JP5456114B2 - 電線接続用補助器具 - Google Patents
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Description
先ず、負荷側縁線2は、停電作業となるので、接続スリーブ1の一端から負荷側縁線2の芯線2aを挿入し、圧縮ペンチを直接手で持って接続スリーブ1の所定の2箇所を圧着させるようにしている。
その後、電源側縁線3を接続スリーブ1に接続する作業を行うが、電源側縁線3は充電中であるので、間接活線作業にて縁線の被覆を剥ぎ取り、負荷側と電源側の双方の縁線をそれぞれ絶縁ヤットコで把持し、負荷側縁線2が接続された接続スリーブ1に電源側縁線3の芯線3aを挿入する。
特に、風が強い中での作業になると、接続スリーブ1への縁線の挿入や挿入量の調整は困難を極め、作業時間がかかってしまう不都合がある。
この状態においては、第1のクリップ装着体の一方の電線から最も離れた端部のクリップには、接続スリーブを挟持している挟持部分に、接続スリーブよりも先端側で該接続スリーブの内径よりも大きい内径を有する空間が形成されることになる。
このように、他方の電線の芯線を直接接続スリーブに挿入するのではなく、一旦、端部のクリップの接続スリーブを把持している空間に挿入させるので、芯線を受け入れる部分の径を実質的に大きくすることが可能となり、接続スリーブへの導入がしやすくなる。
この段階においては、第1のクリップ装着体と第2のクリップ装着体とは、磁石によって互いに吸着されているので、磁力以上の力が加わらない以上、離れることがなくなる。
また、ガイド機構は、隣り合うクリップの対向する端面によって構成するようにしてもよい。
それぞれの支持部A1a,A2a,D1a,D2aには、接続スリーブ1の外径と同等又は僅かに大きい径を有する断面半円状のスリーブ受面A1c、A2c、D1c,D2cが形成されている。また、第1クリップAの支持部A1a,A2aには、軸方向外側の端面(第1のクリップ装着体10の先端側の端面)に、板状の磁石12a,12bが付設され、対をなす支持片A1、A2のそれぞれの先端部には、互いに吸着可能な磁石13a,13bが取り付けられている。
また、第3クリップCと第4クリップDとの間隔は、位置決めピン18を接続スリーブ1の環状凹部1bに係合させた状態において、第4クリップDが負荷側縁線2の被覆端部を把持する長さに設定されている。
そして、負荷側縁線2を絶縁ヤットコで把持すると共に電源側縁線3を絶縁ヤットコで把持し、第1クリップAと第5クリップEとを軸方向で対峙させつつ第1のクリップ装着体10と第2のクリップ装着体20とを接近させ、電源側縁線3の芯線3aを第1クリップAの受入口部16に挿入させる。
連結棒25は、第1及び第4クリップA,Dの例えば連結軸A3,D3に固定され、図示しない回り止め機構により連結軸A3,D3を中心として回転しないようになっている。
なお、その他の構成は、前記構成例と同じであるので、同一箇所の同一符号を付して説明を省略する。
この例においては、実施例2とほぼ同様の構成であるが、第2及び第3クリップB,Cの代わりに、片持ちの第1及び第2の支持片F,Gを用いた構成となっている。
なお、その他の構成は、前記構成例と同じであるので、同一箇所の同一符号を付して説明を省略する。
2 負荷側縁線
3 電源側縁線
10 第1のクリップ装着体
11a,11b,25 連結棒
12a,12b 磁石
13a,13b 磁石
15a,15b 磁石
17a,17b 磁石
18 位置決めピン
20 第2のクリップ装着体
21a,21b 磁石
A 第1クリップ
B 第2クリップ
C 第3クリップ
D 第4クリップ
E 第5クリップ
F 第1の支持片
G 第2の支持片
Claims (7)
- 2本の電線を接続スリーブによって接続する際に用いられる電線接続用補助器具であって、
予め一方の電線を固定した接続スリーブ、又は、この接続スリーブと前記一方の電線とを把持可能とする第1のクリップ装着体と、他方の電線の被覆端部を把持可能とする第2のクリップ装着体とを有し、
前記第1のクリップ装着体は、複数のクリップを連結棒を介して連結して構成され、前記接続スリーブの先端を前記一方の電線から最も離れた端部のクリップで把持しつつ、当該クリップの端面より内側に位置させるように前記接続スリーブの把持位置を規定する位置決め機構と、前記接続スリーブと前記他方の電線とを圧着するために用いられる圧縮器具による前記接続スリーブの圧縮位置を規定するガイド機構とを備え、
前記第1のクリップ装着体と前記第2のクリップ装着体との軸方向で互いに近接させるそれぞれの端面に磁石を設けたことを特徴とする電線接続用補助器具。 - 前記位置決め機構は、前記接続スリーブの外周面に形成された凹部に、いずれかの前記クリップの内面に設けられた位置決めピンを係合して構成されることを特徴とする請求項1記載の電線接続用補助器具。
- 前記ガイド機構は、隣り合うクリップの対向する端面によって構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の電線接続用補助器具。
- 前記複数のクリップは、対をなすクリップ片を有して構成され、各々の一方のクリップ片が第1の連結部材により連結され、各々の他方のクリップ片が第2の連結部材により連結され、両端部のクリップの動きに連動して開閉することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電線接続用補助器具。
- 前記複数のクリップは、対をなすクリップ片を有して構成され、両端部のクリップはそれぞれ独立して開閉動作し、前記両端部のクリップの間に位置するクリップは、前記両端部のクリップを連結する連結棒に固定され、その対をなすクリップ片の先端部に前記接続スリーブを押し付けることにより開いて前記対をなすクリップ片間に前記接続スリーブを導く導入部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電線接続用補助器具。
- 前記クリップの対をなすクリップ片の先端部には、互いに吸着する磁石が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電線接続用補助器具。
- 前記複数のクリップは、前記第1のクリップ装着体の両端部に設けられるものであり、
この両端部のクリップの間に前記接続スリーブを支持する複数の支持片が設けられ、
前記位置決め機構は、前記接続スリーブの外周面に形成された凹部に、いずれかの前記支持片の内面に設けられた位置決めピンを係合して構成され、前記ガイド機構は、前記クリップと前記支持片との対向する端面、及び、隣り合う支持片の対向する端面によって構成されることを特徴とする請求項1記載の電線接続用補助器具。
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