JP3440965B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3440965B2
JP3440965B2 JP25927995A JP25927995A JP3440965B2 JP 3440965 B2 JP3440965 B2 JP 3440965B2 JP 25927995 A JP25927995 A JP 25927995A JP 25927995 A JP25927995 A JP 25927995A JP 3440965 B2 JP3440965 B2 JP 3440965B2
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信彦 梅澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
複数の潜像担持体の表面において潜像を現像することに
より形成された、それぞれ異なった色のトナーからなる
トナー像を、転写ベルトにより搬送される記録材に順次
転写して画像形成をなす画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置として、周知
の画像形成プロセスで例えば感光体ドラムからなる潜像
担持体の表面に潜像を形成して、該潜像を現像装置で現
像することによりトナー像を形成し、該トナー像を記録
材に転写して画像形成を行なう画像形成装置であって、
潜像担持体と現像装置とを複数備え、それぞれに異なっ
た色のトナーからなるトナー像を形成させ、各トナー像
を転写ベルトが搬送する記録材に順次転写して、記録材
表面で重ねあわせてカラー画像を形成するものが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この装置においては、
転写ベルトと各潜像担持体とが接している。このため、
転写ベルトに、潜像形成に用いられる潜像担持体表面の
ある色のトナーが付着し、該トナーが転写ベルトにより
他の色の画像形成に用いられる潜像担持体表面に搬送さ
れ、該担持体表面に付着することがある。このように潜
像担持体表面にある色のトナーが付着すると、該トナー
が他の色の現像に用いられる現像装置内へと搬送され、
該現像装置が蓄えている他の色のトナーに混入してしま
うことがある。この場合、混入したトナーが本来画像形
成に用いる色のトナーと共にトナー像形成に用いられ、
該画像に混色を発生させることがあるという問題があっ
た。
【0004】もっとも、画像形成装置が正常に動作して
いる場合は、潜像担持体から転写ベルトに付着するトナ
ーの量は微々たるものであるので、混色はさほど問題と
ならないことが多い。しかしながら、画像形成装置内で
記録材の搬送不良が発生した場合には、記録材表面のト
ナーが大量に転写ベルトに付着することがある。これ
は、搬送不良により転写位置に記録材が到達していない
にもかかわらず、トナー像が形成されている潜像担持体
と転写ベルトが当接した状態となること等に起因する。
この場合、転写ベルトに付着した大量のトナーが、該転
写ベルトにより搬送され、他の色の現像に用いられる現
像装置に蓄えられているトナーに混入することになり、
画像にかなりの悪影響を与えることになる。
【0005】特に、現像剤として、トナーとキャリアか
らなる2成分系現像液、または、トナーからなる1成分
現像液を現像剤として用いる湿式画像形成装置では、現
像剤である現像液が流動性、粘着性を有するので、トナ
ーが他の現像装置に混入しやすく、混色による画像品質
の低下が発生しやすい。
【0006】なお、搬送不良が発生する具体的なケース
としては、搬送経路中で記録材が詰まり(いわゆるジャ
ム)それ以上先に搬送されなくなるケースのみならず、
記録材の搬送と潜像形成との同期にズレが生じるケース
も挙げられる。後者のケースにおいては転写位置に記録
材が到達していないにもかかわらず、または既に転写位
置を記録材が通過してしまったにもかかわれず潜像担持
体のトナー像が形成された部分が転写ベルトの接触した
状態となり、該転写ベルトにトナーが付着してしまうこ
とになる。
【0007】ここで、転写ベルトに付着したトナーを除
去するクリーニング装置を設けておき、このクリーニン
グ装置で転写ベルトの表面に付着したトナーを除去すれ
ば、係る弊害は防止できるようにも思われる。しかしな
がら係るクリーニング装置の能力には自ずと限界があ
り、転写ベルトに大量のトナーが付着してしまった場
合、単にクリーニング装置を設けただけで転写ベルトか
らトナーを完全に除去することは難しく上記混色を完全
には防止しがたい。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、カラー画像を形成す
る際に従来の画像形成装置で発生しがちであった、ある
色のトナーが他の色のトナーに混入することに起因する
混色による画像品質の低下を防止し、常時正しい色合い
のカラー画像を形成することができる画像形成装置を提
供することにある。 (以下、余白)
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目標を達成するため
に、請求項1の画像形成装置は、その表面に潜像が形成
される複数の潜像担持体と、前記複数の潜像担持体に形
成される潜像をそれぞれ異なった色のトナー像とする複
数の現像装置と、記録材を前記複数の潜像担持体の各々
に順次搬送する転写ベルトと、前記転写ベルトを回転駆
動させる転写ベルト駆動手段と、前記転写ベルト表面に
付着したトナーを除去するクリーニング手段と、前記ク
リーニング手段を駆動させるクリーニング手段駆動手段
と、前記記録材の搬送不良を検知するセンサーと、前記
潜像担持体の各々と前記転写ベルトとを当接させ、ま
た、離間させる当接離間手段と、を備えた画像形成装置
であって、前記センサーが前記記録材の搬送不良を検知
すると、前記当接離間手段に前記潜像担持体と前記転写
ベルトとを離間させ、この状態で前記転写ベルト駆動手
段に該転写ベルトを回転駆動させ、前記クリーニング手
段駆動手段に前記クリーニング手段を駆動させて該クリ
ーニング手段で該転写ベルト表面のトナーを除去させる
制御手段を有し、前記クリーニング手段がウエブと、ウ
エブがロール状に巻き付けられたウエブ供給手段と、前
記ウエブを前記転写ベルトに圧接させる圧接部材と、前
記転写ベルトに圧接されて前記転写ベルトのクリーニン
グに使用されたウエブを巻き取るウエブ巻取手段と、を
備えたクリーニング手段であり、前記クリーニング手段
駆動手段が前記ウエブ巻取手段を駆動させ、該ウエブ巻
取手段に前記ウエブを巻き取らせるクリーニング手段駆
動手段であり、前記センサーが前記記録材の搬送不良を
検知すると、前記当接離間手段に前記潜像担持体と前記
転写ベルトとを離間させ、この状態で前記転写ベルト駆
動手段に該転写ベルトを回転駆動させ、前記ウエブ巻取
手段に前記ウエブの巻取り速度を、通常の画像形成時に
おける該ウエブの巻取り速度よりも速くさせる制御手段
有することを特徴とするものである。
【0010】係る請求項1の画像形成装置においては、
センサーが記録材の搬送不良を検知すると、制御手段が
当接離間手段に潜像担持体と転写ベルトとを離間させ、
この状態で転写ベルト駆動手段に該転写ベルトを回転駆
動させ、また、クリーニング手段駆動手段にクリーニン
グ手段を駆動させる。よって、記録材の搬送不良が発生
しているにも関わらず、転写ベルトと潜像担持体を当接
させた状態のまま転写ベルトを回転駆動させた場合に生
じる、ある現像装置から転写ベルトへの大量のトナー付
着と、転写ベルトから他の現像装置へのトナーの混入が
起こることがない。また、一旦、転写ベルトに付着して
しまったトナーもクリーニング装置により除去される。
さらに、例えば吸湿性のあるウエブが圧接部材により、
転写ベルトに押し付けられることによって、より効果的
に転写ベルト表面のトナーが除去される。また、転写ベ
ルトから除去されたトナーはウエブに付着するため、ブ
レードやブラシでクリーニング装置を構成する場合に必
要である除去されたトナーを回収するための装置を別途
設ける必要がなくなる。 さらに、ウエブ巻取手段がウエ
ブを巻き取ることにより、ウエブのトナーが付着してい
ない部分がクリーニングに用いられることになる。よっ
て、ローラ等のクリーニング部材を用いる場合に生じ
る、クリーニング部材にトナーが付着することを原因と
するクリーニング性能の低下を防止することができる。
また、センサーが前記記録材の搬送不良を検知すると、
制御手段がウエブ巻取手段のウエブ巻取り速度を通常の
画像形成時よりも速くし、クリーニング装置のクリーニ
ング性能を通常よりも向上させる。このため、搬送不良
時には、転写ベルトに付着する大量のトナーが十分に除
去される一方で、通常時に必要以上のウエブが消費さ
れ、ウエブが無駄になることがない。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】また、請求項の画像形成装置は、請求項
1の画像形成装置であって、通常の画像形成時に、前記
クリーニング手段駆動手段に前記ウエブ巻取手段を複数
回の画像形成毎に駆動させ該ウエブ巻取手段に前記ウエ
ブを巻き取らせる制御手段を有することを特徴とするも
のである。
【0016】特に係る請求項の画像形成装置において
、通常の画像形成時には、ウエブは複数回の画像形成
ごとに巻き取られるので、画像形成一回ごとにウエブが
巻き取られる場合と比較してウエブの使用量が少なくて
すむ。
【0017】
【0018】
【0019】また、請求項の画像形成装置は、前記記
録材が排出される排出口近傍に設けられた、前記転写ベ
ルトから前記記録材を分離する分離手段を備えた請求項
1の画像形成装置であって、前記センサーが前記記録材
の搬送不良を検知すると、前記当接離間手段に前記潜像
担持体と前記転写ベルトとを離間させ、この状態で前記
転写ベルト駆動手段に該転写ベルトを回転駆動させ、前
記分離手段により前記記録材を該転写ベルトから分離さ
せる制御手段を有することを特徴とするものである。
【0020】係る請求項の画像形成装置においては、
センサーが記録材の搬送不良を検知すると、制御手段が
当接離間手段に潜像担持体と転写ベルトとを離間させ、
この状態で転写ベルト駆動手段に該転写ベルトを回転駆
動させ、また、分離手段に記録材を転写ベルトから離間
させる。よって、搬送不良が発生しているにもかかわら
ず、転写ベルトと潜像担持体を当接させた状態のまま転
写ベルトを回転駆動させた場合に生じる、該転写ベルト
への大量のトナー付着が起こることがない。また、画像
形成装置内の記録材は、転写ベルトにより排紙口近傍ま
で搬送され、排紙口近傍で分離手段により分離されて、
装置外に排出される。
【0021】なお、請求項の画像形成装置において、
例えば、転写ベルトに記録紙を搬送するための部分等の
転写ベルト以外の記録材の搬送路部おいて記録材の搬送
不良が生じた場合、該搬送路部において搬送不良を起こ
した記録材を操作者が取り除く操作をした後に、転写ベ
ルト部に残留した記録紙が装置外搬送されるようにして
も良い。
【0022】また、請求項の画像形成装置は、その表
面に潜像が形成される複数の潜像担持体と、前記複数の
潜像担持体に形成される潜像をそれぞれ異なった色のト
ナー像とする複数の現像装置と、記録材を前記複数の潜
像担持体の各々に順次搬送する転写ベルトと、前記転写
ベルトを回転駆動させる転写ベルト駆動手段と、前記転
写ベルト表面に付着したトナーを除去するクリーニング
手段と、前記クリーニング手段を駆動させるクリーニン
グ手段駆動手段と、前記潜像担持体の各々と前記転写ベ
ルトとを当接させ、また、離間させる当接離間手段と、
を備えた画像形成装置であって、画像形成動作が完了し
た際に、前記当接離間手段に前記潜像担持体と前記転写
ベルトとを離間させ、この状態で前記クリーニング手段
駆動手段に前記クリーニング手段を駆動させ、該転写ベ
ルト表面のトナーを除去させる制御手段を有し、前記ク
リーニング手段が、ウエブと、ウエブがロール状に巻き
付けられたウエブ供給手段と、前記ウエブを前記転写ベ
ルトに圧接させる圧接部材と、前記転写ベルトに圧接さ
れて前記転写ベルトのクリーニングに使用されたウエブ
を巻き取るウエブ巻取手段と、を備えたクリーニング手
段であり、前記クリーニング手段駆動手段が前記ウエブ
巻取手段を駆動させ、該ウエブ巻取手段に前記ウエブを
巻き取らせるクリーニング手段駆動手段であり、画像形
成動作が完了した際に、前記当接離間手段に前記潜像担
持体と前記転写ベルトとを離間させ、この状態で前記転
写ベルト駆動手段に該転写ベルトを回転駆動させ、前記
ウエブ巻取手段に前記ウエブの巻取り速度を、通常の画
像形成時における該ウエブの巻取り速度よりも速くさせ
る制御手段を有することを特徴とするものである。
【0023】係る請求項の画像形成装置においては、
画像形成動作完了時に制御手段が当接離間手段に潜像担
持体と転写ベルトとを離間させる。よって、画像形成完
了時に潜像担持体と転写ベルトとを接触させていた場合
に生じる、潜像担持体表面に残留したトナーが、例えば
該トナーに作用する重力により潜像担持体表面に沿って
流れ落ちて、転写ベルトに付着することが防止される。
さらに、潜像担持体と転写ベルトとを離間させた状態
で、制御手段がクリーニング手段駆動手段にクリーニン
グ手段を駆動させる。よって、画像形成動作完了時に転
写ベルトに付着していたトナーがクリーニング装置によ
り除去される。 さらに、例えば吸湿性のあるウエブが圧
接部材により、転写ベルトに押し付けられることによっ
て、より効果的に転写ベルト表面のトナーが除去され
る。また、転写ベルトから除去されたトナーはウエブに
付着するため、ブレードやブラシでクリーニング装置を
構成する場合に必要である除去されたトナーを回収する
ための装置を、別途設ける必要がなくなる。 さらに、ウ
エブ巻取手段がウエブを巻き取ることにより、ウエブの
トナーが付着していない部分がクリーニングに用いられ
ることになる。よって、ローラ等のクリーニング部材を
用いる場合に生じる、クリーニング部材にトナーが付着
することを原因とするクリーニング性能の低下を防止す
ることができる。また、画像形成動作完了時に、制御手
段がウエブ巻取手段のウエブ巻取り速度を通常の画像形
成時よりも速くし、クリーニング装置のクリーニング性
能を通常よりも向上させる。このため、画像形成動作完
了時には、転写ベルトに付着するトナーが十分に除去さ
れる一方で、通常時には必要以上のウエブが消費され
ず、ウエブが無駄になることがない。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】また、請求項の画像形成装置は、請求項
の画像形成装置であって、通常の画像形成時に、前記
クリーニング手段駆動手段に前記ウエブ巻取手段を複数
回の画像形成毎に駆動させ該ウエブ巻取手段に前記ウエ
ブを巻き取らせる制御手段を有することを特徴とするも
のである。
【0031】特に係る請求項の画像形成装置において
は、通常の画像形成時には、ウエブは複数回の画像形成
ごとに巻き取られるので、画像形成一回ごとにウエブを
巻き取る場合と比較して、ウエブの使用量が少なくてす
む。
【0032】
【0033】
【0034】また、請求項の画像形成装置は、請求項
の画像形成装置であって、前記制御手段が、画像形成
動作が完了した際に、前記当接離間手段に前記潜像担持
体と前記転写ベルトとを離間させ、この状態で前記クリ
ーニング手段駆動手段に前記クリーニング手段を駆動さ
せ、該転写ベルトの表面のトナー除去をさせ、再度画像
形成がなされるまで該当接離間部材に、該潜像担持体と
該転写ベルトとを離間した状態に保たせる制御手段であ
ることを特徴とするものである。
【0035】特に、係る請求項の画像形成装置におい
ては、画像形成動作が完了時に制御手段が当接離間手段
に潜像担持体と転写ベルトとを離間させ、クリーニング
手段駆動手段にクリーニング手段を駆動させて、転写ベ
ルト表面に付着したトナーを除去させ、さらに、再度画
像形成がなされるまで当接離間手段に潜像担持体と転写
ベルトとを離間した状態に保たせる。よって、潜像担持
体と転写ベルトとを接触させていた場合に、潜像担持体
表面に残留したトナーが転写ベルトに付着することによ
り生じる画像品質の低下が生じることがない。また、転
写ベルトに付着したトナーもクリーニング装置により除
去される。また、トナーが除去された転写ベルト表面に
潜像担持体が再度当接して、再びトナーが付着すること
がない。
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【発明の実施の形態】
〔実施形態1〕以下、本発明を画像形成装置である電子
写真複写機(以下、複写機という)に適用した第1の実
施形態について説明する。図1はこの実施形態に係る複
写機の概略構成を示す正面図である。
【0055】この装置には、転写ベルト1、転写ベルト
駆動手段としての駆動ローラ2、従動ローラ3等からな
る搬送ユニット4の近傍に、転写ベルト1に静電的に吸
着されて搬送される記録材としての記録紙5に順次トナ
ー像を形成するイエロートナー像形成部Y、マゼンダト
ナー像形成部M、シアントナー像形成部C、ブラックト
ナー像形成部Bが設けられている。
【0056】各トナー像形成部Y、M、C、Bの構成に
ついて説明する。図2は、イエロートナー像形成部Yの
概略構成を示す正面図である。なお、各トナー像形成部
Y、M、C、Bの構成は共通であるので、説明はイエロ
ートナー像形成部Yについてのみ行い、他のトナー像形
成ユニットについては図中でイエロートナー像形成部Y
におけるものと対応する部分に、イエロートナー像形成
部におけるものに付した番号の後にM、C、Bを付すに
止め説明は省略する。イエロートナー像形成部Yの潜像
担持体としての感光体ドラム30Yの周辺には、電子写
真プロセスにより記録紙5の表面にイエロートナー像を
形成するために、帯電装置31Y、露光装置32Y、現
像装置33Y、転写装置34Y、除電装置35Y、クリ
ーニング装置36Yが配置されていてる。
【0057】ここで、現像装置33Yは、トナーとキャ
リアからなる2成分現像液、または、トナーからなる1
成分現像液を現像剤として用いる湿式の現像装置であ
り、感光体ドラム30Y表面に現像剤を供給する現像ロ
ーラ37Y、感光体ドラム30Y表面の過剰な現像剤を
除去するリバースローラ38Y、ケース39Yに現像剤
を供給する現像剤供給口40Y等からなる。また、転写
装置34Yは、感光体ドラム30Yと転写ベルト1との
間に介在した状態にある記録紙5が感光体ドラム30Y
表面に形成されたトナー像を静電的に吸着する向きの電
界を発生させるべく転写ベルト1に電荷を与える転写チ
ャージャからなる。
【0058】イエロートナー像形成部Yの転写ベルト1
の回転方向上流には、転写ベルト1に図示を省略する給
紙装置から記録材としての記録紙5を供給するための第
1搬送ガイド板6が設けられている。一方、ブラックト
ナー像形成部Bの転写ベルト1の回転方向下流には、転
写ベルト1から記録紙5を分離するための分離チャージ
ャー7が設けられている。この分離チャージャ7は、転
写ベルト1と記録紙5から除電を行い、転写ベルト1と
記録紙5との電気的な吸着力を弱めることで、記録紙5
をその剛性により転写ベルト2表面から分離させる。ま
た、分離部の近傍には、転写ベルト1表面から分離され
た記録紙5を図示を省略する定着装置に導くための第2
搬送ガイド板8が設けられている。
【0059】分離チャージャー7の転写ベルト1の回転
方向下流には、転写ベルト1表面に付着した現像剤や埃
等を除去するためのクリーニング手段としての転写ベル
トクリーニング装置10が設けられている。この転写ベ
ルトクリーニング装置10は、転写ベルト1に当接して
設けられ、転写ベルト1と反対方向に回転することで、
摩擦力により転写ベルト1表面からトナーを除去するブ
ロッタローラ11と、図1に矢印aで示すようにブロッ
タローラ11の表面に向けた空気流を発生させ、ブロッ
タローラ11表面に付着した現像液を蒸発させて、該表
面を乾燥させるファン12とから構成される。なお、ブ
ロッタローラ11の表面は、給油性があり、トナーが拭
き取れるように表面を粗くした合成皮革から構成するこ
とが望ましい。また、ブロッタローラ11とファン12
は、クリーニング手段駆動手段としての図示しないモー
タにより駆動される。
【0060】また、記録紙5の搬送不良を検知するため
に、第1搬送ガイド板6の近傍には第1センサ50が、
第2搬送ガイドガイド板8の近傍には第2センサ51が
設けられている。
【0061】また、この装置は、各感光体ドラム30
Y、30M、30C、30Bと転写ベルト1とを当接さ
せ、また、離間させる当接離間手段を有する。当接離間
手段は、軸60によって装置本体に回動自在に設けられ
た第1アーム61と、軸62によって装置本体に回動自
在に設けられた第2アーム63と、両アーム61、63
を連結する連結部材64とから構成されるリンク機構か
らなる。第1アーム61と連結部材64の連結部には、
転写ベルト1を各感光体ドラム30Y、30M、30
C、30B方向へ押圧するための第1押圧部材65が、
第2アーム63と連結部材64の連結部には、転写ベル
ト1を各感光体ドラム30Y、30M、30C、30B
方向へ押圧するための第2押圧部材66が、それぞれ設
けられている。
【0062】これらの押圧部材65、66は、外部から
力が加えられない限り、第1アーム61に設けられた付
勢手段であるスプリング67により、各感光体ドラム3
0Y、30M、30C、30Bから離間する方向に付勢
される。また、このスプリング67による付勢に抗し
て、両押圧部材65、66を各感光体ドラム30Y、3
0M、30C、30Bに当接させるための駆動源として
のソレノイド68が第2アーム63に設けられている。
すなわち、この当接離間手段は、ソレノイド68がOF
Fのときは転写ベルト1と各感光体ドラム30Y、30
M、30C、30Bが離間する状態となり、ソレノイド
68がONのときは、転写ベルト1と各感光体30Y、
30M、30C、30Bが当接する構成となっている。
【0063】以上の様に構成されたこの装置の動作につ
いて、通常の画像形成時と、記録紙5の搬送不良が生じ
た場合とに分けて説明する。
【0064】まず、通常の画像形成時の動作について説
明する。画像形成をなすにあたり、まず、ソレノイド6
8をONして、第1押圧部材65、第2押圧部材66に
より転写ベルト1と各感光体ドラム30Y、30M、3
0C、30Bとが当接した状態とする。この、状態で図
示しない給紙装置が記録紙5を第1搬送ガイド板6へ供
給し、第1搬送ガイド板6が該記録紙5を転写ベルト1
の表面へと搬送する。転写ベルト1は、転写装置34Y
により付与される電荷により、第1搬送ガイド板6によ
り搬送されてきた記録紙5をその表面に吸着させる。こ
こで、転写ベルト1は駆動ローラ2から伝達される回転
力により矢印b方向に回転し、転写紙5を各トナー像形
成部Y、M、C、Bに設けられた各感光体ドラム30
Y、30M、30C、30Bの周速と同速度で搬送す
る。
【0065】この転写ベルト1と同速度で回転する感光
体ドラム30Y表面に、該感光体ドラム周辺に配置され
た各装置がイエロートナー像を形成する。すなわち、帯
電装置31Yが感光体ドラム30Yの表面を均一に帯電
し、露光装置32Yが感光体ドラム30Y表面に静電潜
像を形成し、該静電潜像に現像装置33Yがイエロート
ナーを供給して最終的にイエロートナー像を形成する。
そして、このイエロートナー像を、転写装置34Yが、
転写ベルト1と感光体ドラム30Yのなすニップ部NY
へ転写ベルト1により搬送されてきた記録紙5表面に転
写する。すなわち、転写装置34Yが転写ベルト1に電
荷を付与して、ニップ部N近傍に電界を発生させ、感光
体ドラム36Y表面の帯電状態にあるイエロートナー像
を転写紙5方向に静電的に移動させて、該イエロートナ
ー像を転写紙5に転写させる。そして、除電装置35が
感光体ドラム36表面の残留電荷を除去し、クリーニン
グ装置が36Yが感光体ドラム36Y表面に残留したイ
エロートナーを除去する。
【0066】以上の動作により表面にイエロートナー像
が付着した状態となった記録紙5を、転写ベルト1が、
転写ベルト1とマゼンダトナー像形成部Mが形成するニ
ップ部NM、転写ベルト1とシアントナー像形成部Cが
形成するニップ部NC、及び、転写ベルト1とブラック
トナー像形成部Bが形成するニップ部NBへ順次搬送す
る。そして、ニップ部NMにおいてマゼンダトナー像形
成部Mがマゼンダトナー像を、また、ニップ部NCにお
いてシアントナー像形成部がシアントナー像を、さらに
ニップ部NBにおいてブラックトナー像形成部Bがブラ
ックトナー像を順次転写紙5に転写させて、転写紙5表
面で各トナー像を重ね合わせる。なお、各トナー像形成
部M、C、Bがトナー像を形成する動作、及び該トナー
像を記録紙5に転写する動作については、イエロートナ
ー像形成部Yの動作と同じである。
【0067】以上の動作により、4色のトナー像が重ね
合わされた状態となった記録紙5を、分離装置7が転写
ベルト1表面から分離する。すなわち、分離装置7が、
転写ベルト1に分布している記録紙5を静電的に吸着し
ている電荷の一部を除去し、転写ベルト1と記録紙5の
静電的な吸着力を弱める。該静電的な吸着力が弱められ
たことと、記録紙5の剛性とが相俟って該記録紙が転写
ベルト1表面から分離する。そして、転写ベルト1表面
から分離された記録紙5を、第2搬送ガイド板8が図示
しない定着装置へ搬送し、該定着装置がトナー像を記録
紙に定着する。定着が完了した記録紙5は図示しない機
構により装置外部に排紙される。
【0068】以上の複写動作が完了したら、ソレノイド
68をOFFにして、スプリング67により、第1押圧
部材65、第2押圧部材66を転写ベルト1から離間さ
せ、転写ベルト1と各感光体ドラム30Y、30M、3
0C、30Bとを離間させる。また、この状態で、駆動
ローラ2により転写ベルト1を回転させ、図示しないモ
ータでブロッタローラ11とファン12を回転させるこ
とで、転写ベルト1表面に付着したトナーを除去する。
このように、複写動作の完了後に、転写ベルト1を各感
光体ドラム30Y、30M、30C、30Bから離間さ
せたので、感光体ドラム表面に残留したトナーが転写ベ
ルトに付着することを防止することができる。即ち、複
写動作完了時に、転写ベルト1と感光体ドラムとを当接
させておくと、感光体ドラム表面のトナーが、感光体ド
ラムの表面に沿って流れ落ちて、転写ベルト1表面に付
着することになる。例えばこの実施形態では、転写ベル
ト1が従動ローラ3と駆動ローラ2に掛け渡されてい
て、その横方向近傍に各感光体ドラム30Y、30M、
30C、30Bが設けられてるので、各感光体ドラムの
最上端から転写ベルト1にもっとも近接する位置までの
領域(図2のA領域)のトナーが、感光体ドラムの表面
に沿って流れ落ち、転写ベルトに付着することになって
しまう。そこで、係る事態を避けるために複写完了時に
は上記の様に転写ベルト1を各感光体ドラム30Y、3
0M、30C、30Bから離間させる様に動作させてい
る。
【0069】また、上記のように、複写動作完了時に、
すなわち画像形成動作完了時に、転写ベルト1の表面に
付着したトナーを転写ベルトクリーニング装置10で除
去するので、複写完了時に転写ベルト1の表面に付着し
ていたトナーが、次回に複写を行なうときに他の色の現
像装置に混入して、混色を引き起こし画像品質を低下さ
せることない。
【0070】また、ソレノイド68は、次の複写がなさ
れるまでONされないので、次の複写がなされるまでの
間、転写ベルト1と各感光体ドラム30Y、30M、3
0C、30Bは離間された状態で保たれることになる。
よって、次の複写がなされるまでの間に、感光体ドラム
表面に残留したトナーが転写ベルトに付着することを防
止することができる。
【0071】次に、記録紙5の搬送不良が生じた場合の
動作について説明する。記録紙5の搬送不良が生じたこ
とを、第1センサ50または第2センサ51が検知する
と、図示を省略する制御手段が、ソレノイド68をOF
Fとして、転写ベルト1と各感光体ドラム30Y、30
M、30C、30Bを離間させる。そして、この状態
で、駆動ローラ2により転写ベルト1を回転させ、ま
た、図示しないモータによりブロッタローラ11とファ
ン12を回転させ、転写ベルト表面のトナーを除去す
る。このように、記録紙5の搬送不良が生じた際に、転
写ベルト1と各感光体ドラム30Y、30M、30C、
30Bを離間させるので、搬送不良が生じているにもか
かわらず、転写ベルト1と各感光体ドラム30Y、30
M、30C、30Bを当接させた状態のまま、転写ベル
ト1を回転させた場合に生じる転写ベルト1への多量の
トナーの付着を防止することができる。
【0072】また、転写ベルト1と各感光体ドラム30
Y、30M、30C、30Bを離間させたとしても、搬
送不良時には若干のトナーが転写ベルト1に付着するこ
とがある。この場合も前述の様に、駆動ローラにより
転写ベルト1を回転させ、また、図示しないモータによ
りブロッタローラ11とファン12を回転させるので、
付着したトナーは転写ベルト1の表面から除去される。
【0073】また、第1センサ50または第2センサ5
1が、記録紙5の搬送不良を検知した際には、上記の動
作と併せて分離チャージャ7を作動させることが望まし
い。分離チャージャ7を作動させれば、複写機内の記録
紙5が、転写ベルト1の回転により分離チャージャ7近
傍まで搬送され、分離チャージャ7により転写ベルト1
から分離され、複写機外部に排出される。よって、複写
機内の記録紙5を複写機から取り除く手間が省ける。
【0074】〔実施形態2〕以下、本発明を画像形成装
置である電子写真複写機(以下、複写機という)に適用
した第2の実施形態について説明する。なお、本実施形
態は、第1の実施形態とクリーニング装置の構造が異な
ること以外は実施形態1と共通であるので、共通部分の
構成、及び動作の説明は省略する。図3はこの実施形態
に係る複写機のクリーニング装置の概略構成を示す正面
図である。
【0075】まず、この実施形態のクリーニング装置の
構成を説明する。この実施形態に係るクリーニング手段
としてのクリーニング装置70は、例えばティッシュペ
ーパのように繊維質からなり、吸湿性を有し、巻紙状に
構成される所謂ウエブを用いるウエブ方式のクリーニン
グ装置である。ウエブ71は、ウエブ供給手段としての
サプライローラ72から送り出され、ウエブ巻取手段と
してのテイクアップローラ73に巻き取られる構成とな
っている。このテイクアップローラ73は、クリーニン
グ手段駆動手段としての図示しないステップモータによ
り駆動し、ウエブ71を巻き取る。また、ウエブ71の
サプライローラ72からテイクアップローラ73へ至る
部分が、例えばスプリング74からなる付勢手段により
付勢される押圧部材としての押圧ローラ75により、転
写ベルト1に押圧されている。
【0076】上記のサプライローラ72、テイクアップ
ローラ73、スプリング74、押圧ローラ75はケース
76に取付けられている。また、ケース76のサプライ
ローラ72近傍には窓77が設けられていて、ケース7
6の外側に設けられたエンドセンサ78が窓77を介し
て、ウエブ71の終端部に設けられたエンドマーク79
を検知する。エンドセンサ78がエンドマーク79を検
知すると、複写機の操作パネルにその旨表示されるの
で、操作者にウエブの補給が必要であることがわかる。
【0077】次に、この実施形態のクリーニング装置の
動作を、通常の画像形成時と、記録紙5の搬送不良が生
じた場合とに分けて説明する。まず、通常の画像形成時
の動作について説明する。通常の画像形成時には、ステ
ップモータによりテイクアップローラ73を回転させ、
ウエブ71を巻取りつつ転写ベルト1表面に付着したト
ナーを除去する。ウエブ71の送り出し量については、
複写する画像の種類、ウエブ71のトナーの吸着性等に
依存するが、通常は画像長さの2パーセント程度が適当
である。もっとも、送り出し量を多くすれば、転写ベル
ト1表面のクリーニング性が向上し画像品質は良くなる
が、ウエブ71の消費量は多くなる。また、送り出し量
を少なくすれば、ウエブ71の消費量は小量に抑えられ
るものの、画像品質が落ちることは否定できない。よっ
て、両者を衡量して送り出し量を決めれば良い。また、
ウエブ71を送り出すタイミングについては、一回の複
写ごとに送りだしても良いし、複数回の複写ごとに送り
だしても良い。複数回の複写毎にウエブ71を送り出す
様にすれば、ウエブ71の消費量を小量に抑えることが
できる。
【0078】また、複写完了時にクリーニング装置は、
転写ベルト1のクリーニングを行なう。なお、複写完了
時の複写機全体の動作は、第1の実施形態と同様であ
る。複写が完了すると、ソレノイド68をOFFにな
り、転写ベルト1と各感光体ドラム30Y、30M、3
0C、30Bとを離間する。そして、この状態で転写ベ
ルト1が回転し、クリーニング装置70で転写ベルト1
表面のトナーを除去する。以下、このクリーニング装置
70の動作について説明する。
【0079】複写動作動作が完了すると、ステップモー
タの回転により、テイクアップローラ73がウエブ71
の巻取りを開始し、転写ベルト1表面に付着したトナー
を除去する。ここで、複写動作の完了時には、各感光体
ドラム30Y、30M、30C、30Bの表面に残留し
たトナーが、感光体ドラムの表面に沿って流れ落ち、転
写ベルト1に付着するため、通常の複写時よりも転写ベ
ルト1に付着するトナーの量が多い。よって、クリーニ
ング装置70のクリーニング性能も、通常の複写動作時
よりも向上させる必要がある。従って、ウエブ71の送
り出し量を多くすること、すなわち、テイクアップロー
ラ73のウエブ71の巻取り速度を通常よりも速くする
ことが望ましい。具体的には、通常の複写時は先に述べ
たように、画像長さの2パーセント程度が適当であるの
で、それ以上の値とすることが望ましい。また、通常の
複写動作時に、ウエブ71の消費量を少なくするため
に、複数回の複写毎にウエブ71を送り出す様にしてい
た場合も、複写動作完了時は、クリーニング動作完了時
に必ずウエブを送り出す様にして、トナーが全く付着し
ていない新しいウエブを用いることが望ましい。
【0080】次に、記録紙5の搬送不良が生じた場合
の、クリーニング装置70の動作について説明する。な
お、記録紙5の搬送不良が発生した場合の、すなわち、
第1センサ50または第2センサ51が搬送不良を検知
した場合の複写機全体の動作は、第1の実施形態と同じ
である。すなわち、第1センサ50または第2センサ5
1が搬送不良を検知すると、図示省略する制御手段がソ
レノイド68をOFFにして、転写ベルト1と各感光体
ドラム30Y、30M、30C、30Bとを離間させ、
この状態で転写ベルト1を回転させる。また、これらの
動作と併せて、分離チャージャ7を動作させることが望
ましい。そして、クリーニング装置70で転写ベルト1
表面のトナーを除去する。以下、このクリーニング装置
70の動作について説明する。
【0081】第1センサ50または第2センサ51が搬
送不良を検知すると、図示しない制御手段の指示により
ステップモータが回転し、テイクアップローラ73がウ
エブ71の巻取りを開始し、転写ベルト1表面に付着し
たトナーを除去する。ここで、記録紙5の搬送不良時に
は、通常の画像形成時よりも転写ベルト1に付着するト
ナーの量が多い。よって、クリーニング装置70のクリ
ーニング性能も、通常の複写動作時よりも向上させる必
要がある。従って、ウエブ71の送り出し量を多くする
こと、すなわち、テイクアップローラ73のウエブ71
の巻取り速度を通常よりも速くすることが望ましい。具
体的には、通常の複写時は先に述べたように、画像長さ
の2パーセント程度が適当であるが、複写紙の搬送不良
が生じた場合は画像長さの4パーセント程度が適当であ
る。また、通常の複写動作時に、ウエブ71の消費量を
少なくするために、複数回の複写毎にウエブ71を送り
出す様にしていた場合も、複写動作完了時は、必ずウエ
ブを送り出す様にして、トナーが全く付着していない新
しいウエブを用いることが望ましい。
【0082】この実施形態の、ウエブ方式のクリーニン
グ装置を用いれば、ウエブ71がトナーを吸着するの
で、転写ベルト1の表面から効果的にトナーを除去する
ことができる。また、ウエブ71はテイクアップローラ
73により巻き取られるので、クリーニング装置とし
て、例えばローラを用いた場合に生じるローラにトナー
が付着することによるクリーニング性能の低下は生じな
い。また、トナーは掻き落されるのではなくウエブ71
に吸着されるため、例えばローラを用いるクリーニング
装置等のトナーを掻き落すタイプのクリーニング装置で
必要であった掻き落したトナーを回収するための装置が
不要である。 (以下、余白)
【0083】
【0084】
【0085】
【0086】
【0087】
【0088】
【0089】
【0090】
【0091】
【0092】
【0093】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、センサーが記
録材の搬送不良を検知すると、転写ベルトと潜像担持体
とが離間する。よって、転写ベルトに多量のトナーが付
着することがなくなり、他の色のトナー像形成に用いら
れる現像装置に該トナーが混入することが防止される。
これにより、ある色のトナーが他の色のトナーに混入す
ることによる画像品質の低下が防止され、常時正しい色
合いのカラー画像を形成することができる。また、たと
え転写ベルトにトナーが付着してしまったとしても、該
トナーはクリーニング装置により除去されるので、該ト
ナーが他の色のトナーに混入することはない。よって、
トナーの混入を原因とする画像品質の低下が防止され、
常時正しい色合いのカラー画像を形成が実現される。
らに、例えば吸湿性のあるウエブを転写ベルトに押し付
けることによって、転写ベルト表面に付着したトナーが
より効率的に除去されるので、トナー混入による画像品
質の低下がより効率的に防止され、常時正しい色合いの
カラー画像を形成することができる。また、転写ベルト
から除去されたトナーはウエブに付着するため、除去さ
れたトナーを回収する装置を設ける必要がなく、画像形
成装置を小型化することができる。 さらに、ウエブ巻取
手段がウエブを巻き取ることにより、ウエブのトナーが
付着していない部分がクリーニングに用いられることに
なる。よって、転写ベルト表面に付着したトナーがより
効率的に除去されるので、トナー混入による画像品質の
低下がより効率的に防止される。また、記録材の搬送不
良をセンサーが検知すると、ウエブの巻取り速度を上げ
クリーニング装置のクリーニング性能を通常よりも向上
させので、記録材の搬送不良時に多量のトナーが転写ベ
ルトに付着しても、該トナーが十分に除去される。よっ
て、トナー混入による画像品質の低下がより効果的に防
止される。また、通常の画像形成時には、必要以上のウ
エブが消費されることがないので、ランニングコストを
抑えることができる。
【0094】
【0095】
【0096】特に請求項の発明によれば、ウエブ巻取
手段がウエブを巻き取ることにより、ウエブのトナーが
付着していない部分がクリーニングに用いられることに
なる。よって、転写ベルト表面に付着したトナーがより
効率的に除去されるので、請求項の発明と同様に、ト
ナー混入による画像品質の低下がより効率的に防止され
る。また、特に請求項の発明によれば、通常の画像形
成時には、複数回の画像形成毎にウエブが巻き取られる
ので、一回の画像形成毎にウエブを巻き取る装置と比較
してウエブの消費量が少ない。よって、画像形成装置の
ランニングコストを抑えることができる。
【0097】
【0098】請求項の発明によれば、センサーが記録
材の搬送不良を検知すると、転写ベルトと潜像担持体と
が離間するので、転写ベルトと潜像担持体とが当接した
状態のまま搬送不良状態にある記録材を取り除こうとし
た場合に生じる、転写ベルトへの多量のトナーの付着を
防ぐことができる。よって、転写ベルトに付着した多量
のトナーが、他の色のトナーに混入して、画像品質が低
下することが防止され、常時正しい色合いのカラー画像
を形成することができる。また、記録材の搬送不良時に
は、記録材が転写ベルトにより排紙口近傍まで搬送され
て、そこで、該記録材が転写ベルトから分離され、装置
本体から排紙される。よって、搬送不良紙を画像形成装
置から取り除く手間がない操作性に優れた画像形成装置
を提供することができる。さらに、操作者が転写ベルト
部で搬送不良を起こした記録材、または転写ベルト部に
残留した記録材を取り除く際に該記録から転写ベルトに
トナーが付着するという事態が生じることがない。さら
に、請求項3の画像形成装置によれば、操作者が転写ベ
ルト部で搬送不良を起こした記録材等を取り除く際に潜
像担持体に傷を付け、その後になされる画像形成に悪影
響を生じさせるという事態も防止することができる。
【0099】
【0100】請求項の発明によれば、画像形成動作の
完了時に潜像担持体と転写ベルトを離間させるので、潜
像担持体に残留していたトナーが転写ベルトに付着する
ことがない。よって、該トナーが他の色の現像に用いら
れる現像装置中のトナーに混入して、混色等の画像品質
の低下が生じることが防止され、常時正しい色合いのカ
ラー画像を形成することができる。さらに、画像形成動
作の完了時に潜像担持体と転写ベルトを離間させるの
で、潜像担持体に残留していたトナーが転写ベルトに付
着することがない。よって、該トナーが他の色の現像に
用いられる現像装置中のトナーに混入することが防止さ
れる。また、画像形成動作完了時に転写ベルトに付着し
た状態にあるトナーもクリーニング装置により除去され
るので、該トナーが他の色の現像に用いられる現像装置
中のトナーに混入することが防止される。従って、ある
色のトナーが他の色のトナーに混入して、画像品質が低
下することがなくなるので、常時正しい色合いのカラー
画像を形成することができる。 さらに、例えば吸湿性の
あるウエブを転写ベルトに押し付けることによって、転
写ベルト表面に付着したトナーがより効率的に除去され
るので、トナー混入による画像品質の低下がより効率的
に防止され、常時正しい色合いのカラー画像を形成する
ことができる。また、転写ベルトから除去されたトナー
はウエブに付着するため、除去されたトナーを回収する
装置を設ける必要がなく、画像形成装置を小型化するこ
とができる。 さらに、ウエブ巻取手段がウエブを巻き取
ることにより、ウエブのトナーが付着していない部分が
クリーニングに用いられることになるので、転写ベルト
表面に付着したトナーがより効率的に除去される。ま
た、画像形成の完了時には、ウエブの巻取り速度を上げ
クリーニング装置のクリーニング性能を通常よりも上昇
させるので、画像形成完了時に多量のトナーが転写ベル
トに付着しても、該トナーが十分に除去される。従っ
て、転写ベルトに付着したある色のトナーが他の色のト
ナーに混入して、画像品質が低下することが防止され、
常時正しい色合いのカラー画像を形成することができ
る。また、通常の画像形成時には、必要以上のウエブが
消費されることがないので、ランニングコストを抑える
ことができる。
【0101】
【0102】
【0103】
【0104】特に請求項の発明によれば、ウエブ巻取
手段がウエブを巻き取ることにより、ウエブのトナーが
付着していない部分がクリーニングに用いられることに
なるので、請求項の発明と同様に、転写ベルト表面に
付着したトナーがより効率的に除去される。従って、転
写ベルトに付着したある色のトナーが他の色のトナーに
混入して、画像品質が低下することが防止され、常時正
しい色合いのカラー画像を形成することができる。ま
た、特に請求項の発明によれば、通常の画像形成時に
は、複数回の画像形成毎にウエブが巻き取られるので、
一回の画像形成毎にウエブを巻き取る装置と比較してウ
エブの消費量が少なくなり、画像形成装置のランニング
コストを抑えることができる。
【0105】
【0106】特に請求項の発明によれば、画像形成動
作完了時に潜像担持体と転写ベルトが離間され、該転写
ベルト表面のトナーが除去され、該転写ベルトが再度画
像形成がなされるまで潜像担持体と転写ベルトは離間し
た状態に保たれる。よって、潜像担持体に残留したトナ
ーが転写ベルトに付着することがない。よって、転写ベ
ルト表面に付着したトナーが他の色のトナー像を形成す
る現像装置中のトナーに混入することを原因とする、混
色等の画像品質の低下が生じることがないので、常時正
しい色合いのカラー画像を形成することができる。
【0107】
【0108】
【0109】
【0110】
【0111】特に請求項16の発明によれば、記録材検
知センサーが搬送不良を検知してから転写ベルトが潜像
担持体から離間するまでの時間(以下、離間時間とい
う)が経過する間に潜像担持体のトナー像の先端部が移
動する距離であるところの潜像担持体表面の移動速度に
離間時間を乗じた距離よりも、転写位置から記録材検知
センサーまでの距離が長くなるような位置に該センサー
を設け、該先端部が転写位置に到達するまでの間に転写
ベルトが潜像担持体から離間するようにしている。これ
により潜像担持体から転写ベルトへのトナーの付着がよ
り確実に防止されるようになり、転写ベルトに付着した
トナーが他の色のトナーに混入して、この混入に起因す
る画質の低下がより確実に防止される。
【0112】
【0113】
【0114】
【0115】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る複写機の概略構成を示す
正面図。
【図2】同複写機のイエロートナー像形成部を示す正面
図。
【図3】第2の実施形態に係る複写機が備えたクリーニ
ング装置を示す正面図
【符号の説明】
1 転写ベルト 2 駆動ローラ 3 従動ローラ 4 搬送ユニット 5 記録紙(記録材) 6 第1搬送ガイド板 7 分離チャージャ 8 第2搬送ガイド板 10 転写ベルトクリーニング装置 11 ブロッタローラ 12 ファン 30 感光体ドラム(潜像担持体) 31 帯電装置 32 露光装置 33 現像装置 34 転写装置 35 除電装置 36 クリーニング装置 37 現像ローラ 38 リバースローラ 39 ケース 40 現像剤供給口 50 第1センサ 51 第2センサ 60 軸 61 第1アーム 62 軸 63 第2アーム 64 連結部材 65 第1押圧部材 66 第2押圧部材 67 スプリング 68 ソレノイド 70 クリーニング装置 71 ウエブ 72 サプライローラ 73 テイクアップローラ 74 スプリング 75 押圧ローラ 76 ケース 77 窓 78 エンドセンサ 79 エンドマー イエロートナー像形成部 M マゼンダトナー像形成部 C シアントナー像形成部 B ブラックトナー像形成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−262576(JP,A) 特開 平6−95527(JP,A) 特開 平5−53483(JP,A) 特開 昭64−65572(JP,A) 特開 平6−35338(JP,A) 特開 平6−138725(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 - 15/16 103 G03G 21/10 - 21/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その表面に潜像が形成される複数の潜像担
    持体と、 前記複数の潜像担持体に形成される潜像をそれぞれ異な
    った色のトナー像とする複数の現像装置と、 記録材を前記複数の潜像担持体の各々に順次搬送する転
    写ベルトと、 前記転写ベルトを回転駆動させる転写ベルト駆動手段
    と、 前記転写ベルト表面に付着したトナーを除去するクリー
    ニング手段と、 前記クリーニング手段を駆動させるクリーニング手段駆
    動手段と、 前記記録材の搬送不良を検知するセンサーと、 前記潜像担持体の各々と前記転写ベルトとを当接させ、
    また、離間させる当接離間手段と、 を備えた画像形成装置であって、 前記センサーが前記記録材の搬送不良を検知すると、前
    記当接離間手段に前記潜像担持体と前記転写ベルトとを
    離間させ、この状態で前記転写ベルト駆動手段に該転写
    ベルトを回転駆動させ、前記クリーニング手段駆動手段
    に前記クリーニング手段を駆動させて該クリーニング手
    段で該転写ベルト表面のトナーを除去させる制御手段を
    し、 前記クリーニング手段がウエブと、 ウエブがロール状に巻き付けられたウエブ供給手段と、 前記ウエブを前記転写ベルトに圧接させる圧接部材と、 前記転写ベルトに圧接されて前記転写ベルトのクリーニ
    ングに使用されたウエブを巻き取るウエブ巻取手段と、 を備えたクリーニング手段であり、 前記クリーニング手段駆動手段が前記ウエブ巻取手段を
    駆動させ、該ウエブ巻取手段に前記ウエブを巻き取らせ
    るクリーニング手段駆動手段であり、 前記センサーが前記記録材の搬送不良を検知すると、前
    記当接離間手段に前記潜像担持体と前記転写ベルトとを
    離間させ、この状態で前記転写ベルト駆動手段に 該転写
    ベルトを回転駆動させ、前記ウエブ巻取手段に前記ウエ
    ブの巻取り速度を、通常の画像形成時における該ウエブ
    の巻取り速度よりも速くさせる制御手段を 有することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】通常の画像形成時に、前記クリーニング手
    段駆動手段に前記ウエブ巻取手段を複数回の画像形成毎
    に駆動させ該ウエブ巻取手段に前記ウエブを巻き取らせ
    る制御手段を有することを特徴とする請求項1の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】前記記録材が排出される排出口近傍に設け
    られた、前記転写ベルトから前記記録材を分離する分離
    手段を備えた請求項1の画像形成装置であって、 前記センサーが前記記録材の搬送不良を検知すると、前
    記当接離間手段に前記潜像担持体と前記転写ベルトとを
    離間させ、この状態で前記転写ベルト駆動手段に該転写
    ベルトを回転駆動させ、前記分離手段により前記記録材
    を該転写ベルトから分離させる制御手段を有することを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】その表面に潜像が形成される複数の潜像担
    持体と、 前記複数の潜像担持体に形成される潜像をそれぞれ異な
    った色のトナー像とする複数の現像装置と、 記録材を前記複数の潜像担持体の各々に順次搬送する転
    写ベルトと、 前記転写ベルトを回転駆動させる転写ベルト駆動手段
    と、 前記転写ベルト表面に付着したトナーを除去するクリー
    ニング手段と、 前記クリーニング手段を駆動させるクリーニング手段駆
    動手段と、 前記潜像担持体の各々と前記転写ベルトとを当接させ、
    また、離間させる当接離間手段と、 を備えた画像形成装置であって、 画像形成動作が完了した際に、前記当接離間手段に前記
    潜像担持体と前記転写ベルトとを離間させ、この状態で
    前記クリーニング手段駆動手段に前記クリーニング手段
    を駆動させ、該転写ベルト表面のトナーを除去させる制
    御手段を有し、 前記クリーニング手段が、 ウエブと、 ウエブがロール状に巻き付けられたウエブ供給手段と、 前記ウエブを前記転写ベルトに圧接させる圧接部材と、 前記転写ベルトに圧接されて前記転写ベルトのクリーニ
    ングに使用されたウエブを巻き取るウエブ巻取手段と、 を備えたクリーニング手段であり、 前記クリーニング手段駆動手段が前記ウエブ巻取手段を
    駆動させ、該ウエブ巻取手段に前記ウエブを巻き取らせ
    るクリーニング手段駆動手段であり、 画像形成動作が完了した際に、前記当接離間手段に前記
    潜像担持体と前記転写ベルトとを離間させ、この状態で
    前記転写ベルト駆動手段に該転写ベルトを回転駆動さ
    せ、前記ウエブ巻取手段に前記ウエブの巻取り速度を、
    通常の画像形成時における該ウエブの巻取り速度よりも
    速くさせる制御手段を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】通常の画像形成時に、前記クリーニング手
    段駆動手段に前記ウエブ巻取手段を複数回の画像形成毎
    に駆動させ該ウエブ巻取手段に前記ウエブを巻き取らせ
    る制御手段を有することを特徴とする請求項4の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段が、画像形成動作が完了した
    際に、前記当接離間手段に前記潜像担持体と前記転写ベ
    ルトとを離間させ、この状態で前記クリーニング手段駆
    動手段に前記クリーニング手段を駆動させ、該転写ベル
    トの表面のトナー除去をさせ、再度画像形成がなされる
    まで該当接離間部材に、該潜像担持体と該転写ベルトと
    を離間した状態に保たせる制御手段であることを特徴と
    する請求項4の画像形成装置。
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