JP2017106964A - 画像形成装置 - Google Patents

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秋山拓也
Takuya Akiyama
藤田雅也
Masaya Fujita
坂下武司
Takeshi Sakashita
中村賢二
Kenji Nakamura
目黒雄二
Yuji Meguro
▲高▼井直樹
Naoki Takai
松本和樹
Kazuki Matsumoto
吉▲瀬▼允紀
Mitsunori Yoshise
山下剛司
Goji Yamashita
藤原泰宏
Yasuhiro Fujiwara
関崇博
Takahiro Seki
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Abstract

【課題】ベルト部材の裏面に付着した異物を除去することができ、クリーニング不良の発生を防止できる画像形成装置を提供する。【解決手段】中間転写ベルト15の裏面を清掃するとともにベルト幅方向端部に向けて異物を搬送する清掃搬送部材50を備える。また、中間転写ベルト15の表面をクリーニングするクリーニング手段32を有し、清掃搬送部材50は、中間転写ベルトを駆動する駆動ローラ21の下流かつクリーニング手段32の上流に位置するよう設置される。駆動ローラ21から異物(コーティング剤の剥がれなど)が発生しても、その異物がクリーニング手段32によるクリーニング位置に到達する前に清掃搬送部材50によって除去される。【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を用いる画像形成装置においては、ホームオフィスや一般ユーザーの領域でも幅広く活用されるようになってきたため、この領域に対応した商品を提供するために、高い用紙対応力が必要となってきた。高い用紙対応力を実現する方法として、像坦持体のトナー像を中間転写体へ転写した後、中間転写体のトナー像を転写紙等の記録材へ転写する方式がある。
この方式の画像形成装置では、像坦持体上のトナー像を中間転写体(例えば中間転写ベルト)へ転写する際、中間転写ベルトを駆動する駆動ローラや中間転写ベルト裏面に異物が付着している場合、中間転写ベルトと駆動ローラとの間に空隙が発生し、画像白抜けが発生することがある。また、中間転写ベルト裏面に異物が付着している場合クリーニングブレードとの間に空隙が発生し、クリーニング不良が発生することがある。
画像白抜けやクリーニング不良の原因となる駆動ローラ及び中間転写ベルト裏面に付着している異物を除去する方法として、駆動ローラ及び中間転写ベルト裏面に接触する清掃部材を設ける方法が既に知られている。例えば、特開2005−212968号公報(特許文献1)には、駆動ローラに磨耗粉等の粉塵が蓄積することを防ぐ目的で、駆動ローラの上流側に駆動ローラに従動して回転することによって搬送ベルトの裏面を清掃する清掃ローラを設けることが開示されている。
また、特開平8−272272号公報(特許文献2)、特開2015−094914号公報(特許文献3)には、像担持体あるいは中間転写ベルトの裏面を清掃する清掃部材を設けることが記載されている。
なお、画像形成装置には、上記のような中間転写ベルトを用いるもののほか、転写紙等の記録材(記録媒体)を搬送ベルト(転写搬送ベルト)によって搬送しながら感光体等の像坦持体から記録材上に直接画像を転写する方式のものや、像坦持体としてベルト状感光体(感光体ベルト)を用いる構成もある。
このようなベルト部材(以下、単にベルトと記すことがある)を用いるものにおいて、ベルトを駆動する駆動部材から異物が発生すると、ベルト裏面に付着した異物が、ベルトをクリーニングするクリーニング部材の対向部分に入り込み、クリーニング不良が発生する。
本発明は、ベルト部材の裏面に付着した異物を除去することができ、クリーニング不良の発生を防止できる画像形成装置を提供することを課題とする。
前記の課題は、本発明により、像担持体上に形成した画像を最終的に記録媒体に転移させる画像形成装置において、複数の回転体に架け渡されて回転駆動されるベルト部材を有し、該ベルト部材が前記画像または前記記録媒体を担持して走行する部材であって、前記ベルト部材の表面をクリーニングするクリーニング手段と、前記ベルト部材の裏面を清掃するとともに前記ベルト部材の幅方向端部に向けて異物を搬送する清掃搬送部材を備え、前記清掃搬送部材は、前記ベルト部材を駆動する駆動部材の前記ベルト部材移動方向における下流かつ前記クリーニング手段の上流に位置することにより解決される。
本発明の画像形成装置によれば、清掃搬送部材によりベルト部材の裏面を清掃して異物を搬送させることができるので、ベルト部材を駆動する駆動部材から異物が発生しても、その異物がクリーニング位置に到達する前に除去される。これにより、クリーニング不良を防止することができる。
本発明の一実施形態であるカラー画像形成装置の基本構成を示す断面図である。 図1の画像形成装置の制御部構成を示すブロック図である。 図1の基本構成にローラ状の清掃搬送部材を追加した構成例を示す図である。 清掃搬送ローラの構成例を示す斜視図である。 図1の基本構成にブレード状又はシート状の清掃搬送部材を追加した構成例を示す図である。 清掃搬送ブレード又は清掃搬送シートの構成例を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるカラー画像形成装置(以下、単にプリンタと呼ぶ)の基本構成を示す断面図である。この図に示すプリンタは、中間転写体としての無端状ベルト(転写ベルト15)を有しており、その転写ベルト15の上部走行辺に沿って、ブラック(K),イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の各色トナー画像を形成するための4つのプロセスユニット(画像形成ユニット)10が並設され、タンデム作像部を構成している。フルカラー画像形成時はブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの順で可視像を形成し、各色の可視像が、当接される転写ベルト15に順次重ね転写されることでフルカラー画像が形成される。
各プロセスユニット10は扱うトナーの色が異なるのみで構成は同一であるため、ここでは図の左端に位置する最下流のプロセスユニットについてのみ説明する。図に示すように、プロセスユニット10は、感光体ドラム1を中心として、その周囲に配置された、帯電器2、現像器4、一次転写ローラ5、クリーニング装置7等により構成される。
像担持体としての感光体ドラム1は、実施形態ではφ30の円筒形の感光体ドラムであり、周速50〜200mm/sで回転している。感光体ドラム1の表面には帯電手段であるローラ形状の帯電器2が圧接されており、感光体ドラム1の回転により従動回転している。帯電器2には、高圧電源によりDCあるいはDCにACが重畳されたバイアスが印加され、これにより感光体ドラム1は一様に表面電位−500V等に帯電される。
続いて感光体ドラム1は潜像形成手段である露光手段からの露光光3により画像情報が露光され、静電潜像が形成される。この露光工程はレーザーダイオードを用いたレーザービームスキャナやLEDなどでおこなわれる。感光体ドラム1の露光部の表面電位は−50V等に落ちる。
現像手段である一成分接触現像器4は、高圧電源から供給される−200V等の所定の現像バイアスによって、前記感光体ドラム1の静電潜像をトナー像として顕像化する。現像器4には帯電極性が負である一成分トナーが収納される。
転写ベルト15は、転写駆動兼二次転写対向ローラ21、クリーニング対向ローラ16、一次転写ローラ5、テンションローラ20にて張架されており、駆動モータにより転写駆動ローラ21を介して回転駆動されるようになっている。なお、プロセスユニット10と転写駆動ローラ21の駆動源は、独立・共通どちらでも可能であるが、少なくともブラック用のプロセスユニットと転写駆動は、同時にON/OFFさせることが一般的であり、本体小型化・低コスト化のために共通とすることが望ましい。また、転写ベルト張架機構としてテンションローラ20をローラ軸の両側にてばねにより加圧している。
転写ベルトクリーニングユニット32は、転写ベルト15に対してカウンタ当接されるクリーニングブレード31により転写ベルト15上の転写残トナーを掻き取ることでクリーニングをおこなう。クリーニングブレード31により掻き取られた転写残トナーは図示しないトナー搬送経路を通り中間転写体用廃トナー収納部33に収納される。
なお、ブレードクリーニング方式ではなく、静電ブラシ方式・静電ローラ方式等も搭載可能であるが、静電方式の場合、クリーニングブレード31の替わりにバイアス印加されるクリーニングブラシ/ローラが配置されるが、画像形成装置の使用状況に応じて転写残トナーの予備荷電が必要になる場合があり、クリーニングユニット自体が大型化する、高圧電源が1〜2系統追加になる、バイアスクリーニングのための余分な動作が必要になる、等の欠点があることから、本体小型化・低コスト化、清掃性の観点からは、ブレードクリーニング方式が好ましい。
一次転写ローラ5はφ8〜20のスポンジローラもしくは金属ローラであり、感光体ドラム1に対して転写ベルト15を介して対向配置され、単独の高圧電源により所定の一次転写バイアス+100〜+2000Vを印加させることで、感光体ドラム1上のトナー画像を転写ベルト15に転移させる。一次転写ローラ5にスポンジローラが採用される場合には、10^6〜10^8Ωの抵抗値に調整されたイオン導電性ローラ(ウレタン+カーボン分散、NBR、ヒドリンゴム)や電子導電タイプのローラ(EPDM)等が用いられる。また、感光体ドラム1に一次転写ローラ5が接触する(一次転写ローラ5が転写ベルト15を介してドラムに接触する位置にある)直接転写方式と感光体ドラム1に一次転写ローラ5が接触しない(一次転写ローラ5がドラムから離間した位置にある)直接転写方式がある。
転写ベルト15に用いる材質としては、PVDF(フッ化ビニルデン)、ETFE(エチレン−四フッ化エチレン共重合体)、PI(ポリイミド)、PC(ポリカーボネート)、TPE(熱可塑性エラストマー)等にカーボンブラック等の導電性材料を分散させ樹脂フィルム状のエンドレスベルトとしたものが用いられるが、本実施例では引張弾性率1000〜2000MPaのTPEにカーボンブラックを添加した積層構造の構成で厚さ90〜160μm、幅230mmのベルトを用いた。また電気抵抗としては、23℃50%RHの環境にて体積抵抗率10^8〜10^11Ω・cm、表面抵抗率10^8〜10^11Ω/□(共に三菱化学社製HirestaUP MCP−HT450にて測定、印加電圧500V、印加時間10秒)のものを使用した。
二次転写ローラ25はφ16〜25のスポンジローラであり、10^6〜10^8Ωの抵抗値に調整されたイオン導電性ローラ(ウレタン+カーボン分散、NBR、ヒドリン)や電子導電タイプのローラ(EPDM)等が用いられる。ここで、二次転写ローラ25の抵抗値が上記範囲を超えると電流が流れ難くなるため、必要な転写性を得る為にはより高電圧を印加しなければならなくなり、電源コストの増大を招く。また、高電圧を印加する必要が生じるため転写部ニップ前後の空隙にて放電が起こり、ハーフトーン画像上に放電による白ポチ抜けが発生する。これは低温低湿環境(例えば10℃15%RH)で顕著である。逆に、二次転写ローラ25の抵抗値が上記範囲を下回ると同一画像上に存在する複数色画像部(例えば3色重ね像)と単色画像部との転写性が両立できなくなる。これは、単色画像部を転写するには比較的低電圧でも十分な電流が流れるが、複数色画像部を転写するには単色画像部に最適な電圧よりも高い電圧値が必要となるため、複数色画像部を転写できる電圧に設定すると単色画像では転写電流過剰となり転写効率の低減を招くからである。
なお、一次転写ローラ5および二次転写ローラ25の抵抗値測定は、導電性の金属製板にローラを設置し、芯金両端部にそれぞれ片側4.9Nの荷重を掛けた状態にて、芯金と前記金属製板との間に1kVの電圧を印加した時に流れる電流値から算出した。
転写駆動ローラ21は、ポリウレタンゴム(肉厚0.3〜1mm)、薄層コーティングローラ(肉厚0.03〜0.1mm)等が使用可能であるが、本実施例としては温度による径変化が小さいウレタンコーティングローラ(肉厚0.05、φ19)を使用した。電気抵抗値としては、二次転写ローラ25よりも低くなるよう、10^6Ω以下に設定した。
本実施例の装置においては、転写ベルト15を駆動し続けることにともなって、転写駆動ローラ21の表層(芯金上にコーティングされたウレタンのコート層)の部材の一部が剥がれ、ベルト裏面に微小な異物として付着することが分かった。そこで、本実施例では転写ベルト15の裏面を清掃するとともに転写ベルト15の幅方向端部に向けて異物を搬送する清掃搬送部材を設けた。清掃搬送部材の詳細な構成については後述する。
転写材は転写材カセット22もしくは手差し口42にセットされ、給紙搬送ローラ23、レジストローラ対24等によって、転写ベルト15表面のトナー画像先端部が二次転写位置に到達するタイミングに合わせて給紙され、高圧電源により所定の二次転写バイアスを印加することで転写ベルト15上のトナー画像が転写材に転移する。本構成において、給紙は縦型パスをとっている。転写材は二次転写対向ローラ21の曲率によって転写ベルト15から分離され、転写材に転写されたトナー画像は定着手段40によって定着されたあと排出口41から排出される。
二次転写バイアスとして、二次転写ローラ25に+のバイアスを印加し転写駆動ローラ21を接地することで二次転写電界を形成する引力転写方式と、駆動ローラ21に−のバイアスを印加し二次転写ローラ25を接地することで二次転写電界を形成する斥力転写方式の2方式があるが、ここでは引力転写方式を用い、通紙時の転写バイアスとして+5〜100μAの電流を定電流制御により印加した。
また、転写材の種類によって作像プロセス速度を変更するようにした。具体的には坪量100g/m^2紙以上の転写材を用いる場合には作像プロセス速度を半速となるようにし、定着ローラ対によって構成される定着ニップを転写材が通常の作像プロセス速度の2倍の時間を掛けて通過することで、トナー画像の定着性を確保できるようにした。
図2は、図1に示す画像形成装置の制御部構成を示すブロック図である。制御部50は、中央演算処理部(CPU)51と、ROM52とRAM53からなるメモリと、入出力用のI/Oポート54,55などを備えている。一方のI/Oポート55は操作部56と接続されている。また、他方のI/Oポート54は、転写紙位置検知手段57、温湿度センサ58、ベルト駆動モータ59、中間転写接離クラッチ60、転写高圧電源61,62と接続されている。転写紙位置検知手段57は、給紙のレジストローラ24が回転し始めたタイミングから転写紙位置を計算している。温湿度センサ58は、環境情報を取得している。中間転写接離クラッチ60によって、ブラック単色時、他の色の像担持体と転写ベルト15は接することがないよう切り替えられている
さて、本発明では、ベルト部材の裏面を清掃するとともにベルト部材の幅方向端部に向けて異物を搬送する清掃搬送部材を備えており、その清掃搬送部材の配置位置に特徴がある。上記清掃搬送部材の構成と配置位置について、以下に図を参照して説明する。
図3は、図1で示した基本構成にローラ状の清掃搬送部材(清掃搬送ローラ60)を追加した構成例を示すものである。清掃搬送ローラ60の構成例を2例、図4に示す。図4に示すように、清掃搬送ローラ60には、ローラ表面にらせん状の溝(凹部)61が設けられている。なお、らせん状の溝(凹部)ではなく、ローラ表面に弾性部材でらせん状の凸部を設ける構成とすることも可能である。
図4(a)に示すらせん状の溝61は、らせん形状の方向がすべて同じ方向となっているものである。清掃搬送ローラ60Aが回転することによって、清掃した異物を片側(ローラ軸方向の片側端部)に寄せることができ、これにより、転写ベルト15の裏面を清掃する際に異物をベルト幅方向の片側端部へ異物を搬送する。
図4(b)に示すらせん状の溝61は、らせん形状の方向が途中で(図示例ではローラ長手方向の中央で)逆向きになっているものである。清掃搬送ローラ60Bが回転することによって、清掃した異物を両側(ローラ軸方向の両側端部)に寄せることができ、これにより、転写ベルト15の裏面を清掃する際に異物をベルト幅方向の両側端部へ異物を搬送する。
図5は、図1で示した基本構成にブレード状の清掃搬送部材(清掃搬送ブレード70)あるいはシート状の清掃搬送部材(清掃搬送シート80)を追加した構成例を示すものである。清掃搬送ブレード70又は清掃搬送シート80の構成例を2例、図6に示す。
図6(a)に示す構成例は、清掃搬送ブレード70(あるいは清掃搬送シート80)を片流れに配置したもので、直線(長方形)状の清掃搬送ブレード70A(あるいは清掃搬送シート80A)を、図中に矢印で示す転写ベルト15の移動方向に対して斜めに配置している。転写ベルト15が回動することによって、清掃搬送ブレード70A(あるいは清掃搬送シート80A)で清掃した異物をベルト幅方向の片側端部へ移動させる。
図6(b)に示す構成例は、清掃搬送ブレード又は清掃搬送シートをV字形に配置したもので、中途で(図示例ではベルト幅方向の中央で)屈曲した形状となっている(あるいは二つのブレード又はシートをV字形に配置した)清掃搬送ブレード70B又は清掃搬送シート80Bを、V字の各辺が図中に矢印で示す転写ベルト15の移動方向に対して斜めとなるように配置している。転写ベルト15が回動することによって、清掃搬送ブレード70B又は清掃搬送シート80Bで清掃した異物をベルト幅方向の両側端部へ移動させる。
なお、清掃搬送部材(清掃搬送ローラ60、清掃搬送ブレード70、清掃搬送シート80)を配置する位置は、上記したように、転写ベルト15を駆動する駆動ローラ21の下流かつ転写ベルト15の表面をクリーニングする転写ベルトクリーニングユニット32の上流の位置とする。ここで、「下流」及び「上流」は転写ベルト15の移動方向における下流、上流である。
上記清掃搬送部材(清掃搬送ローラ60、清掃搬送ブレード70、清掃搬送シート80)は、転写ベルト15の端部(ベルト幅方向の端部)へ向けて異物を搬送する機能を有している。そして、上記清掃搬送部材の先端部(少なくとも異物搬送方向における下流側=搬送方向前側の先端部)が、転写ベルト15の端部外(ベルト幅方向の端部外)に露出するように設置されている。これにより、転写ベルト15から清掃除去した異物をベルト端部から外部に押し出すことができる。すなわち、上記清掃搬送ローラ60、清掃搬送ブレード70、清掃搬送シート80は、転写ベルト15の裏面から清掃除去した異物を、転写ベルト15や一次転写ローラ5等が保持される中間転写ユニットの外部に排出することができる。
なお、上記清掃搬送部材(清掃搬送ローラ60、清掃搬送ブレード70、清掃搬送シート80)は、その先端部が、必ずしも転写ベルト15の端部外(ベルト幅方向の端部外)に露出していなくてもよい。清掃搬送部材は、その先端部が、転写ベルト15上の画像形成領域の外側になるように配置されることが好ましい。これにより、画像が形成されるベルト上の領域でクリーニング不良が発生することを防止できる。また、清掃搬送部材は、その先端部が、クリーニングブレード31と転写ベルト15とが接触する領域の外側になるよう配置されることが好ましい。この場合、クリーニング不良の発生をより確実に防止できる。
上記清掃搬送ローラ60は1本でもよいし、複数本設けてもよい。また、異物を搬送する溝61を設けていない従来型の清掃ローラと清掃搬送ローラ60とを配置することもできる。清掃搬送ブレード70及び清掃搬送シート80も同様に1つでもよいし、複数設けてもよい。また、清掃搬送ローラ60と清掃搬送ブレード70(又は清掃搬送シート80)を両方設けても良い。さらに、清掃搬送ローラ60、清掃搬送ブレード70、清掃搬送シート80を全て設けても良いし、そのほか、任意に組み合わせることも可能である。さらには、異物を搬送する溝を設けていない従来型の清掃ローラと清掃搬送ブレード70、清掃搬送シート80とを配置することもできる。
次に、実施例と比較例を用いて実施した評価テストについて説明する。
評価テストは、(株)リコー製の用紙:マイペーパー(A4横目)を用いてイールド5%で耐久試験を行い、0kpから100kp(10万枚)まで5kp(5千枚)ごとにハーフトーン(黒)を10枚印刷して画像を評価した。
画像評価では“画像白抜け”及び”クリーニング不良”をランク付けし、評価した。
<評価1:画像白抜け>
画像に白抜けが発生した場合、画像をランク評価した。
<評価2:クリーニング不良>
画像にクリーニング不良が発生した場合、画像をランク評価した。
画像に白抜けやクリーニング不良が多数発生した場合、ランク1。画像に白抜けやクリーニング不良が中程度発生した場合、ランク3。画像に白抜けやクリーニング不良が多数発生しない場合をランク5とした。また、清掃能力や異物搬送能力を、優れているものから、◎、〇、×とした。評価結果を次の表1に示す。
Figure 2017106964
[実施例1]
異物を片側に搬送するらせん状の溝をつけた清掃搬送ローラ60(60A)を設置し、評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。
[実施例2]
異物を片側に搬送するらせん状の溝をつけた清掃搬送ローラ60(60A)を複数本設置し、評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。実施例1と比較すると、清掃搬送ローラが複数あるため、清掃力が強い。
[実施例3]
異物を両側に搬送するらせん状の溝をつけた清掃搬送ローラ60(60B)を設置し、評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。実施例1と比較すると、異物を搬送する距離が短いため、すぐにユニット(中間転写ベルトユニット)外部に異物を搬送できる。
[実施例4]
異物を両側に搬送するらせん状の溝をつけた清掃搬送ローラ60(60B)を複数本設置し、評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。実施例1と比較すると、清掃搬送ローラが複数あるため、清掃力が強いまた、異物を搬送する距離が短いため、すぐにユニット外部に異物を搬送できる。
[実施例5]
異物を搬送するらせん状の溝をつけていない清掃ローラを設置し、さらにその下流側に異物を片側に搬送するらせん状の溝をつけた清掃搬送ローラ60(60A)を設置し、評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。実施例1と比較すると、清掃ローラが複数あるため、清掃力が強い。また、らせん状の溝のない清掃ローラを設置しているため、清掃力がさらに強い。
[実施例6]
異物を搬送するらせん状の溝をつけていない清掃ローラを設置し、さらにその下流側に異物を両側に搬送するらせん状の溝をつけた清掃搬送ローラ60(60B)を設置し、評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。実施例1と比較すると、清掃ローラが複数あるため、清掃力が強い。また、らせん状の溝のない清掃ローラを設置しているため、清掃力がさらに強い。また、異物を搬送する距離が短いため、すぐにユニット外部に異物を搬送できる。
[実施例7]
異物を片側に寄せる清掃搬送ブレード70(70A)を設置し(ブレードを斜めに設置し)、評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。
[実施例8]
異物を片側に寄せる清掃搬送ブレード70Aを複数設置し(複数のブレード及びシートを斜めに設置し)評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。実施例7と比較すると、清掃搬送ブレードが複数あるため、清掃力が強い。
[実施例9]
異物を両側に寄せる清掃搬送ブレード70(70B)を設置し(ブレードをV字形に設置し)、評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。実施例7と比較すると、異物を搬送する距離が短いため、すぐにユニット外部に異物を搬送できる。
[実施例10]
異物を両側に寄せる清掃搬送ブレード70(70B)を複数設置し(ブレードをV字形に配置したものを複数設置し)、評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。実施例7と比較すると、清掃搬送ブレードが複数あるため、清掃力が強い。また、異物を搬送する距離が短いため、すぐにユニット外部に異物を搬送できる。
[実施例11]
異物を片側に寄せる清掃搬送シート80(80A)を設置し(ブレードを斜めに設置し)、評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。
[実施例12]
異物を片側に寄せる清掃搬送シート80(80A)を複数設置し(複数のブレード及びシートを斜めに設置し)評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。実施例11と比較すると、清掃搬送シートが複数あるため、清掃力が強い。
[実施例13]
異物を両側に寄せる清掃搬送シート80(80B)を設置し(ブレードをV字形に設置し)、評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。実施例11と比較すると、清掃搬送シートが複数あるため、清掃力が強い。また、異物を搬送する距離が短いため、すぐにユニット外部に異物を搬送できる。
[実施例14]
異物を両側に寄せる清掃搬送シート80(80B)を複数設置し(ブレードをV字形に配置したものを複数設置し)、評価1と評価2を実施した。画像白抜け及びクリーニング不良は発生しなかった。実施例11と比較すると、清掃搬送シートが複数あるため、清掃力が強い。また、異物を搬送する距離が短いため、すぐにユニット外部に異物を搬送できる。
[比較例1]
実施例1に対して、清掃搬送部材(清掃搬送ローラ60、清掃搬送ブレード70、清掃搬送シート80)を設置せず評価を行った。画像白抜け及びクリーニング不良が発生した。
[比較例2]
実施例1に対して、異物を搬送する溝のない清掃ローラを設置し評価を行った。画像白抜け及びクリーニング不良が発生した。
[比較例3]
実施例1に対して、ベルト搬送方向に直角にブレードを設置し評価を行った。画像白抜け及びクリーニング不良が発生した。
[比較例4]
実施例1に対して、ベルト搬送方向に直角にシートを設置し評価を行った。画像白抜け及びクリーニング不良が発生した。
[比較例5]
実施例1に対して、清掃搬送部材(清掃搬送ローラ60、清掃搬送ブレード70、清掃搬送シート80)を中間転写ベルト表面クリーニング手段(転写ベルトクリーニングユニット32)の下流に設置して評価を行った。画像白抜け及びクリーニング不良が発生した。
なお、実施例としては記載していないが、らせん状の溝をつけていない清掃ローラと清掃搬送ブレード70又は清掃搬送シート80とを組み合わせて設けることもできる。その場合も清掃ローラと清掃搬送ローラ60を組み合わせて設けた場合と同様の効果を得ることができる。
上記のように、本実施形態においては、ベルト部材(中間転写ベルト)を駆動する駆動ローラから異物が発生しても、その異物が転写ベルトクリーニングユニット32によるクリーニング位置に到達する前に清掃搬送部材によって除去される。これにより、ベルト部材のクリーニング不良を防止することができる。また、異物付着を原因とする画像白抜けを防止することもできる。
上記説明した図1の実施形態は、中間転写ベルトを用いる構成であるが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、転写紙等の記録材を搬送ベルト(転写搬送ベルト)によって搬送しながら感光体等の像坦持体から記録材上に直接画像を転写する方式の画像形成装置にも適用可能である。また、像坦持体としてベルト状感光体(感光体ベルト)を用いる構成の画像形成装置にも本発明を適用可能である。
搬送ベルト(転写搬送ベルト)によって搬送される記録材上に直接画像を転写する方式の画像形成装置の一例を簡単に説明する。例えばイエロー、マゼンダ、シアン、黒の各色作像ユニットを搬送ベルト(転写搬送ベルト)に沿って配置し、給紙部から給送された転写紙を搬送ベルト(転写搬送ベルト)で担持して搬送する。搬送ベルト(転写搬送ベルト)は駆動ローラを含む複数の支持ローラに掛け回されている。また、搬送ベルト(転写搬送ベルト)の表面をクリーニングするクリーニング手段を備えている。このような装置構成において、搬送ベルト(転写搬送ベルト)を駆動する駆動ローラの下流かつベルト表面をクリーニングするクリーニング手段の上流に、清掃搬送部材を配置する。清掃搬送部材としては先の実施形態で説明したと同様の、清掃搬送ローラ60、清掃搬送ブレード70、清掃搬送シート80を用いることが可能である。
像坦持体としてベルト状感光体(感光体ベルト)を用いる画像形成装置の一例を簡単に説明する。例えばイエロー、マゼンダ、シアン、黒の各色現像機を、ベルト状感光体(感光体ベルト)に沿って配置する。帯電手段により感光体ベルトの表面を一様に帯電させ、続いて、露光手段により露光してベルト表面に静電潜像を形成する。そして、その静電潜像を現像機によりトナーで顕像化して、感光体ベルトの表面にトナー像を形成する。続いて、感光体ベルトから中間転写ベルトに上記トナー像を転写する。このサイクルを繰り返すことで、中間転写ベルト上に各色トナー像が重畳されたトナー像が形成される。そして、そのトナー像を中間転写体を介して転写紙に転写する。このような装置構成において、ベルト部材(感光体ベルト、あるいは中間転写ベルト)を駆動する駆動ローラの下流かつベルト表面をクリーニングするクリーニング手段の上流に、清掃搬送部材を配置する。清掃搬送部材としては先の実施形態で説明したと同様の、清掃搬送ローラ60、清掃搬送ブレード70、清掃搬送シート80を用いることが可能である。
ここまで説明したように、本発明によれば、清掃搬送部材によりベルト部材の裏面を清掃して異物を搬送させることができるので、ベルト部材を駆動する駆動部材から異物が発生しても、その異物がベルト表面のクリーニング位置に到達する前に除去される。これにより、クリーニング不良を防止することができる。
また、清掃搬送部材の少なくとも異物搬送方向下流側端部がベルト部材の幅方向端部の外部に露出するよう設けられていることで、長期間の使用等、ベルト部材が長い距離動いても異物がユニット内に堆積せず、ベルト部材への異物の再付着を防ぐことができる。
また、清掃搬送部材が清掃搬送ローラであり、該清掃搬送ローラの表面に異物を搬送する螺旋形状が設けられていることで、簡単な構成で異物搬送機能を備えた清掃搬送部材を実現することができる。
また、螺旋形状が清掃搬送ローラ軸方向の一方向に異物を搬送するよう構成されていることで、簡単な構成で低コストに異物を搬送することができる。
また、螺旋形状が清掃搬送ローラ軸方向の両側端部に異物を搬送するよう、螺旋の向きが中途で逆に構成されていることで、異物の搬送距離を短くすることができ、すぐに異物を外部に排出することができる。
また、清掃搬送部材を複数設置することで、優れた清掃性及び異物搬送性を得ることができる。
また、ベルト部材の裏面を清掃する清掃ローラを有し、ベルト部材移動方向における清掃ローラの下流側に清掃搬送部材が設置されることで、清掃ローラによる高い清掃性と清掃搬送部材による異物搬送性を組み合わせて、効率良く異物の清掃及び排出を行うことができる。
また、清掃搬送部材が清掃搬送ブレードであり、この清掃搬送ブレードがベルト部材の移動方向に対して斜めに設置されていることで、簡単な構成で異物搬送機能を備えた清掃搬送部材を実現することができる。また、ブレードによる高い清掃効果が得られる。
また、清掃搬送部材が清掃搬送ブレードであり、この清掃搬送ブレードがベルト部材の幅方向両側に異物を搬送するようベルト部材の移動方向に対してV字状に設置されていることで、ブレードによる高い清掃効果が得られる。また、異物の搬送距離を短くすることができ、すぐに異物を外部に排出することができる。
また、清掃搬送部材が清掃搬送シートであり、その清掃搬送シートがベルト部材の移動方向に対して斜めに設置されていることで、簡単な構成で異物搬送機能を備えた清掃搬送部材を実現することができる。また、シートで清掃するためベルト裏面を傷つけにくい。
また、清掃搬送部材が清掃搬送シートであり、その清掃搬送シートがベルト部材の幅方向両側に異物を搬送するよう前記ベルト部材の移動方向に対してV字状に設置されていることで、シートで清掃するためベルト裏面を傷つけにくい。また、異物の搬送距離を短くすることができ、すぐに異物を外部に排出することができる。
また、ベルト部材の裏面を清掃する清掃ローラを有し、その下流側に清掃搬送ブレードまたは清掃搬送シートを設置することで、清掃ローラによる高い清掃性と清掃搬送ブレードまたはシートによる異物搬送性を組み合わせて、効率良く異物の清掃及び排出を行うことができる。
また、ベルト部材が中間転写ベルトの場合には、中間転写ベルトへの異物の付着を防止できるので、異物付着による画像白抜けの発生を防ぐこともできる。
また、ベルト部材が搬送ベルトの場合には、搬送ベルトへの異物の付着を防止できるので、記録材の搬送性を良好に維持することができ、画像品質を低下させることが無い。
また、ベルト部材が像担持体ベルトの場合には、像担持体ベルトへの異物の付着を防止できるので、像担持体ベルト上に形成される画像品質を良好に維持することができる。
以上、本発明を実施形態にもとづき説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。清掃搬送部材の構成は本発明の範囲内で適宜変更可能なものである。また、清掃搬送部材の材質等も任意である。また、ベルト部材を掛け回す構成や、ベルト部材を駆動する駆動部材の構成及び材質等も適宜なものを採用可能である。
また、画像形成装置の構成も任意であり、タンデム式の場合は各色作像ユニットの並び順などは任意である。また、4色機に限らず、3色のトナーを用いるフルカラー機や、2色のトナーによる多色機、あるいはモノクロ装置にも本発明を適用することができる。もちろん、画像形成装置としてはプリンタに限らず、複写機やファクシミリ、あるいは複数の機能を備える複合機であっても良い。
1 感光体ドラム(像担持体)
2 帯電器
3 露光光
4 現像器
5 一次転写ローラ
10 プロセスユニット
15 中間転写ベルト(中間転写体)
25 二次転写ローラ
32 転写ベルトクリーニングユニット(中間転写体表面クリーニング手段)
50 制御部
60 清掃搬送ローラ(清掃搬送部材)
70 清掃搬送ブレード(清掃搬送部材)
80 清掃搬送シート(清掃搬送部材)
特開2005−212968号公報 特開平8−272272号公報 特開2015−094914号公報

Claims (17)

  1. 像担持体上に形成した画像を最終的に記録媒体に転移させる画像形成装置において、
    複数の回転体に架け渡されて回転駆動されるベルト部材を有し、該ベルト部材が前記画像または前記記録媒体を担持して走行する部材であって、
    前記ベルト部材の表面をクリーニングするクリーニング手段と、
    前記ベルト部材の裏面を清掃するとともに前記ベルト部材の幅方向端部に向けて異物を搬送する清掃搬送部材を備え、
    前記清掃搬送部材は、前記ベルト部材を駆動する駆動部材の前記ベルト部材移動方向における下流かつ前記クリーニング手段の上流に位置することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記清掃搬送部材の少なくとも異物搬送方向下流側端部が、前記ベルト部材の幅方向端部の外部に露出するよう設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記清掃搬送部材が清掃搬送ローラであり、該清掃搬送ローラの表面に異物を搬送する螺旋形状が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記螺旋形状が、前記清掃搬送ローラ軸方向の一方向に異物を搬送するよう構成されていることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記螺旋形状が、前記清掃搬送ローラ軸方向の両側端部に異物を搬送するよう、螺旋の向きが中途で逆に構成されていることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記清掃搬送部材を複数設置することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記ベルト部材の裏面を清掃する清掃ローラを有し、前記ベルト部材移動方向における前記清掃ローラの下流側に前記清掃搬送部材が設置されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記清掃搬送部材が清掃搬送ブレードであり、該清掃搬送ブレードは前記ベルト部材の移動方向に対して斜めに設置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  9. 前記清掃搬送部材が清掃搬送ブレードであり、該清掃搬送ブレードは前記ベルト部材の幅方向両側に異物を搬送するよう前記ベルト部材の移動方向に対してV字状に設置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  10. 前記清掃搬送部材を複数設置することを特徴とする、請求項8又は9に記載の画像形成装置。
  11. 前記清掃搬送部材が清掃搬送シートであり、該清掃搬送シートは前記ベルト部材の移動方向に対して斜めに設置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  12. 前記清掃搬送部材が清掃搬送シートであり、該清掃搬送シートは前記ベルト部材の幅方向両側に異物を搬送するよう前記ベルト部材の移動方向に対してV字状に設置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  13. 前記清掃搬送部材を複数設置することを特徴とする、請求項11又は12に記載の画像形成装置。
  14. 前記ベルト部材の裏面を清掃する清掃ローラを有し、前記ベルト部材移動方向における前記清掃ローラの下流側に前記清掃搬送部材が設置されることを特徴とする、請求項8〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記ベルト部材が中間転写ベルトであり、前記像担持体上に形成した画像を前記中間転写ベルトを介して記録媒体に転写させることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記ベルト部材が前記記録媒体を担持して走行する搬送ベルトであり、前記像担持体上に形成した画像を前記記録媒体が担持する記録媒体に転写させることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 前記ベルト部材が前記像担持体としての像担持体ベルトであり、該像担持体ベルト上に形成した画像を最終的に記録媒体に転移させることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載の画像形成装置。

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