JP6751925B2 - スリーブカバー保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、切断された電線をスリーブを用いて接続処理した後、スリーブ周辺の絶縁処理を行うためのスリーブカバーを仮保持するスリーブカバー保持具に関するものである。
無停電工事におけるバイパスケーブルの設置の際に切断された電線同士は、工事終了時にスリーブを介して接続される。
ここで用いられるスリーブの形態としては様々なものが知られている。それらの多くは電線端部の被覆が除去された導体部分同士をそれぞれ収容できる筒状部を有しており、その収容された導体部分が筒状部に圧着されることにより固定される構成となっている。
しかし、スリーブだけで導体部分を完全に覆うことは難しく、スリーブと被覆端部との隙間では導体部分が露出するので、絶縁性は十分ではない。そのため、露出した導体部分をスリーブと共に覆うためにスリーブカバーが用いられる。
図6は、従来のスリーブカバー104を示している。ここで示したスリーブカバー104では、本体部105が絶縁性を有する樹脂材により形成された円筒状の部材で構成されている。この材質には、例えば、絶縁性を有する難燃性ポリエチレンや難燃性ポリプロピレン等が適している。
そして、本体部105の両端には、端部チューブ106が取り付けられている。この端部チューブ106は、本体部105とは異なり、絶縁性に加えて伸縮性に優れた円筒状のゴム部材で構成されている。この端部チューブ106の内側には、筒状に巻かれたコア部材107が配置されている。このコア部材107は本体部105よりも内径が大きくなるように形成されている。これにより、端部チューブ106の入り口は、伸張拡径された状態に保持されている。
コア部材107は、螺旋状に巻回されたコアリボン107aによって円筒形に形成されたものである。コアリボン107aは外部に一端を伸ばして配置されており、この一端を引き出すことにより内側から螺旋が解かれてコア部材107を抜き取ることができる。コア部材107が抜き取られると、伸張拡径状態で保持されていた端部チューブ106が収縮して電線100の被覆端部102に密着し、露出していた導体部分が覆われて絶縁性が回復する。
図6に示したような構成のスリーブカバー104については、特許文献1に記載がある。
特開2015−70725号公報
上述のようなスリーブカバー104を遠隔操作によって取り付けるためには、スリーブカバー104と電線100とをそれぞれ保持するための遠隔操作工具が必要となる。また、コア部材107を除去するための遠隔操作工具も必要である。よって、少なくとも3本
の遠隔操作棒が用いられるので、2名以上の作業者が必要となる。
ところで、上述の従来例では、スリーブカバー104及び電線100の保持に関しては、作業対象は異なるものの、動作的には同質の挟持作業である。したがって、スリーブカバー104及び電線100の保持を1本の遠隔操作棒によってまとめて操作できるならば、作業負担を大幅に低減することが可能となる。そして、遠隔操作棒が3本から2本になれば、作業者が1名であってもスリーブカバー104の取り付け作業を行うことが可能である。
しかしながら、スリーブカバー104と電線100とは外径が大きく異なっているので、両者を同時に挟持する場合、力の加減が難しい。また、挟持した際に、万が一、スリーブカバー104の表面に傷が生じると、耐久度が低下し、場合によっては絶縁不良の原因ともなりかねない。
よって、スリーブカバー104を挟持する際には、慎重に作業を行う必要がある。特に、遠隔操作では手元に感覚が伝わり難いので、単に挟持するだけの作業であってもある程度の熟練を要する。
そこで、本発明では、遠隔操作においても、表面に損傷を生じさせることなく、電線と共にスリーブカバーを安定して保持できるスリーブカバー保持具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のスリーブカバー保持具は、電線の接続処理を施したスリーブを覆うスリーブカバーを仮保持するためのスリーブカバー保持具であって、第1枢支部を介して、一方に前記スリーブカバーを挟持する第1顎部、他方に開閉操作のための第1アーム部を有したヤットコ型のカバー挟持部と、第2枢支部を介して、一方に前記第1顎部よりも小さく且つ前記電線を挟持する第2顎部、他方に開閉操作のための第2アーム部を有したヤットコ型の電線挟持部と、前記第1及び第2枢支部を所定の間隔を空けて支持したスペーサーと、前記第1及び第2アーム部を一体動可能に連結した操作部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のスリーブカバー保持具は、上記構成に加えて、前記カバー挟持部の前記第1顎部は、前記第1枢支部側に、内縁が凹状に形成された湾曲領域を有していることを特徴とする。
また、本発明のスリーブカバー保持具は、上記構成に加えて、前記カバー挟持部の前記第1顎部は、前記第1枢支部の近傍に、前記湾曲領域を形成する前記第1顎部の内縁よりも内側へ突出した突出部が形成されていることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、操作部を操作するだけで、スペーサーによって所定間隔を空けて配置されたカバー挟持部と電線挟持部とが同時に開閉動作する。これにより、電線とスリーブカバーとを跨ぐように配置し、操作部の操作によって、カバー挟持部でスリーブカバーを挟持すると、それと同時に電線挟持部では電線が挟持されるので、電線に対してスリーブカバーの保持状態を安定させることができる。
また、本発明によれば、上記効果に加えて、凹状に湾曲形成された湾曲領域の第1顎部の内側をスリーブカバーに押し当てるようにして配置できる。これにより、スリーブカバーに押し当てた状態でカバー挟持部の第1顎部を閉じる場合、スリーブカバーが第1枢支
部近傍の内縁によってせん断状態に挟み込まれることを防止できる。
また、本発明によれば、上記効果に加えて、カバー挟持部をスリーブカバーに押し当てた際、突出部が内側に突出している分だけ、第1顎部の湾曲領域との間に隙間が形成される。これにより、第1顎部への挟み込みを確実に防止することができる。
本発明の実施の形態に係るスリーブカバー保持具の全体斜視図である。 図1のスリーブカバー保持具の正面図である。 図1のスリーブカバー保持具のカバー挟持部側から見た側面図である。 図1のスリーブカバー保持具の使用状態を説明する図である。 カバー挟持部の顎部を示し、(a)はスリーブカバー及び電線を収容できるように開放した状態を、(b)はスリーブカバー及び電線を挟持した状態を説明する図である。 従来のスリーブカバーを示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係るスリーブカバー保持具について、図を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るスリーブカバー保持具1の全体斜視図を示している。スリーブカバー保持具1は、大小2つの挟持構造を有している。
これらのうち、大きい方の挟持構造は、スリーブカバーを挟持するためのカバー挟持部2である。カバー挟持部2は一対の挟持片2a、2bからなるヤットコ型の挟持構造であり、それぞれ枢支部4(第1枢支部)を介して一方側に対象物を挟持する顎部6(第1顎部)、他方側に開閉操作のためのアーム8(第1アーム部)を有している。
小さい方の挟持構造は、電線を挟持するための電線挟持部10である。電線挟持部10もカバー挟持部2と同様に、一対の挟持片10a、10bからなるヤットコ型の挟持構造であり、それぞれ枢支部12(第2枢支部)を介して一方側に電線を挟持する顎部14(第2顎部)、他方側に開閉操作のためのアーム16(第2アーム部)を有している。これらカバー挟持部2と電線挟持部10とは、共通回転軸18及び操作部20により所定間隔を空けて一体的に構成されている。
共通回転軸18は、カバー挟持部2及び電線挟持部10のそれぞれの枢支部4、12を回転自在に軸支する共通軸であるとともに、カバー挟持部2と電線挟持部10とを間隔を空けて支持するスペーサーでもある。なお、本実施の形態においては、共通回転軸18が2つの挟持構造の枢支部4、12の共通の回転軸として構成されているが、カバー挟持部2及び電線挟持部10の枢支部4、12の近傍で支え、所定の間隔を保持する構成であれば、枢支部4又は枢支部12の回転中心と一致していなくても構わない。
操作部20は、カバー挟持部2及び電線挟持部10のそれぞれのアーム8、16同士を一体動可能に連結している。操作部20の略中央位置には、遠隔操作用ヤットコの先端に取り付け可能なアダプター22が連結棒24に対して回転自在に設けられている。アダプター22には遠隔操作用ヤットコの先端を脱着可能に固定できるプランジャー22aを備えている。また、操作部20は上記の共通回転軸18と同様に、カバー挟持部2と電線挟持部10とを所定の間隔を空けて保持するスペーサーでもある。なお、本実施の形態においては、アダプター22が連結棒24に対して回転自在に設けられている構成を例として示しているが、連結棒24がアーム8、16のそれぞれを回転自在に軸支する構成であっても構わない。
ところで、カバー挟持部2及び電線挟持部10には、大きさ以外にも顎部6、14の形状に違いがある。電線挟持部10の顎部14の内縁は、直線形状の組み合わせにより形成されているのに対して、カバー挟持部2の顎部6の内縁は曲線形状を含んでいる。具体的には、電線挟持部10の顎部14の内縁は、枢支部12と顎部14の先端との略中間位置で凹状に屈曲形成されている。これに対して、カバー挟持部2の顎部6の内縁は、枢支部4と顎部6の先端との略中間位置を境界として、枢支部4側は凹状に湾曲形成され、先端側は電線挟持部10と同様に直線状に形成されている。これら境界部分は、電線挟持部10と同様に凹状に屈曲形成されている。
加えて、カバー挟持部2の枢支部4の周辺には、顎部6の内縁よりも内側へ突出するように突出部6dが形成されている。このため、収容されたスリーブカバー104(図4参照)は、枢支部4近傍においては、突出部6dに当接するので、顎部6の内縁には接触しない。
また、本実施の形態に係るスリーブカバー保持具1では、カバー挟持部2及び電線挟持部10ともに、対をなしている挟持片2a、2b、10a、10bの一方(挟持片2a、10a)が2枚構成となっている。これにより、把持対象に接するエッジの数が増えるのでグリップ力が増大し、挟持状態が安定する。また、それぞれの2枚構成の挟持片2a、10aは異なる可動パーツに配置されているので、重量バランスが良好である。
図2はスリーブカバー保持具1の正面図を示している。共通回転軸18はカバー挟持部2の枢支部4と電線挟持部10の枢支部12に対して回転自在に設けられており、操作部20のアダプター22は連結棒24に対して回転自在に設けられていることは上に述べた。
図2から分かるように、本実施の形態においては、共通回転軸18と連結棒24とは略平行に配置されている。このため、連結棒24から枢支部4までの高さh1と、連結棒24から枢支部12までの高さh2とは略同じである。
このように、本実施の形態に係るスリーブカバー保持具1では、大きさの異なるカバー挟持部2及び電線挟持部10に対して均等に力が入力されるように構成されている。
続いて、枢支部4、12よりも先端側の顎部6、14の形状について、図3を用いて説明する。
図3は、スリーブカバー保持具1のカバー挟持部2側から見た側面図である。上述のように、カバー挟持部2の顎部6は湾曲形成された部分と直線状に形成された部分とを含んでいる。図3では、これらを湾曲領域6a、直線領域6cとして示している。また、湾曲領域6aと直線領域6cとの境界で凹状に形成された部分を屈曲部6bとして表している。
電線挟持部10(図1参照)の顎部14については、枢支部12(図1参照)に近い領域を直線領域14aとし、先端側の領域を直線領域14cとして示している。そして、直線領域14a、14cの境界で凹状に形成された部分を屈曲部14bとして表している。
また、図3には、アーム8の伸びる方向に沿って一点鎖線を重ねて示している。カバー挟持部2のアーム8と電線挟持部10のアーム16とは略平行であるので(図1参照)、一点鎖線はアーム16にも投影される。この図3から見て取れるように、カバー挟持部2の顎部6の方が、電線挟持部10の顎部14よりも上記一点鎖線から外側(開側)へ大き
く離れている。
すなわち、アーム8、16の同じ開度に対して、挟持対象へ作用する力成分の大きさは、同じ半径位置で比較すると、外側へ広がっている顎部6の方が顎部14よりも小さい。これにより、操作部20を閉じることにより同じ挟持力をそれぞれのアーム8、16に与えても、スリーブカバー104(図4参照)に作用する力を小さく抑えることができるので、表面に傷が付き難い。
このように、本実施の形態に係るスリーブカバー保持具1では、入力側においては、カバー挟持部2と電線挟持部10とに均等に力を受けるように構成され、出力側においては、挟持対象に作用する挟持力を顎部6、14の開き角の違いにより調整された構成となっている。
したがって、作業者はスリーブカバー及び電線に対する微妙な力加減を意識することなく、均等に力を加えるだけで、それぞれの対象に応じた適度な力加減で挟持することが可能となる。
次に、上記のスリーブカバー保持具1の使用状態について述べる。
図4は、スリーブカバー保持具1の使用状態を説明する図であり、スリーブ(図示省略)によって接続処理を施した電線100に取り付けられたスリーブカバー104と共に電線100が挟持されている様子を示している。ここに示すスリーブカバー104は、スリーブを収容できる筒状の本体部105と、本体部105の両端に配置された端部チューブ106とを有している。端部チューブ106は伸縮性に優れ、伸張拡径状態に保持するためのコア部材107を内側に備えている。コア部材107はコアリボン107aが螺旋状に巻かれて円筒形状に形成された部材であり、外側に一端を伸ばすようにして配置されている。
スリーブカバー保持具1により電線100とスリーブカバー104とを同時に挟持するとコアリボン107aの一端を引き出した際のスリーブカバー104の位置ずれを防止できる。コアリボン107aが引き出されることにより螺旋が解かれ、残った端部チューブ106が電線100の被覆端部102に密着する。このような作業を、スリーブカバー104の両端で行うことにより、接続された電線100の絶縁処理が完了する。
本実施の形態に係るスリーブカバー104は、一つの遠隔操作棒により電線100とスリーブカバー104とを同時に挟持できるので、作業時間の短縮化を図ることができる上に、遠隔操作棒などの工具及び作業人員の削減も可能となる。
ここで、スリーブカバー保持具1において、カバー挟持部2と電線挟持部10との間を所定の間隔に保つためにスペーサーとして共通回転軸18が用いられているが、この所定の間隔は、スリーブカバー104の端部処理を行うことができる程度の間隔に設定されていれば十分である。図4に示したような、収縮チューブを端部に備えた形態のスリーブカバー104であれば、端部チューブ106を跨ぐことができる程度の間隔に設定すれば良い。
図5は、カバー挟持部2の顎部6の作用を説明する図である。図5(a)はスリーブカバー104(図4参照)及び電線100を収容できるように開放した状態を示し、図5(b)はスリーブカバー104及び電線100を挟持した状態を示している。ここでは、説明の便宜のため、上述のスリーブカバー104の本体部105の外径を表す位置と電線100の位置とを模式的に点線で表している。
図5(a)に示すように、本体部105の下端にカバー挟持部2(図1参照)の枢支部4周辺の突出部6dを当接させるようにしてスリーブカバー保持具1(図1参照)が配置される。このとき、突出部6dの高さ分だけ、本体部105と顎部6の内縁との間に隙間D1が形成される。
次に、図5(b)に示すように、顎部6を閉じると、先端側のそれぞれの直線領域6cの内縁が本体部105に当接する。このように、本体部105は顎部6によって3点で固定される。本実施の形態に係るスリーブカバー保持具1では、本体部105がカバー挟持部2により挟持された状態にあっても、顎部6の湾曲領域6aの内縁との間に隙間D2が残る程度に突出部6dの突出高さが設定されている。すなわち、カバー挟持部2が閉じられる際に、本体部105の下端面が顎部6の内縁に挟み込まれる恐れがない。また、常に突出部6dが接点となるので、本体部105の周方向に擦り傷が発生する恐れもない。
このように、視認性が十分ではない状況で、しかも、手元に感覚が伝わり難い遠隔操作においても、単に、スリーブカバー104の本体部105の一面にカバー挟持部2の突出部6dを当接させるだけで位置決めが可能である。また、位置決めの際に不用意に操作部20が閉じられる場合であっても、挟み込みの恐れはないので作業は容易であり、熟練を要しない。
なお、本実施の形態に係るスリーブカバー保持具1においては、顎部6の湾曲領域6aと直線領域6cとの境界が、略中央に設定されている構成を例として示したが、挟持対象となるスリーブカバー104を3点で挟持できる構成であれば、境界が中央に形成されていなくても構わない。
また、上記の実施の形態では、枢支部4の周辺に突出部6dが形成されている構成を例として示したが、形成されていなくても構わない。少なくとも、スリーブカバー104を収容可能に開かれた状態において、挟持片2a、2bの顎部6の内縁の曲率が連続するように、枢支部4近傍の湾曲領域6aにおいて滑らかに形成されていれば、閉じられる際の顎部6の内縁同士の重なり領域が最小限に抑えられるので、スリーブカバー104の挟み込みを防止することができる。
本発明のスリーブカバー保持具は、表面に傷を生じさせることなく、電線と共にスリーブカバーを仮保持できるので、特に、収縮チューブ等を含むスリーブカバーを保持する工程において有用である。
1 スリーブカバー保持具
2 カバー挟持部
2a、2b 挟持片
4 枢支部(第1枢支部)
6 顎部(第1顎部)
6a 湾曲領域
6b 屈曲部
6c 直線領域
6d 突出部
8 アーム(第1アーム部)
10 電線挟持部
10a、10b 挟持片
12 枢支部(第2枢支部)
14 顎部(第2顎部)
14a、14c 直線領域
14b 屈曲部
16 アーム(第2アーム部)
18 共通回転軸
20 操作部
22 アダプター
22a プランジャー
24 連結棒
100 電線
102 被覆端部
103 スリーブ
104 スリーブカバー
105 本体部
106 端部チューブ
107 コア部材
107a コアリボン

Claims (3)

  1. 電線の接続処理を施したスリーブを覆うスリーブカバーを仮保持するためのスリーブカバー保持具であって、
    第1枢支部を介して、一方に前記スリーブカバーを挟持する第1顎部、他方に開閉操作のための第1アーム部を有したヤットコ型のカバー挟持部と、
    第2枢支部を介して、一方に前記第1顎部よりも小さく且つ前記電線を挟持する第2顎部、他方に開閉操作のための第2アーム部を有したヤットコ型の電線挟持部と、
    前記第1及び第2枢支部を所定の間隔を空けて支持したスペーサーと、
    前記第1及び第2アーム部を一体動可能に連結した操作部と、
    を備えたことを特徴とするスリーブカバー保持具。
  2. 前記カバー挟持部の前記第1顎部は、
    前記第1枢支部側に、内縁が凹状に形成された湾曲領域を有していることを特徴とする請求項1に記載のスリーブカバー保持具。
  3. 前記カバー挟持部の前記第1顎部は、
    前記第1枢支部の近傍に、前記湾曲領域を形成する前記第1顎部の内縁よりも内側へ突出した突出部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のスリーブカバー保持具。
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