JP6184233B2 - 航空機用タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、航空機用タイヤに関する。
航空機用タイヤのトレッドには、排水用としてタイヤ周方向に延びる周方向溝が複数本形成されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−168784号公報
ところで、航空機用タイヤでは、航空機の着陸時や地上走行時にトレッドが受ける荷重が大きいため、トレッドの剛性を維持する観点から周方向溝の溝幅や溝深さに制限が設けられることがある。
本発明は、航空機用タイヤにおいて、トレッドの剛性を維持しつつ、排水性を向上することを課題とする。
本発明の第1の態様の航空機用タイヤは、タイヤ周方向に延びると共に溝底にタイヤ周方向に間隔をあけて凹部が複数設けられた周方向溝がタイヤ幅方向に間隔をあけて複数設けられ、複数の前記周方向溝によって形成された複数の陸部のうち最もタイヤ幅方向の長さが大きい前記陸部を形成する前記周方向溝に他の前記周方向溝よりも多くの前記凹部が配置されたトレッド、を有している。
本発明の第2の態様の航空機用タイヤは、第1の態様の航空機用タイヤにおいて、前記凹部は、前記周方向溝の両溝壁間に亘っている。
本発明の第3の態様の航空機用タイヤは、第2の態様の航空機用タイヤにおいて、前記凹部は、前記周方向溝の一方の溝壁から他方の溝壁へ延びると共に延びる方向が長手方向とされた溝状とされている。
本発明の第4の態様の航空機用タイヤは、第1〜第3のいずれか1態様の航空機用タイヤにおいて、最もタイヤ幅方向の長さが大きい前記陸部が前記トレッドのタイヤ赤道面上に形成されている。
本発明の航空機用タイヤは、トレッドの剛性を維持しつつ、排水性を向上させることができる。
第1実施形態の航空機用タイヤのトレッドパターンを示すトレッドの展開図である。 図1の2X−2X線断面図である。 図2の3X−3X線断面図である。 第1実施形態の凹部の変形例をタイヤ幅方向に沿って切断した断面図である。 第2実施形態の航空機用タイヤのトレッドパターンを示すトレッドの展開図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態の航空機用タイヤについて説明する。
図1は、第1実施形態の航空機用タイヤ(以下、単に「タイヤ」と記載する。)10のトレッド12の展開図を示している。なお、図1中の矢印Sはタイヤ10の周方向(以下、適宜「タイヤ周方向」と記載する。)を示し、矢印Xはタイヤ10のタイヤ幅方向を示している。また、符号CLはタイヤ10の赤道面(以下、適宜「タイヤ赤道面」と記載する。)を示している。なお、本実施形態では、タイヤ幅方向に沿ってタイヤ赤道面CLに近い側を「タイヤ幅方向内側」、タイヤ幅方向に沿ってタイヤ赤道面CLから遠い側を「タイヤ幅方向外側」と記載する。
また、図1中の符号12Eは、トレッド12の接地端を示している。なお、ここでいう「接地端」とは、TRA(The Tire and Rim Association Inc.のYear Book)またはETRTO(The European Tyre and Rim Technical OrganisationのYear Book)の規格が適用される正規リム(標準リム)にタイヤを装着し、同規格に記載されている適用サイズにおける単輪の最大荷重(標準荷重)に対応する空気圧(標準内圧)を内圧として充填し、同規格に記載されている適用サイズにおける単輪の標準荷重を負荷したときのタイヤ幅方向最外側の接地点をいう。
本実施形態のタイヤ10は、内部構造として従来公知の航空機用タイヤの内部構造と同様のものを用いることができる。このため、タイヤ10の内部構造に関しては説明を省略する。
図1に示すように、タイヤ10の路面との接地部位を構成するトレッド12には、タイヤ周方向に沿って直線状に延びる第1周方向溝14がタイヤ赤道面CLを挟んでタイヤ幅方向両側にそれぞれ設けられており、一対の第1周方向溝14間にタイヤ周方向に連続するリブ状の第1陸部16が形成されている。なお、第1陸部16は、トレッド12のタイヤ赤道面CL上に形成されている。
また、トレッド12には、タイヤ周方向に沿って直線状に延びる第2周方向溝18が第1周方向溝14のタイヤ幅方向外側に設けられており、第1周方向溝14と第2周方向溝18との間にタイヤ周方向に連続するリブ状の第2陸部20が形成されている。
なお、本実施形態の第1周方向溝14及び第2周方向溝18は、それぞれタイヤ周方向に沿って直線状に延びているが、本発明はこの構成に限定されず、例えば、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状や波状に延びていてもよい。さらに、第1周方向溝14及び第2周方向溝18は、それぞれ溝幅が一定(図1参照)とされているが、溝幅が一定でなくとも構わない。
さらに、トレッド12には、第2周方向溝18のタイヤ幅方向外側にタイヤ周方向に連続するリブ状の第3陸部22が形成されている。
図1に示すように、第1陸部16のタイヤ幅方向の長さW1は、第2陸部20のタイヤ幅方向の長さW2及び第3陸部22のタイヤ幅方向の長さW3よりも広くなっている。ここで、第1陸部16の長さW1は、タイヤ幅方向断面において、第1陸部16の表面(踏面)16Aの延長線と第1陸部16の側壁(第1周方向溝14の第1陸部16側の溝壁14A)の延長線との交点間をタイヤ幅方向に沿って測定した長さの平均値である。第2陸部20の長さW2も第1陸部16の長さW1と同様に、タイヤ幅方向断面において、第2陸部20の表面(踏面)20Aの延長線と第2陸部20の側壁(第2周方向溝18の第2陸部20側の溝壁18A)の延長線との交点間をタイヤ幅方向に沿って測定した長さの平均値である。また、第3陸部22の長さW3は、タイヤ幅方向断面において、第3陸部22の表面(踏面)22Aの延長線と第3陸部22の側壁(第2周方向溝18の第3陸部22側の溝壁18A)の延長線との交点から接地端12Eまでをタイヤ幅方向に沿って測定した長さの平均値である。なお、本実施形態の第1陸部16は、本発明の最もタイヤ幅方向の長さが大きい陸部の一例であり、第1周方向溝14は、本発明の最もタイヤ幅方向の長さが大きい陸部を形成する周方向溝の一例である。また、第2周方向溝18は、本発明の他の周方向溝の一例である。
図1、図3に示すように、第1周方向溝14の溝底14Bには、第1凹部30がタイヤ周方向に間隔をあけて複数設けられている。この第1凹部30は、図2に示すように、第1周方向溝14の両溝壁14A間に亘っている。具体的に説明すると、第1凹部30は、第1周方向溝14の一方の溝壁14Aから他方の溝壁14Aへタイヤ幅方向に沿って直線状に延びると共に延びる方向が長手方向とされた溝(細長い窪み)状とされている。なお、第1凹部30の延びる方向は、第1周方向溝14の延在方向(本実施形態では、タイヤ周方向と同義)に対して交差する方向であれば、どの方向でも構わない。さらに、第1凹部30は、上記交差する方向(本実施形態では、タイヤ幅方向)に沿って、例えば、ジグザグ状や波状に延びる構成としてもよい。
また、第1凹部30の深さ(溝底14Bから凹底までの距離)は、長手方向の中間部分では略一定とされ、第1周方向溝14の深さ(トレッド12踏面から溝底14Bまでの距離)よりも値が小さくされている。なお、本実施形態の第1周方向溝14の深さは、タイヤ周方向に沿って略一定とされている。
図1に示すように、第2周方向溝18の溝底18Bには、第2凹部32がタイヤ周方向に間隔をあけて複数設けられている。この第2凹部32は、第2周方向溝18の両溝壁18A間に亘っている。具体的に説明すると、第2凹部32は、第2周方向溝18の一方の溝壁18Aから他方の溝壁18Aへタイヤ幅方向に沿って直線状に延びると共に延びる方向が長手方向とされた溝(細長い窪み)状とされている。なお、第2凹部32の延びる方向は、第2周方向溝18の延在方向(本実施形態では、タイヤ周方向と同義)に対して交差する方向であれば、どの方向でも構わない。さらに、第2凹部32は、上記交差する方向(本実施形態では、タイヤ幅方向)に沿って、例えば、ジグザグ状や波状に延びる構成としてもよい。
また、第2凹部32の深さ(溝底18Bから凹底までの距離)は、長手方向の中間部分では略一定とされ、第2周方向溝18の深さ(トレッド12踏面から溝底18Bまでの距離)よりも値が小さくされている。なお、本実施形態の第2周方向溝18の深さは、タイヤ周方向に沿って略一定とされている。
なお、本実施形態の第1凹部30は、本発明の最もタイヤ幅方向の長さが大きい陸部を形成する周方向溝に設けられる凹部の一例であり、第2凹部32は、本発明の他の周方向溝に設けられる凹部の一例である。
図1に示すように、第1周方向溝14に設けられる第1凹部30の数は、第2周方向溝18に設けられる第2凹部32の数よりも多くなっている。なお、本実施形態では、第1凹部30のタイヤ周方向の長さA1と第2凹部32のタイヤ周方向の長さA2が同じ長さになっている。このため、隣り合う第1凹部30間のタイヤ周方向の長さ(間隔)P1が、隣り合う第2凹部32間のタイヤ周方向の長さ(間隔)P2よりも狭くなっている。なお、本発明は上記構成に限定されず、第1凹部30のタイヤ周方向の長さA1と第2凹部32のタイヤ周方向の長さA2が異なっていてもよい。また、第1凹部30のタイヤ周方向の長さA1は、第1凹部30の延びる方向(長手方向)と直交する方向の断面において、溝底14Bの延長線と第1凹部30の凹壁の延長線との交点間を第1凹部30の延びる方向と直交する方向(本実施形態では、タイヤ周方向)に沿って測定した長さの平均値である。一方、第2凹部32のタイヤ周方向の長さA2は、第2凹部32の延びる方向(長手方向)と直交する方向の断面において、溝底18Bの延長線と第2凹部32の凹壁の延長線との交点間を第2凹部32の延びる方向と直交する方向(本実施形態では、タイヤ周方向)に沿って測定した長さの平均値である。
また、第1凹部30は、トレッド12の接地領域内に少なくとも一つ存在するように第1周方向溝14の溝底14Bに複数設けられている。なお、第1凹部30は、タイヤ10の周上12個所以上、より好ましくは、タイヤ周方向に2〜3cm間隔で配置されるとよい。なお、ここでいうトレッド12の接地領域とは、TRA規格またはETRTO規格において、タイヤ10の適用サイズにおける単輪の最大荷重に対応する空気圧を内圧として充填した状態で、上記最大荷重を負荷したときの接地領域をいう。
また、図1に示すように、本実施形態では、一方の第1周方向溝14に設けられた第1凹部30と、他方の周方向溝14の第1凹部30とがタイヤ幅方向に沿って並んでいる。また、タイヤ周方向に間隔をあけて配置された複数の第1凹部30のうち一つ置きの第1凹部30と、第2凹部32とがタイヤ幅方向に沿って並んでいる。なお、本発明はこの構成に限定されず、一方の第1周方向溝14に設けられた第1凹部30と、他方の周方向溝14の第1凹部30とがタイヤ幅方向に沿って並ばずに、タイヤ周方向にずれて配置されてもよく、第1凹部30と第2凹部32がタイヤ幅方向に並ばずに、タイヤ周方向にずれて配置されてもよい。
なお、本実施形態のタイヤ10は、第1凹部30及び第2凹部32を含むトレッドパターンがタイヤ赤道面CLに対して左右対称とされている。
次に、タイヤ10の作用効果について説明する。
タイヤ10では、第1周方向溝14に複数の第1凹部30を設けていることから、第1周方向溝14の溝幅や溝深さを全体的に増やすことなく、第1周方向溝14の溝容積(排水容量)を増大させることができる。一方、第2周方向溝18に複数の第2凹部32を設けていることから、第2周方向溝18の溝幅や溝深さを全体的に増やすことなく、第2周方向溝18の溝容積(排水容量)を増大させることができる。
これにより、タイヤ10は、トレッド12の剛性を維持しつつ、第1周方向溝14及び第2周方向溝18の排水容量を増大させて排水性を向上させることができる。
特に、最もタイヤ幅方向の長さが大きい第1陸部16を形成する第1周方向溝14には、第2周方向溝18よりも多量の排水が流れ込むため、第1周方向溝14に設ける第1凹部30の数を第2周方向溝18に設ける第2凹部32の数よりも多くすることで、タイヤ10の排水性を効果的に向上させることができる。
ところで、タイヤ10は、航空機の地上走行時に、機体の重量を支えながら路面上を転動する。このとき、トレッド12には、タイヤ周方向のせん断歪が生じる。このせん断歪は、トレッド12の中でもゴム厚が薄い部分である第1周方向溝14の溝底14B及び第2周方向溝18の溝底18Bにも生じるが、これらの溝底14B、18Bにはそれぞれ第1凹部30、第2凹部32を設けていることから、各溝底14B、18Bに生じるせん断歪が第1凹部30、第2凹部32で吸収される。これにより、第1周方向溝14の溝底14B及び第2周方向溝18の溝底18Bに過剰な歪みが生じるのを緩和することができる。
また、タイヤ10では、溝底14Bに第1凹部30を設け、溝底18Bに第2凹部32を設けていることから、第1周方向溝14及び第2周方向溝18の各々の放熱面積が増大している。これにより、航空機の地上走行時における溝底14B、18Bの温度上昇を抑制することができる。
また、第1凹部30が第1周方向溝14の両溝壁14A間に亘っていることから、第1周方向溝14の溝容積、放熱面積、及びせん断歪を吸収する効果が向上する。さらに、第1凹部30を第1周方向溝14の一方の溝壁14Aから他方の溝壁14Aへ延びると共に延びる方向が長手方向となる溝状としていることから、トレッド12の中で最もゴム厚が薄い部分である第1凹部30のタイヤ周方向の長さA1を該第1凹部30のタイヤ幅方向の長さよりも小さい値にすることができ、第1凹部30の形成によるトレッド12の剛性低下を抑制できる。同様に、第2凹部32が第2周方向溝18の両溝壁18A間に亘っていることから、第2周方向溝18の溝容積、放熱面積、及びせん断歪を吸収する効果が向上し、さらに第2凹部32が第2周方向溝18の一方の溝壁18Aから他方の溝壁18Aへ延びると共に延びる方向が長手方向となる溝状としていることから、トレッド12の中で最もゴム厚が薄い部分である第2凹部32のタイヤ周方向の長さA2を該第2凹部32のタイヤ幅方向の長さよりも小さい値にすることができ、第2凹部32の形成によるトレッド12の剛性低下を抑制できる。
また、タイヤ10では、タイヤ赤道面CL上に形成される第1陸部16を最もタイヤ幅方向の長さが大きい陸部としていることから、地上走行時や離陸時の荷重に対して第1陸部16が十分に耐えることができる。
第1実施形態のタイヤ10では、図2に示すように、第1凹部30が溝底14B内に設けられているが、本発明はこの構成に限定されず、第1凹部30が溝底14Bから少なくとも一方の溝壁14Aの高さ方向(陸部高さ方向)中間部分まで延びていてもよい。例えば、図4に示す変形例の第1凹部30のように、第1凹部30の長手方向(延びる方向)の両端を溝底14Bから溝壁14Aの中腹部分に到達させてもよい。また、第1凹部30の長手方向の少なくとも一端を、溝底14Bから溝壁14Aを通り、第1陸部16の踏面に開口させてもよい。なお、第2凹部32にも第1凹部30の上記構成を適用することができる。
また、第1実施形態のタイヤ10では、図2に示すように、第1凹部30が第1周方向溝14の溝壁14A間に亘るように溝底14Bに設けられる構成としているが、本発明はこの構成に限定されず、第1凹部30は、溝壁14A間に亘らずに溝底14Bのタイヤ幅方向の中間部分のみに設けられる構成としてもよい。なお、第2凹部32にも第1凹部30の上記構成を適用することができる。
第1実施形態のタイヤ10では、一対の第1周方向溝14に設ける第1凹部30の数を同じ数にしているが、本発明はこの構成に限定されず、各第1周方向溝14に設ける第1凹部30の数は、一つの第2周方向溝に設ける第2凹部32の数よりも多ければ、異なっていてもよい。
また、第1実施形態のタイヤ10では、図1に示すように、トレッド12には、2本の周方向溝14と2本の周方向溝18が設けられているが、本発明はこの構成に限定されず、トレッド12には、第2周方向溝18のタイヤ幅方向外側に一つ以上のタイヤ周方向に延びる周方向溝が別途設けられてもよい。例えば、図5に示す第2実施形態のタイヤ40のトレッド42のように、第2周方向溝18のタイヤ幅方向外側にタイヤ周方向に沿って直線状に延びる第3周方向溝44(本発明の他の周方向溝の一例)を設けてもよい。このトレッド42には、第3周方向溝44と第2周方向溝18との間に第3陸部46が形成され、第3周方向溝44のタイヤ幅方向外側に第4陸部48が形成されている。第3陸部46のタイヤ幅方向の長さW3は、第2陸部20のタイヤ幅方向の長さW2よりも狭くなっている。なお、図5における第3陸部46の長さW3は、第1陸部16や第2陸部20と同様の方法で測定されるタイヤ幅方向の長さである。また、第3周方向溝44の溝底44Bには、第2凹部32と同じ幅の第3凹部50がタイヤ周方向に間隔をあけて複数設けられている。この第3凹部50は、第3周方向溝44の一方の溝壁44Aから他方の溝壁44Aへタイヤ幅方向に沿って直線状に延びると共に延びる方向が長手方向とされた溝(細長い窪み)状とされている。なお、第3周方向溝44に設けられる第3凹部50の数は、第2周方向溝18に設けられる第2凹部32の数よりも少なくなっている。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
(試験例)
次に、本発明の効果を確かめるために、実施例の航空機用タイヤと、本発明に含まれない比較例の航空機用タイヤを用意し、以下の試験1〜3を実施した。なお、供試航空機用タイヤのサイズは1400×530R23である。
まず、各供試タイヤの構造について説明する。
実施例:第1実施形態と同じ構造を有する航空機用タイヤ。
比較例1:第1実施形態と同じ構造を有するが、周方向溝に凹部が設けられていない航空機用タイヤ。
比較例2:第1実施形態と同じ構造を有するが、第1周方向溝の第1凹部の数が第2周方向溝の第2凹部の数と同じ航空機用タイヤ。
試験1:供試タイヤをTRA規格の標準リムに取り付け、同規格の標準内圧となるまで空気を充填し、そして、所定の荷重(標準荷重の100%)を付与した状態でウエット路面を転動させ、その後、ブレーキをかけて停止するまでの制動距離を測定した。この制動距離が供試タイヤの排水性を示している。なお、表1では、各供試タイヤの排水性を、比較例1の制動距離(排水性)を100としたときの指数で表している。また、排水性は、数値が大きいほど良好な結果を示している。
試験2:供試タイヤをTRA規格の標準リムに取り付け、同規格の標準内圧となるまで空気を充填し、そして、所定の荷重(標準荷重の100%)を付与したドラム試験機のドラム上を所定距離転動させた後、周方向溝の溝底の温度を周上複数個所で測定し、その平均値を求めた。なお、表1では、各供試タイヤの溝底温度を、比較例1の溝底温度を100としたときの指数で表している。また、溝底温度は、数値が大きいほど良好な結果を示している。
試験3:供試タイヤをTRA規格の標準リムに取り付け、同規格の標準内圧となるまで空気を充填し、そして、所定の荷重(標準荷重の100%)を付与した状態で乾燥路面を転動させた場合に、周方向溝の溝底に生じる歪の最大値を測定した。なお、表1では、各供試タイヤの溝底に生じる歪(以下、適宜、「溝底歪」と記載する。)を、比較例1の溝底歪の最大値を100としたときの指数で表している。また、溝底歪は、数値が大きいほど良好な結果を示している。
Figure 0006184233
表1から、周方向溝に凹部を設けない比較例1の航空機用タイヤよりも、周方向溝に凹部を設ける比較例2の航空機用タイヤが排水性、周方向溝の溝底温度、及び、溝底歪が改良されていることが分かる。
また、表1から、実施例の航空機用タイヤが比較例2の航空機用タイヤよりも排水性、周方向溝の溝底温度、及び、溝底歪に関して優れていることが分かる。すなわち、実施例1の航空機用タイヤのように、最もタイヤ幅方向の長さが大きい陸部を形成する周方向溝に他の周方向溝よりも凹部を多く設ける構成を採用することで、排水性、周方向溝の溝底温度、及び、溝底歪を効果的に改良できることが分かる。
10,40・・タイヤ(航空機用タイヤ)、12,42・・トレッド、14・・第1周方向溝(周方向溝)、14A・・溝壁、14B・・溝底、16・・第1陸部(最もタイヤ幅方向の長さが大きい陸部)、18・・第2周方向溝(他の周方向溝)、18A・・溝壁、18B・・溝底、20・・第2陸部(陸部)、30・・第1凹部(凹部)、32・・第2凹部(凹部)、44・・第3周方向溝(他の周方向溝)、44A・・溝壁、44B・・溝底、46・・第3陸部(陸部)、50・・第3凹部(凹部)、CL・・タイヤ赤道面、S・・タイヤ周方向、X・・タイヤ幅方向。

Claims (4)

  1. タイヤ周方向に延びると共に溝底にタイヤ周方向に間隔をあけて凹部が複数設けられた周方向溝がタイヤ幅方向に間隔をあけて複数設けられ、複数の前記周方向溝によって形成された複数の陸部のうち最もタイヤ幅方向の長さが大きい前記陸部を形成する前記周方向溝に他の前記周方向溝よりも多くの前記凹部が配置されたトレッド、を有する航空機用タイヤ。
  2. 前記凹部は、前記周方向溝の両溝壁間に亘っている、請求項1に記載の航空機用タイヤ。
  3. 前記凹部は、前記周方向溝の一方の溝壁から他方の溝壁へ延びると共に延びる方向が長手方向とされた溝状とされている、請求項2に記載の航空機用タイヤ。
  4. 最もタイヤ幅方向の長さが大きい前記陸部が前記トレッドのタイヤ赤道面上に形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の航空機用タイヤ。




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