JP6180667B2 - エレベーター点検装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーターの故障を自動的に検出するエレベーター点検装置に関する。
エレベーターの操作ボタンは、利用者の操作状況によって、プラスチック製の部品または端子が破損して動作不良が発生しうる。また、エレベーターのドア端に設置されるセンサ及び乗客の乗降を検出するセンサ類を有するかごドア安全装置は、主に光の反射を利用して動作しているため、ごみの付着または遮蔽物の存在により動作不良が発生しうる。また、操作ボタン及びかごドア安全装置では、振動または経年劣化により端子または配線に接触不良が発生しうる。従来、このような動作不良及び接触不良は、エレベーターの保守員による定期点検または使用者からの通報がないと検出されずに放置される場合もあった。しかしながら、近年では、ボタン装置またはかごドア安全装置で発生する故障を事前に検出する技術が提案されてきている。
一例である特許文献1には、「経年変化によって徐々にボタンが反応しにくくなることを検出できるエレベータの操作盤を提供する」ことを課題とし、「一実施形態のエレベータ1は、少なくとも1つの操作ボタンBと演算部41と記憶部42と表示部43とを含む。操作ボタンBは、電気的な接点B1,B2を有しており、機械的な操作により信号を出力する。演算部41は、信号を出力するときに接点B1,B2を流れる電流及び接点B1,B2に掛かる電圧に基づいて、抵抗値を演算し出力する。記憶部42は、抵抗値を操作ボタンBごとに時刻と関連付けて記録する。表示部43は、記憶部42に記録された操作ボタンBごとの抵抗値に関連するボタン情報を表示する」技術が開示されている。特許文献1に開示された技術では、ボタン装置押下時の最新の抵抗値を記憶し、過去複数回分の抵抗値の平均値と変化率から故障を判定する。
ところで、ボタン装置またはかごドア安全装置の故障には、大別して次の3種類の故障態様が挙げられる。第一の故障態様は、装置がオフせずにオンが継続してしまうオン故障である。オン故障は、代表的には、ボタン装置のプラスチック部品の噛み合わせ不良によるボタンの引っかかり、またはかごドア安全装置への遮蔽物の張り付きにより発生する。第二の故障態様は、装置がオンせずにオフが継続してしまうオフ故障である。オフ故障は、代表的には、ボタン装置またはかごドア安全装置とエレベーター制御装置を通る配線の断線により発生する。第三の故障態様は、装置の動作が不安定であるためにオンオフを繰り返してしまう故障である。このような故障は、代表的には、ボタン装置の端子の接触不良またはかごドア安全装置への汚れの付着により発生する。
特開2014−9074号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、ボタン装置の接点部における抵抗値により故障を検出するので、ボタン装置の接点不良によるオン故障は検知できるものの、オフ故障及びオンオフを繰り返してしまう故障については検出することができない。そのため、エレベーターの動作に影響する故障の全てを検出することができるわけではない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、エレベーターの動作に影響する故障を自動で検出することが可能なエレベーター点検装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、エレベーター制御装置によって昇降が制御されるエレベーターの異常を検出するエレベーター点検装置であって、前記エレベーター制御装置からエレベーターの稼動状態の情報を収集する状態収集部と、前記状態収集部が収集した前記稼状態の情報から異常と判定したエレベーターの装置を特定する情報及び乗場表示装置に表示する異常情報を、前記エレベーター制御装置を介して前記乗場表示装置に通報する異常通報部と、前記状態収集部の前記稼動状態の情報から乗客の乗降状態の情報を取り出して前記乗降状態の情報を書き出す状態記録部と、前記状態記録部から送信された前記乗降状態の情報を蓄積する状態蓄積部と、異常検出条件に対応する監視対象の装置の稼状態と該監視対象の装置に関連する装置の稼状態とが一致するか否かを判定して前記異常通報部に送信する異常判定部と、前記状態蓄積部に蓄積されている前記乗降状態の情報のうち、規定の学習回数に達した状態の情報を追記することで前記異常検出条件の情報を更新する条件学習部とを備えることを特徴とする。
本発明にかかるエレベーター点検装置は、エレベーターの動作に影響する故障を自動で検出することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかるエレベーター点検装置と、該エレベーター点検装置が接続される周辺の構成とを示す図 実施の形態1にかかるエレベーター点検装置の動作を説明するフローチャート 実施の形態1における状態蓄積部が蓄積している移動状態管理テーブルの一例を示す図 実施の形態1における状態蓄積部が蓄積している乗降状態管理テーブルの一例を示す図 実施の形態1において図4に示す乗降状態管理テーブルにおけるエレベーター装置の状態を時間軸上に「0」または「1」で表した図 実施の形態1において異常検出条件記憶部が記憶している装置管理テーブルの一例を示す図 実施の形態1において異常検出条件記憶部が記憶している異常検出条件管理テーブルの一例を示す図 実施の形態1において異常検出条件記憶部が記憶している異常検出条件管理テーブルの一例を示す図 実施の形態1において動作回数の計算を示すフローチャート 実施の形態1において異常通報部が乗場表示装置に出力する情報の一例を示す図 実施の形態1において異常通報部が監視端末に出力する情報の一例を示す図 実施の形態2における異常検出条件記憶部が記憶している異常検出条件管理テーブルの一例を示す図 実施の形態3にかかるエレベーター点検装置の動作を説明するフローチャート 実施の形態3における異常検出条件記憶部が記憶している異常検出条件管理テーブルの一例を示す図 実施の形態1から3にかかるエレベーター点検装置を実現するハードウェア構成の一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるエレベーター点検装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
本実施の形態1では、ボタン装置の故障を検出する方法について説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかるエレベーター点検装置と、該エレベーター点検装置が接続される周辺の構成とを示す図である。以下の説明において、エレベーターの「稼動状態」とは、エレベーター設備が稼動中であり、乗客のかご呼びに対応可能な状態をいう。また、エレベーターの「乗降状態」とは、乗客が乗場でかごを呼び、かごが乗客の待つ乗場に移動し、乗客がかごに乗り込み、かごが目的階へ移動し、乗客がかごから行先階の乗場に降車するまでの状態をいう。図1に示すエレベーター点検装置1は、エレベーター制御装置11からエレベーターの稼動状態の情報を収集して送信する状態収集部2と、状態収集部2が収集した稼状態の情報から異常と判定したエレベーターの装置を特定する情報である監視対象の装置番号及び異常情報を、エレベーター制御装置11を介して乗場表示装置15に通報して表示する異常通報部7とを備える。また、図1に示すエレベーター点検装置1は、状態収集部2が収集した稼動状態の情報から乗客の乗降状態の情報を取り出して乗降状態の情報を書き出す状態記録部3と、状態記録部3から送信された乗降状態の情報を蓄積する状態蓄積部4と、異常検出条件に対応する監視対象の装置の稼状態と該監視対象の装置に関連する装置の稼状態とが一致するか否かを判定して異常通報部7に送信する異常判定部5とを備える。異常判定部5は、異常検出条件に対応する監視対象の装置の稼状態と該監視対象の装置に関連する装置の稼状態とが一致するか否かを判定するに際して、監視対象であるボタン装置の動作回数と異常検出条件に対応する監視対象の装置の操作に関連する装置の動作回数とを算出し、両者の動作回数を比較して異常を判定する。さらには、図1に示すように本実施の形態1のエレベーター点検装置1は、状態蓄積部4が蓄積している情報から新たな異常検出条件を生成して異常検出条件記憶部6に追記する条件学習部8を備えていてもよい。異常通報部7は、異常受信部9を有する監視端末10に接続されている。監視端末10が有する異常受信部9は、異常通報部7から装置の異常を受信すると、異常の発生した装置についての情報を監視端末10に表示する。
接続関係に着目すると、図1に示すエレベーター点検装置1は、状態記録部3及びエレベーター制御装置11に接続された状態収集部2と、状態収集部2、状態蓄積部4及び条件学習部8に接続された状態記録部3と、状態記録部3、異常判定部5及び条件学習部8に接続された状態蓄積部4と、状態蓄積部4、異常検出条件記憶部6及び異常通報部7に接続された異常判定部5と、異常判定部5及び条件学習部8に接続された異常検出条件記憶部6と、異常判定部5、異常検出条件記憶部6、異常受信部9及びエレベーター制御装置11に接続された異常通報部7と、状態記録部3、状態蓄積部4及び異常検出条件記憶部6に接続された条件学習部8とを備える。
なお、新たな異常検出条件を生成して追記する動作を行わない場合には、条件学習部8が設けられていなくてもよい。
エレベーター制御装置11は、乗客が乗るかご室12の昇降路18に設けられており、状態収集部2、異常通報部7、かご内操作盤13、かごドア安全装置14、乗場表示装置15及び乗場ボタン16に接続されている。エレベーター制御装置11によって昇降制御されるかご室12は、かご内操作盤13を備え、エレベーター制御装置11、かごドア安全装置14及び巻上機17に接続される。かご内操作盤13には、主操作盤と副操作盤とが含まれ、主操作盤と副操作盤の各々には行先階を指定する行先階ボタン、ドア開ボタン及びドア閉ボタンが設けられている。かごドア安全装置14は、エレベーターのドア端またはかご枠に設置されている安全装置であり、かごドア端に設置された赤外線センサ及びかご枠上部に設置された赤外線センサを備え、ドア閉中に進入してくる乗客を検知すると、ドア開動作に切り替えて乗客とドアとの衝突を防止する装置である。乗場表示装置15は、エレベーター制御装置11に接続されており、かご室12の現在位置の表示を行い、または乗客に必要な情報を表示する装置である。乗場ボタン16は、上方向ボタン及び下方向ボタンで構成されており、乗場ボタン16を操作することでエレベーター制御装置11が出力する指令によってかご室12を呼び出すことができる。エレベーター制御装置11及びかご室12に接続された巻上機17は、エレベーター制御装置11の指令に従ってかご室12を昇降させる。
図2は、本発明の実施の形態1にかかるエレベーター点検装置の動作を説明するフローチャートである。エレベーター点検装置1は、処理をスタートすると、まず、初期設定を行う(S1)。ここでは、エレベーター点検装置1は、状態蓄積部4及び異常検出条件記憶部6を初期化する。状態蓄積部4は、移動状態管理テーブル及び乗降状態管理テーブルを記憶している。なお、エレベーター点検装置1によるこの初期設定によって、少なくとも異常検出条件記憶部6に蓄積されている図7に示す異常検出条件管理テーブルの動作回数の項目は空欄とされる。
図3は、状態蓄積部4が蓄積している移動状態管理テーブルの一例を示す図である。図3に示す移動状態管理テーブルには、管理番号、移動時刻、出発階及び到着階が記憶されている。図3に示す管理番号は、エレベーターに乗客が乗降した際、エレベーターの乗客の乗降状態の情報を移動状態管理テーブルに記憶するに際して付与される通し番号である。図3に示す移動時刻は、管理番号が付与されたエレベーターの乗客の乗降状態の情報が生成された時刻であり、エレベーターに乗客が乗った時刻である。図3に示す出発階は、管理番号が付与されたエレベーターの乗客の乗降状態の情報において、乗客がかご室12に乗車した階床数である。図3に示す到着階は、管理番号が付与されたエレベーターの乗客の乗降状態の情報において、乗客がかご室12から降車した階床数である。
図4は、状態蓄積部4が蓄積している乗降状態管理テーブルの一例を示す図である。図4に示す乗降状態管理テーブルには、管理番号、かご運転状態、かご停止状態、かごドア開状態、かごドア閉状態、秤装置状態、かごボタン状態、乗場ボタン状態及びかごドア安全装置状態が記憶されている。なお、図4では、状態との文言は省略している。また、かごボタン状態には、行先階ボタン状態、ドア開ボタン状態及びドア閉ボタン状態が含まれる。
図4に示す管理番号は、図3に示す移動状態管理テーブルの管理番号と対応している。かご運転状態は、かご室12の移動中には「1」であり、かご室12の停止中には「0」である。かご停止状態は、かご室12の停止中には「1」であり、かご室12の移動中には「0」である。かごドア開状態は、かご室12のドア開中には「1」であり、かご室12のドア閉中には「0」である。かごドア閉状態は、かご室12のドア閉中には「1」であり、かご室12のドア開中には「0」である。秤装置状態は、かご室12に乗客が存在する場合には「1」であり、かご室12に乗客が存在しない場合には「0」である。なお、秤装置は、かご室12の積載荷重を計測する装置であり、エレベーター制御装置11は、秤装置によって計測された積載荷重の計測結果によってかご室12内の乗客の有無を判断する。なお、秤装置はかご室12の床下に設けられることが一般的である。かごボタン状態は、かご室12において行先階ボタンまたはドア開ボタン若しくはドア閉ボタンが押されたときのみ「1」となり、他のときには「0」である。乗場ボタン状態は、乗場ボタン16が押されたときからかご室12が到着するまでのみ「1」となり、他のときには「0」である。かごドア安全装置状態は、かご室12への乗客の乗車時点またはかご室12からの乗客の降車時点には「1」となり、その他のときには「0」である。図5は、図4に示す乗降状態管理テーブルにおけるエレベーター装置の状態を時間軸上に「0」または「1」で表す図である。
異常検出条件記憶部6は、装置管理テーブル及び異常検出条件管理テーブルを記憶している。
図6は、異常検出条件記憶部6が記憶している装置管理テーブルの一例を示す図である。図6に示す装置管理テーブルには、装置を特定する情報である装置番号及び装置名が記憶されている。図6に示す装置番号は、故障検出の対象装置に付与される通し番号である。図6に示す装置名は、各装置番号が付与された故障検出の対象装置の装置名である。
図7及び図8は、異常検出条件記憶部6が記憶している異常検出条件管理テーブルの一例を示す図である。図7及び図8に示す異常検出条件管理テーブルには、装置番号、エレベーター状態、出発階、到着階及び動作回数が記憶されている。装置番号、エレベーター状態、出発階及び到着階は、予め設定した異常検出条件である。装置番号は監視対象である装置の番号である。動作回数は異常検出条件に対して収集した図7に示すエレベーター状態の項目に記載した装置の動作回数である。図7及び図8に示す異常検出条件管理テーブルの最初の行は監視対象である装置を指し、第2行以降は監視対象の装置の操作に関連する装置を指している。各々の行において、異常判定部5が装置の動作回数を計算する。図8では、1行目に監視対象の装置である装置番号「7」の主操作盤「5」ボタンの異常検出条件が記憶されており、2行目以降に監視対象の装置の操作に関連する主操作盤「5」ボタンを押下した際に検出すべきエレベーター状態と、出発階と、到着階と、異常判定部5が計算した動作回数とが示されている。主操作盤「5」ボタンの押下に関連する動作として、エレベーターの乗降状態の中から、最も交通量の多い階床である主階床から5階へ移動する回数及び5階から主階床へ移動する回数を例示することができる。なお、ここでは1階を主階床とする。
S1における初期設定が終了したら、次に、図2の説明に戻り、状態収集部2は、エレベーター制御装置11から単位時間毎にエレベーターの稼動状態の情報を収集し、収集したエレベーターの稼動状態の情報と収集した時刻を状態記録部3に出力する。状態記録部3は、状態収集部2から入力されたエレベーターの稼動状態の情報から、乗場ボタンが押下されたか否かを判定する(S2)。乗場ボタンが押下されていない場合、すなわちS2においてNoに分岐する場合には、状態記録部3は、乗場ボタンが押下されるまで判定を行う。乗場ボタンが押下された場合、すなわちS2においてYesに分岐する場合には、状態記録部3は、乗場ボタンが押下された時刻とその階床数とを記憶し、さらに状態収集部2から入力されたエレベーターの稼動状態を状態蓄積部4に記録する(S3)。状態記録部3は、この稼動状態の情報の読み出しによって、かご運転状態の情報、かご停止状態の情報、かごドア開状態の情報、かごドア閉状態の情報、秤装置状態の情報、かごボタン状態の情報、乗場ボタン状態の情報及びかごドア安全装置状態の情報を単位時間ごとに収集し、秤装置状態の変動後、ドア閉ありか否かの判定を行う(S4)。秤装置状態の変動後のドア閉がない場合、すなわちS4においてNoに分岐する場合には、状態記録部3は、稼動状態の情報の記録を継続する。すなわち、状態記録部3は、稼動状態の情報の記録を秤装置状態の変動後にドア閉があるまで行う。言い換えると、状態記録部3は、秤装置状態が「1」から「0」となってかご内の乗客が存在しない状態となった後にかごドア閉状態になるまで稼動状態の情報の記録を行う。
秤装置状態の変動後のドア閉があった場合、すなわちS4においてYesに分岐する場合には、状態記録部3は、状態収集部2から入力された乗場ボタンが押下された時刻、乗場ボタンが押下された階床数及び到着した階床数及び収集したエレベーターの稼動状態の情報をエレベーターの乗降状態として状態蓄積部4に記憶する(S5)。なお、図5には、状態記録部3が記録するエレベーターの乗降状態の情報の収集範囲が示されている。図5においては、収集範囲は乗場ボタンによるかご呼び動作から、かごに乗り込んだ乗客が到着階で降り、かごドアが閉まるまでを収集範囲として示している。収集範囲のエレベーターの動作は次の通りである。まず、乗客が乗場ボタンを押下すると、かごは押下した乗場ボタンの階に移動する。次に、かごドアがドア開し、乗客がかごに乗り込む。そして、乗客はかご内操作盤13を操作して行先階選択とかごドアのドア閉を行う。最後に、かごが行先階へ移動した後にかごドアがドア開し、乗客がかごから行先階の乗場に退出する。
状態記録部3は、乗降状態の情報の書き出しに際して、管理番号を生成し、乗場ボタンが押下された時刻である移動時刻、乗場ボタンが押下された階床数である出発階及び到着した階床数である到着階を、図3に示す状態蓄積部4に蓄積されている移動状態管理テーブルに各々記憶する。また、状態記録部3は、管理番号と、状態収集部2が収集したかご運転状態の情報、かご停止状態の情報、かごドア開状態の情報、かごドア閉状態の情報、秤装置状態の情報、かごボタン状態の情報、乗場ボタン状態の情報及びかごドア安全装置状態の情報とを、図4に示す状態蓄積部4に蓄積されている乗降状態管理テーブルに各々記憶する。なお、かごボタン状態の情報は、行先階ボタンの情報、ドア開ボタン状態の情報及びドア閉ボタン状態の情報を含む。
次に、異常判定部5は、動作回数の計算を行う(S6)。すなわち、状態蓄積部4に記憶されたエレベーターの乗降状態の情報から、図6に示す装置管理テーブルの装置番号1番からn番までの装置の動作回数の計算を行う。図9は、動作回数の計算を示すフローチャートである。装置番号1番の装置から処理をスタートして、まず、異常判定部5は、現在の装置番号がn以下であるか否かを判定し(S101)、現在の装置番号がn以下でない場合(S101:No)には処理を終了する。現在の装置番号がn以下である場合(S101:Yes)には異常検出条件管理テーブルの読み込みを行い、異常を検出する装置番号を取得する(S102)。次に、異常判定部5は、移動状態管理テーブルを読み込み、出発階及び到着階を取得する(S103)。次に、異常判定部5は、乗降状態管理テーブルを読み込み、各項目の変化回数の集計を行い(S104)、その後、S101に戻る。具体例として、主操作盤の「5」ボタンの異常を判定する場合について説明する。主操作盤の「5」ボタンは、図6に示す装置管理テーブルでは、装置番号「7」である。そこで、異常判定部5は、図7に示す異常検出条件管理テーブルの装置番号が「7」であるエレベーター状態の動作回数を計算する。図7によると、動作回数を計算すべき項目は、主階床から5階まで移動した際の主操作盤「5」ボタン、5階から主階床まで移動した際の主操作盤「主階床」ボタン、主階床から5階まで移動した際のかご運転、5階から主階床へ移動した際のかご運転、主階床から5階まで移動した際の副操作盤「5」ボタンの押下、5階から主階床へ移動した際の副操作盤「主階床」ボタンの押下、主階床から5階まで移動した際の乗場ボタンの押下及び5階から主階床まで移動した際の乗場ボタンの押下である。異常判定部5は、出発階と到着階とを図3に示す移動状態管理テーブルから収集し、各エレベーター状態を状態蓄積部4に蓄積されている図4に示す乗降状態管理テーブルから収集し、エレベーター状態の各項目が「0」から「1」に変化した回数及び「1」から「0」に変化した回数の累計を算出する。異常判定部5は、算出した回数を、図7に示す異常検出条件記憶部6に蓄積されている異常検出条件管理テーブルの動作回数の項目に記憶する。そして、同様の操作が図6に示す装置管理テーブルにおけるすべての装置番号について行われる。
次に、異常判定部5は、監視対象であるボタン装置の動作回数と、異常検出条件に対応する監視対象の装置の操作に関連する装置の動作回数との比率が異常か否かの判定を行う(S7)。すなわち、異常判定部5は、集計した動作回数から装置の異常を判定する。ここでは、エレベーターの乗降状態の中で装置毎に計算した動作回数が正規分布に従うものとし、対象装置の動作回数が±3σの範囲にない場合に異常であると判定するものとする。なお、σは標準偏差であり、標準偏差の算出には一例として装置の設置から一日毎の装置の動作回数を一か月間記録した結果と、異常を判定する日の装置の動作回数とを用いる方法がある。ここでは3σを判定基準値としているが本発明はこれに限定されず、σ,2σ,4σであってもよいし、さらに大きくてもよい。一例として、図8では主操作盤「5」ボタンの動作回数が2回であり、異常検出条件に対応する監視対象の操作に関連する装置の平均値と比較して±3σの範囲外であるため、異常判定部5は異常と判定する。すなわち、異常判定部5は、異常検出条件記憶部6に蓄積されている異常検出条件に対応する監視対象の装置の動作回数と異常検出条件とを用いて、監視対象の装置の動作回数と該監視対象の装置の操作に関連する装置の動作回数とを算出して比較することで、監視対象の装置の異常を判定する。さらに、主操作盤「5」ボタンの動作回数が他のエレベーター状態の動作回数の平均を下回る場合にはオンにすべきときにオフしてしまう場合が多いため、異常判定部5は、主操作盤「5」ボタンがオフ故障であると判定する。また、主操作盤「5」ボタンの動作回数が他のエレベーター状態の動作回数の平均を上回る場合にはオンまたはオフにする操作をしていないにも関わらずオンオフを繰り返していると考えられるので、異常判定部5は、主操作盤「5」ボタンがオンオフを繰り返す故障であると判別する。すなわち、異常判定部5は、状態蓄積部4に蓄積されているエレベーターのボタン装置の状態と、エレベーターのかご移動の状態と、かごドアの開閉の状態とから、ボタン装置のオフ故障とオンオフを繰り返す故障とを判別してもよい。これにより、エレベーター点検装置1は、ボタン装置のオフ故障及びオンオフを繰り返す故障を自動的に検出し、いずれの故障態様であるかを判別することが可能である。その後、比率が異常でない場合、すなわちS7においてNoに分岐する場合にはS2の乗場ボタンが押下されたか否かの判定に戻る。比率が異常である場合、すなわちS7においてYesに分岐する場合には、異常判定部5は、異常が発生していると判定された装置の装置番号、装置名、動作回数及び異常が発生していると判定された装置と関連する装置の動作回数の平均値を異常通報部7に送信する。このようにして、異常判定部5は、異常検出条件に対応する監視対象の装置の稼状態と該監視対象の装置に関連する装置の稼状態とが一致するか否かを判定して異常通報部7に送信する。
次に、異常通報部7は、異常の通知を行う(S8)。すなわち、異常通報部7は、異常判定部5から受信した異常が発生していると判定された装置の装置番号と乗場表示装置15の行先階の矢印を点滅させる指示を、エレベーター制御装置11を経由して乗場表示装置15に送信する。さらに、異常通報部7は、異常判定部5から受信した異常が発生していると判定された装置の装置番号、装置名、動作回数及び異常が発生していると判定された装置と関連する装置の動作回数の平均値を監視端末10の異常受信部9にも送信する。
図10は、異常通報部7が乗場表示装置15に出力する情報の一例を示す図である。エレベーターの到着を待つ乗客は図10に示す行先階の矢印が点滅することによってエレベーターに故障が生じたことを知ることができる。図11は、異常通報部7が監視端末10に出力する情報の一例を示す図である。監視端末10の使用者、代表的にはエレベーターの管理者または警備員は、図11に示すように、異常が発生していると判定された装置の装置番号、装置名、動作回数及び異常が発生していると判定された装置と関連する装置の動作回数の平均値を表示することによりエレベーターに故障が生じたことを知ることができる。また、異常が発生していると判定された装置と関連する装置の動作回数は、平均値の表示ではなく、図8に示す異常条件管理テーブルの2行目以降の全ての動作回数が表示されてもよい。なお、異常通報部7は、乗場表示装置15及び監視端末10のいずれにも通報する構成であってもよいし、いずれか一方にのみ通報する構成であってもよい。
以上、本実施の形態1にて説明したように、エレベーターの動作に影響する故障を自動で検出することが可能なエレベーター点検装置を得ることができる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、かごドア安全装置の故障を検出する方法について説明する。本実施の形態2では、状態記録部3が乗客の乗降状態の情報の書き出し(S5)を行う動作までは図2の処理と同じである。異常判定部5は、状態蓄積部4に記憶されたエレベーターの乗客の乗降状態の情報から、かごドア安全装置の動作回数を計算する。
図12は、異常検出条件記憶部6が記憶している異常検出条件管理テーブルの一例を示す図である。かごドア安全装置14は、図6に示す装置管理テーブルでは、装置番号「10」である。そこで、図12に示す異常検出条件管理テーブルの装置番号が「10」であるエレベーター状態の動作回数を計算する。図12の異常検出条件管理テーブルによると、動作回数を計算すべき項目は、かごドア安全装置状態の「0」から「1」または「1」から「0」への変化、かごドア開状態の「0」から「1」または「1」から「0」への変化、かごドア閉状態の「0」から「1」または「1」から「0」への変化、乗場ボタン状態の「0」から「1」または「1」から「0」への変化、秤装置状態の「0」から「1」または「1」から「0」への変化である。算出した動作回数は、図12に示すように異常検出条件管理テーブルの動作回数に記憶される。その後、図2のS7以降の動作は、実施の形態1と同じである。本実施の形態2にて説明したように、エレベーターの動作に影響するかごドア安全装置の故障を自動で検出することが可能なエレベーター点検装置を得ることができる。本実施の形態2にて説明したように、異常判定部5は、状態蓄積部4に蓄積されているエレベーターのかごドア安全装置の状態と、エレベーターのかごドアの開閉状態と、秤装置の状態とを用いて、かごドア安全装置のオフ故障とオンオフを繰り返す故障とを判別してもよい。
実施の形態3.
本実施の形態3では、実施の形態1,2に示すような故障の検出のみならず、状態蓄積部の内容により異常検出条件記憶部に異常検出条件を追記可能なエレベーター点検装置について説明する。
図13は、本発明の実施の形態3にかかるエレベーター点検装置の動作を説明するフローチャートである。本実施の形態3では、状態記録部3が乗降状態の情報の書き出し(S5)を行う動作までは図2の処理と同じである。S5の後、状態記録部3は、乗降状態の情報の書き出し回数が規定の学習回数に到達したか否かを判定する(S16)。S16においてNoに分岐する場合、すなわち、乗降状態の情報の書き出し回数が規定の学習回数に達していない場合には、異常判定部5は、図2のS6と同様に動作回数の計算を行い、その後の処理も同様である。S16においてYesに分岐する場合、すなわち、乗降状態の情報の書き出し回数が規定の学習回数に達している場合には、条件学習部8は、異常検出条件の学習を行う。
条件学習部8は、状態蓄積部4からエレベーターの稼動状態の情報の読み出しを行い(S17)、関連度算出を行い(S18)、異常検出条件の追記を行う(S19)。関連度は、一例として監視対象であるボタン装置またはかごドア安全装置の動作回数と、異常検出条件に対応する監視対象の装置の操作に関連する装置の動作回数との比率である。
図14は、本実施の形態3における異常検出条件管理テーブルの一例を示す図である。主操作盤「5」のボタンが押下された際に、実際には主階床から4階に到着してしまう運行または4階から主階床に到着してしまう運行が最も多い場合には、主階床から4階へのかご運転と4階から主階床へのかご運転とを異常検出条件管理テーブルに追記する。異常検出条件の追記後の動作は、図2のS6と同様に異常判定部5が動作回数の計算を行い、その後の動作も同様である。
このように、条件学習部8は、行先階ボタンにより指定した階数と実際にかご室が到着した階数との関係を動作回数から導出する。ただし、条件学習はこれに限定されず、条件学習部8は、他にもボタン装置状態、すなわち、行先階ボタン状態、ドア開ボタン状態及びドア閉ボタン状態と、エレベーターの状態、すなわち、かご運転状態、かご停止状態、かごドア開状態及び秤装置状態との動作回数を次元とする主成分分析を行い、その特異値を計算することで未知の関連を導出して異常検出条件管理テーブルに追記してもよい。
すなわち、本実施の形態3のエレベーター点検装置は、状態蓄積部4に蓄積されている乗降状態の情報のうち、規定の学習回数に達した状態の情報を追記することで異常検出条件の情報を更新する条件学習部8を備える。
本実施の形態3によると、従来ではエレベーターの定期点検を行った際またはエレベーターの乗客からの通報によって判明していたエレベーターの動作に影響する故障を自動で検出することが可能であるのみならず、故障を検出するための異常検出条件を自動的に学習して記憶することで、未設定の異常検出条件をも自動で判別して報知することが可能である。
図15は、実施の形態1から3にかかるエレベーター点検装置を実現するハードウェア構成の一例を示す図である。状態収集部2は、プロセッサ21及び受信部24によって実現され、状態記録部3、状態蓄積部4及び異常検出条件記憶部6は、メモリ22によって実現され、異常判定部5及び条件学習部8は、プロセッサ21によって実現され、異常通報部7は、プロセッサ21及び送信部23によって実現される。そして、プロセッサ21、メモリ22、送信部23及び受信部24は、システムバス25により接続されている。なお、これらの装置の各々は、プロセッサ21を複数有し、メモリ22を複数有していてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 エレベーター点検装置、2 状態収集部、3 状態記録部、4 状態蓄積部、5 異常判定部、6 異常検出条件記憶部、7 異常通報部、8 条件学習部、9 異常受信部、10 監視端末、11 エレベーター制御装置、12 かご室、13 かご内操作盤、14 かごドア安全装置、15 乗場表示装置、16 乗場ボタン、17 巻上機、18 昇降路、21 プロセッサ、22 メモリ、23 送信部、24 受信部、25 システムバス。

Claims (3)

  1. エレベーター制御装置によって昇降が制御されるエレベーターの異常を検出するエレベーター点検装置であって、
    前記エレベーター制御装置からエレベーターの稼動状態の情報を収集する状態収集部と、
    前記状態収集部が収集した前記稼状態の情報から異常と判定したエレベーターの装置を特定する情報及び乗場表示装置に表示する異常情報を、前記エレベーター制御装置を介して前記乗場表示装置に通報する異常通報部と、
    前記状態収集部の前記稼動状態の情報から乗客の乗降状態の情報を取り出して前記乗降状態の情報を書き出す状態記録部と、
    前記状態記録部から送信された前記乗降状態の情報を蓄積する状態蓄積部と、
    異常検出条件に対応する監視対象の装置の稼状態と該監視対象の装置に関連する装置の稼状態とが一致するか否かを判定して前記異常通報部に送信する異常判定部と、
    前記状態蓄積部に蓄積されている前記乗降状態の情報のうち、規定の学習回数に達した状態の情報を追記することで前記異常検出条件の情報を更新する条件学習部とを備えることを特徴とするエレベーター点検装置。
  2. エレベーター制御装置によって昇降が制御されるエレベーターの異常を検出するエレベーター点検装置であって、
    前記エレベーター制御装置からエレベーターの稼動状態の情報を収集する状態収集部と、
    前記状態収集部が収集した前記稼状態の情報から異常と判定したエレベーターの装置を特定する情報及び乗場表示装置に表示する異常情報を、前記エレベーター制御装置を介して前記乗場表示装置に通報する異常通報部と、
    前記状態収集部の前記稼動状態の情報から乗客の乗降状態の情報を取り出して前記乗降状態の情報を書き出す状態記録部と、
    前記状態記録部から送信された前記乗降状態の情報を蓄積する状態蓄積部と、
    異常検出条件に対応する監視対象の装置の稼状態と該監視対象の装置に関連する装置の稼状態とが一致するか否かを判定して前記異常通報部に送信する異常判定部とを備え、
    前記異常判定部は、前記状態蓄積部に蓄積されているエレベーターのボタン装置の状態と、エレベーターのかご移動の状態と、かごドアの開閉の状態とから、ボタン装置のオフ故障とオンオフを繰り返す故障とを判別することを特徴とするエレベーター点検装置。
  3. エレベーター制御装置によって昇降が制御されるエレベーターの異常を検出するエレベーター点検装置であって、
    前記エレベーター制御装置からエレベーターの稼動状態の情報を収集する状態収集部と、
    前記状態収集部が収集した前記稼状態の情報から異常と判定したエレベーターの装置を特定する情報及び乗場表示装置に表示する異常情報を、前記エレベーター制御装置を介して前記乗場表示装置に通報する異常通報部と、
    前記状態収集部の前記稼動状態の情報から乗客の乗降状態の情報を取り出して前記乗降状態の情報を書き出す状態記録部と、
    前記状態記録部から送信された前記乗降状態の情報を蓄積する状態蓄積部と、
    異常検出条件に対応する監視対象の装置の稼状態と該監視対象の装置に関連する装置の稼状態とが一致するか否かを判定して前記異常通報部に送信する異常判定部とを備え、
    前記異常判定部は、前記状態蓄積部に蓄積されているエレベーターのかごドア安全装置の状態と、エレベーターのかごドアの開閉状態と、秤装置の状態とから、かごドア安全装置のオフ故障とオンオフを繰り返す故障とを判別することを特徴とするエレベーター点検装置。
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