JP6175845B2 - 樹脂多層基板構造体 - Google Patents
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Description
(構成)
図1〜図4を参照して、本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板構造体について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板構造体101の側面図を図1に示す。樹脂多層基板構造体101の平面図を図2に示し、下面図を図3に示す。樹脂多層基板構造体101の部分斜視図を図4に示す。
本実施の形態における樹脂多層基板構造体では、リジッド基板の下面のうち一部がフレキシブル基板に当接するのみであって、下面の少なくとも中央部はフレキシブル基板に覆われることなく露出しているので、全体を折り曲げたりひねったりしたときにはフレキシブル基板を通じた変形の荷重はリジッド基板の下面のうちフレキシブル基板が当接している一部の領域にのみ作用することとなる。したがって、リジッド基板に生じる応力を緩和することができる。さらに、リジッド基板の下面の一部だけでなく、下面とは異なる向きの面である側面の一部もフレキシブル基板に当接しているので、折り曲げたりひねったりしたときにも、2つのフレキシブル基板とリジッド基板との間の接続は安定して維持され、2つのフレキシブル基板は確実にリジッド基板を支持することができる。
なお、本発明に関して、リジッド基板25と第1フレキシブル基板21または第2フレキシブル基板22とが「面接触する」といった場合、基板の積層体に含まれる樹脂層同士が他のものを介在せずに当接する構成を含むだけでなく、一方または両方の基板の表面に形成された電極を介して当接する構成も含む。
(構成)
図11〜図15を参照して、本発明に基づく実施の形態2における樹脂多層基板構造体について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板構造体102の側面図を図11に示す。樹脂多層基板構造体102の平面図を図12に示し、下面図を図13に示す。樹脂多層基板構造体102の部分斜視図を図14に示す。図14に示した部分からリジッド基板25を取り去った状態を図15に示す。
本実施の形態における樹脂多層基板構造体では、リジッド基板の下面のうち一部がフレキシブル基板に当接するのみであって、下面の少なくとも中央部はフレキシブル基板に覆われることなく露出しているので、全体を折り曲げたりひねったりしたときにはフレキシブル基板を通じた変形の荷重はリジッド基板の下面のうちフレキシブル基板が当接している一部の領域にのみ作用することとなる。したがって、リジッド基板に生じる応力を緩和することができる。さらに、リジッド基板の下面の一部だけでなく、下面とは異なる向きの面である側面の一部もフレキシブル基板に当接しており、さらに当該側面とは異なる向きの側面もフレキシブル基板に当接している。すなわち、リジッド基板の端部は、フレキシブル基板の少なくとも3つの面によって当接されて支持されているので、折り曲げたりひねったりしたときにも、2つのフレキシブル基板とリジッド基板との間の接続は安定して維持され、2つのフレキシブル基板は確実にリジッド基板を支持することができる。
(構成)
図30〜図31を参照して、本発明に基づく実施の形態3における樹脂多層基板構造体について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板構造体111の断面図を図30に示す。図30では、フレキシブル基板の内部の樹脂層同士の境界線は図示省略している。一方、図30では、リジッド基板25の内部構造についてはこれまでより詳しく表示している。ただし、リジッド基板25の内部構造はあくまで一例である。樹脂多層基板構造体111の平面図を図31に示す。
本実施の形態における樹脂多層基板構造体では、リジッド基板の端部に対してフレキシブル基板が上面と下面とで挟み込むようにして接続することができるので、確実な接続が可能となると共に、折り曲げたりひねったりしたときに接続部に生じる応力を緩和することができる。
(構成)
図34を参照して、本発明に基づく実施の形態4における樹脂多層基板構造体について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板構造体113の断面図を図34に示す。樹脂多層基板構造体113において、リジッド基板25と、これに接続されている第1フレキシブル基板21および第2フレキシブル基板22との関係に着目すれば、基本的構成は実施の形態1または2で説明したものと共通するが、全体としては、以下の点で異なる。
本実施の形態における樹脂多層基板構造体においても、実施の形態1または2で説明した効果が得られる。さらに、本実施の形態では、樹脂多層基板構造体113にひねりや曲げが加わったときに、くびれた部分10が大きくひねられたり曲がったりすることにより、フレキシブル基板とリジッド基板との接合部分においては応力が緩和され、接合部分が保護される。
(構成)
図35を参照して、本発明に基づく実施の形態5における樹脂多層基板構造体について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板構造体121の断面図を図35に示す。
本実施の形態における樹脂多層基板構造体においても、これまでの実施の形態で説明してきた効果が得られる。さらに、本実施の形態における樹脂多層基板構造体では、リジッド基板と裏面リジッド基板とを少なくとも一部が重なるようにして備えており、これらはフレキシブル基板の両面を使ってそれぞれ支持されているので、限られた面積の領域内に多くのリジッド基板を効率良く保持することができる。
Claims (7)
- 上面、下面および側面を有するリジッド基板と、
前記リジッド基板に接続され、樹脂多層基板である第1フレキシブル基板と、
前記リジッド基板に接続され、樹脂多層基板である第2フレキシブル基板とを備え、
前記リジッド基板が前記第1フレキシブル基板および前記第2フレキシブル基板によって支持されている、樹脂多層基板構造体であって、
前記リジッド基板は、平面的に見て、第1の辺と、前記第1の辺とは異なる第2の辺とを有し、
前記第1フレキシブル基板は、前記第1の辺の近傍において前記リジッド基板の下面に面接触する第1下面当接面と、前記第1の辺において前記リジッド基板の側面に面接触する第1側面当接面とを有し、
前記第2フレキシブル基板は、前記第2の辺の近傍において前記リジッド基板の下面に面接触する第2下面当接面と、前記第2の辺において前記リジッド基板の側面に面接触する第2側面当接面とを有し、
前記リジッド基板の上面の少なくとも中央部および下面の少なくとも中央部は前記第1フレキシブル基板および前記第2フレキシブル基板のいずれにも覆われることなく露出しており、
前記リジッド基板は、平面的に見て、前記第1の辺の一方の端から連なり前記第1の辺に対して垂直に延在する第3の辺を有し、
前記第1フレキシブル基板は、前記第3の辺のうち前記第1の辺の近傍において前記リジッド基板の側面に面接触する第3側面当接面を有する、樹脂多層基板構造体。 - 前記リジッド基板は、平面的に見て、前記第1の辺の他方の端から連なり前記第1の辺に対して垂直に延在する第4の辺を有し、
前記第1フレキシブル基板は、前記第4の辺のうち前記第1の辺の近傍において前記リジッド基板の側面に面接触する第4側面当接面を有する、請求項1に記載の樹脂多層基板構造体。 - 前記第1フレキシブル基板は、前記第1の辺の近傍において前記リジッド基板の上面に面接触する第1上面当接面を有し、
前記リジッド基板は、記第1上面当接面と前記第1下面当接面とによって前記第1の辺の近傍部分を挟み込まれている、請求項1または2に記載の樹脂多層基板構造体。 - 前記第1フレキシブル基板と前記第2フレキシブル基板とが一体物として連続している、請求項1から3のいずれかに記載の樹脂多層基板構造体。
- 前記リジッド基板と少なくとも一部が重なる位置に裏面側リジッド基板を備え、
前記第1フレキシブル基板は、前記第1下面当接面および第1側面当接面を含む構造に比べて上下対称な裏面側リジッド基板支持構造を備えており、前記裏面側リジッド基板は前記裏面側リジッド基板支持構造を介して、少なくとも前記第1フレキシブル基板によって支持されている、請求項1から4のいずれかに記載の樹脂多層基板構造体。 - 前記第1フレキシブル基板と前記リジッド基板とが面接触している箇所のうち少なくともいずれかでは、前記第1フレキシブル基板と前記リジッド基板とが電気的に接続されている、請求項1から5のいずれかに記載の樹脂多層基板構造体。
- 前記第1フレキシブル基板は、前記リジッド基板から離隔した位置に厚み方向または幅方向にくびれた部分を有する、請求項1から6のいずれかに記載の樹脂多層基板構造体。
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