JP5848310B2 - 電線の挟持装置 - Google Patents
電線の挟持装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5848310B2 JP5848310B2 JP2013238758A JP2013238758A JP5848310B2 JP 5848310 B2 JP5848310 B2 JP 5848310B2 JP 2013238758 A JP2013238758 A JP 2013238758A JP 2013238758 A JP2013238758 A JP 2013238758A JP 5848310 B2 JP5848310 B2 JP 5848310B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arms
- electric wire
- arm
- clamping device
- electric wires
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
図1〜図7を参照して、本発明の実施形態における電線の挟持装置について説明する。
図1及び図2は、本実施形態における電線の挟持装置を示す斜視図であって、図1は、アームが弾性力によって閉じている状態(アームの先端同士が交差している状態)を、図2は、アームが弾性力に抗して開いた状態を夫々表す。図3は、アームが弾性力によって閉じている状態(アームの先端同士が交差している状態)を示す正面図及び左側面図、図4は、アームが弾性力に抗して開いた状態を示す正面図である。図1では、アーム23,24において他の部材に隠れて見えない部分と把持面54が破線で示され、図3(a)及び図4では、電線81,82が二点鎖線で示されている。
アーム21〜24は、電線を挟持する部材であって、夫々軸部4から延在するとともに、アーム21,23,22,24の順に隣り合って配置されている。
操作片51,52は、アーム21,22とアーム23,24とが弾性部材6の弾性力に抗して回動するように、軸部4を介してアーム21〜24を操作するための部材である。操作片51は、後述する軸4A,4A’と一体化され、アーム21,22とは反対方向に延在し、また、操作片52は、後述する軸4B,4B’と一体化され、アーム21,22とは反対方向に延在する。操作片51と52とは、軸部4の軸線を含みxz平面に平行な平面に対して対称に配置されており、アーム21〜24が電線81,82を挟持するべく弾性付勢されている状態においては、図3(a)に示されるように互いに離れた位置にある。
軸部4は、アーム21〜24および操作片51,52が回動する際に中心となる部材であり、軸4A,4A’と4B,4B’を含む。軸4A,4A’,4B,4B’は同軸である。軸4A,4A’は、夫々アーム21,22と一体的に設けられるとともに、操作片51とも一体化されている。また、軸4B,4B’は、夫々アーム23,24と一体的に設けられるとともに、操作片52とも一体化されている。したがって、操作片51,52を弾性部材6の弾性力に抗して互いに近付けると、軸4A,4A’と4B,4B’は、夫々アーム21,22と23,24を開く方向に、同期して回動する。
弾性部材6は、アーム21〜24の間に電線81,82を挟持する方向にアーム21〜24を弾性付勢する部材であり、操作片53,54が互いに遠ざかる方向に操作片53,54を弾性付勢する部材でもよい。弾性部材6は、図3(a)及び図4に示されるように軸部4に設けられ、例えばバネである。典型的な縁線の断面積は25mm2、58mm2及び200mm2であるところ、このような縁線について、切断した縁線を曲げることによって縁線に生ずる反発力に抗して確実に他の電線に仮固定するためには、アームに10N程度の弾性力を付与するバネを用いることが好ましい。
図1,図2,図5〜図7を参照して、本発明の実施形態における挟持装置の使用方法を説明する。
挟持装置1の動作を説明する。操作片51,52の把持面53,54を例えば間接活線作業用の作業具で押圧すると、操作片51と52とは、弾性部材6の弾性力に抗して互いに近づくように回動し、アーム21,22とアーム23,24とは互いに遠ざかるように回動する(図2参照)。この状態で、電線81,82をアーム21,22とアーム23,24の間に挿入し、把持面53,54の押圧を弱めると、操作片51と52とは、弾性部材6の弾性力により互いに離れるように回動し、アーム21,22と23,24とは、電線81,82を挟持するように回動する(図1参照)。
図5は、挟持装置が使用される典型的な状況を示す。挟持装置1は、図5に示されるように、電線83、83同士を接続している縁線84を切断し、長い方の縁線84と繋がっている方の電線83に仮固定する場合に使用される。したがって、以下、このような状況の下で挟持装置1の使用する方法を説明する。なお、図5に示された電線83,83は3相電線のうちの1相であり、他の2相の電線の図示は省略されている。
図6(a)は、縁線84の先端近傍が電線83に沿った状態で仮固定された様子を示す。切断された縁線84は、先端部にキャップを被せるなどの保護処理を施され、電線83の方に曲げられる。そして、縁線84の先端部が電線83に沿うように配置された後、挟持装置1で挟持される。この場合、縁線84及び電線83は、挟持装置1のアーム21〜24の全体で挟持される。アーム21〜24は軸部4の軸方向に沿って並んでいるため、挟持される縁線84及び電線83と緩衝部材31〜34とが接触する箇所は、軸部4の軸方向に亘る。したがって、安定した挟持が実現される。
21〜24 アーム
31〜34 緩衝部材
4 軸部
51,52 操作片
Claims (8)
- 軸部を中心に同一方向に回動する第1及び第2アームと、
前記第1及び第2アームの夫々に隣り合うように配置され、前記第1及び第2アームとの間に電線が挟持されるように、前記軸部を中心に前記第1及び第2アームとは反対方向に回動する第3及び第4アームと、
前記第1乃至第4アームが前記電線を挟持する方向に、前記第1乃至第4アームを弾性付勢する弾性部材と、
前記第1乃至第4アームの前記電線と対向する面に対して固定され、前記第1乃至第4アームの両端から中央に向かうに連れて徐々に厚くなる緩衝部材と、
を備えたことを特徴とする電線の挟持装置。 - 前記第1及び第2アームと前記第3及び第4アームとは、夫々一体的に回動する
ことを特徴とする請求項1に記載の電線の挟持装置。 - 前記第1乃至第4アームは、前記第1、第3、第2及び第4アームの順に隣り合うように配置される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電線の挟持装置。 - 前記第1及び第2アームと前記第3及び第4アームとが前記弾性部材の弾性力に抗して回動するように、前記軸部を介して前記第1乃至第4アームを操作する操作片、
を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電線の挟持装置。 - 前記第1及び第2アームと前記第3及び第4アームとは、前記第1乃至第4アームで前記電線が挟持されるように湾曲又は屈曲した形状を呈している
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電線の挟持装置。 - 前記第1及び第2アームと前記第3及び第4アームとは、前記軸部の軸方向から見て対称となるように湾曲又は屈曲した形状を呈している
ことを特徴とする請求項5に記載の電線の挟持装置。 - 前記第1乃至第4アームが前記電線を挟持するべく弾性付勢されているとき、前記第1及び第2アームの先端部が前記第3及び第4アームの先端部と交差するように、前記第1乃至第4アームは形成されている
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電線の挟持装置。 - 前記操作片は、間接活線作業用の作業具で把持され、前記弾性部材の弾性力に抗する方向に押圧される把持面を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の電線の挟持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013238758A JP5848310B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 電線の挟持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013238758A JP5848310B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 電線の挟持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015100192A JP2015100192A (ja) | 2015-05-28 |
JP5848310B2 true JP5848310B2 (ja) | 2016-01-27 |
Family
ID=53376502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013238758A Active JP5848310B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 電線の挟持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5848310B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109149454A (zh) * | 2018-10-29 | 2019-01-04 | 广东电网有限责任公司 | 具有防滑功能的快速绝缘装置 |
KR102448922B1 (ko) * | 2022-05-03 | 2022-09-30 | 신신이앤지(주) | 수중펌프 |
CN117096805B (zh) * | 2023-10-17 | 2024-03-19 | 邹平市供电有限公司 | 一种电缆悬挂件 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5358271B2 (ja) * | 2009-04-30 | 2013-12-04 | 中国電力株式会社 | 作業用照明具 |
WO2011105363A1 (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-01 | 本田技研工業株式会社 | 接触不良測定方法及び接触不良測定装置 |
JP2011196989A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-10-06 | Honda Motor Co Ltd | 接触不良測定方法及び接触不良測定装置 |
JP2012161196A (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-23 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 電線防護シート |
JP5497130B2 (ja) * | 2012-10-11 | 2014-05-21 | 中国電力株式会社 | 間接活線工事用クリップ |
TWM456742U (zh) * | 2013-01-18 | 2013-07-11 | Haw Yang Co Ltd | 無插銷隱藏式彈簧髮夾 |
-
2013
- 2013-11-19 JP JP2013238758A patent/JP5848310B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015100192A (ja) | 2015-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5848310B2 (ja) | 電線の挟持装置 | |
JP2012161196A (ja) | 電線防護シート | |
JP2011062004A (ja) | 間接工法用シートはさみ及び間接シート | |
JP5497130B2 (ja) | 間接活線工事用クリップ | |
JP5694400B2 (ja) | 電線防護具 | |
JP2013198180A (ja) | 間接活線用先端工具 | |
JP2009207280A (ja) | 電線防護シートのクリップ装置 | |
JP6440029B2 (ja) | 間接活線作業用クリップ及び間接活線作業用クリップ組立体 | |
JP5461661B1 (ja) | 間接活線工具 | |
JP2018011373A (ja) | 保護管装着機 | |
JP5461676B1 (ja) | 間接活線工事用クリップ付き絶縁シート | |
JP6325301B2 (ja) | 間接活線工事用クリップ及び当該クリップを用いた作業方法 | |
JP2013192302A (ja) | 伸縮式絶縁防護具 | |
JP2016082810A (ja) | 間接活線先端工具、及び、間接活線作業用具 | |
JP4832233B2 (ja) | 電線管 | |
JP5869021B2 (ja) | 縁線接続用補助装置 | |
JP5886347B2 (ja) | 間接活線作業用バインド | |
JP6459677B2 (ja) | 引下線把持具 | |
JP5475097B1 (ja) | 電線クリップ | |
JP5677488B2 (ja) | 電線クリップ | |
JP2016034182A (ja) | 絶縁防護具 | |
JP2017050988A (ja) | 間接活線用絶縁防護具 | |
JP5654071B2 (ja) | 高圧引下線固定クリップ | |
JP5475082B1 (ja) | 間接活線工事用クリップ | |
JP2012114178A (ja) | 避雷器用カバー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150929 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151117 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151126 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5848310 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |