JP2007187844A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 中間転写ベルト及び転写ローラ、駆動ローラの寿命を延ばすことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 中間転写ベルトを有する画像形成装置において、中間転写ベルト1の裏面に清掃部材10を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】 中間転写ベルトを有する画像形成装置において、中間転写ベルト1の裏面に清掃部材10を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、特に中間転写ベルトを有する画像形成装置に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置においては、各構成要素をユニット化して交換作業性、コスト低減等を図っている。例えば、感光体ドラムを中心とした作像のための構成要素がユニット化されている。
サービスマンによる部品交換でなく、ユーザーによるユニットごとの交換となるローエンドの画像形成装置では、低コスト化実現のために各ユニットの高寿命化が図られている。そのため、従来は問題にならなかった部品の耐久性向上も大きな課題となっている。例えば、中間転写ベルトを用いた画像形成装置においては、感光体上のトナー像を中間転写ベルト上に1次転写してから、中間転写ベルト上のトナー像を転写紙上に2次転写しているが、1次転写、2次転写に用いているゴム製の転写ローラあるいは中間転写ベルト駆動用の駆動ローラについて上記の如き耐久性の問題が発生している。
サービスマンによる部品交換でなく、ユーザーによるユニットごとの交換となるローエンドの画像形成装置では、低コスト化実現のために各ユニットの高寿命化が図られている。そのため、従来は問題にならなかった部品の耐久性向上も大きな課題となっている。例えば、中間転写ベルトを用いた画像形成装置においては、感光体上のトナー像を中間転写ベルト上に1次転写してから、中間転写ベルト上のトナー像を転写紙上に2次転写しているが、1次転写、2次転写に用いているゴム製の転写ローラあるいは中間転写ベルト駆動用の駆動ローラについて上記の如き耐久性の問題が発生している。
長時間の駆動や多数回の通電により、ある使用回数を超えると転写ローラ(1次転写ローラ)や駆動ローラから異物が染み出し、中間転写ベルトの裏面に付着する。中間転写ベルト裏面に付着した異物は中間転写ベルトに接している各転写ローラに逆に再付着し、通紙枚数を経るに従い、飛散トナーや紙粉と結合することもある。
そして転写ローラ上に付着した異物は粒状に成長し、例えばクリーニング対向ローラ上の中間転写ベルトの平滑を悪くしてクリーニング不良の原因となったり、高温高湿環境により中間転写ベルトと転写ローラ間で糊の役目を果たしてベルトのローラ貼付きの原因となったりして、ユニットの高寿命化に対する大きな課題となっている。
本発明は、中間転写ベルト及び転写ローラ、駆動ローラの寿命を延ばすことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そして転写ローラ上に付着した異物は粒状に成長し、例えばクリーニング対向ローラ上の中間転写ベルトの平滑を悪くしてクリーニング不良の原因となったり、高温高湿環境により中間転写ベルトと転写ローラ間で糊の役目を果たしてベルトのローラ貼付きの原因となったりして、ユニットの高寿命化に対する大きな課題となっている。
本発明は、中間転写ベルト及び転写ローラ、駆動ローラの寿命を延ばすことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、感光体ドラムと、該感光体ドラム上のトナー像を1次転写されると共にエンドレスに張設されて走行する中間転写ベルトと、該中間転写ドラム上のトナー像を転写紙上に2次転写する2次転写部と、を有する画像形成装置において、前記中間転写ベルトの裏面に摺接する清掃部材を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記清掃部材を、前記2次転写部を構成する前記中間転写ベルト張設用の駆動ローラと、中間転写ベルト表面に配置したクリーニングユニット近傍のテンションローラとの間に配置したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2において、前記駆動ローラとテンションローラ間に位置する中間転写ベルトの上部走行領域の下方に前記清掃部材を配置すると共に、清掃部材から清掃されて落下する異物を収容する受け皿を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2または3において、前記清掃部材を中間転写ベルト裏面に対して接離させる接離機構を有していることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記清掃部材を、前記2次転写部を構成する前記中間転写ベルト張設用の駆動ローラと、中間転写ベルト表面に配置したクリーニングユニット近傍のテンションローラとの間に配置したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2において、前記駆動ローラとテンションローラ間に位置する中間転写ベルトの上部走行領域の下方に前記清掃部材を配置すると共に、清掃部材から清掃されて落下する異物を収容する受け皿を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2または3において、前記清掃部材を中間転写ベルト裏面に対して接離させる接離機構を有していることを特徴とする。
本発明は、中間転写ベルトを有する画像形成装置において、中間転写ベルトの裏面に、清掃部材を設けたので、中間転写ベルト及び転写ローラ、駆動ローラの寿命を延ばすことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の要部(作像部)の構成図である。具体的には中間転写ベルトを中心とした作像ユニットの構成図である。エンドレスに張設されて走行する中間転写ベルト1のループの内部に、4色(Bk・M・C・Y)用の1次転写ローラ2が配置され、中間転写ベルト1を挟んで、それぞれの1次転写ローラ2の対向位置に感光体ドラム3が配置されている。各感光体ドラム3の周辺には図示しない帯電部、露光部、現像部、クリーニング部が配置されている。
図1は本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の要部(作像部)の構成図である。具体的には中間転写ベルトを中心とした作像ユニットの構成図である。エンドレスに張設されて走行する中間転写ベルト1のループの内部に、4色(Bk・M・C・Y)用の1次転写ローラ2が配置され、中間転写ベルト1を挟んで、それぞれの1次転写ローラ2の対向位置に感光体ドラム3が配置されている。各感光体ドラム3の周辺には図示しない帯電部、露光部、現像部、クリーニング部が配置されている。
1次転写ローラ2の回転方向Aの下流に、金属製の入口ローラ4があり、そのさらに下流に駆動ローラ5が配置されている。駆動ローラ5は2次転写ローラ(2次転写部)6の対向ローラでもあり、2次転写時には高い電圧が印加される。駆動ローラ5の反対の端にはテンションローラ7が配置され、加圧バネ8によって中間転写ベルト1に張力を与えている。
テンションローラ7は、クリーニングユニット9の対向ローラでもある。清掃部材10は、駆動ローラ5とテンションローラ7間の中間転写ベルト1の裏面に対向する位置に配置され、ブレード10−1を中間転写ベルト1の裏面に当接している。
駆動ローラ5によって中間転写ベルト1は図1の時計回り(回転方向A)に回転駆動される。揃えられた各タイミングで各色1次転写ローラ2に電圧を印加することで、回転している中間転写ベルト1上に各感光体3から1次転写が行われ、感光体3上のトナーが中間転写ベルト1上に順次転写し重ねられる。
テンションローラ7は、クリーニングユニット9の対向ローラでもある。清掃部材10は、駆動ローラ5とテンションローラ7間の中間転写ベルト1の裏面に対向する位置に配置され、ブレード10−1を中間転写ベルト1の裏面に当接している。
駆動ローラ5によって中間転写ベルト1は図1の時計回り(回転方向A)に回転駆動される。揃えられた各タイミングで各色1次転写ローラ2に電圧を印加することで、回転している中間転写ベルト1上に各感光体3から1次転写が行われ、感光体3上のトナーが中間転写ベルト1上に順次転写し重ねられる。
中間転写ベルト1上に転写されたトナーは、駆動ローラ5に印加された電圧と、2次転写ローラ6との加圧力により転写紙に転写される(2次転写ローラ6にバイアス電圧を印加することも通常行われている)。転写紙に転写されなかった転写残トナーは、クリーニングブレード9によってかき落とされる。これが、中間転写ベルト1を中心とした1サイクルである。
サイクルごとに1次転写ローラ2、駆動ローラ5には高電圧が印加されるため、このハザードによりある作像回数を超えると、両ローラからローラの材質を構成する異物が染み出して中間転写ベルト1裏面に付着していく。また、トナーの移動と転写紙の通紙が繰り返されるため、中間転写ベルト1内部にも飛散トナーや紙粉が入り込んで中間転写ベルト1裏面に異物として付着する。
サイクルごとに1次転写ローラ2、駆動ローラ5には高電圧が印加されるため、このハザードによりある作像回数を超えると、両ローラからローラの材質を構成する異物が染み出して中間転写ベルト1裏面に付着していく。また、トナーの移動と転写紙の通紙が繰り返されるため、中間転写ベルト1内部にも飛散トナーや紙粉が入り込んで中間転写ベルト1裏面に異物として付着する。
本実施形態では、それらの異物を駆動ローラ5下流に配置したポリウレタンゴムを用いたカウンターブレード方式の清掃部材10で除去することが可能になる。また、中間転写ベルト1の裏面が清掃部材10の上方にあるので、中間転写ベルト1の裏面から除去した異物は重力で下に落ち、清掃部材10の下にある受け皿11で受けることが可能になる。
即ち、本発明は、感光体ドラム3と、該感光体ドラム上のトナー像を1次転写されると共にエンドレスに張設されて走行する中間転写ベルト1と、中間転写ドラム上のトナー像を転写紙上に2次転写する2次転写部6と、を有する画像形成装置において、中間転写ベルトの裏面に摺接する清掃部材10を備えた構成が特徴的である。
また、清掃部材10を、駆動ローラ5とテンションローラ7との間(上部走行領域の下方)に配置することで、清掃部材10の清掃時の振動や清掃部材10のたるみなど、中間転写ベルト1の走行性に対するノイズが1次転写、2次転写が行われる領域へ及ぼす影響を小さくすることが可能になる。
即ち、本発明は、感光体ドラム3と、該感光体ドラム上のトナー像を1次転写されると共にエンドレスに張設されて走行する中間転写ベルト1と、中間転写ドラム上のトナー像を転写紙上に2次転写する2次転写部6と、を有する画像形成装置において、中間転写ベルトの裏面に摺接する清掃部材10を備えた構成が特徴的である。
また、清掃部材10を、駆動ローラ5とテンションローラ7との間(上部走行領域の下方)に配置することで、清掃部材10の清掃時の振動や清掃部材10のたるみなど、中間転写ベルト1の走行性に対するノイズが1次転写、2次転写が行われる領域へ及ぼす影響を小さくすることが可能になる。
図2は本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の要部構成図である。具体的には中間転写ベルトを中心としたユニットの構成図である。図1に示す第1の実施形態と同じ位置に、接離機構付きの清掃部材20が配置されている。接離機構は、圧縮バネ20−2とカム20−3を用いて、ブレード20−1を中間転写ベルト1へ接離させる。
中間転写ベルト1が走行している時のみ、ブレード20−1が中間転写ベルト1裏面に当接することで、多量の異物をせき止めた状態で、停止した中間転写ベルト1裏面にブレード20−1が長時間接することのないようにし、中間転写ベルト1裏面と清掃部材20が貼付いたり、中間転写ベルト1裏面に汚染の履歴が残ったりするのを防ぐことが可能となる。
接離機構を構成するカム20−3を駆動させるための駆動手段(モータ、ソレノイド)は図示しない制御手段によって駆動される。
中間転写ベルト1が走行している時のみ、ブレード20−1が中間転写ベルト1裏面に当接することで、多量の異物をせき止めた状態で、停止した中間転写ベルト1裏面にブレード20−1が長時間接することのないようにし、中間転写ベルト1裏面と清掃部材20が貼付いたり、中間転写ベルト1裏面に汚染の履歴が残ったりするのを防ぐことが可能となる。
接離機構を構成するカム20−3を駆動させるための駆動手段(モータ、ソレノイド)は図示しない制御手段によって駆動される。
図1、図2に示した作像のための構成要素は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置を構成しており、図示しない光書き込み部、読取り部、給紙部、定着部等との協働により画像形成工程を実施することができる。
1 中間転写ベルト
2 1次転写ローラ
3 感光体
5 駆動ローラ
7 テンションローラ
9 クリーニングユニット
10 清掃部材
2 1次転写ローラ
3 感光体
5 駆動ローラ
7 テンションローラ
9 クリーニングユニット
10 清掃部材
Claims (4)
- 感光体ドラムと、該感光体ドラム上のトナー像を1次転写されると共にエンドレスに張設されて走行する中間転写ベルトと、該中間転写ドラム上のトナー像を転写紙上に2次転写する2次転写部と、を有する画像形成装置において、前記中間転写ベルトの裏面に摺接する清掃部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 前記清掃部材を、前記2次転写部を構成する前記中間転写ベルト張設用の駆動ローラと、中間転写ベルト表面に配置したクリーニングユニット近傍のテンションローラとの間に配置したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記駆動ローラとテンションローラ間に位置する中間転写ベルトの上部走行領域の下方に前記清掃部材を配置すると共に、清掃部材から清掃されて落下する異物を収容する受け皿を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記清掃部材を中間転写ベルト裏面に対して接離させる接離機構を有していることを特徴とする請求項2または3記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005387A JP2007187844A (ja) | 2006-01-12 | 2006-01-12 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006005387A JP2007187844A (ja) | 2006-01-12 | 2006-01-12 | 画像形成装置 |
Publications (1)
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JP2007187844A true JP2007187844A (ja) | 2007-07-26 |
Family
ID=38343059
Family Applications (1)
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JP2006005387A Pending JP2007187844A (ja) | 2006-01-12 | 2006-01-12 | 画像形成装置 |
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JP (1) | JP2007187844A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015043027A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | キヤノン株式会社 | ベルト搬送装置及び画像形成装置 |
JP2017106964A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
2006
- 2006-01-12 JP JP2006005387A patent/JP2007187844A/ja active Pending
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