JP6188591B2 - 通信ケーブル巻き取り方法及び通信ケーブル巻き取り装置 - Google Patents

通信ケーブル巻き取り方法及び通信ケーブル巻き取り装置 Download PDF

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Description

この発明は、コード、ケーブル等の線材、中でも特に通信ケーブルを巻き取って束線するための通信ケーブル巻き取り方法及び通信ケーブル巻き取り装置に関するものである。
従来、線材は、所定の長さに測長されて当該長さにてカットされ、シャフト等で巻き取られた後に束線バンドで束線されていた。例えば特許文献1には、自動結束機により、2本の巻取バーで形成された巻取枠にて線材を巻き取り、巻き取った線材を結束紐で結束する構成が開示されている。
図6に、従来における、線材100を巻き取り束線する際の様子を断面図で示す。
線材100を巻き取るシャフト11は、図6(a)に示すように、直線的な棒状のものである。
図6(b)は、シャフト11で線材100を巻き取った際の状態を示しており、シャフト11の直線的な断面に沿って線材100が巻き付くことで、巻き付いている線材100の断面全体の概形Sが略台形となっている。
続いて、巻き取られた線材100は、図6(c)に示すように、束線バンド71で束線される。
その後、束線バンド71で束線された線材100は、シャフト11から取り外されて(図6(d))、束線バンド71により束としてまとめられた状態で取り扱われることとなる。図7は、束線バンド71により束としてまとめられた線材100の一例を示す斜視図である。
特開昭58―011616号公報
しかしながら、束線バンド71により束としてまとめられている線材100は、他の工程へと移す際の運搬等、取り扱うにつれて、略台形にまとまっていた断面全体の概形Sが崩れてしまい(図6(e))、このため、結局は束線バンド71で十分な束線状態を保つことができなくなっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、束線バンドで束線した後も十分な束線状態を保つことが可能な状態に、線材を巻き取り束線することができる通信ケーブル巻き取り方法及び通信ケーブル巻き取り装置を得ることを目的とする。
この発明に係る通信ケーブル巻き取り方法は、支持部材に固定された複数の巻き取り部材がそれぞれ有する、巻き付けられた通信ケーブルの軸方向に垂直な面での断面が凹んだ円弧状の湾曲部に、通信ケーブルを巻き付ける巻き付けステップと、巻き付けステップで巻き付けられた通信ケーブルを、巻き付け方向が同じケーブル群にて束線する束線ステップとを備えることを特徴とするものである。
また、この発明に係る通信ケーブル巻き取り装置は、湾曲部をそれぞれ有する複数の巻き取り部材と、複数の巻き取り部材を固定する支持部材と支持部材を回転駆動させる駆動部とから構成され、複数の巻き取り部材を回転させて、複数の巻き取り部材がそれぞれ有する湾曲部に、通信ケーブルを巻き付ける巻き付け部と、巻き付け部によって巻き付けられた通信ケーブルを、巻き付け方向が同じケーブル群にて束線する束線部とを備え、湾曲部は、巻き付けられた通信ケーブルの軸方向に垂直な面での断面が凹んだ円弧状であることを特徴とするものである。
この発明によれば、断面が円弧状の湾曲部に通信ケーブルを巻き付けることで、束線バンドで束線した後も、十分な束線状態を保つことが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る線材巻き取り装置の一部の構成を示す斜視図及び平面図である。 この発明の実施の形態1に係る線材巻き取り装置による束線を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係る線材巻き取り装置による各工程を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係る線材巻き取り装置が備える複数の板材の斜視図である。 この発明の実施の形態3に係る線材巻き取り装置が備える複数の弾性部材及び当該弾性部材を支持する支持部材を示す斜視図である。 線材を巻き取り束線する際の、従来の様子を示す断面図である。 従来の束線された線材の斜視図である。
実施の形態1.
図1(a)に、この発明の実施の形態1に係る線材巻き取り装置(通信ケーブル巻き取り装置)で、通信ケーブル等の線材100を巻き取った際の斜視図を示す。また、図1(b)には、図1(a)に対応する平面図を示す。なお、図1では、線材巻き取り装置の各構成のうち、台座1の周辺のみを抽出して示している。
線材巻き取り装置は、台座1と、一端が台座1に固定された柱2と、柱2の他端を固定した支持板3と、一端が支持板3に固定された複数のシャフト4a〜4dと、線材巻き取り装置で巻き取られる線材100の一端を挟持する線材挟持部5とでその一部が構成される。なお、台座1と柱2と支持板3とから、支持部材が構成される。
台座1には軸孔1aが設けられており、この軸孔1aに、複数のシャフト4a〜4dの軸と平行な軸を有するモータ(駆動部)の回転軸(不図示)が嵌合されるなどして、台座1はモータの回転軸と一体的に回転するように構成されている。また、柱2の一端が台座1に固定され、他端が支持板3に固定されていること、及び、複数のシャフト4a〜4dの一端が支持板3に固定されていることから、台座1に加えて柱2、支持板3及び複数のシャフト4a〜4dも、モータの回転軸と一体的に回転する。また、台座1に固定された線材挟持部5も当然、モータの回転軸と一体的に回転する。駆動部と、上記支持部材とから、巻き付け部が構成される。
なお、後述するような複数のシャフト4a〜4dに線材100を巻き付ける動作が可能であれば、複数のシャフト4a〜4dの軸は、モータの回転軸に対して、略平行又は傾斜していてもよい。
線材100は、線材巻き取り装置の複数のシャフト4a〜4dで巻き取られており、線材挟持部5で挟持されていない側の端部へと向かう途中では、線材送り部6によって、ある程度の張力でもって保持されている。線材100の、線材挟持部5で挟持されていない側の端部は、自由端、又は、リールドラム等で巻かれた状態となっている。
上記のような構成を持つ線材巻き取り装置が、線材100を巻き取る動作について説明する。
まず、線材送り部6で保持されている線材100のその一端を、線材挟持部5にて挟持させる。これは例えば、線材100の一端付近を掴んで所定の位置に移動させることが可能な、モータ等の機械的要素で構成されるアーム部(不図示)を、線材巻き取り装置に備えることで行う。
続いて、回転軸が台座1の軸孔1aに嵌合されるなどしたモータを動作させることで、複数のシャフト4a〜4dを一体的に回転させ、線材100を複数のシャフト4a〜4dに巻き付ける。モータの回転数は、束としてまとめるべき線材100の長さ、シャフト4a〜4dが設置されている間隔等を考慮して適宜設定される。
モータが所定数回転すると、続いて、複数のシャフト4a〜4dに巻き付けられた線材100を、束線バンド71を用いて束線する。これは例えば、図2に示すように、シリンダ(不図示)等で束線部7を複数のシャフト4a〜4dに巻き付けられた線材100付近に移動させ、束線バンド71で束線することで行う。束線部7は、周知の束線機等を用いて構成すればよく、詳細な説明は省略する。
束線後、線材100は、線材送り部6付近の位置で切断された上で、複数のシャフト4a〜4dから取り外され、束線バンド71により束としてまとめられた状態となる。これは例えば、線材巻き取り装置の備えるカッター(不図示)、束線された線材100を掴んで移動させることが可能な、モータ等の機械的要素で構成されたアーム部(不図示)により行われる。
ここで、シャフト4a〜4dの詳細を説明する。
図1(a)に示すように、シャフト4a〜4dは円柱状であるが、軸方向の途中で一度その径が徐々に絞られて再度徐々に元の径に戻るような、後述する湾曲部41a〜41dが形成されている。そして、線材100は、線材送り部6と複数のシャフト4a〜4dとの相対的な位置関係を調節すること等により、シャフト4a〜4dの湾曲部41a〜41dに巻き取られる。
図3には、実施の形態1に係る線材巻き取り装置で線材100を巻き取り、束線バンド71で束線する際の様子を、断面図で示す。シャフト4a〜4dは、軸を含む平面で切断した際の断面が、湾曲部41a〜41dで円弧状に凹んでいる(図3(a))。
図3(b)は、シャフト4a〜4dで線材100を巻き取った際の状態を示しており、シャフト4a〜4dの湾曲部41a〜41dに沿って線材100が巻き付くことで、巻き付いている線材100の断面全体の概形Sが略円形となる。
なお、線材100がシャフト4a〜4dの湾曲部41a〜41dに納まって巻き取られるように、湾曲部41a〜41dの大きさは設計される。これは、シャフト4a〜4d間の間隔、及び、束線バンド71で束線して1つにまとめたい線材100の長さを基に、線材100の何本分の断面をシャフト4a〜4dに巻き付けることになるのか(図3(b)の例では、8本分の断面が巻き付いている)を想定し、この想定に応じて、湾曲部41a〜41dの大きさを設計すればよい。当然、シャフト4a〜4dに巻き付ける線材100の本数が多くなるほど、湾曲部41a〜41dは大きく形成される。
図3(c)は、巻き取られた線材100を束線部7により束線した際の状態を示しており、略円形である線材100の断面全体の概形Sに沿って、束線バンド71が巻かれている。
図3(d)は、束線バンド71で束線された線材100を、シャフト4a〜4dから取り外した際の状態を示しており、これ以降、線材100は、束線バンド71により束としてまとめられた状態で取り扱われる。
従来は、図6に示したように、線材100が巻き取られるシャフト11が直線的な形状であったため、線材100の断面全体の概形Sが略台形の状態で束線されていた。このため、束線バンド71により束としてまとめられている線材100は、取り扱うにつれて、略台形にまとまっていた断面全体の概形Sが崩れて、結局は束線バンド71で十分な束線状態を保つことができなくなっていた。
これに対して、実施の形態1に係る線材巻き取り装置では、シャフト4a〜4dが湾曲部41a〜41dを有し、この湾曲部41a〜41dに線材100が巻き付くことから、シャフト4a〜4dで巻き取られた線材100の断面全体の概形Sは略円形となる。つまり、束線前の時点で束線バンド71の形状に沿った形に、線材100は整列している。このように整列している線材100は、束線バンド71との隙間を最小限に抑えた状態で束線することができる。従って、線材100を束線バンド71で束線した後に取り扱う際に、束線バンド71内で線材100がそれぞれずれて移動して略円形である線材100の断面全体の概形Sが崩れてしまうことは無く、常に束線バンド71で十分な束線状態を保つことができる。
以上のように、この実施の形態1に係る線材巻き取り装置によれば、シャフト4a〜4dが湾曲部41a〜41dを有し、この湾曲部41a〜41dに線材100を巻き付けることとした。従って、シャフト4a〜4dに巻き付けられた線材100の断面全体の概形Sは略円形となり、束線バンド71で束線後も、十分な束線状態を保つことができる。
なお、図1及び図2では、シャフトを4本有する構成を示したが、シャフトの本数は、例えば3本とすることも可能であり、図示したものに限らない。
また、シャフト4a〜4dを、軸を含む平面で切断した際の湾曲部41a〜41dの断面が、円弧状の中でも特に半円形に凹むように構成してもよい。このようにすることで、シャフト4a〜4dに巻き付けられた線材100の断面全体の概形Sが円形に近くなり、更に十分な束線状態を保つことが可能となる。この場合は、シャフト4a〜4d間の間隔、及び、束線バンド71で束線して1つにまとめたい線材100の長さを基に、線材100の何本分の断面をシャフト4a〜4dに巻き付けることになるのか(図3(b)の例では、8本分の断面が巻き付いている)を想定し、想定される本数分の線材100を束ねたときに、当該本数分の線材100の断面全体の概形Sがとることができる円の半円となる形状に、凹ませればよい。
また、直線的な部分を無くし、湾曲部41a〜41dのみでシャフト4a〜4dを構成してもよい。
また、湾曲部41a〜41dの中でも線材100が巻き付くことのない部分(例えば図3の左側に位置する湾曲部41a〜41d)は、湾曲部とせずに直線的な形状としてもよい。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る線材巻き取り装置は、複数のシャフト4a〜4dに代えて、後述する複数の板材8a〜8dを備える点で、実施の形態1に係る線材巻き取り装置と異なる。それ以外の構成は、実施の形態1に係る線材巻き取り装置と同様であり、図1、図2及び図3を援用して説明する。
図4に、この発明の実施の形態2に係る線材巻き取り装置が備える複数の板材8a〜8dを斜視図で示す。
板材8a〜8dは、略長方形の面を持つ板であり、端部81a〜81dが図1に示す支持板3に固定される。
また、板材8a〜8dは、台座1を回転させるモータの回転軸と垂直な方向に亘って凹んだ、断面が一様に円弧状の湾曲部82a〜82dを有している。この湾曲部82a〜82dは、台座1を回転させるモータの回転軸に向かって凹んでいる。
上記のような複数の板材8a〜8dを有する線材巻き取り装置が、線材100を巻き取る動作は、線材100を巻き付けるのが複数の板材8a〜8dとなる以外は、実施の形態1にて説明した動作と同様である。また、実施の形態1と同様に、線材100が湾曲部82a〜82dに納まって巻き取られるように、湾曲部82a〜82dの大きさは設計される。
板材8a〜8dが湾曲部82a〜82dを有し、この湾曲部82a〜82dに線材100が巻き付くことから、図3(b)で示したものと同様に、板材8a〜8dで巻き取られた線材100の断面全体の概形は略円形となる。つまり、束線前の時点で束線バンド71の形状に沿った形に、線材100は整列している。このように整列している線材100は、束線バンド71との隙間を最小限に抑えた状態で束線することができる。従って、線材100を束線バンド71で束線した後に取り扱う際に、束線バンド71内で線材100がそれぞれずれて移動して略円形である線材100の断面全体の概形が崩れてしまうことは無く、常に束線バンド71で十分な束線状態を保つことができる。
以上のように、この実施の形態2に係る線材巻き取り装置によれば、実施の形態1で示した効果と同様の効果が得られる。また、実施の形態1で示したシャフト4a〜4dと比較すると、板材8a〜8dが有する湾曲部82a〜82dは、シャフト4a〜4dが有する湾曲部41a〜41dよりも、モータの回転軸と垂直な方向に長く形成される。従って、巻き取った線材100の断面全体の概形を多くの部分で略円形にすることができ、束線バンド71で束線後も、更に安定して十分な束線状態を保つことができる。
なお、板材を4枚とする構成を示したが、この枚数に限らない。例えば3枚としてもよい。
また、板材8a〜8dの湾曲部82a〜82dの断面が、円弧状の中でも特に半円形に凹むように構成してもよい。このようにすることで、板材8a〜8dに巻き付けられた線材100の断面全体の概形が円形に近くなり、更に十分な束線状態を保つことが可能となる。この場合は、板材8a〜8d間の間隔、及び、束線バンド71で束線して1つにまとめたい線材100の長さを基に、線材100の何本分の断面を板材8a〜8dに巻き付けることになるのかを想定し、想定される本数分の線材100の断面全体の概形を円形に整列させた際の半円となる形状に、凹ませればよい。
また、板材8a〜8dにおいて、平面部分を無くし、全体を湾曲部82a〜82dとして構成してもよい。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る線材巻き取り装置は、複数のシャフト4a〜4dに代えて、後述する複数の弾性部材9a〜9dを備える点で、実施の形態1に係る線材巻き取り装置と異なる。それ以外の構成は、実施の形態1に係る線材巻き取り装置と同様であり、図1、図2及び図3を援用して説明する。
図5に、この発明の実施の形態3に係る線材巻き取り装置が備える複数の弾性部材9a〜9dを、複数の弾性部材9a〜9dの一端を固定する支持板10と共に斜視図で示す。
弾性部材9a〜9dは、ゴム等の弾性変形が可能な素材から成る、断面が一様な棒状の部材で、一方の端部91a〜91dが図1に示す支持板3に、他方の端部が支持板10に固定される。なお、実施の形態3に係る線材巻き取り装置では、台座1と柱2と支持板3に加えて、この支持板10とから支持部材が構成される。
上記のような複数の弾性部材9a〜9dを有する線材巻き取り装置が、線材100を巻き取る動作は、線材100を巻き付けるのが複数の弾性部材9a〜9dとなる以外は、実施の形態1にて説明した動作と同様である。
既に述べたように、線材100はその一端が線材挟持部5で挟持され、かつ、他端へと向かう途中では線材送り部6によってある程度の張力でもって保持されている状態にあり、この状態下で台座1ごと複数の弾性部材9a〜9dが回転して線材100を巻き取ることから、複数の弾性部材9a〜9dは、線材100が巻き付いた部分を中心に凹んで、断面が円弧状の湾曲部(不図示)を形成する。従って、線材100は、この湾曲部に巻き付いた状態となる。
このため、図3(b)で示したものと同様に、弾性部材9a〜9dに巻き付けられた線材100の断面全体の概形は略円形となる。つまり、束線前の時点で束線バンド71の形状に沿った形に、線材100は整列している。このように整列している線材100は、束線バンド71との隙間を最小限に抑えた状態で束線することができる。従って、線材100を束線バンド71で束線した後に取り扱う際に、束線バンド71内で線材100がそれぞれずれて移動して略円形である線材100の断面全体の概形が崩れてしまうことは無く、常に束線バンド71で十分な束線状態を保つことができる。
以上のように、この実施の形態3に係る線材巻き取り装置によれば、実施の形態1で示した効果と同様の効果が得られる。また、実施の形態1,2で示したシャフト4a〜4d,板材8a〜8dと比較すると、弾性部材9a〜9dの形状は簡素なものであり、加工の手間が省け、容易に製作することができる。
なお、弾性部材を4つとする構成を示したが、この個数に限らない。例えば3つとしてもよい。
また、弾性部材9a〜9dの中でも線材100が巻き付く部分のみをゴム等で構成し、それ以外の部分は弾性変形がほとんど無い素材で構成してもよい。
また、弾性部材9a〜9dを、断面一様の棒状とせずに、シャフト4a〜4dのように、軸方向の途中で一度その径が徐々に絞られて再度徐々に元の径に戻るような、湾曲部41a〜41dを有する形状としてもよい。あるいは、弾性部材9a〜9dを、棒状ではなく板状の形状としてもよい。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
また、実施の形態1〜3に係る線材巻き取り装置が行う巻き取り、束線等の各工程の全て又は一部を、人の手により行ってもよい。この場合の巻き取りは、複数のシャフト4a〜4dと、複数のシャフト4a〜4dを固定した部材とで少なくとも構成したものを用いて、線材100を手動で巻けばよく、複数のシャフト4a〜4dを固定した部材のみで支持部材が構成される。複数の板材8a〜8d、複数の弾性部材9a〜9dの場合も同様である。
1 台座
1a 軸孔
2 柱
3 支持板
4a〜4d シャフト
5 線材挟持部
6 線材送り部
7 束線部
8a〜8d 板材
9a〜9d 弾性部材
10 支持板
11 シャフト
41a〜41d 湾曲部
71 束線バンド
81a〜81d 端部
82a〜82d 湾曲部
91a〜91d 端部
100 線材

Claims (4)

  1. 支持部材に固定された複数の巻き取り部材がそれぞれ有する、巻き付けられた通信ケーブルの軸方向に垂直な面での断面が凹んだ円弧状の湾曲部に、通信ケーブルを巻き付ける巻き付けステップと、
    前記巻き付けステップで巻き付けられた前記通信ケーブルを、巻き付け方向が同じケーブル群にて束線する束線ステップとを備えることを特徴とする通信ケーブル巻き取り方法。
  2. 前記巻き付けステップにおいて、前記複数の巻き取り部材を構成する複数のシャフトがそれぞれ有する前記湾曲部に、前記通信ケーブルを巻き付けることを特徴とする請求項1記載の通信ケーブル巻き取り方法。
  3. 前記巻き付けステップにおいて、前記複数の巻き取り部材を構成する複数の板材がそれぞれ有する前記湾曲部に、前記通信ケーブルを巻き付けることを特徴とする請求項1記載の通信ケーブル巻き取り方法。
  4. 曲部をそれぞれ有する複数の巻き取り部材と、
    前記複数の巻き取り部材を固定する支持部材と前記支持部材を回転駆動させる駆動部とから構成され、前記複数の巻き取り部材を回転させて、前記複数の巻き取り部材がそれぞれ有する前記湾曲部に、通信ケーブルを巻き付ける巻き付け部と、
    前記巻き付け部によって巻き付けられた前記通信ケーブルを、巻き付け方向が同じケーブル群にて束線する束線部とを備え
    前記湾曲部は、巻き付けられた前記通信ケーブルの軸方向に垂直な面での断面が凹んだ円弧状であることを特徴とする通信ケーブル巻き取り装置。
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