状態であってもトナー補給直後では図8cのように、弱帯電トナーが発生するため、平均のトナー帯電量は低く測定されてしまう可能性がある。
まず、通常のプリントシーケンスに入る前、例えば本体電源ON後の立ち上げ時や、ある一定稼動休止後や、連続稼動後などの休止時間を利用して、感光体10を回転させ、コントローラから感光体10上に基準潜像を2種類以上の現像バイアス値により現像し、基準トナー画像を複数種類作成する。複数種類作成した基準画像を電位センサ51と光反射式センサ50で検出し、これらの出力がトナー帯電量測定回路53に送られ、感光体10上のトナーの帯電量分布を算出する。
基準トナー像の電位Vと帯電量分布の関係は、V=a×Q/M×Mで求まる。
ここで、aは係数、Q/Mは帯電量分布中の平均帯電量、Mはトナー量である。これにより、電位Vとトナー量Mがわかれば、Q/Mが求められる。
さらに、現像バイアス等を変えて、電位Vを2水準以上とれば、図8cや図8dのような帯電量分布も算出できる。
具体的には、図8a〜dにおいて、例えば基準画像作成の現像バイアス値を通常のバイアス値よりも小さい値C1とさらに小さい値C2とする。バイアスC1で現像するトナーは帯電量分布中の一点鎖線左側のトナーである。バイアスC2で現像するトナーは破線左側のトナーである。図8a〜dにおいて、それぞれのバイアスにおける電位センサの出力値V1、V2と光反射センサの出力値M1、M2がわかれば、トナー帯電量分布を算出できる。
このように算出されたトナー帯電量分布が図5中の過帯電量状態になる帯電量B以上になっていた場合、コントローラ100からの信号により転写電源65の出力値を大きくし、転写電流を大きくする制御を行う。
これにより、トナーの帯電量分布を検知することで、あらゆる使われかたに対して、過帯電量トナーを検知することができ、それに応じて転写電界を大きくすることで過帯電状態における転写不良、クリーニング不良などを抑制し、異常画像や画像濃度低下を発生させず常に良好な画像を提供できる。
一般的に転写ベルトから感光体に流れる転写電流値は紙種や紙サイズによって通常制御値が異なる。例えば、普通紙での通常制御値に対して、厚紙のように高抵抗の転写紙の通紙時や、小サイズ紙のように転写する際にドラム両端側に空隙があり、転写電流がリークしやすい場合、転写に対してより多くの電流が必要になる。このような場合、通常制御値を高めに制御させている。本画像形成装置では、転写電流を通常制御値から約4倍大きくしてしまうと異常放電による版画画像などの異常画像を発生させてしまうことがわかっている。そのため、良好な画像を提供するのに通常制御値の4倍値までの範囲内で制御させる必要がある。
これにより、転写電流の出力値を通常制御値の4倍値までの範囲内で転写させることで、異常放電による版画画像などの異常画像を発生させることなく、常に良好な画像を提供できる。
本発明で用いられる画像形成装置1である。 現像ポテンシャルとドラム上付着量の関係を示した図である。 ドラム上付着量と転写紙上画像濃度の関係である。 転写電流と転写効率の関係を示した図である。 累積現像駆動時間とトナー帯電量の関係を示した図である。 1toN時における1ジョブ中に発生する現像スリーブ駆動時間の概略図である。 累積現像駆動時間と画像印字率の関係から単位駆動時間当たりの消費量に応じた過帯電状態への影響を示した図である。 トナーの帯電量の分布曲線を表す。
符号の説明
1 画像形成装置
2 帯電装置
3 レーザ露光
4 露光装置
5 レジストローラ
6 転写手段
7 現像装置
8 トナー補給部
10 感光体(像担持体)
50 光反射式センサ(トナー量検出手段)
51 電位センサ(表面電位検出手段)
53 トナー帯電量測定回路
61 転写ベルト
62 駆動ローラ
63 従動ローラ
64 バイアスローラ
65 転写高圧電源
71a、71b 現像スリーブ
72 現像ドクター
73 攪拌部剤
74 攪拌部剤
75 攪拌部剤
81 トナー補給ローラ
82 給紙カセット
83 用紙サイズ検知部
84 現像駆動時間測定回路
86 空転時間計算回路
90 定着手段
91 感光体クリーニング手段
92 ブラシローラ
93 クリーニングブレード
94 除電ランプ
100 コントローラ
110 原稿読み取り部
111 画像メモリ制御部

Claims (5)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体上を露光して静電潜像を形成する潜像形成手段と、
    前記像担持体上の静電潜像をキャリアとトナーから成る二成分現像剤を担持する現像剤担持手段で現像してトナー像とする現像装置と、
    前記像担持体とニップ部を形成しこのニップ部に転写材を通過させ電界をかけ、前記像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写装置と、
    を有する画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、
    前記転写装置の転写電界を制御する手段と、
    ジョブ中の現像スリーブの空転時間を算出する手段と、
    を備え、
    現像スリーブの空転時間の累積時間及びジョブ中の総駆動時間における空転時間の割合がある一定時間以上になった場合、ジョブ中の転写電界を大きく制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、
    作像するトナー像の画像信号を検出し、トナー像の画像面積比率を検出する手段と、
    ジョブ中のトナー像の画像面積比率、用紙サイズ、現像駆動時間からジョブ中の単位駆動時間当たりの消費量を算出する手段と、
    を備え、
    算出された消費量が少ない場合、ジョブ中の転写電界を大きく制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、
    現像装置より下流に設けられた像担持体上トナー量検出手段と、
    現像装置より下流に設けられた像担持体表面電位検出手段と、
    を有し、
    基準画像を前記像担持体上に作成し、
    前記像担持体上トナー量検出手段検出値と前記像担持体表面電位検出手段の検出値から、前記像担持体上トナーの帯電量を算出し、
    ある一定の帯電量以上の場合、転写装置の転写出力条件を制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、
    複数の異なる基準画像を前記像担持体上に作成し、
    前記像担持体上トナーの帯電量分布を算出し、
    ある一定の帯電量以上の分布がある場合、転写装置の転写出力条件を制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、
    転写電流を通常制御値の4倍値までの範囲で制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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JP2014145950A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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