JP5461676B1 - 間接活線工事用クリップ付き絶縁シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クリップ10は、一対の第1開閉部材1・2と一対の第2開閉部材3・4を備える。第1開閉部材1・2は、一対の開閉アームを先端部に有する絶縁操作棒80を用いて操作し、引下げ線Wを絶縁シート50で覆って挟持できる。一対の第2開閉部材3・4は、基端部が第1開閉部材1・2の先端部と回転自在に連結し、先端部が第1開閉部材1・2の先端部から延設すると共に、引下げ線の縁線Weを挟持できる。一対の第1開閉部材1・2が閉じた状態で、一対の第2開閉部材3・4の端縁に設けた面取り32・42の間に引下げ線の縁線Weを挿入すると、一対の第2開閉部材3・4の間に引下げ線の縁線Weを仮固定できる。
【選択図】図1
Description
[間接活線工事用クリップ付き絶縁シートの構成]
最初に、本発明の一実施形態による間接活線工事用クリップ付き絶縁シートの構成を説明する。なお、第1電線を碍子G1と碍子G2の間に配線された引下げ線Wとし、第2電線を引下げ線の縁線Weとして(図9参照)、以下説明する。
図1から図4を参照すると、本発明の一実施形態による間接活線工事用クリップ付き絶縁シート(以下、絶縁シートと略称する)100は、長尺の絶縁シート50と間接活線工事用クリップ(以下、クリップと略称する)10を備えている。
(第1開閉部材の構成)
図1から図3を参照すると、クリップ10は、一対の帯板状の第1開閉部材1・2、連結部材6p、及び第1付勢部材となる捩じりコイルばね6sを備えている。一対の第1開閉部材1・2は、絶縁性を有する硬質の合成樹脂からなり、長尺の帯板状に成形している。一対の第1開閉部材1・2は、引下げ線Wを挟持可能な挟持部1a・2aと、絶縁操作棒80(図7参照)によって把持される把持部1b・2bに区分している。
図1から図4を参照すると、絶縁シート100は、長尺の絶縁シート50と一組の棒状部材3p・3pを備えている。絶縁シート50は、一対の挟持部1a・2aの間に配置されている(図5参照)。絶縁シート50は、引下げ線Wをその外周方向から導入可能に、一対の挟持部1a・2aの先端部に向かって開口できるように、両端縁が一対の挟持部1a・2aの先端部に連結されている。又、絶縁シート50は、折り曲げ端が一対の挟持部1a・2aの基端部に向かっている(図2又は図5参照)。
図1から図6を参照すると、クリップ10は、一対の帯板状の第2開閉部材3・4と一組の第2付勢部材となる捩じりコイルばね3s・3sを更に備えている。一対の第2開閉部材3・4は、絶縁性を有する硬質の合成樹脂からなり、長尺の帯板状に成形している。一方の第2開閉部材3は、その基端部が棒状部材3pを介して、挟持部1aの先端部と回転自在に連結している。同様に、他方の第2開閉部材4は、その基端部が棒状部材3pを介して、挟持部2aの先端部と回転自在に連結している。
次に、実施形態による絶縁シート100の構成を補足すると共に、絶縁シート100の操作方法を説明しながら、絶縁シート100の作用及び効果を説明する。図7は、前記実施形態による間接活線工事用クリップ付き絶縁シートに備わる間接活線工事用クリップを間接活線工具で把持した状態を示す正面図である。
図7を参照すると、間接活線工具となる絶縁操作棒80(いわゆる、絶縁ヤットコ)は、長尺の主操作棒81と補助操作棒82を備えている。補助操作棒82は、主操作棒81に併設されている。主操作棒81の先端部には、一対の円弧状の開閉アーム81a・82aを取り付けている。一方の開閉アーム81aを固定アームとし、他方の開閉アーム82aを可動アームで構成している。一方の開閉アーム81aに対して、他方の開閉アーム82aが回動可能に連結している。
(1)引下げ線を絶縁シートで覆っていても、引下げ線の縁線に確実に仮固定できる。
(2)引下げ線の縁線を仮固定するために、別のクリップを用意する必要がない。
(3)作業員が一人で引下げ線の縁線を仮固定できる。
(4)引下げ線を覆う絶縁シートからクリップを取り外す必要がないので、絶縁シートの位置がずれる心配が無くなる。
1a・2a 一対の挟持部
1b・2b 一対の把持部
3・4 一対の第2開閉部材
3p 棒状部材
3s 捩じりコイルばね(第2付勢部材)
6p 連結部材
6s 捩じりコイルばね(第1付勢部材)
10 クリップ(間接活線工事用クリップ)
32 面取り
42 面取り
50 絶縁シート
80 絶縁操作棒(間接活線工具)
81a・82a 一対の開閉アーム
100 絶縁シート(間接活線工事用クリップ付き絶縁シート)
W 引下げ線(第1電線)
We 引下げ線の縁線(第2電線)
Claims (6)
- 第1電線をその外周方向から所定の長さで覆う長尺の絶縁シートと、
一対の開閉アームを先端部に有する間接活線工具を用いて操作し、前記第1電線を前記絶縁シートの上から挟持できると共に、第2電線を挟持可能な間接活線工事用クリップと、を備える間接活線工事用クリップ付き絶縁シートであって、
前記間接活線工事用クリップは、
前記第1電線を挟持可能な挟持部、及び前記挟持部に連続し、前記間接活線工具によって把持される把持部を有する一対の帯板状の第1開閉部材と、
一対の前記挟持部の先端部を開閉可能に、一対の前記挟持部の基端部側を連結する連結部材と、
一対の前記挟持部の先端部が閉じる方向に力を付勢する第1付勢部材と、
基端部が前記挟持部の先端部と回転自在に連結し、先端部が前記挟持部の先端部から延設すると共に、前記第2電線を挟持可能な一対の帯板状の第2開閉部材と、
一対の前記第2開閉部材の先端部が閉じる方向に力を付勢する第2付勢部材と、を有し、
前記絶縁シートは、前記第1電線をその外周方向から導入可能に一対の前記挟持部の先端部に向かって開口するように、両端縁が一対の前記挟持部の先端部に連結され、折り曲げ端が一対の前記挟持部の基端部に向かって一対の前記挟持部の間に配置され、
一対の前記第2開閉部材は、一対の前記挟持部の先端部が閉じた状態で、一対の当該第2開閉部材の間に前記第2電線をその外周方向から導入可能な面取りを端縁に有する間接活線工事用クリップ付き絶縁シート。 - 前記間接活線工事用クリップは、前記挟持部が延びる方向と略直交して配置され、前記挟持部の先端部の両翼に延びると共に、前記絶縁シートの端縁と回動自在に連結する棒状部材を更に備える請求項1記載の間接活線工事用クリップ付き絶縁シート。
- 前記第2付勢部材は、コイル部が前記棒状部材を巻装し、一方の端部が前記挟持部の先端部に係止され、他方の端部が前記第2開閉部材の基端部に係止された、捩じりコイルばねである請求項2記載の間接活線工事用クリップ付き絶縁シート。
- 前記絶縁シートは、前記挟持部の先端部を受け入れ可能な切り欠きと、前記棒状部材を挿入可能な筒部と、を端部に有する請求項2又は3記載の間接活線工事用クリップ付き絶縁シート。
- 前記間接活線工事用クリップを少なくとも前記絶縁シートの長手方向の両端部に備える請求項1から4のいずれかに記載の間接活線工事用クリップ付き絶縁シート。
- 請求項1から5のいずれかに記載の間接活線工事用クリップ付き絶縁シートに用いられる間接活線工事用クリップ。
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