JP6190462B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、不良情報を記憶可能な半導体記憶装置に関する。
メモリセルの不良情報をブロック単位あるいはカラム単位で記憶するロムヒューズブロックをメモリセルアレイ内に設ける場合がある。
ロムヒューズブロックは、通常のブロックと同じサイズであり、複数のメモリセルを備える。ロムヒューズブロックのメモリセルに許容限度を超える不良が生じた場合、ロムヒューズブロックに保存されているロムヒューズデータ自体が不良になるおそれもある。そして、ロムヒューズデータに不良が生じた場合、エラー訂正のために時間がかかり、半導体記憶装置の動作速度が低下する可能性がある。特に、メモリセルが微細化するに従って、メモリセルは不良になりやすくなるため、ロムヒューズブロックの不良チェックは重要になる。
ロムヒューズブロックの不良チェックは、一般には、電源投入時のパワーオンリード期間中に行われる。
しかしながら、メモリセルが微細化するに従って、消去レベルが変動しやすくなり、消去レベルと読み出しレベルの差が小さくなって、誤読み出しが生じる可能性が高くなる。
また、メモリセルの微細化が進んでメモリ容量が増えると、ブロック数も増えるため、ロムヒューズブロックに記録すべき不良情報も増えることから、ロムヒューズブロックから不良情報を読み出すのに時間がかかるおそれがある。
本実施形態によれば、複数のメモリセルと、前記メモリセルの少なくとも一部の複数の前記メモリセルに接続された複数のワード線と、前記メモリセルの少なくとも一部の複数の前記メモリセルに接続された複数のビット線と、前記メモリセルの少なくとも一部の複数の前記メモリセルの一群を含む複数のブロックとを有するメモリセルアレイと、
前記複数のブロックの少なくとも1つであって、前記メモリセルアレイ内の不良情報を記憶する不良情報記憶ブロックと、
前記不良情報記憶ブロック内の少なくとも一部の前記メモリセルのデータを読み出して、該データを検証することにより、前記不良情報記憶ブロックに不良があるか否かを判定する第1不良検出部と、
前記第1不良検出部により不良があると判定されると、前記メモリセルのデータの読み出し電圧レベルを変更して、再び前記不良情報記憶ブロック内の少なくとも一部の前記メモリセルのデータを読み出して、該データを検証することにより、前記不良情報記憶ブロックに不良があるか否かを判定する第2不良検出部と、
前記第2不良検出部により不良があると判定されると、前記不良情報記憶ブロックを不良と決定する不良決定部と、を備える半導体記憶装置が提供される。
第1の実施形態に係る半導体記憶装置1の概略構成を示すブロック図。 セルアレイ2周辺の詳細な構成を示すブロック図。 第1の実施形態によるロムヒューズブロックの不良チェック処理を示すフローチャート。 第2の実施形態によるロムヒューズブロックの不良チェック処理を示すフローチャート。 リフレッシュ時に不良情報を再書き込みする場合のタイミング図。 第3の実施形態によるロムヒューズブロックの不良チェック処理を示すフローチャート。 図6のステップS31〜S38の処理タイミングを示すタイミング図。 ロムヒューズブロック31を含むメモリセルアレイ2のメモリマップを示す図。 (a)はロムヒューズブロック31の各データ領域に記憶されるバッドブロック情報のデータ構成を示す図、(b)は、商Block Add Xと8ビットデータBlock IOとの対応関係を示す図。 不良ブロック情報を転送する処理手順の一例を示すフローチャート。 ロムヒューズブロック31に不良情報を記憶する処理手順の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る半導体記憶装置1の概略構成を示すブロック図である。図1の半導体記憶装置1は、NAND型フラッシュメモリの例を示している。
図1の半導体記憶装置1は、セルアレイ2と、ロウデコーダ3と、ワード線ドライバ4と、カラムデコーダ5と、センスアンプ(S/A)6と、データラッチ回路7と、コントローラ8と、高電圧発生器9と、アドレスレジスタ10と、コマンドデコーダ11と、I/Oバッファ12とを備えている。
セルアレイ2は、複数個のメモリセルを直列接続したNANDストリング20を有する。図2はセルアレイ2周辺の詳細な構成を示すブロック図である。図2に示すように、セルアレイ2は、複数のブロックBLK0〜BLKnに分かれている。各ブロックには、上述したNANDストリング20がカラム方向に複数個配列されている。各NANDストリング20は、直列接続された複数のメモリセル21と、これらメモリセル21の一端側に接続された選択ゲートトランジスタS1と、他端側に接続された選択ゲートトランジスタS2とを有する。
NANDストリング20内の各メモリセル21のゲートは、対応するワード線WL0〜WLn+1(nは0以上の整数)にそれぞれ接続されている。選択ゲートトランジスタS1のゲートは選択ゲート線SGDに接続されている。選択ゲートトランジスタS2のゲートは選択ゲート線SGSに接続されている。各NANDストリング20は、対応する選択ゲートトランジスタS1を介して、共通のセルソース線に接続されている。また各NANDストリング20は、対応する選択ゲートトランジスタS2を介して、対応するビット線BL0〜BLnに接続されている。
NANDストリング20内の各メモリセル21のゲートに接続される各ワード線WL0〜WLn+1は、ロウデコーダ3に接続されている。ロウデコーダ3は、アドレスレジスタ10から転送されてきたロウアドレスをデコードする。ロウデコーダ3の近傍には、ワード線ドライバ4が配置されている。ワード線ドライバ4は、デコードしたデータに基づいて、各ワード線を駆動するための電圧を生成する。
各NANDストリング20に接続されるビット線BL0〜BLnは、ビット線選択トランジスタQ0を介してセンスアンプ6に接続されている。センスアンプ6で検出された読み出しデータは、例えば二値データとしてデータラッチ回路7に保持される。
図1に示すカラムデコーダ5は、アドレスレジスタ10からのカラムアドレスをデコードする。またカラムデコーダ5は、このデコードした結果に基づいて、データラッチ回路7に保持されたデータをデータバスに転送するか否かを決定する。
I/Oバッファ12は、I/O端子から入力されたアドレス、データおよびコマンドをバッファリングする。またI/Oバッファ12は、アドレスをアドレスレジスタ10に転送し、コマンドをコマンドデコーダ11に転送し、データをデータバスに転送する。
コントローラ8は、アドレスとコマンドを識別するとともに、後述するロムヒューズブロックの不良チェックやセンスアンプ6等の動作を制御する。
図2に示すように、セルアレイは複数のブロックに分かれているが、そのうちの二つは、ロムヒューズ(ROM FUSE)ブロック(不良情報記憶ブロック)とスペアロムヒューズブロック(スペア記憶ブロック)である。ロムヒューズブロックとスペアロムヒューズブロックには、セルアレイ内の不良情報などが記憶されている。スペアロムヒューズブロックは、ロムヒューズブロックが不良になったときに使用されるものであり、ロムヒューズブロックに新たな不良情報が記憶されるときには、スペアロムヒューズブロックにも同じ不良情報が記憶される。スペアロムヒューズブロックを使用するか否かは設定により切り替えることができる。
ロムヒューズブロックとスペアロムヒューズブロックに記憶される不良情報は、セルアレイ内の各ブロックが不良か否かを示すバッドブロック情報や、セルアレイ内の各カラムが不良か否かを示すバッドカラム情報などである。この他、ロムヒューズブロックには、内部電圧の電圧レベルを調整するためのパラメータ情報などを記憶してもよい。
図1のコントローラ8は、例えばパワーオンリード(POR)時に、ロムヒューズブロックに不良があるか否かをチェックする処理を行う。図3は第1の実施形態によるロムヒューズブロックの不良チェック処理を示すフローチャートである。
NAND型フラッシュメモリの中には、メモリセルへの書き込み方法として、SLC(Single Level Cell)方式とMLC(Multi Level Cell)方式とのいずれにも対応しているものがあるが、本実施形態では、SLCを採用することにする。その理由は、MLCは多値書き込みを行うため、読み出しマージンが小さくて、誤読み出しが生じやすいことから、より信頼性の高い読み出しが可能なSLCを利用してロムヒューズブロックの不良チェックを行うようにしたものである。
まず、ロムヒューズブロック内の複数のワード線のうち、特定のワード線上の複数のメモリセルに記憶されているデータを読み出す(ステップS1)。特定のワード線は、基本的にはどのワード線であってもよいが、ロムヒューズブロック内の複数のワード線のうち、できるだけ信頼性よくデータを読み出せるワード線を特定のワード線とするのが望ましい。本明細書では、特定のワード線をWL15にする例を説明する。
次に、ステップS1で読み出したデータを用いて、メモリセルの消去レベルの閾値電圧分布が、消去レベルの隣のAレベルの閾値電圧分布の方向にシフトして正常な読み出しができなくなったか否かのチェック(以下、E−to−A検知)を行う(ステップS2)。上述したステップS1とS2が第1不良検出部に対応する。
E−to−A検知の具体的な手法として、例えば以下の3通り(E−to−A検知手法1〜3)が考えられ、いずれの手法を採用してもよい。
ロムヒューズブロック内の各ワード線には、例えば16Kバイト分のビット線がつながっている。これらビット線は、2Kバイト分のビット線ごとにセグメントに分割されている。これらセグメントのうち、未使用のセグメントを用いて、E−to−A検知ではメモリセルの読み出しチェックを行う。
E−to−A検知手法1では、未使用のセグメントの全メモリセルを消去した状態で、未使用のセグメントの全メモリセルを読み出して、消去状態である「1」データではなく、「0」データとして読み出されたデータの数が所定値を超えればE−to−A検知にフェイルしたと判断する。
E−to−A検知手法2では、ロムヒューズブロック内の未使用のセグメントにおける特定のビット線上の全メモリセルを消去した状態で、これら全メモリセルを読み出して、「0」データとして読み出されたデータの数が所定値を超えればE−to−A検知にフェイルしたと判断する。
E−to−A検知手法3では、ロムヒューズブロック内の未使用のセグメントのメモリセルに相補データを書き込み、書き込んだ相補データを読み出して、相補データのビット論理が入れ替わった数が所定値を超えればE−to−A検知にフェイルしたと判断する。
上述したE−to−A検知手法1〜3のいずれかで行われるステップS2のE−to−A検知でフェイルした場合は、Eレベルの閾値電圧分布がAレベルの閾値電圧分布の方向にシフトしたと判断して、メモリセルの読み出し電圧レベルを上げて、再度メモリセルからの読み出し(以下、再ロムリード)を行う(ステップS3)。この再ロムリードでは、メモリセルのゲート−ソース間に印加する電圧を高くして、再度メモリセルからの読み出しを行う。
次に、ステップS3で読み出したデータを用いて、再度E−to−A検知を行う(ステップS4)。この場合のE−to−A検知も、上述した検知手法1〜3のいずれを採用してもよい。上述したステップS3とS4が第2不良検出部に対応する。
ステップS4のE−to−A検知がフェイルすると、ロムヒューズブロックのチェックにフェイルしたと決定する(ステップS5、不良決定部)。この場合、このロムヒューズブロックを含むNAND型フラッシュメモリは、不良品とみなされる。
一方、上述したステップS2のE−to−A検知にパスした場合は、通常のパワーオンリード動作で行われるブロックチェックを行う(ステップS6、第3不良検出部)。このブロックチェックでは、例えば、ロムヒューズブロック内にバッドブロック情報やバッドカラム情報等を記憶する際に、これら情報を相補データとして記憶しておき、記憶された相補データを読み出して、相補データを構成する2種類のデータを互いにビット単位で比較することで、読み出しエラーの有無を判断する。ブロックチェックは、ロムヒューズブロック内の全メモリセルについて行う必要はなく、特定のワード線上のメモリセルについて行ってもよい。
ステップS6のブロックチェックにフェイルした場合は、ステップS3の再ロムリードを行い、ブロックチェックにパスした場合は、ロムヒューズブロックは正常と判断する(ステップS7)。
同様に、ステップS4のE−to−A検知にパスした場合も、ブロックチェックを行い(ステップS8、第3不良検出部)、このブロックチェックにフェイルした場合は、フェイルと決定し(ステップS5)、ブロックチェックにパスした場合は、ロムヒューズブロックのチェックにパスしたと決定する(ステップS7)。
上述した図3のフローチャートでは、E−to−A検知と、読み出し電圧レベルを変更した再ロムリードとを組み合わせる例を説明したが、E−to−A検知を行わずに再ロムリードを行ってもよい。この場合、ステップS2およびS4のE−to−A検知の代わりに、既存のブロックチェックを行えばよい。
また、再ロムリードを行わずにE−to−A検知のみを行ってもよい。この場合、1回のE−to−A検知の結果により、ロムヒューズブロックが正常か否かを判断することになるため、ロムヒューズブロックの不良率が上がるおそれがある。よって、ロムヒューズブロックの不良率を下げたい場合は、上述した再ロムリードを行うのが望ましい。
このように、第1の実施形態では、E−to−A検知やブロックチェック等により、ロムヒューズブロックが不良と判断されると、読み出し電圧レベルを上げて、再度ロムヒューズブロックが不良か否かを判断するため、製造ばらつき等により、メモリセルのEレベルの閾値電圧分布がAレベルの閾値電圧分布側に多少シフトしたとしても、ロムヒューズブロックを不良と判断しなくて済み、ロムヒューズブロックの不良率を低減できる。
(第2の実施形態)
以下に説明する第2の実施形態は、ロムヒューズブロックを不良と判断したときに、ロムヒューズブロックのリフレッシュを行うものである。
第2の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリは、図1と同様のブロック構成を備え、コントローラ8の処理動作が第1の実施形態とは異なるため、以下では、コントローラ8の処理動作を説明する。
図4は第2の実施形態によるロムヒューズブロックの不良チェック処理を示すフローチャートである。まず、ロムヒューズブロックの不良チェックを行う(ステップS11、第1不良検出部)。このステップS11の不良チェックは、例えば、ロムヒューズブロック内の特定のワード線上のメモリセルを対象として、上述した既存のブロックチェックを行う。あるいは、上述したE−to−A検知手法1〜3のいずれかを採用してもよい。
ステップS11で、ロムヒューズブロックが正常と判断されると、ロムヒューズブロックのチェックにパスしたと決定して(ステップS19)、図4の処理を終了する。この場合は、ロムヒューズブロックのリフレッシュは行わない。
一方、ステップS11で、ロムヒューズブロックが不良と判断されると、スペアロムヒューズブロックにアクセスするためにアドレスを発行し(ステップS12)、スペアロムヒューズブロックの不良チェックを行う(ステップS13、第2不良検出部)。
スペアロムヒューズブロックが不良と判断されると、スペアロムヒューズブロック内の不良情報を有効に活用できないことから、ロムヒューズブロックのリフレッシュを行う意味がないと判断して、ロムヒューズブロックのチェックにフェイルしたと決定する(ステップS14)。この場合、このロムヒューズブロックを含むNAND型フラッシュメモリは、不良品とみなされる。
スペアロムヒューズブロックが正常と判断されると、ロムヒューズブロック内の全メモリセルを消去する(ステップS15、データ消去部)。これにより、ロムヒューズブロック内の全メモリセルには、「1」データが書き込まれる。
ステップS15の処理の後に、スペアロムヒューズブロックに記憶されている全不良情報を、例えばセンスアンプ6内のデータラッチ回路7に一時的にラッチする(ステップS16、一時保持部)。
次に、ステップS16で一時的にラッチしたスペアロムヒューズブロック内の不良情報を、ロムヒューズブロックに書き込む(ステップS17、不良情報書き込み部)。ステップS15〜S17はリフレッシュ処理部に対応する。
ステップS17の書き込みは、ロムヒューズブロック内の、ステップS11で不良と判断されたワード線上のメモリセルにも不良情報を書き込む場合と、不良と判断されたワード線以外のワード線上のメモリセルに不良情報を書き込む場合とがある。不良が特定のメモリセル内の構造的な故障により生じた場合は、そのメモリセルは使わないのが望ましいが、不良が一時的なリードディスターブで生じた場合は、不良を起こしたメモリセルに再書き込みをしても問題が生じないこともありうる。そこで、本実施形態では、いったん不良と判断されたメモリセルに対しても再書き込みを許容している。
ステップS15〜S17のリフレッシュ処理が終了すると、ロムヒューズブロックには不良がないとみなしてパス決定する(ステップS18)。
図5は、図4のステップS17で、過去に不良と判断されたメモリセルにもリフレッシュ時に不良情報を再書き込みする場合のタイミング図である。図5は、レディビジー信号RBと、ロムヒューズブロックのワード線WL15 PB0と、このワード線に接続されたメモリセルの基板ウェル領域CPWELL PB0と、スペアロムヒューズブロックのワード線WL15 PB1との信号波形を示している。
パワーオンリード動作は、レディビジー信号RBがハイからロウに遷移した後に開始され、パワーオンリード動作中にリフレッシュ動作が行われる。まず、ロムヒューズブロック内の特定のワード線(例えばWL15)上のメモリセルからデータを読み出す(時刻t1)。時刻t1では、ロムヒューズブロックのWL15を読み出し電圧VCGRVに設定する。
読み出したデータによりロムヒューズブロックが不良と判断されると、次に、スペアロムヒューズブロック内の特定のワード線(例えばWL15)上のメモリセルからデータを読み出して(時刻t2)、スペアロムヒューズブロックに不良があるか否かを判断する。
スペアロムヒューズブロックが正常であると判断されると、不良と判断されたロムヒューズブロック内の全メモリセルのデータを消去する(時刻t3)。消去をしたメモリセルは、ベリファイを行って、正しく消去されたことを確認する(時刻t4)。ロムヒューズブロック内のメモリセルのデータ消去とベリファイは、ロムヒューズブロック内の全メモリセル分のデータ消去とベリファイが終了するまで繰り返される。
ロムヒューズブロックのデータ消去が終了すると、スペアロムヒューズブロックからの不良情報を読み出してセンスアンプ内のラッチ回路に一時保持した後、保持した不良情報をロムヒューズブロックに書き込む(時刻t5)。続いて、書き込んだ不良情報が正常に読み出せるか否かのベリファイを行う(時刻t6)。時刻t5とt6の処理は、スペアロムヒューズブロック内の全不良情報がロムヒューズブロックに書き込まれるまで継続される。
ロムヒューズブロックのリフレッシュを行ったか否かを示す情報を、例えばコントローラ8の内部のレジスタ回路8a(図1参照)に記憶してもよい。例えば、少なくとも1バイト分のデータを記憶可能なSRAM等の不揮発性メモリで構成されるレジスタ回路(リフレッシュ履歴情報記憶部)8aを設けて、1バイトのうちの一つのビットにロムヒューズブロックのリフレッシュを行ったか否かを示す情報を記憶し、外部からの特定のコマンドで、このレジスタ回路8aの1バイトのデータを外部に出力できるようにしてもよい。これにより、ロムヒューズブロックのリフレッシュを過去に行ったか否かの履歴情報をNAND型フラッシュメモリの外部から検出でき、この履歴情報によりロムヒューズブロックの信頼性を評価できる。
このように、第2の実施形態では、ロムヒューズブロックが不良と判断されると、ロムヒューズブロック内の全メモリセルのデータを消去した後に、スペアロムヒューズブロック内の不良情報を書き込むリフレッシュを行うため、ロムヒューズブロック内の不良情報の信頼性が向上し、ロムヒューズブロックの不良率を低下させることができる。
(第3の実施形態)
以下に説明する第3の実施形態は、ロムヒューズブロックのリフレッシュを過去に行ったことがあるか否かを自動判別して、過去にリフレッシュを行ったロムヒューズブロックは再度のリフレッシュを行わないようにするものである。
第3の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリは、図1と同様のブロック構成を備え、コントローラ8の処理動作が第1および第2の実施形態とは異なるため、以下では、コントローラ8の処理動作を説明する。
図6は第3の実施形態によるロムヒューズブロックの不良チェック処理を示すフローチャートである。まず、ロムヒューズブロック内の特定のワード線上のメモリセルのデータを読み出す(ステップS31)。
特定のワード線上の未使用のセグメントの全メモリセルはオール「1」である。一方、リフレッシュを行っていないロムヒューズブロック内の特定のワード線上の未使用のセグメントの全メモリセルは、初期状態でオール「0」を書き込んでおけば、オール「0」のままのはずである。
そこで、ロムヒューズブロック内の特定のワード線上の未使用のセグメントのメモリセルのデータがオール「1」か否かを判定する(ステップS32、リフレッシュ判定部)。オール「1」であれば、過去にロムヒューズブロックのリフレッシュを行ったと判断し、ロムヒューズブロック内の特定のワード線以外の所定のワード線上のメモリセルのデータを読み出して、不良があるか否かを判定する(ステップS33)。ここでは、予めバッドブロック情報やバッドカラム情報などを相補データでロムヒューズブロックに記憶しておき、この相補データを読み出して、相補データを構成する2種類のデータを比較することで、不良か否かを判断する。
ステップS33で、ロムヒューズブロックからのデータ読み出しを正常に行えた場合は、ロムヒューズブロックのチェックにパスしたと決定し(ステップS34)、図6の処理を終了する。
一方、ステップS33で、ロムヒューズブロックが不良と判断されると、ロムヒューズブロックのリフレッシュは行わずに、スペアロムヒューズブロックにアクセスするためのアドレス変更を行う(ステップS35)。そして、スペアロムヒューズブロック内の特定のワード線上のメモリセルを読み出して、スペアロムヒューズブロックが不良か否かのチェックを行う(ステップS36)。ここでは、ステップS33と同様に、例えば相補データを読み出して、不良か否かを判定する。この結果、スペアロムヒューズブロックが不良と判定されると、ロムヒューズブロックのチェックにフェイルしたと決定する(ステップS37)。この場合、このロムヒューズブロックを含むNAND型フラッシュメモリは不良品とみなす。
ステップS36でスペアロムヒューズブロックが不良でないと判定されると、ロムヒューズブロックのチェックにパスしたと決定する(ステップS34)。この場合、ロムヒューズブロックは使用せずに、スペアロムヒューズブロック内の不良情報を使用することになる。
一方、ステップS32で、ロムヒューズブロック内の特定のワード線上の未使用のセグメントの全メモリセルがオール「0」の場合は、まだリフレッシュを行ったことがないロムヒューズブロックと判断して、既存のブロックチェックを行う(ステップS38)。このステップS38では、例えば、ロムヒューズブロック内の特定のワード線上のメモリセルの相補データを読み出して、不良の有無を判断する。
ステップS38でロムヒューズブロックは正常と判断されると、ロムヒューズブロックのチェックにパスしたとみなす(ステップS34)。一方、ステップS38でロムヒューズブロックは不良と判断されると、図4のフローチャートのステップS12〜S20のリフレッシュ処理を行う。
このように、図6の処理では、過去にリフレッシュを行ったことのあるロムヒューズブロックか否かを確認して、過去にリフレッシュを行ったことのあるロムヒューズブロックであれば、再度不良になっても、再リフレッシュは行わずに、スペアロムヒューズブロックを使用する。一方、過去にリフレッシュを行ったことのないロムヒューズブロックであれば、不良になったときに、リフレッシュを行って、スペアロムヒューズブロック内の不良情報をロムヒューズブロックに書き込んで、ロムヒューズブロックを使い続ける。
図7は、図6のステップS31、S32、S33およびS35に遷移した場合、すなわちロムリフレッシュ後のパワーオンリードの処理タイミングを示すタイミング図である。まず、ロムヒューズブロック内の特定のワード線(例えばWL15)上のメモリセルのデータを読み出す(時刻t11)。読み出したデータがオール「1」であれば、過去にリフレッシュを行ったことがあるロムヒューズブロックと判断して、ロムヒューズブロックの再リフレッシュは行わずに、ロムヒューズブロック内の特定のワード線以外の所定のワード線上のメモリセルのデータを読み出す(時刻t12)。そして、読み出したデータに基づいてロムヒューズブロックのブロックチェックを行い、不良と判断されると、スペアロムヒューズブロック内の特定のワード線(例えばWL15)上のメモリセルのデータを読み出す(時刻t13)。
このように、第3の実施形態では、ロムヒューズブロック内の特定のワード線上のメモリセルのデータを読み出して、読み出したデータがオール「1」か否かによって、ロムヒューズブロックが過去にリフレッシュを行ったことがあるか否かを的確に判断できる。
また、過去にリフレッシュを行ったことがあるロムヒューズブロックは、再リフレッシュを行わないようにしたため、信頼性の低いロムヒューズブロックを使い続けるおそれがなくなる。
さらに、過去にリフレッシュを行ったことがないロムヒューズブロックが不良と判断されると、第2の実施形態と同様にロムヒューズブロックのリフレッシュを行うため、ロムヒューズブロックの不良率を低減できる。
(第4の実施形態)
以下に説明する第4の実施形態は、ロムヒューズブロックへの不良情報の格納の仕方に特徴を持たせたものである。
図8はロムヒューズブロック31を含むメモリセルアレイ2のメモリマップを示す図である。図示のように、ロムヒューズブロック31は、メモリセルアレイ2内に複数設けられるブロックのうちの一つである。ロムヒューズブロック31は、例えば4つのデータ領域d0〜d3に分けられている。4つのデータ領域d0〜d3に記憶される情報は同じである。各データ領域に記憶される情報の種類としては、例えばバッドカラム情報d00と、パラメータ情報d01と、バッドブロック情報d02とが含まれる。一つのデータ領域が不良と判定されると、別のデータ領域から同じ種類の情報を読み出すことができる。
図9(a)はロムヒューズブロック31の各データ領域に記憶されるバッドブロック情報のデータ構成を示す図である。図9(a)のバッドブロック情報は、8ブロック分の不良情報を4バイトで記憶するものである。より具体的には、1バイト目には、ブロックアドレスを8で割った商を表す8ビットのアドレス情報が記憶される。2バイト目には、1バイト目の8ビットのアドレス情報の反転データが記憶される。3バイト目には、8ブロックのそれぞれが不良か否かを示すフラグ情報が1ビットずつ記憶される。4バイト目には、3バイト目の8ビットデータの反転データが記憶される。
図9(a)では、ブロックアドレスを8で割った商をBlock Add Xと表記し、8ブロック中の各ブロックが不良か否かを示す8ビットのフラグ情報からなる8ビットデータをBlock IOと表記している。
図9(b)は、メモリセルアレイ2内の各ブロックと、各ブロックのブロックアドレスを8で割った商Block Add Xと、各ブロックが不良か否かを示す8ビットデータBlock IOとの対応関係を示す図である。
図9(a)および図9(b)からわかるように、本実施形態では、8つのブロックアドレスを1つのアドレス情報Block Add Xに変換し、各ブロックが不良か否かを示すフラグ情報を1ビットで表現して8ブロック分のフラグ情報を1バイトとして、ロムヒューズブロック31に記憶する。また、本実施形態では、Block Add Xで表される8ブロック中に不良のブロックが一つも存在しない場合は、ロムヒューズブロック31に記憶しない。これにより、ロムヒューズブロック31内に、できるだけ多くのブロックの不良情報を格納できる。
図9(a)および図9(b)に従ってロムヒューズブロック31に記憶された不良情報は、ロウデコーダ3内の不図示のブロック選択回路に設けられるラッチ回路(不良情報保持部)3aにラッチされる。ブロック選択回路は、このラッチ回路3aにラッチされているデータを参照することで、各ブロックへのアクセスを行うか否かを選択する。
図10はロムヒューズブロック31からブロック選択回路内のラッチ回路3aに不良ブロック情報を転送する処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、例えばコントローラ8により実行される。まず、ロムヒューズブロック31から不良ブロック情報を読み出す(ステップS61)。読み出した不良ブロック情報は、いったん一時的に保持される。次に、図9(a)の1バイト目と2バイト目に記憶されていたアドレス情報Block Add Xとその反転データを比較するとともに、図9(a)の3バイト目と4バイト目に記憶されていたフラグ情報Block IOとその反転データを比較する(ステップS62)。
ステップS62の比較が成功した場合は、ロムヒューズブロック31には不良はないと判断して、アドレス情報Block Add XとBlock IOを元のブロックアドレスに変換する(ステップS63、アドレス変換部)。ステップS63で変換したブロックアドレスに対応するブロック選択回路内のラッチ回路に、対応するブロックの不良情報を記憶する(ステップS64)。
次に、ロムヒューズブロック31内の最後のデータまで読み出したか否かを判定し(ステップS65)、まだ読み出していないデータがあれば、ロムヒューズブロック31内の次の4バイトデータを読み出して(ステップS66)、ステップS62に進む。
図11は出荷前のテスト時にロムヒューズブロック31に不良情報を記憶(登録)する処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、メモリセルアレイ2内のブロック0を選択する(ステップS71)。本実施形態では、少なくとも一つのブロックが不良である8ブロック分のブロックアドレスを1つのアドレス情報としてロムヒューズブロック31に記憶するため、ブロック0から順番に、8ブロック分の既存のブロックチェックを行って、ブロック内に不良があるか否かをチェックする(ステップS72)。
選択したブロックに不良があると判定されると、そのブロックに対応するブロックアドレスを8で割った商で表されるアドレス情報Block Add Xをセンスアンプ内のラッチ回路にラッチする(ステップS73)。次に、ステップS73でラッチしたアドレス情報Block Add Xの反転データをステップS73とは別個のラッチ回路にラッチする(ステップS74)。
次に、8ブロックのうちどのブロックに不良があるか否かを示すフラグ情報を8ビットのデータとして、ステップS73,S74とは別個のラッチ回路に保持する(ステップS75)。次に、ステップS75で保持したデータの反転データを、ステップS73〜S75とは別個のラッチ回路に保持する(ステップS76)。
次に、選択したブロックが、まとめて記憶する8ブロックの最終ブロックか否かを判定し(ステップS77)、最終ブロックでなければ、ブロック番号を1増やして(ステップS78)、ステップS72以降の処理を繰り返す。ステップS77で最終ブロックと判定されると、ステップS73〜S76で保持した4つのラッチ回路のラッチデータを4カラムアドレス分のデータとして、全不良ブロック分のデータをまとめてロムヒューズブロック31に転送する。(ステップS79)。ステップS72のブロックチェックで不良がないと判断されると、ステップS77の処理を行う。以上の処理を、メモリセルアレイ2のすべてのブロックについて行う。
このように、第4の実施形態では、各ブロックアドレスや各カラムアドレスを8で割った商をアドレスとして、各ブロックまたは各カラムの不良情報を1ビットで表したデータをロムヒューズブロック31に記憶するため、ロムヒューズブロック31に記憶可能な不良情報を増やすことができる。また、本実施形態では、不良でないブロックやカラムについては、ロムヒューズブロック31には記憶しないため、ロムヒューズブロック31の記憶領域を有効活用できる。したがって、パワーオンリード時に、ロムヒューズブロック31からの不良情報の読み出しを高速化できる。本実施形態によれば、例えば8ブロックの不良情報をわずか4バイトで記憶でき、1ブロックの不良情報を4バイトで記憶する比較例に比べて、8倍もの多くのブロックの不良情報を記憶できる。
上述した第4の実施形態によるロムヒューズブロック31のデータ構成は、第1〜第3の実施形態によるロムヒューズブロック31に適用することが可能である。これにより、第1〜第3の実施形態においても、より多くの不良情報をロムヒューズブロック31に記憶可能となり、NAND型フラッシュメモリの大容量化に対応できるようになる。
上述した実施形態では、本発明をNAND型フラッシュメモリに適用する例を説明したが、本発明は、NOR型フラッシュメモリやMRAM、ReRAMなど、ロムヒューズブロックを有する種々の不揮発性半導体記憶装置に適用可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

Claims (9)

  1. 複数のメモリセルと、前記メモリセルの少なくとも一部の複数の前記メモリセルに接続
    された複数のワード線と、前記メモリセルの少なくとも一部の複数の前記メモリセルに接
    続された複数のビット線と、前記メモリセルの少なくとも一部の複数の前記メモリセルの
    一群を含む複数のブロックとを有するメモリセルアレイと、
    前記複数のブロックの少なくとも1つであって、前記メモリセルアレイ内の不良情報を
    記憶する不良情報記憶ブロックと、
    前記不良情報記憶ブロック内の少なくとも一部の前記メモリセルのデータを読み出して
    、該データを検証することにより、前記不良情報記憶ブロックに不良があるか否かを判定
    する第1不良検出部と、
    前記第1不良検出部により不良があると判定されると、前記メモリセルのデータの読み
    出し電圧レベルを変更して、再び前記不良情報記憶ブロック内の少なくとも一部の前記メ
    モリセルのデータを読み出して、該データを検証することにより、前記不良情報記憶ブロ
    ックに不良があるか否かを判定する第2不良検出部と、
    前記第2不良検出部により不良があると判定されると、前記不良情報記憶ブロックを不
    良と決定する不良決定部と、を備え、
    前記ブロックは、複数のNANDストリングを有し、
    前記NANDストリングは、直列接続された少なくとも一部の複数の前記メモリセルと
    、前記直列接続された少なくとも一部の複数の前記メモリセルの一端側に接続された第1
    選択ゲートトランジスタと、前記直列接続された少なくとも一部の複数の前記メモリセル
    の他端側に接続された第2選択ゲートトランジスタと、を有し、
    前記NANDストリングの直列接続された複数の前記メモリセルは、それぞれ少なくと
    も一部の複数のワード線に接続され、
    前記NANDストリングは、セルソース線と前記ビット線とに接続される半導体記憶装
    置。
  2. 前記第1不良検出部および前記第2不良検出部は、当該半導体記憶装置がパワーオンリ
    ードを行うたびに前記不良情報記憶ブロックに不良があるか否かを判定する請求項1に記
    載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1不良検出部および前記第2不良検出部の少なくとも一方は、前記不良情報記憶
    ブロック内の特定の前記ワード線上の少なくとも一部の前記メモリセルの記憶データが反
    転した数が所定個を超えると、不良があると判定する請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1不良検出部および前記第2不良検出部の少なくとも一方は、前記不良情報記憶
    ブロック内の特定の前記ビット線に与えられた特定のデータを、特定の前記ビット線に接
    続される前記メモリセルに書き込んだ後に、これらメモリセルから読み出したデータと前
    記特定のデータとを比較して、不良があるか否かを判定する請求項1に記載の半導体記憶
    装置。
  5. 前記第1不良検出部および前記第2不良検出部の少なくとも一方は、前記不良情報記憶
    ブロック内の特定の前記ワード線上の少なくとも一部の前記メモリセルに相補データを書
    き込んだ後に、当該相補データを読み出して比較して、不良があるか否かを判定する請求
    項1に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第1不良検出部および前記第2不良検出部の少なくとも一方で不良がないと判定さ
    れると、前記不良情報記憶ブロックの少なくとも一部に相補データを書き込んだ後に、書
    き込んだ前記相補データを読み出して比較することにより、前記不良情報記憶ブロックに
    不良があるか否かを判定する第3不良検出部を備える請求項1に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記不良情報記憶ブロックは、前記メモリセルアレイをブロック単位またはカラム単位
    に分割した各ブロックまたは各カラムを指定するアドレスをn(nは2以上の整数)で割
    った商で表されるアドレス情報と、n個のブロックまたはカラムのそれぞれの不良情報を
    1ビットとするnビットデータと、を対応づけて記憶する請求項1に記載の半導体記憶装
    置。
  8. 前記不良情報記憶ブロックは、前記アドレス情報と、前記アドレス情報の反転データと
    、前記nビットデータと、前記nビットデータの反転データと、を対応づけて記憶する請
    求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記不良情報記憶ブロックに記憶されている不良情報を読み出して保持する不良情報保
    持部と、
    前記不良情報記憶ブロックをアクセスするための前記アドレスを、前記不良情報保持部
    をアクセスするための前記アドレスに変換するアドレス変換部と、を備え、
    前記不良情報保持部は、前記アドレス変換部で変換された前記アドレスに対応づけて、
    前記不良情報記憶ブロックに記憶されているブロック単位またはカラム単位の不良情報を
    それぞれ別個に記憶する複数のラッチ回路を有する請求項7に記載の半導体記憶装置。
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