JP2016144327A - 間接活線作業用工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】分岐作業における作業性を向上させることを実現した間接活線作業用工具を提供すること。【解決手段】長尺の棒状部材20と、棒状部材20の先端部に取り付けられ、対象物を把持する把持部10と、長尺の棒状部材の後端部に取り付けられ、作業員が操作する操作部30と、操作部30の動作を把持部10に伝達し、把持部10を動作させる伝達部40と、を備える間接活線作業用工具1であって、把持部10は、1本の固定部14と、この固定部14の両側部に設置される2本の可動部16、16と、を有し、操作部30は、2つの操作レバー34、34を有し、伝達部40は、2本のワイヤ42、42を有し、ワイヤ42、42は、操作レバー34、34と可動部16、16とをそれぞれ連結し、2つの操作レバー34、34は、2本の可動部16、16にそれぞれ対応してワイヤ42、42が連結されている。【選択図】図2
Description
本発明は、間接活線作業用工具に関する。
従来、幹線電線から分岐電線を分岐させる分岐作業を行う際には、ヤットコと称される間接活線作業用工具及びトングと称される間接活線作業用工具が用いられている。ヤットコは、長尺の棒状部材の先端部に把持機能を有する先端工具を設け、基端部に先端工具を動作させる操作部を設けたものであり、作業員による操作部の操作によって、対象物を把持させる工具である。トングは、長尺の棒状部材の先端部に、フック形状のフック部と、棒状部材の回転によってフック部の下方において上下動する移動部と有する先端工具を設けたものであり、作業員が、フック部を対象物に引っ掛けて、棒状部材を回転させることにより、フック部と移動部の間に対象物を挟みつける工具である。
分岐作業においては、最初に、幹線電線における分岐箇所を覆っている絶縁部材、及び分岐電線の先端部を覆っている絶縁部材を剥ぐ作業を行う。次に、幹線電線における絶縁部材を剥いだ部分に、C型接続スリーブを取り付ける。次に、ヤットコを用いて分岐電線を把持し、ヤットコを操作して、C型接続スリーブに分岐電線の先端部を挿入する。次に、C型接続スリーブから離れた部位においてトングを用いて、幹線電線及び分岐電線の2本を同時に把持する。そして、C型接続スリーブを、圧縮工具を用いて圧縮することにより、幹線電線に分岐電線が接続され、分岐作業が完了する。
また、従来におけるこの種の技術として、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1には、絶縁ヤットコと称される間接活線用工具の一例について開示されている。
ところで、従来の分岐作業においては、作業員が、幹線電線及び分岐電線を、トングを用いて把持する際に、C型接続スリーブ近くの絶縁被覆されている部位を把持する。このため、ヤットコによる分岐電線の把持位置は、分岐電線の先端部に対してトングによる把持位置よりも遠い位置とする必要がある。
しかし、ヤットコを用いて分岐電線における先端部に対して遠い位置を把持することは、分岐電線の先端部をC型接続スリーブに挿入する作業をより困難にする要因となる。また、2本の電線をトングで把持してヤットコを電線から外した時に、2本の電線が互いにずれるおそれがある。電線がずれた場合、ずれを修正するために再度ヤットコを操作する必要が生じるため、作業性が低下する。
また、従来の分岐作業においては、ヤットコを操作する作業員とトングを操作する作業員との2人の作業員が必要になりため、人件費を含めて作業に係る費用が大きくなる。また、分岐作業は高所作業となるため、高所作業車のバケットに乗って作業を行う場合が多い。この場合、ヤットコ、トング及び圧縮工具をバケットに載せ、しかも複数の作業員がバケットに乗り込むため、バケット内が狭くなって作業性が低下するおそれがある。
本発明は、このような問題点を解決し、分岐作業における作業性を向上させることを実現した間接活線作業用工具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備えている。
(1) 長尺の棒状部材と、当該棒状部材の先端部に取り付けられ、対象物を把持する把持部と、長尺の棒状部材の後端部に取り付けられ、作業員が操作する操作部と、当該操作部の動作を前記把持部に伝達し、前記把持部を動作させる伝達部と、を備え、前記把持部は、前記棒状部材の先端部に固定される取付部と、当該取付部に設けられ、前記棒状部材に沿って延在する固定部と、この固定部の両側部にそれぞれ配置され、前記固定部に当接及び離間するように前記取付部に回動自在に取り付けられる2つの可動部と、を有し、前記操作部は、2つの操作レバーを有し、前記伝達部は、前記2つの操作レバーと前記2つの可動部とをそれぞれ連結する2本のワイヤを有することを特徴とする間接活線作業用工具。
(1)によれば、例えば、幹線電線から分岐電線を分岐させる分岐作業を行う際に、幹線電線を一方の可動部と固定部との間に、分岐電線を他方の可動部と固定部との間に把持させることによって、幹線電線と分岐電線とを同時に把持することができる。このため、従来のようにトングを必要とすることがなく、その分、作業員の人数を減らすことが可能になる。しかも、分岐電線における先端部近くの部位を把持することが可能になるため、分岐電線の先端部を接続スリーブに挿入する作業が行い易くなり、作業性が格段に向上する。
(2) (1)において、前記2本の可動部は、先端部に回動自在に配置された一対の爪片と、前記一対の爪片を互いに閉じる方向に付勢する付勢部材とをそれぞれ有し、前記固定部は、先端部に前記一対の爪片によって挟み込まれるピン部材を更に有することを特徴とする間接活線作業用工具。
(2)によれば、例えば、2つの可動部と固定部とによってそれぞれ幹線電線と分岐電線とが把持された場合、可動部の先端部と固定部との間が一対の爪片によって閉鎖されるため、幹線電線及び分岐電線が抜けにくくなる。
本発明によれば、分岐作業における作業性を向上させることを実現した間接活線作業用工具を提供することが可能になる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態おける間接活線作業用工具1の外観を示す説明図である。図2は、本発明の一実施形態おける間接活線作業用工具1の概略構成を示す説明図である。間接活線作業用工具1は、把持部10と、棒状部材20と、操作部30と、伝達部40と、を備えている。
図1、図2において、把持部10は、取付部12と、固定部14と、一対の可動部16、16と、を備えている。
取付部12は、棒状部材20の先端部に固定される円筒状の部材である。固定部14は、取付部12と一体に形成され、取付部12の中心軸に沿って延在している。可動部16、16は、一対の可動体16a、16aと、一対の可動体16a、16aを回動自在に軸支する支持軸16bとを備えている。
取付部12は、棒状部材20の先端部に固定される円筒状の部材である。固定部14は、取付部12と一体に形成され、取付部12の中心軸に沿って延在している。可動部16、16は、一対の可動体16a、16aと、一対の可動体16a、16aを回動自在に軸支する支持軸16bとを備えている。
一対の可動部16、16は、固定部14の両側部に配置される。具体的には、可動体16aの基端側が取付部12の内部に配置され、先端側が固定部14の先端部に対向する。可動体16aの基端側は、図3に示すように、二股に形成されており、一方の可動体16aにおける基端部の二股の幅は、他方の可動体16aにおける基端部の二股の幅よりも大きく形成されており、取付部12内において、一方の可動体16aの基端部の内側に、他方の可動体16aにおける基端部が配置されている。言い換えれば、取付部12内において、一方の可動体16aと他方の可動体16aとが交差している。
一対の可動体16a、16aは、この交差部位に孔部が形成されており、一対の可動体16a、16aの孔部を一致させた状態で、この孔部に支持軸16bが挿通される。支持軸16bは、取付部12の内部に固定される。これにより、一対の可動体16a、16aは、取付部12に揺動可能に取り付けられ、一対の可動体16a、16aの基端部を揺動させることにより、一対の可動体16a、16aの先端側が固定部14に接近及び離間する。一対の可動体16a、16aにおける支持軸16bに対して先端側は、弧状に形成されており弧状の内面が、固定部14の側面に対向する。なお、可動体16a、16aの先端側の内面及び固定部14の側面は粗面に形成されている。
また、図2において、棒状部材20は、長尺の円筒部材からなり、絶縁性を有している。棒状部材20には、図2に示すように、鍔部22が取り付けられている。この鍔部22により、棒状部材20の先端側から棒状部材20を伝って流下した水滴の操作部30側への流下が防止される。
操作部30は、取付部32と、一対の操作レバー34、34と、レバー支持部36と、一対のコイルばね38、38と、を備えている。
取付部32は、棒状部材20の基端部に固定される円筒状の部材である。レバー支持部36は、取付部32に固定され、取付部32の中心軸に沿って延在している。一対の操作レバー34、34は、L字形の形状であり、一端部がレバー支持部36に回動自在に取り付けられ、他端部がレバー支持部36に沿って延びている。なお、操作レバー34、34の一端部は、一定の角度以上回動した場合にレバー支持部36に当接するように構成されており、一定角度以上の回動が規制される。
コイルばね38は、操作レバー34とレバー支持部36との間に設けられ、一端部が操作レバー34に連結され、他端部がレバー支持部36に連結されている。コイルばね38は、常時縮小した状態にあり、両側に拡がろうとしている。このため、操作レバー34は、通常状態において開いた状態にある。
伝達部40は、ワイヤ42と、保護管44と、キャップ46と、コイルばね48と、をそれぞれ2組備えている。
ワイヤ42は、絶縁性を有する材料からなる線状部材である。保護管44は、絶縁性を有する材料からなり、ワイヤ42が挿通される部材である。また、保護管44は、棒状部材20の内部に固定されている。キャップ46は、保護管44における棒状部材20の先端側の端部に取り付けられる。キャップ46の中央には孔部が形成されており、この孔部にワイヤ42が挿通されている。コイルばね48は、キャップ46から延びるワイヤ42に通される。ワイヤ42は、保護管44よりも長いために保護管44の両端から延びておいる。
このように構成された伝達部40が、棒状部材20の内部に挿入されている。そして、キャップ46から延びるワイヤ42の先端は、一対の可動体16a、16aの基端部に連結され、ワイヤ42の後端は、一対の操作レバー34、34におけるL字形の角部に連結される。コイルばね48は、通常状態において伸びた状態にある。
図3は、伝達部40と、可動体16a及び操作レバー34との連結構造を示す説明図である。図3に示すように、可動体16aの基端部には、ピン50が挿入かつ固定されており、このピン50にワイヤ42の先端が連結されている。また、一対の操作レバー34、34のL字形の角部における側面の中央部には切欠が形成されている。この操作レバー34の切欠の内部にピン52が固定されている。ピン52にワイヤ42の後端が連結されている。
図4は、把持部10の要部構成を示す正面図、図5は、固定部14の先端部の構成を示す斜視図、図6は、可動部16の先端部の構成を示す斜視図である。なお、以下の説明の便宜上、図4のように把持部10を支持軸16bの軸方向から視認する場合を正面視、図3のA方向から把持部10を視認する場合を側面視と称することにする。
図4及び図5に示すように、固定部14の先端部は、先端側に向かって広がる扇形に形成されている。また、固定部14の先端部には、上面部から側面部にかけて切欠部が形成されており、側面視した場合、固定部14の先端部はU字形に形成されている。この固定部14の先端部における扇形の両側部にピン54、54が挿入かつ固定されている。このため、固定部14の先端部に形成されている切欠部の内部にピン52が固定されている。
図4及び図6に示すように、一対の可動部16、16は、爪部60、60を更に備えている。
爪部60は、一対の爪片62、62と、コイルばね64と、支持軸66と、を備えている。爪部60は、一対の可動体16a、16aの先端に設けられている。
一対の爪片62、62の先端部には面取りが施されており、一対の爪片62、62を重ねた場合に、面取り部分の組合せによってV字状に形成される。爪片62の後端部の中央には延在片62aが形成されており、この延在片62aには孔部が形成されている。
また、可動体16aの先端面の中央部には溝部70が形成されており、この溝部70は支持軸16bの軸方向に対して直角方向に延びている。更に、可動体16aを支持軸16bの軸方向視した場合、可動体16aの先端側の両端部には貫通孔が形成されている。そして、可動体16aの溝部70に、一対の爪片62、62の延在片62a、62aを挿入し、可動体16aの貫通孔と延在片62a、62aの孔部とを一致させ、可動体16aの先端側の両端部に貫通孔に支持軸66を挿入かつ固定する。これにより、一対の爪片62、62が、可動体16aの先端部に支持軸66、66によって回動自在に設けられ、一対の爪片62、62の先端部が開閉自在となる。
また、一対の爪片62、62の間には、コイルばね64が設けられており、通常状態においては、コイルばね64が縮小した状態で維持されることから、一対の爪片62、62は閉じた状態で維持される。
また、一対の爪片62、62の先端のV字状部分と、ピン54、54とは、支持軸16bに対して等距離になるように設定されている。言い換えれば、可動体16a、16aが回動することによる爪片62、62の先端の軌跡上にピン54、54が配置されている。
これにより、可動部16が固定部14側に移動した状態においては、図7に示すように、一対の爪片62、62の間にピン54、54が入り込むことによって、一対の爪片62、62が開いた状態となる。これにより、一対の可動部16、16が同時に固定部14側移動した場合に、爪部60、60同士が互いに干渉することが防止される。また、例えば、可動部16と固定部14とによって分岐電線102が把持された場合、可動部16の先端部と固定部14との間が一対の爪片62、62によって閉鎖されるため、分岐電線102が抜けにくくなる。
図8は、操作部30の構成を示す正面図である。図8に示すように、レバー支持部36の先端部には、環状のグリップ部36aが形成されている。グリップ部36aの内側の空間は、作業員の両手の指が同時に入ることが可能な大きさに設定されている。これにより、作業員は、両手を使って一対の操作レバー34、34を操作することが可能になる。なお、図示していないが、操作部30には、一対の操作レバー34、34をグリップ部36a側に回動させた状態で維持するロック機構が更に備えられている。
次に、本実施形態おける間接活線作業用工具1の動作について説明する。通常状態においては、可動部16、16が固定部14から離間した状態で維持されるとともに、操作レバー34がレバー支持部36から離間した状態で維持される。
作業員が、操作レバー34を握ることによって操作レバー34が回動する。この操作レバー34の回動がワイヤ42を介して可動体16aの基端部に伝達され、可動体16aの基端部が下方に引っ張られる。これにより、可動体16aが回動して、固定部14側に移動し、図7に示すように、爪片62の間にピン54が入り込むことによって、一対の爪片62、62が開いた状態となる。この時、コイルばね38及びコイルばね48が縮まった状態になる。
この状態で、作業員が操作レバー34を離した場合、コイルばね38及びコイルばね48が元の状態に復帰することにより、可動部16及び操作レバー34が回動して通常状態に戻る。
なお、本実施形態によれば、作業員による操作レバー34の操作が、ワイヤ42を介して直接的に可動部16に伝達されるため、可動部16に微妙な動きをさせることが可能である。
次に、本実施形態おける間接活線作業用工具1を用いた、幹線電線101(図9参照)から分岐電線102(図9参照)を分岐させる分岐作業の例について説明する。
まず、幹線電線101における分岐箇所を覆っている絶縁部材、及び分岐電線の先端部を覆っている絶縁部材を剥ぐ作業を行う。次に、幹線電線における絶縁部材を剥いだ部分に、C型接続スリーブを取り付ける。
次に、作業員が、間接活線作業用工具1の操作部30を操作して、図9(a)に示すように、一方の可動部16と固定部14との間に分岐電線102を把持させる。この時、できるだけ分岐電線102の先端部近くを把持することが望ましい。次に、作業員が、間接活線作業用工具1を移動させて、分岐電線102の先端部をC型接続スリーブ103に挿入する。
次に、作業員が、間接活線作業用工具1の操作部30を操作して、図9(b)に示すように、幹線電線101を、他方の可動部16と固定部14との間に挿入して、他方の可動部16と固定部14との間に幹線電線101を把持させる。この時、幹線電線101と分岐電線102とがずれている場合には、操作部30を操作して他方の可動部16を若干緩め、間接活線作業用工具1を移動させて分岐電線102の位置を調整した後、他方の可動部16と固定部14との間に幹線電線101を把持させる。そして、作業員は、操作レバー34、34をロックすることにより、間接活線作業用工具1によって幹線電線101と分岐電線102とを同時に把持した状態にした後、C型接続スリーブ103の圧縮作業を行う。以上により、分岐作業が完了する。
以上説明したように構成された本実施形態によれば、従来のようにトングを必要とすることがないため、その分、作業員数を減らすことが可能になる。しかも、分岐電線102における先端部近くの部位を把持することが可能になるため、分岐電線102の先端部をC型接続スリーブ103に挿入する作業が行い易くなり、作業性が格段に向上する。
また、本実施形態によれば、2つの可動部16、16と固定部14とによってそれぞれ幹線電線101と分岐電線102とが把持された場合、可動部16、16の先端部と固定部14との間が一対の爪片62、62によって閉鎖されるため、幹線電線101及び分岐電線102が把持部10から抜けにくくなる。また、一対の爪片62、62はピン54に入り込む際に互いに拡がるため、2つの可動部16、16の先端部の爪部60、60同士が干渉し合うことがない。
1 間接活線作業用工具
10 把持部
12 取付部
14 固定部
16 可動部
16a 可動体
16b 支持軸
20 棒状部材
30 操作部
32 取付部
34 操作レバー
36 レバー支持部
36a グリップ部
38 コイルばね
40 伝達部
42 ワイヤ
44 保護管
46 キャップ
48、64 コイルばね
50、52、54 ピン
60 爪部
62 爪片
62a 延在片
66 支持軸
70 溝部
101 幹線電線
102 分岐電線
103 C型接続スリーブ
10 把持部
12 取付部
14 固定部
16 可動部
16a 可動体
16b 支持軸
20 棒状部材
30 操作部
32 取付部
34 操作レバー
36 レバー支持部
36a グリップ部
38 コイルばね
40 伝達部
42 ワイヤ
44 保護管
46 キャップ
48、64 コイルばね
50、52、54 ピン
60 爪部
62 爪片
62a 延在片
66 支持軸
70 溝部
101 幹線電線
102 分岐電線
103 C型接続スリーブ
Claims (2)
- 長尺の棒状部材と、
当該棒状部材の先端部に取り付けられ、対象物を把持する把持部と、
長尺の棒状部材の後端部に取り付けられ、作業員が操作する操作部と、
当該操作部の動作を前記把持部に伝達し、前記把持部を動作させる伝達部と、を備え、
前記把持部は、前記棒状部材の先端部に固定される取付部と、当該取付部に設けられ、前記棒状部材に沿って延在する固定部と、この固定部の両側部にそれぞれ配置され、前記固定部に当接及び離間するように前記取付部に回動自在に取り付けられる2つの可動部と、を有し、
前記操作部は、2つの操作レバーを有し、
前記伝達部は、前記2つの操作レバーと前記2つの可動部とをそれぞれ連結する2本のワイヤを有することを特徴とする間接活線作業用工具。 - 前記2本の可動部は、先端部に回動自在に配置された一対の爪片と、前記一対の爪片を互いに閉じる方向に付勢する付勢部材とをそれぞれ有し、
前記固定部は、先端部に前記一対の爪片によって挟み込まれるピン部材を更に有することを特徴とする請求項1記載の間接活線作業用工具。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112355970A (zh) * | 2020-11-02 | 2021-02-12 | 高跃 | 一种针对于多角度安装的可拆卸式轴承组件 |
CN114976995A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-08-30 | 国网甘肃省电力公司 | 一种便于退出等电位的电位转移棒 |
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- 2015-02-03 JP JP2015019189A patent/JP2016144327A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023077003A1 (en) * | 2021-10-28 | 2023-05-04 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Clamping tool with cross-over components |
CN114976995A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-08-30 | 国网甘肃省电力公司 | 一种便于退出等电位的电位转移棒 |
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