JP5897685B1 - 間接活線先端工具、及び、間接活線作業用具 - Google Patents

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【課題】電線カバーや絶縁シート等の被把持物を把持した状態を安定させ、脱落等を回避できる間接活線先端工具、及び、これを間接活線把持工具に取り付けて構成される間接活線作業用具を提供する。【解決手段】間接活線先端工具2は、間接活線把持工具100の先端部に設けられた対をなす把持部103a,103bのそれぞれに取り付けられ、この把持部に装着される菊座アダプタ3と、この菊座アダプタに角度調整可能に取付けられる把持具4とを有する。菊座アダプタは、菊座部を備えたヘッド部と、把持部に取り付けられるジョイント部とが一体に形成され、把持具は、菊座アダプタの菊座部と噛合する菊座部を備えた基端部42と、この基端部より複数に分岐され、先端部が基端部とは反対側に延設された複数の把持アーム部44とが一体に形成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、間接活線作業において、電線カバーや絶縁シートを電線に取付ける場合などに用いられる間接活線先端工具、及び、この間接活線先端工具を間接活性把持工具に取り付けて構成される間接活線作業用具に関する。
従来から電線に電線カバーや絶縁シートを取付ける間接活線作業においては、電線カバーや絶縁シートを、所謂、絶縁ヤットコと称される間接活線把持工具を用いて把持し、その状態で電線にアプローチして取り付けるようにしていた。
この間接活線把持工具100は、図7に示されるように、主軸101の先端側に一対の作動部102a、102bを有し、この作動部の先端に設けられた一対の把持部103a,103bを主軸101の基端側に設けられた操作部104によって開閉操作するようにしている。
操作部104は、主軸101の基端側に回動自在に取り付けられているハンドル105によって構成され、このハンドル105を一方の作動部102aと連結棒106で連結した構造となっている。ハンドル105は、その支軸105aに取り付けられているコイルバネ107によって開拡する方向に常時付勢され、連結棒106は、ハンドル105がコイルバネ107の付勢力に抗して押し狭められた場合(ハンドル105を主軸101に近づけるように回動させた場合)に引っ張られ、一方の作動部102aの基端部を引っ張るようになっている。この一方の作動部102aは、他方の作動部102bに対して支軸108によって回動自在に取り付けられており、ハンドル105をコイルバネ107に抗して回動させると、作動部102aの基端部が連結棒106によって引っ張られ、把持部103aが他方の作動部102bの把持部103bに向かって移動し当接されるようになっている。
また、ハンドル105から手を離してコイルバネ107のバネ力によりハンドル105が元の位置に戻されると、一方の作動部102aは、支軸108に対して基端部が連結棒106によって押し出され、把持部103aが他方の作動部102bの把持部103bから離反するようになっている。
したがって、ハンドル105を握持する操作と握持を解除する操作とにより、一対の把持部103a,103bが開閉動作するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−50053号公報
しかしながら、このような間接活線把持工具(絶縁ヤットコ)によって電線カバーや絶縁シートを把持する場合には、把持部103a,103bの巾が狭いため、電線カバーや絶縁シートを一点でのみ把持することとなり、把持位置がずれやすく、安定した作業が行いにくいものであった。このため、電線カバーや絶縁シートが脱落したり、思うように操作できず、手元に戻して作業をやり直したりする必要があった。
また、電線(例えば、高圧引下線)をスリーブ接続する作業において、絶縁ヤットコを用いて間接活性作業を行おうとすると、同じく一点でのみ電線を把持することになるので、電線の芯線を金属スリーブに挿入する作業や、金属スリーブに挿入した状態をしっかり保持する作業において熟練を要し、作業性が悪いものであった。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、把持した状態を安定させ、脱落等を回避することが可能な間接活線先端工具、及び、これを間接活線把持工具に取り付けて構成される間接活線作業用具を提供することを主たる課題としている。
上記課題を達成するために、本発明に係る間接活線先端工具は、間接活線把持工具の先端部に設けられた対をなす把持部のそれぞれに取り付けられるものであって、菊座部を備えたヘッド部、及び、前記把持部に取り付けられるジョイント部が一体に形成された菊座アダプタと、この菊座アダプタの菊座部と噛合する菊座部を備えた基端部、及び、この基端部より複数に(例えば、二又に)分岐され、先端部が前記基端部とは反対側に延設された複数の把持アーム部が一体に形成された把持具と、を備えることを特徴としている。
また、本発明に係る間接活線作業用具は、間接活線把持工具の先端部に設けられた対をなす把持部に対をなす間接活線先端工具を取り付けて構成される間接活線作業用具であって、 それぞれの前記間接活線先端工具は、菊座部を備えたヘッド部、及び、前記把持部に取り付けられるジョイント部が一体に形成された菊座アダプタと、この菊座アダプタの菊座部と噛合する菊座部を備えた基端部、及び、この基端部より複数に(例えば、二又に)分岐され、先端部が前記基端部とは反対側に延設された複数の把持アーム部が一体に形成された把持具と、を備えることを特徴としている。
したがって、それぞれの間接活線先端工具を、菊座アダプタとこれに角度調整可能に取り付けられる把持具とから構成すると共に、把持具を複数に分岐されて先端部が基端部とは反対側に延設された複数の把持アーム部とを有して構成したので、電線カバーや絶縁シート等の被把持物を把持する際には、把持具の取り付け角度を調節した上でそれぞれの間接活線先端工具の複数の把持アーム部を他方の間接活線先端工具の複数の把持アーム部と向かい合わせ、間に被把持物を挟み込むことが可能となる。このため、被把持物の把持方向を調節した上で被把持物を複数個所で挟み込むことが可能となり、安定した把持状態を形成することが可能となる。
上述の構成においては、それぞれの前記間接活線先端工具の把持具の複数の把持アーム部を、基端部に対して対称的に形成し、把持具の複数の把持アーム部のそれぞれの先端部に、滑り止め部材を設けるようにするとよい。
このような構成においては、把持した状態を一層保持しやすくなり、また、把持状態を強固にすることが可能となる。
ここで、滑り止め部材は、その表面を非平坦とすることで構成されるものであってもよい。例えば、表面に凹凸を設けたり、中間部を窪ませて表面を湾曲させたりすることで非平坦としてもよい。このような構成とすれば、シート状の被把持物のみならず、電線を把持する場合でも、把持した状態を安定させることが可能となる。
なお、間接活線把持工具としては、対をなす把持部が離反する方向に常時付勢されており、間接活線把持工具の末端側に設けられた操作部を操作することで(握持することで)把持部の離間距離が変更される構成であってもよい。このような操作部が把持部から遠い間接活線把持工具を用いる場合においても、上述した一対の間接活線先端工具を用いる場合には、操作部の操作によって安定した把持状態を得ることが可能となる。
以上述べたように、本発明によれば、間接活線把持工具の対をなす把持部に取り付けられる対をなす間接活線先端工具を、菊座部を備えたヘッド部と把持部に取り付けられるジョイント部とを有して構成された菊座アダプタと、この菊座アダプタに角度調整可能に取付けられ、先端部が基端部とは反対側に延設された複数の把持アーム部を備えた把持具とを有して構成したので、それぞれの間接活線先端工具の菊座アダプタのジョイント部を間接活線把持工具の把持部に取り付け、また、把持具を菊座アダプタに対して角度調整して取り付け、この状態で間接活線把持工具の把持部を互いに近接させると、それぞれの把持具の複数の把持アーム部で被把持物を挟み込むことが可能となり、把持した状態を安定させることが可能となり、脱落を防止することが可能となる。
また、把持具を菊座アダプタに対して角度調整して固定できるので、無理な姿勢で作業する必要がなくなり、安定した姿勢で作業を行うことが可能となる。
さらに、把持具の複数の把持アーム部を基端部に対して対称的に設け、それぞれの把持アーム部の先端部に、滑り止め部材を取付けることで、把持状態を一層安定させることが可能となる。
図1は、本発明に係る間接活線作業用具を示す図であり、(a)は、その側面図、(b)は、その斜視図である。 図2は、本発明に係る間接活線作業用具の菊座アダプタを示す図であり、(a)はその斜視図、(b)は一部切り欠きの側面図である。 図3は、本発明に係る間接活線作業用具の把持具を示す図であり、(a)は、その表側を示す斜視図、(b)は、その裏側を示す斜視図である。 図4は、把持具の把持アーム部の先端に取付けられる滑り止め部材の具体的構成例を示す図であり、(a)は、表面が凹凸状に形成された例を示し、(b)は、表面が湾曲状に形成された例を示す。 図5(a)は、菊座アダプタに対して把持具を互いの軸線を一致させて取り付けた状態を示す図であり、図5(b)は、菊座アダプタに対して把持具を互いの軸線を相対的に傾けて取り付けた状態を示す図である。 図6は、本発明に係る間接活線作業用具を用いて被把持物を把持した状態を説明する図であり、(a)は、絶縁シートを把持した状態を示す図、(b)は、電線を把持した状態を示す図である。 図7は、間接活線把持工具を示す図であり、(a)はその全体図、(b)はその先端部分の拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳述する。
図1において、本発明に係る間接活線作業用具1の構成例が示されている。この間接活線作業用具1は、対をなす把持部103a,103bを先端部に有する間接活線把持工具100と、この間接活線把持工具100の対をなす把持部103a,103bに取り付けられる一対の間接活線先端工具2とから構成されている。
間接活線把持工具100は、それ自体周知のもので、前述した図7に示されるような一般的な絶縁ヤットコが用いられる。この間接活線把持工具(絶縁ヤットコ)100の構成は、前述した通りであるので説明を割愛するが、先端側に設けられた一対の作動部102a、102bの先端に、操作部104の操作により可動側の作動部102aを動かすことで互いに近接、離反する把持部103a,103bが一体に形成され、この把持部103a,103bのそれぞれに、以下述べる間接活線先端工具2が着脱可能に取付けられる。
尚、一対の把持部103a,103bには、間接活線先端工具2を取り付けるための係合孔110a,110bが形成されている。
把持部103a、103bに取り付けられる間接活線先端工具2は、ステンレス等の金属で形成され、間接活線把持工具100の把持部103a,103bに取付けられる菊座アダプタ3と、この菊座アダプタ3に取付けられる把持具4とを有して構成されている。
菊座アダプタ3は、図2にも示されるように、把持具4と連結するヘッド部31と、間接活線把持工具100の把持部103a,103bに連結するジョイント部32とが一体化されているもので、ヘッド部31には、菊座部33が形成されている。
ジョイント部32は、前述した間接活線把持工具(絶縁ヤットコ)100の把持部103a,103bに着脱可能に取り付けできる構成となっているもので、ヘッド部31と一体に形成されたブロック状のジョイント部本体34に、把持部103a,103bを挿入可能な挿入部35が形成されている。また、このジョイント部本体34には、挿入部35に挿入された把持部103a,103bに係合する係合手段が設けられている。この係合手段は、図2(b)に示されるように、ジョイント部本体34に一体形成されたボス状のピン受け部36に形成されたピン挿入孔37に外側から変位可能に挿入されて先端部が挿入部35に突出可能な長さに形成された係合ピン38と、ピン挿入孔37に収容された引っ張りコイルスプリング39とから構成されている。引っ張りコイルスプリング39は、ピン挿入孔37内に挿入されて、中心に係合ピン38を貫通させるようにしているもので、この引っ張りコイルスプリング39により係合ピン38の頭部を常時ピン受け部36の先端に当接させ、係合ピン38の先端を挿入部35内に突出させるようにしている。
従って、菊座アダプタ3を間接活線把持工具(絶縁ヤットコ)100の把持部103a,103bにとりつけるには、係合ピン38をコイルスプリング39に抗して引っ張り上げ、間接活線把持工具(絶縁ヤットコ)100の把持部103a,103bを挿入部35に挿入した後に、係合ピン38を離すことで、係合ピン38の先端部を把持部103a,103bに形成された係合孔110a,110bに挿入係合させることで固定する。なお、間接活線把持工具(絶縁ヤットコ)100から菊座アダプタ3を外すには、上述した取付け操作と逆の操作を行えばよい。
ヘッド部31に設けられた菊座部33は、平坦状の表面に円環状に所定の間隔で配列された複数の突起33aを備えているもので、後述する把持具4に設けられた菊座部41と噛み合い係合させることで把持具4を連結するようにしている。
この菊座部33の中心には、スタットボルト33bが立設され、このスタットボルト33bにスプリングワッシャ33cを介して蝶ナット33dを螺合させることにより把持具4の基端部42との係合状態(菊座アダプタ3の菊座部33と把持具4の菊座部41との噛合状態)を固定するもので、把持具4の基端部42を所望の取付角度で連結できるようにしている。したがって、把持具4は、菊座アダプタ3の菊座部33が形成された平面上でのみ所望の取り付け角度となるように連結される。
把持具4は、図3にも示されるように、菊座アダプタ3の菊座部33と噛合する菊座部41を備えた基端部42と、この基端部42より二又に分岐され、先端部が前記基端部42とは反対側に延設された一対の把持アーム部44とを一体に形成して構成されている。
基端部42には、平坦状の表面に前記菊座アダプタ3の菊座部33と噛み合い係合する菊座部41が形成されている。この菊座部41は、それ自体周知の構成であり、平坦状に形成された基端から軸方向に沿って切欠き41aを形成し、この切欠き41aの周囲に中央部から放射状に延在する複数の突起41bを円環状に所定の間隔で配置して構成されている。
それぞれの把持アーム部44は、基端部42に続いて一体に形成されているもので、基端部42の延設方向に対して略直交し、他方の把持アーム部44とは相反する方向へ延設されると共に、その終端から略直角に屈曲されて先端部44aが基端部42とは反対側に延設されている。これら基端部42と一対の把持アーム部44は、ほぼ同一平面上に形成され、また、基端部42の軸線(基端部42の中心を通り該基端部の延設方向に延びる中心線)を境として対照的に形成されている。そして、一対の把持アーム部44の先端部44aには、他方の把持具4の把持アーム部44の先端部44aと対峙する面に滑り止め部材45が設けられている。
この滑り止め部材45は、把持アーム部44の先端部44aに一体に形成されるものであっても、合成ゴムからなる別体の弾性体を接着、溶着等の手段で把持アーム部44の先端部44aに固定するものであってもよい。
なお、滑り止め部材45の表面は、被把持物をしっかり把持できるようにするために、図4(a)に示されるように、凹凸形状に形成するようにしても、図4(b)に示されるように、中間部を最も窪ませた湾曲形状に形成するようにしてもよい。
以上の構成において、上述した間接活線作業用具1を用いて作業を行うには、菊座アダプタ3を間接活線把持工具(絶縁ヤットコ)100の把持部103a,103bのそれぞれに取り付け、それぞれの菊座アダプタ3に把持具4を互いの菊座部を噛みあわせて取り付ける。この際、一方の把持部103aに取り付ける把持具4と他方の把持部103bに取り付ける把持具4とは、把持部103a,103bを近接させた際に、それぞれの把持具4の基端部42や把持アーム部44が互いに対峙するように(両把持部103a,103bを含む平面に対して垂直であり、両把持部からの距離が等しい面に対して面対称となるように)取り付けると共に、作業位置や作業角度に応じて、菊座アダプタ3への把持具4の取り付け角度を図5(a)や図5(b)などに示されるように適宜調節し、その状態で蝶ナット33dをしっかり締め付けて固定する。
そして、操作部6を操作して互いの把持具4を近接させるように動かすと、それぞれの把持具4の把持アーム部44が僅かな隙間を隔てて重なり合い、先端部44aに設けられた滑り止め部材45が互いに当接した状態となる。
したがって、例えば、絶縁防具としての電線カバーや絶縁シートを把持する場合には、図6(a)に示される絶縁シート50を把持する場合のように、それぞれの把持具4の2つの把持アーム部44によって間隔を空けて二箇所でしっかり把持することが可能となるので、絶縁シート50であれば、風で煽られたり、自重でよじれたりしても、把持した状態がずれることはなく、防護したい充電部へスムーズにアプローチし取り付けることが可能となる。したがって、絶縁シート50が脱落したり、思うように操作できずに手元に戻して作業をやり直したりする頻度を少なくすることが可能となる。
また、このような間接活線作業用具1を用いれば、例えば、高圧引下線51をスリーブ接続する作業などにおいても、図6(b)に示されるように、高圧引下線51の2箇所を把持アーム部44によって間隔をかけて把持することができるので、電線の芯線を金属スリーブに挿入する作業や、金属スリーブに電線を挿入した状態をしっかり保持する作業が容易となり、経験が少ない作業者においても接続作業を容易に行うことが可能となる。
なお、上述の例では、把持具4の把持アーム部44を基端部42から二又に分岐させて2つ設けた例を示したが、3つ以上に分岐させて被把持物の把持箇所を3箇所以上としてもよい。
また、上述の例では、それぞれの把持具4を菊座アダプタ3に対して角度調整して取り付ける場合に、把持具4が面対称となるように取付けることが好ましいが、必要に応じて、位相角をずらしてそれぞれの菊座アダプタ3に取付けて用いるようにしてもよい。
1 間接活線作業用具
2 間接活線先端工具
3 菊座アダプタ
4 把持具
31 ヘッド部
33 菊座部
32 ジョイント部
41 菊座部
42 基端部
44 把持アーム部
45 滑り止め部
100 間接活線把持工具
103a,103b 把持部
104 操作部

Claims (5)

  1. 間接活線把持工具の先端部に設けられた対をなす把持部のそれぞれに取り付けられる間接活線先端工具であって、
    菊座部を備えたヘッド部、及び、前記把持部に取り付けられるジョイント部が一体に形成された菊座アダプタと、
    この菊座アダプタの菊座部と噛合する菊座部を備えた基端部、及び、この基端部より複数に分岐され、先端部が前記基端部とは反対側に延設された複数の把持アーム部が一体に形成された把持具と、
    を備えることを特徴とする間接活線先端工具。
  2. 前記それぞれの前記間接活線先端工具の把持具は、前記複数の把持アーム部が前記基端部に対して対称的に形成され、前記複数の把持アーム部のそれぞれの先端部には、滑り止め部材が取付けられていることを特徴とする請求項1記載の間接活線先端工具。
  3. 間接活線把持工具の先端部に設けられた対をなす把持部に対をなす間接活線先端工具を取り付けて構成される間接活線作業用具であって、
    それぞれの前記間接活線先端工具は、
    菊座部を備えたヘッド部、及び、前記把持部に取り付けられるジョイント部が一体に形成された菊座アダプタと、
    この菊座アダプタの菊座部と噛合する菊座部を備えた基端部、及び、この基端部より複数に分岐され、先端部が前記基端部とは反対側に延設された複数の把持アーム部が一体に形成された把持具と、
    を備えることを特徴とする間接活線作業用具。
  4. 前記それぞれの前記間接活線先端工具の把持具は、前記複数の把持アーム部が前記基端部に対して対称的に形成され、前記複数の把持アーム部のそれぞれの先端部には、滑り止め部材が取付けられていることを特徴とする請求項3記載の間接活線作業用具。
  5. 前記間接活線把持工具の対をなす把持部は、離反する方向に常時付勢されていると共に、前記間接活線把持工具の末端側に設けられた操作部を操作することで離間距離が変更されることを特徴とする請求項3又は4に記載の間接活線作業用具。
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