JP2014088228A - エレベータ監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホール呼び釦の故障を正確に検出することができるエレベータ監視装置の提供。
【解決手段】エレベータの異常の有無を監視するエレベータ監視装置において、ホール呼び釦21のアップ釦21aの押下回数を各階床のホール毎に計測して記録するアップ釦押下回数計測部と、ホール呼び釦21のダウン釦21bの押下回数を各階床のホール毎に計測して記録するダウン釦押下回数計測部と、計測された前週の一週間のアップ釦21aの押下回数と今週の一週間のアップ釦21aの押下回数とを各階床のホール毎に比較してアップ釦21aが故障したかどうかを判断するアップ釦故障判断部と、計測された前週の一週間のダウン釦21bの押下回数と今週の一週間のダウン釦21bの押下回数とを各階床のホール毎に比較してダウン釦21bが故障したかどうかを判断するダウン釦故障判断部とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータの異常の有無を監視するエレベータ監視装置に係り、特にエレベータのかごをホールに呼び寄せるホール呼び釦の故障を検出するエレベータ監視装置に関する。
この種のエレベータ監視装置の従来技術の1つとして、エレベータのかご操作盤に複数の行先階釦から成る押釦が設けられ、これらの押釦の作動不全を検出する押釦作動不全検出装置を備えたエレベータの押釦故障検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このエレベータの押釦故障検出装置の押釦作動不全検出装置は、時限装置及び押釦のそれぞれに対して押圧された特定押釦の押圧回数を記録する押圧回数記録装置が設けられて特定押釦の押圧回数が時限装置における所定の長時間において長時間所定回数に対して過小であるときに作動して特定押釦の作動不全を検出するようにしている。
特開2005−29301号公報
特許文献1に開示された従来技術のエレベータの押釦故障検出装置では、押釦のそれぞれに対して押圧された特定押釦の具体例として、例えばホールに設けられたホール呼び釦を挙げると、このホール呼び釦が実際に作動不全を生じていなくても、エレベータの使用頻度が少なかった場合には、ホール呼び釦の押圧回数が時限装置における所定の長時間において長時間所定回数に対して過小になるので、押釦作動不全検出装置が正常に動作するホール呼び釦を作動不全として誤って検出することが問題になっている。特に、時限装置における所定の長時間が祝日や長期休暇等のようにエレベータの使用頻度が少ない時間であれば、押釦作動不全検出装置によるホール呼び釦の故障の誤検出がより顕著になる。
このように、従来技術のエレベータの押釦故障検出装置は、実際にホール呼び釦に作動不全が生じているためにホール呼び釦の押下回数が過小であるのか、あるいはエレベータの使用頻度が少ないためにホール呼び釦の押下回数が過小であるのかを正しく判定することができず、ホール呼び釦の故障の検出精度が低いことが問題になっている。
本発明は、このような従来技術の実情からなされたもので、その目的は、ホール呼び釦の故障を正確に検出することができるエレベータ監視装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のエレベータ監視装置は、昇降路内を昇降するかごと、このかご内に設けられ、行先階への呼び登録を行うかご呼び釦と、各階床のホールに設けられ、前記各階床のホールへの呼び登録を行うホール呼び釦と、これらのかご呼び釦及びホール呼び釦の呼び登録に基づいて前記かごの運行を制御するエレベータ制御装置とを備え、前記ホール呼び釦は、前記各階床のホールのうち前記かごの到着階よりも上層階のホールへ移動するために押下されるアップ釦と、前記各階床のホールのうち前記かごの到着階よりも下層階のホールへ移動するために押下されるダウン釦との少なくとも一方を有するエレベータに設けられ、このエレベータの異常の有無を監視するエレベータ監視装置において、前記アップ釦の押下回数を前記各階床のホール毎に計測して記録するアップ釦押下回数計測部と、前記ダウン釦の押下回数を前記各階床のホール毎に計測して記録するダウン釦押下回数計測部と、前記アップ釦押下回数計測部によって計測された前記アップ釦の押下回数のうち、過去の所定の期間におけるアップ釦の押下回数と現在の所定の期間におけるアップ釦の押下回数とを前記各階床のホール毎に比較して前記アップ釦が故障したかどうかを判断するアップ釦故障判断部と、前記ダウン釦押下回数計測部によって計測された前記ダウン釦の押下回数のうち、過去の所定の期間におけるダウン釦の押下回数と現在の所定の期間におけるダウン釦の押下回数とを前記各階床のホール毎に比較して前記ダウン釦が故障したかどうかを判断するダウン釦故障判断部とを備えたことを特徴としている。
本発明のエレベータ監視装置によれば、ホール呼び釦の故障を正確に検出することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係るエレベータ監視装置の一実施形態の構成を示す図である。 本実施形態に係るエレベータのかご内におけるかごドア及びかご呼び釦を示す図である。 本実施形態に係る各階床のホールにおけるホールドア及びホール呼び釦を示す図である。 本実施形態に係る記憶部に記録された各行先階毎のかご呼釦の押下回数と利用率、各階床のホール毎のアップ釦の押下回数と利用率、及び各階床のホール毎のダウン釦の押下回数と利用率を示す図である。 本実施形態に係る各階床のホールのアップ釦のうち2階のホールのアップ釦が故障したときのアップ釦、ダウン釦、及びかご呼び釦の利用率の変化を示す図である。 本実施形態に係るエレベータ監視装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係るエレベータ監視装置を実施するための形態を図に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るエレベータ監視装置12は、例えば5階建ての建物に設置されたエレベータに設けられ、このエレベータの異常の有無を監視するようになっている。また、エレベータ監視装置12は、例えばエレベータに発生した異常の対応を行うエレベータ保守会社の管制センター14に通信回線30を介して接続されており、エレベータの異常を検出したときにその旨を管制センター14へ通報するようにしている。
上述したエレベータは、例えば図1、図2に示すように昇降路内を昇降するかご1と、このかご1の出入口に開閉可能に設けられたかごドア18と、かご1内においてかごドア18が設けられた壁面に取り付けられ、行先階への呼び登録を行うかご呼び釦19とを備えている。このかご呼び釦19は、例えば行先階が表示された数字が下から上に向かって大きくなるように上下に1列に並んで配列された5つの押釦から成っている。なお、図2では見易いように行先階として1〜3階を示す押釦が図示されており、他の行先階である4階及び5階を示す押釦は省略されている。
さらに、エレベータは、例えば図1、図3に示すように各階床のホールに開閉可能に設けられ、かごドア18と連動して開閉するホールドア20と、各階床のホールにおいてホールドア20が設けられた壁面に取り付けられ、各階床のホールへの呼び登録を行うホール呼び釦21とを備えている。なお、図1では便宜的に行先階として1階、2階、及び5階を示すホール呼び釦21が図示されており、他の行先階である3階及び4階を示すホール呼び釦は省略されている。
ホール呼び釦21は、例えば図3に示すように各階床のホールのうちかご1の到着階よりも上層階のホールへ移動するために押下されるアップ釦21aと、各階床のホールのうちかご1の到着階よりも下層階のホールへ移動するために押下されるダウン釦21bとの少なくとも一方を有している。
本実施形態では、2階〜4階のホールのホール呼び釦21は、例えば図1に示すようにアップ釦21a及びダウン釦21bの双方をそれぞれ有しており、1階のホールのホール呼び釦21は、例えばアップ釦21aを有しており、5階のホールのホール呼び釦21は、例えばダウン釦21bを有している。
エレベータは、上述したかご呼び釦19及びホール呼び釦21の呼び登録に基づいてかご1の運行を制御するエレベータ制御装置8を備えている。このエレベータ制御装置8は、例えばかご1のかご呼び釦19及び各階床のホールのホール呼び釦21の入力信号を含むエレベータの各種の信号が入力され、入力された信号に応じて動作処理を行うエレベータ制御部5と、このエレベータ制御部5が動作処理を行うのに必要な動作プログラムを含むエレベータの各種の情報が記憶された記憶部7と、エレベータ監視装置12からの指令を受信し、受信した指令に基づいてエレベータ制御部5が取得したエレベータの各種の信号情報をエレベータ監視装置12へ送信する送受信部6とを有している。
エレベータ監視装置12は、例えばエレベータ制御装置8の送受信部6に接続され、この送受信部6と各種の信号を送受信する送受信部11と、この送受信部11から受信したかご1のかご呼び釦19及び各階床のホールのホール呼び釦21の入力信号等に応じて動作処理を行い、エレベータの異常を検出すると共に、エレベータ制御装置8のエレベータ制御部5の動作を制御する制御部10と、この制御部10が動作処理を行うのに必要な動作プログラムを含むエレベータに関する各種の情報が記憶された記憶部9と、管制センター14と通信回線30を介して接続され、制御部10によって検出されたエレベータの異常に関する情報を送信すると共に、管制センター14から様々な設定データを受信する通信部13とを有している。
管制センター14は、例えばエレベータ監視装置12の通信部13に通信回線30を介して接続され、この通信部13と各種のデータの通信を行う通信部17と、この通信部17を介してエレベータ監視装置12に対してエレベータの異常を検出するための判定値データを含む様々な設定データを送信すると共に、エレベータ監視装置12がエレベータの異常を検出したときにその旨の通報を受信する制御を行う管制センター制御部15と、エレベータ監視装置12へ送信される設定データを記憶する記憶部16とを有している。なお、エレベータ監視装置12において設定された設定データの変更は、管制センター14の記憶部16に記憶された設定データを変更し、変更した設定データを管制センター14からエレベータ監視装置12へ送信することによって行われる。
そして、エレベータ監視装置12の制御部10は、例えば図示されないがホール呼び釦21のアップ釦21aの押下回数を各階床のホール毎に計測して記憶部9に記録するアップ釦押下回数計測部と、ホール呼び釦21のダウン釦21bの押下回数を各階床のホール毎に計測して記憶部9に記録するダウン釦押下回数計測部と、かご1内のかご呼び釦19の押下回数を行先階毎に計測して記憶部9に記録するかご呼び釦押下回数計測部とを有している。
ここで、記憶部9は、例えばアップ釦押下回数計測部によって計測されたアップ釦21aの押下回数、ダウン釦押下回数計測部によって計測されたダウン釦21bの押下回数、及びかご呼び釦押下回数計測部によって計測されたかご呼び釦19の押下回数を過去の所定の期間と現在の所定の期間で集計して利用率と共に記憶しており、これらの過去の所定の期間と現在の所定の期間は、例えば前週の一週間と今週の一週間に設定されている。
従って、例えば図4に示すように記憶部9に記憶された今週の一週間における1階〜5階の行先階のかご呼び釦19の押下回数は、順に54回、34回、45回、30回、23回になっており、1階〜5階のホールのアップ釦21aの押下回数は、順に45回、23回、20回、25回、0回になっており、1階〜5階のホールのダウン釦21bの押下回数は、順に0回、32回、21回、33回、23回になっている。
また、図4に示す記憶部9に記憶された今週の一週間における1階〜5階の行先階のかご呼び釦19の押下回数の割合を示す利用率は、例えば今週の一週間における行先階毎のかご呼び釦19の押下回数を1階〜5階の全行先階のかご呼び釦19の押下回数の合計で除して求めたものであり、ホール呼び釦21のアップ釦21a及びダウン釦21bの利用率も同様にして求められている。なお、5階は最上階であり、5階のホールにアップ釦21aが設けられていないので、5階のホールのアップ釦21aの押下回数は0回になっている。また、1階は最下階であり、1階のホールにダウン釦21bが設けられていないので、1階のホールのダウン釦21bの押下回数は0回になっている。
本実施形態では、エレベータ監視装置12の制御部10は、例えば図示されないが、アップ釦押下回数計測部によって計測されたアップ釦21aの押下回数のうち、過去の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数と現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数とを各階床のホール毎に比較してアップ釦21aが故障したかどうかを判断するアップ釦故障判断部を備えている。
また、制御部10は、例えば図示されないが、ダウン釦押下回数計測部によって計測されたダウン釦21bの押下回数のうち、過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数と現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数とを各階床のホール毎に比較してダウン釦21bが故障したかどうかを判断するダウン釦故障判断部を備えている。
従って、上述したアップ釦故障判断部は、例えば現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも小さいとき、ダウン釦押下回数計測部によって計測されたダウン釦21bの押下回数のうち、該当する階床のホールの過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数と現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数とを比較すると共に、かご呼び釦押下回数計測部によって計測されたかご呼び釦19の押下回数のうち、該当する階床のホールを行先階とする過去の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数と現在の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数とを比較してアップ釦21aが故障したかどうかを判断するようにしている。
ここで、ホール呼び釦21のアップ釦21aが作動不全になって故障すると、利用者が希望する行先階の方向に対して逆方向のダウン釦21bを押下することが想定される。そのため、現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも小さくなると共に、現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも大きくなる。
一方、ホール呼び釦21のアップ釦21aが作動不全になって故障しても、利用者は故障したアップ釦21aが設けられたホールを行先階とするかご呼び釦19を同程度の頻度で押下することが想定されるので、現在の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と同じになる。
本実施形態では、アップ釦故障判断部は、現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるアップ釦の押下回数の利用率よりも小さいとき、ダウン釦押下回数計測部によって計測されたダウン釦21bの押下回数のうち、該当する階床のホールの現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも大きく、さらにかご呼び釦押下回数計測部によって計測されたかご呼び釦19の押下回数のうち、該当する階床のホールを行先階とする過去の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と現在の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が同じであれば、アップ釦21aが故障したと判断するようにしている。
一方、アップ釦故障判断部は、現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるアップ釦の押下回数の利用率よりも大きい又は同じときに、アップ釦21aが故障していないと判断するようにしている。また、アップ釦故障判断部は、現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも小さいとき、ダウン釦押下回数計測部によって計測されたダウン釦21bの押下回数のうち、該当する階床のホールの現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも小さい又は同じであるか、あるいはかご呼び釦押下回数計測部によって計測されたかご呼び釦19の押下回数のうち、該当する階床のホールを行先階とする過去の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と現在の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が同じでなければ、アップ釦21aが故障していないと判断するようにしている。
具体例として、例えば図5に示すように今週の一週間における2階のホールのアップ釦21aの押下回数の利用率が前週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも少なかったとき、ダウン釦押下回数計測部によって計測されたダウン釦21bの押下回数のうち、2階のホールの今週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が前週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも大きく、さらにかご呼び釦押下回数計測部によって計測されたかご呼び釦19の押下回数のうち、2階のホールを行先階とする前週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と今週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が同じであるので、アップ釦故障判断部はアップ釦21aが故障したと判断することになる。
同様に、上述したダウン釦故障判断部は、例えば現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも小さいとき、アップ釦押下回数計測部によって計測されたアップ釦21aの押下回数のうち、該当する階床のホールの過去の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数と現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数とを比較すると共に、かご呼び釦押下回数計測部によって計測されたかご呼び釦19の押下回数のうち、該当する階床のホールを行先階とする過去の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数と現在の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数とを比較してダウン釦21bが故障したかどうかを判断するようにしている。
本実施形態では、ダウン釦故障判断部は、現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも小さいとき、アップ釦押下回数計測部によって計測されたアップ釦21aの押下回数のうち、該当する階床のホールの現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも大きく、さらにかご呼び釦押下回数計測部によって計測されたかご呼び釦19の押下回数のうち、該当する階床のホールを行先階とする過去の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と現在の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が同じであれば、ダウン釦21bが故障したと判断するようにしている。
一方、ダウン釦故障判断部は、現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも大きく又は同じときに、ダウン釦21bが故障していないと判断するようにしている。また、ダウン釦故障判断部は、現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも小さいとき、アップ釦押下回数計測部によって計測されたアップ釦21aの押下回数のうち、該当する階床のホールの現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも小さい又は同じであるか、あるいはかご呼び釦押下回数計測部によって計測されたかご呼び釦19の押下回数のうち、該当する階床のホールを行先階とする過去の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と現在の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が同じでなければ、ダウン釦21bが故障していないと判断するようにしている。
なお、アップ釦故障判断部及びダウン釦故障判断部は、過去の所定の期間におけるアップ釦21a、ダウン釦21b、及びかご呼び釦19の押下回数の利用率と現在の所定の期間におけるアップ釦21a、ダウン釦21b、及びかご呼び釦19の押下回数の利用率とをそれぞれ比較する際にその差が所定値以下であれば、誤差として取扱うようにしている。
次に、本実施形態に係るエレベータ監視装置12の動作を図6のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
まず、図6に示すようにエレベータ監視装置12の制御部10は、ホール呼び釦21の故障の検出を行うチェック階を最下階の1階にセットする(ステップ(以下、Sと記す)1)。そして、制御部10は、チェック階が最上階であるかどうかを判断する(S2)。
このとき、制御部10はチェック階が最上階でないと判断したとき、制御部10のアップ釦故障判断部は、記憶部9に記憶されたチェック階のホールの今週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率と前週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率とを比較し、今週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が前週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも小さいかどうかを判断する(S3)。
手順S3においてアップ釦故障判断部は、今週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が前週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも小さいと判断したとき、制御部10はチェック階が最下階かどうかを判断する(S4)。このとき、制御部10はチェック階が最下階でないと判断したとき、制御部10のアップ釦故障判断部は、記憶部9に記憶されたチェック階のホールの今週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率と前週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率とを比較し、今週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が前週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも大きいかどうかを判断する(S5)。
手順S4において制御部10はチェック階が最下階であると判断したとき、あるいは手順S5においてアップ釦故障判断部は、今週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が前週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも大きいと判断したとき、アップ釦故障判断部は、記憶部9に記憶されたチェック階のホールを行先階とする今週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と前週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率とを比較し、今週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が前週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と同じであるかどうかを判断する(S6)。なお、手順S4において制御部10はチェック階が最下階であると判断したときに手順S6の動作に進む理由は、チェック階が最下階であればホールにダウン釦21bが設けられていないからである。
手順S6においてアップ釦故障判断部は、今週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が前週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と同じであると判断したとき、アップ釦21aが作動不全の故障をしていると判断し(S15)、その旨を管制センター14へ通報して本実施形態に係るエレベータ監視装置12の動作を終了する。
一方、手順S2において制御部10はチェック階が最上階であると判断したとき、手順S3においてアップ釦故障判断部は、今週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が前週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも小さくないと判断したとき、手順S5においてアップ釦故障判断部は、今週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が前週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも大きくないと判断したとき、あるいは手順S6においてアップ釦故障判断部は、今週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が前週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と同じでないと判断したとき、アップ釦21aが作動不全の故障をしていないと判断し、制御部10はチェック階が最下階であるかどうかを判断する(S7)。なお、手順S2において制御部10はチェック階が最上階であると判断したときに手順S7の動作に進む理由は、チェック階が最上階であればホールにアップ釦21aが設けられていないからである。
次に、手順S7において制御部10はチェック階が最下階でないと判断したとき、制御部10のダウン釦故障判断部は、記憶部9に記憶されたチェック階のホールの今週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率と前週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率とを比較し、今週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が前週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも小さいかどうかを判断する(S8)。
手順S8においてダウン釦故障判断部は、今週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が前週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも小さいと判断したとき、制御部10はチェック階が最上階かどうかを判断する(S9)。このとき、制御部10はチェック階が最上階でないと判断したとき、制御部10のダウン釦故障判断部は、記憶部9に記憶されたチェック階のホールの今週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率と前週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率とを比較し、今週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が前週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも大きいかどうかを判断する(S10)。
手順S9において制御部10はチェック階が最上階であると判断したとき、あるいは手順S10においてダウン釦故障判断部は、今週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が前週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも大きいと判断したとき、ダウン釦故障判断部は、記憶部9に記憶されたチェック階のホールを行先階とする今週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と前週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率とを比較し、今週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が前週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と同じであるかどうかを判断する(S11)。なお、手順S9において制御部10はチェック階が最上階であると判断したときに手順S11の動作に進む理由は、チェック階が最上階であればホールにアップ釦21aが設けられていないからである。
手順S11においてダウン釦故障判断部は、今週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が前週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と同じであると判断したとき、ダウン釦21bが作動不全の故障をしていると判断し(S15)、その旨を管制センター14へ通報して本実施形態に係るエレベータ監視装置12の動作を終了する。
一方、手順S7において制御部10はチェック階が最下階であると判断したとき、手順S8においてダウン釦故障判断部は、今週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が前週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも小さくないと判断したとき、手順S10においてダウン釦故障判断部は、今週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が前週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも大きくないと判断したとき、あるいは手順S11においてダウン釦故障判断部は、今週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が前週の一週間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と同じでないと判断したとき、ダウン釦21bが作動不全の故障をしていないと判断する。従って、制御部10はチェック階のホールのホール呼び釦21が作動不全の故障をしておらず、正常であると判断する(S12)。なお、手順S7において制御部10はチェック階が最下階であると判断したときに手順S12の動作に進む理由は、チェック階が最下階であればホールにダウン釦21bが設けられていないからである。
そして、制御部10はチェック階が最上階であるかどうかを判断する(S13)。このとき、制御部10はチェック階が最上階でないと判断したとき、制御部10はチェック階を1階床上に更新し(S14)、手順S2の動作に戻って同様の動作を繰り返す。一方、手順S13において制御部10はチェック階が最上階であると判断したとき、制御部10は建物の全ての階床のホールのホール呼び釦21の故障の検出を行ったので、本実施形態に係るエレベータ監視装置12の動作を終了する。
このように構成した本実施形態に係るエレベータ監視装置12によれば、今週の一週間におけるエレベータの使用頻度と前週の一週間におけるエレベータの使用頻度は同程度であると考えられるので、制御部10のアップ釦故障判断部及びダウン釦故障判断部がチェック階のホールの今週の一週間におけるホール呼び釦21の押下回数と前週の一週間におけるホール呼び釦21の押下回数とを比較することにより、エレベータの使用頻度が少なくても、ホール呼び釦21の誤検出を抑えてホール呼び釦21の故障を正確に検出することができる。
また、本実施形態は、制御部10のアップ釦故障判断部は、チェック階のホールの今週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が前週の一週間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも小さいとき、アップ釦21aの押下回数の利用率だけでなく、ダウン釦21b及びかご呼び釦19の押下回数の利用率を組み合わせてアップ釦21aが故障しているかどうかを判断するようにしたので、アップ釦21aの故障をより正確に検出することができる。これにより、アップ釦21aの故障の検出精度を向上させることができる。
また、本実施形態は、制御部10のダウン釦故障判断部は、チェック階のホールの今週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が前週の一週間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも小さいとき、ダウン釦21bの押下回数の利用率だけでなく、アップ釦21a及びかご呼び釦19の押下回数の利用率を組み合わせてダウン釦21bが故障しているかどうかを判断するようにしたので、ダウン釦21bの故障をより正確に検出することができる。これにより、ダウン釦21bの故障の検出精度を向上させることができる。
なお、上述した本実施形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。
また、本実施形態は、アップ釦故障判断部は、現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも小さいとき、ダウン釦押下回数計測部によって計測されたダウン釦21bの押下回数のうち、該当する階床のホールの現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも大きく、さらにかご呼び釦押下回数計測部によって計測されたかご呼び釦19の押下回数のうち、該当する階床のホールを行先階とする過去の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と現在の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が同じであれば、アップ釦21aが故障したと判断するようにした場合について説明したが、この場合に限るものではない。
例えばアップ釦故障判断部は、現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも小さいとき、ダウン釦押下回数計測部によって計測されたダウン釦21bの押下回数のうち、該当する階床のホールの現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも大きければ、アップ釦21aが故障したと判断するようにしても良い。
また、アップ釦故障判断部は、現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも小さいとき、かご呼び釦押下回数計測部によって計測されたかご呼び釦19の押下回数のうち、該当する階床のホールを行先階とする過去の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と現在の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が同じであれば、アップ釦21aが故障したと判断するようにしても良い。
同様に、本実施形態は、ダウン釦故障判断部は、現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも小さいとき、アップ釦押下回数計測部によって計測されたアップ釦21aの押下回数のうち、該当する階床のホールの現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも大きく、さらにかご呼び釦押下回数計測部によって計測されたかご呼び釦19の押下回数のうち、該当する階床のホールを行先階とする過去の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と現在の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が同じであれば、ダウン釦21bが故障したと判断するようにした場合について説明したが、この場合に限るものではない。
例えば、ダウン釦故障判断部は、現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも小さいとき、アップ釦押下回数計測部によって計測されたアップ釦21aの押下回数のうち、該当する階床のホールの現在の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるアップ釦21aの押下回数の利用率よりも大きければ、ダウン釦21bが故障したと判断するようにしても良い。
また、ダウン釦故障判断部は、現在の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率が過去の所定の期間におけるダウン釦21bの押下回数の利用率よりも小さいとき、かご呼び釦押下回数計測部によって計測されたかご呼び釦19の押下回数のうち、該当する階床のホールを行先階とする過去の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率と現在の所定の期間におけるかご呼び釦19の押下回数の利用率が同じであれば、ダウン釦21bが故障したと判断するようにしても良い。
1 かご
5 エレベータ制御部
6,11 送受信部
7,9,16 記憶部
8 エレベータ制御装置
10 制御部
12 エレベータ監視装置
13,17 通信部
14 管制センター
15 管制センター制御部
18 かごドア
19 かご呼び釦
20 ホールドア
21 ホール呼び釦
21a アップ釦
21b ダウン釦

Claims (5)

  1. 昇降路内を昇降するかごと、このかご内に設けられ、行先階への呼び登録を行うかご呼び釦と、各階床のホールに設けられ、前記各階床のホールへの呼び登録を行うホール呼び釦と、これらのかご呼び釦及びホール呼び釦の呼び登録に基づいて前記かごの運行を制御するエレベータ制御装置とを備え、前記ホール呼び釦は、前記各階床のホールのうち前記かごの到着階よりも上層階のホールへ移動するために押下されるアップ釦と、前記各階床のホールのうち前記かごの到着階よりも下層階のホールへ移動するために押下されるダウン釦との少なくとも一方を有するエレベータに設けられ、このエレベータの異常の有無を監視するエレベータ監視装置において、
    前記アップ釦の押下回数を前記各階床のホール毎に計測して記録するアップ釦押下回数計測部と、
    前記ダウン釦の押下回数を前記各階床のホール毎に計測して記録するダウン釦押下回数計測部と、
    前記アップ釦押下回数計測部によって計測された前記アップ釦の押下回数のうち、過去の所定の期間におけるアップ釦の押下回数と現在の所定の期間におけるアップ釦の押下回数とを前記各階床のホール毎に比較して前記アップ釦が故障したかどうかを判断するアップ釦故障判断部と、
    前記ダウン釦押下回数計測部によって計測された前記ダウン釦の押下回数のうち、過去の所定の期間におけるダウン釦の押下回数と現在の所定の期間におけるダウン釦の押下回数とを前記各階床のホール毎に比較して前記ダウン釦が故障したかどうかを判断するダウン釦故障判断部とを備えたことを特徴とするエレベータ監視装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ監視装置において、
    前記アップ釦故障判断部は、前記現在の所定の期間における前記アップ釦の押下回数の割合が前記過去の所定の期間における前記アップ釦の押下回数の割合よりも小さかったとき、前記ダウン釦押下回数計測部によって計測された前記ダウン釦の押下回数のうち、該当する階床のホールの前記過去の所定の期間におけるダウン釦の押下回数と前記現在の所定の期間におけるダウン釦の押下回数とを比較して前記アップ釦が故障したかどうかを判断することを特徴とするエレベータ監視装置。
  3. 請求項1に記載のエレベータ監視装置において、
    前記ダウン釦故障判断部は、前記現在の所定の期間における前記ダウン釦の押下回数の割合が前記過去の所定の期間における前記ダウン釦の押下回数の割合よりも小さかったとき、前記アップ釦押下回数計測部によって計測された前記アップ釦の押下回数のうち、該当する階床のホールの前記過去の所定の期間におけるアップ釦の押下回数と前記現在の所定の期間におけるアップ釦の押下回数とを比較して前記ダウン釦が故障したかどうかを判断することを特徴とするエレベータ監視装置。
  4. 請求項1に記載のエレベータ監視装置において、
    前記かご呼び釦の押下回数を前記行先階毎に計測して記録するかご呼び釦押下回数計測部を備え、
    前記アップ釦故障判断部は、前記現在の所定の期間における前記アップ釦の押下回数の割合が前記過去の所定の期間における前記アップ釦の押下回数の割合よりも小さかったとき、前記かご呼び釦押下回数計測部によって計測された前記かご呼び釦の押下回数のうち、該当する階床のホールを前記行先階とする前記過去の所定の期間におけるかご呼び釦の押下回数と前記現在の所定の期間におけるかご呼び釦の押下回数とを比較して前記アップ釦が故障したかどうかを判断することを特徴とするエレベータ監視装置。
  5. 請求項1に記載のエレベータ監視装置において、
    前記かご呼び釦の押下回数を前記行先階毎に計測して記録するかご呼び釦押下回数計測部を備え、
    前記ダウン釦故障判断部は、前記現在の所定の期間における前記ダウン釦の押下回数の割合が前記過去の所定の期間における前記ダウン釦の押下回数の割合よりも小さかったとき、前記かご呼び釦押下回数計測部によって計測された前記かご呼び釦の押下回数のうち、該当する階床のホールを前記行先階とする前記過去の所定の期間におけるかご呼び釦の押下回数と前記現在の所定の期間におけるかご呼び釦の押下回数とを比較して前記ダウン釦が故障したかどうかを判断することを特徴とするエレベータ監視装置。
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